JPH0515227B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0515227B2 JPH0515227B2 JP6948787A JP6948787A JPH0515227B2 JP H0515227 B2 JPH0515227 B2 JP H0515227B2 JP 6948787 A JP6948787 A JP 6948787A JP 6948787 A JP6948787 A JP 6948787A JP H0515227 B2 JPH0515227 B2 JP H0515227B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron
- ions
- solution
- column
- sample solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 78
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 41
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 claims description 35
- 239000012488 sample solution Substances 0.000 claims description 19
- KCXVZYZYPLLWCC-UHFFFAOYSA-N EDTA Chemical compound OC(=O)CN(CC(O)=O)CCN(CC(O)=O)CC(O)=O KCXVZYZYPLLWCC-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 13
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 12
- NWUYHJFMYQTDRP-UHFFFAOYSA-N 1,2-bis(ethenyl)benzene;1-ethenyl-2-ethylbenzene;styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1.CCC1=CC=CC=C1C=C.C=CC1=CC=CC=C1C=C NWUYHJFMYQTDRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 239000003729 cation exchange resin Substances 0.000 claims description 10
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 6
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 6
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 2
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 description 15
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 15
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N Sulfuric acid Chemical compound OS(O)(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 239000003153 chemical reaction reagent Substances 0.000 description 7
- 238000011088 calibration curve Methods 0.000 description 6
- -1 iron ions Chemical class 0.000 description 4
- QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-N Acetic acid Chemical compound CC(O)=O QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 3
- 238000002798 spectrophotometry method Methods 0.000 description 3
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 3
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 2
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- KMVWNDHKTPHDMT-UHFFFAOYSA-N 2,4,6-tripyridin-2-yl-1,3,5-triazine Chemical compound N1=CC=CC=C1C1=NC(C=2N=CC=CC=2)=NC(C=2N=CC=CC=2)=N1 KMVWNDHKTPHDMT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- DHDHJYNTEFLIHY-UHFFFAOYSA-N 4,7-diphenyl-1,10-phenanthroline Chemical compound C1=CC=CC=C1C1=CC=NC2=C1C=CC1=C(C=3C=CC=CC=3)C=CN=C21 