JPH0515332U - ハンダコネクタ - Google Patents

ハンダコネクタ

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JPH0515332U
JPH0515332U JP6147491U JP6147491U JPH0515332U JP H0515332 U JPH0515332 U JP H0515332U JP 6147491 U JP6147491 U JP 6147491U JP 6147491 U JP6147491 U JP 6147491U JP H0515332 U JPH0515332 U JP H0515332U
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JP
Japan
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solder
terminal
groove
electric wire
connector
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Application number
JP6147491U
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English (en)
Inventor
啓二 高島
隆二 田中
Original Assignee
矢崎総業株式会社
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラット回路体の中継基板等に使用されるハ
ンダコネクタにおいて、中継基板本体の電線端末部をハ
ンダコネクタ本体に容易に収容させ、組付の自動化を可
能とする。 【構成】 複数の電線端末部9を収容し、対向する外側
コネクタの端子を電線端末部9にハンダ接続させるハン
ダコネクタであって、電線端末部9に対する直交方向の
切欠開口13を有する端末部収容溝14にハンダ装填溝
19と端子挿入溝17とを連通して設けたハンダコネク
タ本体2と、ハンダ装填溝19に装填される固形ハンダ
4と、端末部収容溝に対応する端末部押圧用の凸部26
を有し、ハンダコネクタ本体に合体する蓋体3とにより
構成される。さらに、複数の端末部収容溝14とハンダ
装填溝19と端子挿入溝17とを千鳥状に刻設配置す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フラット回路体の中継基板等に使用されるハンダコネクタに係り、 電線端末部の収容を容易にした構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は、本出願人が先に提案した特願平3−148446号に記載のハンダコ ネクタを用いたフラット回路体の中継基板を示す分解斜視図、図9は、同じくハ ンダコネクタの接続状態を示す要部拡大斜視図である。 図8で、41は、絶縁基板42の内部に複数の電線43を並設し、該電線43 に内部接続した圧接端子44を該絶縁基板42の表面に突出させると共に、該電 線43の端末部45を該絶縁基板42の前端部から突出させて千鳥状に配列させ た中継基板本体、46は、該電線端末部45に対する複数の収容孔47をファイ ンピッチで貫設した絶縁樹脂製のハンダコネクタ本体、48は、該ハンダコネク タ本体46に接合する外側コネクタを示す。
【0003】 該外側コネクタ48の内部には、図9に示す如く、円孔49内に、図示しない 外部コネクタに対する接続端子50を樹脂成形51により固設してあり、ペース トハンダ52を装填したハンダコネクタ53の収容孔47に該接続端子50の後 端部54と前記電線端末部45とを挿入した状態で、中継基板本体41(図8参 照)とハンダコネクタ53と外部コネクタ48とをボルト55で接合させ、加熱 により該ペーストハンダ52を溶融固化させて、該電線端末部45と端子50と を接続させる。
【0004】 なお、図8で、56は、絶縁基板42上に覆設されるカバー、57は、図示し ない隣接する中継基板を連繋するフラットシート、58は、該カバー56の開孔 59から圧接端子44に接続され、各中継基板41上に配索される外側電線を示 す。
