JPH05157641A - 応力検出半導体装置 - Google Patents

応力検出半導体装置

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Publication number
JPH05157641A
JPH05157641A JP4012591A JP4012591A JPH05157641A JP H05157641 A JPH05157641 A JP H05157641A JP 4012591 A JP4012591 A JP 4012591A JP 4012591 A JP4012591 A JP 4012591A JP H05157641 A JPH05157641 A JP H05157641A
Authority
JP
Japan
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layer
stress
wiring
concentration
type
Prior art date
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Pending
Application number
JP4012591A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Kaidou
佳和 街道
Tatsu Araki
達 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Priority to JP4012591A priority Critical patent/JPH05157641A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 応力検出部のひずみゲージ抵抗のブリッジの
配線部の形成が、このためのみに要していた従来の不純
物拡散層の形成工程が削減され、装置が安価になる。 【構成】 検出出力を増幅するトランジスタ部をP形半
導体基板上に形成し、このP形基板の薄肉部上に、複数
のひずみゲージ抵抗と、これらの抵抗をブリッジに接続
する配線部を形成し、応力検出部を構成しており、この
配線部には、絶縁するためのN拡散による埋込み層
と、配線部をなす高濃度のP分離層とを用い、これら
埋込み層及びP分離層は、トランジスタのN埋込み
層及び高濃度のP分離層の形成工程とそれぞれ同工程
により形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体基板にひずみ
ゲージ抵抗を設け、圧力や加速度などを応力として検出
するようにした、応力検出半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の応力検出半導体装置を示
し、A図は表面の酸化膜を除いて示す平面図で、B図は
A図のB−B線における断面図である。図において、1
はシリコンからなるP形半導体基板で、外力による応力
を集中させる薄肉部2が形成されている。3は上層を電
気的に分離するN埋込み層、4はN形エピタキシャル
層、5はN形エピタキシャル層4を個々に分離するため
の高濃度のP分離層、6はトランジスタ部のP形拡散
のP形拡散層、6aはP形拡散層により形成された複数
のひずみ抵抗、7は高濃度のP形拡散を用いた不純物拡
散層からなり、各ひずみゲージ抵抗6aを接続する配線
部、8はトランジスタ部のN形成のN形拡散層、9は
絶縁膜をなすシリコン酸化膜(SiO)、10はシリ
コン酸化膜9を除いたコンタクト部、11はトランジス
タ構成部からの引出配線で、アルミ材などからなる。1
2はブリッジ構成部分の引出配線で、アルミ材などから
なる。
【0003】上記P形半導体基板1上のN埋込み層
3,N形エピタキシャル層4,高濃度のP分離層5,
P形拡散層6,N形拡散層8及び引出配線11によりト
ランジスタ部13を構成している。
【0004】上記P形半導体基板1の薄肉部2上のP形
拡散層によって形成されたひずみゲージ抵抗6aを、不
純物拡散層による配線部7でブリッジに接続し、引出配
線11が施され、応力検出部14が構成されている。上
記ブリッジ部等価回路を図2Cに示す。
【0005】次に、動作を説明する。上記半導体装置に
例えば圧力が加わると、薄肉部2に応力が集中し、ひず
みゲージ抵抗6aの抵抗値が応力により変化し、ブリッ
ジの差電圧として出力される。こうして、薄肉部2に加
わる圧力に応じた差電圧が応力検出部14から出力さ
れ、この出力がトランジスタ部13で増幅され、圧力と
して検出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の応
力検出半導体装置では、応力検出部14の配線部7とし
て不純物拡散層を形成するためのみの、高濃度のP形拡
散を用いた不純物拡散層を作る追加の製造工程を要し、
それだけ装置が高価になるという問題点があった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、応力検出部の配線部として、
高濃度のP形拡散を用いた不純物拡散層を形成する製造
工程を要せず、装置が安価になる応力検出半導体装置を
得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる応力検
出半導体装置は、応力検出部のひずみゲージのブリッジ
部の配線部として、トランジスタ部を形成する工程に用
いられる、N形エピタキシャル層を個々に分離するため
の高濃度のP分離層を用い、かつ、P形基板と配線部
とを絶縁するために、双方の間にN拡散による埋込み
層を、トランジスタ部のN拡散による埋込み層を形成
するのと同時に、形成したものである。
【0009】
【作用】この発明においては、応力検出部のブリッジ部
の配線部に用いる、高濃度のP拡散による不純物拡散
層と、絶縁のN埋込み量とが、トランジスタ部を形成
する工程に用いられる高濃度のP分離層と、N埋込
み層とによりそれぞれ同時に形成され、従来の配線部を
作るための不純物拡散層の形成の追加の製造工程が削減
される。
【0010】
【実施例】図1はこの発明による 応力検出半導体装置
の一実施例を示し、A図は表面の酸化膜を除いて示す平
面図で、B図はA図のB−B線における断面図である。
図において、1〜6,8〜13は図2と同様である。2
