JPH05154756A - 研磨装置 - Google Patents

研磨装置

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JPH05154756A
JPH05154756A JP31809591A JP31809591A JPH05154756A JP H05154756 A JPH05154756 A JP H05154756A JP 31809591 A JP31809591 A JP 31809591A JP 31809591 A JP31809591 A JP 31809591A JP H05154756 A JPH05154756 A JP H05154756A
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JP
Japan
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polishing
paper
polishing paper
peeling table
plate
Prior art date
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Application number
JP31809591A
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English (en)
Inventor
Masatomo Suzuki
昌智 鈴木
Masao Kimura
誠夫 木村
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動研磨機に装着された研磨紙の交換を自動
的に行うことのできる研磨装置を提供する。 【構成】 ディスクパット21に装着された研磨紙Bの
周縁の下端が研磨紙剥離台30のファスナ面30aに接
触するよう該ファスナ面30aにディスクパット21を
研磨紙剥離台30に対して斜めに圧接させ、ディスクパ
ット21を矢印方向に僅かに移動して研磨紙Bの被装着
面の一部を研磨紙剥離台30のファスナ面30aに反転
貼着させるとともに、ディスクパット21のファスナ面
21aを研磨紙剥離台30のファスナ面30aに対して
平行に向け前記矢印方向に移動させることにより、研磨
紙Bが前記反転部分から順次研磨紙剥離台30のファス
ナ面30aに反転貼着し、研磨紙Bがディスクパット2
1から完全に剥離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば航空機の翼を製
造する過程においてその表面を自動的に研磨する研磨装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、航空機の翼等を製造する過程にお
ける表面研磨処理は、可搬式の自動研磨機を作業者が手
で保持し、研磨機の研磨板を研磨対象物に押圧すること
によって行われている。また、自動研磨機には、二重回
転式オ−ビタルサンダのように研磨板を自転させてその
自転軸を中心に所定円軌道上を公転させるタイプのもの
が一般的であり、研磨板には交換可能な研磨紙が面状の
ファスナを介して装着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
研磨作業は研磨機を作業者が手で保持しながら行われる
ため作業者の疲労が著しく、生産効率を低下させるとい
う問題点がある。また、人手による作業のため研磨対象
物の表面全体を均一に研磨することが極めて困難である
とともに、作業者ごとに押圧力が異なり品質にバラつき
を生じ易いという欠点もあった。そこで、このような欠
点を解決するために、前記研磨機をマニプレ−タ等のよ
うな駆動装置に取付けることによって研磨作業を機械的
に行わせることも可能であるが、連続的な研磨処理を行
う場合は研磨機に装着された研磨紙を定期的に取換えな
ければならなず、完全な自動化を達成するためにはこの
研磨紙交換作業も自動的に行わなければならない。しか
しながら、研磨板に装着された研磨紙を如何にして自動
的に剥離するかという点が問題であり、更には二重回転
式オ−ビタルサンダのように研磨板が公転によって偏芯
するものについては研磨板の停止位置が一定でないた
め、交換用研磨紙に対する研磨板の位置決めが極めて困
難であるという問題点があった。
