JPH0515726A - 溶剤濃縮回収装置 - Google Patents

溶剤濃縮回収装置

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JPH0515726A
JPH0515726A JP3198650A JP19865091A JPH0515726A JP H0515726 A JPH0515726 A JP H0515726A JP 3198650 A JP3198650 A JP 3198650A JP 19865091 A JP19865091 A JP 19865091A JP H0515726 A JPH0515726 A JP H0515726A
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JP
Japan
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solvent
gas
rotor
zone
cooling
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Pending
Application number
JP3198650A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaaki Yokota
久昭 横田
Koki Usui
光基 臼井
Osamu Yoshiguchi
理 吉口
Hiroyuki Takahara
宏之 高原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理ガスの溶剤濃度が低い場合でも、溶剤を
高効率で回収することができる溶剤濃縮回収装置を提供
する。 【構成】 活性炭ハニカム成形体からなるロータ1の回
転数を3乃至10rphにし、ロータ1から溶剤を脱着さ
せる再生ガスの加熱温度を100乃至160℃にし、ロ
ータにおける再生ゾーン及び冷却ゾーンの中心角度を3
0乃至60°にする。また、ロータ1に送る再生ガスの
風量を、Q/Vが0.1乃至0.25になるようにす
る。但し、Qは再生風量(Nm3/分)、Vは再生ゾーン
の体積(リットル)である。このような条件で溶剤含有
処理ガスを濃縮し、更にシートヒータ6bを備えた乾式
回収部により溶剤を回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低濃度溶剤含有ガスを活
性炭による吸脱着作用により高濃度溶剤含有ガスに濃縮
した後溶剤を回収する溶剤濃縮回収装置に関し、特に、
1.1.1トリクロルエタン等の低沸点溶剤の回収に有
効な溶剤濃縮回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造設備及び精密機器製造設備に
おいては、フロン又は塩素系等の有機溶剤が使用されて
いる場合が多く、室内から又は室外排気空気中から前記
有機溶剤を分離除去して公害防止を図ったり、回収した
溶剤を再利用する等のために、溶剤回収装置が使用され
ている。
【0003】これらの従来の溶剤回収装置においては、
活性炭等の溶剤吸着材を収納した複数の、例えば1対の
吸着塔を設け、溶剤含有空気を一方の吸着塔に導入して
その含有溶剤を吸着材に吸着除去させ、浄化空気として
排出させる。そして、他方の吸着塔からは、従前の吸着
工程で既に吸着している溶剤を脱着させる。この脱着時
のエネルギとして水蒸気を使用しているのが、従来一般
的な蒸気再生式の溶剤回収装置である。また、吸着材自
体をシートヒータにより加熱して溶剤を脱着するのが、
乾式溶剤回収装置である。
【0004】いずれの場合も、加熱作用を受けて溶剤を
脱着するため、この加熱工程において溶剤の分解が問題
となることが多い。
【0005】更に、公害防止の徹底と、溶剤のリサイク
ルによる使用を促進するため、溶剤が極めて低濃度で拡
散した空気中からこの溶剤を回収する必要性が高まって
いる。
【0006】しかし、回収装置に溶剤含有ガスをそのま
ま導入したのでは回収効率が低いため、その前段に溶剤
濃縮機を設ける必要がある。この濃縮機は、通常、ハニ
カム成形体からなる活性炭ロータを連続的に回転させ、
この回転移動の過程の一部で溶剤をロータに吸着処理
し、他部で少量の熱風により溶剤をロータから脱着処理
することにより、高濃度ガスとして後段の回収装置に処
