JPH05150898A - 情報入力装置 - Google Patents
情報入力装置Info
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- JPH05150898A JPH05150898A JP3337709A JP33770991A JPH05150898A JP H05150898 A JPH05150898 A JP H05150898A JP 3337709 A JP3337709 A JP 3337709A JP 33770991 A JP33770991 A JP 33770991A JP H05150898 A JPH05150898 A JP H05150898A
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- Japan
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- ball
- pointing device
- axis
- push
- push button
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作性が向上し、かつ小型軽量化して運搬
性、収納性が向上した情報入力装置を提供する。 【構成】 ポインティングデバイス10の中央部のボー
ル1を囲むように押下ボタン11が構成され、検知スイ
ッチ12は押下ボタン11のどの部分を押下してもこの
押下を検知できる。
性、収納性が向上した情報入力装置を提供する。 【構成】 ポインティングデバイス10の中央部のボー
ル1を囲むように押下ボタン11が構成され、検知スイ
ッチ12は押下ボタン11のどの部分を押下してもこの
押下を検知できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報入力装置に関し、特
にパーソナルコンピュータなどの情報処理装置において
ポインティングデバイスとして使用される情報入力装置
に関する。
にパーソナルコンピュータなどの情報処理装置において
ポインティングデバイスとして使用される情報入力装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ、ワード
プロセッサなどの情報処理装置には作図機能を備えたも
のが出現している。このような装置での使い勝手を良く
するために、マン・マシンインターフェースとして、所
謂グラフィカル・ユーザ・インターフェースを採用する
ものが多くなってきた。
プロセッサなどの情報処理装置には作図機能を備えたも
のが出現している。このような装置での使い勝手を良く
するために、マン・マシンインターフェースとして、所
謂グラフィカル・ユーザ・インターフェースを採用する
ものが多くなってきた。
【0003】また、このような装置では、表示器上のカ
ーソル又はポインタ位置をマウスやトラックボールなど
のポインティングデバイスを操作することにより所望の
作図をしたり、表示器上に表示されているアイコンなど
を選択したりして、作図や文書入力・作成などを行なっ
ている。
ーソル又はポインタ位置をマウスやトラックボールなど
のポインティングデバイスを操作することにより所望の
作図をしたり、表示器上に表示されているアイコンなど
を選択したりして、作図や文書入力・作成などを行なっ
ている。
【0004】従来、このような情報処理装置は、図19
に示すように、情報処理装置の本体部50にCRTなど
の表示器51と、キーボードなどの操作部52と、トラ
ックボールなどのポインティングデバイス53とをケー
ブル、コネクタ54などを用いて接続して使用するよう
に構成されている。該ポインティングデバイス53は通
常カーソルを移動させるためのボール53aと、アイコ
ンなどを選択する時に操作する押下ボタン53bとを備
えている。
に示すように、情報処理装置の本体部50にCRTなど
の表示器51と、キーボードなどの操作部52と、トラ
ックボールなどのポインティングデバイス53とをケー
ブル、コネクタ54などを用いて接続して使用するよう
に構成されている。該ポインティングデバイス53は通
常カーソルを移動させるためのボール53aと、アイコ
ンなどを選択する時に操作する押下ボタン53bとを備
えている。
【0005】また、近年ではキーボードなどの操作部、
表示部、および本体部を一体化した所謂ラップトップタ
イプ、ノートブックタイプと呼ばれる情報処理装置があ
る。
表示部、および本体部を一体化した所謂ラップトップタ
イプ、ノートブックタイプと呼ばれる情報処理装置があ
る。
【0006】このような装置は、表示部が操作部を有す
る本体部に回転自在に支持されており、収納時には表示
部が操作部の上に重なり、使用時には表示部を起すよう
に構成して小型化・軽量化されると共に運搬性、収納性
に優れたものとなっている。
る本体部に回転自在に支持されており、収納時には表示
部が操作部の上に重なり、使用時には表示部を起すよう
に構成して小型化・軽量化されると共に運搬性、収納性
に優れたものとなっている。
【0007】また、このような装置では、持ち運んで屋
外などでも使用できるように本体内部にバッテリーパッ
クなどのDC電源を有し、マウスやトラックボールなど
のポインティングデバイスはケーブル、コネクタなどを
用いて本体に接続して使用するように構成されている。
外などでも使用できるように本体内部にバッテリーパッ
クなどのDC電源を有し、マウスやトラックボールなど
のポインティングデバイスはケーブル、コネクタなどを
用いて本体に接続して使用するように構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報処理装置においては、トラックボールなどのポ
インティングデバイスを設置して使用する際、ケーブル
配線が必要であったり、机上のスペースを大きく占有し
てしまう問題点があった。
来の情報処理装置においては、トラックボールなどのポ
インティングデバイスを設置して使用する際、ケーブル
配線が必要であったり、机上のスペースを大きく占有し
てしまう問題点があった。
【0009】また、ボールと併設された押下ボタンを押
下操作する際、ボールから指を離して押下しなければな
らないなど操作性が十分とは云い難く、誤操作を生じる
ことがあり操作上の問題点があった。
下操作する際、ボールから指を離して押下しなければな
らないなど操作性が十分とは云い難く、誤操作を生じる
ことがあり操作上の問題点があった。
【0010】また、従来のラップトップタイプ、ノート
ブックタイプの情報処理装置に用いられるマウス、トラ
ックボールなどのポインティングデバイスは、ケーブ
ル、コネクタなどを用いて本体に接続して使用するた
め、屋外などで使用する際には、該装置とポインティン
グデバイスとを共に持ち運ぶ必要があるため、不便であ
り、ポインティングデバイスを置き忘れてしまう恐れが
あるなどの欠点があった。
ブックタイプの情報処理装置に用いられるマウス、トラ
ックボールなどのポインティングデバイスは、ケーブ
ル、コネクタなどを用いて本体に接続して使用するた
め、屋外などで使用する際には、該装置とポインティン
グデバイスとを共に持ち運ぶ必要があるため、不便であ
り、ポインティングデバイスを置き忘れてしまう恐れが
あるなどの欠点があった。
【0011】本発明は以上の問題点を解決すべくなされ
たもので、操作性が向上し、かつ小型軽量化して運搬
性、収納性が向上した情報入力装置を提供することを目
的とする。
たもので、操作性が向上し、かつ小型軽量化して運搬
