JPH0515287Y2 - - Google Patents

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JPH0515287Y2
JPH0515287Y2 JP1987160269U JP16026987U JPH0515287Y2 JP H0515287 Y2 JPH0515287 Y2 JP H0515287Y2 JP 1987160269 U JP1987160269 U JP 1987160269U JP 16026987 U JP16026987 U JP 16026987U JP H0515287 Y2 JPH0515287 Y2 JP H0515287Y2
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blood pressure
pressure
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external
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は携帯用の血圧モニタ装置に関するもの
である。
従来の技術 生体の血圧値は、通常、日内変動が比較的大き
いため、診断等に際して、携帯用血圧モニタ装置
を被測定者に装着して血圧値を所定時間毎に連続
的に測定し且つ記録することが行われている。こ
の場合において、血圧値の変動に影響を及ぼす生
体の運動状態や体位変化を把握するために、実開
昭62−157504号公報においては血圧測定と並行し
て生体の運動量を検出し且つ記録する携帯用血圧
モニタ装置が提案されており、また実開昭60−
83603号公報に記載の血圧測定と並行して生体の
体位を連続的に検出し且つ記録する技術を携帯用
血圧モニタ装置に適用することが考えられる。こ
のような携帯用血圧モニタ装置によれば、生体の
運動状態または体位変化により引き起こされた血
圧変動については、その変動原因が運動状態また
は体位変化によるものと容易且つ正確に解明され
得、被測定者自身の生体異常によるものと誤診さ
れることが確実に防止される利点がある。
考案が解決すべき課題 しかしながら、上記のような従来の携帯用血圧
モニタ装置では、血圧測定時の外気圧が検出され
ないため、被測定者の移動場所等により外気圧が
比較的大きく変化した場合に引き起こされた血圧
変動についてはその変動原因を容易且つ正確に解
明することができず、その血圧変動が被測定者自
身の生体異常によるものと誤診される場合があつ
た。
本考案は以上の事情を背景として為されたもの
であり、その目的とするところは、血圧変動が外
気圧の変化によるものであることを容易且つ正確
に解明できる携帯用血圧モニタ装置を提供するこ
とにある。
課題を解決するための手段 斯かる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、生体の血圧値を所定時間毎に連続的
に測定し且つ記録する携帯用血圧モニタ装置であ
つて、(a)血圧測定と並行して外気圧を検出する外
気圧検出手段と、(b)その外気圧検出手段により検
出された前記外気圧を記録する外気圧記録手段と
を、含むことにある。
作用および考案の効果 このようにすれば、外気圧検出手段により、血
圧測定と並行して外気圧が検出されるとともに、
外気圧記録手段によりその外気圧が記録される。
このため、血圧変動が外気圧の変化によるもので
あることを容易且つ正確に解明することができ、
外気圧の変化による血圧変動が被測定者自身の生
体異常によるものと誤診されることが確実に防止
される。
実施例 以下、本考案の一実施例を示す図面に基づいて
詳細に説明する。
第1図は本考案が適用された携帯用血圧モニタ
装置の制御回路を示す図であつて、10は人体の
上腕部等に巻回されるゴム製かつ袋状のカフであ
る。カフ10には、圧力センサ12、ボンベ1
4、そのボンベ14を開閉制御する電磁弁16、
徐速排気用の絞り18および電磁弁20、急速排
気用の電磁弁22が配管24を介してそれぞれ接
続されている。圧力センサ12はカフ10内の圧
力を表す圧力信号SPを静圧弁別回路26および
脈波弁別回路28へそれぞれ供給する。静圧弁別
回路26はローパスフイルタを含み、圧力信号
SPに含まれる定常的な圧力を表す信号を弁別す
ることにより、カフ10の圧力を表すカフ信号
SKをA/D変換器30を介してCPU32へ供給
する。脈波弁別回路28は、たとえば1乃至10Hz
程度の周波数成分を有する信号を通過させる帯域
フイルタを含み、圧力信号SPに含まれる脈波信
号SMをA/D変換器30を介してCPU32へ供
給する。この脈波は被測定者の心拍に同期して発
