JPH0515270B2 - - Google Patents

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JPH0515270B2
JPH0515270B2 JP26229886A JP26229886A JPH0515270B2 JP H0515270 B2 JPH0515270 B2 JP H0515270B2 JP 26229886 A JP26229886 A JP 26229886A JP 26229886 A JP26229886 A JP 26229886A JP H0515270 B2 JPH0515270 B2 JP H0515270B2
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JP
Japan
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voltage
photoreceptor belt
electrode
ion flow
image
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JP26229886A
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Hiroshi Takayanagi
Tooru Hagiwara
Manabu Urata
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH0515270B2 publication Critical patent/JPH0515270B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は湿度に応じてイオン流発生手段を制御
して電荷密度の変動を抑えたイオン流発生型静電
記録装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のイオン流発生型静電記録ヘツドを備えた
電子写真複写機として、例えば、米国特許第
4155093号明細書に示されるものがある。この電
子写真複写機は、原稿反射光で感光体を露光する
露光手段、その露光体を感光前に帯電する帯電手
段、露光によつて形成された静電潜像トナーで現
像する現像手段、トナー像を記録体に転写する転
写手段等を感光体ドラムの周囲に有しており、更
に、これらの各手段に加えて、イメージメモリ等
から読み出される画像信号に応じたイオン流を発
生して感光体に静電潜像(以下、露光に基づく静
電潜像と区別するため、これを静電荷像と呼ぶこ
とにする)を形成するイオン流発生手段と、必要
に応じて露光に基づく静電潜像を消去する除電手
段を有している。
以上の構成において、原稿台上に原稿を載置
し、かつ、この原稿内容の複写に付加する、例え
ば、社名、日付、部署等の画像情報(以下、付加
情報という)のコンソールパネルから指示してス
タートボタンをオンすると、感光体ドラム上に露
光手段に基づく静電潜像と、イオン流発生手段に
基づく静電荷像とが形成され、これ現像手段によ
つて現像した後転写手段によつて記録体に転写
し、転写像を記録体に定着すると、記録体上に原
稿内容に応じた複写と付加情報像を有した記録が
得られる。
また、オーストラリア国特許願第89058/82号
に示されるイオン流発生型静電記録装置によれ
ば、静電記録ヘツドが加熱するようにしている。
この加熱によつて、高湿時ににイオン流の電荷密
度が減少するのを抑えている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来のイオン流発生型静電記録装置に
よれば、静電記録ヘツドを加熱しているため、電
力消費量が増加したり、近傍に位置する感光体を
劣化させたりする不都合がある。また、高湿時で
も十分なイオン量が得られるように、イオン流発
生手段のドライブ電極の駆動電圧を大にすると、
耐用年数が低下するという不都合がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、電
力消費の増加および感光体の特性劣化を抑制し、
かつ、イオン流発生手段の耐用年数を低下させな
いようにしながら湿度変化に基づくイオン量の変
動を抑えるため、湿度に応じてイオン流発生手段
の駆動電圧、あるいは駆動周波数を制御するよう
にしたイオン流発生型静電記録装置を提供するも
のである。
以下、本発明のイオン流発生型静電記録装置を
詳細に説明する。
〔実施例〕
(1) 基本システム 第1図はイオン流発生型静電記録ヘツド(以
下、単に書込ヘツドという)を具備した電子複
写機を示し、本体1中に静電潜像および静電荷
像を形成する感光体ベルト2が設けられ、その
周囲には、静電潜像を形成する前に感光体ベル
ト2を帯電させるチヤージコロトロン3と、感
光体ベルト2の静電潜像を部分的に消去する部
分除電ランブ4と、感光体ベルト2にイオン流
を与えて静電荷像を形成する書込ヘツド5と、
感光体ベルト2の静電潜像および静電荷像を現
像する現像機6と、感光体ベルト2上のトナー
像を記録紙へ転写する転写コロトロン7と、感
光体ベルト2からの記録紙の剥離を容易にする
デタツクコロトロン8と、感光体ベルト2の電
荷を中和するプレ・クリーンコロトロン9と、
感光体ベルト2をクリーニングするクリーナ1
0が設けられている。感光体ベルト2の露光領
域の上方には、原稿を載置するプラテンガラス
11が設けられ、、その下方には、ランプ12
によつて照射された原稿の反射光によつて感光
体ベルト2を露光するレンズ13が設けられて
いる。本体1の片側内部には、記録紙を供給す
る給紙トレイ14が設けられ、その上方には、
両面コピー用のデユープレツクストレイ15が
設けられ、更に、その上方には、記録紙の排出
を受ける排出トレイ16が設けられている。
給紙トレイ14と、転写領域の間に搬送通路
17が、また、転写領域の後段には、搬送通路
18が設けられており、搬送通路18は定着器
19に通じている。定着器19の後段には、搬
送通路20が設けられ、記録紙を反転してデユ
ープレツクストレイ15に排出するインバータ
21へ通じる通路と、排出トレイ16あるいは
反転しないでデユープレツクストレイ15へそ
のまま排出する通路の2つの通路に分岐されて
いる。本体1の外部には、デユープレツクスト
レイ15の上に位置する搬送通路22から記録
紙を受けるソータ23が設けられている。
第2図a,bは前述した書込ヘツド5を示
し、基本的には、例えば1MHz、3KV(ピーク
対ピーク)の高周波電圧によつて駆動されるド
ライブ電極31と、書込信号に応じてオン(例
えば、−1200Vの直流電圧)、オフ(例えば、−
800Vの直流電圧)される制御電極32と、例
えば、−1000Vの直流電圧を印加されて感光体
ベルト2に与える電荷の影響を緩和するスクリ
ーン電極33とを有する。各電極31,32,
33の表面あるいは間隙には、絶縁体34,3
5,36が設けられ、また、制御電極32はイ
オンガイド孔32aを有し、スクリーン電極3
3はイオン放出孔33aを有する。また、第2
図aにおいて、37はドライブ電極31を駆動
する高圧電源、38は制御電極32を駆動する
