JPH051507B2 - - Google Patents

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JPH051507B2
JPH051507B2 JP60040788A JP4078885A JPH051507B2 JP H051507 B2 JPH051507 B2 JP H051507B2 JP 60040788 A JP60040788 A JP 60040788A JP 4078885 A JP4078885 A JP 4078885A JP H051507 B2 JPH051507 B2 JP H051507B2
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circuit
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video signal
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Hiroyuki Oono
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、カメラから出力される映像信号を
二値化する二値化回路に関する。
〔従来の技術〕
近時、ワークの外観検査等を行なう場合、人間
の視覚の代りにビデオカメラを使つてそのワーク
を撮影すると共に、その結果得られた映像信号を
デジジタル的に処理することにより、カメラ視野
内に入つているワークのキズや汚れなどの大き
さ、位置、個数等を識別することが行なわれてい
る。
このような視覚認識装置の一例を第7図乃至第
10図を参照しながら説明すると、先ずラインセ
ンサカメラ(以下単にカメラと略称する)1によ
つて図示しない光源で照明したワーク2における
破線で示す映像範囲(撮影視野)3を走査した場
合、その撮像範囲3内に陰影を作る例えばキズ4
があると、カメラ1からは例えば第8図に示すよ
うなキズ4に対応する画素の映像レベル(信号レ
ベル)のみがそのキズ4の大きさ、形状に応じて
急激に落ち込んだ映像信号S1が出力される。
そして、この映像信号S1を受ける視覚認識装置
5では、その二値化回路6が映像信号S1の映像レ
ベルを所定のスレシユホールドベルト(二値化レ
ベル)と比較して、映像レベルがそのスレシユホ
ールドベルトより低ければ“1”で、逆に映像レ
ベルがそのスレシユホールドベルトより高ければ
“0”のロジツク信号(二値化映像信号)S2に変
換して、このロジツク信号S2を次段の認識ロジツ
ク7で処理することによつて、キズ4の大きさや
位置あるいはキズ4が複数有つた場合にはその個
数などを認識し、その認識結果を信号S3として外
部に出力している。
ここで、二値化回路6の従来例としては、スレ
シユホールド固定式(固定二値化方式)と、スレ
シユホールド積分式(浮動二値化方式)とがある
が、カメラの光学系などによる影響で映像信号S1
にはパラボラシエイデイングが生じているので、
スレシユホールド固定式では検出感度を上げよう
とすると有効視野が狭くなるばかりか、視野内の
照度が変化した時に誤検出する恐れがあるため、
限られた使い方しかできず、多くは映像信号S1
追従して信号レベルが変化するスレシユホールド
積分式が採用されている。
第9図は、従来のスレシユホールド積分式の場
合の一例を示すものであつて、コネクタ8に接続
されたカメラ1から到来する映像信号S1は、コン
パレータ9の反転入力端子に入力されると同時
に、積分回路10にも入力される。
積分回路10は、例えば抵抗R1とコンデンサ
Cとからなる比較的時定数の小さい積分回路であ
つて、映像信号S1中に含まれる周波数の高い雑音
を除いて平滑化する役目をする。この積分回路1
0の出力電圧は可変抵抗VR1で分圧(レベル調
整)して、コンパレータ9の非反転入力端子にス
レシユホールドベルトSrmとして入力される。
このスレシユホールドベルトSrmの波形は、第
10図に示すように映像信号S1に従つて信号レベ
ルが変化する。
また、コンパレータ9の出力側はプルアツプ用
の抵抗R2を介して直流電源+5Vに接続してある。
したがつて、映像信号S1はスレシユホールドベ
ルトSrmと比較され、映像信号S1の映像レベルが
急激に落ち込む期間だけ“1”となるロジツク信
