JPH05151382A - バーコード読取り方法および読取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】欠損、汚れ等の欠点を有するバーコードの読取
り率を向上させるバーコード読取り方法およびバーコー
ド読取り装置を提供することを目的とする。また、その
ようなバーコード読取り装置を用いたバーコードプリン
ターおよびファクシミリ装置およびコピー装置を提供す
る。 【構成】バーコードを２次元的に読取り、該読取った２
次元データを２値化するバーコード読取り方法におい
て、該２値化された２次元データからバーコード領域の
切出しおよび角度修正を行ない、該切出しおよび角度修
正された２次元データをバーコードの高さ方向に走査
し、該高さ方向に走査したデータ数と２値化データの一
方の値のテータ数の割合がしきい値を超えれば、バーコ
ードの読取りデータとしてしきい値を超えた方の値とす
る補正操作を、バーコード長さ方向に行ない、該補正さ
れたデータをデコードするバーコード読取り方法であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、物流システムで用いら
れるバーコードの読取り方法、バーコード読取り装置に
関する。

【０００２】また、そのようなバーコード読取り装置を
用いたバーコードプリンター、ファクシミリ装置および
コピー装置に関するものである。

【０００３】

【従来の技術】バーコードは、物流等の分野において一
般的によく用いられており、バーコードを読取る方法お
よびバーコード読取り装置は、公知の技術である。しか
しながら、公知の技術では、バーコードの黒色に印字さ
れた部分の欠損や白色の部分の汚れ等の欠点を有するバ
ーコードを確実に読取ることができなかった。

【０００４】また、従来のファクシミリ装置で、バーコ
ードが記された用紙を送信すると、受信側の用紙では点
状の汚れ等が発現するため、受信側の用紙では同様にバ
ーコードを確実に読取ることができなかった。

【０００５】

【発明が解決する課題】本発明は、上述の問題点を解消
し、欠損、汚れ等の欠点を有するバーコードの読取り率
を向上させるバーコード読取り方法およびバーコード読
取り装置を提供することを目的とする。また、そのよう
なバーコード読取り装置を用いたバーコードプリンター
およびファクシミリ装置およびコピー装置を提供するこ
とを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上述した課題を達成する
本発明のバーコード読取り方法は、バーコードを２次元
的に読取り、該読取った２次元データを２値化するバー
コード読取り方法において、該２値化された２次元デー
タからバーコード領域の切出しおよび角度修正を行な
い、該切出しおよび角度修正された２次元データをバー
コードの高さ方向に走査し、該高さ方向に走査したデー
タ数と２値化データの一方の値のデータ数の割合がしき
い値を超えれば、バーコードの読取りデータとしてしき
い値を超えた方の値とする補正操作を、バーコード長さ
方向に行ない、該補正されたデータをデコードすること
を特徴とするバーコード読取り方法である。

【０００７】また、本発明のバーコード読取り方法は、
バーコードを２次元的に読取り、該読取った２次元デー
タを２値化するバーコード読取り方法において、該２値
化された２次元データからバーコード領域の切出しおよ
び角度修正を行ない、該切出しおよび角度修正された２
次元データをバーコードの高さ方向に走査し、高さ方向
に走査したデータ数と２値化データの一方の値のデータ
数の割合がしきい値を超えない場合、バーコードの読取
りデータとして全て２値化データのどちらか一方の値に
仮補正しデコードさせ、もし、デコードできない場合
は、該仮補正を行なった部分のデータを２値化データの
逆の値に修正し、デコードすることを特徴とするバーコ
ード読取り方法である。

【０００８】あるいはまた、本発明のバーコード読取り
方法は、バーコードを２次元的に読取り、該読取った２
次元データを２値化するバーコード読取り方法におい
て、該２値化された２次元データからバーコード領域の
切出しおよび角度修正を行ない、該切出しおよび角度修
正された２次元データをバーコードの高さ方向に走査
し、次の（１）もしくは（２）に従いデコードすること
を特徴とするバーコード読取り方法である。