高圧電源、39はスクリーン電極33を駆動す
る高圧電源、40は高圧電源38を書込信号に
応じて制御する制御部、41は感光体ベルト2
の表面電位を検出して制御部40へ入力する電
位センサーである。ここで、制御電極32のイ
オンガイド孔32aおよびスクリーン電極33
のイオン放出孔33aは主走査方向に、例え
ば、240ドツト/インチの密度で形成されてい
る。
第3図は前述した部分除電ランプ4を示し、
少なくとも先端部(アレイ状に配置された)5
0が透明電極となつている信号電極51と、こ
の信号電極51の先端部50との間に発光ダイ
オード(アレイ状に配置された)を有する共通
電極(図示せず)より構成されており、信号電
極51への選択的な電圧印加により発光ダイオ
ードアレイ部分的に発光させることができる。
第4図は前述した書込ヘツド5の制御電極3
2に書込信号に応じて制御する制御部40を示
し、電子複写機のシステム制御部の制御を受け
て書込ヘツド5を制御するCPU61を有する。
このCPU61には、前述した電位センサー4
1および後述するキー信号を出力する選択キー
回路62がその入力側に接続され、その出力側
には、所定のキヤラクターのパターンを格納し
たキヤラクターゼネレータ(ROM)63と、
CPU61の指定によつてキヤラクターゼネレ
ータ(ROM)63から発生したパターンに基
づくイメージ信号を一時的に記憶するメモリ
(RAM)64と、メモリ(RAM)64あるい
は後述するイメージメモリ67のイメージ信号
に基づいて所定のパターン信号を発生するパタ
ーン発生器65と、選択キー回路62の入力内
容等を表示する表示器66と、予め定められた
定型の画像(文章等を含む)を記憶しているイ
メージメモリ67が接続されている。このパタ
ーン発生器65は、出力する書込信号に基づい
て書込ヘツド5の制御電極32を制御する制御
電極ドライバー68に接続されており、そのオ
ン、オフに基づいて高圧電源38から前述した
電圧を出力する。
第5図はコンソールパネル70に設けられた
選択キーを示し、選択キー回路62から所定の
キー信号を出力させるものである。これらの選
択キーは、図示より明らかな通り、社名キー、
日付キー、部署キー、No.キー、網パターンキ
ー、○秘キー、メモリキー、数字キー、アルフア
ベツトキー、スペース(SPACE)キー、実行
(ENTER)キー等である。
以上の構成において、その操作を説明する
と、次の通りである。
まず、プラテンガラス11上に原稿を載置
し、次に、コンソールパネル70から所定の選
択キーを操作して付加情報をキー入力する。付
加情報としては、例えば、「社名1」のキーか
ら「富士ゼロツクス(株)」を、○秘キーから○秘マー
クを、日付キーから「S.61.9.8」を入力し、実
行(ENTER)キーをオンすると、キヤラクタ
ーゼネレータ(ROM)63から○秘の図形パタ
ーンおよび「S.61.9.8」の文字パターンが発生
してメモリ(RAM)64に一時的に記憶さ
れ、かつ、イメージメモリ67に記憶されてい
る定型文「富士ゼロツクス(株)」のアドレスが指
定される。同時に、記録紙上における付加情報
の複写領域は数字キーを使用して入力する。こ
の入力はタブレツト等に代えても良い。
ここで、スタートボタンを押して複写指令を
行うと、感光体ベルト2が回転し、チヤージコ
ロトロン3において所定の帯電を受ける。一
方、ランプ12が点灯してプラテンガラス11
上の原稿を照射すると、レンズ13を介する反
射光によつて感光体ベルト2が露光され、その
表面に静電潜像が形成される。静電潜像を形成
された領域が部分除電ランプ4を通過すると、
付加情報の複写領域に応じて信号電極51が駆
動されて発光ダイオードを点灯させ、その領域
に対応した感光体ベルト2の領域を照射して除
電する。この除電された領域が書込ヘツド5を
通過すると、メモリ(RAM)64およびイメ
ージメモリ67の所定のアドレスの記憶内容が
イメージ信号として読み出され、パターン発生
器65によつて書込信号とされた後制御電極ド
ライバー68によつて書込ヘツド5の対応する
制御電極32に−1200V(オン)あるいは−
800V(オフ)の直流電圧を印加する。このと
き、ドライブ電極31は前述した高周波高電圧
の印加によつて、のイオンを発生してお
り、また、スクリーン電極33には−1000Vの
直流電圧が印加されている。従つて、制御電極
32がオンすると、のイオン流がイオンガイ
ド孔32aからイオン放出孔33aを介して感
光体ベルト2へ向けて発生し、制御電極32が
オフになると、のイオンがイオン放出孔33
aから放出されず書込ヘツド5内に拘束され
る。その結果、制御電極32のオンに応じた静
電荷像が前述した除電領域に形成される。この
ようにして、感光体ベルト2上に形成された静
電潜像および静電荷像は現像機6によつてトナ
ーの現像を受ける。この感光体ベルト2上のト
ナー像が転写コロトロン7の転写領域へ進むに
つれて給紙トレイ14の1つから給紙された所
定のサイズの記録紙が搬送通路17を進み、レ
ジストレーシヨンをとられながら、転写領域に
入り、転写コロトロン7によつて感光体ベルト
2上のトナー像の転写を受ける。トナー像の転
写を受けた記録紙はデタツクコロトロン8によ
つて感光体ベルト2から剥離され、搬送通路1
8を経て定着器19に到達して定着処理を受
け、搬送通路20から排出トレイ16へ排出さ
れる。
第6図aはこのように記録を受けた記録紙7
1を示し、上部には社名、○秘マーク、日付の付
加情報71aを有し、その下方に原稿内容に応
じた複写領域71bを有する。
第6図bは原稿内容に応じた手紙文の複写7
1cと書込ヘツド5によつて重ね書きされたチ
エツク状の模様パターン71dを有する記録紙
71cを示し、第6図cは書込ヘツド5をプリ
ンタとして機能させることにより記録された英
文レター71eを有する記録紙71を示す。第
6図aは部分除電ランプ4によつて除電した所
定の領域に付加情報を書き込んだものである
が、第6図bは除電操作を全く行わずに重ね書
きしたものである。
以上の説明から明らかなように、複写像と付
加情報を1回の転写操作で転写することがで
き、記録速度の向上が図れるとともに重ね書き
による2つの像の相対的位置の変動を全く考慮
する必要がない。
第7図は第1図に示した電子複写機に2つの
現像機6Aおよび6Bを設けたものである。こ
こで、同一の部分を同一の引用数字で示してい
るので、重複する説明は省略するが、現像機6
Aは書込ヘツド5によつて形成された、例え
ば、−280Vの静電荷像を現像するものでバイア
ス電圧は、例えば、−50Vであり、現像機6B
は原稿走査に基づく露光によつて形成された、
例えば、−700Vの静電潜像を現像するものでバ
イアス電圧は、例えば、−300Vである。また、
第1図では、フラツシユ型露光装置を使用して
いたが、ここでは、ランプ12、レンズ13、
および反射ミラー等より成る移動光学系を用い
ていること、および記録紙の搬送ルート等にお
いて相違しているが、ここでは説明を省略す
る。尚、図中7Aはプレ・トランスフアコロト
ロンであり、4は除電ランプであり、部分除電
の必要性はない。
以上の構成において、操作を説明すると、次
の通りである。まず、感光体ベルト2を除電ラ
ンプ4で除電した後、書込ヘツド5によつて−