性、収納性が向上した情報入力装置を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、表示器上のカーソル又はポインタ位置を
操作するポインティングデバイスを備えた情報入力装置
において、前記ポインティングデバイスを、ボールと、
該ボールの周囲に設けられた押下部材と、該押下部材上
の押下位置と無関係に該押下部材の押下操作を検知する
押下検知手段とにより構成したことを特徴とする。
め、本発明は、表示器上のカーソル又はポインタ位置を
操作するポインティングデバイスを備えた情報入力装置
において、前記ポインティングデバイスを、ボールと、
該ボールの周囲に設けられた押下部材と、該押下部材上
の押下位置と無関係に該押下部材の押下操作を検知する
押下検知手段とにより構成したことを特徴とする。
【0013】また、本発明は前記ポインティングデバイ
スを当該情報入力装置の筐体内に内蔵したことを特徴と
する。
スを当該情報入力装置の筐体内に内蔵したことを特徴と
する。
【0014】
【作用】本発明において、上記構成より、ポインティン
グデバイスの押下部材上のいずれの位置を押下しても、
この押下位置に無関係に、押下操作されたことを検知す
る。
グデバイスの押下部材上のいずれの位置を押下しても、
この押下位置に無関係に、押下操作されたことを検知す
る。
【0015】また本発明において、上記構成により、ポ
インティングデバイスを情報入力装置の筐体内に内蔵し
て運搬し易くまた収納し易くする。
インティングデバイスを情報入力装置の筐体内に内蔵し
て運搬し易くまた収納し易くする。
【0016】
【実施例】以下、図面に基いて本発明の実施例を詳細に
説明する。
説明する。
【0017】図1は、本発明の第1の実施例に係る情報
入力装置を備えた情報処理装置の外観を示す斜視図であ
る。
入力装置を備えた情報処理装置の外観を示す斜視図であ
る。
【0018】図1に示すように、本装置は、本体部10
0と、表示部101と、文字、数字その他キャラクタを
入力するためのキー、各種指令を与えるためのキーなど
を設けた操作部としてのキーボード102とを有してい
る。
0と、表示部101と、文字、数字その他キャラクタを
入力するためのキー、各種指令を与えるためのキーなど
を設けた操作部としてのキーボード102とを有してい
る。
【0019】表示部101は、キーボード102によっ
て入力された情報や装置内で処理された情報などを表示
する表示器101aを有する。この表示器101aとし
ては、液晶表示器、プラズマディスプレイなどを用いる
ことにより、表示部101を薄くすることができる。
て入力された情報や装置内で処理された情報などを表示
する表示器101aを有する。この表示器101aとし
ては、液晶表示器、プラズマディスプレイなどを用いる
ことにより、表示部101を薄くすることができる。
【0020】また、表示を見易くするために光源が配設
される場合には、バックライト型とすることができ、さ
らに薄型化を図るためにサイドライト型とすることもで
きる。
される場合には、バックライト型とすることができ、さ
らに薄型化を図るためにサイドライト型とすることもで
きる。
【0021】表示部101は、本体100に設けたヒン
ジ軸103を中心に本体部100に回動可能に取付けら
れ、装置使用時には図1に示すように開放され、収納時
にはキーボード102上に折りたためるようになってい
る。表示部101側にはラッチフック104が設けら
れ、本体部100側には表示部101の折りたたみ時に
ラッチフック104を受容係合するラッチ穴105が設
けてあり、表示部101の不如意の開放を阻止する。
ジ軸103を中心に本体部100に回動可能に取付けら
れ、装置使用時には図1に示すように開放され、収納時
にはキーボード102上に折りたためるようになってい
る。表示部101側にはラッチフック104が設けら
れ、本体部100側には表示部101の折りたたみ時に
ラッチフック104を受容係合するラッチ穴105が設
けてあり、表示部101の不如意の開放を阻止する。
【0022】ポインティングデバイス10は、トラック
ボール型のポインティングデバイスであり、その中央部
のボールは回転自在になっていて該ボールを操作するこ
とにより表示器101a上に表示されているカーソル
(ポインタ)位置を任意の所望位置へ移動することがで
きる。また、前記ボールのまわりを囲む部材は、上下動
自在になっており、通常は上方向にバネなどにより付勢
されており、押下ボタンとして機能するように構成して
ある。ポインティングデバイス10には押下ボタンが押
されたことを検知するための検知スイッチ(図示せず)
が設けてあり、その操作状態を情報処理装置の本体部1
00が認識できるようにしてある。この押下ボタンは、
本装置の使用時に、必要に応じて前記押下ボタンの操作
状態を検知し、例えばカーソル(ポインタ)位置がアイ
コン上にあるときに、ボタンを2回続けて押下された場
合には、そのアイコンが示すプログラムを実行するなど
の操作に用いるものである。
ボール型のポインティングデバイスであり、その中央部
のボールは回転自在になっていて該ボールを操作するこ
とにより表示器101a上に表示されているカーソル
(ポインタ)位置を任意の所望位置へ移動することがで
きる。また、前記ボールのまわりを囲む部材は、上下動
自在になっており、通常は上方向にバネなどにより付勢
されており、押下ボタンとして機能するように構成して
ある。ポインティングデバイス10には押下ボタンが押
されたことを検知するための検知スイッチ(図示せず)
が設けてあり、その操作状態を情報処理装置の本体部1
00が認識できるようにしてある。この押下ボタンは、
本装置の使用時に、必要に応じて前記押下ボタンの操作
状態を検知し、例えばカーソル(ポインタ)位置がアイ
コン上にあるときに、ボタンを2回続けて押下された場
合には、そのアイコンが示すプログラムを実行するなど
の操作に用いるものである。
【0023】次に、図2は図1の情報処理装置の概略構
成を示すブロック図である。本体部100はCPU12
1,ROM122及びRAM123を有し、CPU12
1はROM122に記憶されている制御プログラムに従
って情報処理制御を実行する。RAM123はキーボー
ド102より入力された文書情報や、外部記憶部106
から入力されたデータやプログラムを記憶する。
成を示すブロック図である。本体部100はCPU12
1,ROM122及びRAM123を有し、CPU12
1はROM122に記憶されている制御プログラムに従
って情報処理制御を実行する。RAM123はキーボー
ド102より入力された文書情報や、外部記憶部106
から入力されたデータやプログラムを記憶する。
【0024】トラックボール型ポインティングデバイス
10は、ポインティングデバイスインターフェース(P
TD I/F)131を介してCPU121に接続さ
れ、該PTD I/F131はポインティングデバイス
10からのX軸変位量、Y軸変位量、および押下ボタン
ON/OFF状態をマイクロコード化などしてCPU1
21へ出力する。キーボード102は、キーボードイン
ターフェース(KB I/F)132を介してCPU1
21に接続され、該KB I/F132はキーボード1
02よりのキーコードを入力してCPU121へ出力す
る。
10は、ポインティングデバイスインターフェース(P
TD I/F)131を介してCPU121に接続さ
れ、該PTD I/F131はポインティングデバイス
10からのX軸変位量、Y軸変位量、および押下ボタン
