JPH05152654A - 光フアイバ増幅器 - Google Patents
光フアイバ増幅器Info
- Publication number
- JPH05152654A JPH05152654A JP31696391A JP31696391A JPH05152654A JP H05152654 A JPH05152654 A JP H05152654A JP 31696391 A JP31696391 A JP 31696391A JP 31696391 A JP31696391 A JP 31696391A JP H05152654 A JPH05152654 A JP H05152654A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- core
- doped
- laser
- fiber amplifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/05—Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
- H01S3/06—Construction or shape of active medium
- H01S3/063—Waveguide lasers, i.e. whereby the dimensions of the waveguide are of the order of the light wavelength
- H01S3/067—Fibre lasers
- H01S3/0675—Resonators including a grating structure, e.g. distributed Bragg reflectors [DBR] or distributed feedback [DFB] fibre lasers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 Pr3+ドープ光ファイバ増幅器の励起波長を
通常の半導体レーザで励起可能な波長帯に移動させて、
小型で実用性のある1.3μm帯用光ファイバ増幅器を
得る。 【構成】 励起光源として半導体レーザ1により励起さ
れる、コア中にYb3+がドープされた光ファイバレーザ
2を用い、増幅媒体としてコア中にPr3+がドープされ
た赤外光ファイバ6を用いる。
通常の半導体レーザで励起可能な波長帯に移動させて、
小型で実用性のある1.3μm帯用光ファイバ増幅器を
得る。 【構成】 励起光源として半導体レーザ1により励起さ
れる、コア中にYb3+がドープされた光ファイバレーザ
2を用い、増幅媒体としてコア中にPr3+がドープされ
た赤外光ファイバ6を用いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は波長1.3μm帯で動作
する光通信用半導体レーザ励起光ファイバ増幅器に関す
る。
する光通信用半導体レーザ励起光ファイバ増幅器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイバのコアに希土類イオ
ン、特にEr3+イオンをドープし、4f殻内遷移の誘導
放出を用いた光ファイバ増幅器の研究が精力的に行わ
れ、1.5μm帯での光通信システムへの応用が進めら
れている。希土類ドープ光ファイバ増幅器は高利得で、
かつ偏波に依存しない利得特性を有し、また低い雑音指
数および広帯域な波長特性を有するため、光通信システ
ムにおける応用が魅力あるものとなっている。
ン、特にEr3+イオンをドープし、4f殻内遷移の誘導
放出を用いた光ファイバ増幅器の研究が精力的に行わ
れ、1.5μm帯での光通信システムへの応用が進めら
れている。希土類ドープ光ファイバ増幅器は高利得で、
かつ偏波に依存しない利得特性を有し、また低い雑音指
数および広帯域な波長特性を有するため、光通信システ
ムにおける応用が魅力あるものとなっている。
【0003】一方、石英系光ファイバの波長分布が零と
なる1.3μm帯は、1.5μm帯と並んで光通信では
重要な波長帯であり、この1.3μm帯で動作する光フ
ァイバ増幅器の研究が、Nd3+イオンをドープした石英
系光ファイバやフッ化物系光ファイバを用いて行われて
きた。しかしながら、前記両ファイバとも光通信に使用
される1.31μmの波長では、Nd3+イオンのExc
ited State Absorption(ES
A)が大きいため、例えばW.J.Miniscalc
o,L.J.Andrews,B.A.Thompso
n,R.S.Quinby,L.J.B.Vacha
and M.G.Drexhage,”Electro
n.Lett.”(vol.24,1988,p.2
8)、またはY.Miyajima,T.Komuka
i,Y.Sugawa and Y.Katsuyam
a,”Technical Digest Optic
al Fiber Communication Co
nference '90 San Francisc
o”(1990,PD16)等に記載されているよう
に、光増幅が確認されていない。
なる1.3μm帯は、1.5μm帯と並んで光通信では
重要な波長帯であり、この1.3μm帯で動作する光フ
ァイバ増幅器の研究が、Nd3+イオンをドープした石英
系光ファイバやフッ化物系光ファイバを用いて行われて
きた。しかしながら、前記両ファイバとも光通信に使用
される1.31μmの波長では、Nd3+イオンのExc
ited State Absorption(ES
A)が大きいため、例えばW.J.Miniscalc
o,L.J.Andrews,B.A.Thompso
n,R.S.Quinby,L.J.B.Vacha
and M.G.Drexhage,”Electro
n.Lett.”(vol.24,1988,p.2
8)、またはY.Miyajima,T.Komuka
i,Y.Sugawa and Y.Katsuyam
a,”Technical Digest Optic
al Fiber Communication Co
nference '90 San Francisc
o”(1990,PD16)等に記載されているよう
に、光増幅が確認されていない。
【0004】このような状況から、1.31μmの波長
で光増幅作用を有する光ファイバ増幅器の実現が強く望
まれており、その候補の一つとして、Y.Ohisi,
T.Kanamori,T.Kitagawa,S.T
akahashi,E.Snitzer and G.