3は上層を絶縁するためのN埋込み層で、トランジス
タ部13のN埋込み層3と同時に形成される。25は
高濃度のP分離層5と同時に形成される同質分の配線
部である。上記P形半導体基板1の薄肉部2上に形成さ
れた、N埋込み層23,N形エピタキシャル層4,ひ
ずみゲージ抵抗6a,配線部25及び引出配線12によ
り応力検出部26が構成されている。
【0011】トランジスタ部13を形成する工程で用い
られるN埋込み層3及び高濃度のP分離層5の形成
とそれぞれ同時に、応力検出部26のN埋込み層23
及び配線部25をなす高濃度のP分離層が形成され、
ブリッジを構成している。こうして、従来のブリッジ結
線の配線部7のためのみの不純物拡散層の形成の工程が
削除される。ブリッジ部等価回路を図1Cに示す。
【0012】圧力、加速度など外力に対する、ひずみゲ
ージ抵抗6aによる応力検出動作は、上記従来装置と同
様である。
【0013】なお、上記実施例では、ひずみゲージ抵抗
6a4本によってブリッジに接続した場合を示したが、
これ以外の複数本のひずみゲージ抵抗を用いブリッジに
接続した場合にも適用できる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、応力
検出部は、上層との絶縁のN埋込み層及びひずみゲー
ジ抵抗を接続する配線部の形成に、トランジスタ部を形
成する工程に用いられるN埋込み層及び高濃度のP
分離層によってそれぞれ形成するようにしたので、従来
の配線部として不純物拡散層のみの形成工程が削除さ
れ、装置が安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による応力検出半導体装置の一実施例
を示し、A図は表面の酸化膜を除いて示す平面図で、B
図はA図のB−B線における断面図で、C図はA図のひ
ずみゲージ抵抗のブリッジ部等価回路である。
【図2】従来の応力検出半導体装置を示し、A図は表面
の酸化膜を除いて示す平面図で、B図はA図のB−B線
における断面図で、C図はA図のひずみゲージ抵抗のブ
リッジ部等価回路である。
【符号の説明】
1 P形半導体基板 2 薄肉部 3,23 N埋込み層 4 N形エピタキシャル層 5 高濃度のP分離層 6 P形拡散層 6a P形拡散層からなるひずみゲージ抵抗 8 N形拡散層 11,12 引出配線 13 トランジスタ部 23 N埋込み層 25 高濃度のP分離層からなる配線部 26 応力検出部
フロントページの続き (72)発明者 荒木 達 伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機株式会 社北伊丹製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 P形半導体基板上に、上層と電気的に分
    離するためのN埋込み層と、N形エピタキシャル層
    と、このエピタキシャル層を個々に分離するための高濃
    度のP分離層と、P形拡散層と、N形拡散層と、引出
    し配線とが形成されて構成され、検出出力を増幅するた
    めのトランジスタ部、上記P形半導体基板に形成された
    薄肉部の上部に、N埋込み層と、N形エピタキシャル
    層と、P形拡散層による複数のひずみゲージ抵抗と、高
    濃度のP分離層からなり各ひずみゲージ抵抗をブリッ
    ジに接続する配線部と、引出し配線とが形成されて構成
    され、応力に応じて出力する応力検出部を備え、検出部
    の各形成要素は、上記トランジスタ部の各形成要素と同
    材質分はそれぞれ同一製造工程により形成されるように
    したことを特徴とする応力検出半導体装置。
JP4012591A 1991-03-06 1991-03-06 応力検出半導体装置 Pending JPH05157641A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4012591A JPH05157641A (ja) 1991-03-06 1991-03-06 応力検出半導体装置

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JP4012591A JPH05157641A (ja) 1991-03-06 1991-03-06 応力検出半導体装置

Publications (1)

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JPH05157641A true JPH05157641A (ja) 1993-06-25

Family

ID=12572100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4012591A Pending JPH05157641A (ja) 1991-03-06 1991-03-06 応力検出半導体装置

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JP (1) JPH05157641A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6059887A (en) * 1997-04-03 2000-05-09 Purex Co., Ltd. Process for cleaning the interior of semiconductor substrate
CN106935526A (zh) * 2015-12-31 2017-07-07 中国科学院上海微系统与信息技术研究所 用于硅通孔互连的多晶硅应力传感器结构及其制备方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6059887A (en) * 1997-04-03 2000-05-09 Purex Co., Ltd. Process for cleaning the interior of semiconductor substrate
CN106935526A (zh) * 2015-12-31 2017-07-07 中国科学院上海微系统与信息技术研究所 用于硅通孔互连的多晶硅应力传感器结构及其制备方法

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