ON/OFF状態をマイクロコード化などしてCPU1
21へ出力する。キーボード102は、キーボードイン
ターフェース(KB I/F)132を介してCPU1
21に接続され、該KB I/F132はキーボード1
02よりのキーコードを入力してCPU121へ出力す
る。
【0025】表示器101は表示ドライバ134を介し
てCPU121へ接続され、該表示ドライバ134の制
御のもとに表示情報を表示する。また、ハードディスク
やフロッピーディスクなどの外部記憶部106は、イン
ターフェース部(I/F)133を介して入力される文
書情報を記憶したり、CPU121の指示に従って対応
する文書情報、データ、プログラムなどを読出したりす
る。
てCPU121へ接続され、該表示ドライバ134の制
御のもとに表示情報を表示する。また、ハードディスク
やフロッピーディスクなどの外部記憶部106は、イン
ターフェース部(I/F)133を介して入力される文
書情報を記憶したり、CPU121の指示に従って対応
する文書情報、データ、プログラムなどを読出したりす
る。
【0026】以上説明した構成により情報処理制御が行
なわれる。
なわれる。
【0027】次に本実施例に係るポインティングデバイ
ス10の構造を図3乃至図6に基いて詳細に説明する。
ス10の構造を図3乃至図6に基いて詳細に説明する。
【0028】図3は本ポインティングデバイスの外観を
示す斜視図であり、図4は同側断面図である。
示す斜視図であり、図4は同側断面図である。
【0029】まず、図3において、中央部のボール1
は、プラスチック樹脂または硬質ゴムなどを球体形状に
成形したもので、トラックボールユニット内で回転自在
になるように配設してある。このボール1の操作方向お
よび操作量をトラックボールユニット内に設けてあるX
軸エンコーダとY軸エンコーダにより検知できるように
なっている。押下ボタン(押下部材)11は、図4中A
方向に押下されたことを検知スイッチ12で検知できる
ようにしてある。また押下ボタン11は、通常同図中B
方向にバネなどで付勢してある。以上のように構成され
たトラックボール型ポインティングデバイス10は、図
1に示したように外装壁13より押下ボタン11の上面
部が高くなるように配設してある。押下ボタン11は、
ボール1を囲むように構成してあり、中央部にボール1
を回転自在に収納する穴10aを有し、ポインティング
デバイス10の筐体を兼ねている。操作者が外装壁13
より飛びだした押下ボタン11のどの部分を押下しても
検知スイッチ12で押下されたことを検知できるように
してある。
は、プラスチック樹脂または硬質ゴムなどを球体形状に
成形したもので、トラックボールユニット内で回転自在
になるように配設してある。このボール1の操作方向お
よび操作量をトラックボールユニット内に設けてあるX
軸エンコーダとY軸エンコーダにより検知できるように
なっている。押下ボタン(押下部材)11は、図4中A
方向に押下されたことを検知スイッチ12で検知できる
ようにしてある。また押下ボタン11は、通常同図中B
方向にバネなどで付勢してある。以上のように構成され
たトラックボール型ポインティングデバイス10は、図
1に示したように外装壁13より押下ボタン11の上面
部が高くなるように配設してある。押下ボタン11は、
ボール1を囲むように構成してあり、中央部にボール1
を回転自在に収納する穴10aを有し、ポインティング
デバイス10の筐体を兼ねている。操作者が外装壁13
より飛びだした押下ボタン11のどの部分を押下しても
検知スイッチ12で押下されたことを検知できるように
してある。
【0030】次に、トラックボールユニットの構成を図
5および図6に示し説明する。
5および図6に示し説明する。
【0031】図5および図6は、それぞれトラックボー
ルユニットの正面斜視図および分解斜視図である。
ルユニットの正面斜視図および分解斜視図である。
【0032】ボール1はボール台5の中央穴10aを軸
受けとして、回転自在になっている。また、ボール台5
の中央穴10aの軸受け部分に人工ルビーの小球を配
し、ボール1の回転動作を滑らかにしている。
受けとして、回転自在になっている。また、ボール台5
の中央穴10aの軸受け部分に人工ルビーの小球を配
し、ボール1の回転動作を滑らかにしている。
【0033】ボール支持リング2は、脱落しないように
ボール1を固定し、ボール台5の係合ツメ5aとボール
支持リング2の突起部2aにより係合されて、ボール1
とともにボール台5に固定できるようにしてある。ボー
ル支持リング2の上面開口穴2bは、ボール1の直径の
約80〜70%位の直径にして、天地逆転された場合に
も外れないようにしてある。また、ボール支持リング2
は図5中C方向に回すことにより簡単に取り外しができ
るようにして、後述するX軸、Y軸ローラなどに付着し
たゴミなどを除去できるようにしてある。
ボール1を固定し、ボール台5の係合ツメ5aとボール
支持リング2の突起部2aにより係合されて、ボール1
とともにボール台5に固定できるようにしてある。ボー
ル支持リング2の上面開口穴2bは、ボール1の直径の
約80〜70%位の直径にして、天地逆転された場合に
も外れないようにしてある。また、ボール支持リング2
は図5中C方向に回すことにより簡単に取り外しができ
るようにして、後述するX軸、Y軸ローラなどに付着し
たゴミなどを除去できるようにしてある。
【0034】X軸エンコーダ3は、ボール1の操作がな
されたときに、図5中XlおよびXr方向の変位量およ
び速度等を検出するために用いられる。該X軸エンコー
ダ3は、ボール1に接して該ボール1の回転に応じて回
転するX軸ローラ3aと、その回転によって生ずるXl
およびXr方向の変位を検知するためのX軸スリット板
3bと、該X軸スリット板3bの回転変位量、方向を検
出するためのX軸センサ3cとで構成され、X軸ローラ
3aとX軸スリット板3bはX軸軸受3d内を通る軸部
に結合し、軸部と共に回転自在になっている。
されたときに、図5中XlおよびXr方向の変位量およ
び速度等を検出するために用いられる。該X軸エンコー
ダ3は、ボール1に接して該ボール1の回転に応じて回
転するX軸ローラ3aと、その回転によって生ずるXl
およびXr方向の変位を検知するためのX軸スリット板
3bと、該X軸スリット板3bの回転変位量、方向を検
出するためのX軸センサ3cとで構成され、X軸ローラ
3aとX軸スリット板3bはX軸軸受3d内を通る軸部
に結合し、軸部と共に回転自在になっている。
【0035】Y軸エンコーダ4は図5中YuおよびYd
方向の変位量および速度等を検出する。該Y軸エンコー
ダ4は、ボール1に接して該ボール1の回転に応じて回
転するY軸ローラ4aと、その回転によって生ずるYu
及びYd方向の変位を検知するためのY軸スリット板4
bと、Y軸スリット板4bの回転変位量、方向を検出す
るためのY軸センサ4cで構成され、Y軸ローラ4aと
Y軸スリット板4bはY軸軸受4d内を通る軸部に結合
し、軸部と共に回転自在になっている。
方向の変位量および速度等を検出する。該Y軸エンコー
ダ4は、ボール1に接して該ボール1の回転に応じて回
転するY軸ローラ4aと、その回転によって生ずるYu
及びYd方向の変位を検知するためのY軸スリット板4
bと、Y軸スリット板4bの回転変位量、方向を検出す
るためのY軸センサ4cで構成され、Y軸ローラ4aと
Y軸スリット板4bはY軸軸受4d内を通る軸部に結合
し、軸部と共に回転自在になっている。
【0036】次に、図7乃至図11に基いてX軸エンコ
ーダ3およびY軸エンコーダ4によるボール1の操作変