H.Sigel Jr.”Technical Dig
est Optical Fiber Communi
cation Conference '91 San
Diego”(1991,PD2)において、ZrF
4系のフッ化物ガラスをホスト材料として、Pr3+をド
ープした光ファイバを用いた光ファイバ増幅器が提案さ
れている。この光ファイバ増幅器は、図3に示すPr3+
イオンのエネルギダイヤグラムからわかるように、Pr
3+イオンの1G4→3H5遷移の誘導放出を利用したもので
ある。
で光増幅作用を有する光ファイバ増幅器の実現が強く望
まれており、その候補の一つとして、Y.Ohisi,
T.Kanamori,T.Kitagawa,S.T
akahashi,E.Snitzer and G.
H.Sigel Jr.”Technical Dig
est Optical Fiber Communi
cation Conference '91 San
Diego”(1991,PD2)において、ZrF
4系のフッ化物ガラスをホスト材料として、Pr3+をド
ープした光ファイバを用いた光ファイバ増幅器が提案さ
れている。この光ファイバ増幅器は、図3に示すPr3+
イオンのエネルギダイヤグラムからわかるように、Pr
3+イオンの1G4→3H5遷移の誘導放出を利用したもので
ある。
【0005】ところが、光ファイバ増幅器を光通信シス
テムで使用する場合、構成を小型にするため、半導体レ
ーザで励起することが不可決であるが、Pr3+ドープ光
ファイバ増幅器の励起波長である1.017μmで発振
する高出力で安定な半導体レーザの入手が困難であるた
め、Pr3+ドープ光ファイバ増幅器を光通信システム中
で実際に応用することは難しい状況にあった。
テムで使用する場合、構成を小型にするため、半導体レ
ーザで励起することが不可決であるが、Pr3+ドープ光
ファイバ増幅器の励起波長である1.017μmで発振
する高出力で安定な半導体レーザの入手が困難であるた
め、Pr3+ドープ光ファイバ増幅器を光通信システム中
で実際に応用することは難しい状況にあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明におけ
る課題は、Pr3+ドープ光ファイバ増幅器の励起波長を
通常の半導体レーザで励起可能な波長帯に移動させて、
小型で実用性のある1.3μm帯用Pr3+ドープ光ファ
イバ増幅器を提供することにある。
る課題は、Pr3+ドープ光ファイバ増幅器の励起波長を
通常の半導体レーザで励起可能な波長帯に移動させて、
小型で実用性のある1.3μm帯用Pr3+ドープ光ファ
イバ増幅器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、励起光源
として半導体レーザにより励起される、コア中にYb3+
がドープされた光ファイバレーザを用い、増幅媒体とし
てコア中にPr3+がドープされた赤外光ファイバを用い
ることで解決される。
として半導体レーザにより励起される、コア中にYb3+
がドープされた光ファイバレーザを用い、増幅媒体とし
てコア中にPr3+がドープされた赤外光ファイバを用い
ることで解決される。
【0008】以下、本発明を詳しく説明する。本発明
は、コア中にYb3+をドープした光ファイバ、いわゆる
光ファイバレーザを、Pr3+ドープ光ファイバ増幅器の
励起光源とすることを主要な特徴とする。Yb3+は2F
5/2→2F7/2遷移による発光を0.9〜1.1μmにか
けて有し、また、2F7/2→2F5/2遷移による光吸収を
0.8〜1.05μmにかけて有するため、通常の半導
体レーザで励起可能な0.8〜0.98μmの波長の光
で励起し、1.017μmの波長でレーザ発振させるこ
とが可能である。したがって、半導体レーザ励起Yb3+
ドープ光ファイバレーザを構成し、それをPr3+ドープ
光ファイバ増幅器の励起光源とすることによって、半導
体レーザ励起Pr3+ドープ光ファイバ増幅器を得ること
ができる。
