JPH0515319Y2 - - Google Patents

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JPH0515319Y2
JPH0515319Y2 JP2522988U JP2522988U JPH0515319Y2 JP H0515319 Y2 JPH0515319 Y2 JP H0515319Y2 JP 2522988 U JP2522988 U JP 2522988U JP 2522988 U JP2522988 U JP 2522988U JP H0515319 Y2 JPH0515319 Y2 JP H0515319Y2
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needle
tube
needle tube
cover
base
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、眼科の治療に用いられる眼科治療用
薬液注入針に関する。
(従来の技術) 従来、眼科の治療に用いられる眼科治療用薬液
注入針は、該注入針の針管の先端部分が真つ直ぐ
であると薬液を注入する際に眼球に接触して眼球
を傷つけるおそれがある。このため、第6図示の
ように先端部分に予め折曲げられた針管aを針基
bに嵌入した注入針を使用するか、又は、該注入
針の使用時に先立つて該針管の先端部分を適宜折
曲げて使用することによつて眼球への針管の接触
を避けるようにしている。
しかし、該注入針を使用する医師の手技にはそ
れぞれ特色があり該注入針の折曲げ方も自ずから
異なつている。従つて、予め所定の角度に折曲げ
られた針管を備えた注入針を使用する場合はそれ
ぞれの医師の手技に馴染むとは限らず使用勝手の
悪いものとなつている。また、該注入針をその使
用時に針管の先端部分を所望形状に折曲げ直して
使用しようとするときには、該針管が細く且つ比
較的剛性があるので所望の角度、形状に折曲げる
ことが困難である。
他方、容易に曲げることができる材質からなる
針管を備えた注入針は高価であると共に、該針管
は同じように細いので所望の角度、形状に折曲げ
ることが困難である。更に、該針管をその使用時
に折曲げて使用する場合は、該針管の先端部分を
指で直接把持して曲げるため細菌等による汚染の
問題がある。
(本考案が解決しようとする課題) 本考案は、かかる従来の不都合を解消し、眼科
用薬液注入針の針管の先端部分を針カバーで被覆
し太径にすることによつて容易に折曲げることが
できると共に、折曲げの際に該針管の先端部分を
直接、把持する必要をなくして細菌等による汚染
から針管を保護することができる眼科用薬液注入
針を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、かかる目的を達成するために、折曲
自在である針管の後端に針基を備えた眼科治療用
薬液注入針において、該針管と共に折曲自在の可
撓性針カバーを少なくとも該針管の先端部分に着
脱自在に挿着したことを特徴とする。
(作用) 本考案は、かかる構成によれば、前記眼科治療
用薬液注入針の針管の先端部分を被覆した可撓性
針カバー上から前記針管を把持し、これを使用す
る医師の手技に応じて所望の角度、形状に該可撓
性針カバー内に挿着された針管と共に一体に折曲
げる。その後、該可撓性針カバーを該針管から取
り外して使用する。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図乃至第3図を用いて
以下詳細に説明する。
第1図は眼科治療用薬液注入針の使用前の状態
を示す説明的断面図であり、該注入針は折曲自在
で薬液を注入する針管1と、針管1を後端で嵌入
する先端基部3を突出させた針基2と、針基2の
先端基部3の外周に嵌合し針管1との間に空間を
有して針管1を被覆し針管1の折曲げに対応でき
る厚さを有して太径とする可撓性針カバー4とか
らなる。
前記注入針は第2図示のように前記針管1を可
撓性針カバー4上から押圧し一体に把持する。こ
のとき、可撓性針カバー4が太径であるため把持
し易い状態となり、この状態で針管1を可撓性針
カバー4と共にこれを使用する医師の手技に応じ
て所望の角度、形状に折曲げる。可撓性針カバー
4は針基2の先端基部3に嵌合し針管1との間に
空間があるので針管1に所望の折曲げ形状を保持
した状態で可撓性針カバー4を針管1から取り外
すことができる。
また、第3図示のように前記針管1は先端部分
を細くして曲げ易くする一方、後端部分が不必要
に折曲げられることを防止するために後端部分に
剛性のある補強管5を挿着して針管1と共に針基
2に嵌着しても良い。
第4図は他の実施例を示し、前記針基2から先
端基部3が突出していない場合は、針管1を直接
可撓性針カバー4で被覆するものでこの構成によ
つても本考案の目的を妨げない。
また、第5図も他の実施例を示し、第4図示の
ものと同様に針基2から先端基部3が突出してお
らず且つ、針管1に前記補強管5を備えている場
合は、補強管5に可撓性針カバー4の後端を嵌合
させて針管1の先端部分のみを被覆するものであ
つて、この構成によつても本考案の目的を妨げな
い。
(効果) 本考案は、前記の説明から明らかなように、針
管の先端部分を可撓性針カバーで被覆し、これに
より折曲げる部分を太径にすることによつて針管
の先端部分を該針カバーと共に容易に折曲げるこ
とができ、この針管を折曲げる際に該針カバーで
該先端部分を被覆した状態で折曲げるので細菌等
による汚染を防止することができる眼科用薬液注
入針を提供できる。
【図面の簡単な説明】
本考案の実施の一例を第1図乃至第3図に示
し、第1図は説明的断面図、第2図は使用状態の
説明図、第3図は針管に補強管を設けた注入針の
説明的断面図、第4図及び第5図は他の実施例の
説明的断面図、第6図は従来例の説明図である。 1……針管、2……針基、3……先端基部、4
……可撓性針カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 折曲自在である針管の後端に針基を備えた眼科
    治療用薬液注入針において、該針管と共に折曲自
    在の可撓性針カバーを少なくとも該針管の先端部
    分に着脱自在に挿着したことを特徴とする眼科治
    療用薬液注入針
JP2522988U 1988-02-29 1988-02-29 Expired - Lifetime JPH0515319Y2 (ja)

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JP2522988U JPH0515319Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

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JPH01130741U JPH01130741U (ja) 1989-09-05
JPH0515319Y2 true JPH0515319Y2 (ja) 1993-04-22

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