位等の検知方法を説明する。
ーダ3およびY軸エンコーダ4によるボール1の操作変
位等の検知方法を説明する。
【0037】図7および図8はX軸センサ3cとX軸ス
リット板3bまたはY軸センサ4cとY軸スリット板4
bの配置を示すもので、図7はX軸センサ3cまたはY
軸センサ4c部分を図6中矢印DX方向(またはDY方
向)から見た拡大図であり、図8は図6中矢印EX方向
(またはEY方向)から見た拡大図である。まず、X軸
センサ3cおよびY軸センサ4cは所謂フォトインター
ラプタから成り、図7中P1側には発光部(図示せ
ず)、P2側には受光部(図示せず)が、それぞれ2組
設けてあり、X軸スリット板3bおよびY軸スリット板
4bのそれぞれのスリット部が、前記発光部と受光部の
光軸間に配設してある。X軸スリット板3bおよびY軸
スリット板4bのスリット部は、前記発光部、受光部の
光軸を透過させる切欠き部3b1(または4b1)と、遮
断する遮光部3b2(または4b2)が共に幅間隔Lにそ
の円周上に配列形成してあり、X軸センサ3cには、X
a,Xbの光軸をなす2組の受光部、発光部が、Y軸セ
ンサ4bには、Ya,Ybの光軸をなす2組の受光部、
発光部が、それぞれの光軸間隔をLn+1/2L(nは0以
上の整数)の距離となるように配設されている。尚、本
実施例においては、前記光軸間隔を1/2Lにしている。
リット板3bまたはY軸センサ4cとY軸スリット板4
bの配置を示すもので、図7はX軸センサ3cまたはY
軸センサ4c部分を図6中矢印DX方向(またはDY方
向)から見た拡大図であり、図8は図6中矢印EX方向
(またはEY方向)から見た拡大図である。まず、X軸
センサ3cおよびY軸センサ4cは所謂フォトインター
ラプタから成り、図7中P1側には発光部(図示せ
ず)、P2側には受光部(図示せず)が、それぞれ2組
設けてあり、X軸スリット板3bおよびY軸スリット板
4bのそれぞれのスリット部が、前記発光部と受光部の
光軸間に配設してある。X軸スリット板3bおよびY軸
スリット板4bのスリット部は、前記発光部、受光部の
光軸を透過させる切欠き部3b1(または4b1)と、遮
断する遮光部3b2(または4b2)が共に幅間隔Lにそ
の円周上に配列形成してあり、X軸センサ3cには、X
a,Xbの光軸をなす2組の受光部、発光部が、Y軸セ
ンサ4bには、Ya,Ybの光軸をなす2組の受光部、
発光部が、それぞれの光軸間隔をLn+1/2L(nは0以
上の整数)の距離となるように配設されている。尚、本
実施例においては、前記光軸間隔を1/2Lにしている。
【0038】図9は、X軸センサ3cおよびY軸センサ
4cの回路構成を示す図である。同図中、21乃至24
は所謂赤外線発光ダイオードであり、図7において述べ
たP1側に配設してある発光部を構成する。赤外線発光
ダイオード21乃至24の各アノード側はVcc(+5
V)にプルアップされ、カソード側は接地(0V)さ
れ、後述のフォトトランジスタ25乃至28をオンさせ
るように赤外線を発光する。なお、赤外線発光ダイオー
ド21乃至24の電流を制限すべく抵抗などをアノード
側若しくはカソード側に設けることにより、消費電力を
抑制することができる。フォトトランジスタ25乃至2
8は図7において述べたP2側に配設してある受光部で
あり、各コレクタ側は、抵抗R1−R4を介してVcc
(+5V)にプルアップされ、各エミッタ側は接地(0
V)されている。各組の発光ダイオードとフォトトラン
ジスタは同軸上に設けられていて、赤外線発光ダイオー
ド21とフォトトランジスタ25間は光軸Xa、赤外線
発光ダイオード22とフォトトランジスタ26間は光軸
Xb、赤外線発光ダイオード23とフォトトランジスタ
27間は光軸Ya、赤外線発光ダイオード24とフォト
トランジスタ28間は光軸Ybを成す。
4cの回路構成を示す図である。同図中、21乃至24
は所謂赤外線発光ダイオードであり、図7において述べ
たP1側に配設してある発光部を構成する。赤外線発光
ダイオード21乃至24の各アノード側はVcc(+5
V)にプルアップされ、カソード側は接地(0V)さ
れ、後述のフォトトランジスタ25乃至28をオンさせ
るように赤外線を発光する。なお、赤外線発光ダイオー
ド21乃至24の電流を制限すべく抵抗などをアノード
側若しくはカソード側に設けることにより、消費電力を
抑制することができる。フォトトランジスタ25乃至2
8は図7において述べたP2側に配設してある受光部で
あり、各コレクタ側は、抵抗R1−R4を介してVcc
(+5V)にプルアップされ、各エミッタ側は接地(0
V)されている。各組の発光ダイオードとフォトトラン
ジスタは同軸上に設けられていて、赤外線発光ダイオー
ド21とフォトトランジスタ25間は光軸Xa、赤外線
発光ダイオード22とフォトトランジスタ26間は光軸
Xb、赤外線発光ダイオード23とフォトトランジスタ
27間は光軸Ya、赤外線発光ダイオード24とフォト
トランジスタ28間は光軸Ybを成す。
【0039】次に本回路の動作について説明する。各光
軸が、X軸スリット板3bまたはY軸スリット板4bの
遮光部により遮断されると、フォトトランジスタがオフ
状態になり、対応する出力端子29−32にハイレベル
(約+5V)を出力する。また、光軸をX軸スリット板
3bまたはY軸スリット板4bの切欠き部により、発光
ダイオード21−24から発する光を透過しているとき
には、該当するフォトトランジスタ25−28がオン状
態となり、対応する出力端子29−32にローレベル
(約0V)を出力する。つまり、本実施例においては、
出力端子29−32の出力信号Xa′,Xb′,Y
a′,Yb′の状態がハイレベルのときには対応した光
軸が前記遮光部によって遮断されていることを示し、ロ
ーレベルのときには対応した光軸を前記切欠き部により
透過している状態を示すようにされる。以上の各出力端
子に出力される出力信号を上述したポインティングデバ
イスインターフェース131が監視することにより、X
軸、Y軸方向それぞれの変位量、変位時間を認識し、ボ
ール1の操作方向、量、速度を求めることができる。
軸が、X軸スリット板3bまたはY軸スリット板4bの
遮光部により遮断されると、フォトトランジスタがオフ
状態になり、対応する出力端子29−32にハイレベル
(約+5V)を出力する。また、光軸をX軸スリット板
3bまたはY軸スリット板4bの切欠き部により、発光
ダイオード21−24から発する光を透過しているとき
には、該当するフォトトランジスタ25−28がオン状
態となり、対応する出力端子29−32にローレベル
(約0V)を出力する。つまり、本実施例においては、
出力端子29−32の出力信号Xa′,Xb′,Y
a′,Yb′の状態がハイレベルのときには対応した光
軸が前記遮光部によって遮断されていることを示し、ロ
ーレベルのときには対応した光軸を前記切欠き部により
透過している状態を示すようにされる。以上の各出力端
子に出力される出力信号を上述したポインティングデバ
イスインターフェース131が監視することにより、X
軸、Y軸方向それぞれの変位量、変位時間を認識し、ボ
ール1の操作方向、量、速度を求めることができる。
【0040】図10はボール1の操作により、X軸スリ
ット板3bが図8中の矢印X1方向に回転したときのX
軸センサ3cの出力信号Xa′,Xb′又はY軸スリッ
ト板4bが図8中の矢印Y1方向に回転したときのY軸
センサ4cの出力信号Ya′,Yb′の出力波形を示す
図である。図11は、ボール1の操作により、X軸スリ
ット板3bが図8中の矢印X2方向に回転したときのX
軸センサ3cの出力信号Xa′,Xb′又はY軸スリッ
