JPH0515676Y2 - - Google Patents

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JPH0515676Y2
JPH0515676Y2 JP1987175198U JP17519887U JPH0515676Y2 JP H0515676 Y2 JPH0515676 Y2 JP H0515676Y2 JP 1987175198 U JP1987175198 U JP 1987175198U JP 17519887 U JP17519887 U JP 17519887U JP H0515676 Y2 JPH0515676 Y2 JP H0515676Y2
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【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 [産業上の利用分野] この考案は、流体管の分岐口における防錆筒の
装着装置に関し、更に詳しくは、不断水下におい
て流体管の側部に穿孔された分岐口に対して防錆
筒を取り付けるための装着装置である。ここに、
「不断水」とは水のみに限定されるものではなく、
気体及び液体の流体の流れを予め設置された栓
(元栓)で止めることなく流通状態で工事を実施
することの総称をいう。
[従来の技術] 本出願人は先に、特公昭57−12916号公報にみ
られるこの種技術の改良案として、特公平3−
33953号公報(以下「先行技術」という)を提案
した。
すなわち、この先行技術においては、防錆筒と
して、中空円筒部の外径が流体管の分岐口の内径
より若干小径に形成され、前記中空円筒部の上端
には、外方に張り出しその外径が分岐口の内径よ
り大径のフランジを有し、前記中空円筒部の下端
は、流体管の分岐口の形状に沿つて形成されると
ともに、流体管の管軸方向に配される両位置に舌
片が突設されてなる、ものを提案した。
また、その装着作業装置として、下部は開放
され、上部には上蓋により水密に閉塞された外筒
と、前記外筒内に配されるとともに該外筒の上
蓋に回転自由に固定され、外周にねじを有する中
空の送り軸と、前記送り軸のねじに螺合して外
嵌されるとともに、外筒の長手方向の案内部に係
合して回転が規制されその長手方向に摺動が可能
な中空の摺動軸と、前記摺動軸の下端に形成さ
れた防錆筒保持部材と、前記送り軸及び摺動軸
の中空部に挿通され、下端を前記防錆筒保持部材
の下面に突出して配された操作棒と、前記操作
棒の下端に固設されたカムと、該操作棒並びに該
カムの回転あるいは上下動により前記防錆筒保持
部材の下面に沿つて摺動する摺動片とからなるカ
ム装置とからなる、ものを提案した。
しかしながら、上記先行技術によつては、防錆
筒が舌片を有する等の特別な形状に加工される必
要があること、また、装着作業装置はかしめ変形
を一方向のみに与えるものであるうえ、強力なか
しめ力が得られないという問題点がある。
また、特開昭51−28212号公報に開示された技
術においては、不錆リングいわゆる防錆筒をかし
め変形させる部位すなわち拡径体が全体的に変位
するものであるので、不錆リングから大きな抵抗
力を受け、これに抗するため大きな加圧力を要
し、それだけ設備が大型化する。かつまた、防錆
筒の外径が穿孔穴の穴壁に拘束されている場合に
は変形が事実上不可能になる事態に立ち至る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記実情に鑑み、通常の円筒形状の防
錆筒に適用されるものであつて、簡単な機構によ
り格別の加圧力を要さず、所定の内周方向にわた
つて局部的に、かつ強力なかしめ変形力を与える
ことのできる防錆筒装着装置を与えることを目的
とする。
ロ 考案の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は上記目的を達成するため、次の構成を
採る。すなわち、中空の筒体よりなる取付け筒
