JPH05152769A - 車載用音響機器ケース - Google Patents

車載用音響機器ケース

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Publication number
JPH05152769A
JPH05152769A JP34207091A JP34207091A JPH05152769A JP H05152769 A JPH05152769 A JP H05152769A JP 34207091 A JP34207091 A JP 34207091A JP 34207091 A JP34207091 A JP 34207091A JP H05152769 A JPH05152769 A JP H05152769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
main body
plates
sections
drawn
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP34207091A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Shishido
謙太郎 宍戸
Shigeyuki Kakizaki
茂之 柿崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP34207091A priority Critical patent/JPH05152769A/ja
Publication of JPH05152769A publication Critical patent/JPH05152769A/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 絞り加工部11,12が設けられた側板8,
9と天面10とにより略コ字状に一体形成されてなる車
載用音響機器ケース3において、上記天面10に絞り加
工部15が設けられる。 【効果】 ケースのゆがみや変形がなくなり、寸法精度
を大幅に向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等に搭載される
カセットテープレコーダやテレビジョン受像機等の如き
各種音響機器の車載用音響機器ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車等に搭載されるカセット
テープレコーダやいわゆるCDプレーヤ或いはテレビジ
ョン受像機等の如き音響機器は、自動車メーカーの統一
規格によってその取付けスペースが規制されており、そ
のスペースに収納し得る外形寸法とする必要がある。例
えば、我が国においては、2DIN(幅180mm×長
さ100mm)という制限がある。
【0003】かかる状況によりこれら音響機器において
は、一般に金属材料よりなる板を折曲形成してなる車載
用音響機器ケースに取付けられ、自動車側のコンソール
等に設けられる取付け部にネジ止めされて固定されるよ
うになっている。
【0004】上記車載用音響機器ケースは、上記スペー
ス内に収容可能な大きさとなされ、機器を保護するため
の側板と天面とを有してなり、これらが一体的に折曲形
成されて略コ字状となされている。そして、その側板に
は、自動車側のコンソール等に設けられる取付け部の出
っ張りを回避するために、機器の内側にへこむ絞り加工
部が設けられている。また、その絞り加工部には、各自
動車メーカによって取付け穴位置が異なるため、それぞ
れのメーカに対応した位置にネジ穴が設けられている。
【0005】ところで、上記車載用音響機器ケースは、
一般に平板状の金属板の側板となる部分に絞り加工を施
し、その絞り加工部にそれぞれのネジ穴を設け、これを
略コ字状となるように折曲形成して作製される。
【0006】ところが、上記車載用音響機器ケースにお
いて、両側板にそれぞれ形成する絞り加工部の影響によ
り天面となる部分の材料が余り、歪みが発生する。この
ため、ケースにゆがみや変形が生じ、部品寸法が不安定
となる。したがって、歩留が劣化するばかりか、生産性
が劣化してしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上述
の技術的な課題に鑑みて提案されたものであって、ゆが
みや変形等がなく部品寸法精度の高い車載用音響機器ケ
ースを提供するとともに、歩留り並びに生産性に優れた
車載用音響機器ケースを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、絞り加工部が設けられた側板と天面と
により略コ字状に一体形成されてなる車載用音響機器ケ
ースにおいて、上記天面に絞り加工部が設けられたこと
を特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明にかかる車載用音響機器ケースにおいて
は、天面にも絞り加工部が設けられているので、この天
面での絞り加工部によって側板に設けられる絞り加工部
により生ずる歪みが打ち消される。したがって、ケース
にゆがみや変形等がなくなり、寸法精度が安定する。
【0010】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。本実施例は、
自動車等に搭載されるテレビジョン受像機に本発明を適
用した例である。
【0011】テレビジョン受像機は、図1に示すよう
に、陰極線管1や各種回路基板等から構成される機器本
体と、この機器本体を支えるフレーム2と、該フレーム
2とにより機器本体を内部に収容するケース3と、上記
陰極線管1のパネルを外部に臨ませるフロントパネル4
とから構成されている。
【0012】上記陰極線管1には、例えば、1つの電子
銃から出射される1本の電子ビームによってパネルの内
面に形成されたR(レッド),G(グリーン),B(ブ
ルー)よりなる3原色の蛍光体ストライプを順次走査す
ることにより、カラー画像を再現する、ビームインデッ
クス形カラーテレビジョン受像機(いわゆるインデック
ス形テレビ)が用いられる。かかるインデックス形テレ
ビは、1本の電子ビームでR・G・B・R・G・B・・
・とこれら3色を順次走査して行き、その走査に合わせ
てCRTに入力する色信号をR・G・B順に切り換える
ものである。したがって、このインデックス形テレビに
おいては、3本の電子ビームを使用する陰極線管とは異
なり、アパチャーグリルやシャドウマスク等の色選別機
構が不要で、また白黒ブラウン管並みの簡単な構造で、
奥行きの極めて短いブラウン管とすることができる等、
車載用の陰極線管に使用して極めて有利である。なお、
上記陰極線管1には、この他1ガン3ビーム方式のいわ
ゆる商標名トリニトロン陰極線管も使用することができ
る。
【0013】上記フレーム2は、上記陰極線管1等の機
器本体を支持するためのもので、金属板を略L字状に折
曲形成することにより形成されている。そして、このフ
レーム2の底面に対して直角に切り立って設けられる背
面部分には、機器本体内の熱等を外方に放熱させるため
のファンが設けられるようになっている。
【0014】一方、フロントパネル4は、機器本体の前
面に取付けられ、陰極線管1のパネルを外方に臨ませる
ようになっている。そして、このフロントパネル4に
は、陰極線管1の各種機能を操作するための操作釦5
や、この機器本体と接続されるCDプレーヤやビデオテ
ープレコーダ等の機器を操作する各種の操作釦6,7等
が設けられている。
【0015】上記ケース3は、図2に示すように、上記
フレーム2とにより機器本体を内部に収容するに足る大
きさ、且つ自動車のコンソール等に設けられるスペース
に収容し得る大きさの外形形状として形成されている。
上記ケース3は、機器本体の側面を覆って設けられる一
対の側板8,9と、機器本体の上面を覆って設けられる
天面10とから構成され、これら側板8,9と天面10
とが一体的に略コ字状となるように折曲形成されてい
る。
【0016】上記側板8,9には、自動車側のコンソー
ル等に設けられる取付け部の出っ張りを回避するため
に、機器の内側にへこむ絞り加工部11,12が設けら
れている。本実施例での絞り加工部11,12は、平面
形状が略矩形状となされたへこみとして形成されてお
り、その大きさが異なるように所定の間隔を隔てて一対
設けられている。そしてその絞り加工部11,12に
は、各自動車メーカによって取付け穴位置が異なるため
にそれぞれのメーカに対応した位置にネジ穴13,14
が複数設けられている。
【0017】上記天面10は、機器本体の上面部を覆う
に足る大きさの長方形状として形成され、その略中央部
に絞り加工部15が設けられている。この絞り加工部1
5は、機器本体側に突出する平面長方形状をなすへこみ
として形成され、上記側板8,9に形成される絞り加工
部11,12を設けることによって生ずるひずみを打ち
消す役目をする。
【0018】すなわち、通常、ケース3は、図3に示す
ように、平面長方形状とされた金属板の側板8,9部分
に絞り加工部11,12を形成した後、破線で示す位置
で側板8,9部分に相当する部分を立ち上げ、断面形状
が略コ字状となるように折曲形成して作製される。しか
しながら、側板8,9部分に絞り加工部11,12を設
けると、天面10に相当する部分の材料が余りこの影響
で歪みが発生し、平面状態においてゆがみや変形が生ず
る。しかし、本実施例では、天面10にも絞り加工部1
5を設けているので、側板8,9に形成した絞り加工部
11,12により生ずる歪みがこの天面10での絞り加
工部15によって打ち消される。したがって、ケース3
のゆがみや変形がなくなり、寸法精度が大幅に向上す
る。この結果、歩留りが向上することになり、生産性が
大幅に向上する。なお、上記天面10に設けた絞り加工
部15に、例えばラベル等を貼付すれば、展覧会への出
品に際して展示効果が得られるという利点がある。
【0019】以上、本発明を適用した具体的な実施例に
ついて説明したが、本発明は上述の実施例に限定される
ことなく、種々の変更が可能である。例えば、天面10
に設けた絞り加工部15は、平面形状を矩形状にした
が、例えばその製造者の名前を文字等として形成するよ
うにしても同様の効果が得られる。また、自動車のコン
ソールに設けられるスペースに収容し得る範囲で機器本
体とは反対側に突出するように凸状の絞り加工部15と
しても同様の効果が得られる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明にかかる車載用音響機器ケースにおいては、天面にも
絞り加工部を設けているので、側板に設ける絞り加工部
によって生ずるひずみを打ち消すことができ、ゆがみや
変形等のない寸法精度の高いケースを提供することがで
きる。したがって、車載用音響機器ケースの歩留りが向
上するばかりか、生産性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる車載用音響機器ケースを車載用
テレビジョン受像機に適用した例を示す斜視図である。
【図2】本発明にかかる車載用音響機器ケースの斜視図
である。
【図3】本発明にかかる車載用音響機器ケースを展開し
た状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・陰極線管 3・・・車載用音響機器ケース 8,9・・・側板 10・・・天面 15・・・絞り加工部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絞り加工部が設けられた側板と天面とに
    より略コ字状に一体形成されてなる車載用音響機器ケー
    スにおいて、上記天面に絞り加工部が設けられたことを
    特徴とする車載用音響機器ケース。
JP34207091A 1991-11-30 1991-11-30 車載用音響機器ケース Withdrawn JPH05152769A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34207091A JPH05152769A (ja) 1991-11-30 1991-11-30 車載用音響機器ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34207091A JPH05152769A (ja) 1991-11-30 1991-11-30 車載用音響機器ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05152769A true JPH05152769A (ja) 1993-06-18

Family

ID=18350928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34207091A Withdrawn JPH05152769A (ja) 1991-11-30 1991-11-30 車載用音響機器ケース

Country Status (1)

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JP (1) JPH05152769A (ja)

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Effective date: 19990204