【０００９】（１）前記高さ方向に走査したデータ数と
２値化データの一方の値のテータ数の割合がしきい値を
超えれば、バーコードの読取りデータとしてしきい値を
超えた方の値とする補正操作を、バーコード長さ方向に
行ない、該補正されたデータをデコードする。

【００１０】（２）前記高さ方向に走査したデータ数と
２値化データの一方の値のデータ数の割合がしきい値を
超えない場合、バーコードの読取りデータとして全て２
値化データのどちらか一方の仮補正しデコードさせ、も
し、デコードできない場合は、該仮補正を行なった部分
のデータを２値化データの逆の値に修正し、デコードす
る。

【００１１】あるいはまた、本発明のバーコード読取り
方法は、バーコードを２次元的に読取り、該読取った２
次元データを２値化するバーコード読取り方法におい
て、該２値化された２次元データからバーコード領域の
切出しおよび角度修正を行ない、該切出しおよび角度修
正された２次元データをバーコードの高さ方向に走査
し、次の（３）もしくは（４）に従い読取り処理するこ
とを特徴とするバーコード読取り方法である。

【００１２】（３）前記高さ方向に走査したデータ数と
２値化データの一方の値のテータ数の割合がしきい値を
超えれば、バーコードの読取りデータとしてしきい値を
超えた方の値とする補正操作を、バーコード長さ方向に
行ない、該補正されたデータをデコードする。

【００１３】（４）前記高さ方向に走査したデータ数と
２値化データの一方の値のデータ数の割合がしきい値を
超えない場合、読取り不能として処理する。

【００１４】また、本発明のバーコード読取り装置は、
バーコードを２次元的に読取る光学的読取り部と、２次
元データを２値化する２値化部と、２次元データからバ
ーコード領域の切出しおよび角度修正を行なう前処理部
と、２値化データを記憶するデータ記憶部と、デコード
部と、前記２値化データを補正する補正部を有すること
を特徴とするバーコード読取り装置である。

【００１５】さらに、本発明のバーコードプリンター、
ファクシミリ装置およびコピー装置は、上述したバーコ
ード読取り装置を有してなることを特徴とする。

【００１６】

【作用】以下、本発明を詳細に説明する。本発明のバー
コード読取り方法の基本構成は、下記のとおりである。

【００１７】バーコードを２次元的に読取り、該読取っ
た２次元データを２値化し、該２値化された２次元デー
タからバーコード領域を切出し、角度修正を行ない、該
切出しおよび角度修正された２次元データを基にデコー
ドする。かかる角度修正と、切出しのそれぞれは、その
順序が異なっていてもよい。

【００１８】上記の基本構成を有するとともに、該切出
しおよび角度修正された２次元データを補正する補正操
作を行なう。補正操作は下記のとおりである。

【００１９】切出しおよび角度修正された２次元データ
をバーコードの高さ方向に走査し、該高さ方向に走査し
たデータ数と２値化データの一方の値のデータ数の割合
がしきい値を超えればバーコードの読取りデータとして
しきい値を超えた該一方の値とすることをバーコード長
さ方向に行なっていく。

【００２０】この補正操作により、バーコードの黒色に
印字された部分の欠損や白色の部分の汚れ等の欠点を消
去できるので、欠点を有するバーコードの読取り率を向
上することが可能となる。

【００２１】もし、高さ方向に走査したデータ数と２値
化データの一方の値のデータ数の割合がしきい値を超え
ない場合は、読取り不能とするか、もしくは、次のよう
な操作を行なう。

【００２２】しきい値を超えない部分のデータは、２値
化データのどちらか一方の値にいったん仮補正を行な
う。仮補正された読取りデータでデコードできない場合
は、該仮補正を行なった部分のデータを２値化データの
逆の値に修正し、再度デコードする。

【００２３】本発明のバーコード読取り方法の基本構成
の部分（バーコードを２次元的に読取り、該読取った２
次元データを２値化する部分と角度修正をする部分）
は、公知のバーコード読取り方法および画像処理方法を
組合せて用いることにより達成できる。

【００２４】また、本発明のバーコード読取り装置は、
基本構成として、バーコードを２次元的に読取る光学的
読取り部と、該読取りされた２次元データを２値化する
２値化部と、該２値化された２次元データからバーコー
ド領域を切出し、角度修正を行なう前処理部と該前処理
された２値化データを記憶する記憶部とデコード部を有
する。さらに、補正操作を行なう補正部を有し、上述し
た機能を達成できる。本発明のバーコード読取り装置
は、プリンター、ファクシミリ、コピー装置にも使用す
ることができる。

【００２５】本発明でいうしきい値とは、上述の補正操
作などを行なうか否かを決定するために予め定められて
いるボーダー値のことをいう。たとえば、該しきい値の
値は５０％以上の値であり、好ましくは７０％以上、よ
り好ましくは９０％以上をしきい値とするものである。

【００２６】このしきい値は、バーコードの付与されて
いる物品の形態、読取りやすさ等によっても変更されて
しかるべきものであり、一般に、バーコードの欠点が少
ない場合は高く、バーコードの欠点が多い場合はある程
度低めに設定した方がよい。なお、本発明でいうバーコ
ードとは、バーコードシンボルに記号化されたものであ
って、コード化の規格等は限定されるものではない。

【００２７】

【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。

【００２８】図１は、本発明のバーコード読取り装置の
一実施態様例を示すブロック図である。

【００２９】まず、光学的読取り部２によりバーコード
を２次元的に読取り、２値化部３で２値化を行なう。図
４に２値化されたデータを示す。次に、該２値化された
データを前処理部４で、バーコード領域の切出し操作と
角度修正を行ない、データ記憶部５でいったんデータの
記憶を行なう。図２にいったん記憶された前処理後のデ
ータを模式的に示す。同図に示された格子はデータ要素
の最小記憶単位である。このデータでは欠損８、汚れ９
の欠点があるため、デコード部７でコードに変換するこ
とはできない。このため、データの補正を補正部６で行
なう。データの補正の手順は、たとえば下記のとおりで
ある。

【００３０】すなわち、しきい値が５５％である場合で
説明すると、まず、バーコードの左端の１列から操作を
行なう。走査の範囲はバーコードの高さ、すなわち、ａ
行からｅ行までである。１列目の走査を行なった結果、
黒のデータは４個であり、白のテータは１個である。黒
のデータの割合は８０％となり、しきい値５５％を超え
るため１列目のバーコード読取りデータの値は黒とな
る。同様の補正操作をバーコードの長さ方向に１２列ま
で行なう。すなわち、バーコードの長さの範囲である。

【００３１】補正操作後のバーコード読取りデータは、
図３のようになり、欠損、汚れ等の欠点が修正され、欠
点を有するバーコードでもデコード部でデコードを行な
うことが可能となる。

【００３２】しきい値が７０％の場合は、１１列目の値
を確定することができない。１１列目のデータは、黒の
データが２個、白のデータが３個となり、白のデータの
割合は６０％となり、しきい値７０％を超えない。この
場合は読取り不可能とするか、または、次のような操作
を行なう。１１列目の値を確定することができないた
め、仮に黒または白と仮定し補正操作を継続する。補正
操作が終了すれば、仮補正値を含んだバーコード読取り
データでデコードを行なう。このデータでデコードでき
ない場合は、１１列目の値を逆の値とし再度デコードを
行なう。

【００３３】本実施例では、走査範囲をバーコードの高
さ、長さの範囲としているが、走査範囲をバーコードの
高さ、長さの範囲以上としてもよい。また、走査単位を
データ要素の最小記憶単位としているが、走査単位をデ
ータ要素の最小記憶単位以上としてもよい。