と、前記取付け筒に軸方向移動可能に外嵌される
中空の筒体よりなる押込み筒と、前記取付け筒と
押込み筒との中空部に水密を保つて挿通され、上
部において前記押込み筒に押圧可能に係合され、
下端部において円筒状の防錆筒が外嵌保持される
防錆筒装着部を有する中空の操作軸筒と、前記操
作軸筒の中空部内に挿通され、その上端部及び下
端部を該操作軸筒よりも突出して配される操作軸
と、前記操作軸を前記押込み筒に反力を取つてそ
の軸方向に扛上・扛下させる扛上機構と、前記操
作軸の下端に固設され、前記操作軸筒の下端面に
対面する上面に傾斜面が形成されてなる挟圧体
と、前記操作軸筒の下端面と前記挟圧体の傾斜面
との間に配されるとともに操作軸の回りに縮径方
向に付勢状態で介装され、該挟圧体の扛上移動に
より外方へ転動する硬質体よりなる転圧部材と、
からなることを特徴とする。
〔作用〕
この防錆筒装着装置は次のようにして使用され
る。
まず、扛上機構を装着準備位置にして、操作軸
の先端に取り付けられた挟圧体を下降させるとと
もに転圧部材を内方に引き込め、この状態で防錆
筒を操作軸筒の防錆筒装着部に装着し、しかる
後、扛上機構を保持位置として挟圧体を引き上
げ、これにより転圧部材を少しく外方へ移動させ
て防錆筒を支持する。
この状態で本装着装置を分岐口位置に設置し、
押込み筒により該押込み筒に連動する操作軸筒及
び操作軸を分岐口に向けて押し込んでゆき、防錆
筒を分岐口に着座させる。
次いで、扛上機構により操作軸とともに挟圧体
を引き上げ、該挟圧体の傾斜面で転圧部材を外方
へ押し出し、これにより防錆筒をかしめ変形させ
分岐口に係合させる。
しかる後、扛上機構により操作軸を当初位置に
戻し、防錆筒を残置したまま押込み筒の引上げと
ともに操作軸筒及び操作軸を引き上げる。
[実施例] 本考案の流体管の分岐口への防錆筒装着装置の
実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第10図はその一実施例を示し、第1
図はその全体構造を示し、第2図以下は部分構造
並びにその操作要領を示す。
図において、Pは流体管であつて、該流体管P
の側部に分岐口Qが穿設される。また、Rは分岐
部に装着したサドルで、分岐口Qに連通する分岐
筒部Sを有する。分岐筒部Sには内部に回転弁V
を有する分水栓Tが螺合されている。
しかして、この分水栓Tに本実施例の防錆筒装
着装置(以下「装着装置」という)Hが装着され
る。
この装着装置Hは、取付け筒1、押込み筒2、
操作軸筒3、操作軸4、操作杆5、挟圧体6、転
圧部材7を含み、これらの主要部材に付置される
ハンドル8、袋ナツト9も含む。
そして、防錆筒10はこの装着装置Hによつて
流体管Pの分岐口Q回りに装着される。
該防錆筒10は防錆素材、例えば、銅、アルミ
ニウム、あるいはステンレス鋼等の薄肉の金属体
よりなり、円筒部11と鍔部12とからなる。円
筒部11の外径は分岐口Qの内径よりも若干小さ
くされ、分岐口Qへの装入を容易にする。また、
鍔部12の外縁の径を分岐口Qの内径よりも大と
することにより、防錆筒10は分岐口Qの上面に
着座係合することになる。
以下、この装着装置Hの各部の詳細構造を説明
する。
取付け筒1は、その下部筒体1Aの内側に内ね
じ20が刻設され、また、その上部筒体1Bの外
側に外ねじ21が螺設され、内ねじ20をもつて
分水栓Tに螺合設置される。22はこの取付け筒
1と分水栓Tとに介装されるガスケツト、23,
24はそれぞれOリングである。
押込み筒2は取付け筒1の上半部に外嵌され、
内面に形成された内ねじ25をもつて、取付け筒
1の外ねじ21に螺合する。該押込み筒2はその
外側に取り付けられたハンドル8をもつて回動さ
れる。該ハンドル8は収容時には折りたたまれて
いる。
操作軸筒3は直管状をなし、取付け筒1及び押
込み筒2内に同心を保つて水密に挿通されるが、
取付け筒1とは摺動自在とされ、押込み筒2とは
回転のみを自在として一体的に取り付けられる。
すなわち、操作軸筒3の上端には袋ナツト9が