号S2に変換される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような浮動二値化方式の回
路にあつても、次のような問題があつた。
すなわち、映像信号S1を二値化するスレシユホ
ールドベルトSrmは、映像信号S1を積分回路10
で積分して得られるS1の追従比例成分であるた
め、第10図に示すように特にパラポラシエイデ
イングのある映像信号S1ではその両端近くになる
程S1とSrmとのレベル差が小さくなつて雑音など
に弱く(誤検出の原因)なる問題があるばかり
か、信号レベルの減少時には積分時定数による遅
延作用によつてSrmの方がS1より遅れて減少して
Srm>S1となつてしまう部分が発生する。
そのため、有効視野を第10図にES1で示すよ
うにカメラ1の撮像範囲より狭く設定せざる得な
いと云う問題があつた。
この発明は、このような問題の解決を図ろうと
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、この発明による二値化回路は、カメラ
から出力される映像信号を積分する積分回路と、
該映像信号の映像レベルが急激に下がつた場合と
前記カメラのブランキング信号が入力された場合
のうち少なくとも一方の場合に該積分回路の積分
出力を保持し、これ以外の場合には前記積分回路
の積分出力を出力するサンプルホールド回路と、
当該サンプルホールド回路を介して出力される前
記積分出力を予め定めたレベル値だけ低くレベル
シフトするレベルシフト回路と、予め定めた一定
値又は前記積分出力をレベル調整した値を切替値
として出力する切替値出力回路と、この切替値出
力回路が出力する切替値と前記レベルシフト回路
が出力するレベルシフト値とを比較する第1の比
較回路と、この第1の比較結果の比較回路に基づ
いて前記レベルシフト値が前記切替値以上の時に
前記レベルシフト値を、前記レベルシフト値が前
記切替値未満のときに前記切替値をそれぞれスレ
シユホールドベルトとして出力するスイツチ回路
と、このスイツチ回路から出力されるスレシユホ
ールドベルトと前記映像信号との時間差を補償す
べく前記映像信号を遅延させて出力する遅延回路
と、前記スイツチ回路から出力されるスレシユホ
ールドベルトと該遅延回路を介して出力される映
像信号とを比較して前記映像信号を二値化する第
2の比較回路とによつて構成する。
〔実施例〕
以下、添付図面の第1図乃至第6図を参照し
て、この発明の実施例を説明する。
第1図は、この発明の一実施例を示す回路図で
あり、第9図と対応する部分には同一符号を付し
ている。
この実施例は、第7図に示す視覚認識装置5を
構成する二値化回路6として用いるものであつ
て、第9図に示したスレシユホールド積分式の二
値化回路における、コネクタ8と第2の比較回路
としてのコンパレータ9の反転入力端子との間に
遅延回路11を介挿すると共に、積分回路10と
コンパレータ9の非反転入力端子との間の可変抵
抗VR1の代りに、サンプルホールド回路12と、
コンパレータ13、OR回路14及び可変抵抗
VR2からなるサンプルホールド回路12の周辺回
路と、レベルシフト回路15と、切替値出力回路
16と、第1の比較回路としてのコンパレータ1
7と、スイツチ回路18とを介挿して構成して
る。
カメラ1からコネクタ8を介して入力された映
像信号S1は、遅延回路11によつて所定時間τだ
け遅延されて遅延映像信号S1′となつて、コンパ
レータ9の反転入力端子に加えられる。
遅延回路11は、例えば図示のような遅延線あ
るいは超音波遅延素子、CCD、表面弾性波素子
などで構成し、その遅延時間τは積分回路10な
どによる後述するスレシユホールドベルトSrxの
映像信号S1に対する遅れを補正するように定め
る。
一方、映像信号S1は、抵抗R1とコンデンサC
とからなる小時定数の積分回路10によつて積分
されて、その積分出力がサンプルホールド回路1
2に入力される。
さらに、映像信号S1はコンパレータ13の反転
入力端子にも入力され、このコンパレータ13の
非反転入力端子には、サンプルホールド回路12
の出力信号S4を可変抵抗VR2で分圧して形成した
基準レベルSrが入力される。
なお、可変抵抗VR2は、サンプルホールド回路
12のホールドコントロール調整機能を果す。
また、コンパレータ13の出力側はプルアツプ