理ガスを送給する。
【0007】このように、低濃度拡散された空気中から
有機溶剤を回収する場合等、より低濃度の溶剤含有ガス
を回収せんとする要求の高まりにより、溶剤濃縮機と回
収装置とを組み合わせたものが使用されるようになって
きた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た組み合わせの回収システムでは、溶剤は複数回の加熱
エネルギを受け、更に活性な水蒸気による分解作用も受
けることになる。溶剤の中には熱により分解し易いもの
があり、この種の溶剤は1回の回収処理を受けるだけで
もその熱分解が問題になるので、更にその前段でも濃縮
処理のために加熱作用を受けるのは、更に一層回収溶剤
液の品質の劣化をもたらしてしまうという問題点があ
る。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、溶剤含有処理ガスから溶剤を回収処理する
前に、前段の濃縮部において極めて高い濃縮率で溶剤を
濃縮することができ、これにより溶剤の回収効率を向上
させることができる溶剤濃縮回収装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る溶剤濃縮回
収装置は、活性炭のハニカム成形体からなるロータと、
このロータをその軸を中心として一方向に回転させ少な
くとも処理ゾーン、再生ゾーン及び冷却ゾーンを移動さ
せる回転手段と、外系から導入された溶剤含有処理ガス
を前記処理ゾーンのロータに通過させ溶剤を前記ロータ
に吸着させて清浄ガスを排出させる処理ガス供給手段
と、冷却ガスを前記冷却ゾーンのロータに導入して冷却
する冷却手段と、前記再生ゾーンのロータに高温に加熱
された再生ガスを供給する再生手段と、前記ロータを再
生した後の溶剤濃縮ガスが導入されこの溶剤濃縮ガスか
ら溶剤を回収する回収手段とを有し、この回収手段は電
気的ヒータにより加熱可能の活性炭吸着材を収納した複
数の吸着塔と、この吸着塔に前記溶剤濃縮ガスを選択的
に且つ交互に導入する溶剤濃縮ガス導入手段と、前記溶
剤濃縮ガスが導入されていない吸着塔内の前記吸着材を
前記電気的ヒータへの通電により加熱して吸着材から溶
剤を離脱させこの溶剤を含有する高濃度溶剤ガスを抽出
する抽出手段と、この高濃度溶剤ガスを冷却して溶剤を
液体として回収する回収部とを有する溶剤濃縮回収装置
において、前記再生ゾーン及び冷却ゾーンの中心角度を
いずれも30乃至60°にし、前記ロータの回転数を3
乃至10rphにし、前記再生ガスの加熱温度を100乃
至160℃にすると共に、前記再生ゾーンのロータ体積
をV、再生ガス流量をQとした場合に、Q/Vを0.1
乃至0.25にすることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明においては、外気から導入され低濃度で
溶剤を含有する処理ガスはその供給手段により前記ロー
タの処理ゾーンに供給され、この処理ゾーンでロータを
通過することにより、活性炭のハニカム成形体にガス中
の溶剤成分が吸着してガス中から除去される。これによ
り、清浄なガスが得られる。
【0012】一方、ロータが再生ゾーンに回転してくる
と、この再生ゾーンにてロータは再生ガスの通過を受け
る。この再生ガスは加熱手段により加熱されており、こ
の高温の再生ガスはロータに吸着されていた溶剤を脱着
(離脱)させる。従って、ロ−タを通過してきた再生後
ガス中には溶剤が高濃度で含有されており、この溶剤濃
縮ガスは溶剤濃縮ガス導入手段により回収手段の吸着塔
に導入される。
【0013】なお、ロータは再生ゾーンから冷却ゾーン
に移動し、この冷却ゾーンで冷却ガスの通流を受けて冷
却される。これにより、ロータはその溶剤脱着作用が十
分に停止した後、処理ゾーンにて低濃度溶剤含有ガスの
通過を受けることになり、高温のロータから脱着された
溶剤が清浄ガス中に混入してしまうことが防止される。
従って、本発明は低濃度溶剤含有ガスから極めて高効率
で溶剤を除去して高倍率に濃縮することができる。この
冷却ガスとしては、処理ゾーンにて溶剤の吸着により清
浄化された清浄ガス又は前記低濃度溶剤含有ガスの一部
を使用することができる。
【0014】溶剤濃縮ガスは、回収手段の複数の吸着塔
に交互に且つ選択的に供給される。この吸着塔には、活
性炭吸着材とこの吸着材を電気的に加熱するシートヒー