生するカフ10の圧力振動である。
上記制御回路には、更に、時計回路34が設け
られており、時計回路34は現在の時刻を表す時
刻信号STをCPU32に供給する。CPU32は、
データバスラインを介してROM36,RAM3
8、出力インタフエース40、およびカード書込
装置42と連結されており、ROM36に予め記
憶されたプログラムに従つてRAM38の記憶機
能を利用しつつ信号処理を実行し、電磁弁16,
20,22をそれぞれ開閉制御するとともに、一
連の血圧測定動作を実行し、脈波信号SMおよび
カフ圧信号SKに基づいて血圧値を決定してその
血圧値を現在の時刻と共にカード書込装置42に
よりメモリカード44に書き込ませる。
一方、CPU32には、更に、気圧センサ46
から外気圧を表す気圧信号SPOがA/D変換器
48を介して供給されるとともに気温センサ50
から気温信号STEがA/D変換器52を介して
供給されるようになつており、CPU32は、供
給された気圧信号SPOおよび気温信号STEを現
在の時刻と共に前記カード書込装置42によりメ
モリカード44に書き込ませる。上記気圧センサ
46は、たとえば第3図に示すように、外気圧に
応じて軸心方向に弾性変形させられる比較的薄肉
の金属製ベローズ54と、そのベローズ54の弾
性変形量(変位)を検出して電気信号(前記気圧
信号SPOに相当)に変換する変位センサとして
の差動トランス56とを有して構成される。本実
施例においては、気圧センサ46が検出手段を構
成している。
以下、本実施例の作動を第2図のフローチヤー
トに従つて説明する。
まず、ステツプS1の初期処理が実行されて血
圧値、外気圧、および気温測定用のタイマカウン
タTなどがクリアされるとともに、ステツプS2
が実行されてタイマカウンタTが設定値TAに達
しているか否かが判断される。この設定値TAは
上記血圧値等の測定周期(たとえば5〜10分程
度)に対応する値に予め設定される。当初は設定
値TAに達しないので、ステツプS3が実行される
ことによりタイマカウンタTの内容に1が加えら
れて、ステツプS2の判断が肯定されるまでステ
ツプS2およびS3が繰り返し実行されるが、設定
値TAに達したときには、ステツプS4が実行され
て気圧信号SPOおよび気温信号STEが読み込ま
れるとともにステツプS5が実行されることによ
りそれら気圧信号SPOおよび気温信号STEが現
在の時刻と共にカード書込装置42によりメモリ
カード44に書き込まれる。したがつて、本実施
例においては、カード書込装置42、メモリカー
ド44、およびステツプS5が記録手段に相当す
る。
次に、ステツプS6が実行されると、電磁弁2
0,22が閉じられるとともに電磁弁16が開か
れてボンベ14によりカフ10の昇圧が開始され
るとともに、ステツプS7が実行されてカフ圧P
が予め定められた一定の目標カフ圧Pmを超えた
か否かが判断される。この目標カフ圧Pmは最高
血圧値よりも充分に高い圧力、たとえば180mmHg
程度の値である。カフ圧Pが目標カフ圧Pmを未
だ超えていないときにはステツプS7が繰り返し
実行されるが、カフ圧Pが目標カフ圧Pmを超え
たときにはステツプS8が実行されて、電磁弁1
6が閉じられるとともに電磁弁20が開かれるこ
とにより、カフ10の緩やかな降圧が開始され
る。続くステツプS9の血圧値決定ルーチンにお
いては、カフ圧Pの降圧過程における脈波信号
SMが表す脈波の大きさの変化に基づいて最高血
圧値および最低血圧値を決定するための所謂オシ
ロメトリツク法の血圧値決定アルゴリズムが実行
され、これにより最高血圧値および最低血圧値が
決定されると、それら血圧値がRAM38に記憶
される。次いで、ステツプS10において血圧測定
が完了したか否かが判断される。当初は完了して
いないので、ステツプS9およびS10が繰り返し実
行されるが、血圧測定が完了したと判断された場
合には、続くステツプS11が実行されて現在の時
刻データと共に前記最高血圧値および最低血圧値
がカード書込装置42によりメモリカード44に
書き込まれる。次いで、ステツプS12が実行され
ることにより、タイマカウンタTがクリアされ且
つ電磁弁22が開かれてカフ10内が一気に排圧
され、その後、ステツプS2以下が繰り返し実行
されることにより、血圧値、外気圧、および気温
がそれぞれ所定時間毎に連続的に測定され且つ記
録されることとなる。
このように本実施例によれば、血圧測定と並行
して外気圧および気温が測定されるとともに、そ
れら測定された血圧値、外気圧、および気温がカ
ード書込装置42によりメモリカード44に順次
書き込まれるようになつているので、そのメモリ
カード44に書き込まれたデータをカードリーダ
等を介して他の情報処置装置に入力させて、血圧
