JPH0515600A - 脳波誘導装置 - Google Patents

脳波誘導装置

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JPH0515600A
JPH0515600A JP3263375A JP26337591A JPH0515600A JP H0515600 A JPH0515600 A JP H0515600A JP 3263375 A JP3263375 A JP 3263375A JP 26337591 A JP26337591 A JP 26337591A JP H0515600 A JPH0515600 A JP H0515600A
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  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の脳波誘導装置に比べて装置の構成を簡
単にし、又光と音の発生パターンの種類を簡単に多様化
可能とすることにより、使用者に多様な感覚を付与可能
にすることを目的とする。 【構成】 カセットテープの4つのトラックに光と音を
発生させるための音声波形を強弱をつけて記録し、又少
なくとも5種類以上の発生パターンのプログラムを記録
し、4トラックカセットデッキ1により4つのトラック
の音声波形を同時に再生し、この音声波形に従って本体
駆動部2がゴーグル3の左右に夫々設けられている1つ
の赤色LEDと4つの緑色LEDの点滅制御を行い、ヘ
ッドフォン4より音を再生出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光と音の感覚刺激によ
る脳波誘導装置(ブレインシンクロナイザー)に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、ライトアンドサ
ウンドマシンとも呼ばれ、1980年ころから米国にて
販売されている。人間の2大知覚である視覚と聴覚に、
ある一定の刺激を与え続けると、脳波はその刺激の周波
に同調するという性質がある。この原理を応用したのが
光と音の感覚刺激による脳波誘導装置「ブレインシンク
ロナイザー」である。例えば、秒間8サイクルのフラッ
シングライトの点滅と、クリック音の出力を続けると、
人の脳波8サイクルのα波と呼ばれる脳波を刻み始め
る。この基本原理を利用して脳波の誘導を図るのがブレ
インシンクロナイザーである。
【0003】このブレインシンクロナイザーは、米国で
流行し、瞑想の為やドラッグの代用品として精神安定、
ストレス解消等の広い範囲で使用されている。従来のこ
の装置は、ゴーグルの内側に電球(白熱球)や赤色LE
Dを設定したものと、パルス音と言われるクリック音の
信号の組み合わせからなる。この光と音を同調させて視
覚、聴覚を刺激させることで、脳波を光と音のサイクル
にあった速さに誘導する。そして、その周波数を変える
ことにより脳を様々な意識状態へ導き、これを1つのプ
ログラムとしている。例えば、α波状態に主に導くプロ
グラミングをして、ストレスの解消、リラックスに使用
したり、ハイテンポで軽い緊張状態や集中力の高まりを
もたらしたりする。このブレインシンクロナイザーの使
用方法としては、寝椅子やベットの上にあおむけに寝
て、コーグルとヘッドフォンをつける。そして、使用者
は、目を閉じてゴーグルの内側から発せられる光に刺激
を受けると、その点滅による残像効果とあいまって瞼の
裏に様々な模様や色を感知できる。ヘッドフォンからの
パルス音とを合わせると更に興味あるビジョンが現れ、
知らず知らずに脳波状態(意識状態)がリラックスへと
導かれる。
【0004】従来のブレインシンクロナイザーでは、光
と音の組み合わせパターンのプログラムは全てROM
(リードオンリメモリ)に予め書き込んでおき、マイク
ロコンピュータによりこの光と音の組み合わせパターン
のプログラムのデータを読み出しゴーグルの電球及び赤
色LEDの点滅を制御するように構成されている。しか
しながら、従来のブレインシンクロナイザーでは、1つ
のプログラム中での光量と音量は常に一定である。尚、
光量と音量を調整するためのスイッチ等が設けられてい
るものの、1つのプログラム進行中では一定の光量、音
量である。又、光と音の組み合わせパターンは、以下の
4種類である。
【0005】(1)左右の耳に音を聞かせるとともに左
右の目に光を与え、左右の耳に無音にするとともに左右
の目への光もオフする。 (2)左右の耳に音を聞かせ左右の目への光をオフし、
左右の耳を無音にするとともに左右の目に光を与える。 (3)左耳に音を左目に光を与え右耳を無音右目への光
をオフし、左耳を無音に左目への光をオフとし右耳に音
を右目に光を与える。 (4)左耳に音を右目に光を与え右耳を無音に左目への