ト板4bが図8中の矢印Y2方向に回転したときのY軸
センサ4cの出力信号Ya′,Yb′の出力波形を示す
図である。なお、図10及び11において、ハイ(Hi
gh)状態は、Xa,Xb,Ya,Ybの各光軸がスリ
ット部の遮光部によって遮断されたときを示し、ロー
(Low)状態はXa,Xb,Ya,Ybの各光軸がス
リット部の切欠き部を透過したときを示している。
ット板3bが図8中の矢印X1方向に回転したときのX
軸センサ3cの出力信号Xa′,Xb′又はY軸スリッ
ト板4bが図8中の矢印Y1方向に回転したときのY軸
センサ4cの出力信号Ya′,Yb′の出力波形を示す
図である。図11は、ボール1の操作により、X軸スリ
ット板3bが図8中の矢印X2方向に回転したときのX
軸センサ3cの出力信号Xa′,Xb′又はY軸スリッ
ト板4bが図8中の矢印Y2方向に回転したときのY軸
センサ4cの出力信号Ya′,Yb′の出力波形を示す
図である。なお、図10及び11において、ハイ(Hi
gh)状態は、Xa,Xb,Ya,Ybの各光軸がスリ
ット部の遮光部によって遮断されたときを示し、ロー
(Low)状態はXa,Xb,Ya,Ybの各光軸がス
リット部の切欠き部を透過したときを示している。
【0041】まず、図10の出力波形は、ボール1が操
作され、図5中のXrまたはYu方向の変位が生じたと
きのものである。出力信号Xb′がローレベルのときに
出力信号Xa′がローレベルからハイレベルへ、Xa′
がハイレベルのときにXb′がローレベルからハイレベ
ルへ、Xb′がハイレベルのときにXa′がハイレベル
からローレベルへ、Xa′がローレベルのときにXb′
がハイレベルからローレベルへと、出力信号Xa′,X
b′のいずれかの状態反転が、前記4種の組合せで生じ
たことを識別することによりボール1がXr方向に操作
されたことが検知し、そのいずれかの状態反転が生じる
毎にXr方向の変位量を最大分解能で検知し、前記状態
反転の時間間隔を測定することにより、変位速度をも検
知する。同様にして、出力信号Ya′,Yb′のいずれ
かの状態反転が前述の組合せで生じたことを識別するこ
とにより、ボール1がYu方向に操作されたことを検知
するとともにその変位量および変位速度を検知する。ま
た図11は、ボール1が前述した場合とは逆方向に操作
され、図5中のXlまたはYd方向の変位が生じたとき
の出力波形である。出力信号Xa′がローレベルのとき
にXb′がローレベルからハイレベルへ、Xb′がハイ
レベルのときにXa′がローレベルからハイレベルへ、
Xa′がハイレベルのときにXb′がハイレベルからロ
ーレベルへ、Xb′がローレベルのときにXa′がハイ
レベルからローレベルへと、出力信号Xa′,Xb′の
いずれかの状態反転が前記4種の組合せで生じたことを
識別することにより、ボール1がXl方向に操作された
ことを検知し、図10において述べたと同様に、その変
位量および変位速度をも検知する。また、同様に出力信
号Ya′,Yb′の状態変転が前述のXa′,Xb′と
同じ組合せで生じたことを識別し、ボール1がYd方向
に操作されたことを検知し、その変位量、変位速度も検
知する。
作され、図5中のXrまたはYu方向の変位が生じたと
きのものである。出力信号Xb′がローレベルのときに
出力信号Xa′がローレベルからハイレベルへ、Xa′
がハイレベルのときにXb′がローレベルからハイレベ
ルへ、Xb′がハイレベルのときにXa′がハイレベル
からローレベルへ、Xa′がローレベルのときにXb′
がハイレベルからローレベルへと、出力信号Xa′,X
b′のいずれかの状態反転が、前記4種の組合せで生じ
たことを識別することによりボール1がXr方向に操作
されたことが検知し、そのいずれかの状態反転が生じる
毎にXr方向の変位量を最大分解能で検知し、前記状態
反転の時間間隔を測定することにより、変位速度をも検
知する。同様にして、出力信号Ya′,Yb′のいずれ
かの状態反転が前述の組合せで生じたことを識別するこ
とにより、ボール1がYu方向に操作されたことを検知
するとともにその変位量および変位速度を検知する。ま
た図11は、ボール1が前述した場合とは逆方向に操作
され、図5中のXlまたはYd方向の変位が生じたとき
の出力波形である。出力信号Xa′がローレベルのとき
にXb′がローレベルからハイレベルへ、Xb′がハイ
レベルのときにXa′がローレベルからハイレベルへ、
Xa′がハイレベルのときにXb′がハイレベルからロ
ーレベルへ、Xb′がローレベルのときにXa′がハイ
レベルからローレベルへと、出力信号Xa′,Xb′の
いずれかの状態反転が前記4種の組合せで生じたことを
識別することにより、ボール1がXl方向に操作された
ことを検知し、図10において述べたと同様に、その変
位量および変位速度をも検知する。また、同様に出力信
号Ya′,Yb′の状態変転が前述のXa′,Xb′と
同じ組合せで生じたことを識別し、ボール1がYd方向
に操作されたことを検知し、その変位量、変位速度も検
知する。
【0042】尚、本実施例においては、上述した操作方
向、変位量は、前述のポインティングデバイスインター
フェース(PDT I/F)131により認識され、そ
の情報をマイクロコード等に変換して、本体部のCPU
121へ出力する際に、ボール1の操作時の手ブレによ
る変位を無視するために、所定時間内に方向反転した場
合その変位を無効にするように制御することもできる。
もちろん本体部の処理能力が高い場合には、前記手ブレ
防止制御を本体部でも制御することができる。
向、変位量は、前述のポインティングデバイスインター
フェース(PDT I/F)131により認識され、そ
の情報をマイクロコード等に変換して、本体部のCPU
121へ出力する際に、ボール1の操作時の手ブレによ
る変位を無視するために、所定時間内に方向反転した場
合その変位を無効にするように制御することもできる。
もちろん本体部の処理能力が高い場合には、前記手ブレ
防止制御を本体部でも制御することができる。
【0043】図12は、図1で説明したトラックボール
型ポインティングデバイスを表示部101に配置した変
形例の外観を示す斜視図である。上述した実施例のトラ
ックボール型ポインティングデバイスは、小型化してあ
るので本装置に配設するにあたりその場所の選定する上
での自由度を大きくすることができる。例えば、図12
に示すように表示器101aの近傍にポインティングデ
バイスを配設することにより、表示画面を見ながらカー
ソルを移動するような操作をする際に、表示画面とトラ
ックボールを見ながら使用することが可能となる。尚、
トラックボール型ポインティングデバイス10は、図1
および図2で説明した場所以外に、本装置の本体部10
0の上面、側面などの他の場所に配設することができ
る。
型ポインティングデバイスを表示部101に配置した変
形例の外観を示す斜視図である。上述した実施例のトラ
ックボール型ポインティングデバイスは、小型化してあ
るので本装置に配設するにあたりその場所の選定する上
での自由度を大きくすることができる。例えば、図12
に示すように表示器101aの近傍にポインティングデ
バイスを配設することにより、表示画面を見ながらカー
ソルを移動するような操作をする際に、表示画面とトラ
ックボールを見ながら使用することが可能となる。尚、
トラックボール型ポインティングデバイス10は、図1
および図2で説明した場所以外に、本装置の本体部10
0の上面、側面などの他の場所に配設することができ
る。
【0044】次に、本発明の第2の実施例を図13およ
び図14を参照して説明する。
び図14を参照して説明する。
