JPH0515586Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0515586Y2
JPH0515586Y2 JP17894487U JP17894487U JPH0515586Y2 JP H0515586 Y2 JPH0515586 Y2 JP H0515586Y2 JP 17894487 U JP17894487 U JP 17894487U JP 17894487 U JP17894487 U JP 17894487U JP H0515586 Y2 JPH0515586 Y2 JP H0515586Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
case
container
oil
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17894487U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0183184U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17894487U priority Critical patent/JPH0515586Y2/ja
Publication of JPH0183184U publication Critical patent/JPH0183184U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0515586Y2 publication Critical patent/JPH0515586Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、油により作動ないし潤滑する種々
の機械、例えば、建設機械、工作機械等より分析
試験のためオイルサンプリングするに当たり、簡
易かつ安全に油を採取することができるオイルサ
ンプリングポンプの容器保持装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来、この種オイルサンプリングポンプの容器
保持構造は、第2図に示すようにポンプのシリン
ダ1の先端に逆止弁5および継手6を介して取り
付けられた口金7でサンプリングオイル採取用チ
ユーブ8の基端部を支持し、該口金7の下端に採
取した油を溜める可撓性容器13の首部を螺合し
ていた。
[この考案が解決しようとする問題点] しかし、この第2図に示す構造では、チユーブ
8の先端を油浴に差し込みポンプの取手4を引い
て油を吸引する場合、可撓性容器内13内のエア
ーもシリンダ1内に吸引されるため、該可撓性容
器13内の圧力が下がつて可撓性容器13が変形
し、その結果容器内に充分な油量を確保すること
ができないことがあり、また、油量を充分確保で
きても、そのためには吸引操作を何回も繰り返す
必要があること、更には、通常サンプリングは機
械停止直後の油温が高温の状態で行われるため、
可撓性容器13の表面が高温となり直接手で把持
することができない等、操作性、安全性の面で問
題があつた。
この考案は、油の採取時にサンプリング用の可
撓性容器が変形せず、しかも、その際直接手で把
持しながら操作できるオイルサンプリングポンプ
の容器保持装置を提供し、上記問題点を解決しよ
うとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、前記問題点を解決するための手段を
提供しようとするものであつて、シリンダ1内に
手動により摺動可能なピストン3を有するオイル
サンプリングポンプにおいて、シリンダ1の先端
に取り付けられた口金7によつて油採取用チユー
ブ8の基端部を支持し、前記口金7の下端にケー
スキヤツプ11の上端小径部を螺着し、該ケース
キヤツプ11の下端大径部に有底円筒形状の容器
収容ケース12の上端を着脱自在に螺合すると共
に、前記ケース12内に該ケースの内径より小径
の外径を有する可撓性容器13を出し入れ可能に
収容してなることを特徴とするオイルサンプリン
グポンプの容器保持装置を考案要旨とするもので
ある。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図によつて説明する。
図中、1はシリンダであつて、該シリンダ1の
一端には中央に通孔を穿設したシリンダーキヤツ
プ2が螺合され、シリンダ1内にはピストン3が
摺動可能に内接し、該ピストン3の軸は前記シリ
ンダーキヤツプ2の通孔を貫通して外部に突出し
その端部には取手4が形成されている。
前記シリンダ1の他端には逆止弁5を組込んだ
継手6の一端が螺合され、該継手6の他端には口
金7が螺合されている。
口金7には上方から油採取用チユーブ8の基端
側が挿入され、その端部付近に固着された座8a
がOリング9を介してキヤツプ10により支持固
定されている。
口金7の下端にはケースキヤツプ11の上端小
径部が螺合され、該ケースキヤツプ11の下端大
径部には着脱自在に有底円筒形状の容器収容ケー
ス12の上端が螺合され、このケース12内に
は、該ケース12の内径より小径の外径を有する
可撓性容器13が出し入れ可能に収容され、前記
チユーブ8の端部は可撓性容器13の上端開口部
内に挿入されている。
[作用] 本考案は、上記の構成を有するので、チユーブ
8の先端を油浴に挿入し、取手4を手前(図にお
いて左向き)に引くと、可撓性容器13内および
容器収容ケース12内のエアーがシリンダ1内に
流れ、容器13およびケース12内の圧力が低く
なり、油浴の油はチユーブ8を通じて可撓性容器
13内に溜められる。その際、可撓性容器13の
外径はケース12の内径より小径であるため、容