は、コア中にYb3+をドープした光ファイバ、いわゆる
光ファイバレーザを、Pr3+ドープ光ファイバ増幅器の
励起光源とすることを主要な特徴とする。Yb3+は2F
5/2→2F7/2遷移による発光を0.9〜1.1μmにか
けて有し、また、2F7/2→2F5/2遷移による光吸収を
0.8〜1.05μmにかけて有するため、通常の半導
体レーザで励起可能な0.8〜0.98μmの波長の光
で励起し、1.017μmの波長でレーザ発振させるこ
とが可能である。したがって、半導体レーザ励起Yb3+
ドープ光ファイバレーザを構成し、それをPr3+ドープ
光ファイバ増幅器の励起光源とすることによって、半導
体レーザ励起Pr3+ドープ光ファイバ増幅器を得ること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。図1
は本発明の光ファイバ増幅器の実施例であり、図中符号
1は半導体レーザ(発振波長840nmのAlGaAs
半導体レーザー)、2はコアにYb3+がドープされた石
英系光ファイバレーザ、3はコネクター、4は信号光源
(発振波長1.31μmのDFBレーザ)、5は光カッ
プラ、6は増幅用光ファイバ、7は光ファイバピグテイ
ル、8は光スペクトラムアナライザである。
は本発明の光ファイバ増幅器の実施例であり、図中符号
1は半導体レーザ(発振波長840nmのAlGaAs
半導体レーザー)、2はコアにYb3+がドープされた石
英系光ファイバレーザ、3はコネクター、4は信号光源
(発振波長1.31μmのDFBレーザ)、5は光カッ
プラ、6は増幅用光ファイバ、7は光ファイバピグテイ
ル、8は光スペクトラムアナライザである。
【0010】光ファイバレーザ2のコア径は2.6μ
m、コア・クラッド間の屈折率差は1.28%であり、
コア中のYb3+濃度は2500ppm、長さは2mであ
る。また、この光ファイバレーザ2は、図2にその構造
を示すように、コア2aの周上にコア2aの屈折率より
も低い屈折率を有する内側クラッド層2bと、この内側
クラッド層2bよりも低い屈折率を有する外側クラッド
層2cを有する二重クラッド構造となっており、内側ク
ラッド層2bの屈折率は外側クラッド層2cよりも0.
5%高くし、外径は20μmとなっている(参考文献;
E.Snitzer,H.Po,F.Hakimi,
R.Turminelli,B.C.Mc.Collu
m,Optical Fiber Sensors C
onference,New Orleans 198
8,PD5、またはH.Po etal.Optica
l Fiber Communication Con
ference 1989 Houston PD
2)。また、光ファイバレーザ2の半導体レーザ1と結
合する端面には波長1.017μmで99%の反射率を
有する誘電体反射膜がコートされ、他方の端面には透過
率40%の反射膜がコートされている。この光ファイバ
レーザ2に波長840nmの励起光200mWを入射さ
せると、波長1.017μmで100mWのレーザ出力
が得られた。ここで、光ファイバレーザ2の構造を二重
クラッド構造とすることにより、半導体レーザ1との結
合効率を向上させるとともに、内側クラッド層2bを伝
搬する励起光によってコアがサイドポンプされて、励起
効率を向上させることができる。また、増幅用光ファイ
バ6はコア中にPr3+がドープされたZrF4系フッ化
物光ファイバであって、そのコア径は2μm、コア・ク
ラッド間の屈折率差は.3.5%であり、コア中のPr
3+濃度は500ppmである。
m、コア・クラッド間の屈折率差は1.28%であり、
コア中のYb3+濃度は2500ppm、長さは2mであ
る。また、この光ファイバレーザ2は、図2にその構造
を示すように、コア2aの周上にコア2aの屈折率より
も低い屈折率を有する内側クラッド層2bと、この内側
クラッド層2bよりも低い屈折率を有する外側クラッド
層2cを有する二重クラッド構造となっており、内側ク
ラッド層2bの屈折率は外側クラッド層2cよりも0.