DHDHJYNTEFLIHY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- PIICEJLVQHRZGT-UHFFFAOYSA-N Ethylenediamine Chemical compound NCCN PIICEJLVQHRZGT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000000975 co-precipitation Methods 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 229910021645 metal ion Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000008213 purified water Substances 0.000 description 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
- 229910021655 trace metal ion Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、改良された鉄()イオン分析方法
に関するものである。さらに詳しくいえば、本発
明は、水中の極低濃度、例えばppbオーダーの鉄
()イオンを、簡単な操作で、迅速かつ正確に
分析する方法に関するものである。
に関するものである。さらに詳しくいえば、本発
明は、水中の極低濃度、例えばppbオーダーの鉄
()イオンを、簡単な操作で、迅速かつ正確に
分析する方法に関するものである。
従来の技術
従来、水中の微量金属イオンの定量には、通常
吸光光度法が用いられている。しかしながら、こ
の吸光光度法においては、金属イオンに対して高
感度の呈色試薬を用いても、一般に定量感度は
0.1〜1ppmオーダー程度である。例えば鉄イオン
について吸光光度法を適用する場合、呈色試薬と
してバソフエナントロリンや、2,4,6−トリ
ス−(2−ピリジル)−s−トリアジンを用いる方
法が最も高感度であるが、これらを用いても河川
や湖水中の鉄イオンを定量するには感度が不十分
であり、正確な分析結果が得られないので、ppm
オーダー以下の低濃度の鉄イオンを定量する場合
には、共沈濃縮法や、溶媒抽出法に頼らざるを得
ない。
吸光光度法が用いられている。しかしながら、こ
の吸光光度法においては、金属イオンに対して高
感度の呈色試薬を用いても、一般に定量感度は
0.1〜1ppmオーダー程度である。例えば鉄イオン
について吸光光度法を適用する場合、呈色試薬と
してバソフエナントロリンや、2,4,6−トリ
ス−(2−ピリジル)−s−トリアジンを用いる方
法が最も高感度であるが、これらを用いても河川
や湖水中の鉄イオンを定量するには感度が不十分
であり、正確な分析結果が得られないので、ppm
オーダー以下の低濃度の鉄イオンを定量する場合
には、共沈濃縮法や、溶媒抽出法に頼らざるを得
ない。
しかしながら、これらの方法においては、分析
操作が煩雑である上に、使用する試薬の種類や量
が多く、また該試薬には不純物として鉄が含まれ
ているものがあるため、あらかじめ試薬の精製
や、分析操作中における、容器の汚れや塵埃など
の実験室からの汚染の防止に十分な考慮を払うこ
とが要求される。
操作が煩雑である上に、使用する試薬の種類や量
が多く、また該試薬には不純物として鉄が含まれ
ているものがあるため、あらかじめ試薬の精製
や、分析操作中における、容器の汚れや塵埃など
の実験室からの汚染の防止に十分な考慮を払うこ
とが要求される。
発明が解決しようとする課題
本発明は、このような従来の鉄イオンの分析方
法が有する欠点を克服し、水中の極低濃度、例え
ばppbオーダーの鉄()イオンを簡単な操作
で、迅速かつ正確に分析する方法を提供すること
を目的としてなされたものである。
法が有する欠点を克服し、水中の極低濃度、例え
ばppbオーダーの鉄()イオンを簡単な操作
で、迅速かつ正確に分析する方法を提供すること
を目的としてなされたものである。
課題を解決するための手段
本発明者らは、試料中の微量鉄()イオンを
迅速かつ正確に分析する方法を開発するために
種々研究を重ねた結果、陽イオン交換樹脂に、試
料液中の鉄()イオンをいつたん捕集させたの
ち、エチレンジアミン四酢酸溶液を用いて、該鉄
()イオンをこの中に溶出させ、次いでこの溶
液の紫外吸収特性を測定することにより、その目
的を達成しうることを見出し、この知見に基づい
て本発明を完成するに至つた。
迅速かつ正確に分析する方法を開発するために
種々研究を重ねた結果、陽イオン交換樹脂に、試
料液中の鉄()イオンをいつたん捕集させたの
ち、エチレンジアミン四酢酸溶液を用いて、該鉄
()イオンをこの中に溶出させ、次いでこの溶
液の紫外吸収特性を測定することにより、その目
的を達成しうることを見出し、この知見に基づい
て本発明を完成するに至つた。
すなわち、本発明は、鉄()イオンを含む試
料液を陽イオン交換樹脂充てんカラム中に通過さ
せて、該液中の鉄()イオンを該樹脂に捕集さ
せ、次いで該カラム中にエチレンジアミン四酢酸
溶液を流して、該溶液中に鉄()イオンを溶出
させたのち、この溶液の紫外吸収特性を測定する
ことを特徴とする鉄()イオン分析方法にを提
供するものである。
料液を陽イオン交換樹脂充てんカラム中に通過さ
せて、該液中の鉄()イオンを該樹脂に捕集さ
せ、次いで該カラム中にエチレンジアミン四酢酸
溶液を流して、該溶液中に鉄()イオンを溶出
させたのち、この溶液の紫外吸収特性を測定する
ことを特徴とする鉄()イオン分析方法にを提
供するものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明方法において、カラムに充てんされる陽