280Vの付加情報の静電荷像を形成する。この
静電荷像をバイアス電圧が−50Vの現像機6A
によつて赤色のトナーで現像する。次に、感光
体ベルト2をチヤージコロトロン3によつて−
700Vに帯電した後、ランプ12、レンズ13
等を有する移動光学系によつてプラテンガラス
11上の原稿内容に応じた静電潜像を形成し、
これをバイアス電圧が−300Vの現像機6Bに
よつて黒色のトナーで現像する。このようにし
て感光体ベルト2上に形成された2色のトナー
像はプレ・トランスフアコロトロン7Aによつ
て転写前の処理を受けた後、転写コロトロン7
によつて記録紙に転写される。転送像を有した
記録紙はデタツクコロトロン8によつて感光体
ベルト2から剥離され、搬送通路18を経て定
着器19に到達し、そこで定着処理を受けた
後、排出トレイ16へ排出される。
以上の説明では、現像機6Aでは赤色トナー
の現像を行つたが、黒色トナーあるいはその他
のトナーで現像を行つても良い。
以上の説明から明らかなように、複写像を形
成する前に、付加情報の静電荷像の形成および
その現像を行い、かつ、付加情報像と複写機を
1回の転写操作によつて転写しているため、記
録速度の向上を図ることができる。また、付加
情報の静電荷像と複写用静電潜像をその電位に
応じたバイアス電圧を現像するため、同一の濃
度で現像することができる。
(2) 感光体ベルトの平面精度の維持 第8図は書込ヘツド5によつて感光体ベルト
2に静電荷像を形成する部分を拡大して示すも
のであり、ベルト送りローラ83の回転によつ
て反時計方向に無端移動する感光体ベルト2を
書込ヘツド5が位置する領域においてその背面
より幅方向にわたつて伸びたプレート80によ
つて支持した構成になつている。図中、4は部
分除電ランプであり、6は現像機ある。
以上の構成のように、感光体ベルト2を背面
よりプレート80によつて押圧しているため、
感光体ベルト2の張力によつて、感光体ベルト
2がプレート80に圧接し、それによつて書込
ヘツド5と感光体ベルト2の像形成表面との距
離を高い精度で一定に保持する。同時に、感光
体ベルト2のしわ等の発生を防止する。従つ
て、画像のにじみ、ぼけ、濃度むらを生じない
静電荷像を形成することができる。
第9図は第8図のプレート80を保持するユ
ニツトを示し、サイドプレート81にプレート
80が固定されており、かつ、感光体ベルトを
無端移動させる送りローラ82,83,84,
85が回転的に支持されている。
このように、プレート80と送りローラ82
〜85をサイドプレート81に支持してユニツ
ト化することによつて構成の簡素化、および組
立の作業性を向上することができる。
第10図aはプレート80の表面を曲面にし
たもので、感光体ベルト2との接触抵抗を小に
して移動特性を改善し、又、第10図bは表面
に曲面を有するプレート80をスプリング87
を介してホルダー86に支持したもので、感光
体ベルト2に張力変動が生じてもそれを吸収し
て局部的なたるみ等が生じるのを防止すること
ができる。
(3) 書込ヘツドとプリント基板の接続 第11図a,b,cは書込ヘツド5(第2図
a)に電源回路、駆動回路等を含んだプリント
基板90を接続する接続部を示すものである。
第11図aにおいて、プリント基板(マザーボ
ード)90に後述するカードエツジコネクター
91が電気的に接続されて固定されており、こ
れに対向してサポート部材93に固定されたサ
ポート板94が位置している。サポート部材9
3は書込ヘツド5のスクリーン電極33(第2
図a)のイオン放出面側に固定されており、ア
ルミ基材95の両側に直立して位置するサポー
ト板94に接着して設けられたフレキシブル印
刷回路板96を支持している。フレキシブル印
刷回路板96はポリイミド等の可撓性フイルム
上に電極パターン97を印刷したものであり、
これを接続して支持するサポート板94は厚さ
約1.6mmのガラス布エポキシ積層板より成るも
のでサホート部材93に接着あるいはねじ止め
で固定されている。電極パターン97は、例え
ば、書込ヘツド5のドライブ電極31(第2図
a)用に16パターン、制御電極32(第2図
a)に128パターン、スクリーン電極33用に
1パターンの合計145パターンより成る。第1
1図bはプリント基板90に電気的に接続され
たピン先端部98aと電極パターン97と圧接
する接触部98bを有したピン98を、例え
ば、前述の145本だけ備えたカードエツヂコネ
クター91を示し、第11図aの姿勢を倒立さ
せた形状で図示されている。図示より明らかな
通り、カードエツヂコネクター91はフレキシ
ブル印刷回路板96を有したサポート板94の
挿入を受けて嵌合する開口部99を有する。
尚、第11図cはサポート部材93、サポート
板94、および電極パターン97を有したフレ
キシブル印刷回路96の断面を示したものであ
るが、図示より明らかなので説明を省略する。
以上の説明から明らかな通り、電極接続部を
イオン放出面に対して90°背向方向に設けたの
で、省スペースができ、また、汎用のカードエ
ツヂコネクタでマザーボードを接続したので安
価かつ長寿命が期待できる。
第12図a,bより第16図a〜eは書込ヘ
ツド5と電源回路、駆動回路等との他の接続構
成を示す。第12図a,bにおいて、ヘツド取
付ケース100は下部にヘツド取付用開口10
1aおよび挿入スリツト101bを有し、内部
にコネクターハウジング102を上下させる案
内部材103を有し、側面にヘツド着脱レバー
104を操作するスリツト105を形成されて
いる。コネクターハウジング102は後述する
接続ピンと接続されるピンを内部に有したコネ
クター部102aを有し、かつ、後述する係合
によつて着脱レバー104と運動する。第13
図a,bは、上部に接続ピン106を有した書
込ヘツド5を示し、ケース100の挿入スリツ
ト101bに挿入される取付板107を有す
る。第14図a,bはヘツド取付ケース100
に書込ヘツド5を取り付けた状態を示し、取付
板107の両端の挿入スリツト101bに挿入
し、書込ヘツド5を開口101aに位置させて
着脱レバー104を反時計方向に回すと、これ
と連動するコネクターハウジング102が下降
してコネクター部102aが接続ピン106と
接続する。
第15図a,bより第16図a〜eは以上述
べた接続部を構成する部品を示す。ここで、同
一の部品は同一の引用数字で示したので重複す
る説明は省略するが、コネクターハウジング1
02が案内部材103と係合する係合部108
を有し、着脱レバー104の突起111と係合
して連動する係合スリツト110を形成され、
コネクター部102aと接続ピン106の接続
を外部に引き出すワイヤーハーネス109が設
けられている構成が新たに図示されている。
以上の説明から明らかな通り、書込ヘツドに
接続ピンを有した基板を設けて接続ピンにコネ
クター部を接続するようにしたため、書込ヘツ
ドの着脱が簡単にできる。また、その交換を複
写機の正面から行うことができる。当然、コス
トダウンが図れ、かつ、接続の信頼性を向上さ
せることができる。
第17図a,bは書込ヘツド5(第2図a)
と制御基板90の接続部の第3の構成例を示
す。書込ヘツド5のスクリーン電極33(第2
図a)に固定されたサポート部材93(第11