【００３４】また、このようなバーコード読取り装置は
バーコードプリンターやファクシミリ装置やコピー装置
に適用することができる。

【００３５】バーコードプリンターに適用した場合、従
来の読取り装置では読取り不能なバーコードの複製を作
製する際に非常に有益な装置となる。バーコードの複製
を作製する場合、作業者のバーコードデータの再入力が
必要で、再入力後、バーコードプリンターからプリント
していた。本発明のバーコード読取り装置を適用したバ
ーコードプリンターを用いれば、欠点を有するバーコー
ドでも読取ることが可能となり、非常に手間がかかるキ
ーボード等からの再入力作業が不要で、バーコードの複
製を作製できる。本装置を用いて、いったん、バーコー
ドの複製を作製すれば、従来の一般の読取り装置を用い
てバーコードを読取ることが可能となる。図５は本発明
のバーコードプリンターの一実施態様例を示すブロック
図である。１はバーコード読取り装置、１０は制御部、
１１はプリンター部である。

【００３６】ファクシミリ装置に適用した場合、バーコ
ードが記された用紙をファクシミリで送信する際に非常
に有益な装置となる。バーコードが記された用紙を送信
すると、送信すべきデータ以外に雑音が混入し、受信側
の用紙では点状の汚れ等が発現する。このため、受信側
の用紙上のバーコードを確実に読取ることができなかっ
た。本発明のバーコード読取り装置を適用したファクシ
ミリ装置を用いれば、いったん受信したデータを補正す
るため、バーコードの欠点が補正されてプリントアウト
される。このため、本装置を用いれば、バーコードを画
像データとしてファクシミリで送信、受信することが可
能となり、極めて容易にバーコードのデータの転送が可
能となる。図６は本発明のファクシミリ装置の一実施態
様例を示すブロック図である。バーコードのデータを受
信する場合は、回線インターフェイス部１５を介して、
データ受信部１３で受信する。いったん、受信したデー
タをバーコード読取り装置１で補正を行ない、バーコー
ドをプリンター部１１よりプリントアウトする。データ
を送信する場合は、スキャナー部１４で読取り、回線イ
ンターフェイス部１５を介して、データ送信部１２で送
信する。同図で１６は電話回線である。

【００３７】コピー装置に適用した場合も、ファクシミ
リ装置と同様に、点状の汚れ等が発現することなくバー
コードのコピーをとることが可能となる。

【００３８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によるバー
コード読取り方法およびバーコード読取り装置によれ
ば、バーコードを２次元的に読取り、読取った２次元デ
ータの補正操作を行なうため、 （１）欠損、汚れ等の欠点等を有するバーコードの読取
り率を向上させる。

【００３９】また、本発明のバーコードプリンターで、
従来のバーコード読取り装置では読取り不能なバーコー
ドの複製を作製する場合、 （２）作業者がバーコードのデータをキーボード等から
再入力することなく、バーコードの複製を作製すること
が可能となる。

【００４０】また、本発明のファクシミリ装置で、バー
コードが記された用紙をファクシミリで送信する場合、 （３）点状の汚れ等の欠点を補正して、バーコードをプ
リントアウトできる。

【００４１】また、本発明のコピー装置で、バーコード
が記された用紙をコピーする場合、 （４）点状の汚れ等の欠点を補正して、バーコードをコ
ピーできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のバーコード読取り装置の１実施態様例
を示すブロック図である。

【図２】本発明のバーコード読取り装置で読取ったバー
コードの前処理後のデータである。

【図３】本発明のバーコード読取り装置で読取ったバー
コードの補正処理後のデータである。

【図４】本発明のバーコード読取り装置で読取ったバー
コードの２値化処理後のデータである。

【図５】本発明のバーコードプリンターの１実施態様例
を示すブロック図である。

【図６】本発明のファクシミリ装置の１実施態様例を示
すブロック図である。

【符号の説明】

１：光学的読取り装置 ２：光学的読取り部 ３：２値化部 ４：前処理部 ５：データ記憶部 ６：補正部 ７：デコード部 ８：欠損 ９：汚れ １０：制御部 １１：プリンター部 １２：データ送信部 １３：データ受信部 １４：スキャナー部 １５：回線インターフェイス部 １６：電話回線 ２０：バーコード

