JP2002027634A - 配線板の接続構造 - Google Patents
配線板の接続構造Info
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- wiring board
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- electronic unit
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Links
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種接続相手との接続を容易にする。
【解決手段】 電線33をマトリックス状に配索した配
線板24に、電線接続用の溝35を電線33の配索方向
に直交して複数本形成する。また、溝35を、電気接続
箱21に選択的に配設される各種接続相手の圧接部のピ
ッチ、即ち電子ユニット25の圧接部42のピッチD等
に応じて形成する。
線板24に、電線接続用の溝35を電線33の配索方向
に直交して複数本形成する。また、溝35を、電気接続
箱21に選択的に配設される各種接続相手の圧接部のピ
ッチ、即ち電子ユニット25の圧接部42のピッチD等
に応じて形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気接続箱に配設
される配線板の接続構造に関する。
される配線板の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の配線板の接続構造の一例を
示すものである。図3において、自動車等の車両に搭載
される電気接続箱内には、配線板1が配設されており、
その配線板1には所望の回路パターンで複数(一つのみ
図示)のバスバー2が配索されている。バスバー2の端
末には、タブ3が起立連成されており、そのタブ3を介
して電子ユニット4が接続されるようになっている。電
子ユニット4が接続されることで、配線板1と電子ユニ
ット4の相互の電気信号のやりとりが可能になる。
示すものである。図3において、自動車等の車両に搭載
される電気接続箱内には、配線板1が配設されており、
その配線板1には所望の回路パターンで複数(一つのみ
図示)のバスバー2が配索されている。バスバー2の端
末には、タブ3が起立連成されており、そのタブ3を介
して電子ユニット4が接続されるようになっている。電
子ユニット4が接続されることで、配線板1と電子ユニ
ット4の相互の電気信号のやりとりが可能になる。
【0003】電子ユニット4には、電子部品等を実装し
た回路基板5が配設されており、回路基板5の回路6上
には、タブ3に対する雌端子7が設けられている。ま
た、回路基板5には、タブ3を挿通、突出させるための
貫通するタブ挿通孔8が穿設されている。尚、雌端子7
における引用符号9は基板、引用符号10は受承部、引
用符号11は弾性接触片を示している。
た回路基板5が配設されており、回路基板5の回路6上
には、タブ3に対する雌端子7が設けられている。ま
た、回路基板5には、タブ3を挿通、突出させるための
貫通するタブ挿通孔8が穿設されている。尚、雌端子7
における引用符号9は基板、引用符号10は受承部、引
用符号11は弾性接触片を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
にあっては、設計段階において、電気接続箱のタブ3と
電子ユニット4の雌端子7とが接続しあえるように位置
の調整を取り合いながら回路取りをするのが非常に面倒
であった。
にあっては、設計段階において、電気接続箱のタブ3と
電子ユニット4の雌端子7とが接続しあえるように位置
の調整を取り合いながら回路取りをするのが非常に面倒
であった。
【0005】また、例えば電子ユニット4側の都合で回
路基板5のサイズが変わった場合、或いは他の電子ユニ
ットを接続しようとした場合にタブ3の配置を容易に変
えられないと言った難点もあった。
路基板5のサイズが変わった場合、或いは他の電子ユニ
ットを接続しようとした場合にタブ3の配置を容易に変
えられないと言った難点もあった。
【0006】本発明は、上述した事情に鑑みてなされる
もので、各種接続相手との接続が容易になる配線板の接
続構造を提供することを課題とする。
もので、各種接続相手との接続が容易になる配線板の接
続構造を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明の配線板の接続構造は、
電気接続箱に配設される配線板の接続構造であって、該
配線板に、電線をマトリクス状に配索するとともに、該
電線の配索方向に対して直交方向に複数本の電線接続用
の溝又は長孔を形成したことを特徴としている。
なされた請求項1記載の本発明の配線板の接続構造は、
電気接続箱に配設される配線板の接続構造であって、該
配線板に、電線をマトリクス状に配索するとともに、該
電線の配索方向に対して直交方向に複数本の電線接続用
の溝又は長孔を形成したことを特徴としている。
【0008】請求項2記載の本発明の配線板の接続構造
は、請求項1に記載の配線板の接続構造において、前記
溝又は前記長孔は、前記電気接続箱に選択的に配設され
る各種接続相手の圧接部のピッチに応じて形成されるこ
とを特徴としている。
は、請求項1に記載の配線板の接続構造において、前記
溝又は前記長孔は、前記電気接続箱に選択的に配設され
る各種接続相手の圧接部のピッチに応じて形成されるこ
とを特徴としている。
【0009】請求項1に記載された本発明によれば、接
続相手の例えばサイズに変更があっても、或いは異なる
接続相手に変更しても、それまでとは違う位置の溝又は
長孔を用いることで容易に対応することができるように
なる。配線板には、溝又は長孔が複数本形成されている
ことから、接続相手の例えばサイズが異なっても、対応
できる位置の溝又は長孔を選んで接続することができる
ようになる。電気接続箱側、配線板側の設計変更をしな
くとも接続が可能になる。
続相手の例えばサイズに変更があっても、或いは異なる
接続相手に変更しても、それまでとは違う位置の溝又は
長孔を用いることで容易に対応することができるように
なる。配線板には、溝又は長孔が複数本形成されている
ことから、接続相手の例えばサイズが異なっても、対応
できる位置の溝又は長孔を選んで接続することができる
ようになる。電気接続箱側、配線板側の設計変更をしな
くとも接続が可能になる。
【0010】請求項2に記載された本発明によれば、各
種接続相手のバリエーションに対応させることが可能な
配線板になる。
種接続相手のバリエーションに対応させることが可能な
配線板になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。図1は本発明の配線板の接続構
造の一実施の形態を示す電気接続箱の分解斜視図であ
る。また、図2は接続相手としての電子ユニットを配線
板に接続した際の要部拡大図である。
実施の形態を説明する。図1は本発明の配線板の接続構
造の一実施の形態を示す電気接続箱の分解斜視図であ
る。また、図2は接続相手としての電子ユニットを配線
板に接続した際の要部拡大図である。
【0012】図1において、引用符号21は自動車等の
車両に搭載される電気接続箱を示している。その電気接
続箱21は、メインカバー22とメインカバー22に嵌
合するアンダーカバー(不図示)とを有しており、これ
らが嵌合した際の内部には、配線板23及び24と、配
線板24に接続される電子ユニット25(特許請求の範
囲に記載した接続相手に相当)とが配設されるようにな
っている。本発明に係る電気接続箱21は、接続相手の
バリエーションに応じて電気的な接続位置を選択するこ
とができる接続構造を有している。
車両に搭載される電気接続箱を示している。その電気接
続箱21は、メインカバー22とメインカバー22に嵌
合するアンダーカバー(不図示)とを有しており、これ
らが嵌合した際の内部には、配線板23及び24と、配
線板24に接続される電子ユニット25(特許請求の範
囲に記載した接続相手に相当)とが配設されるようにな
っている。本発明に係る電気接続箱21は、接続相手の
バリエーションに応じて電気的な接続位置を選択するこ
とができる接続構造を有している。
【0013】先ず、上記構成について詳細に説明する。
上記メインカバー22は、合成樹脂製であって、基壁2
6と四つの側壁27とで浅底の箱状に形成されている。
基壁26の外面には、複数の接続用のキャビティ28が
形成されており、コネクタ等が接続されるようになって
いる。基壁26の内面には、バスバー29が所望のパタ
ーンで複数(一つのみ図示)配索されている。また、接
続端子30も複数配設されている。
上記メインカバー22は、合成樹脂製であって、基壁2
6と四つの側壁27とで浅底の箱状に形成されている。
基壁26の外面には、複数の接続用のキャビティ28が
形成されており、コネクタ等が接続されるようになって
いる。基壁26の内面には、バスバー29が所望のパタ
ーンで複数(一つのみ図示)配索されている。また、接
続端子30も複数配設されている。
【0014】バスバー29は、バスバー29の中間等に
タブ(不図示)を有しており、そのタブが対応するキャ
ビティ28内に突出するようになっている。バスバー2
9の端末には、内方へ突出する圧接部31が起立連成さ
れている。
タブ(不図示)を有しており、そのタブが対応するキャ
ビティ28内に突出するようになっている。バスバー2
9の端末には、内方へ突出する圧接部31が起立連成さ
れている。
【0015】接続端子30は、その一方にキャビティ2
8内に突出するタブ(不図示)を有している。また、他
方には、上記圧接部31と同様の内方へ突出する圧接部
32が連成されている。
8内に突出するタブ(不図示)を有している。また、他
方には、上記圧接部31と同様の内方へ突出する圧接部
32が連成されている。
【0016】側壁27には、合成樹脂製の上記アンダー
カバー(不図示)に対する嵌合部(不図示)が形成され
ている。尚、アンダーカバー(不図示)の側壁には、上
記電子ユニット25に対するコネクタ接続用の矩形の開
口部(不図示)が形成されている。
カバー(不図示)に対する嵌合部(不図示)が形成され
ている。尚、アンダーカバー(不図示)の側壁には、上
記電子ユニット25に対するコネクタ接続用の矩形の開
口部(不図示)が形成されている。
【0017】上記配線板23は、絶縁性を有する合成樹
脂で矩形平板状に形成されており、所望の回路パターン
を有するバスバー(不図示)が複数配索されている。ま
た、配線板23には、電線33がマトリクス状に配索さ
れている。引用符号34は上記バスバー(不図示)に連
成されるタブを示しており、その複数のタブ34が対応
するキャビティ28内に突出するようになっている。電
線33は、絶縁性を有する合成樹脂で覆われた被覆電線
やエナメル線が使用され、等間隔又は上記電子ユニット
25に応じたピッチで複数並んで配索されている。電線
33は、上記バスバー(不図示)に溶接されたり、上記
接続端子30の圧接部32に圧接されたりするようにな
っている。
脂で矩形平板状に形成されており、所望の回路パターン
を有するバスバー(不図示)が複数配索されている。ま
た、配線板23には、電線33がマトリクス状に配索さ
れている。引用符号34は上記バスバー(不図示)に連
成されるタブを示しており、その複数のタブ34が対応
するキャビティ28内に突出するようになっている。電
線33は、絶縁性を有する合成樹脂で覆われた被覆電線
やエナメル線が使用され、等間隔又は上記電子ユニット
25に応じたピッチで複数並んで配索されている。電線
33は、上記バスバー(不図示)に溶接されたり、上記
接続端子30の圧接部32に圧接されたりするようにな
っている。
【0018】上記配線板24は、配線板23と同様に、
絶縁性を有する合成樹脂で矩形平板状に形成されてい
る。また、配線板23にマトリクス状に配索された電線
33が連続して同様に配索されている。言い換えれば、
複数の並んだ電線33(図中においては六本。この数に
限られるものではない)に対して配線板23と配線板2
4とが間隔を開けて設けられている。配線板24は、電
線33を折り畳むような状態で配線板23に重なって配
設されている。
絶縁性を有する合成樹脂で矩形平板状に形成されてい
る。また、配線板23にマトリクス状に配索された電線
33が連続して同様に配索されている。言い換えれば、
複数の並んだ電線33(図中においては六本。この数に
限られるものではない)に対して配線板23と配線板2
4とが間隔を開けて設けられている。配線板24は、電
線33を折り畳むような状態で配線板23に重なって配
設されている。
【0019】配線板24の電線33が配索される側の面
には、複数の溝35(図中においては八つ。この数に限
られるものではない)が形成されている。溝35は、配
線板24の一端側と他端側とで四つずつ形成されてい
る。また、各々、電線33の配索方向に対して直交する
方向に形成されており、全ての電線33の下側に溝35
があるように形成されている。溝35の深さは、上記電
子ユニット25の後述する圧接部42の先端が当接しな
い程度の深さを有している。また、貫通させて長孔状に
形成することも可能である。
には、複数の溝35(図中においては八つ。この数に限
られるものではない)が形成されている。溝35は、配
線板24の一端側と他端側とで四つずつ形成されてい
る。また、各々、電線33の配索方向に対して直交する
方向に形成されており、全ての電線33の下側に溝35
があるように形成されている。溝35の深さは、上記電
子ユニット25の後述する圧接部42の先端が当接しな
い程度の深さを有している。また、貫通させて長孔状に
形成することも可能である。
【0020】尚、配線板24の上記一端側の一番内方と
なる溝35と、上記他端側の一番内方となる溝35は、
ピッチaを有するように形成されている。また、各内方
から二番目の溝35は、ピッチbを有するように形成さ
れている。同様に、三番目の溝35はピッチc、一番外
側はピッチdを有するように形成されている。上記ピッ
チa〜dは、上記電子ユニット25の後述する圧接部4
2のピッチD、上記電子ユニット25のサイズ違いのも
のの圧接部のピッチ、或いは他の電子ユニット(不図
示、特許請求の範囲に記載した接続相手に相当)の圧接
部のピッチに対応するようになっている。
なる溝35と、上記他端側の一番内方となる溝35は、
ピッチaを有するように形成されている。また、各内方
から二番目の溝35は、ピッチbを有するように形成さ
れている。同様に、三番目の溝35はピッチc、一番外
側はピッチdを有するように形成されている。上記ピッ
チa〜dは、上記電子ユニット25の後述する圧接部4
2のピッチD、上記電子ユニット25のサイズ違いのも
のの圧接部のピッチ、或いは他の電子ユニット(不図
示、特許請求の範囲に記載した接続相手に相当)の圧接
部のピッチに対応するようになっている。
【0021】上記電子ユニット25は、例えばECU
(エンジン・コントロール・ユニット)に対する制御部
などであり、配線板24に直接接続される第一構造体3
6と、第一構造体36に対して重なるように接続される
第二構造体37とを備えている。
(エンジン・コントロール・ユニット)に対する制御部
などであり、配線板24に直接接続される第一構造体3
6と、第一構造体36に対して重なるように接続される
第二構造体37とを備えている。
【0022】第一構造体36は、矩形の基板38と、そ
の基板38に配索される複数のバスバー39と、基板3
8に接続される複数のリレー40等を備えて構成されて
いる。基板38には、その四隅に短い脚部41が形成さ
れている。脚部41は、配線板24の溝35の幅よりも
太く形成されており、溝35内に入り込まないようにな
っている。
の基板38に配索される複数のバスバー39と、基板3
8に接続される複数のリレー40等を備えて構成されて
いる。基板38には、その四隅に短い脚部41が形成さ
れている。脚部41は、配線板24の溝35の幅よりも
太く形成されており、溝35内に入り込まないようにな
っている。
【0023】バスバー39は、基板38にインサート成
形されており、その一端には圧接部42が形成されてい
る。また、バスバー39の他端には、基板38から第二
構造体37に向けて突出するタブ43が形成されてい
る。尚、図中において各リレー40の隣にタブ43が三
つ存在している。そのうちの一つは、バスバー39の他
端から分岐したもの又は他の図示しないバスバーから立
ち上がったものである。圧接部42は、上記圧接部31
及び32と同様に電線33に対するU字状に切り欠きを
有しており、電線33側に突出するように折り曲げられ
ている。
形されており、その一端には圧接部42が形成されてい
る。また、バスバー39の他端には、基板38から第二
構造体37に向けて突出するタブ43が形成されてい
る。尚、図中において各リレー40の隣にタブ43が三
つ存在している。そのうちの一つは、バスバー39の他
端から分岐したもの又は他の図示しないバスバーから立
ち上がったものである。圧接部42は、上記圧接部31
及び32と同様に電線33に対するU字状に切り欠きを
有しており、電線33側に突出するように折り曲げられ
ている。
【0024】第二構造体37は、電子部品(不図示)を
実装した電子基板44と、電子基板44に取り付けられ
るコネクタ45、46等とを備えて構成されている。電
子基板44には、複数の回路がプリントされており、そ
の回路上に上記タブ43に対する接続孔47が形成され
ている。コネクタ45,46は、共に矩形のコネクタハ
ウジング48、49と、L字状の複数の端子50とを有
しており、コネクタハウジング48、49の各開放端が
アンダーカバー(不図示)の開口部(不図示)から臨む
ことができるようになっている。コネクタハウジング4
8、49から各々導出される複数の端子50は、電子基
板44に半田付けされるようになっている。
実装した電子基板44と、電子基板44に取り付けられ
るコネクタ45、46等とを備えて構成されている。電
子基板44には、複数の回路がプリントされており、そ
の回路上に上記タブ43に対する接続孔47が形成され
ている。コネクタ45,46は、共に矩形のコネクタハ
ウジング48、49と、L字状の複数の端子50とを有
しており、コネクタハウジング48、49の各開放端が
アンダーカバー(不図示)の開口部(不図示)から臨む
ことができるようになっている。コネクタハウジング4
8、49から各々導出される複数の端子50は、電子基
板44に半田付けされるようになっている。
【0025】尚、コネクタハウジング48、49におけ
る引用符号51は接続されるコネクタ(不図示)のロッ
クに対する係合孔を示している。
る引用符号51は接続されるコネクタ(不図示)のロッ
クに対する係合孔を示している。
【0026】次に、上記構成に基づいて電気接続箱21
の組み立てについて詳細に説明する。
の組み立てについて詳細に説明する。
【0027】はじめに、メインカバー22、アンダーカ
バー(不図示)、配線板23、配線板24、第一構造体
36、及び第二構造体37を準備する。メインカバー2
2及びアンダーカバー(不図示)は樹脂成形され、メイ
ンカバー22には、バスバー29や接続端子30が配設
される。また、配線板23及び24には、電線33がマ
トリックス状に配索される。配線板23には複数のバス
バー(不図示)等が配設される。
バー(不図示)、配線板23、配線板24、第一構造体
36、及び第二構造体37を準備する。メインカバー2
2及びアンダーカバー(不図示)は樹脂成形され、メイ
ンカバー22には、バスバー29や接続端子30が配設
される。また、配線板23及び24には、電線33がマ
トリックス状に配索される。配線板23には複数のバス
バー(不図示)等が配設される。
【0028】続いて、折り畳んで重ねた配線板23及び
24をメインカバー22に収容固定する。この時、配線
板23のタブ34が対応するキャビティ28に装着され
る。また、メインカバー22側の圧接部31及び32
に、対応する電線33が圧接される。圧接部31及び3
2は、配線板23に形成された溝(不図示)に没入しな
がら電線33を圧接するようになる。
24をメインカバー22に収容固定する。この時、配線
板23のタブ34が対応するキャビティ28に装着され
る。また、メインカバー22側の圧接部31及び32
に、対応する電線33が圧接される。圧接部31及び3
2は、配線板23に形成された溝(不図示)に没入しな
がら電線33を圧接するようになる。
【0029】続いて、第一構造体36に第二構造体37
を接続し電子ユニット25を製造する。電子基板44の
接続孔47には、タブ43が挿通され半田付けされる
(図2参照)。
を接続し電子ユニット25を製造する。電子基板44の
接続孔47には、タブ43が挿通され半田付けされる
(図2参照)。
【0030】続いて、電子ユニット25を配線板24に
接続する。電子ユニット25は、第一構造体36の圧接
部42のピッチDに対応する溝35上(上記ピッチdの
溝35)から接続される。第一構造体36の各圧接部4
2は、溝35内に押し込まれ、各電線33が圧接される
(図2参照)。
接続する。電子ユニット25は、第一構造体36の圧接
部42のピッチDに対応する溝35上(上記ピッチdの
溝35)から接続される。第一構造体36の各圧接部4
2は、溝35内に押し込まれ、各電線33が圧接される
(図2参照)。
【0031】そして最後に、アンダーカバー(不図示)
をメインカバー22に嵌合させることで一連の作業が完
了し電気接続箱21が組み立てられる。
をメインカバー22に嵌合させることで一連の作業が完
了し電気接続箱21が組み立てられる。
【0032】以上、図1及び図2を参照しながら説明し
てきたように、複数の溝35によって接続位置を選択す
ることができるようになることから、電子ユニット25
が設計変更(例えばサイズ変更)されても、或いは、他
の電子ユニットに変更されても容易に対応することがで
きる。言い換えれば、配線板24(電気接続箱21の本
体的な部分)の設計変更をしなくとも各種接続相手に対
応することができる。従って、上述の配線板の接続構造
により、各種接続相手との接続を容易にすることができ
る。
てきたように、複数の溝35によって接続位置を選択す
ることができるようになることから、電子ユニット25
が設計変更(例えばサイズ変更)されても、或いは、他
の電子ユニットに変更されても容易に対応することがで
きる。言い換えれば、配線板24(電気接続箱21の本
体的な部分)の設計変更をしなくとも各種接続相手に対
応することができる。従って、上述の配線板の接続構造
により、各種接続相手との接続を容易にすることができ
る。
【0033】その他、本発明は本発明の主旨を変えない
範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、電線をマトリックス状に配索した
配線板に、電線接続用の溝又は長孔を電線の配索方向に
直交して複数本形成していることから、接続相手の例え
ばサイズに変更があっても、或いは異なる接続相手に変
更しても、それまでとは違う位置の溝又は長孔を用いる
ことで容易に対応することができる。また、配線板に、
溝又は長孔を複数本形成していることから、接続相手の
例えばサイズが異なっても、対応できる位置の溝又は長
孔を選んで接続相手を接続させることができる。さら
に、電気接続箱側、配線板側の設計変更をしなくとも接
続相手を接続させることができる。従って、本発明の配
線板の接続構造により、各種接続相手との接続を容易に
することができるという効果を奏する。
れた本発明によれば、電線をマトリックス状に配索した
配線板に、電線接続用の溝又は長孔を電線の配索方向に
直交して複数本形成していることから、接続相手の例え
ばサイズに変更があっても、或いは異なる接続相手に変
更しても、それまでとは違う位置の溝又は長孔を用いる
ことで容易に対応することができる。また、配線板に、
溝又は長孔を複数本形成していることから、接続相手の
例えばサイズが異なっても、対応できる位置の溝又は長
孔を選んで接続相手を接続させることができる。さら
に、電気接続箱側、配線板側の設計変更をしなくとも接
続相手を接続させることができる。従って、本発明の配
線板の接続構造により、各種接続相手との接続を容易に
することができるという効果を奏する。
【0035】請求項2に記載された本発明によれば、溝
又は長孔を、電気接続箱に選択的に配設される各種接続
相手の圧接部のピッチに応じて形成していることから、
請求項1の効果の他に、各種接続相手のバリエーション
に対応させることができるという効果を奏する。
又は長孔を、電気接続箱に選択的に配設される各種接続
相手の圧接部のピッチに応じて形成していることから、
請求項1の効果の他に、各種接続相手のバリエーション
に対応させることができるという効果を奏する。
【図1】本発明による配線板の接続構造の一実施の形態
を示す電気接続箱の分解斜視図である。
を示す電気接続箱の分解斜視図である。
【図2】接続相手としての電子ユニットを配線板に接続
した際の要部拡大図である。
した際の要部拡大図である。
【図3】従来例の配線板の接続構造の一例を示す要部の
斜視図である。
斜視図である。
21 電気接続箱 22 メインカバー 23、24 配線板 25 電子ユニット(接続相手) 26 基壁 27 側壁 28 キャビティ 29 バスバー 30 接続端子 31、32 圧接部 33 電線 34 タブ 35 溝 36 第一構造体 37 第二構造体 38 基板 39 バスバー 40 リレー 41 脚部 42 圧接部 43 タブ 44 電子基板 45、46 コネクタ 47 接続孔 48、49 コネクタハウジング 50 端子 51 係合孔
Claims (2)
- 【請求項1】 電気接続箱に配設される配線板の接続構
造であって、 該配線板に、電線をマトリクス状に配索するとともに、
該電線の配索方向に対して直交方向に複数本の電線接続
用の溝又は長孔を形成したことを特徴とする配線板の接
続構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載の配線板の接続構造にお
いて、 前記溝又は前記長孔は、前記電気接続箱に選択的に配設
される各種接続相手の圧接部のピッチに応じて形成され
ることを特徴とする配線板の接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000200752A JP2002027634A (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | 配線板の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000200752A JP2002027634A (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | 配線板の接続構造 |
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---|---|
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2002027634A (ja) |
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US7252519B2 (en) | 2004-04-02 | 2007-08-07 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Electrical connector box |
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2000
- 2000-07-03 JP JP2000200752A patent/JP2002027634A/ja not_active Abandoned
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A621 | Written request for application examination |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060502 |
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A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20060601 |