止めねじ27によつて固設され、該袋ナツト9の
下面を押込み筒2の上面に着座させ、また、操作
軸筒3の上部において、押込み筒2と割りリング
28によつて回転を許容しつつ軸方向の移動が拘
束されている。これにより、押込み筒2が上下回
転動をなすとき、操作軸筒3はこれとともに回転
を切つて上下動をなす。
なお、該操作軸筒3の下端には後記する防錆筒
装着部が形成される。
操作軸4は操作軸筒3内に軸方向に摺動自在に
挿通され、操作杆5はこの操作軸4の上端に取り
付けられていわゆる扛上機構Aを構成し、また、
挟圧体6はこの操作軸4の下端に固設されて転圧
部材7とともにいわゆる拡開機構Bを構成する。
扛上機構Aについてみると、操作軸4の上端部
30は袋ナツト9の貫通孔31よりも上方に突出
し、軸孔32が開設されている。
また、操作杆5は棒状の把手部5Aとその端部
の二又状の基部5Bとからなり、該基部5Bは外
側に円弧状のカム面33が形成されている。そし
て、この基部5Bには軸孔34が開設されて、こ
れらの軸孔32,34にピン35が回転自在に挿
通される。なお、操作杆5の基部5Bは常時袋ナ
ツト9の上面に当接している。
第4図を参照してカム面33の構成を詳述する
と、イ(0°)位置よりロ(90°)位置に移るカム
面33aは軸孔34の中心からの距離がS1だけ
大きくなるようにされている。また、ロ位置より
ハ(180°)位置に移るカム面33bはS2だけ大き
くなるようにされている。そして、S2はS1の2
〜4倍の大きさとされる。
次に拡開機構Bについてみると(第5図参照)、
まず、操作軸筒3の下端には防錆筒10が装着さ
れる防錆筒装着部40が形成される。該装着部4
0の側部40aは防錆筒10の円筒部11の内径
よりわずかに小径とされ、また、上部の段部40
bには防錆筒10の鍔12が衝接する。該側部4
0aの長さは防錆筒10が分岐口Qに挿入された
とき、分岐口Qの最上位から最下位を確保する長
さを目安として採られる。また、本実施例では装
着部40の下端に続き傾斜面41が形成されてい
るが、平担面にされてもよい。
操作軸4の下方部は一旦縮径され、操作軸筒3
の縮径孔42内に水密をもつて挿通され、更にそ
の先端部は操作軸筒3から突出するとともに、ね
じ部43に形成される。このねじ部43に挟圧体
6がその螺孔44をもつて螺合される。
挟圧体6は上面に周縁に向つて下降する傾斜面
45を有し、算盤玉形状をなす。該挟圧体6にお
いて、その外径は防錆筒10の挿通を確保する径
とされ、また、その下面の傾斜面は適宜省略され
うる。
更に、該挟圧体6において、上面の傾斜面45
は、操作軸筒3の下面に傾斜面41が形成されて
いるならば省略されてもよい。要は、操作軸筒3
の下端面と挟圧体6との対向する面のいずれかに
傾斜面があればよい。
転圧部材7は複数にしてかつ短尺の硬質の円筒
状部材よりなり、これらの複数の転圧部材7の中
空部内にリング状のばね体47が挿通され、全体
として環状をなし、操作軸4に嵌装されるととも
に挟圧体6によつて支持される。
該転圧部材7の硬度は極めて大きく、大きな力
によつても圧壊しない素材が選ばれる。また、そ
の外面は第8図に示す直円筒状の他に、防錆筒1
0の円筒部11の曲率に合ういわゆる太鼓状に形
成されてもよい。ばね体47は、第9図に示すよ
うに常時は二重に巻かれ、伸びた状態においても
切れ目を形成しないようにされる。
従つて、転圧部材7は常時は縮径されて操作軸
4回りに弾圧的に保持されている。
第5図a,b,cを参照にして、拡開機構Bの
作動を説明する。該拡開機構Bは第4図で説明し
た操作杆5の各位置に対応して作動するものであ
る。
すなわち、第5図aの状態は操作杆5がイ位置
にあり、従つて操作軸4が最下方位置にあり、挟
持体6と操作軸筒3との間隙が大きく、転圧部材
7は操作軸4の中心方向に引き込まれている。こ
の状態では防錆筒10が自由に装着部40へ出入
できる。
第5図bの状態は操作杆5のロ位置に対応し、
従つて挟圧体6は最下位位置よりも距離S1だけ
上方へ引き上げられる。これにより転圧部材7は