イオン交換樹脂については、水中の鉄()イオ
ンを効率よく捕集しうるものであればよく、特に
制限はないが、通常粒状形態で用いられる。
イオン交換樹脂については、水中の鉄()イオ
ンを効率よく捕集しうるものであればよく、特に
制限はないが、通常粒状形態で用いられる。
また、エチレンジアミン四酢酸(以下、
EDTAと略記する)溶液の濃度は、通常10-3〜
10-2Mの範囲で選ばれ、またPHは好ましくは3〜
6の範囲に調整される。
EDTAと略記する)溶液の濃度は、通常10-3〜
10-2Mの範囲で選ばれ、またPHは好ましくは3〜
6の範囲に調整される。
さらに、陽イオン交換樹脂による試料液中の鉄
()イオンの捕集度は、該液の酸濃度に左右さ
れることがあるので、陽イオン交換樹脂の種類に
よつて、試料液の酸濃度を適宜調整するのが好ま
しい。
()イオンの捕集度は、該液の酸濃度に左右さ
れることがあるので、陽イオン交換樹脂の種類に
よつて、試料液の酸濃度を適宜調整するのが好ま
しい。
次に、本発明方法の好適な1例を添付図面に従
つて説明すると、第1図は本発明方法を実施する
ための装置の1例を示す説明図であつて、まず、
試料液容器3中の適当な酸濃度に調整された試料
液の一定量を、ポンプ1により陽イオン交換樹脂
が充てんされているカラム7に通過させ、該樹脂
に試料液中の鉄()イオンを捕集させる。次い
で、バルブ2を順次切り替えて、純水容器5から
少量の純水をカラム7に流したのち、容器6から
EDTA溶液をカラム7に流して、この溶液中に、
陽イオン交換樹脂に捕集されている鉄()イオ
ンを溶出させる。この際、恒温槽8により、
EDTA溶液及びカラムを加温するのが望ましい。
つて説明すると、第1図は本発明方法を実施する
ための装置の1例を示す説明図であつて、まず、
試料液容器3中の適当な酸濃度に調整された試料
液の一定量を、ポンプ1により陽イオン交換樹脂
が充てんされているカラム7に通過させ、該樹脂
に試料液中の鉄()イオンを捕集させる。次い
で、バルブ2を順次切り替えて、純水容器5から
少量の純水をカラム7に流したのち、容器6から
EDTA溶液をカラム7に流して、この溶液中に、
陽イオン交換樹脂に捕集されている鉄()イオ
ンを溶出させる。この際、恒温槽8により、
EDTA溶液及びカラムを加温するのが望ましい。
次に、溶出した鉄()イオンを含むカラム7
からの排出液の紫外吸収特性を、適当な波長でも
つて紫外吸収検出器9で測定し、レコーダー10
に記録する。カラム7は、純水容器5より純水
を、次いで洗浄液容器4より洗浄液(例えば
0.1M硫酸液)を、さらに純水の順で通過させて
洗浄する。前記紫外吸収検出器としては、市販の
フロー方式のものを使用することができる。
からの排出液の紫外吸収特性を、適当な波長でも
つて紫外吸収検出器9で測定し、レコーダー10
に記録する。カラム7は、純水容器5より純水
を、次いで洗浄液容器4より洗浄液(例えば
0.1M硫酸液)を、さらに純水の順で通過させて
洗浄する。前記紫外吸収検出器としては、市販の
フロー方式のものを使用することができる。
あらかじめ、鉄()イオン濃度と紫外吸収の
大きさとの関係について、検量線を作成してお
き、前記レコーダー10における記録と、この検
量線とから、被測定液中の鉄()イオン濃度を
定量することができる。
大きさとの関係について、検量線を作成してお
き、前記レコーダー10における記録と、この検
量線とから、被測定液中の鉄()イオン濃度を
定量することができる。
本発明方法において測定に使用する好適な紫外
線の波長は260nmである。
線の波長は260nmである。
このようにして、鉄()イオンをppbオーダ
ーで正確に定量することができる。
ーで正確に定量することができる。
発明の効果
本発明の鉄()イオン分析方法によると、従
来の方法と異なり、試薬として高純度のものが得
られやすいEDTAのみを用い、極めて簡単な操
作で、迅速かつ正確に水中の極低濃度、例えば
ppbオーダーの鉄()イオンを定量することが
でき、該方法は実用的価値の高い方法といえる。
来の方法と異なり、試薬として高純度のものが得
られやすいEDTAのみを用い、極めて簡単な操
作で、迅速かつ正確に水中の極低濃度、例えば
ppbオーダーの鉄()イオンを定量することが
でき、該方法は実用的価値の高い方法といえる。
実施例
次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はこれらの例によつてなんら限定
されるものではない。
するが、本発明はこれらの例によつてなんら限定
されるものではない。
実施例 1
試料液中の鉄()イオンを、第1図に示す装
置を用いて定量した。
置を用いて定量した。
まず、試料液を0.05M硫酸溶液とし、容器3に
入れ、また、容器4及び5にはそれぞれカラム洗
浄用の0.1M硫酸溶液及び純水を、容器6にはPH
5に調整した5×10-3MのEDTA水溶液を入れ
た。さらにカラム7(3mmφ×200mm)には、交
換容量が0.01meq/gの陽イオン交換樹脂を充て
んし、このカラム7及び前記のキレート試薬溶液
を内蔵している容器6を、恒温槽8中で40℃に保
持した。
入れ、また、容器4及び5にはそれぞれカラム洗
浄用の0.1M硫酸溶液及び純水を、容器6にはPH
5に調整した5×10-3MのEDTA水溶液を入れ
た。さらにカラム7(3mmφ×200mm)には、交
換容量が0.01meq/gの陽イオン交換樹脂を充て
んし、このカラム7及び前記のキレート試薬溶液
を内蔵している容器6を、恒温槽8中で40℃に保
持した。
ポンプ1で試料液をカラム7に5分間で5ml通
過させ、次いでバルブ2を順次切り替え少量の純
水を流したのち、容器6のEDTA水溶液を10分