【0004】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、研磨作業を機械的に
行うことができるとともに、研磨紙の自動剥離及び研磨
板の正確な位置決めを可能にし、研磨紙の交換作業も自
動的に行うことのできる研磨装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を解決
するために、請求項1の研磨装置は、回転式の研磨板を
有する自動研磨機と、該自動研磨機を三次元的に移動す
るマニプレ−タと、研磨板の対応面とほぼ同一形状をな
し、貼り剥がし自在な面状のファスナを介して研磨板に
着脱自在に装着された研磨紙と、一辺方向の幅が研磨紙
の幅よりも短く形成され、前記研磨板と同様のファスナ
面を有する研磨紙剥離台と、交換用研磨紙を研磨板への
被装着面を上方に向けて収容する上面開口形状の研磨紙
収容器と、前記研磨板に装着された研磨紙の周縁の一部
が研磨紙剥離台のファスナ面に接触するよう該ファスナ
面に研磨板を研磨紙剥離台の長手方向に対して斜めに圧
接させ、該研磨板をその研磨紙装着面の反対側となる研
磨紙剥離台の長手方向に僅かに移動して研磨紙の被装着
面の一部を研磨紙剥離台のファスナ面に反転貼着させる
とともに、研磨板の研磨紙装着面をファスナ面に対して
平行に向け前記移動方向と同一方向に研磨紙の被装着面
の全部が研磨紙剥離台のファスナ面に反転貼着するまで
移動させた後、研磨板を研磨紙収容器まで移動し研磨紙
収容器の開口部に挿入して交換用研磨紙を研磨板に貼着
させるよう前記マニプレ−タを動作させる制御手段と、
研磨紙剥離台のファスナ面に貼着された研磨紙の研磨紙
剥離台短辺方向にはみ出した部分を挟持する挟持手段
と、研磨紙を挟持した挟持手段と研磨紙剥離台のうちの
少なくとも一方を研磨紙と研磨紙剥離台とが分離する方
向へ移動させる駆動手段とを備えている。
【0006】また、請求項2では、前記研磨紙収容器の
内周面に該研磨紙収容器の開口縁に向かって間隔の広く
なる傾斜部を設けている。
【0007】
【作用】請求項1の研磨装置によれば、自動研磨機がマ
ニプレ−タによって三次元的に移動され、所定の研磨動
作が行われる。また、自動研磨機の研磨紙を交換する場
合は、制御手段によってマニプレ−タが以下の動作を行
う。まず、研磨板に装着された研磨紙の周縁の一部が研
磨紙剥離台のファスナ面に接触するよう該ファスナ面に
研磨板を研磨紙剥離台の長手方向に対して斜めに圧接す
る。この時、研磨板が公転軸を中心とする任意位置に偏
芯している場合は、この圧接によってその自転軸が該圧
接方向に対して反対側、即ち一定の偏芯位置に矯正され
る。次に、研磨板をその研磨紙装着面の反対側となる研
磨紙剥離台の長手方向に僅かに移動して研磨紙の被装着
面の一部を研磨紙剥離台のファスナ面側に反転させ、該
反転部分をファスナ面に貼着する。続いて、研磨板の研
磨紙装着面をファスナ面に対して平行に向け前記移動方
向と同一方向に移動させる。これにより、研磨紙が前記
反転部分から順次研磨紙剥離台のファスナ面に反転貼着
し、研磨紙が研磨板から剥離する。この後、研磨板を研
磨紙収容器まで移動して研磨紙収容器内に挿入する。こ
の時、研磨板は前記研磨紙剥離台への圧接によって一定
の偏芯位置に矯正されていることから、研磨紙収容器内
の交換用研磨紙に対する研磨板の位置は常に一定とな
る。そして、この挿入により研磨紙収容器内の交換用研
磨紙が研磨板に貼着し、研磨紙交換作業が完了する。一
方、前記動作により、使用済の研磨紙が研磨紙剥離台に
貼着されると、該研磨紙の一部が研磨紙剥離台の短辺方
向にはみ出す。そして、このはみ出し部分が挟持手段に
よって挟持されるとともに、駆動手段の作動により挟持
手段と研磨紙剥離台のうちの少なくとも一方が研磨紙と
研磨紙剥離台とが分離する方向に移動し、これにより研
磨紙剥離台から研磨紙が除去され、次回の研磨紙交換動
作に備える。
【0008】また、請求項2の研磨装置によれば、請求
項1の作用を有するとともに、前記動作において、研磨
板を研磨紙収容器内に挿入する際、研磨板が水平方向に
若干のずれを生じた場合でも、研磨板が挿入時に研磨紙
収容器の傾斜面に案内され、研磨紙収容器内に的確に挿
入される。
【0009】
【実施例】図1乃至図8は本発明の一実施例を示すもの
である。
【0010】同図において、10は自在ア−ムに取付け
られた物体を三次元的に移動させる機能を以て周知とす
るマニプレ−タである。このマニプレ−タ10は、図1
に示すように所定長さを有するガイドレ−ル11と、ガ
イドレ−ル11にスライド自在に支持されたマニプレ−
タ本体12と、マニプレ−タ本体12に設けられた自在
ア−ム13とからなり、マニプレ−タ本体12は水平方
向にも回転できるようになっている。自在ア−ム13
は、図2に示すようにマニプレ−タ本体12の上部に軸
支されたメインア−ム13aと、メインア−ム13aを
上下動する駆動ア−ム13bと、メインア−ム13aの
先端に軸支され、上下方向に回動する第1作動部13c
と、第1作動部13cに軸支され、水平方向に回動する
第2作動部13dと、第2作動部13dに軸支され、斜
め方向に回動する第3作動部13eとから構成されてい
る。このマニプレ−タ10では、図示しない制御部にイ
ンプットされたプログラムにより、マニプレ−タ本体1
2のスライド及び回転並びに自在ア−ム13の三次元的
動作を制御し、所定の作業を行うようになっている。
尚、図1の二点鎖線はマニプレ−タ10の作動領域を示
すものである。また、14はこの作動領域内に配置され
た作業台で、研磨対象物A(航空機のフラップ)を支持
している。
【0011】20はマニプレ−タ10の第3作動部13
eに取付けられた自動研磨機で、研磨板の自転に公転を
付与する、いわゆる二重回転式オ−ビタルサンダが用い
られている。この自動研磨機20は、研磨板をなす円板
状のディスクパット21と、ディスクパット21を回転
するモ−タ22とからなり、ディスクパット21は図5
(a) に示す如くモ−タ22によって自転軸Cを中心とす
る回転を行うとともに、自転軸Cから所定距離だけ偏芯
した公転軸Dを中心とする円運動を行うようになってい
る。また、ディスクパット21にはディスクパット21
と同一直径に形成された円形の研磨紙Bが着脱自在に装
着されている。即ち、ディスクパット21の研磨紙装着
面には面状のファスナテ−プからなるファスナ面21a
が設けられ、研磨紙Bの裏面にはファスナ面21aに貼
着可能な起毛等が施されている。
【0012】30はマニプレ−タ10の作動領域内に設
けられた研磨紙剥離台で、図3及び図4に示すように方
形状の基板31の一側方に配置されている。この研磨紙
剥離台30は基板31の側面に平行な方向が研磨紙Bの
直径よりも長く、基板31の側面に直交する方向が研磨
紙Bの直径よりも短く形成され、その上面には前記ディ
スクパット21と同様のファスナ面30aが設けられて
いる。
【0013】40は研磨紙剥離台30を上下動する駆動
部で、研磨紙剥離台30の下方に配置された油圧または
空気圧のシリンダ41からなり、シリンダ41の駆動ロ
ッド41aは研磨紙剥離台30の下端に連結されてい
る。尚、研磨紙剥離台30は通常、図2に示すように上
昇位置にある。
【0014】50は研磨紙剥離台30から研磨紙を除去
する研磨紙除去機構で、基板31上に水平方向に回転自
在に設けられている。この研磨紙除去機構50は、研磨
紙剥離台30の長手方向とほぼ同一の幅を有する上下一
対の挟持部材51と、各挟持部材51を開閉動作させる
チャック52と、一端をチャック52に連結されたシャ
フト53と、シャフト53を摺動自在に貫通するガイド
部材54と、挟持部材51及びチャック52をシャフト
53に沿って往復動する油圧または空気圧のシリンダ5
5と、ガイド部材54を支持するタ−ンテ−ブル56と
からなり、各挟持部材51の中間部分は研磨紙剥離台3
0のファスナ面30aとほぼ同一の高さ位置に保持され
ている。この研磨紙除去機構50では、シリンダ55の
作動によって挟持部材51が上昇位置にある研磨紙剥離
台30に向かって前進及び後退するとともに、タ−ンテ
−ブル56によって挟持部材51その他がガイド部材5
4と共に半時計回りに90°または180°旋回するよ
うになっている。尚、挟持部材51は通常、図3に示す
ように後退位置にある。
【0015】60は複数の交換用研磨紙B′が収容され
た研磨紙収容器で、基板31の一角(図1中左上)に配
置された基台61上に設置されている。この研磨紙収容
器60は上面を開口した有底筒状の部材からなり、その
内径は研磨紙Bの直径とほぼ同一に形成されている。ま
た、研磨紙収容器60の内周面の開口部寄りには、図4
に示すように該開口縁に向かって間隔の広くなるテ−パ
状の傾斜部60aが形成されている。一方、基台61は
図示していないが研磨紙収容器60を前後左右に偏位さ
せるスライド機構を有しており、基板31に対する研磨
紙収容器60の水平位置を微調整できるようになってい
る。
【0016】以上のように構成された研磨装置において
は、マニプレ−タ10の動作によって自動研磨機20が
研磨対象物Aの表面に沿って移動し、研磨対象物Aの表
面が研磨される。この時、自動研磨機20の研磨紙Bが
目詰まりを生じるため、一定の動作量ごとに研磨作業を
中断して研磨紙Bの交換を行う。
【0017】ここで、図5乃至図8を参照してこの研磨
紙交換動作について説明する。尚、以下に述べる研磨紙
剥離動作をマニプレ−タ10に行わせる制御手段はマニ
プレ−タ10の制御部のプログラムに含まれるものとす
る。
【0018】まず、マニプレ−タ10においては、制御
部のプログラムが研磨紙交換動作に移行すると、自動研
磨機20のモ−タ22を停止するとともに、自動研磨機
20を研磨紙剥離台30の上方まで移動し、自動研磨機
20のディスクパット21の研磨紙装着面、即ちファス
ナ面21aを研磨紙剥離台30のファスナ面30aに対
して約60°をなす方向に傾ける。続いて、この状態の
ディスクパット21を降下し、図5(a) に示すようにデ
ィスクパット21の周縁の下端を研磨紙剥離台30のフ
ァスナ面30aに圧接する。この時、ディスクパット2
1がその公転軸Dを中心とする任意位置に偏芯している
場合は、前記圧接によって図5(a) に示すようにその自
転軸Cが上方偏位に矯正される。次に、ディスクパット
21を研磨紙剥離台30の長手方向、即ち図中矢印方向
に僅かに移動して研磨紙Bの被装着面の一部を研磨紙剥
離台30のファスナ面30a側に反転させ、該反転部分
をファスナ面30aに貼着する。続いて、図5(b) に示
すようにディスクパット21のファスナ面21aを研磨
紙剥離台30のファスナ面30aに対して平行となる方
向に向け、再び矢印方向にへ移動させる。これにより、
研磨紙Bが前記反転部分から順次研磨紙剥離台30のフ
ァスナ面30aに反転貼着し、ディスクパット21が一
点鎖線地点まで移動すると、研磨紙Bがディスクパット
21から完全に剥離する。この後、ディスクパット21
を上昇させ、研磨紙収容器60の上方まで移動し、図6
に示すようにディスクパット21を降下して研磨紙収容
器60内に挿入する。この時、ディスクパット21は前
記研磨紙剥離台30への押圧によって一定の偏芯位置に
矯正されているので、交換用研磨紙B′に対するディス
クパット21の水平位置は常に一定となる。また、ディ
スクパット21が水平方向に若干のずれを生じた場合で
も、ディスクパット21が挿入時に研磨紙収容器60の
傾斜面60aに案内され、研磨紙収容器60内に的確に
挿入される。そして、この挿入により研磨紙収容器60
内の最上位にある交換用研磨紙B′をディスクパット2
1のファスナ面21aに貼着させ、ディスクパット21
を上昇させることによって研磨紙交換作業が完了する。
この後、マニプレ−タ10の制御部が再び研磨動作のプ
ログラムを復帰し、前記研磨作業を続行する。
【0019】一方、前記動作により、使用済の研磨紙B
が研磨紙剥離台30に貼着されると、研磨紙除去機構5
0のシリンダ55が作動し、挟持部材51が研磨紙剥離
台30側へ前進する。この時、研磨紙剥離台30の短辺
方向には研磨紙Bの一部がはみ出しているので、図7
(a) に示すように前進位置まで移動した各挟持部材51
の間に研磨紙Bのはみ出し部分が位置する。そして、チ
ャック52の作動により各挟持部材51が閉じ、図7
(b) に示すように研磨紙Bが各挟持部材51によって挟
持される。続いて、駆動部40の作動により研磨紙剥離
台30が降下し、図7(c) に示すように研磨紙Bが研磨
紙剥離台30から分離する。この後、タ−ンテ−ブル5
6の作動により研磨紙除去機構50が図8に示すように
半時計回りに90°または180°旋回し、この旋回位
置にてチャック52の挟持状態を解除することにより、
研磨紙Bが下方の使用済研磨紙回収部(図示せず)へと
落下排出され、次回の研磨紙交換動作への準備が完了す
る。
【0020】このように、本発明の研磨装置によれば、
マニプレ−タ10によって前述した研磨紙剥離動作を行
わせることにより、ディスクパット21に装着された研
磨紙Bを自動的に剥離することができる。また、マニプ