光りをオフし、右耳に音を左目に光を与え左耳を無音に
右目への光をオフする(目/耳左右交互)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のブレインシンク
ロナイザー用のコーグルには、光の点滅を行う発光体と
してフィラメント球を使用していた。この場合、秒間8
サイクル以上の点滅においては光の応答が遅れ、正確に
明暗を表現できない。その上、使用中にフィラメント球
自体が熱を持ち始めるため、使用者が目の周りの皮膚に
熱さを感じるという欠点があった。
【0007】又、発光体に赤色発光ダイオード(赤色L
ED)1色のみを使用した装置もある。LEDは、フィ
ラメント球と違い光が高速応答であり、光量が強いにも
拘らず熱くならない。しかしながら、目を閉じて使用す
るとはいえ、使用者の目に赤色光の刺激ばかり与える続
けると、時に過剰な意識の集中を招くことがある。この
ことは、実際に実験においても報告されており、けいれ
んやひきつけ等の発作を誘発する恐れが懸念される。
【0008】又、従来の装置のゴーグルに接続される発
光体の発光のための電源や発光制御用のコードは、ゴー
グルの側面もしくは下部に取りつけられてた。このため
にゴーグルを装着したときに、コードの重さのせいでゴ
ーグルが傾いたり、鼻梁や耳等に痛みを感じる人の例が
少なからずあった。
【0009】又、従来のブレインシンクロナイザーで
は、1つのプログラムの進行中では光量が一定であるた
めに使用者に単調な感覚を与えてしまう。
【0010】又、従来のブレインシンクロナイザーで
は、上述の様にROMの中に光と音の出力パターンのプ
ログラムのデータが書き込まれており、マイクロコンピ
ュータがこのROMのデータを読み出すことにより上述
の4種類の出力パターンを実現している。しかしなが
ら、従来の様にROMとマイクロコンピュータを用いた
ものでは、光と音の出力パターンを増やそうとしても、
ROMの容量に限りがあるために出力パターンの種類を
増やすことは困難であり、又コストも高くなってしま
う。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によれ
ば、カセットテープ等の磁気記録媒体に光と音を発生す
るための音情報を記録し、光発生手段が磁気記録媒体よ
り読み出した音情報に従って脳波誘導のための光を発生
するので、装置の構成を簡単にすることができる。又、
光と音の発生パターンの種類を従来に比べて簡単に多様
化することができ、これにより使用者に多様な感覚を与
えることが可能となる。
【0012】又、カセットテープの4つのトラックの情
報を同時に再生することにより、光と音を発生させる構
成としたので、一般のカセットテープレコーダによるカ
セットテープの情報の複製を防止することができる。
【0013】又、脳波誘導ための光発生素子として第1
に発光色の発光ダイオードと第2の発光色の発光ダイオ
ードを設けることにより、使用者に従来に比べて多様な
感覚を与えることができる。前記第1の発光色の発光ダ
イオードとして赤色発光ダイオードを、前記第2の発光
色の発光ダイオードとして緑色発光ダイオードを用いる
ことにより、従来のようにフィラメント球と赤色発光ダ
イオードを用いたもの、又は赤色発光ダイオードのみを
用いたものに比べて、使用者に与える感覚を和らげるこ
とができ、また光の応答性も損なうことがない。又、ゴ
ーグルの上部に発光素子の発光ためのコードを接続する
構成としたので、従来のものに比べ使用者に与える不快
感を軽減できる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。まず、図1に本実施例のブレインシンク
ロナイザーのシステム構成を示す。図において、1は、
4トラックカセットデッキである。通常カセットテープ
には4つのトラックがあるが、この4トラックカセット
デッキ1により4つのトラックの磁気情報を同時に読み
取り再生する。
【0015】2は、4トラックカセットデッキ1により
再生される信号に従ってゴーグルに設けられているLE
Dの駆動を行なう本体駆動部である。
【0016】3は、図3に示す様に左右に夫々1つの赤
色LEDと4つの緑色LEDが配置されているゴーグル
である。
【0017】4は、4トラックカセットデッキ1により
再生されるカセットテープ記録されている音を使用者に
聞かせるためのヘッドフォンである。
【0018】以上の他に、コンパクトディスク(CD)
やカセットテープ等の音源5、ミキサー6、及び音源5
からの音を再生するポディソニックチェア8とアンプ内
蔵のスピーカ7が付づい的に設けられている。これらの
構成を付づい的に設けることにより使用者により多彩な
感覚を与えることができる。
【0019】以上が本実施例のシステム構成の概略であ