用の抵抗R3を介して直流電源+5Vに接続してあ
る。
サンプルホールド回路12は、S/H端子が
“1”の時にサンプル(抽出)状態になると共に、
S/H端子が“O”の時にホールド(保持)状態
となり、その切換はコンパレータ13の出力とカ
メラ1からのプランキング信号BKLとによつて
行なわれる。
先ず、映像信号S1の出力信号レベルがサンプル
ホールド回路12の出力信号S4を可変抵抗VR2
分圧して形成した基準レベルSr以下(S1≦Sr)
となつた時に、コンパレータ13の出力が“1”
から“0”に立ち下るが、この出力がOR回路1
4を介してサンプルホールド回路12のS/H端
子に入力されることによつて、その動作状態がサ
ンプル状態からホールド状態に切り換わる。
すなわち、サンプルホールド回路12は、映像
信号S1の映像レベルが急激に下がつてS1≦Srと
なつた時にのみ、ホールド状態となつて、その直
前にサンプルリング(抽出)した積分出力をホー
ルド(保持)すると共に、そのホールド信号を出
力信号S4として出力し、それ以外のS1>Srの時
は映像信号S1に応じて変化する積分出力をそのま
ま出力信号S4として出力する。
また、カメラ1から“1”なるブランキング信
号BLKが出力されて、この信号BLKがOR回路
14を介してサンプルホートル回路12のS/H
端子に入力される毎に、サンプルホールド回路1
2はサンプル(抽出)状態になり、これによつて
一走査終了直前でS1≦Srとなつて積分出力が保
持されたままで一走査が終了しても、次の走査開
始時には略OV付近からサンプリングを開始でき
る。
したがつて、このように作用するサンプルホー
ルド回路12の出力信号S4は、映像信号S1に比較
する積分出力の性質を備えつつ、大きなキズなど
に起因する映像信号S1の大きな変動に対して影響
されなくなる。
レベルシフト回路15は、オペアンプ19の反
転入力端子に可変抵抗VR4によつて調整して得ら
れる電圧+V乃至−V間の任意の直流電圧Vxを
抵抗R4,R5を介して印加すると共に、その反転
入力端子と出力端子との間に帰還抵抗R6を接続
して、その反転入力端子にサンプルホールド回路
12の出力信号S4をスレシユホールドベルト調整
用可変抵抗VR3でレベル調整した積分回路10の
積合出力に応じた信号S5を印加するようにして構
成してあり、入力される信号S5を電圧Vxに応じ
て定まるレベル値ΔVだけ一様に低くレベルシフ
トしたレベルシフト信号S6を出力する。
切替値出力回路16は、直流電源+5Vとアー
スとの間に接続した可変抵抗VR5によつて構成し
てあり、予め調整して得た一定値を切替値として
の固定スレシユホールドレベルS7として出力す
る。
第1の比較回路としてのコンパレータ17は、
反転入力端子にレベルシフト信号S6を、非反転入
力端子に固定スレシユホールドレベルS7を夫々印
加して両者の大小を比較判定し、S6≧S7の時に出
力信号S8を“0”にすると共に、S6<S7の時に出
力信号S8を“1”にする。
なお、このコンパレータ17の出力側もプルア
ツプ用の抵抗R7を介して直流電源+5Vに接続し
てある。
スイツチ回路18は、コンパレータ17の出力
信号S8とこの出力信号S8をインバータで反転した
信号S8 との論理に応じて、レベルシフト信号S6
は固定スレシユホールドレベルS7の何れかを選択
的に出力するアナログスイツチ20によつて構成
してあり、S8が“0”でS8 が“1”の時、即ちS6
≧S7の時には接点20aの方のみをオンにしてレ
ベルシフト信号S6の方をスレシユホールドレベル
Srxとして選択出力し、S8が“1”でS8 が“0”
の時、即ちS6<S7の時には接点20bの方のみを
オンにして固定スレシユホールドレベルS7の方を
スレシユホールドレベルSrxとして選択出力す
る。
そして、このスイツチ回路18から出力される
スレシユホールドレベルSrxが第2の比較回路と
してのコンパレータ9の非反転入力端子に入力さ
れて、遅延映像信号S1′の二値化に供せられる。
次に作用を説明する。
映像信号S1は、積分回路10により小さな雑音
を除去された後、サンプルホールド回路12に入
力され、その出力信号S4はスレシユホールドレベ
ル調整用の可変抵抗VR3によつて分圧されて、レ
ベルシフト回路15におけるオペアンプ19の非
反転入力端子に信号S5として印加される。
このレベルシフト回路15は、謂わば非反転形