図a)に電極パターン97が形成されたガラス
エポキシの下部回路基板120が固定されてい
る。
回路基板120上にはアルミ基板95が設け
られ、その両側に位置する電極パターン97に
はスルーホール97aが形成されている。下部
回路基板120の上方には、スルーホール97
aに挿入されるピン121を有し、かつ、この
ピン121と接続されたピン122を有するカ
ードエツヂコネクター123を固定されたガラ
スエポキシの上部回路基板124が位置してい
る。カードエツヂコネクター123は開口部1
25を有し、その上方には電極パターン126
を有した制御基板90が位置している。ピン1
21は上部回路基板124に半田付けされるピ
ン127と、スルーホール97aに挿入される
先端接触部128を下方に不勢するスプリング
129を有する。
以上の構成において、カードエツヂコネクタ
ー123の開口部125に制御基板90を挿入
し、上部回路基板124のピン121を下部回
路基板120のスルーホール97aに挿入する
と所定の電気接続が実現する。
以上の説明から明らかな通り、書込ヘツド基
板(下部回路基板)の電気パターンにスルーホ
ールを設け、このスルーホールに弾性的に下方
へ不勢された先端接触部を有するピンを挿入す
るようにしたため、書込ヘツド基板上の電極パ
ターンの剥離や陥没変形が生じなく、適確な電
気接続が得られる。
(4) 短尺書込ヘツド 第18図は短尺、例えば、感光体ベルト2の
幅方向において、100mm以下の長さの書込ヘツ
ド5を有した電子写真複写機を示す。その他の
構成は第1図と同一につき説明を省略する。
以上の構成において、記録紙の端から100mm
以内の所定の領域に社名、日付等の所定の付加
情報を記録することができる。このとき、部分
除電ランプ4によつてその領域の静電潜像を削
除しても良いが、部分除電ランプ4を作動させ
ずに、静電潜像の上に書込ヘツド5による静電
荷像を重ね書きするようにしても良い。書込ヘ
ツドの短尺化は駆動回路を小型化、簡素化し、
コストダウンを図ることができる。
第19図は短尺、例えば、100mm以下の書込
ヘツドを有した他の電子写真複写機を示し、構
成は第7図のものと対応するものである。第7
図の電子写真複写機との比較において、感光体
ベルトに代えて感光体ドラム2が用いられるこ
と、およびチヤージコロトロン3の前段に除電
ランプ4Aが用いられている構成において相違
するが、他の構成は同一につき説明を省略す
る。
第20図a,bは短尺の書込ヘツド5を感光
体ベルト2(あるいはドラム)の幅方向に移動
させるもので、レール130に書込ヘツド5が
吊架されており、かつ、その片側に感光体ベル
ト2の幅に等しい長さの部分除電ランプ4が固
定されている。書込ヘツド5はベルト131に
固定されており、ベルト131は駆動ロール1
32とアイドラロール133に掛け渡されてい
る。
第21図は書込ヘツド5の移動を制御する制
御回路を示し、例えば、第5図に示したコンソ
ールの数字キー等によつて付加情報の書込領域
(アドレス)を入力する位置入力回路140と、
記録紙のサイズを指定するボタンあるいはサイ
ズセンサ等の信号によつて記録紙サイズ信号を
出力する記録紙サイズ検出回路141と、書込
領域と記録紙サイズに基づいて書込ヘツド5の
移動量、および部分除電ランプ4の点灯領域、
点灯タイミングを演算するCPU142と、書
込ヘツド5の移動量に基づいた駆動信号を出力
してパスルモータ144を駆動する駆動回路1
43と、部分除電ランプ4の点灯領域および点
灯タイミングに基づいて部分除電ランプ4を駆
動するランプ駆動回路145を有する。
以上の構成において、その操作を説明する
と、次の通りである。まず、オペレータが付加
情報の内容、記録紙のサイズ、付加情報の記録
領域を指定すると、付加情報による書込ヘツド
5の静電荷形成の制御は第4図の制御回路によ
つて行われ、かつ、記録紙のサイズおよび記録
領域に基づく演算はCPU142によつて行わ
れる。原稿内容に基づく静電潜像を有した感光
体ベルト2が部分除電ランプ4を通過すると
き、CPU142は付加情報に応じた所定の幅
にわたつて発光ダイオードアレイを点灯させ、
かつ、所定の時限にわたつてそれを継続する。
このようにして所定の領域が削除された静電潜
像を有した感光体ベルト2が書込ヘツド5を通
過する前に、CPU142は駆動回路143を
介してパルスモータ144を駆動し、駆動ロー
ル132の回転によつてベルト131に固定さ
れた書込ヘツド5を所定の位置に移動させてい
る。このとき、感光体ベルト2の付加情報の書
込領域が通過すると、付加情報の内容に応じて
イオン流を発生させ、感光体ベルト2の除電領
域に付加情報の静電荷像を形成する。以降、書
込ヘツド5はホームポジシヨンへ戻り、かつ、
静電荷像現像および転写、さらには定着によつ
て記録紙に所定の記録が行われる。
以上の説明から明らかな通り、短尺の書込ヘ
ツドを用いながら、記録紙のサイズに関係なく
記録紙の任意の位置に付加情報を記録すること
ができる。
第22図は第20図a,bに示した短尺の書
込ヘツド5をプリンタとして使用するための制
御回路を示し、第21図に示した制御回路から
ランプ駆動回路145が削除され、一方、画像
情報の幅(主走査方向の長さ)の信号を発生す
る情報幅発生回路146と、感光体ベルト2の
位置情報を発生する位置情報発生回路147が
付加されている。
以上の構成において、その操作を説明すると
次の通りである。
CPU142は記録紙サイズ検出回路141
のサイズ信号に基づいて感光体ベルト2上の記
録紙に対応する領域150を判断する。同時
に、情報幅発生回路146の画像情報の幅の信
号に基づいて書込ヘツド5の位置を決定する。
この結果、駆動回路143を介してパルスモー
タ144を駆動し、駆動ロール132の回転に
よつてベルト131に固定された書込ヘツド5
を第1回の書込領域151に対応する位置へ移
動させる。この後、書込ヘツド5の制御電極3
2(図示せず)を画像情報に応じてオン、オフ
して書込領域151に静電荷像を形成する。こ
の状態を第23図aに示す。次に書込ヘツド5
は第1回の静電荷像形成領域151Aから次の
書込領域152へ移動させられる。この後、位
置情報発生回路147が感光体ベルト2の一周
を検出すると、書込領域152への画像情報の
記録が行われる。この状態を第2図bに示す。
以上の説明から明らかな通り、短尺の書込ヘ
ツドをプリンタとして使用できるようにしたた
め、コストアツプを抑えながら汎用性を高める
ことができる。尚、この場合、イオン流発生の
書込ヘツドを使用したが、感光体ベルトを予め
帯電させておき、発光ダイオードアレイあるい
は液晶の短尺の書込ヘツドを画像情報に応じて
駆動することにより静電潜像を形成するように
することもできる。
(5) 付加情報形成のためのプログラム制御 (5.1) 現像用バイアス電圧の制御 第1図の電子写真複写機において第24図
のフローチヤートに基づいて説明する。ま
ず、感光体ベルト2はチヤージコロトロン3
によつて帯電され、プラテンガラス11上の
原稿の反射光によつて露光される。露光によ
つて感光体ベルト2上に形成された静電潜像
は−700Vの電位を有し、−300Vに制御され
たバイアス電圧を有する現像機6によつて現