タ等の電気的ヒータが収納されている。そして、溶剤濃
縮ガス導入手段により一方の吸着塔に前記溶剤濃縮ガス
を導入し、前記吸着材にガス中の含有溶剤を吸着させ
る。他方の吸着塔においては、従前の工程で吸着材に溶
剤が高濃度で吸着しているので、その電気ヒータに通電
することにより、吸着材を加熱して溶剤を脱着させる。
そして、この吸着塔にキャリアガス等を通流させて吸着
材から脱着した溶剤をこのキャリアガスにキャリアさせ
て、回収部に供給する。回収部においては、この溶剤を
極めて高濃度で含有する高濃度溶剤ガスを冷却して溶剤
を液体として回収する。
【0015】而して、本発明においては、前記ロータの
再生ゾーン及び冷却ゾーンの面積比率を、いずれも中心
角で30乃至60°にする。吸着ゾーンは残りの部分で
ある。即ち、図2に示すように、ロータ1の再生ゾーン
を示す室Fの中心角度αと、冷却ゾーンを示す室Dの中
心角度βをいずれも30乃至60゜とし、吸着ゾーンを
示す室の中心角度γを残りの角度とする。これにより、
ロータが1回転する間に、ロータは、再生ゾーン、冷却
ゾーン及び吸着ゾーンを、夫々30乃至60:30乃至
60:240乃至300の比率の距離で通過する。
【0016】再生ゾーン及び冷却ゾーンが狭すぎると、
再生及び冷却を十分に行うためには、ロータの回転数を
下げる必要があるが、そうすると処理ゾーンの吸着能力
を低下させることになる。逆に、再生ゾーン及び冷却ゾ
ーンが広すぎると、ロータの回転速度を上げることがで
きるが、吸着処理ゾーンの面積が小さくなり、処理ガス
の通過風速(単位体積当たりの風量)が大きくなる。吸
着材は通過風速を大きくすると、吸着特性が劣化するの
で、回収効率(吸着効率)が低下する。なお、ロータ径
を大きくすれば、通過風速の増大を回避できるが、製造
コストが増大するという欠点がある。このため、製造コ
ストの上昇を回避しつつ、高効率で溶剤を吸着再生する
ために、再生ゾーン及び冷却ゾーンの範囲を上述の如く
限定する。
【0017】ロータの回転速度は3乃至10rphにす
る。図5はロータの回転数と回収効率との関係を示すグ
ラフ図である。この図に示すように、回転数が3乃至1
0rphであると、回収効率(ロータにおいて吸着した溶
剤をロータにおいて再生し回収した場合の効率で、外系
から導入された処理ガス中の溶剤が再生後の濃縮ガス中
に移行する割合)が95%以上になる。ロータ回転数が
遅い場合には、処理ゾーンにおけるロータの吸着能力が
低下する。一方、ロータ回転数が速い場合には、再生が
不十分となり、溶剤を残存させたまま、ロータが処理ゾ
ーンへ移動することになり、結果的に処理能力が低下す
る。また、冷却も不十分となり、ロータが高温のまま処
理ゾーンに移動するため、吸着特性が劣化する。このた
め、ロータの回転速度を3乃至10rphに限定する。
【0018】再生ガスの加熱温度は100乃至160℃
にする。再生ガス風量を一定にして再生ガス温度を上げ
ていった場合に、図6に示すように、再生ガス温度が1
00℃以上になるとロータからの溶剤の脱着量が急激に
増大する。このため、再生ガス温度は100℃以上にす
る。一方、回収後の溶剤を分析すると、再生温度が高過
ぎると、溶剤の安定剤の歩留まりが低下したり、溶剤の
分解を生じたりする。図7はこの安定剤歩留まりと再生
ガス温度との関係を示す。この図7に示すように、再生
ガス温度が160℃以下であると、安定剤の歩留まりが
95%以上と実用上問題がない範囲にある。これは、溶
剤が高温に晒されることにより、安定剤が分解するため
である。安定剤が減少することにより、溶剤自体の分解
も生じ、回収液の品質も劣化する。このため、再生ガス
温度は100乃至160℃にする。
【0019】更に、吸着材ロータの単位体積当たりの再
生ガス流量をQ/Vが0.1乃至0.25になるように
設定する。但し、再生ゾーンのロータ体積をVリット
ル、再生ガス風量をQNm3/分とする。再生ガス風量が
少なすぎると、溶剤の吸着が不十分となり、溶剤分が残
存したまま、処理ゾーンに入ることになり、処理能力が
低下する。一方、再生風量が多すぎると、溶剤の濃縮倍
率(再生後の溶剤濃縮ガス中の溶剤量と外系から導入さ
れた処理ガス中の溶剤量との比)が低下する。これは回
収装置に可及的に高濃縮された低風量且つ高濃度のガス
を導入するという本発明の目的に反する。このため、単
位体積当たりの再生ガス流量Q/Vを、0.1乃至0.