の作動増幅器であり、オペアンプ19の反転入力
端子に印加されるレベルシフト用の直流電圧Vx
は、可変抵抗VR4により正・負電圧の任意レベル
に調整が可能である。
したがつて、可変抵抗VR4による直流電圧Vx
を調整することによつて、信号S5を例えば第2図
イに示すように所定レベルΔVだけ一様に低くレ
ベルシフトしたレベルシフト信号S6を得ることが
できる。
つまり、このレベルシフト回路15は、最低レ
ベルが零の信号S5(映像信号S1も同様に最低レベ
ルは零)のゼロ点をマイナス側に移動させるゼロ
シフト回路とも云うべき回路である。
そして、このレベルシフト回路15が出力する
レベルシフト信号S6はコンパレータ17で固定ス
レシユホールドレベルS7と比較され、それによつ
てS6≧S7の時に“0”でS6<S7の時に“1”とな
る第2図ロに示すような信号S8を得る。
ところで、レベルシフト回路15から出力され
るレベルシフト信号S6を用いれば、映像信号S1
応じた信号S5よりS6の方が1フレームの信号幅に
亘つてΔVだけ一様にレベルシフトダウンしてい
るため、映像信号S1を広い範囲に亘つて安定して
精度良く二値化できるが、両端近くのゼロレベル
以下となつている部分では映像信号S1がゼロレベ
ル以下にならないため、その部分の二値化ができ
ない。
そこで、そのゼロレベルより高く、しかも映像
信号S1の両端付近において可能な限り広い範囲に
亘つてS1より低くなるように設定した固定スレシ
ユホールドレベルS7を使つて、S6がS7未満の時に
は、この固定スレシユホールドレベルS7によつて
映像信号S1を二値化することで、二値化範囲、即
ち有効視野を可能な限り広げようとするものであ
る。
すなわち、スイツチ回路18におけるアナログ
スイツチ20は、S8が“0”(S6≧S7)の時はレ
ベルシフト信号S6を、S8が“1”(S6<S7)の時
は固定スレシユホールドレベルS7を夫々スレシユ
ホールドレベルSrxとしてコンパレータ9の非反
転入力端子に入力する。
そして、コンパレータ9が、その非反転入力端
子に入力される第3図にイに示すようなスレシユ
ホールドレベルSrxと、遅延回路11を介して反
転入力端子に入力される遅延映像信号S1′とを比
較してS1′を二値化することにより、第3図ロに
示すようなロジツク信号(二値化映像信号)S2
得られる。
そして、このような二値化では、パラボラシエ
イデイングのある映像信号S1の両端近くであつて
もSrxはS1に対して一定レベル差を保つことがで
きるため、雑音に強くなるばかりか、SrxがS1
対する作動成分であることによる作用と、遅延回
路11の遅延補正作用によりキズ4などの黒点に
対応する信号レベルの落ち込み部分以外のところ
でS1′<Srxとなる部分がS1′の両端の極僅かな範
囲に限られ、それによつて有効視野を第3図ロに
ES2で示すように充分に広くできている。
第4図は、この発明の他の実施例を示す回路で
あり、第1図と対応する部分には同一符号を付し
ている。
この実施例は、第1図のレベルシフト回路15
と切替値出力回路16の代りに、レベルシフト回
路21と切替値出力回路22とを用いている以外
は、第1図の実施例と同様である。
レベルシフト回路21は、サンプルホールド回
路12の出力信号S4をレベル調整する可変抵抗
VR3(前実施例と共通)と、差動出力決定用の可
変抵抗VR6と、オペアンプ23及び抵抗R8,R9
等からなる反転形の差動増幅器と、オペアンプ2
4、及び抵抗R10〜R12等からなる反転増幅器と
によつて構成してあり、可変抵抗VR3で調整して
得られる第5図イに示すような信号S5を先ず反転
形の差動増幅器にて可変抵抗VR6で設定した信号
S9と差動増幅して破線で示すような信号S10を得
て、その得た信号S10を次段の反転増幅器で反転
することにより信号S5に対してΔVだけ一様に低
くレベルシフトしたレベルシフト信号S11を得る。
また、切替値出力回路22は、サンプルホール
ド回路12の出力信号S4をレベル調整する可変抵
抗VR7によつて構成され、積分出力に応じた出力
信号S4を予め定めた量だけ高分圧した値を第5図
イに1点鎖線で示す切替値としての浮動スレシユ
ホールドレベルS12として出力する。
そして、前実施例のレベルシフト信号S6と固定
スレシユホールドレベルS7に夫々対応する上記レ
ベルシフト信号S11と浮動スレシユホールドレベ