【0045】第2の実施例は、前述した第1の実施例に
対し、トラックボール型ポインティングデバイス10の
押下ボタン11の形状を左右テーパ状にした点が異な
る。
対し、トラックボール型ポインティングデバイス10の
押下ボタン11の形状を左右テーパ状にした点が異な
る。
【0046】図13は本実施例に係るポインティングデ
バイスの斜視図、図14は同側断面図である。尚、図1
3、14中、図3及び図4と共通の要素には同一の符号
を付してある。ボール1は、トラックボールユニット内
で回転自在に配設されている。押下ボタン14は、外装
壁13に対して、ボール1の周囲近傍部分を高くし、ボ
ール1から遠ざかる程即ち周辺部分に近づく程低くなる
ようにテーパ状に形成してある。押下ボタンは通常図1
4中B方向にバネなどで付勢してあり、検知スイッチ1
2は、同図中、A方向に押下すると押下ボタン14のど
の部分を押下しても検知スイッチ12がその押下操作を
検知できるように配されている。押下ボタン14の形状
をテーパ状にしたことにより、例えば親指で押下ボタン
14を押下したままボール1を他の指で操作する際に、
ボタン14を押下している指と前記他の指間に高低差が
確保できるので、ボール1を操作する指の操作範囲を大
きくすることができる。また、押下ボタン14を操作せ
ずにボール1のみを操作する場合に、前述の第1の実施
例に係る押下ボタン形状と比較して、ボール1の操作時
に押下ボタン14を誤って操作してしまう可能性を低減
することができる。
バイスの斜視図、図14は同側断面図である。尚、図1
3、14中、図3及び図4と共通の要素には同一の符号
を付してある。ボール1は、トラックボールユニット内
で回転自在に配設されている。押下ボタン14は、外装
壁13に対して、ボール1の周囲近傍部分を高くし、ボ
ール1から遠ざかる程即ち周辺部分に近づく程低くなる
ようにテーパ状に形成してある。押下ボタンは通常図1
4中B方向にバネなどで付勢してあり、検知スイッチ1
2は、同図中、A方向に押下すると押下ボタン14のど
の部分を押下しても検知スイッチ12がその押下操作を
検知できるように配されている。押下ボタン14の形状
をテーパ状にしたことにより、例えば親指で押下ボタン
14を押下したままボール1を他の指で操作する際に、
ボタン14を押下している指と前記他の指間に高低差が
確保できるので、ボール1を操作する指の操作範囲を大
きくすることができる。また、押下ボタン14を操作せ
ずにボール1のみを操作する場合に、前述の第1の実施
例に係る押下ボタン形状と比較して、ボール1の操作時
に押下ボタン14を誤って操作してしまう可能性を低減
することができる。
【0047】図15は、本発明の第3の実施例を示す平
面図である。この実施例では、押下ボタンの押下操作を
検知する検知スイッチを複数個設けたものである。
面図である。この実施例では、押下ボタンの押下操作を
検知する検知スイッチを複数個設けたものである。
【0048】図15に示すように、本実施例において
は、トラックボール型ポインティングデバイス10に、
検知スイッチ12として4個のスイッチ12a−12d
を設け、ボール1の周囲に周方向に略等間隔に配設して
ある。4個の検知スイッチ12a−12dは、図16に
示すように、並列に接続され、各一端が接地され(0
V)、他端が所謂ワイアード・オフ接続されて、抵抗R
5によりVcc(+5V)にプルアップしてある。押下ボ
タン11が押下されていないときは、出力端子15の出
力信号SWORはハイレベル(+5V)であり、押下さ
れたときは、検知スイッチ12a−12dの少なくとも
1つが閉成され出力信号SWORはローレベル(0V)
を出力する。
は、トラックボール型ポインティングデバイス10に、
検知スイッチ12として4個のスイッチ12a−12d
を設け、ボール1の周囲に周方向に略等間隔に配設して
ある。4個の検知スイッチ12a−12dは、図16に
示すように、並列に接続され、各一端が接地され(0
V)、他端が所謂ワイアード・オフ接続されて、抵抗R
5によりVcc(+5V)にプルアップしてある。押下ボ
タン11が押下されていないときは、出力端子15の出
力信号SWORはハイレベル(+5V)であり、押下さ
れたときは、検知スイッチ12a−12dの少なくとも
1つが閉成され出力信号SWORはローレベル(0V)
を出力する。
【0049】本装置のポインティングデバイスインター
フェース131は前記出力信号SWORがハイレベルの
とき押下ボタン11が押下されていないことを、ローレ
ベルのとき押下されたことを検知するようになってい
る。このように検知スイッチを複数個設けることによっ
て、前述した実施例のように検知スイッチを1個のみ設
けた場合に比して、押下ボタン機構の構造などを限定す
ることなく押下ボタンのいずれの部分が押下されても、
より確実にその操作状態を検知することが可能である。
フェース131は前記出力信号SWORがハイレベルの
とき押下ボタン11が押下されていないことを、ローレ
ベルのとき押下されたことを検知するようになってい
る。このように検知スイッチを複数個設けることによっ
て、前述した実施例のように検知スイッチを1個のみ設
けた場合に比して、押下ボタン機構の構造などを限定す
ることなく押下ボタンのいずれの部分が押下されても、
より確実にその操作状態を検知することが可能である。
【0050】図17は、本発明の第4の実施例を示す回
路図である。この実施例は、前述の第3実施例で説明し
た押下ボタン11の操作を検知する検知スイッチ12a
−12dの出力信号に応答する機能として複数の機能を
設け、機能指示手段に応じて選択切替えるようにしたも
のである。
路図である。この実施例は、前述の第3実施例で説明し
た押下ボタン11の操作を検知する検知スイッチ12a
−12dの出力信号に応答する機能として複数の機能を
設け、機能指示手段に応じて選択切替えるようにしたも
のである。
【0051】本実施例のトラックボール型ポインティン
グデバイス10の検知スイッチ12a〜12dは前述し
た第3実施例を示す図15と同様に配置されているが、
検知スイッチ12aは押下ボタン11の上部を、12b
は下部を、12cは右部を、12dは左部をそれぞれ操
作したときにのみ反応するようになっている。
グデバイス10の検知スイッチ12a〜12dは前述し
た第3実施例を示す図15と同様に配置されているが、
検知スイッチ12aは押下ボタン11の上部を、12b
は下部を、12cは右部を、12dは左部をそれぞれ操
作したときにのみ反応するようになっている。
【0052】図17に示すように、検知スイッチ12a
−12dは並列に接続され、各一端は接地され(0
V)、他端はそれぞれ抵抗R6〜R9によりVcc(+5
V)にプルアップされ、それぞれの検知スイッチの状態
を出力端子15a−15dから出力信号SOUT1−S
OUT4として出力するように構成されている。出力信
号SOUT1−SOUT4は、対応するスイッチが押下
されていないときハイレベル(+5V)となり、押下さ
れているときにはローレベル(0V)となる。前記出力
信号SOUT1−SOUT4は、前述のポインティング
デバイスインターフェース131に供給され、それぞれ
のスイッチの押下/非押下状態を認識できるようにして
ある。
−12dは並列に接続され、各一端は接地され(0
V)、他端はそれぞれ抵抗R6〜R9によりVcc(+5
V)にプルアップされ、それぞれの検知スイッチの状態
を出力端子15a−15dから出力信号SOUT1−S
OUT4として出力するように構成されている。出力信
号SOUT1−SOUT4は、対応するスイッチが押下