レ−タ10の研磨紙剥離動作において、ディスクパット
21を研磨紙剥離台30に斜めに圧接することにより、
ディスクパット21の偏芯を一定の位置に矯正するよう
にしたので、ディスクパット21が如何なる偏芯位置で
停止しても交換用研磨紙B′に対するディスクパット2
1の水平位置を常に一定にすることができる。従って、
自動研磨機20が取付けられたマニプレ−タ10によっ
て所定の研磨作業を自動的に行うことができるのは勿論
のこと、従来の課題であった研磨紙Bの自動剥離及びデ
ィスクパット21の位置決めに関する問題点が解決さ
れ、これにより研磨紙交換作業も自動的に行うことが可
能となり、完全な自動化を実現することができる。
【0021】尚、前記実施例では駆動部40によって研
磨紙剥離台30を上下動させるようにしたが、研磨紙除
去機構50を上下動させるように構成してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の研磨装置
によれば、所定の研磨作業を自動的に行うことができる
のは勿論のこと、従来の課題であった研磨紙の自動剥離
及び研磨板の位置決めに関する問題点を解決することが
できるので、研磨紙交換作業も自動的に行うことが可能
となり、完全な自動化を実現することができる。従っ
て、作業時間の大幅短縮並びに作業人員の削減等を可能
とし、これにより生産性を格段に向上し得るとともに、
機械作業になるので品質を常に均一に保つことができる
という利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す研磨装置の全体上面図
である。
【図2】マニプレ−タの側面図である。
【図3】研磨装置の要部上面図である。
【図4】研磨装置の要部側面図である。
【図5】研磨紙剥離動作を示す説明図である。
【図6】交換用研磨紙の装着動作を示す説明図である。
【図7】研磨紙の除去動作を示す説明図である。
【図8】研磨紙の除去動作を示す説明図である。
【符号の説明】
10…マニプレ−タ、20…自動研磨機、21…研磨
板、21a,30a…ファスナ面、30…研磨紙剥離
台、40…駆動部、51…挟持部材、60…研磨紙収容
器、60a…傾斜面、B…研磨紙、B′…交換用研磨
紙。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転式の研磨板を有する自動研磨機と、 該自動研磨機を三次元的に移動するマニプレ−タと、 研磨板の対応面とほぼ同一形状をなし、貼り剥がし自在
    な面状のファスナを介して研磨板に着脱自在に装着され
    た研磨紙と、 一辺方向の幅が研磨紙の幅よりも短く形成され、前記研
    磨板と同様のファスナ面を有する研磨紙剥離台と、 交換用研磨紙を研磨板への被装着面を上方に向けて収容
    する上面開口形状の研磨紙収容器と、 前記研磨板に装着された研磨紙の周縁の一部が研磨紙剥
    離台のファスナ面に接触するよう該ファスナ面に研磨板
    を研磨紙剥離台の長手方向に対して斜めに圧接させ、該
    研磨板をその研磨紙装着面の反対側となる研磨紙剥離台
    の長手方向に僅かに移動して研磨紙の被装着面の一部を
    研磨紙剥離台のファスナ面に反転貼着させるとともに、
    研磨板の研磨紙装着面をファスナ面に対して平行に向け
    前記移動方向と同一方向に研磨紙の被装着面の全部が研
    磨紙剥離台のファスナ面に反転貼着するまで移動させた
    後、研磨板を研磨紙収容器まで移動し研磨紙収容器の開
    口部に挿入して交換用研磨紙を研磨板に貼着させるよう
    前記マニプレ−タを動作させる制御手段と、 研磨紙剥離台のファスナ面に貼着された研磨紙の研磨紙
    剥離台短辺方向にはみ出した部分を挟持する挟持手段
    と、 研磨紙を挟持した挟持手段と研磨紙剥離台のうちの少な
    くとも一方を研磨紙と研磨紙剥離台とが分離する方向へ
    移動させる駆動手段とを備えたことを特徴とする研磨装
    置。
  2. 【請求項2】 前記研磨紙収容器の内周面に該研磨紙収
    容器の開口縁に向かって間隔の広くなる傾斜部を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の研磨装置。
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