【0005】 しかしながら、上記した従来のハンダコネクタ53にあっては、千鳥状に配列 されて横方向のファインピッチ化を図った複数の電線端末部45をハンダコネク タ53の収容孔47に挿入する際に、電線端末部45の曲り具合によっては収容 孔47との芯ずれを生じて、挿入に手間がかかるという問題があった。そしてこ れが自動組立の際のネックとなっていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記した点に鑑み、電線端末部を簡単かつスムーズに収容でき、自 動化を容易にするハンダコネクタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、複数の電線端末部を収容し、対向する 外側コネクタの端子を該電線端末部にハンダ接続させるハンダコネクタにおいて 、該電線端末部に対する直交方向の切欠開口を有する端末部収容溝にハンダ装填 溝と該端子に対する端子挿入孔とを連通して設けたハンダコネクタ本体と、該ハ ンダ装填溝に装填される固形ハンダと、該端末部収容溝に対する端末部押圧用の 凸部を有し、該ハンダコネクタ本体に合体する蓋体とにより構成されるハンダコ ネクタを基本する。
【0008】
【作用】
ハンダコネクタ本体のハンダ装填溝に固形ハンダを装填し、端末部収容溝の切 欠開口から電線端末部を直交方向に容易に挿通させることができる。そして、該 ハンダコネクタ本体に蓋体を合体させることにより、蓋体の凸部が電線端末部を 押圧して固形ハンダの位置決め溝内に仮固定させる。最後に、該固形ハンダを加 熱溶融させて電線端末部と端子とを接続させる。
【0009】
【実施例】
図1は、本考案に係るハンダコネクタを用いた中継基板を示す分解斜視図、図 2は、該ハンダコネクタの要部拡大斜視図である。 該ハンダコネクタ1は、PPS等の耐熱性絶縁樹脂を材料とした矩形柱状のハ ンダコネクタ本体2と、該ハンダコネクタ本体2に対する絶縁樹脂製の蓋体3と 、該ハンダコネクタ本体2内に装填される固形ハンダ4とにより構成される。
【0010】 また、中継基板5には、複数の電線(被覆単線)6を絶縁基板7の内部に並列 に配索すると共に、該電線6に接続された圧接端子8を該絶縁基板7の表面に突 出させ、該絶縁基板7の前端部から該電線6の端末部9を突出させた中継基板本 体10と、該基板本体10に対するカバー11とが配設される。ここで該電線端 末部9は、千鳥状ではなく、真直な形状で突出する。
【0011】 前記ハンダコネクタ本体2には、上壁12に基板本体10の電線端末部9に対 する切欠開口13を有する複数の端末部収容溝14を設けてある。各端末部収容 溝14は、溝深さを交互に相違させて千鳥状に形成される。該端末部収容溝14 の底部には、図3で示すような外側コネクタ15の突出した端子16に対する端 子挿入溝17を連成してある。
【0012】 また、該端末部収容溝14の中央には、上壁12の開口18から固形ハンダ4 を装填するハンダ装填溝19を設けてある。該固形ハンダ4の上面の中央には、 電線端末部9に対する位置決め溝20を形成してあり、本例において、該固形ハ ンダ4は、挿入性の良い断面半環状に形成される。なお、断面矩形状であっても 構わない。該ハンダコネクタ本体2の上壁12の両側端部には、後述する蓋体3 に対する一対の位置決め孔21、また該ハンダコネクタ本体2の両側壁22には 、同じく一対の係止突起23をそれぞれ設けてある。
【0013】 該蓋体3には、下壁24に、該位置決め孔21に対する一対の係合ピン25と 前記端末部収容溝14に対応する端末部押圧用の凸部26、また、両側壁27に は、該係止突起23に対する係合孔28を有する一対のロック片29をそれぞれ 設けてある。該凸部26は、各端末部収容溝14の溝深さに応じて、突出長さL を交互に相違させて千鳥状に形成してある。
【0014】 そして、ハンダコネクタ本体2のハンダ装填溝19に固形ハンダ4をセットし 、電線端末部9を切欠開口13から端末部収容溝14に挿通させ、該固形ハンダ 4の位置決め溝20に載置させた状態で、図3に示す如く、外側コネクタ15の 端子16を端子挿入溝17に挿通させ、該蓋体3をハンダコネクタ本体2に合体 させる。
【0015】 ここで電線端末部9は、上から下への一挙動で切欠開口13から端末部収容溝 14に容易に挿通でき、また、真直な該電線端末部9は、突出長さLを交互に相 違させた蓋体3の凸部26によって、同じく溝深さを交互に相違させて千鳥状に 形成された端末部収容溝14に押し込まれて、千鳥状に屈曲して配列される。
【0016】 図4は、組付状態を示す図3のA−A相当断面図、図5は、同じく外観斜視図 であり、電線端末部9は蓋体3の凸部26に押圧されて固形ハンダ4の位置決め 溝20に仮固定され、その状態でハンダコネクタ本体2を高周波あるいは熱風等 Hにより加熱することにより、固形ハンダ4が溶融固化して、電線端末部9と端 子16とが強固にハンダ接続される。
【0017】 図6は、本考案に係るハンダコネクタ1a,1bを上下二段に重ね合わせて、 千鳥状の電線端末部9a,9bを四層に配列させた例を示すものであり、図で、 3a,3bは、蓋体、2a,2bは、ハンダコネクタ本体である。
【0018】 また、図7は、ハンダコネクタ本体32の上下壁33,34に、溝深さの浅い 端末部収容溝35aと溝深さの深い端末部収容溝35bとを上下一組とした千鳥 状の端末部収容溝を刻設して、電線端末部9c,9dを同じく四層に配列させた ハンダコネクタ40を示すものであり、該上下壁33,34には、それぞれ凸部 36,37を有する蓋体38,39を合体させる。 図6及び図7の実施例を用いれば、簡単に電線端末部9a〜9dの多層化を行 うことができる。
【0019】
【考案の効果】
以上の如くに、本考案によれば、複数の電線端末部を上下方向の一挙動でハン ダコネクタ本体の端末部収容溝に容易に挿通させることができるから、組立の自 動化が可能となる。また、該ハンダコネクタ本体に蓋体を合体させることにより 、該電線端末部を千鳥状に屈曲配列させることができるから、従来の面倒な電線 端末部の千鳥形成作業が不要となり、組立工数が低減されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るハンダコネクタの一実施例を用い
た中継基板を示す分解斜視図である。
【図2】同じくハンダコネクタの要部拡大分解斜視図で
ある。
【図3】同じくハンダコネクタを組み付ける状態を示す
要部分解斜視図である。
【図4】組付状態を示す図3のA−A相当断面図であ
る。
【図5】同じく組付状態を示す外観斜視図である。
【図6】本考案に係るハンダコネクタの一応用例を示す
縦断面図である。
【図7】同じく他の応用例を示す縦断面図である。
【図8】従来のハンダコネクタを用いた中継基板を示す
分解斜視図である。
【図9】同じくハンダコネクタの接続状態を示す要部斜
視図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,40 ハンダコネクタ 2,2a,2b,32 ハンダコネクタ本体 3,3a,3b,38,39 蓋体 4 固形ハンダ 7 絶縁基板 9,9a〜9d 電線端末部 13 切欠開口 14,35a,35b 端末部収容溝 15 外側コネクタ 16 端子 17 端子挿入溝 19 ハンダ装填溝 20 位置決め溝 26,36,37 凸部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電線端末部を収容し、対向する外
    側コネクタの端子を該電線端末部にハンダ接続させるハ
    ンダコネクタにおいて、該電線端末部に対する直交方向
    の切欠開口を有する端末部収容溝にハンダ装填溝と該端
    子に対する端子挿入溝とを連通して設けたハンダコネク
    タ本体と、該ハンダ装填溝に装填される固形ハンダと、
    該端末部収容溝に対応する端末部押圧用の凸部を有し、
    該ハンダコネクタ本体に合体する蓋体とにより構成され
    ることを特徴とするハンダコネクタ。
  2. 【請求項2】 複数の前記端末部収容溝とハンダ装填溝
    と端子挿入溝とを千鳥状に刻設配置してなる請求項1記
    載のハンダコネクタ。
JP6147491U 1991-08-05 1991-08-05 ハンダコネクタ Withdrawn JPH0515332U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102163786A (zh) * 2010-02-17 2011-08-24 日本压着端子制造株式会社 棒状焊料及使用该棒状焊料的焊接方法
JP2019003914A (ja) * 2017-06-20 2019-01-10 矢崎総業株式会社 はんだ付け構造

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Effective date: 19951102