されていないときハイレベル(+5V)となり、押下さ
れているときにはローレベル(0V)となる。前記出力
信号SOUT1−SOUT4は、前述のポインティング
デバイスインターフェース131に供給され、それぞれ
のスイッチの押下/非押下状態を認識できるようにして
ある。
【0053】一般に、ポインティングデバイスに付加さ
れる押下ボタンは、本装置の表示機101上に表示され
ているカーソル(ポインタ)をボール1を操作すること
により所望のアイコンなどに移動して、そのアイコンが
意味する機能を実行する目的で押下することが多い。ま
た、前記カーソル(ポインタ)を上下左右に直線上です
ばやく移動させるように前記ボール1を操作することが
困難であることが知られている。前者の目的で使用する
場合には押下ボタンを押下しやすくすることが重要であ
り、後者のためにはボールを操作しやすくすることが重
要である。しかし、特に後者のためにはボール形状を大
きくすることが考えられるが形状の大きさにも限度があ
る。また従来のようにカーソル移動キーを用いることも
考えられるが、カーソルを移動操作する手をポインティ
ングデバイスから離す必要があり操作性を低下させてし
まう。そこで、本実施例では押下ボタン11の機能を機
能指示手段、例えば既存のキーにより、前記前者と後者
とに選択的に切替えるようにして操作性の改善を図る。
前記機能指示手段は本装置のキーボード102に備えら
れている任意のキーの押下の有無で選択するようにして
あり、本実施例では、シフトキーの押下の有無により前
記2つの機能を選択するようにしている。
れる押下ボタンは、本装置の表示機101上に表示され
ているカーソル(ポインタ)をボール1を操作すること
により所望のアイコンなどに移動して、そのアイコンが
意味する機能を実行する目的で押下することが多い。ま
た、前記カーソル(ポインタ)を上下左右に直線上です
ばやく移動させるように前記ボール1を操作することが
困難であることが知られている。前者の目的で使用する
場合には押下ボタンを押下しやすくすることが重要であ
り、後者のためにはボールを操作しやすくすることが重
要である。しかし、特に後者のためにはボール形状を大
きくすることが考えられるが形状の大きさにも限度があ
る。また従来のようにカーソル移動キーを用いることも
考えられるが、カーソルを移動操作する手をポインティ
ングデバイスから離す必要があり操作性を低下させてし
まう。そこで、本実施例では押下ボタン11の機能を機
能指示手段、例えば既存のキーにより、前記前者と後者
とに選択的に切替えるようにして操作性の改善を図る。
前記機能指示手段は本装置のキーボード102に備えら
れている任意のキーの押下の有無で選択するようにして
あり、本実施例では、シフトキーの押下の有無により前
記2つの機能を選択するようにしている。
【0054】以下に、押下ボタン判別制御動作を図18
のフローチャートに基づき詳述する。尚、このフローチ
ャートは、プログラムとしてマイクロコード化などさ
れ、かかる装置のROM、RAMに記憶されていて、所
定時間毎、あるいは必要に応じ実行される。
のフローチャートに基づき詳述する。尚、このフローチ
ャートは、プログラムとしてマイクロコード化などさ
れ、かかる装置のROM、RAMに記憶されていて、所
定時間毎、あるいは必要に応じ実行される。
【0055】まず、ステップS1において、押下ボタン
の機能を選択すべくカーソルモード指示の有無を判定す
る。本実施例では前述のシフトキーが押下されている場
合には、カーソルモード指示状態であるとして、ステッ
プS2−S9でカーソル移動制御を行ない、シフトキー
が押下されていない場合には、押下ボタンの押下検知制
御を行なう。ステップS1でカーソルモード指示と判定
した場合には、ステップS2で押下ボタン11の上部が
押下されているか否かを判定すべく検知スイッチ12a
がオン状態であるか否かを判別する。オン状態であれ
ば、表示器101aに表示されているカーソルを上方向
に所定量移動して処理を終了する(ステップS3)。検
知スイッチ12aがオフ状態であれが押下ボタン11の
下部が押下されているか否かを判定すべく検知スイッチ
12bがオン状態であるか否かを判別する(ステップS
4)。オン状態であれば、前記カーソルを下方向に所定
量移動し処理を終了する(ステップS5)。検知スイッ
チ12bがオフ状態であれば、押下ボタン11の右部が
押下されているか否かを判定すべく検知スイッチ12c
がオン状態であるか否かを判別する(ステップS6)。
オン状態であればカーソルを右方向に所定量移動し処理
を終了する(ステップS7)。検知スイッチ12cがオ
フ状態であれば押下ボタン11の左部が押下されている
か否かを判定すべく検知スイッチ12dがオン状態であ
るかを調べる(ステップS8)。オフ状態であれば、処
理を終了し、オン状態であればカーソルを左方向に所定
量移動し処理を終了する(ステップS9)。ステップS
1でシフトキーが押下されていない場合にはカーソルモ
ード指示でないので、ステップS10で検知スイッチ1
2a〜12dのいずれかがオン状態であれば押下ボタン
11が押下されたと検知し(ステップS11)、必要に
応じ所定の処理を行ない処理を終了する(ステップS1
2)。検知スイッチ12a〜12dの全てがオフ状態で
あれば押下ボタン11が操作されていないと判断し(ス
テップS13)、ステップS1に戻って上述のステップ
S2乃至S9又はステップS10乃至S12が繰り返さ
れる。
の機能を選択すべくカーソルモード指示の有無を判定す
る。本実施例では前述のシフトキーが押下されている場
合には、カーソルモード指示状態であるとして、ステッ
プS2−S9でカーソル移動制御を行ない、シフトキー
が押下されていない場合には、押下ボタンの押下検知制
御を行なう。ステップS1でカーソルモード指示と判定
した場合には、ステップS2で押下ボタン11の上部が
押下されているか否かを判定すべく検知スイッチ12a
がオン状態であるか否かを判別する。オン状態であれ
ば、表示器101aに表示されているカーソルを上方向
に所定量移動して処理を終了する(ステップS3)。検
知スイッチ12aがオフ状態であれが押下ボタン11の
下部が押下されているか否かを判定すべく検知スイッチ
12bがオン状態であるか否かを判別する(ステップS
4)。オン状態であれば、前記カーソルを下方向に所定
量移動し処理を終了する(ステップS5)。検知スイッ
チ12bがオフ状態であれば、押下ボタン11の右部が
押下されているか否かを判定すべく検知スイッチ12c
がオン状態であるか否かを判別する(ステップS6)。
オン状態であればカーソルを右方向に所定量移動し処理
を終了する(ステップS7)。検知スイッチ12cがオ
フ状態であれば押下ボタン11の左部が押下されている
か否かを判定すべく検知スイッチ12dがオン状態であ
るかを調べる(ステップS8)。オフ状態であれば、処
理を終了し、オン状態であればカーソルを左方向に所定
量移動し処理を終了する(ステップS9)。ステップS
1でシフトキーが押下されていない場合にはカーソルモ
ード指示でないので、ステップS10で検知スイッチ1
2a〜12dのいずれかがオン状態であれば押下ボタン
11が押下されたと検知し(ステップS11)、必要に
応じ所定の処理を行ない処理を終了する(ステップS1
2)。検知スイッチ12a〜12dの全てがオフ状態で
あれば押下ボタン11が操作されていないと判断し(ス
テップS13)、ステップS1に戻って上述のステップ
S2乃至S9又はステップS10乃至S12が繰り返さ