像される。このようにして現像されたトナー
像は転写コロトロン7によつて搬送通路17
より送られてくる記録紙に転写され、搬送通
路18より定着器19に入つて定着される。
定着された記録紙は搬送通路20よりインバ
ータ21に入り、そこからデユープレツクス
トレイ15に収容される。この操作の前に付
加情報を記録する指令が入力されているた
め、クリーナ10によつてクリーニングされ
た感光体ベルト2は帯電を受けることなくチ
ヤージコロトロン3を通過し、像形成領域が
書込ヘツド5の位置に来ると書込ヘツド5が
付加情報に応じて駆動されて感光体ベルト2
上に静電荷像を形成する。この静電荷像は−
280Vの電位を有しているため、現像機6は
−50Vに制御されたバイアス電圧に基づいて
静電荷像を現像する。このトナー像が転写コ
ロトロン7に到達するタイミングに合わせて
デユープレツクストレイ15から記録紙が給
紙され、搬送通路7を経てレジストレーシヨ
ンをとられた後転写コロトロン7で転写され
る。トナー像の転写を受けた記録紙は搬送通
路18を経て定着器19に入り、搬送通路2
0より排出トレイ16へ排出される。
以上の説明から明らかな通り、イオン書き
込みによる静電荷像の電位が、単位時間当り
の電荷量がチヤージコロトロン3のそれより
小さいために複写機の静電潜像の電位より低
くても、現像機6のバイアス電圧を所定の値
に制御することによつて同一の濃度で現像す
ることができる。感光体ベルト2の回転速度
の増加に応じてこの傾向が大になるが、バイ
アス電圧を制御することによつてこれに対応
することができる。従つて、記録速度の高速
化を図ることができる。
(5.2) 付加情報形成領域の黒画像消去の制御 第1図は電子写真複写機の部分除電ランプ
4(第3図)の点灯制御回路を第25図に示
すこの点灯制御回路はページ、日付等の付加
情報が記録される領域信号を発生する領域信
号発生回路160と、付加情報が原稿情報よ
り優先するとき優先信号を出力する優先信号
発生回路161と、記録紙のサイズ信号を発
生するサイズ発生回路162と、記録紙の搬
送タイミング信号を発生するタイミング信号
発生回路163と、領域信号と優先信号を入
力するとゲート回路164と、サイズ信号、
搬送タイミング信号およびゲート回路164
の出力信号を入力するとゲート回路165を
有する。ゲート回路165はCPUを中心と
する制御部166に接続され、制御部166
はデコーダドライバー167に接続されてい
る。デコーダドライバー167は発光ダイオ
ードアレイ168の分割された各群に電源電
圧Vccを印加するトランジスタ169と、各
群間の対応するトランジスタを同時にアース
するトランジスタ170に接続されている。
以上の構成において、第26図のフローチ
ヤートに基づいて操作を説明すると、次の通
りである。オペレータがコンソールパネルか
ら付加情報の内容、領域指定、付加情報の優
先指定、記録紙のサイズ選択等を行うと、ゲ
ート164およびゲート165を介して制御
部166に入力する。制御部166はこれら
の情報を所定のプログラムによつて処理し、
その結果を内部のRAMに一時的に記憶す
る。帯電を受けた感光体ベルト2上に原稿走
査に基づく静電潜像が形成された後、その領
域が部分除電ランプ4を通過するとき、制御
部166はRAMの記憶内容に基づいて付加
情報像が形成される領域を除電する制御信号
を出力する。デコーダドライバー167がこ
の制御信号を入力すると、それを復号して対
応するトランジスタ169,170をオン
し、付加情報が形成される領域に対応する位
置の発光ダイオード168を点灯する。この
点灯によつて対応する領域に黒画像となる静
電潜像が形成されているとそれを消去する。
その後、その領域が書込ヘツド5を通過する
とき、付加情報に応じた静電荷像が形成され
る。
以上の説明では、部分除電ランプ4によつ
て付加情報が形成される領域の除電を行つた
が、画像情報領域以外の余白部の除電、シリ
アルに形成される複数の画像間の除電等も行
うことができる。当然、部分除電ランプ4に
代えて前記除電のために設けられている消去
ランプを使用しても良い。
(5.3) 感光体ベルトの荷電消去モードの制御 第27図はこの制御のフローチヤートであ
り、第2図aに示した書込ヘツド5におい
て、イオン流による付加情報の書き込みを行
わないとき、書込ヘツド5を感光体ベルト2
の電荷消去手段として活用する制御である。
制御部40がこの制御指令を受けると、制御
電極32に+200Vの直流電圧を印加し、ス
クリーン電極33にOVを印加する。これに
よつてドライブ電極31によつて発生した
、のイオンはイオン放出孔33aから感
光体ベルト2へ達し、感光体ベルト2の電荷
を中和して電荷消去を行う。この場合、制御
電極32には、+200Vの直流電圧が印加され
ているので、若干正に偏寄したACイオンを
放出することができ、負に帯電した感光体ベ
ルト2を効果的に中和することができる。
以上の説明から明らかな通り、イオン流の
書込ヘツド5を電荷消去手段として使用でき
るため、イレーズランプが不要になつてコス
トダウンを図ることができる。また、必要に
応じてイレーズランプをこの書込ヘツド5に
よつて置換できるようなオプシヨンをユーザ
に与えると、更に汎用性を向上することがで
きる。
(5.4) 現像濃度むらを抑制する制御 (5.4.1) 第28図aは書込ヘツド5の特性のば
らつき、あるいはコロトロンの取付精度の
ばらつき(例えば、感光体ベルト2に対す
る傾き)による濃度むらを抑制する制御回
路を示し、送りロール83によつて支持さ
れる感光体ベルト2と所定の間隙を有して
書込ヘツド5が設けられており、その反対
側に発光ダイオードアレイ180が設けら
れている。
感光体ベルト2は片側にアース用の導電
性領域182を有しており、この導電性領
域182にアース用スリーブ183が接触
している。アース用スリーブ183はスイ
ツチ184,185に接触され、スイツチ
184はアースとの間で開閉を行い、スイ
ツチ185はオンによつて抵抗R(例えば、
10MΩ)を介してアースされる。抵抗Rの
端子電圧を検出するための電圧検出回路1
81が接続されており、電圧検出回路18
1の検出値はデイジタル変換後、制御部4
0のCPUに入力する。制御部40はこの
CPUと、プログラム用ROM、データ等を
一時的に記憶するRAM、および後述する
設定電圧を記憶する不揮発性RAMを有
し、この制御部40はドライブ電極31
(第2図a,b)、制御電極32(第2図
a,b)およびスクリーン電極33(第2
図a,b)に前述の設定電圧を加える電源
37,38,39と接続されており、制御
電極電源38は分割駆動回路186を介し
て、例えば、12分割された各制御電極3
2(第2図)へ前述の設定電圧を印加す
る。書込ヘツド5は、例えば、A4サイズ
用の長さで240SPI、2796ドツトのものが
使用されており、12分割によつて各分割ユ
ニツトに233ドツトが割り当られている。
以下の説明では、制御電極32だけを12分
割して分割駆動の制御を行うが、通常6本
平行に並べられているドライブ電極31
(第2図b)および単一のスクリーン電極
33も12分割して分割駆動するようにして
も良い。
以上の構成において、発光ダイオードア
レイ180を点灯して感光体ベルト2を導