る。そして、本実施例では、従来ROMに書き込んでい
た光と音の出力パターンのプログラムを、カセットテー
プの4つのトラックに記録する。カセットテープは、一
般的なステレオで再生する場合、音声波形を記録するト
ラックをA面2トラック、B面2トラックの片方づつに
2分割し。夫々右スピーカ、左スピーカ用として使用し
ている。本実施例では、A面B面あわせて4つのトラッ
クを同時に使用し4トラックカセットデッキ1により4
トラックの情報を同時に読み出す。この4トラックのう
ち2つに左右の目に光を与えるための音声波形(具体的
にはパルス波形)を記録し、他の2つのトラックに左右
の耳に聞かせる音楽を記録する。
【0020】このようにカセットテープの4トラックに
同時に光と音の出力パターンのプログラムを記録するこ
とにより、通常のカセットデッキでは本例のプログラム
の情報を再生、複写できず、業務上プログラムの複写防
止を実現できる。又、カセットテープに記録する光と音
の出力パターンの種類をどのようにも変化させることが
でき、パターンの種類を自在に増やすことができる。
【0021】図2は、上述した本体駆動部2の詳細な構
成を示したブロック図である。図2において、10は、
ゴーグル3のLEDや本体駆動部に電源を供給するため
の電源回路である。この電源回路10によりLEDを点
滅させるための9V,15mAの微弱電流が供給され
る。
【0022】4トラックカセットデッキ1から4信ケー
ブルを介して受信されるゴーグル3のLED点滅のため
の音声波形(パルス信号)は、バッファ13、14を経
て感度調節回路15、16に入力される。この感度調節
回路15、16は、4トラックカセットデッキ1にセッ
トされるカセットテープの種類に応じて信号の感度を調
節するための回路である。そして、感度調節された信号
は、増幅回路17、18に入力され増幅され、判別回路
19、20により所定レベル以上か否か判定される。信
号レベルが所定レベル以上のときには、判定回路19、
20からLED駆動回路20、21に点灯信号(オン信
号)が出力される。この点灯信号によりLED駆動回路
20、21は、RCAピンコード23、26を介してゴ
ーグル3の左右の赤色LEDに電流を供給しLEDを発
光させる。点灯信号がオフになると赤色LEDは、オフ
になる。このようにして、4トラックカセットデッキ1
によりカセットテープより赤色LED点灯用の音声波形
(パルス信号)が再生されると、ゴーグル3の赤色LE
Dが点灯される。
【0023】次に緑色LEDの点灯について説明する。
通常赤色LEDが点灯しない状態では、電源回路10か
らの電流はすべて緑色LED発信回路27に供給されて
おり、これにより左右の8つの緑色LEDが点灯され
る。そして、4トラックカセットデッキ1により赤色L
ED点灯用の音声波形(パルス信号)が再生され赤色L
EDの点灯が行なわれると、電源回路10から発生され
る電流が上述の13〜22の各部により消費され、緑色
LED発信回路27に供給される電流が少なくなる様に
構成されている。この為に、上述の各部の電流の消費状
態に応じて緑色LEDが点灯したり消灯したりすること
になり、結果としてゴーグル3の緑色LEDはランダム
に点滅を行なうことになる。
【0024】以上の構成により、ゴーグル3の赤色LE
Dは、カセットテープからの音声波形(パルス信号)の
再生により点滅され、このとき緑色LEDはランダムに
点滅されることになる。又、4トラックカセットデッキ
1によるカセットテープの他の2つのトラックの再生信
号は、ヘッドフォン4に供給され音として再生される。
このように、カセットテープには、耳に聞かせる音と、
目に与える光のための音が同時に記録されている。よっ
て、音楽と全く同じタイミングで光の信号を出せるため
に、音楽を聴覚のみならず視覚的に光として同時に見て
楽しむことができる。又、聴覚障害者に音楽の楽しみを
提供できる。
【0025】又、本実施例では、ゴーグル3の発光体と
して赤色LEDと緑色LEDを同時に使用し、赤色LE
Dについては指示通りに正確な点滅を行ない、緑色LE
Dはランダムに点滅する回路構成を採用している。この
ランダムに点滅する緑色光により1/f揺らぎを提供す
ることができる。この1/f揺らぎは人の心に影響を与
えるといわれており、自然界に見られる波、風のような
表現を行ない、使用者に情緒的に影響を与えリラクセー
ションの効果を高めることができる。
【0026】又、本実施例において、カセットテープに
記録されている光と音の出力パターンとしては、図6に
示す様に21種類のパターンがある。図において、円の
中のマークは、左右の赤色LEDの点灯/消灯を示し、
円の外のマークは、ヘッドフフォン4の左右の音の発生
を示している。個々のパターンについては図6より明ら
かであるのでここでは説明を省略する。
【0027】図6の1〜4は、従来のパターンである
