JPH05154328A - ミスト分離装置 - Google Patents
ミスト分離装置Info
- Publication number
- JPH05154328A JPH05154328A JP32056091A JP32056091A JPH05154328A JP H05154328 A JPH05154328 A JP H05154328A JP 32056091 A JP32056091 A JP 32056091A JP 32056091 A JP32056091 A JP 32056091A JP H05154328 A JPH05154328 A JP H05154328A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- rod
- mist
- outer cylinder
- shaped electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Electrostatic Separation (AREA)
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 分離装置の小型化と高効率化とを可能とし
た。 【構成】 旋回羽根３を上部に有し、且つ棒状電極４を
中心に有する外筒電極６と該外筒電極６の下部に環状間
隙７を存して嵌挿され且つ前記棒状電極６の支持具８を
有する内筒９とからなる二重円筒の分離ユニット２の複
数個をダクト１内に並列に並べたことを特徴としてい
る。
た。 【構成】 旋回羽根３を上部に有し、且つ棒状電極４を
中心に有する外筒電極６と該外筒電極６の下部に環状間
隙７を存して嵌挿され且つ前記棒状電極６の支持具８を
有する内筒９とからなる二重円筒の分離ユニット２の複
数個をダクト１内に並列に並べたことを特徴としてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエンジン、ボイラ、及び
各種工場などから排出される排気ガス中のミスト（水
滴、オイルミスト、タール）の分離装置に関する。
各種工場などから排出される排気ガス中のミスト（水
滴、オイルミスト、タール）の分離装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、気体中のミスト分離装置として、
遠心分離器（サイクロン）電気集塵器等があり、ミスト
の除去効率を上げるために、これら装置を直列に並べて
用いている。
遠心分離器（サイクロン）電気集塵器等があり、ミスト
の除去効率を上げるために、これら装置を直列に並べて
用いている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置では、ミ
ストの除去効率を上げるために、遠心分離器や電気集塵
器を直列に並べていたため、ミスト除去装置の全体の容
積が大きくなる等の問題があった。本発明は、かかる問
題点に対処するため開発されたものであって分離装置の
コンパクト化と高効率化を目的とする。
ストの除去効率を上げるために、遠心分離器や電気集塵
器を直列に並べていたため、ミスト除去装置の全体の容
積が大きくなる等の問題があった。本発明は、かかる問
題点に対処するため開発されたものであって分離装置の
コンパクト化と高効率化を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成を実施例に対応する図１乃至図４を用
いて説明すると本発明は、旋回羽根３を上部に有し、且
つ静電分離用の棒状電極４を中心に有する外筒電極６
と、該外筒電極６の下部に環状間隙７を存して嵌挿され
且つ前記棒状電極４の支持具８を有する内筒９とからな
る二重円筒の分離ユニット２の複数個をダクト１内に並
列に並べたことを特徴とする。
めの本発明の構成を実施例に対応する図１乃至図４を用
いて説明すると本発明は、旋回羽根３を上部に有し、且
つ静電分離用の棒状電極４を中心に有する外筒電極６
と、該外筒電極６の下部に環状間隙７を存して嵌挿され
且つ前記棒状電極４の支持具８を有する内筒９とからな
る二重円筒の分離ユニット２の複数個をダクト１内に並
列に並べたことを特徴とする。
【０００５】
【作用】そして本発明は、上記の手段により、ミストを
含む気流が、分離ユニットへ流入する際、旋回羽根によ
って気流に旋回が発生すると共に、二重円筒中心の電極
と外筒電極には直流高電圧が印加されているためコロナ
放電が発生し気体中に含まれるミストは旋回流に伴う遠
心力と、コロナ放電に伴うイオン付着で発生するクーロ
ン力を受けるようになり、下流へ流れるとともに外筒側
へ移動し、二重円筒の外筒と内筒との間隙でスクープさ
れ、気流より除去分離される。
含む気流が、分離ユニットへ流入する際、旋回羽根によ
って気流に旋回が発生すると共に、二重円筒中心の電極
と外筒電極には直流高電圧が印加されているためコロナ
放電が発生し気体中に含まれるミストは旋回流に伴う遠
心力と、コロナ放電に伴うイオン付着で発生するクーロ
ン力を受けるようになり、下流へ流れるとともに外筒側
へ移動し、二重円筒の外筒と内筒との間隙でスクープさ
れ、気流より除去分離される。
【０００６】
【実施例】以下本発明の一実施例を図１乃至図４に基づ
いて説明すると１はダクトを示し、該ダクト１には分離
ユニット２の複数個が並列に並べられている。そして分
離ユニット２は上部に旋回羽根３を有し且つ静電分離用
の棒状電極４を中心に有し、該棒状電極４に連る直流電
源５を外周に接続する外筒電極６と、該外筒電極６の下
部に環状間隙７を存して嵌挿され且つ前記棒状電極４の
支持具８を有する内筒９とから構成されている。
いて説明すると１はダクトを示し、該ダクト１には分離
ユニット２の複数個が並列に並べられている。そして分
離ユニット２は上部に旋回羽根３を有し且つ静電分離用
の棒状電極４を中心に有し、該棒状電極４に連る直流電
源５を外周に接続する外筒電極６と、該外筒電極６の下
部に環状間隙７を存して嵌挿され且つ前記棒状電極４の
支持具８を有する内筒９とから構成されている。
【０００７】かくて、ミスト流１０は旋回羽根３を通過
する際に旋回が与えられるため気流中に含まれるミスト
１１は円筒半径方向に遠心力を受けると共に二重円筒中
心の棒状電極４と外筒電極６には直流高電圧が印加され
ているため円筒内では円筒半径方向に電界が形成される
とともにコロナ放電が発生し、ミストが帯電し、クーロ
ン力が同時に働き、ミストは遠心力とクーロン力で急速
に外筒内壁へ移動し、付着し、重力により下降し、この
外壁を下降するミストは外筒電極６と内筒９との間隙７
でスクープされ気流より分離されて、気流はクリーン気
体１２として浄化されると共にミストはミストドレン１
３として排出される。
する際に旋回が与えられるため気流中に含まれるミスト
１１は円筒半径方向に遠心力を受けると共に二重円筒中
心の棒状電極４と外筒電極６には直流高電圧が印加され
ているため円筒内では円筒半径方向に電界が形成される
とともにコロナ放電が発生し、ミストが帯電し、クーロ
ン力が同時に働き、ミストは遠心力とクーロン力で急速
に外筒内壁へ移動し、付着し、重力により下降し、この
外壁を下降するミストは外筒電極６と内筒９との間隙７
でスクープされ気流より分離されて、気流はクリーン気
体１２として浄化されると共にミストはミストドレン１
３として排出される。
【０００８】なおコロナ放電の形式は棒状電極４を正、
外筒電極６を負とする正コロナと、棒状電極４を負、外
筒電極６を正とする負コロナとがあるが、これらはミス