電性にした状態で、ドライブ電極31へ
VD=3KV(1MHz)、スクリーン電極33へ
VS=−1000V(DC)を印加し、制御電極電
源38から分割駆動回路186を介して制
御電極32の各分割ユニツト1,2……1
2の12群へ順に負の直流電圧を印加する。
各分割ユニツトにおいて電圧検出回路18
1の出力に基づいて抵抗Rに流れる電流が
10μA(抵抗Rの端子電圧1V)になるよう
に制御電極電圧を−1000Vから−1500Vの
範囲で制御し、その電圧を以降の操作にお
ける設定電圧として不揮発性RAMに記憶
する。第28図bは不揮発性RAMに記憶
された設定電圧を示す。
この操作は工場出荷時あるいはサービス
モード時に行われ、通常の複写操作では、
スイツチ184をオン、スイツチ185を
オフにし、不揮発性RAMに記憶された設
定電圧に基づいて書込ヘツド5を制御す
る。尚、以上の説明では、制御電極電圧だ
けを制御したが、ドライブ電極電圧あるい
はスクリーン電極電圧を制御するようにし
も良い。
以上の説明から明らかなように、書込ヘ
ツド全体でイオン流が一定となるように駆
動電圧を分割制御するようにしたため、書
込ヘツドの取付精度がばらついたとしても
帯電むらによる現像濃度のむらが解消さ
れ、また、書込ヘツドの長さ方向の特性の
ばらつきによる現像濃度のむらが解消され
る。
第28図aの制御システムは、温度、湿
度の変化、書込ヘツド5の経年劣化による
電荷密度の変動を抑制するために使用され
ても良い。この場合は書込ヘツド5を分割
駆動する必要はない。ここで抵抗Rを
1KΩにし、電圧検出回路181の出力が
10V(電流値は1mA)になるように制御電
圧32電圧を制御する。この電圧制御は−
600V〜−1500Vの範囲で50Vのステツプ制
御とし、検出電圧が10V±5%の値になれ
ば良い。
(5.4.2) 第29図は温度、湿度の変化、感材
の劣化、書込ヘツドの劣化等によつて静電
荷像の表面電位が変動するのを抑えるもの
であり、像形成領域2Aを有する感光体ベ
ルト2の片側に幅20mmの表面電位測定領域
2Bを設けている。この感光体ベルト2は
送りロール83に支持されており、表面電
位測定領域2Bに対向して電位センサー1
90が設けらている。書込ヘツド5はA4
横サイズの印字ができるように340mmの長
さを有し、表面電位測定領域2Bに対応す
る部分は記録情報に関係なくイオン流を発
生するようになつている。電位センサ19
0は制御部40に接続され、制御部40は
書込ヘツド5の電源回路191および現像
機6のバイアス電圧を制御する構成を有す
る。
以上の構成において、書込ヘツド5によ
る付加情報の静電荷像の形成が開始される
と、あるいはそれに先立つて表面電位測定
領域2Bが帯電し、電位センサ190がそ
の帯電電位を測定する。制御部40は電位
センサ190の出力と予め内部に有する基
準値を比較し、その偏差に基づいて電源回
路191を制御して書込ヘツド5の電極
(ドライブ、制御、スクリーンの各電極、
あるいは何れか1つあるいは2つ)に加え
る電圧を制御する。それに加えて、あるい
はそれに代えて現像機6のバイアス電圧を
制御する。
(5.4.3) 第30図は書込ヘツド5の劣化による
交換表示、および書込ヘツド5による書き
込み操作の停止を行うもので、送りロール
83に支持された感光体ベルト2に形成さ
れた書込ヘツド5による静電荷像の表面電
位を測定する電位センサ190が設けられ
ており、電位センサ190は第1のレベル
E1と比較するコンパレータ200と、第
2のレベルE2と比較するコンパレータ2
01に接続されている(E1>E2)。コンパ
レータ200,201は制御部40に接続
され、制御部40はポート202,203
を介して交換表示用ダイオード204、あ
るいは操作停止表示用ダイオード205に
接続されている。
以上の構成において、書込ヘツド5によ
つて感光体ベルト2に付加情報の静電荷像
が形成されると、電位センサ190はその
表面電位を検出する。正常な場合は、電位
センサ190の出力Eが、E>E1、E>
E2であるため、制御部40は発光ダイオ
ード204,205を点灯せず、かつ、停
止信号も出力しない。一方、書込ヘツド5
の劣化により表面電位が低下して、E<
E1、E>E2になると、ポート202より
劣化信号を出力してトランジスタをオンす
ることにより発光ダイオード204を点灯
し、オペレータに書込ヘツド5の交換を促
す。書込ヘツド5の交換表示にもかかわら
ず、交換が行われずにそのまま使用が継続
すると、表面電位が更に低下してE<E1
E<E2になると、CPU40は発光ダイオ
ード204,205の両者を点灯するとと
もに停止信号によつて書込ヘツドの動作を
停止させる。
以上の説明から明らかなように、書込ヘ
ツド5の劣化を表示するため画質劣化が生
じる前に書込ヘツド5を交換することがで
き、また、交換されないときは動作を停止
するため、画質の悪い記録が行われるのを
防ぐことができる。
(5.4.4) 第31図aは感光体ベルト2上にg=
230μmのギヤツプをおいて書込ヘツド5
を設けたものであり、書込ヘツド5は
1MΩの抵抗Rを介してアースされた対向
電極(例えば、0.3mmの銅板)210を有
している。抵抗Rの端子電圧は電圧検出回
路181によつて検出されるようになつて
おり、それより後段の構成は第29図に等
しい。第31図bは対向電極210が位置
する部分の書込ヘツド5の構成を示し、ド
ライブ電極310、制御電極320、スク
リーン電極330、および絶縁体340,
350,360を有する構成においては、
第2図aの構成と対応する。第31図cは
書込ヘツド5を示し、境界線Aより左側の
部分は前述した対向電極210に向けてイ
オン流を発生する部分であり、その右側の
部分は感光体ベルト2に向けてイオン流を
発生する像形成用の部分である。ここで、
制御電極320は2.5×2.5cmのサイズを有
し、多数のイオン放出孔を設けることによ
り対向電極210に向けてイオンを大量に
放出するように構成されている。
以上の構成において、書込ヘツド5が駆
動されると、感光体ベルト2に付加情報に
応じた静電荷像が形成されるとともに対向
電極210から抵抗Rを介してイオン流に
応じた電流が流れる。制御部40は電圧検
出回路181の検出電圧値が1V(電流値は
1μA)になるように電源回路191を制御
して書込ヘツド5の電極電圧を適切な値に
する。同時に、現像機6のバイアス電圧を
制御しても良い。
ここで、書込ヘツド5は感光体ベルト2
との間隔を230μm±50μmの高い精度で取
り付けられるが、対向電極210は感光体
ベルト2の外側に設けられているので取り
付けが容易である。
以上の説明から明らかなように、電荷密
度を直接測定して書込ヘツドの駆動電圧を
設定するため、温度、湿度の変化、ヘツド
の劣化等とに左右されず、濃度の一定した
画像形成を行うことができる。
6 書込ヘツドの電荷密度を安定化する制御 (6.1) 温度センサ 第32図aは送りロール83に支持された
感光体ベルト2上に付加情報の静電荷像を形
成する書込ヘツド5が設けられており、書込
ヘツド5の両側にヒータ220が設けられて
いる。ヒータ220には温度センサ(サーミ
スタ)230が取り付けられており、また、
