JPH05151719A - 同期保護装置 - Google Patents

同期保護装置

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JPH05151719A
JPH05151719A JP31628491A JP31628491A JPH05151719A JP H05151719 A JPH05151719 A JP H05151719A JP 31628491 A JP31628491 A JP 31628491A JP 31628491 A JP31628491 A JP 31628491A JP H05151719 A JPH05151719 A JP H05151719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synchronization
block
word
signal
bits
Prior art date
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Pending
Application number
JP31628491A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Ota
潤 太田
Akira Iketani
章 池谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP31628491A priority Critical patent/JPH05151719A/ja
Publication of JPH05151719A publication Critical patent/JPH05151719A/ja
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ディジタル信号再生装置におい
て、クロック異常により、ブロック内のワード同期がは
ずれた場合に、ワード同期を回復させ、クロック異常の
影響を最小限に抑えることを目的とする。 【構成】 ブロック内のビット数が規定数であるかを計
数器110、比較器111によって判定し、規定数でな
い場合はビット数修正手段108、109、112、1
05によって規定数に修正する。ビット数修正手段10
8、109、112、105としては、当該ブロック内
の同期信号を基準として順次前側からワード同期を確立
するともに、1ブロックまたは複数ブロック後の同期信
号を基準として順次後ろ側からもワード同期を確立し、
この二通りのワード同期されたデータ系列をクロック異
常点で切り替える切り替え手段112を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブロック記録を行なう
ディジタル信号記録再生装置において、ワード同期がず
れる現象を修正する同期保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】信号記録再生装置の分野において、従来
のアナログ信号記録再生装置から、ディジタルビデオテ
ープレコーダー(DVTR)やディジタルオーディオテ
ープレコーダー(DAT)などに代表されるディジタル
信号記録再生装置に移行しつつある。
【0003】図4は、ディジタル信号記録再生装置の再
生時の一般的な信号処理の概略を示すブロック図であ
る。再生ヘッド1で再生された信号は、再生アンプ2に
よって増幅された後、等化回路3によって等化され、デ
ィジタル信号処理器9に入力される。また、等化された
信号は、PLL回路4によってクロック成分が抽出さ
れ、クロック信号としてディジタル信号処理器9に入力
される。ディジタル信号処理器9では、クロック信号に
よってサンプリングされた再生信号が、復調回路5によ
って復調され、同期信号検出回路6によって同期信号が
検出された後、ワード同期が確立されて、その後の誤り
訂正回路7や高能率復号化器8で処理された後、D/A
変換器10を経て出力端子11に出力される。
【0004】テープ上にヘリカルスキャンで各記録トラ
ックを記録した場合を考える。図5は、1トラック中の
信号フォーマットの一例を示したものである。図5中で
は、ヘッド切り替え前後の有効でない信号部分は省いて
ある。各トラックは、複数のブロックに分割されてい
る。ブロックには、映像信号が記録されたブロックと、
複数のブロックにわたる誤り訂正に関与する誤り訂正符
号が記録されたブロックとがある。各ブロックの先頭に
は同期信号が記録される。同期信号に続いては、トラッ
ク番号やブロック番号などの種々の情報が記録される。
そして、次に映像信号の情報が記録される。最後に、ブ
ロック内の誤り訂正に関与する誤り訂正符号が記録され
る。映像信号は、各ワード単位でそれをシリアルに変換
した形で記録されるが、同期信号や他の種々の情報もこ
のワード単位で記録される。
【0005】つまり、各ブロックは、1ワード当りのビ
ット数の整数倍のビット数で構成される。各ワードは規
定されたビット数で固有の情報を持っており、再生時に
ワードの区切りが正しく判別されなければならない。図
6(a)は、正しく判別されている例であり、ワード同
期がとれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構成である
場合、通常、各ブロックがフォーマット通りのビット数
の信号であり問題はない。しかし、なんらかの原因で、
一時的にクロック信号と再生信号の同期がはずれ、クロ
ック信号の周波数が変化する場合がある。その原因とし
ては、たとえば、記録媒体のドロップアウトや再生ヘッ
ドの目づまりなどで再生信号の振幅が減少し、その再生
信号がPLL回路4に入力されると、PLL回路4は入
力信号の変化に追従しきれず、同期がはずれるというこ
とが考えられる。
【0007】この後、同期が回復した場合に、本来の同