25にする。
【0020】例えば、吸着材ロータの直径Dを350m
m、幅Lを200mm、再生ゾーンの中心角度αを45°
にすると、再生ゾーンの体積Vが2.405リットルに
なる。このため、この場合の適正再生ガス流量Qは、
0.24乃至0.6m3/分になる。同様に、Dが100
0mm、Lが400mm、αが45°の場合には、Vが3
9.27リットルになり、適正ガス風量Qは3.9乃至
9.8m3/分になる。また、Dが1900mm、Lが40
0mm、αが45°の場合には、Vが141.7リットル
になり、適正ガス風量Qは14.1乃至35.4m3/分
になる。
【0021】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0022】図1は本発明の実施例に係る溶剤濃縮回収
装置の溶剤濃縮部を示すブロック図、図2はそのロータ
1の正面図である。また、本実施例の溶剤濃縮回収装置
の回収部は図3に示す。
【0023】先ず、溶剤濃縮部について説明する。ロー
タ1は、円柱状又は円板状をなし、中心軸の周りに回転
可能に設置されている。そして、ロータ1は適宜の駆動
源により図2に矢印にて示す方向に定速回転駆動され
る。
【0024】而して、ロータ1はフロンに対する吸着効
率が優れた活性炭でハニカム状に成形されており、ロー
タ1はこのハニカム成形体からその細孔の延長方向(即
ち、ガス通過方向)がロータ中心軸と平行になるように
切り出されている。
【0025】ロータ1には、その一端面(左端面)に、
冷却ガス排出室D用のシール部材2と、再生ガス排出室
F用のシール部材3とが相互に隣接して配設されてお
り、一方、ロータ1の他端面(右端面)には、再生ガス
(高温ガス)導入室E用のシール部材5がシール部材2
と整合する位置に配設されている。各シール部材2,
3,5は、ロータ1に対し、適宜の力で押付けられてお
り、回転するロータ1に摺動してロータ1との間で各室
を気密的に仕切るようになっている。これにより、シー
ル部材2,3に囲まれた内側室間が夫々冷却ガス排出室
D及び再生後ガス(高濃度フロン含有ガス)排出室Fに
なり、シール部材2,3の外側空間が低濃度フロン含有
処理ガス導入室Aとなる。一方、シール部材5に囲まれ
た内側空間は再生ガス導入室Eとなり、シール部材5の
外側空間はフロン吸着後の清浄ガスの排出室Bとなる。
この清浄ガス排出室Bのうち、冷却ガス排出室D(シー
ル部材2)と整合する領域は冷却ガスの導入領域Cとな
る。
【0026】図1に示すように、工場等から排出された
低濃度フロン含有処理ガスは配管7を介し、配管7に介
装されたブロア8に吸引されてその導入室Aに供給さ
れ、ロータ1内に導入される。清浄ガスは大気中に放散
される部分を除き、その一部が冷却ガス導入領域Cから
ロータ1内に供給される。
【0027】冷却ガス排出室D内のガスは配管9を介し
て配管7におけるブロア8の上流側に返戻される。ま
た、前記回収部により濃縮ガス中から溶剤を回収した後
のガスは配管12を介して同様に配管7におけるブロア
8の上流側に返戻される。
【0028】外気がヒータ10により加熱されて再生ガ
スとなった後、再生ガス導入室Eに供給される。この再
生ガスは再生ガス導入室Eからロータ1の再生ガス通過
ゾーン1cを通過する。そして、溶剤を高濃度で含有す
る再生後ガスは再生ガス排出室Fに排出された後、配管
11を介して、ブロア16により回収手段の吸着塔2
1,22に送り込まれる。この再生後ガスは、配管11
を介して、ブロア16に吸引される前に、別途手段によ
り冷却される。
【0029】図4は本発明の実施例に係る溶剤濃縮回収
装置の回収部にて使用する吸着体を示す斜視図である。
吸着体6の吸着材6aは直方体状のモノリス成形体から
なり、ハニカム状に成形されている。この吸着材6aは
複数個(第1図には2個の吸着材のみ示す)連結して構
成されており、各吸着材6a間及びその配列方向の両端
部の側面には、通電により抵抗発熱するシートヒータ6
bが接着されている。各シートヒータ6bには、シート
ヒータ6bに給電するためのリード線6cが接続されて
いる。なお、吸着材6aには熱電対(図示せず)が挿入
されており、この熱電対により吸着材6aの温度を測定
し、吸着材6aの温度が所定値になるようにシートヒー
タ6bへの印加電力を制御するようになっている。
【0030】なお、このシートヒータ6bとしては、例
えば厚さが1mm、幅が130mm、長さが400mmの薄板
状をなすものがあり、交流100Vで容量が430Wで
ある。また、このシートヒータ6bを8枚使用し、各シ
ートヒータ間に同一の大きさの吸着材6aを介装するこ
とにより、例えば幅が120mm、長さが240mm、高さ
が400mmの吸着体6が構成される。なお、シートヒー
タ6bの幅が130mmで、吸着体6の幅120mmよりも
長いのは、シートヒータの端部での発熱量が少ないため
に吸着材よりも突出している必要があるからである。
【0031】このように構成された吸着体6において
は、リード線6cを介してシートヒータ6bに通電する
と、シートヒータ6bが抵抗発熱して昇温し、この熱が
シートヒータ6bから吸着材6aに伝達される。これに
より、吸着材6aが昇温して吸着していたフロンを脱着
する。
【0032】本実施例の溶剤回収部においては、図3に
示す吸着塔21,22内に、図4に示す吸着体6が装入
されている。即ち、この溶剤回収部は第1吸着塔21と
第2の吸着塔22の2つの吸着塔を有し、バッチ式の吸
着工程及び脱着工程を交互に繰り返すことにより、双方
の吸着塔21,22により連続的なフロンガス回収処理
を可能にしたものである。各吸着塔21,22に収納さ
れた各吸着体はシートヒータ6bへの通電加熱により温
度制御されるようになっている。
【0033】濃縮部で濃縮された溶剤濃縮ガスはブロア
16により配管11及びその分岐配管11a,11bを
介して吸着塔21,22に分岐供給されるようになって
いる。配管11a,11bには夫々開閉弁V1,V3が介
装されていて、この開閉弁V1,V3は各吸着塔21,2
2への溶剤濃縮ガスの供給を制御する。
【0034】また、吸着塔21,22の吸着材6aによ
り溶剤が吸着除去された後、そのガス排出口から排出さ
れた浄化ガスは配管12a,12bを介して合流配管1
2に排出され、前述の如く、溶剤濃縮部の配管7に返戻
される。そして、各配管12a,12bには夫々開閉弁
2,V4が介装されていて、夫々吸着塔21,22から
の排出空気の供給を制御している。
【0035】冷却ガスはブロア24により配管36及び
その分岐配管36a,36bを介して各吸着塔21,2
2に導入され、吸着塔21,22内を冷却してきた冷却
ガスは冷却ガス用配管35a,35bに排出され、その
合流配管35を介して配管36に与えられる。配管36
にはブロア24の上流側に冷却器25が介装されてお
り、この冷却器25により配管36を通流する冷却ガス
が冷却されるようになっている。
【0036】また、配管12に排出された浄化ガスの一
部は、再生用キャリアガスとなって、配管12に連結さ
れた配管34a,34bを介して吸着塔21,22に供
給されるようになっている。配管34a,34bには夫
々流量調節弁V9,V10が介装されていて、吸着塔2
1,22へのキャリアガスの注入量を制御するようにな
っている。
【0037】吸着塔21,22を通過して溶剤を高濃度
でキャリアしている高濃度溶剤ガスは、配管32a,3
2bに排出され、その合流配管32を介してコンデンサ
27に供給される。配管32には真空ポンプ26が配設
されていて、吸着塔21,22内のガスを吸引して、コ
ンデンサ27に供給するようになっている。このコンデ
ンサ27内で、高濃度溶剤ガスはチル冷却水により冷却
され、含有溶剤が液体に凝縮される。配管32a,32
bには、開閉弁V5,V7が設けられている。
【0038】この液体溶剤は未凝縮溶剤含有ガスと共
に、分離器28に集められ、水と溶剤とに比重分離され
る。回収された液体溶剤はタンク29に集められる。分
離器28内の未凝縮溶剤含有ガスは配管33を介してブ
ロア16の上流側の配管11に返戻される。
【0039】次に、上述の如く構成された溶剤濃縮回収
装置の動作について説明する。先ず、溶剤濃縮部におい
て、ブロア8によりガス導入室Aに供給された低濃度フ
ロン含有処理ガスは、吸着ゾーン1aに回転してきてい
るロータ1の部分を通過し、この間にロータ1のハニカ
ム成形体にフロンが吸着し、フロンがガス中から除去さ
れる。得られた清浄ガスはその排出室Bに排出される。
排出室B内の清浄ガスはその一部が冷却ガスとして冷却
領域Cからロータ1の冷却ゾーン1bを通過し、この間
にロータ1を冷却した後、冷却ガス排出室Dに排出され
る。この冷却後のガスは配管9を介して配管7における
ブロア8の上流側に供給される。一方、後段の回収機本
体から排出された廃ガスも配管12を介して配管7に返
戻される。そして、外気がヒータ10により加熱され、
高温の再生ガスとなって再生ガス導入室Eに供給され
る。この再生ガスは再生ガス通過ゾーン1cにおいて、
ロータ1を通過し、ロータ1に吸着しているフロンを加
熱してロータ1から離脱させる。
【0040】このようにして、溶剤を高濃度に含有する
再生ガス(溶剤濃縮ガス)が再生ガス排出室Fに排出さ
れる。この溶剤濃縮ガスは冷却後、配管11を介してブ
ロア16により吸着塔21,22に送給する。これによ
り、極めて高濃度の溶剤濃縮ガスを吸着塔21,22に
送給して溶剤の回収に供することができる。
【0041】次に、溶剤回収部の動作について説明す
る。先ず、第1の吸着塔21に収納されている吸着体が
再生後のもので活性の状態になり、第2の吸着塔22に
収納されている吸着体が吸着後のもので溶剤を十分に吸
着している状態にあるとする。この場合、開閉弁V1
2を開、開閉弁V3,V4を閉、開閉弁V11,V13,V
12,V14を閉、開閉弁V5を閉、開閉弁V7を開にする。
開閉弁V8,V16は、吸着塔21,22内を大気開放す
るための弁であり、通常動作時は常に閉である。流量調
節弁V9,V10は、吸着塔21、22が各々減圧作用を
受けた時に必要所定空気量が流れる様に常に調整されて
いる。
【0042】このように、開閉弁V1,V2を開にするこ
とによって、溶剤濃縮部からの溶剤濃縮ガスは吸着塔2
1に導入され、その含有溶剤が吸着体の吸着材6aに吸
着除去される。浄化空気は濃縮部の入り口に返戻され、
外系から導入された低濃度溶剤含有処理ガスと共に、再
度濃縮工程に供される。
【0043】一方、吸着塔22内は、真空ポンプ26に
より配管32b,32を介して吸引され、更に吸着塔2
2内の吸着体6は別途設けた電源から給電されてそのシ
ートヒータ6bが抵抗発熱し、吸着材6aが所定温度ま
で加熱される。そして、この吸着塔22内の吸着体6は
吸着体中に設けられた熱電対により測温されて温度制御
される。これにより、吸着塔22内の吸着材6aは減圧
下で速やかに昇温してフロンを脱着し、このフロンは配
管34b、流量調整弁V10を介して吸着塔22内に導入
されたキャリアガスにキャリアされてコンデンサ27に
供給される。
【0044】このようにして脱着された高濃度溶剤ガス
はコンデンサ27で凝縮されて水分及びフロンが液化
し、フロン液は分離器28で水から分離された後、スト
レージタンク29に回収される。一方、コンデンサ27
で未凝縮となったガス成分は、分離器28から配管33
を介して配管11に返戻され、溶剤の吸着工程を実施し
ている吸着塔21に供給される。
【0045】次いで、一定時間経過後、開閉弁V1,V2
は開のままで第1の吸着塔21の吸着工程を継続しつ
つ、開閉弁V7を閉にして第2の吸着塔22の脱着工程
を停止する。そして、開閉弁V12,V14を開にして、フ
ロンを殆ど又は全く含有しない冷却空気をブロア24に
より吸着塔22内に送り込む。また、吸着体6のシート
ヒータ6bに対する通電を停止する。冷却空気は冷却器
25により冷却されており、シートヒータ6bによる加
熱が停止するので、再生工程で加熱されて高温になって
いた吸着塔22内の吸着材6aはこの低温の冷却ガスの
通流により冷却され、吸着効率が高い温度域まで降温す
る。
【0046】次いで、一定時間経過後、開閉弁V3,V4
を開、開閉弁V5を開、開閉弁V1,V2を閉、開閉弁V
12,V14を閉にする。なお、開閉弁V7 11,V13
閉のままである。
【0047】これにより、溶剤濃縮部から供給された溶
剤濃縮ガスは第2の吸着塔22の吸着体6を通過してそ
の含有溶剤が吸着除去される。一方、第1の吸着塔21
においては、その減圧下での吸着体6への通電加熱によ
り、この吸着体6に吸着されていた溶剤が脱着される。
そして、このフロン及び水分を含むガスはコンデンサ2
7及び水分離器28に送られて液体溶剤が回収される。
【0048】次いで、一定時間経過後、開閉弁V5を閉
にし、開閉弁V11,V13を開にして冷却空気を第1の吸
着塔21に供給する。これにより、第1の吸着塔21は
再生(脱着)工程から冷却工程に移る。
【0049】このようにして、吸着工程、脱着工程及び
冷却工程を1サイクルとして各開閉弁が切り換り、高濃
度溶剤ガスから液体溶剤が回収される。そして第1の吸
着塔21が吸着工程の場合は、第2の吸着塔22が脱着
工程及び冷却工程を実施しており、第2の吸着塔22が
吸着工程の場合は、第1の吸着塔21が脱着工程及び冷
却工程を実施している。その結果、溶剤を連続的に回収
することができる。
【0050】上述の如くして、低濃度の溶剤を含有する
処理ガスを溶剤濃縮部で高倍率で濃縮し、この溶剤濃縮
ガスから回収部で溶剤を液体として回収するから、処理
ガスの溶剤濃度が低くても、極めて高効率で溶剤を回収
することができる。
【0051】なお、フロンガスの回収が連続的でなくて
もよい場合は1つの吸着塔のみで一定時間毎に吸着、脱
着及び冷却の各工程を実施させてもよい。その場合には
配管33より排出されたリターン空気は吸着作用をもた
ないため、外部に排出したり、キャリヤ空気として用い
てもよい。また、吸着工程の時間と、脱着及び冷却工程
の総時間とが一致しない場合には、3塔以上の吸着塔を
使用することもある。2塔に限らず、3塔以上の多数塔
設けてもよい。
【0052】また、溶剤濃縮部においては、前述の如
く、ロータ1が図2中矢印で示す方向に定速回転する間
に、ロータ1は吸着ゾーン1aにおいて、低濃度溶剤含
有処理ガスの通過を受けて溶剤ンを吸着し、その後再生
ガス通過ゾーン1cにおいて高温の再生ガスの通過を受
けて溶剤を脱着し、次いで、冷却ゾーン1bにおいて冷
却ガスの通過を受けて冷却される。このような工程を繰
返すことにより、溶剤が極めて高い濃縮率で濃縮されて
高濃度溶剤含有ガスが得られる。
【0053】更に、溶剤濃縮率を高めるために、再生ゾ
ーン1cにおいて、ロータ1に吸着されていたフロンを
全量脱着させることとせず、若干残存させた状態で吸着
ゾーン1aに移るようにすることが好ましい。
【0054】これは活性炭のフロン離脱速度が、高温ガ
スにより加熱された後、一定時間経過すると著しく低下
するためであり、このため再生ガス通過ゾーン1cを長
くしてロータの加熱時間を長くしてもフロン離脱効果上
無意味であるからである。
【0055】更にまた、上記実施例においては、再生ガ
スの通過を受けた後、ロータ1は冷却ゾーン1bを通過
して冷却される。これは、再生ガスの通過を受けて加熱
されたままの状態で活性炭ロータが吸着ゾーン1aに入
ると、ロータに吸着されている溶剤と清浄ガス排出室B
における溶剤との間に溶剤の蒸気分圧差が存在するた
め、未だ高温の状態のロータから溶剤が離脱し、清浄ガ
ス排出室Bに溶剤が排出されてしまうからである。この
ため、冷却ゾーン1bを通過させた後吸着ゾーン1aに
入らせるようにして、再生ガス通過ゾーン1cにて加熱
されて高温になっているロータ1の部分を冷却してフロ
ンが離脱されにくい状態におく。これにより、清浄ガス
中には離脱溶剤が混入しないので、溶剤濃度が極めて低
い清浄ガスを得ることができ、換言すれば極めて高濃度
の濃縮溶剤ガスが得られる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハニカム活性炭からなるロータの回転により高倍率に濃
縮した処理ガスを複数基の吸着塔を備えた回収部に導入
し、吸着工程と、脱着及び冷却工程とを交互に繰り返す
ことにより、溶剤濃縮ガスから溶剤を液体として回収す
るから、低沸点のトリクロルエタン等の溶剤を含有する
ガスから、高効率で溶剤を回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る溶剤濃縮回収装置の濃縮
部を示すブロック図である。
【図2】同じくその濃縮部にて使用されるロータ1を示
す正面図である。
【図3】同じくその回収部を示すブロック図である。
【図4】同じくその回収部にて使用される吸着体を示す
斜視図である。
【図5】ロ−タの回転数と溶剤の回収効率との関係を示
すグラフ図である。
【図6】ロ−タの再生ガスの加熱温度と脱着量との関係
を示すグラフ図である。
【図7】ロ−タの再生ガスの加熱温度と安定剤歩留との
関係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1;ロータ 1a;吸着ゾーン 1b;冷却ゾーン 1c;再生ガス通過ゾーン 6;吸着体 6a;吸着材 6b;シートヒータ 21,22;吸着塔 28;分離器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高原 宏之 神奈川県藤沢市宮前字裏河内100−1 株 式会社神戸製鋼所藤沢事業所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性炭のハニカム成形体からなるロータ
    と、このロータをその軸を中心として一方向に回転させ
    少なくとも処理ゾーン、再生ゾーン及び冷却ゾーンを移
    動させる回転手段と、外系から導入された溶剤含有処理
    ガスを前記処理ゾーンのロータに通過させ溶剤を前記ロ
    ータに吸着させて清浄ガスを排出させる処理ガス供給手
    段と、冷却ガスを前記冷却ゾーンのロータに導入して冷
    却する冷却手段と、前記再生ゾーンのロータに高温に加
    熱された再生ガスを供給する再生手段と、前記ロータを
    再生した後の溶剤濃縮ガスが導入されこの溶剤濃縮ガス
    から溶剤を回収する回収手段とを有し、この回収手段は
    電気的ヒータにより加熱可能の活性炭吸着材を収納した
    複数の吸着塔と、この吸着塔に前記溶剤濃縮ガスを選択
    的に且つ交互に導入する溶剤濃縮ガス導入手段と、前記
    溶剤濃縮ガスが導入されていない吸着塔内の前記吸着材
    を前記電気的ヒータへの通電により加熱して吸着材から
    溶剤を離脱させこの溶剤を含有する高濃度溶剤ガスを抽
    出する抽出手段と、この高濃度溶剤ガスを冷却して溶剤
    を液体として回収する回収部とを有する溶剤濃縮回収装
    置において、前記再生ゾーン及び冷却ゾーンの中心角度
    をいずれも30乃至60°にし、前記ロータの回転数を
    3乃至10rphにし、前記再生ガスの加熱温度を100
    乃至160℃にすると共に、前記再生ゾーンのロータ体
    積をV、再生ガス流量をQとした場合に、Q/Vを0.
    1乃至0.25にすることを特徴とする溶剤濃縮回収装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ロータには、再生ゾーンと冷却ゾー
    ンとの間に更にパージゾーンが設けられており、このパ
    ージゾーンには加熱された外気が導入されることを特徴
    とする請求項1に記載の溶剤濃縮回収装置。
JP3198650A 1991-07-12 1991-07-12 溶剤濃縮回収装置 Pending JPH0515726A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001038144A (ja) * 1999-08-04 2001-02-13 Taikisha Ltd ガス処理装置
EP1897604A1 (en) * 2005-06-27 2008-03-12 Tsuru, Yoshiko Method of purifying large quantity of exhaust gas containing dilute volatile hydrocarbon

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001038144A (ja) * 1999-08-04 2001-02-13 Taikisha Ltd ガス処理装置
EP1897604A1 (en) * 2005-06-27 2008-03-12 Tsuru, Yoshiko Method of purifying large quantity of exhaust gas containing dilute volatile hydrocarbon
EP1897604A4 (en) * 2005-06-27 2011-08-10 Tsuru Yoshiko METHOD OF PURIFYING A LARGE QUANTITY OF EXHAUST GAS CONTAINING DILUTED VOLATILE HYDROCARBON

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