JPH05149501A - 排気再燃型コンバインドサイクルプラント - Google Patents
排気再燃型コンバインドサイクルプラントInfo
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- JPH05149501A JPH05149501A JP3339647A JP33964791A JPH05149501A JP H05149501 A JPH05149501 A JP H05149501A JP 3339647 A JP3339647 A JP 3339647A JP 33964791 A JP33964791 A JP 33964791A JP H05149501 A JPH05149501 A JP H05149501A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単なシステムにより適温のガスタービン排
気と給水とをボイラへ送給し得る排気再燃型コンバイン
ドサイクルプラントを提供する。 【構成】 ガスタービン１の排気ダクト２内にガスター
ビン排ガスクーラ１９を設け、ボイラ３へ連通する給水
管６に低圧給水加熱器７と高圧給水加熱器８とを配設
し、蒸気を蒸気タービン９から低圧給水加熱器７と高圧
給水加熱器８とへ送給する抽気管１０，１１を配管し、
煙道１３に低圧スタックガスクーラ１４を配設し、低圧
給水加熱器７の上流側の給水管６から分岐したバイパス
管１６に低圧スタックガスクーラ１４を接続し、高圧給
水加熱器８上流側の給水管６から分岐したバイパス管１
７にガスタービン排ガスクーラ１９を接続して、給水を
加熱するとともにガスタービン１の排気を冷却する。
気と給水とをボイラへ送給し得る排気再燃型コンバイン
ドサイクルプラントを提供する。 【構成】 ガスタービン１の排気ダクト２内にガスター
ビン排ガスクーラ１９を設け、ボイラ３へ連通する給水
管６に低圧給水加熱器７と高圧給水加熱器８とを配設
し、蒸気を蒸気タービン９から低圧給水加熱器７と高圧
給水加熱器８とへ送給する抽気管１０，１１を配管し、
煙道１３に低圧スタックガスクーラ１４を配設し、低圧
給水加熱器７の上流側の給水管６から分岐したバイパス
管１６に低圧スタックガスクーラ１４を接続し、高圧給
水加熱器８上流側の給水管６から分岐したバイパス管１
７にガスタービン排ガスクーラ１９を接続して、給水を
加熱するとともにガスタービン１の排気を冷却する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、排気再燃型コンバイン
ドサイクルプラントに関するものである。
ドサイクルプラントに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ガスタービンの排気をボイラの燃焼用空
気として利用することによって排熱を回収する排気再燃
型コンバインドサイクルプラントでは、ボイラの排ガス
が有する熱量を利用して燃焼用空気を予熱する必要がな
い。そこで、従来から蒸気サイクルの熱効率を高めるた
めに、蒸気タービンからの抽気によってボイラへの給水
を加熱する給水加熱器とともに、前記ボイラの排ガスが
有する熱量を利用してボイラへの給水を加熱するための
スタックガスクーラを併設することが行なわれている。
気として利用することによって排熱を回収する排気再燃
型コンバインドサイクルプラントでは、ボイラの排ガス
が有する熱量を利用して燃焼用空気を予熱する必要がな
い。そこで、従来から蒸気サイクルの熱効率を高めるた
めに、蒸気タービンからの抽気によってボイラへの給水
を加熱する給水加熱器とともに、前記ボイラの排ガスが
有する熱量を利用してボイラへの給水を加熱するための
スタックガスクーラを併設することが行なわれている。
【０００３】図２は従来の排気再燃型コンバインサイク
ルプラントの一例の概略を表す系統図であり、ガスター
ビン１の排気ダクト２をボイラ３の風箱２０へ接続し、
ボイラ３の節炭器５へ連通する給水管６の系統中に低圧
給水加熱器７と高圧給水加熱器８とを直列に設け、蒸気
タービン９内で膨張している途中の蒸気の一部を抽出
し、該抽気を前記低圧給水加熱器７と高圧給水加熱器８
とへ送給する２本の抽気管１０，１１を、蒸気タービン
９と低圧給水加熱器７、および蒸気タービン９と高圧給
水加熱器８のそれぞれの間に配管する。
ルプラントの一例の概略を表す系統図であり、ガスター
ビン１の排気ダクト２をボイラ３の風箱２０へ接続し、
ボイラ３の節炭器５へ連通する給水管６の系統中に低圧
給水加熱器７と高圧給水加熱器８とを直列に設け、蒸気
タービン９内で膨張している途中の蒸気の一部を抽出
し、該抽気を前記低圧給水加熱器７と高圧給水加熱器８
とへ送給する２本の抽気管１０，１１を、蒸気タービン
９と低圧給水加熱器７、および蒸気タービン９と高圧給
水加熱器８のそれぞれの間に配管する。
【０００４】また、ボイラ３の後部伝熱室１２から延び
る煙道１３内に低圧ガススタッククーラ１４と高圧スタ
ックガスクーラ１５とを配設し、前記低圧給水加熱器７