が、本実施例の如くカセットテープに光と音の出力パタ
ーンのプログラムを音として記録し、その音の信号を再
生することにより光と音を再生する構成を採用すること
により、図6の5〜21に示すような種々のパターンを
提供することができる。これにより、従来の装置に比べ
て装置に構成を簡単にでき、より多角的な表現が可能と
なり、使用者に今まで以上にさまざまなイメージを与え
ることができる。更に、ブログラムの進行中に使用者を
飽きさせることがなく、プログラムに集中させることが
できる。又、ある種の光と音の刺激パターンが人間のあ
る種の心理状態を換気するといわれている(たとえば、
図6の2のパターンでは、古い記憶を呼び起こすといわ
れている)が、現在ではまだ明確に解明されていないも
のの、本例の様に21種類という多彩なパターンを使用
することにより、今後の心理学上の研究材料としての使
用にも役立つものと考えられる。
【0028】又、ゴーグルのLEDを点灯させる為の音
声波形(パルス信号)をカセットテープに記録する際
に、音声の強弱を変える(パルス信号の振幅を変える)
とゴーグル3のLEDの発光量が変化する。すなわち、
4トラックカセットデッキ1により再生される音声波形
の振幅(パルス信号の振幅)に応じて本体駆動部2から
LEDに供給される電流量か変化し、LEDの発光量が
変わる。そこで、図6に示すような各種のパターンをカ
セットテープに記録する際に音の強弱を変えて記録する
ことにより1つのプログラム進行中に光量を変化させる
ことができ、変化にとんだ光の強弱を実現できる。更
に、不図示の操作部により全体的に光を強めたり弱めた
りすることもできる。
【0029】次に、本実施例におけるゴーグル3につい
て説明する。図3、図4は、本実施例のゴーグルを示し
た斜視図である。41は、ゴーグルであり、42は赤色
LED、43は緑色LEDである。この赤色LED42
の周りに4つの緑色LED43を配置する。左右夫々5
つのLEDを樹脂板44(ガラスエポキシ板)に装着
し、ゴーグルのレンズの内側面にビス45により取りつ
ける。そして、左右の赤色LED42、緑色LED43
様のピンコードを接続する為のピンをゴーグル上部に設
け、図5に示す様に本体駆動部2からのコードがゴーグ
ル上部に接続される様に構成されている。
【0030】本実施例によれば、赤色LEDと緑色LE
Dを設け、政局と緑色の光が混ざった状態で発光される
ことになる。これにより、閉じた目には、従来の様に赤
色のみの刺激に比べてより柔らかな色合いに感知され、
使用者はより多彩な色を楽しむことができる。
【0031】又、本装置は、寝いす等であおむけになっ
て使用する為、発光ダイオードに接続するコードは、ゴ
ーグル上部から使用者の頭部の方から下へ垂らすのでコ
ードの重さを感じさせることがなく、従来のものに比べ
て使用者に不快感を与えることもない。尚、発光ダイオ
ードの色の組み合わせを、赤色と青色、又は赤色と緑色
と青色にしても上述と同様の効果が得られる。又、使用
する発光ダイオードの数、及び配置についても上述した
実施例に限るものではなく種々の変形が可能である。
又、赤色LEDを超高輝度LEDに、緑色LEDをダイ
ヤカットLEDにすると緑色の光が拡散されて特に効果
が大きい。以上の様に、種々の発光ダイオードを使用す
ることで、目の周りの皮膚に熱さを感じることがなく、
正確な光の点滅を表現できる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、カセットテープ等の磁
気記録媒体に光と音を発生するための音情報を記録し、
光発生手段が磁気記録媒体より読み出した音情報に従っ
て脳波誘導のための光を発生するので、装置の構成を簡
単にすることができる。又、光と音の発生パターンの種
類を従来に比べて簡単に多様化することができ、これに
より使用者に多様な感覚を与えることが可能となる。
又、カセットテープの4つのトラックの情報を同時に再
生することにより、光と音を発生させる構成としたの
で、一般のカセットテープレコーダによるカセットテー
プの情報の複製を防止することができる。又、脳波誘導
ための光発生素子として第1に発光色の発光ダイオード
と第2の発光色の発光ダイオードを設けることにより、
使用者に従来に比べて多様な感覚を与えることができ
る。前記第1の発光色の発光ダイオードとして赤色発光
ダイオードを、前記第2の発光色の発光ダイオードとし
て緑色発光ダイオードを用いることにより、従来のよう
にフィラメント球と赤色発光ダイオードを用いたもの、
又は赤色発光ダイオードのみを用いたものに比べて、使
用者に与える感覚を和らげることができ、また光の応答
性も損なうことがない。又、ゴーグルの上部に発光素子
の発光ためのコードを接続する構成としたので、従来の