ルS12とをコンパレータ17で比較して、S11
S12の時に“0”でS11<S12の時に“1”となる
第5図ロに示すような信号S8を得る。
そして、スイツチ回路18において、上記コン
パレータ17の出力信号S8とその反転信号S8の論
理に応じて、S8が“0”でS8 が“1”の時、即ち
S11≧S12の時にレベルシフト信号S11を、S8
“1”でS8 が“0”の時、即ちS11<S12の時に浮
動スレシユホールドレベルS12を夫々スレシユホ
ールドレベルSryとしてコンパレータ9の非反転
入力端子に選択出力する。
このようにしても、前実施例と略同様な効果を
奏しつつ、第6図イ,ロに示すように遅延映像信
号S1′を広範な視野範囲ES3に亘つて二値化する
ことができる。
なお、上記実施例では、サンプルホールド回路
12を設けることによつて、スレシユホールドレ
ベルSrx,Sryから大きなキズなどに起因する映
像信号S1の大きな変動の影響を除去するようにし
た例に就て述べたが、このサンプルホールド回路
12は必らずしも設ける必要はない。
また、遅延回路11の方も、レベルシフト量を
ある程度大きくとれば省略することもできる。
〔発明の効果〕
以下説明してきたように、この発明によれば、
映像信号を二値化するためのスレシユホールドレ
ベルを映像信号の積分値の差動成分と、予め定め
た一定値又は映像信号の積分値をレベル調整した
値とを組み合わせて形成しているため、次のよう
な効果を奏する。
(1) 映像信号の雑音に強く、有効視野を広くでき
る。
(2) スレシユホールドレベル調整を容易にでき
る。
(3) スレシユホールドレベルを従来よりある程度
高くすることが可能となり、キズ、汚れなどの
検知能力が飛躍的に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第
2図及び第3図は夫々第1図の作用説明に供する
各部の信号波形図、第4図はこの発明の他の実施
例を示す回路図、第5図及び第6図は第4図の作
用説明に供する各部の信号波形図、第7図は視覚
認識装置の構成例を示すブロツク図、第8図は第
7図の映像信号S1の一例を示す波形図、第9図は
スレシユホールド積分式の二値化回路の従来例を
示す回路図、第10図は第9図の従来例の問題点
の説明に供する波形図である。 1……カメラ、9……コンパレータ(第2の比
較回路)、10……積分回路、15,21……レ
ベルシフト回路、16,22……切替値出力回
路、17……コンパレータ(第1の比較回路)、
18……スイツチ回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カメラから出力される映像信号を積分する積
    分回路と、 該影像信号の映像レベルが急激に下がつた場合
    と前記カメラのブランキング信号が入力された場
    合のうち少なくとも一方の場合に該積分回路の積
    分出力を保持し、これ以外の場合には前記積分回
    路の積分出力を出力するサンプルホールド回路
    と、 当該サンプルホールド回路を介して出力される
    前記積分出力を予め定めたレベル値だけ低くレベ
    ルシフトするレベルシフト回路と、 予め定めた一定値又は前記積分出力をレベル調
    整した値を切替値として出力する切替値出力回路
    と、 この切替値出力回路が出力する切替値と前記レ
    ベルシフト回路が出力するレベルシフト値とを比
    較する第1の比較回路と、 この第1の比較回路の比較結果に基づいて前記
    レベルシフト値が前記切替値以上の時に前記レベ
    ルシフト値を、前記レベルシフト値が前記切替値
    未満のときに前記切替値をそれぞれスレシユホー
    ルドベルトとして出力するスイツチ回路と、 このスイツチ回路から出力されるスレシユホー
    ルドベルトと前記映像信号との時間差を補償すべ
    く前記映像信号を遅延させて出力する遅延回路
    と、 前記スイツチ回路から出力されるスレシユホー
    ルドベルトと該遅延回路を介して出力される映像
    信号とを比較して該映像信号を二値化する第2の
    比較回路とによつて構成したことを特徴とする二
    値化回路。
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