上下の傾斜面41,45に挟み付けられ、わずか
に外方へ押し出され、防錆筒10の円筒部11の
内面に当接し、これによつて防錆筒10の抜出し
を阻止する。
第5図cの状態は操作杆5のハ位置に対応し、
従つて挟圧体6は第5図bの位置よりも更に距離
S2分だけ引き上げられる。この距離S2は上述し
たようにS1に比べ大きな距離であるので、転圧
部材7は上下の傾斜面41,45に挟圧され、い
わゆるくさび作用により大きな力でもつて大きく
外方に押し出される。
次に、本装着装置Hによる防錆筒の取付け手順
を説明する。
以下、施工手順に基づいて述べる。
(1) 流体管Pの分岐管の配設位置にサドルRを水
密に取り付け、このサドルRの分岐筒部Sに分
水栓Tを取り付ける。次いで、この分水栓Tに
図示しない穿孔機を取り付け、分水栓Tの弁体
Vを開弁したまゝ不断水にて分岐口Qを穿孔す
る。
(2) 分水栓Tの弁体Vを閉じて穿孔機を取り外
し、次いで防錆装着部40に防錆筒10を装着
した本装置Hをその取付け筒1を介して分水栓
Tに水密に取り付ける。
防錆筒10の本装置Hへの装着は、まず、操
作杆5を0°位置にし、転圧部材7を十分に内方
に引き込んでおき、防錆筒10を装着部40に
嵌装させる(第5図a参照)。しかる後、操作
杆5を90°位置にし、挟圧体6を少しく引き上
げ、該挟圧体6の傾斜面45で転圧部材7を押
し付けて外方へ押し出し、防錆筒10の内壁に
当接させてその抜出しを阻止する(第5図b参
照)。
従つて、本装置Hはこの状態で分水栓Tに取
り付けられることになるので、操作杆5は90°
位置すなわち直立した状態となる。また、この
とき、押込み筒2は取付け筒1の上方に引き上
げられている。
(3) 分水栓Tの弁体Vを開弁し、押込み筒2をハ
ンドル8を介して回動させ下方へ押し込んでゆ
く。操作軸筒3は押込み筒2に連動し、操作軸
4は操作軸筒3に連動しているので、これらは
一体的に下方へ押し込まれてゆく(第1図参
照)。
このとき、押込み筒2は取付け筒1に対して
螺合関係にあるので、流体管P内の大きさな流
体圧力に抗して円滑に押込み操作を実施するこ
とができる。
(4) このようにして、操作軸筒3及び操作軸4は
押込み筒2と一体的に、かつ、拡開機構Bにお
いて所定の関係位置を保つたまゝ、分水栓Tを
貫通して流体管Pの方向へ押し込まれてゆく。
そして、この移動は防錆筒10の鍔12が分岐
口Qの外縁に係合する位置で停止することにな
る。
(5) この状態で、操作杆5を90°の保持状態から
180°位置まで倒す。これにより、挟圧体6は上
方へ引き上げられ、転圧部材7は更に外方へ押
し出され、防錆筒10の円筒部11の下辺部を
外方へ膨出状にかしめ変形させ、分岐口Qの下
縁に係合させる(第2図参照)。
(6) しかる後、操作杆5を0°位置に戻すことによ
り挟圧体6は下方へ下がり、また転圧部材7は
内方へ引き込まれる。次いで、ハンドル8を介
して押込み筒2を逆回転させ、防錆筒を分岐口
Qに残置したまま、該押込み筒2並びにこれと
連動する操作軸筒3及び操作軸4を上方へ引き
上げる。
(7) 挟圧体6が分水栓Tより上方に引き上げられ
れば、分水栓Tの弁体Vを閉じ、本装着装置H
を分水栓Tより取り外す。
以上により本装置装置Hによる防錆筒の装着操
作は終了する。
なお、上述の工事手順に引き続いて、分水栓T
に分岐管(図示せず)を接続し、次いで分水栓T
を開いて流体管Pの流水を分岐管に導通させるこ
とは公知の技術手段である。
本実施例の装着装置Hによれば、挟圧体6の上
下動により、転圧部材を介して防錆筒10を装脱
自在に保持し、かつ、防錆筒10をかしめ変形さ
せ、多機能を発揮させることができる。また、転
圧部材7は挟圧体6の傾斜面46によるくさび作
用により強力に外方へ押し出され、円周方向にわ
たつて局部的に所定の箇所のみを容易に防錆筒1
0をかしめ変形させることができる。更には、押
込み筒2は取付け筒1に螺合されているので、大
きな水圧に対抗し、円滑に押込み操作をなし得る
こと、扛上機構Aはてこ操作によるので、簡単な
機構により大きな力を得ることができる、等の
種々の特長を有する。
本考案の防錆筒装着装置は上記実施例に限定さ
れるものではなく、本考案の基本的技術思想の範
囲内で種々設計変更が可能である。すなわち、以
下の態様は本考案の技術的範囲内に包含されるも
のである。
本実施例では押込み筒2の押込み作用を取付
け筒1との螺合関係によりなしたが、その他の
態様、例えば油圧シリンダによる引込み操作に
よることもできる。
扛上機構Aに、油圧シリンダ、あるいはジヤ
ツキを適用すること。この場合においても、反
力を押込み筒2もしくはその上部の袋ナツト1
0に取ることに変わりはない。
ハ 考案の効果 本考案の防錆筒装着装置は上記構成よりなり作
用を奏するものであるので、挟圧体の上下動によ
り、転圧部材を介して防錆筒を装脱自在に保持
し、かつ、防錆筒をかしめ変形させ、多機能を発
揮させることができる。また、転圧部材は挟圧体
の傾斜面によるくさび作用により強力に外方へ押
し出され、従つて、円周方向にわたつて局部的に
所定の箇所のみを小さな加圧力で容易に防錆筒を
かしめ変形させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の流体管の分岐口への防錆筒装着
装置の実施例を示し、第1図はその一実施例の全
体構成を示す断面図、第2図はその要部の部分断
面図、第3図は第2図のX線矢視図、第4図及び
第5図は作動要領図、第6図は第5図aのY−Y
線断面図、第7図は第5図cのZ−Z線断面図、
第8図〜第10図は本実施例装置に使用される各
部材の斜視図である。 H……防錆筒装着装置、1……取付け筒、2…
…押込み筒、3……操作軸筒、4……操作軸、5
……操作杆、6……挟圧体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 中空の筒体よりなる取付け筒1と、 前記取付け筒1に軸方向移動可能に外嵌され
    る中空の筒体よりなる押込み筒2と、 前記取付け筒1と押込み筒2との中空部に水
    密を保つて挿通され、上部において前記押込み
    筒2に押圧可能に係合され、下端部において円
    筒状の防錆筒10が外嵌保持される防錆筒装着
    部40を有する中空の操作軸筒3と、 前記操作軸筒3の中空部内に挿通され、その
    上端部及び下端部を該操作軸筒3よりも突出し
    て配される操作軸4と、 前記操作軸4を前記押込み筒2に反力を取つ
    てその軸方向に扛上・扛下させる扛上機構と、 前記操作軸4の下端に固設され、前記操作軸
    筒3の下端面に対面する上面に傾斜面が形成さ
    れてなる挟圧体6と、 前記操作軸筒3の下端面と前記挟圧体6の傾
    斜面との間に配されるとともに操作軸4の回り
    に縮径方向に付勢状態で介装され、該挟圧体6
    の扛上移動により外方へ転動する硬質体よりな
    る転圧部材7と、 からなることを特徴とする流体管の分岐口への
    防錆筒装着装置。 2 扛上機構は押込み筒2の上面に当接するカム
    面30を有し、かつそのカム面の回転中心位置
    が漸次変化する操作杆5である実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の流体管の分岐口への防
    錆筒装着装置。 3 扛上機構は油圧シリンダである実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の流体管の分岐口への
    防錆筒装着装置。
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JPS5128212A (en) * 1974-08-31 1976-03-10 Kurimoto Trading Suidoyotetsukan no senkohekinosabidomehoho oyobi dosochi

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