器13とケース12ないしケースキヤツプ11と
の間には若干の隙間が生じ、可撓性容器13の内
外の圧力は等しくなり、圧力差が生じないので該
容器13が変形することがない。
また、可撓性容器13はケース12内に収容さ
れているため、両者間の隙間に存在するエアーに
より断熱効果を生じ、容器13内に高温油が吸引
されてもケース12外面の温度上昇は少なく、し
たがつて、操作時にケース12を直接把持するこ
とができる。
なお、サンプリング終了後は、ケース12をケ
ースキヤツプ11から取り外して容器13を取り
出し、新しい容器と交換すればよい。
[効果] この考案によれば、シリンダ1の先端に取り付
けられた口金7によつて油採取用チユーブ8の基
端部を支持し、該口金7の下端にケースキヤツプ
11の上端小径部を螺着し、該ケースキヤツプ1
1の下端大径部に有底円筒形状の容器収容ケース
12の上端を着脱自在に螺合すると共に、前記ケ
ース12内に該ケースの内径より小径の外径を有
する可撓性容器13を出し入れ可能に収容してな
ることにより、油の吸引時に可撓性容器13の内
外に圧力差が生じないので該容器13が変形する
ことがなく、ピストン3の必要最少限の往復動に
より可撓性容器13内に油を充満させることがで
きるばかりでなく、容器13内の温度が上昇して
もケース12外面の温度上昇を低く押さえること
ができるから、該容器収容ケース12を手によつ
て直接把持しながら操作することができるので、
操作性および安全性が向上する等実用上顕著な効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るオイルサンプリングポン
プの容器保持装置の断面図、第2図は従来例の断
面図である。 1……シリンダ、2……シリンダーキヤツプ、
3……ピストン、4……取手、5……逆止弁、6
……継手、7……口金、8……チユーブ、9……
Oリング、10……キヤツプ、11……ケースキ
ヤツプ、12……容器収容ケース、13……可撓
性容器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダ内に手動により摺動可能なピストンを
    有するオイルサンプリングポンプにおいて、シリ
    ンダの先端に取り付けられた口金によつて油採取
    用チユーブの基端部を支持し、前記口金の下端に
    ケースキヤツプの上端小径部を螺着し、該ケース
    キヤツプの下端大径部に有底円筒形状の容器収容
    ケースの上端を着脱自在に螺合すると共に、前記
    ケース内に該ケースの内径より小径の外径を有す
    る可撓性容器を出し入れ可能に収容してなること
    を特徴とするオイルサンプリングポンプの容器保
    持装置。
JP17894487U 1987-11-26 1987-11-26 Expired - Lifetime JPH0515586Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17894487U JPH0515586Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17894487U JPH0515586Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0183184U JPH0183184U (ja) 1989-06-02
JPH0515586Y2 true JPH0515586Y2 (ja) 1993-04-23

Family

ID=31470536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17894487U Expired - Lifetime JPH0515586Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0515586Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2567794Y2 (ja) * 1991-04-30 1998-04-02 ツインバード工業株式会社 減圧保存容器用手動ポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0183184U (ja) 1989-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0515586Y2 (ja)
US2480399A (en) Center punch
CN2432572Y (zh) 弹簧储能取样器
JPS63136775U (ja)
CN213312217U (zh) 一种吸脂手柄
JPH044599U (ja)
CN220655578U (zh) 一种自动采血的采血器
JPS6329231Y2 (ja)
JPH0634942Y2 (ja) 孔付き部品の供給器具
JP2001070319A (ja) 歯科用ハンドピースヘッドのメンテナンス油注入装置
CN2481284Y (zh) 采血器
JPS6018301Y2 (ja) ワ−クの組付装置
JPS6240748Y2 (ja)
JPS6013600Y2 (ja) スライド調整装置
CA1235826A (en) Air removing apparatus
JPH0451776Y2 (ja)
JPS6353378U (ja)
JPH02114481U (ja)
JPH0528238Y2 (ja)
CN111982639A (zh) 一种用于快速自动染片机分液的装置及其使用方法
JPH0243658Y2 (ja)
JPS62116709U (ja)
JPS62153028U (ja)
JPH04823U (ja)
JPH01150954U (ja)