期になれば問題はないが、1ビット長または複数ビット
長だけ前後にずれる場合がある。図7に、再生信号の振
幅が減少し、回復した時点で1ビット分ずれた場合を示
す。この結果、ワード同期がはずれることになる。図6
(b)は、ワード同期がはずれている例である。これ
は、次の同期信号が得られるまで、つまり、該当するブ
ロックが終わるまで続く。ワード同期がはずれたまま信
号処理が行なわれると、各ワードは本来のものと全く異
なってしまうため、当該ブロック内では、全く異なる情
報が出力されてしまう。再生されたシリアルデータ列と
しては正しい信号であるのにも関わらず、ワード同期が
はずれているため誤りが生じることになる。
【0008】本発明は、このような従来の同期はずれの
問題に対して、適切に修正して同期はずれを解消する同
期保護装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ブロック単位
で記録されたデータ系列を再生する場合に、ブロック内
のビット数が規定数であるかを判定する比較手段と、そ
の比較結果が規定数でない場合は過不足分のビット数を
削除または付加することによって規定数に修正するビッ
ト数修正手段とを備える。
【0010】また、本発明は、そのビット数修正手段
が、データ系列から抽出されたクロック成分に基づき、
クロック異常点を検出する異常検出手段と、ブロック内
の同期信号を基準として順次前側からワード同期を確立
するともに、1ブロックまたは複数ブロック後の同期信
号を基準として順次後ろ側からもワード同期を確立し、
二通りのワード同期されたデータ系列をクロック異常点
で切り替える切り替え手段とを有するものである。
【0011】
【作用】本発明では、比較手段が、ブロック単位で記録
されたデータ系列を再生する場合に、ブロック内のビッ
ト数が規定数であるかを判定し、ビット数修正手段がそ
の比較結果により規定数でない場合は過不足分のビット
数を削除または付加することによって規定数に修正す
る。それによってワード同期がとれるようなブロック構
成が実現される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図であり、図2は図1に示した実施例の動作を示
す説明図である。
【0014】図1において、再生ヘッド101は、磁気
記録ディスクの情報を再生するためのヘッド、再生アン
プ102は、その再生された再生信号を増幅する手段、
等化回路103はその再生信号を透過する回路、PLL
回路104は、その等化された信号からクロック成分が
抽出する回路、誤差電圧異常検出器105は、クロック
以上を検出する回路、復調回路106は等化された再生
信号を復調する回路、同期信号検出回路107はその復
調信号から同期信号を検出する回路、メモリ108およ
び109は同期信号検出回路107に接続された記憶手
段、計数器110は、現ブロックの同期信号が検出され
てから次ブロックの同期信号が検出されるまでのクロッ
ク数をカウントする手段、比較器111は、そのカウン
ト結果とあらかじめ定められたブロックのビット数とを
比較する手段、選択器112はメモリ108、109の
データを出力する手段である。なお、113は誤り訂正
回路、114はディジタル信号処理器である。
【0015】次に、図1および図2に示した本実施例の
動作について説明する。
【0016】再生ヘッド101で再生された信号は、再
生アンプ102によって増幅された後、等化回路103
によって等化され、ディジタル信号処理器114にディ
ジタルデータとして入力される。また、等化された信号
は、PLL回路104によってクロック成分が抽出さ
れ、クロック信号としてディジタル信号処理器114に
入力される。PLL回路104では、入出力の位相差が
誤差電圧という形で表わされ、この誤差電圧が小さくな
るようにフィードバックがかけられるので、異常のない
状態ではこの誤差電圧はゼロ近傍に落ち着いている。し
かし、なんらかの原因によりクロック異常が起こった場
合は、この誤差電圧が大きくなってしまう。そこで、誤
差電圧異常検出器105では、PLL回路104から送
られてきた誤差電圧をある定められた基準値と比較し、
誤差電圧が基準値を上回りクロック異常が起こった場
合、その位置をクロック異常点としてディジタル信号処
理器114に送る。図2においては、記録媒体のドロッ
プアウトで再生信号のエンベロープロープが低下した場
合の例を示した。
【0017】ディジタル信号処理器114に入力された
データ列は、復調回路106で復調され、同期信号検出
回路107で同期信号が検出される。同期信号が検出さ
れると、次の同期信号が検出されるまで、データはメモ
リ108および109に書き込まれる。この時、現ブロ
ックの同期信号が検出されてから次ブロックの同期信号
が検出されるまでのクロック数を計数器110でカウン
トする。次に計数器110のカウント結果(Mとする)
と、あらかじめ定められたブロックのビット数(Nとす
る)を比較器111で比較し、比較結果を選択器112
に送る。M=Nであれば、ワード同期がとれていると判
断して、選択器112はメモリ108から入力したデー
タをそのまま出力する。M≠Nの場合は、その差分(N
−M)をメモリ109の制御部に送る。メモリ109で
は、メモリ108より(N−M)ビット遅れたタイミン
グでデータを読み出す。(N−M)<0の場合は、(M
−N)ビット早いタイミングでデータを読み出す。メモ
リ108および109から読み出されたデータは、その
まま選択器112に入力される。誤差電圧異常検出器1
05によって検出されたクロック異常点は、選択器11
2に入力され、クロック異常点以前はメモリ108から
の入力(図2のA)が、それ以後はメモリ109からの
入力(図2のD)が選択され、その出力がそれ以降の誤
り訂正回路113等のディジタル信号処理器に送られ
る。
【0018】このようにすることにより、選択器112
の出力には、AとDの境界部に誤りが残りはするもの
の、その範囲は最小限にとどまり、ワード同期はずれの
影響が当該ブロックの後半まで及ぶことはない。
【0019】図3は、本発明の誤り訂正への影響を示し
た説明図である。
【0020】図3において、斜交線部分(以下Xとす
る)はクロック異常が起きている区間であり、点描部分
(以下Yとする)はクロック異常がおさまった後ワード
同期はずれが起きている区間である。
【0021】本発明による同期保護を行なわなければ、
XとYの両方に誤りが生じる。また、本発明による同期
保護を行なえば、Xのみに誤りが生じる。X、Y以外に
も、定常的に起きる誤り(ランダムエラー)が起きてい
ると考えられるが、これはどちらの場合も同じである。
【0022】ここで、複数ブロックにわたる誤り訂正に
ついて考える。
【0023】まず、本発明による同期保護を行なわなか
った場合について述べる。図3において、ブロック0〜
7までを総合してみると、ブロック2においてクロック
異常が起きて誤りが発生して以降、ブロックの最後まで
誤りがある。ブロック終端では4ブロックにおいて誤り
がある。複数ブロックにわたる誤り訂正では、各ブロッ
クの同一ビット位置に誤りが少ないほど効果的であるた
め、ブロックの後半になれば誤り訂正の効果がなくな
る。
【0024】次に、本発明による同期保護を行なった場
合について述べる。図3において、ブロック0〜7まで
を総合してみると、各ブロックで、クロック異常が起こ
った区間Xのみ誤りが発生しており、同一ビット位置に
おける誤りの個数は、最大1である。この例のように各
ブロックにおける誤りのビット位置が必ずしも異なると
は限らないが、同一ビット位置で複数ブロックにおいて
誤りの発生する確率は低い。そのため、複数ブロックに
わたる誤り訂正の効果は高い。このように、本実施例を
用いることにより、誤り訂正の効果が大きくなる。
【0025】以上説明したように、本実施例によれば、
はずれたワード同期を効率よく同期回復することがで
き、それにより誤り訂正効果を向上することができるた
め、全体としての誤り減少につながる。
【0026】なお、本発明の各手段は、コンピュータを
用いてソフトウェア的に実現しても、それら機能を有す
る専用のハード回路を用いて実現してもかまわない。
【0027】また、上記実施例ではビット数修正手段
は、メモリ等を用いたが、他の手段で修正してももちろ
んかまわない。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、クロッ
ク異常が原因で生じるワード同期のはずれをクロック異
常区間内でおさえることができる。このため、ドロップ
アウトの存在するような低品質のテープを用いた場合で
も、高品質テープ並のよい再生画像が得られるという長
所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の図1に示した実施例の動作を示す説明
図である。
【図3】本発明の誤り訂正への影響を示す説明図であ
る。
【図4】従来のディジタル信号記録再生装置の再生時の
動作を示すブロック図である。
【図5】ディジタル信号記録再生装置で記録する1トラ
ック中の信号フォーマットの一例である。
【図6】(a)はワード同期がとれている例を示す図で
ある。(b)はワード同期がとれていない例を示す図で
ある。
【図7】(a)は再生信号の振幅が減少し、回復した時
点で1ビット分ずれた場合の波形図である。(b)は同
期がはずれていない本来の波形図である。
【符号の説明】
4、104 PLL回路 6、107 同期信号検出回路 7、113 誤り訂正回路 9、114 ディジタル信号処理器 105 誤差電圧異常検出器(ビット数修正手段) 108、109 メモリ(ビット数修正手段) 110 計数器(比較手段) 111 比較器(比較手段) 112 選択器(ビット数修正手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック単位で記録されたデータ系列を
    再生する場合に、ブロック内のビット数が規定数である
    かを判定する比較手段と、その比較結果により規定数で
    ない場合は過不足分のビット数を削除または付加するこ
    とによってビット数を規定数に修正するビット数修正手
    段とを備えることを特徴とする同期保護装置。
  2. 【請求項2】 ビット数修正手段は、前記データ系列か
    ら抽出されたクロック成分に基づき、クロック異常点を
    検出する異常検出手段と、前記ブロック内の同期信号を
    基準として順次前側からワード同期を確立するともに、
    1ブロックまたは複数ブロック後の同期信号を基準とし
    て順次後ろ側からもワード同期を確立し、前記二通りの
    ワード同期されたデータ系列を前記クロック異常点で切
    り替える切り替え手段とを有することを特徴とする請求
    項1記載の同期保護装置。
JP31628491A 1991-11-29 1991-11-29 同期保護装置 Pending JPH05151719A (ja)

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JP31628491A JPH05151719A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 同期保護装置

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JP31628491A Pending JPH05151719A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 同期保護装置

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