ヒータ220に近接して感光体ベルト2の温
度を検知する温度センサ(サーミスタ)24
0が設けられている。温度センサ230,2
40は抵抗/電圧変換を行うR/V変換器2
31,232に接続され、R/V変換器23
1,232の出力は制御部40に入力するよ
うになつている。制御部40はR/V変換器
231,232の出力を演算処理するもので
あり、その出力側には、ポート233を介し
てスイツチングトランジスタ223が接続さ
れている。スイツチングトランジスタ223
はエミツタがアースされ、コレクタはヒータ
220(書込ヘツド5に取り付けられている
もの)に接続されており、ヒータ220は温
度ヒユーズ221を介して電源Vcに接続さ
れている。第32図bはサーミスタによる接
触型温度センサを示し、ヒータ220の上部
に設けられているものであり、ブラケツト2
50にモールド固定されたクロロプレンゴム
253で弾性的に圧縮されることにより温度
センサ230がポリイミドテープ252を介
してヒータ220に密接するようになつてい
る。尚、251は温度センサ230の信号用
リード線である。
以上の構成において、制御部40よりポー
ト233を介してトランジスタ223に
「1」の信号が出力されると、トランジスタ
223はオンしてヒータ220が作動する。
このヒータ220の作動によつて書込ヘツド
5が加熱され、イオン流発生雰囲気の除湿を
行つて電荷密度の減少を抑える。ここで、制
御部40は温度センサ230,240から書
込ヘツド5および感光体ベルト2の温度を
R/V変換器231,232を介して入力す
る。このとき、感光体ベルト2の温度が、例
えば、40℃を越すと、トランジスタ223を
オフにしてヒータ220の作動を停止させ
る。これによつて感光体ベルト2が結晶化に
よつて光導電性を失うのを防止する。光導電
性は一般に40〜60℃で失われる恐れがある。
一方、感光体ベルト2の温度が所定の値以下
であれば、書込ヘツド5の温度に基づいてヒ
ータ220を適当にオン、オフしてその温度
を所定の範囲に制御する。
第33図は制御部ハード的な回路構成によ
つて置換したもので、ヒータ220の温度が
低いと、温度センサ230の抵抗値が大にな
つて差動増幅器DA1の出力が大になる。差動
増幅器DA1は、ツエナーダイオードZDとコ
ンデンサCの並列回路より基準電圧を負の端
子に入力している。その出力が大になるとダ
イオード群D1がオンしてトランジスタ22
3をオンしてヒータ220を作動させる。ヒ
ータ220の作動によつて感光体ベルト2の
温度が上昇すると、温度センサ240の抵抗
値が小になつて差動増幅器DA2の出力が小に
なる。その基準電圧は前述した基準電圧と等
しい。差動増幅器DA2の出力が小になると、
差動増幅器DA1の出力との差が大になつてダ
イオードD2がオンするため、ダイオード群
D1がオフになつてトランジスタ223がオ
フになり、ヒータ220の作動は停止する。
(6.2) 湿度センサ 第34図aは第2図aに示した書込ヘツド
5のスクリーン電極33に湿度センサ255
を取り付けたものである。湿度センサ255
は、例えば、第34図b,cに示すように、
アルミナ基板256上に一対の櫛歯状の金電
極257をスクリーン印刷した後、感湿材料
であるスチレンスルホン酸塩に架橋剤を添加
した溶液をアルミナ基板256上に塗布し、
これに紫外線を照射して架橋、重合を行つて
感湿膜258を形成する。感湿膜258の上
には保護膜259を設けたもので、湿度が上
昇すると、例えば、電気抵抗が小になる型の
ものである。尚、257aは端子リードであ
る。
第35図はこの湿度センサ255を使用し
た制御回路を示し、湿度検出回路X、出力制
御回路Y、および高圧発振回路Zにより構成
され、例えば、書込ヘツド5のドライブ電極
31の電圧を制御する。いま、湿度が大にな
つて湿度センサ255の抵抗値が小になる
と、ツエナーダイオードZD1によつて制御さ
れる基準電圧を正の端子に入力している差動
増幅器DA3の出力が大になる。この出力が大
になると、差動増幅器DA4の出力が大になつ
てトランジスタTR1のエミツタ出力が大にな
り、トランスTの1次側電圧が大になつて書
込ヘツド5のドライブ電極31に加えられる
高周波電圧のレベルを大にする。尚、トラン
ジスタTR2、コンデンサC1,C2,C3,C4
インダクタンスL等は高周波発振回路を構成
している。
(6.3) 発熱体 第36図a,bは、例えば、第2図aに示
した書込ヘツド5に発熱体パターン261を
形成したものである。この発熱体パターン2
61はスクリーン電極33上に設けられたア
ルミナ(Al2O3)の絶縁層260上に形成さ
れている。前述したように、書込ヘツド5と
感光体ベルト2の間隙は230μm±5μm程度
の高い精度に維持されているため、発熱層
(抵抗層)261と絶縁層260の合計厚さ
は200μm以下が望ましい。絶縁層260は、
アルミナ、セラミツクの他に、SiO2、Pb
を主成分としたガラスグレーズ等が適当であ
り、発熱層261は、Pd−O−Ag系の他、
Ag−Pd系、Au−Pt系等の通常の厚膜プロ
セスで使用される絶縁/抵抗材料が使用でき
る。尚、発熱層261はパターン化せずに全
面に形成した面抵抗としも良い。この場合、
その面にイオン放出孔を形成しなければなら
ない。
以上の説明から明らかなように、書込ヘツ
ド5と感光体ベルト2の間の狭い間隙部だけ
を加熱するため、低電力化が可能であり、か
つ、ウオームアツプ期間を短縮することがで
きる。
(6.4) 吸湿剤 第37図a,bは送りローラ83によつて
支持された感光体ベルト2に書込ヘツド5に
よつて静電荷像を形成するとき、その雰囲気
をケース271で包囲し、ケース271の中
にシリカゲル等の乾燥剤274を封入してそ
の内部を除湿するようにしたものである。2
73は乾燥剤274を固定する金属板であ
り、呼吸用の穴が設けられており、また、ケ
ース271と感光体ベルト2の間にはスポン
ジ272を置いてケース271の内部の除湿
効果を高めている。穴あき金属板273は網
等に置換しても良い。尚、4は部分除電ラン
プである。
第38図は感光体ベルト2を感光体ドラム
2に置換したもので同一の部分は同一の引用
数字で示したので重複する説明は省略する。
以上の説明から明らかな通り、簡単な構造
によつてイオン流発生雰囲気を除湿すること
ができるため、コストアツプを招かずに所定
の電荷密度のイオンを生成することができ
る。また、書込ヘツド5の汚れを防止するこ
ともできる。
(6.5) 乾燥空気の送風 第39図a,bはイオン流発生雰囲気に乾
燥空気を強制送風するもので、送りローラ8
3に支持された感光体ベルト2に対向して部
分除電ランプ4および書込ヘツド5が設けら
れており、書込ヘツド5を囲むようにエアー
ダクト284が位置させられ、エアーダクト
284の先端にカバー281に支持された除
湿フイルター282および送風フアン283
が設けられている。第40図a,bは除湿フ
イルタ282を示し、両側にスポンジあるい
は網290を配置し、その間にケース291
によつて保持されたシリカゲル等の乾燥剤2
74が収容されている。乾燥剤274は復数
に分割され、その間にギヤツプ292が形成
されている。
以上の構成において、書込ヘツド5が付加
情報の書込操作を開始すると、送風フアン2
83が駆動し、除湿フイルタ282を通過し
た空気を書込ヘツド5の周囲へ送風する。そ
のため、書込ヘツド5のイオン発生雰囲気は
除湿され、安定したイオンの発生が得られ
る。
(6.6) イオン放出孔の改良 第41図は書込ヘツド5示し、ドライブ電
極31と、イオンガイド孔32aを有した制
御電極32と、イオン放出孔33aを有した
スクリーン電極33より構成され、イオンガ
イド孔32aおよびイオン放出孔33aはプ
ロセス方向(副走査方向)を長くした長円の
形状を有している。
以上のように、イオン放出孔をプロセス方
向において長くしたため、ドライブ電圧を上
げることなく記録の高速化を図ることができ
る。
〔発明の効果〕
以上説明した通り、本発明のイオン流発生型静
電記録装置によれば、湿度に応じてイオン流発生
手段の駆動電圧、あるいは駆動周波数を制御する
ようにしたため、電力消費の増加および感光体の
特性劣化を抑制し、かつ、イオン流発生手段の耐
用年数を低下させないようにしながら湿度変化に
基づくイオン量の変動を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はイオン流発生型静電記録ヘツドを備え
た電子写真複写機を示す説明図、第2図a,bは
イオン流発生型静電記録ヘツドを示す説明図、第
3図は部分除電ランプを示す説明図、第4図は制
御システムを示すブロツク図、第5図はコンソー
ルパネルを示す説明図、第6図a,b,cは記録
体上の記録を示す説明図、第7図は他のイオン流
発生型静電記録ヘツドを備えた電子写真複写機を
示す説明図。第8図より第10a,bはフレキシ
ブルエンドレス感光体ベルトを支持するプレート
および支持手段を示す説明図、第11図a,b,
cより第17図a,bはイオン流発生型静電記録
ヘツドと電源回路および静電記録ヘツドの接続部
を示す説明図、第18図および第19図は更に他
のイオン流発生型静電記録ヘツドを備えた電子写
真複写機を示す説明図、第20図a,bより第2
2図は短尺のイオン流発生型静電記録ヘツドを移
動させる手段を示す説明図、第23図a,bは短
尺のイオン流発生型静電記録ヘツドと感光体ベル
トとの位置関係を示す説明図、第24図は付加情
報を記録する制御のフローチヤート図、第25図
は付加情報の記録領域に応じて露光に基づく静電
潜像を消去する制御回路のブロツク図、第26図
は第25図の制御回路のフローチヤート図、第2
7図はイオン流発生型静電記録ヘツドによつて感
光体ベルトの電荷を中和する制御のフローチヤー
ト図、第28図a,bはイオン流発生型静電記録
ヘツドを分割駆動する制御を示し、aはブロツク
図、bは不揮発性RAMの記憶内容を示す説明
図、第29図より第31図a,b,cは感光体ベ
ルトの表面電位を検出する検出手段の説明図、第
32図a,bおよび第33図はイオン流発生型静
電記録ヘツドの加熱および温度検出の手段を示す
説明図、第34図a,b,cおよび第35図は付
加情報記録領域の湿度検出手段およびその回路を
示す説明図および回路図、第36図a,bはイオ
ン流発生型静電記録ヘツドを加熱するヒータを示
す説明図、第37図a,bより第40図は付加情
報の記録領域を除湿する手段を示す説明図、第4
1図はイオン流発生型静電記録ヘツドを示す説明
図。 符号の説明、1……本体、2……感光体、3…
…チヤージコロトロン、4……部分除電ランプ、
5……イオン流発生型静電記録ヘツド、6,6
A,6B……現像機、7……転写コロトロン、8
……デタツクコロトロン、9……プレクリーニン
グコロトロン、10……クリーナ、11……プラ
テンガラス、12……ランプ、13……レンズ、
14……給紙トレイ、15……デユープレツクス
トレイ、16……排出トレイ、17,18,2
0,22……搬送通路、19……定着器、21…
…インバータ、23……ソータ、31……ドライ
ブ電極、32……制御電極、32a……イオンガ
イド孔、33……スクリーン電極、33a……イ
オン放出孔、34,35,36……絶縁体、37
……高周波電源、38……制御電極電源、39…
…スクリーン電極電源、40……制御部、41…
…電位センサ、70……コンソールパネル、71
……記録紙、71a,71d……付加情報、71
b,71c……複写像、71e……プリンタ像、
80……プレート、81……サイドプレート、8
2,83,84,85……送りローラ、86……
ホルダー、87……スプリング、90……印刷基
板、91,123……カードエツヂコネクター、
93……サポート部材、94……サポート板、9
6……フレキシブル印刷回路板、97……電極パ
ターン、98a,98b……ピン、102……コ
ネクターハウジング、104……レバー、106
……ピン、107……取付板、109……ワイヤ
ーハーネス、121……ピン、130……レー
ル、131……ベルト、132……駆動ロール、
133……アイドラロール、150……記録紙サ
イズ、151,152……書込ヘツド記録領域、
168……除電用発光ダイオード、183……電
流検出スリーブ、190……電位センサ、210
……イオン流検出対向センサ、220……ヒー
タ、230,240……温度センサ、255……
湿度センサ、256……基板、257……電極、
258……感湿層、259……保護層、261…
…抵抗層、272……スポンジ、274……乾燥
剤、282……除湿フイルタ、283……送風フ
アン、290……スポンジ、291……ケース、
310……ドライブ電極、320……制御電極、
330……スクリーン電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 感光体あるいは誘電体の静電潜像形成体上に
    画像信号に応じたイオン流を発生させて静電潜像
    を形成し、これを現像後、転写および定着して、
    記録体に画像を記録するイオン流発生型静電記録
    装置において、 画像信号に応じた駆動に基づいて前記イオン流
    を発生するイオン流発生手段と、 前記イオン流発生手段の近傍の湿度を検知する
    湿度検知手段と、 前記湿度検知手段の湿度に応じて前記イオン流
    発生手段の駆動を制御する制御手段を有すること
    を特徴とするイオン流発生型静電記録装置。 2 前記イオン流発生手段が、高周波高電圧によ
    つて駆動されるドライブ電極と、画像信号に応じ
    て2値の直流電圧によつて駆動される制御電極
    と、前記2値の直流電圧の間のレベルの直流電圧
    によつて駆動されるスクリーン電極より構成さ
    れ、 前記制御手段が、湿度に応じて前記ドライブ電
    極、前記制御電極、あるいは前記スクリーン電極
    の1つ以上の電極を選択的に制御する特許請求の
    範囲第1項記載のイオン流発生型静電記録装置。 3 前記制御手段が、湿度に応じて前記ドライブ
    電極の周波数および/あるいは電圧を制御する特
    許請求の範囲第1項記載のイオン流発生型静電記
    録装置。
JP26229886A 1986-11-04 1986-11-04 イオン流発生型静電記録装置 Granted JPS63116172A (ja)

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