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】バーコードを２次元的に読取り、該読取っ
   た２次元データを２値化するバーコード読取り方法にお
   いて、該２値化された２次元データからバーコード領域
   の切出しおよび角度修正を行ない、該切出しおよび角度
   修正された２次元データをバーコードの高さ方向に走査
   し、該高さ方向に走査したデータ数と２値化データの一
   方の値のテータ数の割合がしきい値を超えれば、バーコ
   ードの読取りデータとしてしきい値を超えた方の値とす
   る補正操作を、バーコード長さ方向に行ない、該補正さ
   れたデータをデコードすることを特徴とするバーコード
   読取り方法。
2. 【請求項２】バーコードを２次元的に読取り、該読取っ
   た２次元データを２値化するバーコード読取り方法にお
   いて、該２値化された２次元データからバーコード領域
   の切出しおよび角度修正を行ない、該切出しおよび角度
   修正された２次元データをバーコードの高さ方向に走査
   し、高さ方向に走査したデータ数と２値化データの一方
   の値のデータ数の割合がしきい値を超えない場合、バー
   コードの読取りデータとして２値化データのどちらか一
   方の値に仮補正しデコードさせ、もし、デコードできな
   い場合は、該仮補正を行なった部分のデータを２値化デ
   ータの逆の値に修正し、デコードすることを特徴とする
   バーコード読取り方法。
3. 【請求項３】バーコードを２次元的に読取り、該読取っ
   た２次元データを２値化するバーコード読取り方法にお
   いて、該２値化された２次元データからバーコード領域
   の切出しおよび角度修正を行ない、該切出しおよび角度
   修正された２次元データをバーコードの高さ方向に走査
   し、次の（１）もしくは（２）に従いデコードすること
   を特徴とするバーコード読取り方法。 （１）前記高さ方向に走査したデータ数と２値化データ
   の一方の値のテータ数の割合がしきい値を超えれば、バ
   ーコードの読取りデータとしてしきい値を超えた方の値
   とする補正操作を、バーコード長さ方向に行ない、該補
   正されたデータをデコードする。 （２）前記高さ方向に走査したデータ数と２値化データ
   の一方の値のデータ数の割合がしきい値を超えない場
   合、バーコードの読取りデータとして全て２値化データ
   のどちらか一方の仮補正しデコードさせ、もし、デコー
   ドできない場合は、該仮補正を行なった部分のデータを
   ２値化データの逆の値に修正し、デコードする。
4. 【請求項４】バーコードを２次元的に読取り、該読取っ
   た２次元データを２値化するバーコード読取り方法にお
   いて、該２値化された２次元データからバーコード領域
   の切出しおよび角度修正を行ない、該切出しおよび角度
   修正された２次元データをバーコードの高さ方向に走査
   し、次の（１）もしくは（２）に従い読取り処理するこ
   とを特徴とするバーコード読取り方法。 （３）前記高さ方向に走査したデータ数と２値化データ
   の一方の値のテータ数の割合がしきい値を超えれば、バ
   ーコードの読取りデータとしてしきい値を超えた方の値
   とする補正操作を、バーコード長さ方向に行ない、該補
   正されたデータをデコードする。 （４）前記高さ方向に走査したデータ数と２値化データ
   の一方の値のデータ数の割合がしきい値を超えない場
   合、読取り不能として処理する。
5. 【請求項５】バーコードを２次元的に読取る光学的読取
   り部と、２次元データを２値化する２値化部と、２次元
   データからバーコード領域の切出しおよび角度修正を行
   なう前処理部と、２値化データを記憶するデータ記憶部
   と、デコード部と、前記２値化データを補正する補正部
   を有することを特徴とするバーコード読取り装置。
6. 【請求項６】請求項５記載のバーコード読取り装置を有
   してなることを特徴とするプリンター。
7. 【請求項７】請求項５記載のバーコード読取り装置を有
   してなることを特徴とするファクシミリ装置。
8. 【請求項８】請求項５記載のバーコード読取り装置を有
   してなることを特徴とするコピー装置。