JPH05149539A - 燃焼機の制御装置 - Google Patents
燃焼機の制御装置Info
- Publication number
- JPH05149539A JPH05149539A JP31228991A JP31228991A JPH05149539A JP H05149539 A JPH05149539 A JP H05149539A JP 31228991 A JP31228991 A JP 31228991A JP 31228991 A JP31228991 A JP 31228991A JP H05149539 A JPH05149539 A JP H05149539A
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- Japan
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- combustion
- temperature
- heat exchanger
- temperature sensor
- burner
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- Pending
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- Control Of Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
〔目的〕 給湯機，温水暖房機，温風暖房機等の燃焼機
の制御装置を提供する。 〔構成〕 燃焼装置１の外周に装着の熱交換器３の一部
に熱交換器の熱的出力を検出する温度センサ４を設け、
この温度センサ４の出力信号を制御回路となる燃焼制御
手段５に導き、この燃焼制御手段５の出力をガス弁６の
制御信号とし、温度センサ４の検出温度の単位時間当た
りの変化量を求め、この変化量が所定値以上のときに燃
焼を停止させるようにしたものである。
の制御装置を提供する。 〔構成〕 燃焼装置１の外周に装着の熱交換器３の一部
に熱交換器の熱的出力を検出する温度センサ４を設け、
この温度センサ４の出力信号を制御回路となる燃焼制御
手段５に導き、この燃焼制御手段５の出力をガス弁６の
制御信号とし、温度センサ４の検出温度の単位時間当た
りの変化量を求め、この変化量が所定値以上のときに燃
焼を停止させるようにしたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は給湯機，温水暖房機，
温風暖房機等の燃焼機の制御装置に関するものである。
温風暖房機等の燃焼機の制御装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来用いられている燃焼機の制御装置と
し、例えばガス燃焼装置の空炊き防止の制御装置として
は、図４に示すように、ガス燃焼装置ａの熱交換器ｂ或
いはその近傍に取り付けられた温水制御用の感温素子ｃ
とは別個にバイメタルサーモｄを設け、この出力信号を
燃焼制御手段ｅに入れ、この出力によりガス弁ｆを閉じ
る構成であり、空炊きの時の過昇温度を検出して燃焼を
停止させるものが一般的である。
し、例えばガス燃焼装置の空炊き防止の制御装置として
は、図４に示すように、ガス燃焼装置ａの熱交換器ｂ或
いはその近傍に取り付けられた温水制御用の感温素子ｃ
とは別個にバイメタルサーモｄを設け、この出力信号を
燃焼制御手段ｅに入れ、この出力によりガス弁ｆを閉じ
る構成であり、空炊きの時の過昇温度を検出して燃焼を
停止させるものが一般的である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように上
限の温度を決めておいて、その温度値に到達して初めて
燃焼を切る過昇温度を検出する方法では（図５の作動図
参照）、 機械式サーモや温度ヒューズで検出時間が
かかるため、燃焼停止前に熱交換器等にすでに多大なダ
メージが加わるものである。 サーモスタットの復帰
ディファレンシャルが大きいため、通常運転への復帰に
時間がかかる。また、温度ヒューズにおいては交換の手
段を要する、といった問題点があった。
限の温度を決めておいて、その温度値に到達して初めて
燃焼を切る過昇温度を検出する方法では（図５の作動図
参照）、 機械式サーモや温度ヒューズで検出時間が
かかるため、燃焼停止前に熱交換器等にすでに多大なダ
メージが加わるものである。 サーモスタットの復帰
ディファレンシャルが大きいため、通常運転への復帰に
時間がかかる。また、温度ヒューズにおいては交換の手
段を要する、といった問題点があった。
【０００４】本発明は上記実情に鑑み、過昇温度検出装
置（バイメタルサーモ）を不要とし、温度の上昇速度を
検出して上限温度に到達する以前に制御をするように
し、上記課題を解決する燃焼機の制御装置を提供するこ
とを目的としたものである。
置（バイメタルサーモ）を不要とし、温度の上昇速度を
検出して上限温度に到達する以前に制御をするように
し、上記課題を解決する燃焼機の制御装置を提供するこ
とを目的としたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、燃焼装置と、
この燃焼装置によって加熱される熱交換器と、この熱交
換器の熱的出力を検出する温度センサと、この温度セン
サの検出信号に応じて燃焼装置の燃焼を制御する制御燃
焼手段と、温度センサの検出信号の単位時間当たりの変
化量を求め、この変化量が所定値以上のときに燃焼を停
止させる安全制御手段とを備えたものである。
この燃焼装置によって加熱される熱交換器と、この熱交
換器の熱的出力を検出する温度センサと、この温度セン
サの検出信号に応じて燃焼装置の燃焼を制御する制御燃
焼手段と、温度センサの検出信号の単位時間当たりの変
化量を求め、この変化量が所定値以上のときに燃焼を停
止させる安全制御手段とを備えたものである。
【０００６】
【作用】上記のように、熱交換器の配管に取り付けられ
た温度センサとなる温水温度検出用素子にて温度の検出
を行い、この変化量をとらえ所定値以上か以下かを判別
し、通常の温水制御時に比べ著しく短時間に上昇があり
所定値以上となった時に過小負荷或いは空炊きと判断し
燃焼を止める。また、変化量が所定値以下の時は検出温
度に応じて燃焼量を制御するものである。
た温度センサとなる温水温度検出用素子にて温度の検出
を行い、この変化量をとらえ所定値以上か以下かを判別
し、通常の温水制御時に比べ著しく短時間に上昇があり
所定値以上となった時に過小負荷或いは空炊きと判断し
燃焼を止める。また、変化量が所定値以下の時は検出温
度に応じて燃焼量を制御するものである。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明
すれば、次の通りである。
すれば、次の通りである。
【０００８】図１乃至図３はガス燃焼器となる燃焼装置
を示し、１は下方にガス燃焼部２を配設した燃焼装置
で、該燃焼装置１の外周に巻き付けたパイプ状熱交換器
３の一部に温水制御用感温素子よりなる温度センサ４を
取り付け、該温度センサ４の出力を制御回路となる燃焼
制御手段５に導く構成とし、この燃焼制御手段５の制御
信号を燃焼装置１に供給するガス弁６の開度調整をする
ようにしている。
を示し、１は下方にガス燃焼部２を配設した燃焼装置
で、該燃焼装置１の外周に巻き付けたパイプ状熱交換器
３の一部に温水制御用感温素子よりなる温度センサ４を
取り付け、該温度センサ４の出力を制御回路となる燃焼
制御手段５に導く構成とし、この燃焼制御手段５の制御
信号を燃焼装置１に供給するガス弁６の開度調整をする
ようにしている。
【０００９】次にこの作用を説明すると、先ずこの燃焼
装置１の空炊き検出に際し、ガス弁６を経て流れるガス
にて燃焼装置１の燃焼部２で所定の燃焼を行えば、熱交
換器３内を流通せる循環水を温める。
装置１の空炊き検出に際し、ガス弁６を経て流れるガス
にて燃焼装置１の燃焼部２で所定の燃焼を行えば、熱交
換器３内を流通せる循環水を温める。
【００１０】ここにおいて、熱交換器３の側部に設けた
温度センサ４の温度検出で温度変化量を検出し、この変
化量が所定値以上、即ち温度上昇速度（勾配）が所定値
以上であると燃焼制御手段５が判断をすると、該燃焼制
御手段５から燃焼停止信号を発してガス弁６を閉じて燃
焼を止める。
温度センサ４の温度検出で温度変化量を検出し、この変
化量が所定値以上、即ち温度上昇速度（勾配）が所定値
以上であると燃焼制御手段５が判断をすると、該燃焼制
御手段５から燃焼停止信号を発してガス弁６を閉じて燃
焼を止める。
【００１１】いまこの制御を更に詳述すると、通常負荷
状態では、図２に示す作動グラフのようにある時間ΔＴ
での温度上昇はΔｄ1 程度以下の値となる。一方、空炊
き状態では同じΔＴ時間での温度上昇はΔｄ2 と大きく
なる。従って、この制御回路によりこの温度センサ４の
温度（一般には、サーミスタの抵抗値として検知する）
を、ある一定時間ごとに読み込み、そのときの温度が前
回読み込み時の温度に比べ、ある値Δｄ2 以上に上昇し
ていたとき、それを空炊き状態と判断し、ガス弁を閉じ
る信号を出力し、燃焼を停止させるものである。
状態では、図２に示す作動グラフのようにある時間ΔＴ
での温度上昇はΔｄ1 程度以下の値となる。一方、空炊
き状態では同じΔＴ時間での温度上昇はΔｄ2 と大きく
なる。従って、この制御回路によりこの温度センサ４の
温度（一般には、サーミスタの抵抗値として検知する）
を、ある一定時間ごとに読み込み、そのときの温度が前
回読み込み時の温度に比べ、ある値Δｄ2 以上に上昇し
ていたとき、それを空炊き状態と判断し、ガス弁を閉じ
る信号を出力し、燃焼を停止させるものである。
【００１２】
【発明の効果】上記のように、本発明の燃焼機の制御装
置は熱交換器の熱的出力を検出する温度センサで単位時
間当たりの温度の変化量を求め、この変化量が所定値以
上のときに燃焼停止をさせるようにしたため、高い信頼
性をもち、過昇温度検出装置を不要とし安価となり、給
湯機、温水暖房機の水漏れや、温風暖房機の対流用ファ
ンの故障などに起因する熱交換器の異常温度上昇を未然
に防止し、熱交換器を保護することができる。
置は熱交換器の熱的出力を検出する温度センサで単位時
間当たりの温度の変化量を求め、この変化量が所定値以
上のときに燃焼停止をさせるようにしたため、高い信頼
性をもち、過昇温度検出装置を不要とし安価となり、給
湯機、温水暖房機の水漏れや、温風暖房機の対流用ファ
ンの故障などに起因する熱交換器の異常温度上昇を未然
に防止し、熱交換器を保護することができる。
【図１】本発明の実施例を示す燃焼機の制御装置の概略
図である。
図である。
【図２】同作動グラフである。
【図３】同フローチャートである。
【図４】従来の概略図である。
【図５】同作動グラフである。
【符号の説明】 １ 燃焼装置 ３ 熱交換器 ４ 温度センサ ５ 燃焼制御手段 ６ ガス弁
Claims (1)
- 【請求項１】 燃焼装置と、この燃焼装置によって加熱
される熱交換器と、この熱交換器の熱的出力を検出する
温度センサと、この温度センサの検出信号に応じて燃焼
装置の燃焼を制御する制御燃焼手段と、温度センサの検
出信号の単位時間当たりの変化量を求め、この変化量が
所定値以上のときに燃焼を停止させる安全制御手段とを
備えたことを特徴とする燃焼機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31228991A JPH05149539A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 燃焼機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31228991A JPH05149539A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 燃焼機の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05149539A true JPH05149539A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18027461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31228991A Pending JPH05149539A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 燃焼機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05149539A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6006997A (en) * | 1995-07-04 | 1999-12-28 | J. Eberspacher Gmbh & Co. | Heating appliance, in particular for heating a motor vehicle passenger compartment |
| WO2010109617A1 (ja) * | 2009-03-26 | 2010-09-30 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP31228991A patent/JPH05149539A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6006997A (en) * | 1995-07-04 | 1999-12-28 | J. Eberspacher Gmbh & Co. | Heating appliance, in particular for heating a motor vehicle passenger compartment |
| WO2010109617A1 (ja) * | 2009-03-26 | 2010-09-30 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
| JPWO2010109617A1 (ja) * | 2009-03-26 | 2012-09-20 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
| JP5306449B2 (ja) * | 2009-03-26 | 2013-10-02 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
| US8844302B2 (en) | 2009-03-26 | 2014-09-30 | Mitsubishi Electric Corporation | Air-conditioning apparatus |
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