間で10ml流下させて、カラムからの排出液の
260nmの紫外吸収を紫外吸収検出器9で測定し、
レコーダー10に記録した。カラム7は純水、
0.1M硫酸洗浄液、純水の順で通過させて洗浄し
た。
過させ、次いでバルブ2を順次切り替え少量の純
水を流したのち、容器6のEDTA水溶液を10分
間で10ml流下させて、カラムからの排出液の
260nmの紫外吸収を紫外吸収検出器9で測定し、
レコーダー10に記録した。カラム7は純水、
0.1M硫酸洗浄液、純水の順で通過させて洗浄し
た。
第2図に0及び10ppbの鉄()イオンを含む
試料液5mlについて得られた記録紙上の結果を示
す。第2図において、Aは鉄()イオンが
0ppbの場合、Bは100ppbの場合である。この図
のBから分かるように、EDTA溶液の注入開始
後2.2分の位置に鉄()イオンによる大きな紫
外吸収が認められる。
試料液5mlについて得られた記録紙上の結果を示
す。第2図において、Aは鉄()イオンが
0ppbの場合、Bは100ppbの場合である。この図
のBから分かるように、EDTA溶液の注入開始
後2.2分の位置に鉄()イオンによる大きな紫
外吸収が認められる。
あらかじめ、第3図に示すように、鉄()イ
オン濃度と紫外吸収の大きさとの関係を検量線を
作成しておけば、前記の記録紙上のデータから、
試料液中の鉄()イオン濃度を求めることがで
きる。第3図において、1は5mlの試料液及び
EDTA溶液を使用した場合、2は25mlの試料液
及びEDTA溶液を使用した場合における検量線
である。
オン濃度と紫外吸収の大きさとの関係を検量線を
作成しておけば、前記の記録紙上のデータから、
試料液中の鉄()イオン濃度を求めることがで
きる。第3図において、1は5mlの試料液及び
EDTA溶液を使用した場合、2は25mlの試料液
及びEDTA溶液を使用した場合における検量線
である。
この検量線から分かるように、数ppbの鉄
()イオンの検出、定量が可能であり、試料液
中の鉄()イオン濃度がさらに低い場合には、
試料液をより多く注入すればよく、第3図2に示
すように、試料液を25ml使用すれば1ppbの鉄
()イオンを定量できる。
()イオンの検出、定量が可能であり、試料液
中の鉄()イオン濃度がさらに低い場合には、
試料液をより多く注入すればよく、第3図2に示
すように、試料液を25ml使用すれば1ppbの鉄
()イオンを定量できる。
第1図は本発明方法を実施するための装置の1
例を示す概略図であり、図中符号3は試料液容
器、6はEDTA溶液、7は陽イオン交換樹脂充
てんカラム、8は恒温槽、9は紫外吸収検出器、
10はレコーダー、11は排出液である。第2図
はEDTA注入開始後の時間と紫外吸収との関係
の1例を示す記録チヤートであり、Aは鉄()
イオン0ppbの試料液を用いた場合、Bは鉄()
イオン100ppbの試料液を用いた場合である。第
3図1及び2は、それぞれ異なつた条件における
鉄()イオン濃度と紫外吸収の大きさとの関係
の例を示す検量線である。
例を示す概略図であり、図中符号3は試料液容
器、6はEDTA溶液、7は陽イオン交換樹脂充
てんカラム、8は恒温槽、9は紫外吸収検出器、
10はレコーダー、11は排出液である。第2図
はEDTA注入開始後の時間と紫外吸収との関係
の1例を示す記録チヤートであり、Aは鉄()
イオン0ppbの試料液を用いた場合、Bは鉄()
イオン100ppbの試料液を用いた場合である。第
3図1及び2は、それぞれ異なつた条件における
鉄()イオン濃度と紫外吸収の大きさとの関係
の例を示す検量線である。
Claims (1)
- 1 鉄()イオンを含む試料液を陽イオン交換
樹脂充てんカラム中に通過させて、該液中の鉄
()イオンを該樹脂に捕集させ、次いで該カラ
ム中にエチレンジアミン四酢酸溶液を流して、該
溶液中に鉄()イオンを溶出させたのち、この
溶液の紫外吸収特性を測定することを特徴とする
鉄()イオン分析方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6948787A JPS63234158A (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | 鉄(3)イオン分析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6948787A JPS63234158A (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | 鉄(3)イオン分析方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63234158A JPS63234158A (ja) | 1988-09-29 |
JPH0515227B2 true JPH0515227B2 (ja) | 1993-03-01 |
Family
ID=13404110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6948787A Granted JPS63234158A (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | 鉄(3)イオン分析方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63234158A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03248060A (ja) * | 1990-02-27 | 1991-11-06 | Hitachi Ltd | 不溶解性微粒子を含む金属不純物の分析方法および装置 |
US5578829A (en) * | 1994-05-23 | 1996-11-26 | Texas Instruments Incorporated | On-line monitor for moisture contamination in HCL gas and copper contamination in NH4 OH solutions |
JP2004294205A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Kurabo Ind Ltd | 酸溶液の金属含有量の測定方法及び測定装置 |
JP6786659B2 (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-18 | 大日本印刷株式会社 | 液体収納容器 |
-
1987
- 1987-03-23 JP JP6948787A patent/JPS63234158A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63234158A (ja) | 1988-09-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Gieskes et al. | Chemical methods for interstitial water analysis aboard JOIDES Resolution | |
US5175110A (en) | Analysis of ions present at low concentrations in solutions containing other ions | |
RU2573445C2 (ru) | Способ измерения концентрации урана в водном растворе методом спектрофотометрии | |
Capitan-Vallvey et al. | Flow-injection method for the determination of tin in fruit juices using solid-phase spectrophotometry | |
Himeno et al. | Simultaneous determination of chromium (VI) and chromium (III) by capillary electrophoresis | |
US4975379A (en) | Analysis of ions present at low concentrations in solutions containing other ions | |
JPH0515227B2 (ja) | ||
JP3422219B2 (ja) | セレンの分析方法及びセレンの分析装置 | |
Skarie et al. | Sulfate and gypsum determination in saline soils | |
Blaylock et al. | Selenite and Selenate Quantification by Hydride Generation‐Atomic Absorption Spectrometry, Ion Chromatography, and Colorimetry | |
CN105158349B (zh) | 高温灰化‑离子色谱分析茶叶中f‑含量 | |
AU2001265989B2 (en) | Method and device for measuring a component in a liquid sample | |
JP3538957B2 (ja) | 水中の3態窒素の分析方法及び分析装置 | |
Garcia et al. | Determination of iron at ng/ml level by solid phase spectrophotometry after preconcentration on cation exchange filters | |
JP3329071B2 (ja) | 硝酸イオンと亜硝酸イオンの分析方法及び分析装置 | |
Rama et al. | New contributions to the field of bead-injection spectroscopy—flow-injection analysis: determination of cobalt | |
JPH08233824A (ja) | カラム再生をしないクロマトグラフィによる糖化ヘモグロビンの連続測定法 | |
JPS63193039A (ja) | 朝鮮ニンジンの薬効成分分析方法 | |
Ovenston et al. | The spectrophotometric determination of small amounts of oxygen in waters | |
CA1340395C (en) | Analysis of ions present at low concentrations in solutions with other at higher concentrations | |
JPH07333153A (ja) | 排水中のペルオキソ二硫酸の測定方法 | |
JP2964521B2 (ja) | 分析システムおよび分析方法 | |
JPH1010050A (ja) | 三態窒素計の気化分離器 | |
JPS6375668A (ja) | フロ−インジエクシヨン分析装置 | |
JPH0219764A (ja) | 塩素イオンの分析装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |