JPH0515184Y2 - - Google Patents

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JPH0515184Y2
JPH0515184Y2 JP10323188U JP10323188U JPH0515184Y2 JP H0515184 Y2 JPH0515184 Y2 JP H0515184Y2 JP 10323188 U JP10323188 U JP 10323188U JP 10323188 U JP10323188 U JP 10323188U JP H0515184 Y2 JPH0515184 Y2 JP H0515184Y2
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JP
Japan
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negative pressure
pressure container
welded
cylindrical
container
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JP10323188U
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  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、負圧を貯える合成樹脂製の負圧容器
に関し、例えば、車両等でインテークマニホール
ドで生ずる負圧を貯えるために利用され負圧式倍
力装置とともに用いられるものに関する。
〔従来の技術〕
第3図は従来のこの種の負圧容器を示したもの
で、浅い箱状の第1体10と第2体20とを合わ
せてなる。第1体10は開口周縁部に、フランジ
状に形成された溶着部11を有し、第2体20も
同様の溶着部21を有し、両溶着部11と21を
互いに溶着して、負圧容器1を形成するが、一般
に、実開昭60−115165公報に示す負圧容器の如
く、内部空間を横断するリムを多数形成して補強
し、外部には、車体取付け用の厚肉部を形成して
該厚肉部を介して車体にねじ止めもしくはボルト
止めするようにしている。第3図の負圧容器で
は、車体取付け用の金属ブラケツト30を接続す
るための複数個の取付け片部A〜Cが上記厚肉部
に相当する。22は配管接続部である。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように、従来の負圧容器では、車体にねじ
止めする為、負圧容器本体に対して突片状の厚肉
部を形成しているが、この厚肉部の形成は成形状
不利であると共に、突片状であるため、取付強度
が弱いという問題がある上、従来の補強用のリム
は、その形状が複雑化する。
本考案は上記問題を解消するためになされたも
ので、車体等への取付強度を向上することができ
るとともに、取付ボルト用部分が容器の補強も併
せて可能な構造の負圧容器を提供することを目的
とする。
〔課題は解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、凹所を形成
した第1体及び第2体に各々形成された溶着部
を、凹所を対向させて溶着することにより一体化
して内部空所を有する本体を形成した負圧容器に
おいて、第1体及び第2体に端部が互いに溶着さ
れ取付ボルトを挿通可能な貫通孔を有する筒部を
各々形成したものである。
〔作用〕
本考案では、容器内に取付ボルトを貫通させて
車体取付けを行うので、取付強度が大きくなり、
また、貫通孔を形成する筒部が補強用リムを兼ね
るので、特別にリムを形成しなくても、充分な補
強を行うことができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図及び第2図において、第1体10は、図
において、上方の箇所および下方の適所に、第2
体20側に向かつて伸びる、両端開口の筒部13
Uと13Dを一体成形されており、第2体20
は、第1体10に向かつて、筒部13U、13D
と同軸に伸びる筒部23Uと23Dを一体成形さ
れている。
第1体10と第2体20とは、溶着部11と2
1を互いに溶着されて負圧容器100となるが、
この溶着時、第2図に示すように、筒部13U,
23Uの端面相互、筒部13Dと23Dの端面相
互も溶着される。
この構成の負圧容器100は、筒部13Uと2
3Uが作る貫通孔31Uに取付ボルト32Uを貫
挿して該取付ボルト32Uを車体の適所に螺入
し、筒部13Dと23Dが作る貫通孔31Dに取
付ボルト32Dを貫挿して該取付ボルト32Dを
車体の適所に螺入して、車体に共締めされる。
33U、33Dはボルト32U、32D締付け
時容器100の損傷を防止(締付け時の面圧を分
散低下させる)するためのワツシヤである。
本実施例では、負圧容器100に、取付ボルト
32Uと32Dを横断・貫通させて車体に取付け
る構造であるので、従来のように、突片状部分に
取付ボルトを通して取付ける場合と異なつて、取
付強度が大きい。
また、本実施例では、筒部13Uと23U、筒
部13Dと23Dがリム作用をするので、補強用
のリムを特別に設けなくても、所要の補強強度を
得ることができる。
また、本実施例では、第1体10に筒部13U
と13Dを、第2体20に筒部23Uと23Dを
一体成形するだけで、リムを兼ねる取付部(もし
くは取付部を兼ねるリム)を得ることができるの
で、前記した突片状部分(厚肉部等)を形成し、
内部に複雑な形状のリムを持たせる従来の負圧容
器に比し、成形上の利点が多い。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明した通り、容器内を貫通する
筒部を一体成形したことにより、該筒部を車体取
付け用ボルトの挿通孔として利用することがてき
るので、車体への取付強度を大きすることができ
る上、この筒部が補強用のリム作用をするので、
簡単を構造で、強度の高い容器を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
は第1図における−矢視図、第3図は従来の
負圧容器の斜視図である。 10……第1体、11,12……溶着部、13
U,13U,13D……第1体の筒部、20……
第2体、23U,23D……第2体の筒部、31
U,31D……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 凹所を形成した第1体及び第2体に各々形成さ
    れた溶着部を、凹所を対向させて溶着することに
    より一体化して内部空所を有する本体を形成した
    負圧容器において、第1体及び第2体に端部が互
    いに溶着され取付ボルトを挿通可能な貫通孔を有
    する筒部を各々形成した負圧容器。
JP10323188U 1988-08-05 1988-08-05 Expired - Lifetime JPH0515184Y2 (ja)

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JP10323188U JPH0515184Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05

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JP10323188U JPH0515184Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05

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JPH0224760U JPH0224760U (ja) 1990-02-19
JPH0515184Y2 true JPH0515184Y2 (ja) 1993-04-21

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JP10323188U Expired - Lifetime JPH0515184Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05

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JP2002321536A (ja) * 2001-04-27 2002-11-05 Chuo Motor Wheel Co Ltd 自動車用高圧容器とその取付装置

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JPH0224760U (ja) 1990-02-19

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