5%高くし、外径は20μmとなっている(参考文献;
E.Snitzer,H.Po,F.Hakimi,
R.Turminelli,B.C.Mc.Collu
m,Optical Fiber Sensors C
onference,New Orleans 198
8,PD5、またはH.Po etal.Optica
l Fiber Communication Con
ference 1989 Houston PD
2)。また、光ファイバレーザ2の半導体レーザ1と結
合する端面には波長1.017μmで99%の反射率を
有する誘電体反射膜がコートされ、他方の端面には透過
率40%の反射膜がコートされている。この光ファイバ
レーザ2に波長840nmの励起光200mWを入射さ
せると、波長1.017μmで100mWのレーザ出力
が得られた。ここで、光ファイバレーザ2の構造を二重
クラッド構造とすることにより、半導体レーザ1との結
合効率を向上させるとともに、内側クラッド層2bを伝
搬する励起光によってコアがサイドポンプされて、励起
効率を向上させることができる。また、増幅用光ファイ
バ6はコア中にPr3+がドープされたZrF4系フッ化
物光ファイバであって、そのコア径は2μm、コア・ク
ラッド間の屈折率差は.3.5%であり、コア中のPr
3+濃度は500ppmである。
【0011】上記光ファイバレーザ2で得られた波長
1.017μmの出力光をコネクタ3を介して光カップ
ラ5に導くとともに、信号光源4からの波長1.31μ
mの信号光を光カップラ5に導き、ここで合波した後に
増幅用光ファイバ6に入射させ、この増幅用光ファイバ
6の出力信号を光ファイバピグテイル7を介して、光ス
ペクトルアナライザ8によりモニターした。そして、半
導体レーザ1のオン・オフ時の出力信号強度比より信号
利得を求めた。その結果、200mWの励起光(波長8
40nm)を光ファイバレーザ2に入射した時、20d
Bの信号利得が得られた。
1.017μmの出力光をコネクタ3を介して光カップ
ラ5に導くとともに、信号光源4からの波長1.31μ
mの信号光を光カップラ5に導き、ここで合波した後に
増幅用光ファイバ6に入射させ、この増幅用光ファイバ
6の出力信号を光ファイバピグテイル7を介して、光ス
ペクトルアナライザ8によりモニターした。そして、半
導体レーザ1のオン・オフ時の出力信号強度比より信号
利得を求めた。その結果、200mWの励起光(波長8
40nm)を光ファイバレーザ2に入射した時、20d
Bの信号利得が得られた。
【0012】この実施例では、励起波長を840nmと
したが、半導体レーザ1で励起可能な800〜980n
mのいずれの波長を用いてもよい。また、増幅用光ファ
イバ6のガラスとしてZrF4系のフッ化物ガラスを用
いたが、他のフッ化ガラス、例えばInF3系、ZnF2
系、AlF3系ガラス等(泉谷徹郎監修,”新しいガラ
スとその物性”第16章,経営システム研究所発行,1
984年、またはTomozawa and Dore
mus編”Treatise on material
s science and technology”
vol.26第4章 Academic Press
Inc.1985、またはAggarwal and
Lu編 ”Fluoride glass fibe
r optics”第1章,Academic Pre
ss Inc.1991等を参照)の赤外ガラスを用い
てもよく、また、フッ化物ガラス以外にThCl4−P
bCl2−NaCl系等の塩化物ガラス、AgBr−P
bBr2−CsBr−CdBr2系の臭化物ガラス、Cd
F2−BaCl2−NaCl系のフッ化−塩化物ガラス、
ZnBr2−TlBr−TlI系の臭化−ヨウ化物ガラ
ス(”ニューガラスハンドブック”ニューガラスハンド
ブック編集委員会編,丸善株式会社,1991年 参
照)、またはGe−S系、As−S系、Ge−P−S
系、As−Ge−S系カルコゲナイドガラス等の赤外ガ
ラスを用いてもよく、ZrF4系ガラスに限定されるわ
けではない。増幅用光ファイバの材料として要求される
条件は、Pr3+の1G4レベルがフォノン緩和によってク
ウェンチングされないように、そのフォノンエネルギが
500cm-1以下であることが望ましい。上記のガラス
は全てこの条件を満たしている。
したが、半導体レーザ1で励起可能な800〜980n
mのいずれの波長を用いてもよい。また、増幅用光ファ
イバ6のガラスとしてZrF4系のフッ化物ガラスを用
いたが、他のフッ化ガラス、例えばInF3系、ZnF2
系、AlF3系ガラス等(泉谷徹郎監修,”新しいガラ
スとその物性”第16章,経営システム研究所発行,1
984年、またはTomozawa and Dore
mus編”Treatise on material
s science and technology”
vol.26第4章 Academic Press
Inc.1985、またはAggarwal and
Lu編 ”Fluoride glass fibe
r optics”第1章,Academic Pre
ss Inc.1991等を参照)の赤外ガラスを用い
てもよく、また、フッ化物ガラス以外にThCl4−P
bCl2−NaCl系等の塩化物ガラス、AgBr−P
bBr2−CsBr−CdBr2系の臭化物ガラス、Cd
F2−BaCl2−NaCl系のフッ化−塩化物ガラス、
ZnBr2−TlBr−TlI系の臭化−ヨウ化物ガラ
ス(”ニューガラスハンドブック”ニューガラスハンド
ブック編集委員会編,丸善株式会社,1991年 参
照)、またはGe−S系、As−S系、Ge−P−S
系、As−Ge−S系カルコゲナイドガラス等の赤外ガ
ラスを用いてもよく、ZrF4系ガラスに限定されるわ
けではない。増幅用光ファイバの材料として要求される
条件は、Pr3+の1G4レベルがフォノン緩和によってク
ウェンチングされないように、そのフォノンエネルギが
500cm-1以下であることが望ましい。上記のガラス
は全てこの条件を満たしている。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光ファイバ
増幅器にあっては、Yb3+がドープされた光ファイバレ
ーザが、Pr3+がドープされた増幅用光ファイバの励起
光源として用られている。よって、この光ファイバレー
ザを励起する高出力半導体レーザが入手可能であるた
め、半導体レーザ励起Pr3+ドープ光ファイバ増幅器を
構成することができる。この光増幅器を波長1.3μm
帯の光通信システムに導入することにより、システムの
高性能化、経済化を図ることができるという利点があ
る。
増幅器にあっては、Yb3+がドープされた光ファイバレ
ーザが、Pr3+がドープされた増幅用光ファイバの励起
光源として用られている。よって、この光ファイバレー
ザを励起する高出力半導体レーザが入手可能であるた
め、半導体レーザ励起Pr3+ドープ光ファイバ増幅器を
構成することができる。この光増幅器を波長1.3μm
帯の光通信システムに導入することにより、システムの
高性能化、経済化を図ることができるという利点があ
る。
【図1】本発明の光ファイバ増幅器の一実施例を示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】本発明の光ファイバレーザーの構造の例を示す
説明図である。
説明図である。
【図3】Pr3+のエネルギダイヤグラムである。
1 半導体レーザ 2 光ファイバレーザ 2a コア 2b 内側クラッド層 2c 外側クラッド層 6 増幅用光ファイバ
Claims (2)
- 【請求項1】 光により励起する増幅媒体としてコア中
に希土類イオンがドープされた光ファイバを用いる光増
幅器において、 励起光源として半導体レーザにより励起される、コア中
にYb3+がドープされた光ファイバレーザを用い、増幅
媒体としてコア中にPr3+がドープされた赤外光ファイ
バを用いてなることを特徴とする光ファイバ増幅器。 - 【請求項2】 上記光ファイバレーザが、高屈折率のコ
アの周上に、コアの屈折率よりも低い屈折率を有する内
側クラッド層と、該内側クラッド層の周上に内側クラッ
ド層よりも低い屈折率を有する外側クラッド層を有して
なることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ増幅
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31696391A JPH05152654A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 光フアイバ増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31696391A JPH05152654A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 光フアイバ増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05152654A true JPH05152654A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=18082894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31696391A Pending JPH05152654A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 光フアイバ増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05152654A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008034867A (ja) * | 1995-05-19 | 2008-02-14 | Imra America Inc | 高出力チャープパルス増幅装置およびコンプレッサー |
US7667889B2 (en) * | 2007-02-21 | 2010-02-23 | Pyrophotonics Lasers Inc. | Methods and systems for gain control in pulsed optical amplifiers |
US8964801B2 (en) | 2009-06-11 | 2015-02-24 | Esi-Pyrophotonics Lasers, Inc. | Method and system for stable and tunable high power pulsed laser system |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP31696391A patent/JPH05152654A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008034867A (ja) * | 1995-05-19 | 2008-02-14 | Imra America Inc | 高出力チャープパルス増幅装置およびコンプレッサー |
JP2013153196A (ja) * | 1995-05-19 | 2013-08-08 | Imra America Inc | 高出力チャープパルス増幅装置およびコンプレッサー |
US7667889B2 (en) * | 2007-02-21 | 2010-02-23 | Pyrophotonics Lasers Inc. | Methods and systems for gain control in pulsed optical amplifiers |
US8964801B2 (en) | 2009-06-11 | 2015-02-24 | Esi-Pyrophotonics Lasers, Inc. | Method and system for stable and tunable high power pulsed laser system |
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