ト流の状況に応じて選定する。
外筒電極６を負とする正コロナと、棒状電極４を負、外
筒電極６を正とする負コロナとがあるが、これらはミス
ト流の状況に応じて選定する。
【０００９】
【発明の効果】このように本発明によるときは旋回羽根
と棒状電極とを有する外筒電極の下部に、棒状電極の支
持具を有する内筒を環状間隙を存して嵌挿して形成した
二重円筒の分離ユニットの複数個をダクト内に並列に並
べたものであるから分離ユニットは遠心分離器と電気集
塵器とを組込んだ構成になっていて、而もダクト内に並
列されるため分離器の全体の容積は小さくなり従ってミ
スト分離装置のコンパクト化と高効率化が可能となる効
果を有する。
と棒状電極とを有する外筒電極の下部に、棒状電極の支
持具を有する内筒を環状間隙を存して嵌挿して形成した
二重円筒の分離ユニットの複数個をダクト内に並列に並
べたものであるから分離ユニットは遠心分離器と電気集
塵器とを組込んだ構成になっていて、而もダクト内に並
列されるため分離器の全体の容積は小さくなり従ってミ
スト分離装置のコンパクト化と高効率化が可能となる効
果を有する。
【図１】本発明の一実施例を示す一部欠截斜視図であ
る。
る。
【図２】分離ユニットの側面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線断面図である。
【図４】図２のＢ−Ｂ線断面図である。
１ ダクト ２ 分離ユニット ３ 旋回羽根 ４ 棒状電極 ６ 外筒電極 ７ 環状間隙 ８ 支持具 ９ 内筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ０３Ｃ 3/49 8925−4Ｄ
Claims (1)
- 【請求項１】 旋回羽根を上部に有し、且つ静電分離用
の棒状電極を中心に有する外筒電極と、該外筒電極の下
部に環状間隙を存して嵌挿され且つ前記棒状電極の支持
具を有する内筒とからなる二重円筒の分離ユニットの複
数個を、ダクト内に並列に並べたことを特徴とするミス
ト分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32056091A JPH05154328A (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | ミスト分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32056091A JPH05154328A (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | ミスト分離装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05154328A true JPH05154328A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18122795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32056091A Withdrawn JPH05154328A (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | ミスト分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05154328A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003117323A (ja) * | 2001-10-15 | 2003-04-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 空気清浄機 |
| US6962620B2 (en) * | 2003-07-02 | 2005-11-08 | Industrial Technology Research Institute | Adjustable eddy electrostatic precipitator |
| US7883558B2 (en) * | 2008-05-07 | 2011-02-08 | United Technologies Corporation | Electrostatic particulate separation for emission treatment systems |
| US7964021B2 (en) * | 2008-05-16 | 2011-06-21 | General Electric Company | Systems and methods for inducing swirl in particles |
| CN105457753A (zh) * | 2015-12-29 | 2016-04-06 | 上海克莱德贝尔格曼机械有限公司 | 一种管式电极除雾除尘装置 |
| CN108745649A (zh) * | 2018-05-24 | 2018-11-06 | 中国科学院过程工程研究所 | 一种高温气相合成的超细粉体收集装置及方法 |
| KR20210052769A (ko) * | 2019-10-31 | 2021-05-11 | 한국생산기술연구원 | 멀티사이클론을 포함하는 선회류 전기 집진기 |
-
1991
- 1991-12-04 JP JP32056091A patent/JPH05154328A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003117323A (ja) * | 2001-10-15 | 2003-04-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 空気清浄機 |
| US6962620B2 (en) * | 2003-07-02 | 2005-11-08 | Industrial Technology Research Institute | Adjustable eddy electrostatic precipitator |
| US7883558B2 (en) * | 2008-05-07 | 2011-02-08 | United Technologies Corporation | Electrostatic particulate separation for emission treatment systems |
| US7964021B2 (en) * | 2008-05-16 | 2011-06-21 | General Electric Company | Systems and methods for inducing swirl in particles |
| CN105457753A (zh) * | 2015-12-29 | 2016-04-06 | 上海克莱德贝尔格曼机械有限公司 | 一种管式电极除雾除尘装置 |
| CN108745649A (zh) * | 2018-05-24 | 2018-11-06 | 中国科学院过程工程研究所 | 一种高温气相合成的超细粉体收集装置及方法 |
| KR20210052769A (ko) * | 2019-10-31 | 2021-05-11 | 한국생산기술연구원 | 멀티사이클론을 포함하는 선회류 전기 집진기 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |