JPH05154989A - 小物部品の印刷装置 - Google Patents

小物部品の印刷装置

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JPH05154989A
JPH05154989A JP34817991A JP34817991A JPH05154989A JP H05154989 A JPH05154989 A JP H05154989A JP 34817991 A JP34817991 A JP 34817991A JP 34817991 A JP34817991 A JP 34817991A JP H05154989 A JPH05154989 A JP H05154989A
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Abstract

(57)【要約】 [目的]捺印位置レベルの調整を容易にする。 [構成]印刷機本体1はX軸移動台6およびY軸移動台
7の移動により、X,Y軸方向に移動し、また垂直な軸
のまわりを回転し、水平方向の捺印位置が調整される。
また、捺印ヘッド16が昇降し、垂直方向の捺印位置が
調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は小物部品の印刷装置に
関する。さらに詳細には、電子部品、特に半導体ICな
どの小物部品に製品名や製作所などを印刷するための専
用印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ICなどの小物部品に製品名など
を印刷するための専用機は、従来開発されてなく、その
ため名刺程度の大きさのものに印刷する印刷装置を利用
していた。
【0003】しかし、半導体ICなどの小物部品は名刺
に比べてもはるかに小さく、次のような問題を生じてい
た。
【0004】すなわち、印刷対象物がICの場合、印刷
のバランスの調整、具体的には水平および垂直方向の捺
印位置レベルの調整が難しく、かなりの熟練を要してい
た。この捺印レベルの調整は、印刷の開始時に初期設定
として必要になるだけでなく、印刷時における印章の熱
変位や摩耗、収縮などにより捺印が不鮮明になることか
ら、印刷作業中にも必要となる。
【0005】
【発明が解決しようしとする課題】この発明は上記のよ
うな技術的背景に基づいてなされたものであって、次の
目的を達成するものである。
【0006】この発明の目的は、捺印位置レベルの調整
を容易に行うことができ、段取りが容易な小物部品の印
刷装置を提供することにある。
【0007】この発明の別の目的は、印刷作業中であっ
ても、捺印位置レベルの再調整が可能であって、印章の
熱変位や摩耗、収縮に対応できる小物部品の印刷装置を
提供することにある。
【0008】この発明のさらに別の目的は、半導体IC
などの小物部品の専用印刷機として、使用するためのコ
ンパクトな印刷装置を提供することにある。
【0009】この発明のさらに別な目的は、複数種類の
印章による捺印を繰り返す場合に対応できる小物部品の
印刷装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を達
成するために、次のような手段を採る。
【0011】すなわちこの発明は、同一水平面上を第1
移動方向およびこの第1移動方向と直角な第2移動方向
にそれぞれ直線移動自在であって、かつ前記水平面上を
垂直な軸の回りで回転自在な印刷機本体と、この印刷機
本体をそれぞれ前記第1,第2移動方向に移動させるた
めの第1,第2駆動手段と、前記印刷機本体を回転させ
るための第3駆動手段と、前記印刷機本体に昇降自在に
設けられ、印章を取り付けるための捺印ヘッドと、この
捺印ヘッドを昇降させるための第4駆動手段とを備えて
なる小物部品の印刷装置にある。
【0012】この発明の印刷装置はさらに、ベース部
と、このベース部上に形成された案内面に沿って前記第
1移動方向に移動自在に設けられ、前記第1駆動手段に
よって駆動される第1移動台と、この第1移動台上に形
成された案内面に沿って前記第2移動方向に移動自在に
設けられ、前記第2駆動手段によって駆動される第2移
動台と、前記第2移動台上に形成された案内面に沿って
回転自在に設けられ、前記第3駆動手段によって駆動さ
れる回転台とを備え、この回転台が前記印刷機本体の一
部を構成している。
【0013】前記捺印ヘッドは水平軸線の回りを回転自
在であって、その周面に複数の前記印章が着脱自在に取
り付けられ、前記捺印ヘッドを回転させるための第5駆
動手段を備えている前記第1,第2,第3,第4,第5
駆動手段は、サーボモータからなる。
【0014】
【作用】第4駆動手段の作動により捺印ヘッドが昇降
し、小物部品に印刷がなされる。その際、垂直方向の捺
印位置は、設定された第4駆動手段の作動ストロークに
よって決定される。また、水平方向の捺印位置は、第
1,第2駆動手段の作動により印刷機本体を二方向に直
線移動させ、また、第3駆動手段の作動により印刷機本
体を回転させることにより微調整される。
【0015】
【実施例】この発明の実施例を図面を参照しながら以下
に説明する。
【0016】図1は、この発明の一実施例を示す正面図
であり、図2は平面図、図3は図1のA−A線で切断し
た断面図、図4は図2のB−B線で切断した断面図であ
る。
【0017】印刷機本体1は、底板2、前面板3および
側面板4を有し、底板2は回転台を構成している。この
印刷機本体1は、ベース部5の上に第1移動台であるX
軸移動台6および第2移動台であるY軸移動台7を介し
て搭載されている。
【0018】ベース部5に案内面8,8が形成され、X
軸移動台6は案内面8,8に沿って第1移動方向である
X軸線方向に移動自在となっている。X軸移動台6は、
X軸サーボモータ9によってボールねじ10を介して駆
動される。
【0019】X軸移動台6には案内面11,11が形成
され、Y軸移動台7は案内面11,11に沿って第2移
動方向であるY軸線移動方向に移動自在となっている。
Y軸移動台7は、Y軸サーボモータ12によってボール
ねじ13を介しし駆動される。 Y軸移動台7には、円
弧形の案内面14,14が形成され、印刷機本体1の底
板2は案内面14,14に沿って垂直な軸の回りを回転
自在となっている。底板2はサーボモータ15によって
回転駆動されるが、その駆動伝達は、底板の回転は微少
であるので、底板2に垂下部を設けてボールねじ(図示
せず)を螺着してもよいし、ウォームとウォームホイー
ルの組合せでもよい。なお、案内面14,14の曲率中
心は互いに一致し、この曲率中心は、被印刷物である部
品Wの中心と一致させてある(図4参照)。
【0020】印刷機本体1の前面板3に設けた縦向きの
長孔18に、水平回転軸17が昇降自在に設けられてい
る。水平回転軸17の印刷機本体1から突出する部分に
は、捺印ヘッド16が設けられている。捺印ヘッド16
は正多角形の形状を有しており、各辺に設けた取付孔1
9に複数の印章20が着脱自在に取付けられている。印
章20は通常用いられているゴム印と同様のものであ
る。
【0021】水平回転軸17は支持部材21に軸支さ
れ、捺印ヘッド16はサーボモータ22の作動により正
逆回転する。支持部材21は、前面板3に形成した案内
面21a,21aに沿って昇降自在となっている。支持
部材21には、垂直方向に延びるボールねじ23が螺着
され、支持部材21はサーボモータ24の作動によりボ
ールねじ23を介して昇降し、これにより捺印ヘッド1
6が昇降する。
【0022】前記板3にはインクローラ25およびこれ
に周接してインク受渡ローラ26が設けられている。イ
ンクローラ25はサーボモータ27の作動によって回転
し、周面にインク28が塗布される。ドクターナイフ2
9はインクローラ25の周面にインクを薄膜状に均一に
塗布するためのものである。
【0023】インク受渡ローラ26の軸30は、前面板
3に設けた横向きの長孔31に挿通され、摺動子32に
連結されている。摺動子32は底板2上に形成した案内
面33に沿って移動自在となっている。摺動子32はサ
ーボモータ34の作動により駆動され、これによりイン
ク受渡ローラ26がインクローラ25に周接する位置
と、捺印ヘッド16の下方で印章20にインクを塗布す
る位置との間を移動する。
【0024】作動 前記モータ9,12,15,22,24,27,34の
各作動は、図示しないマイクロコンピュータによって制
御される。すなわちワークの種類に応じた印章20をワ
ークの上方にもたらすための捺印ヘッド16の回転位
置、捺印ヘッド16の上昇位置および下降位置などのイ
ンク塗布位置および捺印位置レベルは数値化されて予め
マイクロコンピュータに設定され、設定値に基づいて各
モータが制御される。数値設定は、図示しないデジタル
表示スイッチを介してなされ、図示しない表示部にデジ
タル表示される。
【0025】被印刷物である半導体ICなどの部品W
は、搬送コンベア35により捺印ヘッド16の下方の所
定位置に搬送される。
【0026】モータ22が作動し、捺印ヘッド16が回
転して、所要の印章20が選択される。またモータ27
が作動し、インクローラ25が回転してインク受渡ロー
ラ26にインクが塗布される。さらにモータ34が作動
し、インク受渡ローラ26がンクローラ25との周接位
置と捺印ヘッド16の下方位置との間を往復し、印章2
0にインクが塗布される。
【0027】次いで、モータ24が作動して捺印ヘッド
16が下降および上昇し、下降時に部品Wに捺印され
る。ここで、捺印ヘッド16の上昇位置において印章2
0にインクが適切に塗布されない場合、あるいは下降位
置において適切に捺印されない場合は、それらの上昇位
置または下降位置を設定し直す。また部品Wに対する捺
印面がX軸線方向またはY軸線方向にずれている場合
は、X軸移動台6のX軸線方向位置またはY軸移動台7
のY軸線方向位置を設定し直す。同様に部品Wに対する
捺印面が傾いている場合は、底板2の回転位置を設定し
直す。
【0028】さらに、捺印面が垂直方向に傾いていると
きは、捺印ヘッド16の回転位置を設定し直すことによ
り修正できる。このように、適切な捺印位置を設定した
後は、連続印刷が行われ、部品が交換されるごとに自動
捺印を行うことができる。
【0029】その他の実施例 上記実施例では、各部材を最適に位置決めするために、
モータは全てサーボモータが使用されている。しかし、
インクローラおよびインク受渡ローラの駆動モータは、
捺印の位置決めとは無関係であるので、通常のモータを
使用してもよい。
【0030】捺印ヘッドの昇降およびインク受渡ローラ
の駆動については、カム駆動としてもよい。
【0031】さらに捺印ヘッドに取り付けられる印章が
1つのときは、X軸移動台、Y軸移動台の移動、底板の
回転は、通常のモータで行い、インチングスイッチを作
動して、手動で位置決めをしてもよく、駆動全体を手動
によるねじ回転としてもよい。
【0032】さらに、捺印状態を監視するためのテレビ
カメラを設け、画像を見ながら印刷位置レベルを設定
し、各モータの作動を制御してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上詳記したように、この発明によれ
ば、捺印位置の調整を容易に行うことができるので、段
取り作業が容易である。
【0034】また、印刷作業中であっても捺印位置の調
整が可能であり、印章の熱変位、摩耗や収縮などに対応
できる。
【0035】さらに、捺印ヘッドを回転自在とすること
により、複数種類の印章による捺印を繰返す場合に対応
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施例を示す正面図であ
る。
【図2】図2は、この発明の一実施例を示す平面図であ
る。
【図3】図3は、図2のA−A線に沿った断面図であ
る。
【図4】図4は、図3のB−B線に沿った断面図であ
る。
【符号の説明】
1…印刷機本体、5…ベース部、6…X軸移動台、7…
Y軸移動台、9,12,14,15…サーボモータ、1
6…捺印ヘッド、20…印章、22,24…サーボモー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一水平面上を第1移動方向およびこの第
    1移動方向と直角な第2移動方向にそれぞれ直線移動自
    在であって、かつ前記水平面上を垂直な軸の回りで回転
    自在な印刷機本体と、 この印刷機本体をそれぞれ前記第1,第2移動方向に移
    動させるための第1,第2駆動手段と、 前記印刷機本体を回転させるための第3駆動手段と、前
    記印刷機本体に昇降自在に設けられ、印章を取り付ける
    ための捺印ヘッドと、この捺印ヘッドを昇降させるため
    の第4駆動手段とを備えてなる小物部品の印刷装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 ベース部と、 このベース部上に形成された案内面に沿って前記第1移
    動方向に移動自在に設けられ、前記第1駆動手段によっ
    て駆動される第1移動台と、 この第1移動台上に形成された案内面に沿って前記第2
    移動方向に移動自在に設けられ、前記第2駆動手段によ
    って駆動される第2移動台と、 前記第2移動台上に形成された案内面に沿って回転自在
    に設けられ、前記第3駆動手段によって駆動される回転
    台とを備え、 この回転台が前記印刷機本体の一部を構成していること
    を特徴とする小物部品の印刷装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 前記捺印ヘッドは水平軸線の回りを回転自在であって、
    その周面に複数の前記印章が着脱自在に取り付けられ、
    前記捺印ヘッドを回転させるための第5駆動手段を備え
    ていることを特徴とする小物部品の印刷装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかの1項におい
    て、 前記第1,第2,第3,第4,第5駆動手段は、サーボ
    モータからなることを特徴とする小物部品の印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105644168A (zh) * 2016-01-29 2016-06-08 珠海汇金科技股份有限公司 一种文件盖章方法

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