れる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に依れば、
表示器上のカーソル又はポインタ位置を操作するポイン
ティングデバイスを備えた情報入力装置において、前記
ポインティングデバイスを、ボールと、該ボールの周囲
に設けられた押下部材と、該押下部材上の押下位置と無
関係に該押下部材の押下操作を検知する押下検知手段と
により構成したので、操作性が向上し、かつ小型軽量化
を図ることができる。
表示器上のカーソル又はポインタ位置を操作するポイン
ティングデバイスを備えた情報入力装置において、前記
ポインティングデバイスを、ボールと、該ボールの周囲
に設けられた押下部材と、該押下部材上の押下位置と無
関係に該押下部材の押下操作を検知する押下検知手段と
により構成したので、操作性が向上し、かつ小型軽量化
を図ることができる。
【0057】また、前記ポインティングデバイスを当該
情報入力装置の筐体内に内蔵したので、更に一層小型軽
量化が図ることができ、運搬性、収納性を向上させるこ
とができる。
情報入力装置の筐体内に内蔵したので、更に一層小型軽
量化が図ることができ、運搬性、収納性を向上させるこ
とができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る情報入力装置を備
えた情報処理装置の外観を示す斜視図である。
えた情報処理装置の外観を示す斜視図である。
【図2】第1の実施例に係る情報入力装置の概略構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】第1の実施例に係るポインティングデバイスの
外観を示す斜視図である。
外観を示す斜視図である。
【図4】同ポインティングデバイスの側断面図である。
【図5】同ポインティングデバイスの押下スイッチを取
外した状態を示す斜視図である。
外した状態を示す斜視図である。
【図6】同ポインティングデバイスの分解斜視図であ
る。
る。
【図7】X軸エンコーダのX軸スリット板とX軸センサ
を図6中DX方向(又はY軸エンコーダのY軸スリット
板とY軸センサを同図中DY方向)から見た拡大図であ
る。
を図6中DX方向(又はY軸エンコーダのY軸スリット
板とY軸センサを同図中DY方向)から見た拡大図であ
る。
【図8】X軸エンコーダのX軸スリット板とX軸センサ
を図6中EX方向(又はY軸エンコーダのY軸スリット
板とY軸センサを同図中EY方向)から見た拡大図であ
る。
を図6中EX方向(又はY軸エンコーダのY軸スリット
板とY軸センサを同図中EY方向)から見た拡大図であ
る。
【図9】X軸センサ(又はY軸センサ)の発光部及び受
光部の回路構成を示す回路図である。
光部の回路構成を示す回路図である。
【図10】ボールをXr方向(又はY軸方向ではYu方
向)に操作した時X軸センサ(又はY軸センサ)の出力
端子に出力される出力信号を示す図である。
向)に操作した時X軸センサ(又はY軸センサ)の出力
端子に出力される出力信号を示す図である。
【図11】ボールをXl方向(又はY軸方向ではYd方
向)に操作した時X軸センサ(又はY軸センサ)の出力
端子に出力される出力信号を示す図である。
向)に操作した時X軸センサ(又はY軸センサ)の出力
端子に出力される出力信号を示す図である。
【図12】第1の実施例に係る情報入力装置の変形例の
外観を示す斜視図である。
外観を示す斜視図である。
【図13】本発明の第2の実施例に係るポインティング
デバイスの外観を示す斜視図である。
デバイスの外観を示す斜視図である。
【図14】同ポインティングデバイスの側断面図であ
る。
る。
【図15】同ポインティングデバイスの押下ボタンの検
知スイッチの配置を示す平面図である。
知スイッチの配置を示す平面図である。
【図16】第3の実施例に係る検知スイッチの回路構成
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図17】第4の実施例に係る検知スイッチの回路構成
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図18】第4の実施例に係る検知スイッチ押下判別制
御動作を示すフローチャートである。
御動作を示すフローチャートである。
【図19】従来の情報処理装置の外観を示す斜視図であ
る。
る。
1 ボール 10 ポインティングデバイス 11 押下ボタン(押下部材) 12 検知スイッチ(検知手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 表示器上のカーソル又はポインタ位置を
操作するポインティングデバイスを備えた情報入力装置
において、前記ポインティングデバイスを、ボールと、
該ボールの周囲に設けられた押下部材と、該押下部材上
の押下位置と無関係に該押下部材の押下操作を検知する
押下検知手段とにより構成したことを特徴とする情報入
力装置。 - 【請求項2】 前記ポインティングデバイスを当該情報
入力装置の筐体内に内蔵したことを特徴とする請求項1
記載の情報入力装置。 - 【請求項3】 前記押下検知手段を複数個のスイッチに
より構成し、複数の機能のうち機能指示手段により選択
された機能を前記複数のスイッチの押下操作に応じて実
行することを特徴とする請求項1又は2記載の情報入力
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3337709A JPH05150898A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 情報入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3337709A JPH05150898A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 情報入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05150898A true JPH05150898A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=18311228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3337709A Pending JPH05150898A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 情報入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05150898A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100475143B1 (ko) * | 2001-10-31 | 2005-03-16 | 주식회사 서비전자 | 트랙볼 및 그 구동방법 |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP3337709A patent/JPH05150898A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100475143B1 (ko) * | 2001-10-31 | 2005-03-16 | 주식회사 서비전자 | 트랙볼 및 그 구동방법 |
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