JPH05157970A - 赤外線探知装置 - Google Patents

赤外線探知装置

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JPH05157970A
JPH05157970A JP3348365A JP34836591A JPH05157970A JP H05157970 A JPH05157970 A JP H05157970A JP 3348365 A JP3348365 A JP 3348365A JP 34836591 A JP34836591 A JP 34836591A JP H05157970 A JPH05157970 A JP H05157970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infrared
elevation angle
reflecting mirror
zoom lens
elevation
Prior art date
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Pending
Application number
JP3348365A
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English (en)
Inventor
Jiro Suga
二朗 菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3348365A priority Critical patent/JPH05157970A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反射鏡の仰角に拘らず目標の探知距離を一定
とする。 【構成】 赤外線ズームレンズ3bや単一または複数の
曲面反射鏡1b,1cを使用し、反射鏡1a,1b,1
cの仰角に対応して視野角を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、目標から発せられた
赤外線を探知し、目標を検出する赤外線探知装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の赤外線探知装置を示すブロ
ック図であり、図において、1aは平面反射鏡などの反
射鏡、2はこの反射鏡1aを仰角方向に回転(傾け)さ
せる反射鏡仰角駆動部、3aは反射鏡1aにより反射し
た赤外線を集光する赤外線レンズ、4は赤外線レンズ3
aにより集光した赤外線を検出する赤外線検出部であ
る。
【0003】次に動作について説明する。遠方の目標か
ら発せられた赤外線は反射鏡1aで反射され、さらに、
赤外線レンズ3aで集光されて、赤外線検出部4で検出
される。仰角を走査する場合は、反射鏡仰角駆動部2に
より反射鏡1aを徐々に、例えばステップ的に一定の仰
角視野角毎に回転(傾け)し、所望の覆域を確保する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の赤外線探知装置
は以上のように構成されているので、仰角を変化させて
も視野角が一定であるため、高度による大気密度の相異
にもとづく赤外線の減衰率の変化により、目標を検出す
る探知距離が仰角毎に一定でないなどの問題点があっ
た。
【0005】この請求項1の発明は上記のような問題点
を解消するためになされたもので、仰角を変化させて
も、目標を検出する探知距離を一定にできる赤外線探知
装置を得ることを目的とする。
【0006】また、この請求項2の発明は簡単な構成
で、信頼性の高い赤外線検知を行うことができる赤外線
探知装置を得ることを目的とする。
【0007】さらに、この請求項3の発明は反射鏡仰角
駆動手段を省いて、構成の簡素化とコストの大幅な低減
を図ることができる赤外線探知装置を得ることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この請求項1の発明に係
る赤外線探知装置は、目標から発せられた赤外線を反射
する反射鏡と、該反射鏡により反射された赤外線を集光
する赤外線ズームレンズと、上記赤外線ズームレンズで
検出した赤外線を検出する赤外線検出部と、上記反射鏡
を仰角方向に傾けさせる反射鏡仰角駆動部とを設け、該
反射鏡仰角駆動部による上記反射鏡の仰角を反射鏡仰角
検出部により検出し、該反射鏡仰角検出部で検出した仰
角に従って、赤外線ズームレンズ駆動部により、上記赤
外線ズームレンズの視野角を設定させるようにしたもの
である。
【0009】また、この請求項2の発明に係る赤外線探
知装置は、目標から発せられた赤外線を反射し、かつ視
野角が仰角に対応して変化する凸面を持った曲面反射鏡
と、該曲面反射鏡を仰角方向に傾けさせる反射鏡仰角駆
動部と、上記曲面反射鏡からの赤外線を集光する赤外線
レンズとを設けて、赤外線検出部に、該赤外線レンズで
集光した赤外線を検出させるようにしたものである。
【0010】さらに、請求項3の発明に係る赤外線探知
装置は、目標から発せられた赤外線を反射し、かつ視野
角が仰角に対応して異なる凸面を持つ複数の曲面反射鏡
と、該曲面反射鏡のいずれかを切り替えて使用可能にす
る反射鏡切替部と、上記各曲面反射鏡からの赤外線を集
光する赤外線レンズとを設けて、赤外線検出部に、該赤
外線レンズで集光した赤外線を検出させるようにしたも
のである。
【0011】
【作用】この請求項1の発明における赤外線ズームレン
ズ駆動部は、反射鏡の仰角に対応した視野角となるよう
に、赤外線ズームレンズの視野角を変化させることで、
目標を検出する探知距離を一定にする。
【0012】また、この請求項2の発明における曲面反
射鏡は、視野角が仰角に対応して変化する凸面を持つこ
とで、目標を検出する探知距離を一定にする。
【0013】さらに、この請求項3の発明における複数
の曲面反射鏡は、それぞれ視野角が仰角に対応して曲面
が異なることで、目標を検出する探知距離を一定にす
る。
【0014】
【実施例】
実施例1.以下、この請求項1の発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において、1aは反射鏡、2はこ
の反射鏡1aを仰角方向に回転(傾け)させる反射鏡仰
角駆動部、3bは反射鏡1aにより反射した赤外線を集
光する赤外線ズームレンズ、4は赤外線ズームレンズ3
bにより集光した赤外線を検出する赤外線検出部であ
る。
【0015】また、5は反射鏡1aの仰角を検出する反
射鏡仰角検出部、6は反射鏡仰角検出部5からの反射鏡
仰角により、赤外線ズームレンズ3bの視野角を設定す
る赤外線ズームレンズ駆動部である。
【0016】次に動作について説明する。遠方の目標か
ら発せられた赤外線は反射鏡1aで反射され、赤外線ズ
ームレンズ3bで集光されて、赤外線検出部4で検出さ
れる。一般に、低高度すなわち低仰角では大気密度が大
きいため、大気による赤外線の減衰が大きく探知距離が
短くなり、一方、高高度すなわち高仰角では大気密度が
小さいため、大気による赤外線の減衰が小さく、探知距
離が長くなる。
【0017】そこで、この発明では、反射鏡1aの仰角
を反射鏡仰角検出部5により検出し、この検出された反
射鏡仰角信号を赤外線ズームレンズ駆動部6に入力し
て、赤外線ズームレンズ3bを駆動させ、視野角を変え
させる。また、仰角を走査する場合は、反射鏡仰角駆動
部2により、反射鏡1aを徐々に例えばステップ的に変
化する仰角視野角毎に回転(傾け)させて、所望の覆域
を確保する。
【0018】実施例2.図2はこの請求項2の発明の一
実施例を示し、図において、1bは例えば高仰角となる
につれて凸出度が大きくなる曲面反射鏡で、これが反射
鏡仰角駆動部によって傾動可能になっている。そして、
この実施例では、その曲面反射鏡1b自身の曲率が仰角
に対応して変化しているので、目標を検出する探知距離
を一定にすることができる。そしてかかる効果を簡単な
構成で実現でき、しかも探知精度が高いものが得られ
る。
【0019】図3はこの請求項3の発明の一実施例を示
し、図において1aは平板状の反射鏡、1b,1cは凸
出度が異なる曲面反射鏡で、これらが反射鏡切替部7に
よって選択的に使用可能となっている。そして、この実
施例によれば、仰角の変化に対応して各反射鏡1a,1
b,1cを切り替えて使用することで、目標を検出する
探知距離を一定にすることができる。また、かかる効果
を、簡単かつ安価な構成にて得ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この請求項1の発明によ
れば、目標から発せられた赤外線を反射する反射鏡と、
該反射鏡により反射された赤外線を集光する赤外線ズー
ムレンズと、上記赤外線ズームレンズで検出した赤外線
を検出する赤外線検出部と、上記反射鏡を仰角方向に傾
けさせる反射鏡仰角駆動部とを設け、該反射鏡仰角駆動
部による上記反射鏡の仰角を反射鏡仰角検出部により検
出し、該反射鏡仰角検出部で検出した仰角に従って、赤
外線ズームレンズ駆動部により、上記赤外線ズームレン
ズの視野角を設定するさせるように構成したので、高仰
角になるほど広視野とすることができるとともに、目標
を検出する赤外線の探知距離を一定にして、高度の相違
による大気密度の影響を回避でき、かつ覆域内の走査時
間が短縮できるものが得られる効果がある。
【0021】また、この請求項2の発明によれば、目標
から発せられた赤外線を反射し、かつ視野角が仰角に対
応して変化する凸面を持った曲面反射鏡と、該曲面反射
鏡を仰角方向に傾けさせる反射鏡仰角駆動部と、上記曲
面反射鏡からの赤外線を集光する赤外線レンズとを設け
て、赤外線検出部に、該赤外線レンズで集光した赤外線
を検出させるように構成したので、上記効果に加えて簡
単な構成で信頼性の高い赤外線検知による目標物の探知
を行えるものが得られる効果がある。
【0022】さらに、この請求項3の発明によれば、目
標から発せられた赤外線を反射し、かつ視野角が仰角に
対応して異なる凸面を持つ複数の曲面反射鏡と、該曲面
反射鏡のいずれかを切り替えて使用可能にする反射鏡切
替部と、上記各曲面反射鏡からの赤外線を集光する赤外
線レンズとを設けて、赤外線検出部に、該赤外線レンズ
で集光した赤外線を検出させるように構成したので、上
記効果に加えて、反射鏡仰角の駆動設備の省略による構
成の簡素化およびローコスト化を図れるものが得られる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この請求項1の発明の一実施例による赤外線探
知装置を示すブロック図である。
【図2】この請求項2の発明の一実施例を示す赤外線探
知装置を示すブロック図である。
【図3】この請求項3の発明の一実施例を示す赤外線探
知装置を示すブロック図である。
【図4】従来の赤外線探知装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1a 反射鏡 1b,1c 曲面反射鏡 2 反射鏡仰角駆動部 3a 赤外線レンズ 3b 赤外線ズームレンズ 4 赤外線検出部 5 反射鏡仰角検出部 6 赤外線ズームレンズ駆動部 7 反射鏡切替部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標から発せられた赤外線を反射する反
    射鏡と、該反射鏡により反射された赤外線を集光する赤
    外線ズームレンズと、上記赤外線ズームレンズで検出し
    た赤外線を検出する赤外線検出部と、上記反射鏡を仰角
    方向に傾けさせる反射鏡仰角駆動部と、該反射鏡仰角駆
    動部による上記反射鏡の仰角を検出する反射鏡仰角検出
    部と、該反射鏡仰角検出部で検出した仰角に従って上記
    赤外線ズームレンズの視野角を設定する赤外線ズームレ
    ンズ駆動部とを備えた赤外線探知装置。
  2. 【請求項2】 目標から発せられた赤外線を反射し、か
    つ視野角が仰角に対応して変化する凸面を持った曲面反
    射鏡と、該曲面反射鏡を仰角方向に傾けさせる反射鏡仰
    角駆動部と、上記曲面反射鏡からの赤外線を集光する赤
    外線レンズと、該赤外線レンズで集光した赤外線を検出
    する赤外線検出部とを備えた赤外線探知装置。
  3. 【請求項3】 目標から発せられた赤外線を反射し、か
    つ視野角が仰角に対応して異なる凸面を持つ複数の曲面
    反射鏡と、該曲面反射鏡のいずれかを切り替えて使用可
    能にする反射鏡切替部と、上記各曲面反射鏡からの赤外
    線を集光する赤外線レンズと、該赤外線レンズで集光し
    た赤外線を検出する赤外線検出部とを備えた赤外線探知
    装置。
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