値、外気圧、および気温の時間的変化を共通の時
間軸上に示すグラフをCRTやチヤート紙上に表
示させることができる。このため、血圧値のトレ
ンドを外気圧および気温の各トレンドと併せ見る
ことにより、血圧変動が外気圧または気温の変化
によるものであることを容易且つ正確に解明する
ことができ、外気圧または気温の変化による血圧
変動が被測定者自身の生体異常によるものと誤診
されることが確実に防止される。第4図は上記ト
レンドの一表示例を示すものであつて、図におい
ては縦軸の目盛等は省略されている。
なお、前述の実施例において、外気圧および気
温の測定は血圧測定と同一周期にて略同時に行わ
れるようになつているが、必ずしもその必要はな
く、血圧測定と異なる周期にて測定するようにし
ても良い。
また、前述の実施例において、気圧センサ50
は必ずしも必要なものではなく、削除しても本考
案の効果が得られる。
また、前記外気圧の測定に加えて、生体の生理
状態に影響を及ぼす因子であつて、周囲の音、被
測定者の体位、被測定者の運動量のうち少なくと
も一つを血圧測定と並行して検出して記録するよ
うにしても良い。これらの場合において、上記音
の大きさがデシベル単位で前記メモリカード44
に記録されても良いし或いは音の内容(たとえば
会話等)および大きさがテープレコーダにて録音
されても良い一方、上記体位は、たとえば第5図
に示すように、携帯用血圧モニタ装置に一体的に
設けられて内部に所定量の水銀57が収容された
球状の容器58と、その容器58内へ突き出した
状態でそれぞれ所定位置に設けられた各一対の電
極60,62,64とを備えた体位センサ66を
用いて検出され、電極60が被測定者の起位時に
おいて、電極62あるいは64が寝位時において
水銀57により短絡されることに基づいて起位あ
るいは寝位が検出されるとともに、上記運動量
は、たとえば第6図に示すように、先端部に所定
の重り68が取り付けられ且つ基端部が片持梁状
の振動部材70を含み、その振動部材70の振動
を半導体歪ゲージ72等により検出して被測定者
の腰部の動きに対応する振動信号を出力する振動
センサ74を用いて、振動センサ74から出力さ
れた振動信号に基づいて所定時間当たりの振動量
を求めるとともにその振動量を被測定者の年齢、
身長、体重等に応じた換算式により熱量に換算す
ることにより、運動により消費した熱量として検
出される。なお、振動センサとしては、圧力セン
サを利用したもの或いはコイルおよび磁石の位置
変化を利用したもの等を用いても良い。
また、前述の実施例において、外気圧の測定に
加えて心拍数を測定しても良いことは勿論であ
る。
その他、本考案はその趣旨を逸脱しない範囲に
おいて種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である携帯用血圧モ
ニタ装置の制御回路を示すブロツク線図である。
第2図は第1図の装置の作動を説明するためのフ
ローチヤートである。第3図は第1図の装置にお
ける気圧センサを示す断面図である。第4図は血
圧値および外気圧等のトレンドの一表示例を示す
図である。第5図は本考案の他の例を説明するた
めの図であつて、体位センサを示す断面図であ
る。第6図は本考案の更に他の例を説明するため
の図であつて、振動センサを示す断面図である。 {42……カード書込装置、44……メモリカ
ード}(外気圧記録手段)、46……気圧センサ
(外気圧検出手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 生体の血圧値を所定時間毎に連続的に測定し且
    つ記録する携帯用血圧モニタ装置であつて、 血圧測定と並行して外気圧を検出する外気圧検
    出手段と、 該外気圧検出手段により検出された前記外気圧
    を記録する外気圧記録手段と、 を含むことを特徴とする血圧モニタ装置。
JP1987160269U 1987-10-20 1987-10-20 Expired - Lifetime JPH0515287Y2 (ja)

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JPH0165006U JPH0165006U (ja) 1989-04-26
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JP2007014566A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Terumo Corp 血圧測定装置及び血圧管理装置
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