JPH05159664A - 操作釦装置 - Google Patents

操作釦装置

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JPH05159664A
JPH05159664A JP34233491A JP34233491A JPH05159664A JP H05159664 A JPH05159664 A JP H05159664A JP 34233491 A JP34233491 A JP 34233491A JP 34233491 A JP34233491 A JP 34233491A JP H05159664 A JPH05159664 A JP H05159664A
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JP
Japan
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button
bearing
operation button
shaft
fitted
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP34233491A
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English (en)
Inventor
Kentaro Shishido
謙太郎 宍戸
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP34233491A priority Critical patent/JPH05159664A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 フロントパネル4に設けられる軸19に嵌合
して操作釦10が可動自在に取付けられる操作釦装置に
おいて、操作釦10の上記軸19と嵌合する釦支持部材
14の軸受13近傍部に釦挿入用案内溝16を設ける。 【効果】 操作釦を確実に且つ容易に釦取付けパネルに
取付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるCDプレーヤ
やビデオテープレコーダ或いはテレビジョン受像機等の
如き各種音響機器に用いられる操作釦装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、音響機器等に使用される操作釦
51は、図8及び図9に示すように、機器のフロントパ
ネル52に開口された釦取付け穴53に臨んでこの開口
周縁部に先端が鍵形とされた釦引っ掛け爪54を先に引
っ掛け、これとは反対側に釦本体55を回転させてフロ
ントパネル52に設けられる一対の軸56に釦支持部材
57の先端側に穿設される軸受58を嵌合させることに
よって可動自在に取付けられている。
【0003】ところで、この種の操作釦51では、フロ
ントパネル52への取付けを容易なものとなすために、
例えば図10に示すように、軸受58の開口周縁部に開
口径が広がるように傾斜した斜面59(以下、これをC
面59と称する。)が設けられている。これによって、
釦本体55を押し込んだときに、上記C面59が上記軸
56への案内役を果たし、操作釦51のフロントパネル
52への取付けを容易なものとなすようになっている。
【0004】しかしながら、上記C面59は、ある程度
の案内役は果たすものの強い力で釦本体55を押し込む
と、軸56に対する軸受58の位置がずれ、操作釦51
が釦取付け穴53内に落ち込んでしまうことがある。
【0005】また、上記操作釦51は射出成形等によっ
て一体成形されるものであるから、図11にその金型構
造を示すように、金型60に設けられるC面59を付け
るためのスライドピン61と釦本体55との隙間Aの寸
法が非常に小さくなる。この隙間Aは、金型構成上、約
0.6mmは必要であるため、上記C面59の大きさは
これ以上広げることができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上述
の技術的な課題に鑑みて提案されたものであって、操作
釦を確実に且つ容易に取り付けることができる操作釦装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、釦取付けパネルに設けられる軸に嵌合
して操作釦が可動自在に取付けられる操作釦装置におい
て、上記軸と嵌合する操作釦の釦支持部材に設けられる
軸受の近傍部に釦挿入用案内溝が形成されていることを
特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明にかかる操作釦装置においては、操作釦
の軸と嵌合する釦支持部材に設けられる軸受の近傍部に
釦挿入用案内溝が形成されているので、この釦挿入用案
内溝に軸が案内されて当該軸が軸受に嵌合せしめられ
る。したがって、無理に操作釦を押し込んでも、確実且
つ簡単に操作釦が釦取付けパネルに取付けられる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。本実施例は、
自動車等に搭載されるテレビジョン受像機に本発明を適
用した例である。
【0010】テレビジョン受像機は、図1に示すよう
に、陰極線管1や各種回路基板等から構成される機器本
体と、この機器本体を支えるフレーム2と、該フレーム
2とにより機器本体を内部に収容するケース3と、上記
陰極線管1のパネルを外部に臨ませるフロントパネル4
とから構成されている。
【0011】上記陰極線管1には、例えば、1つの電子
銃から出射される1本の電子ビームによってパネルの内
面に形成されたR(レッド),G(グリーン),B(ブ
ルー)よりなる3原色の蛍光体ストライプを順次走査す
ることにより、カラー画像を再現する、ビームインデッ
クス形カラーテレビジョン受像機(いわゆるインデック
ス形テレビ)が用いられる。かかるインデックス形テレ
ビは、1本の電子ビームでR・G・B・R・G・B・・
・とこれら3色を順次走査して行き、その走査に合わせ
てCRTに入力する色信号をR・G・B順に切り換える
ものである。したがって、このインデックス形テレビに
おいては、3本の電子ビームを使用する陰極線管とは異
なり、アパチャーグリルやシャドウマスク等の色選別機
構が不要で、また白黒ブラウン管並みの簡単な構造で、
奥行きの極めて短いブラウン管とすることができる等、
車載用の陰極線管に使用して極めて有利である。なお、
上記陰極線管1には、この他1ガン3ビーム方式の商標
名トリニトロン陰極線管も使用することができる。
【0012】上記フレーム2は、上記陰極線管1等の機
器本体を支持するためのもので、金属板を略L字状に折
曲形成することにより形成されている。そして、このフ
レーム2の底面に対して直角に切り立って設けられる背
面部分には、機器本体内の熱等を外方に放熱させるため
のファンが設けられるようになっている。
【0013】そして上記ケース3は、上記フレーム2と
によって機器本体を内部に収容するに足る大きさ、且つ
自動車のコンソール等に設けられるスペースに収容し得
る大きさの外形形状として形成されている。上記ケース
3は、機器本体の側面を覆って設けられる一対の側板
5,6と、機器本体の上面を覆って設けられる天面7と
から構成され、これら側板5,6と天面7とが一体的に
略コ字状となるように折曲形成されている。
【0014】一方、フロントパネル4は、機器本体の前
面に取付けられ、陰極線管1のパネルを外方に臨ませる
開口部8を有している。また、このフロントパネル4に
は、陰極線管1の各種機能を操作するための操作釦9
や、この機器本体と接続されるCDプレーヤやビデオテ
ープレコーダ等の機器を操作する各種の操作釦10が設
けられている。
【0015】上記CDプレーヤ等を操作する操作釦10
は、いわゆる回動式の操作釦であり、図2ないし図4に
示すように、釦本体11と、この釦本体11に設けられ
る釦引っ掛け爪12と、フロントパネル4に設けられる
一対の軸に嵌合する軸受13が設けられた一対の釦支持
部材14と、機器本体のプリント基板上に固定されるス
イッチ本体の可動接点部材を可動させるスイッチ押圧部
材15とから構成されている。
【0016】上記釦本体11は、音響機器パネルに取付
けられる側が開放された方形体として形成され、操作部
分が操作し易いように放物線を描くような曲面形状とな
されている。そして、この釦本体11には、開口部より
外方に突出するようにして釦引っ掛け爪12が設けられ
ている。上記釦引っ掛け爪12は、先端形状が鍵形とな
され、その鍵形をなす突起12aを上記音響機器パネル
の開口周縁部に引っ掛けることによって操作釦10を係
止させるようになっている。なお、この釦引っ掛け爪1
2の先端に設けられる突起12aと釦本体11間の隙間
が上記操作釦10の可動範囲を決定するようになってい
る。
【0017】そして上記釦引っ掛け爪12とは反対側の
位置には、同様に釦本体11の開口部より外方に突出す
る一対の釦支持部材14が所定距離隔てて平行に設けら
れている。上記釦支持部材14は、平面略長方形状の板
体として形成され、その先端部分がフロントパネル4へ
の取付けを容易なものとなすために円弧状となされると
ともに、軸と対向する側が斜めに傾斜されている。そし
てこの釦支持部材14には、上記フロントパネル4に設
けられる軸と嵌合する軸受13が設けられている。
【0018】上記軸受13は、フロントパネル4に設け
られる軸の外径寸法よりも若干大きい内径寸法を有した
円形状の穴として形成されている。そして、この軸受1
3の近傍部には、上記軸を当該軸受13に容易に嵌合さ
せるための案内役として機能を果たす釦挿入用案内溝1
6が設けられている。上記釦挿入用案内溝16は、図3
及び図5に示すように、上記軸と対向する側に設けら
れ、上記軸受13を中心として釦支持部材14の先端側
へ溝幅が放射状に広がるように形成されている。つま
り、軸受13を中心として平面形状が裾広がりの扇形状
となるように形成されている。なお、軸受13の開口周
縁部のうち釦支持部材14の先端側と反対側には上記釦
挿入用案内溝16が形成されないようになっている。
【0019】そしてさらに、上記釦本体11には、同様
にして開口側へ臨むようにして機器本体のプリント基板
に固定されるスイッチの可動接点部材を可動させるため
のスイッチ押圧部材15が設けられている。上記スイッ
チ押圧部材15は、平面略長方形状の板体として形成さ
れ、上記一対の釦支持部材14の間に設けられている。
【0020】上述のように構成された操作釦10は、図
6及び図7に示すように、フロントパネル4に開口され
た釦取付け穴18に臨んでこの開口周縁部に上記釦引っ
掛け爪12を先に引っ掛けた後、これとは反対側に釦本
体11を回転させてフロントパネル4に設けられる一対
の軸19に釦支持部材14の先端側に穿設された軸受1
3を嵌合させることによって可動自在に取付けられる。
この結果、プリント基板20上に固定されるスイッチ本
体21の可動接点部材22に、上記スイッチ押圧部15
が相対向することになる。
【0021】ところで、上記釦本体11を回転させて当
該釦本体11を押し込む際には、上記釦支持部材14に
設けられた裾広がりの釦挿入用案内溝16に上記軸19
が係合し、この釦挿入用案内溝16に沿って上記軸19
が当該軸受13に嵌合することになる。したがって、上
記軸19に軸受13を確実に嵌合させることができる。
【0022】また、上記操作釦10を取付ける際には、
上記釦支持部材14を多少弾性変形させて嵌合させる
が、本例では従来の軸受13の開口周縁部にのみC面を
設けたものに比べてその変位量を少なくできる。また、
本実施例の操作釦10において、金型構造上、支点の位
置においてC面分釦側に近づけることができ、前述した
スライドピンと釦本体11との間隔Aを十分に取れると
ともに、釦操作時の水平変位を少なくすることができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明にかかる操作釦装置においては、操作釦の軸と嵌合す
る軸受の近傍部に釦挿入用案内溝を形成しているので、
この釦挿入用案内溝に沿って上記軸を軸受に確実に嵌合
させることができる。したがって、操作釦の釦取付けパ
ネルに対する取付けが容易に行えるとともに、確実な取
付けができる。また、上記釦挿入用案内溝を軸受を中心
としてその先端側に裾広がりとなるように形成している
ので、金型構成上問題となるスライドピンと釦本体との
間隔を十分にとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる操作釦装置を車載用テレビジョ
ン受像機に適用した例を示す斜視図である。
【図2】操作釦の斜視図である。
【図3】操作釦の側面図である。
【図4】操作釦の縦断面図である。
【図5】釦支持部材の先端部を拡大して示す要部拡大断
面図である。
【図6】操作釦をフロントパネルに取付けた状態を示す
横断面図である。
【図7】操作釦をフロントパネルに取付けた状態を示す
縦断面図である。
【図8】従来の操作釦を音響機器パネルに取付けた状態
を示す横断面図である。
【図9】従来の操作釦を音響機器パネルに取付けた状態
を示す縦断面図である。
【図10】従来の操作釦の軸受部を拡大して示す要部拡
大断面図である。
【図11】従来の操作釦を作製するための金型の一部を
示す断面図である。
【符号の説明】
4・・・フロントパネル(釦取付けパネル) 10・・・操作釦 11・・・釦本体 12・・・釦引っ掛け爪 13・・・軸受 14・・・釦支持部材 16・・・釦挿入用案内溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釦取付けパネルに設けられる軸に嵌合し
    て操作釦が可動自在に取付けられる操作釦装置におい
    て、 上記軸と嵌合する操作釦の釦支持部材に設けられる軸受
    の近傍部に釦挿入用案内溝が形成されていることを特徴
    とする操作釦装置。
JP34233491A 1991-11-30 1991-11-30 操作釦装置 Withdrawn JPH05159664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34233491A JPH05159664A (ja) 1991-11-30 1991-11-30 操作釦装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34233491A JPH05159664A (ja) 1991-11-30 1991-11-30 操作釦装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05159664A true JPH05159664A (ja) 1993-06-25

Family

ID=18352927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34233491A Withdrawn JPH05159664A (ja) 1991-11-30 1991-11-30 操作釦装置

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JP (1) JPH05159664A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990204