ものに比べ使用者に与える不快感を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のブレインシンクロナイザーのシステ
ム構成を示した図である。
【図2】本実施例の本体駆動部2の詳細な構成を示した
図である。
【図3】本実施例のゴーグルの斜視図である。
【図4】本実施例のゴーグルの斜視図である。
【図5】本実施例のゴーグルの使用例を示した図であ
る。
【図6】カセットテープに記録されている光と音の出力
パターンの種類を示した図である。
【符号の説明】
1 4トラックカセットデッキ 2 本体駆動部 3 ゴーグル 4 ヘッドフォン 5 音源 6 ミキサー 7 アンプ内蔵スピーカ 8 ボディソニックチェア

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光と音を発生することにより脳波を誘導
    する脳波誘導装置において、 光と音を発生するための音の情報を記録した磁気記録媒
    体と、 上記磁気記録媒体の音の情報を読み出し、読み出した音
    情報に従って光を発生する手段とを有することを特徴と
    する脳波誘導装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記磁気記録媒体と
    してカセットテープを用いることを特徴とする脳波誘導
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記カセットテープ
    の4つのトラックにそれぞれ音情報を記録し、この4つ
    のトラックより同時に情報を読み出すことにより脳波誘
    導のための光と音を発生させることを特徴とする脳波誘
    導装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、上記音情報に強弱を
    つけて上記磁気記録媒体に記録し、上記光発生手段は上
    記磁気記録媒体より読み出した音情報の強弱に応じて発
    光量を変えることを特徴とする脳波誘導装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、上記光発生手段は少
    なくとも第1の発光色の発光ダイオードと第2の発光色
    の発光ダイオードを有することを特徴とする脳波誘導装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、上記第1の発光色の
    発光ダイオードは赤色発光ダイオードであり、上記第2
    の発光色の発光ダイオードは緑色発光ダイオードである
    ことを特徴とする脳波誘導装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、上記第1の発光色の
    発光ダイオードは上記音情報に応じて発光させるととも
    に、上記第2の発光色の発光ダイオードは不規則に発光
    させることを特徴とする脳波誘導装置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、上記磁気記録媒体に
    記録する光と音の発生パターンとして少なくとも5種類
    有することを特徴とする脳波誘導装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも第1の発光色の発光ダイオー
    ドと第2の発光色の発光ダイオードをそれぞれ左右に配
    置したことを特徴とする脳波誘導装置用のゴーグル。
  10. 【請求項10】 請求項9において、上記第1の発光色
    の発光ダイオードの回りに複数個の上記第2の発光色の
    発光ダイオードを配置したことを特徴とする脳波誘導装
    置用のゴーグル。
  11. 【請求項11】 請求項10において、上記第1の発光
    色の発光ダイオードとして超高輝度発光ダイオードを用
    いることを特徴とする脳波誘導装置用のゴーグル。
  12. 【請求項12】 請求項10において、上記第2の発光
    色の発光ダイオードとしてダイヤカット発光ダイオード
    を用いることを特徴とする脳波誘導装置用のゴーグル。
  13. 【請求項13】 請求項10において、上記第1の発光
    色の発光ダイオードとして赤色発光ダイオードを用い、
    上記第2の発光色の発光ダイオードとして緑色発光ダイ
    オードを用いることを特徴とする脳波誘導装置用のゴー
    グル。
  14. 【請求項14】 脳波誘導のための光を発生する発光素
    子を有するゴーグルにおいて、 ゴーグル上部に上記発光素子を発光させるためのコード
    を接続する構成としたことを特徴とするゴーグル。
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