の上流側の給水管６から分岐し該低圧給水加熱器７の下
流側の給水管６へ接続するバイパス管１６に前記低圧ガ
ススタッククーラ１４を接続し、高圧給水加熱器８の上
流側の給水管６から分岐し該高圧給水加熱器８の下流側
の給水管６へ接続するバイパス管１７に前記高圧スタッ
クガスクーラ１５を接続する。
る煙道１３内に低圧ガススタッククーラ１４と高圧スタ
ックガスクーラ１５とを配設し、前記低圧給水加熱器７
の上流側の給水管６から分岐し該低圧給水加熱器７の下
流側の給水管６へ接続するバイパス管１６に前記低圧ガ
ススタッククーラ１４を接続し、高圧給水加熱器８の上
流側の給水管６から分岐し該高圧給水加熱器８の下流側
の給水管６へ接続するバイパス管１７に前記高圧スタッ
クガスクーラ１５を接続する。
【０００５】なお、１８は図示していない給水源の水を
ボイラ３へ供給するための給水ポンプである。
ボイラ３へ供給するための給水ポンプである。
【０００６】作動する給水ポンプ１８によりボイラ３へ
供給される水は、給水管６内を流れ低圧給水加熱器７お
よび高圧給水加熱器８を通過する間に、各抽気管１０，
１１を介して蒸気タービン９から前記低圧給水加熱器７
と高圧給水加熱器８とへ抽出される蒸気と伝熱面を通し
て熱交換を行ない加熱される。また、各バイパス管１
６，１７へ迂回して煙道１３に設けた低圧スタックガス
クーラ１４および高圧スタックガスクーラ１５をそれぞ
れ通過する一部の水は、該低圧スタックガスクーラ１４
および高圧スタックガスクーラ１５を通過する間に煙道
１３内を通過する排ガスと伝熱面を通して熱交換を行な
い加熱される。
供給される水は、給水管６内を流れ低圧給水加熱器７お
よび高圧給水加熱器８を通過する間に、各抽気管１０，
１１を介して蒸気タービン９から前記低圧給水加熱器７
と高圧給水加熱器８とへ抽出される蒸気と伝熱面を通し
て熱交換を行ない加熱される。また、各バイパス管１
６，１７へ迂回して煙道１３に設けた低圧スタックガス
クーラ１４および高圧スタックガスクーラ１５をそれぞ
れ通過する一部の水は、該低圧スタックガスクーラ１４
および高圧スタックガスクーラ１５を通過する間に煙道
１３内を通過する排ガスと伝熱面を通して熱交換を行な
い加熱される。
【０００７】図３は従来の排気再燃型コンバインサイク
ルプラントの他の例の概略を表す系統図であり、図中、
図２と同じものには同じ符号が付すことにより、一部の
説明を省略する。
ルプラントの他の例の概略を表す系統図であり、図中、
図２と同じものには同じ符号が付すことにより、一部の
説明を省略する。
【０００８】本実施例では、ガスタービン１の排気ダク
ト２内にガスタービン排ガスクーラ１９を設けている。
ト２内にガスタービン排ガスクーラ１９を設けている。
【０００９】そして、高圧給水加熱器８の上流側の給水
管６から分岐してボイラ３の後部伝熱室１２から延びる
煙道１３内に設けた高圧スタックガスクーラ１５に接続
したバイパス管１７を、前記ガスタービン排ガスクーラ
１９へ接続し、該ガスタービン排ガスクーラ１９を経て
前記高圧給水加熱器８の下流側の給水管６へ接続してい
る。
管６から分岐してボイラ３の後部伝熱室１２から延びる
煙道１３内に設けた高圧スタックガスクーラ１５に接続
したバイパス管１７を、前記ガスタービン排ガスクーラ
１９へ接続し、該ガスタービン排ガスクーラ１９を経て
前記高圧給水加熱器８の下流側の給水管６へ接続してい
る。
【００１０】図３に示すプラントにおける他の構造は図
２に示す従来例と変わるところはない。
２に示す従来例と変わるところはない。
【００１１】作動する給水ポンプ１８によりボイラ３へ
供給される水は、給水管６内を流れ低圧給水加熱器７お
よび高圧給水加熱器８を通過する間に各抽気管１０，１
１を介して蒸気タービン９から前記低圧給水加熱器７と
高圧給水加熱器８とへ抽出される蒸気と伝熱面を通して
熱交換を行ない加熱される。また、バイパス管１６へ迂
回して煙道１３に設けた低圧スタックガスクーラ１４を
通過する一部の水は、該低圧スタックガスクーラ１４を
通過する間に煙道１３内を通過する排ガスと伝熱面を通
して熱交換を行ない加熱され、さらにバイパス管１７へ
迂回して煙道１３に設けた高圧スタックガスクーラ１５
と、排気ダクト２に設けたガスタービン排ガスクーラ１
９とを通過する一部の水は、前記高圧スタックガスクー
ラ１５を通過する間に煙道１３内を通過する排ガスと伝
熱面を通して熱交換を行ない加熱され、前記ガスタービ
ン排ガスクーラ１９を通過する間に排ガスダクト２を通
過するガスタービン１の排気と伝熱面を介して熱交換を
行ない加熱される。
供給される水は、給水管６内を流れ低圧給水加熱器７お
よび高圧給水加熱器８を通過する間に各抽気管１０，１
１を介して蒸気タービン９から前記低圧給水加熱器７と
高圧給水加熱器８とへ抽出される蒸気と伝熱面を通して
熱交換を行ない加熱される。また、バイパス管１６へ迂
回して煙道１３に設けた低圧スタックガスクーラ１４を
通過する一部の水は、該低圧スタックガスクーラ１４を
通過する間に煙道１３内を通過する排ガスと伝熱面を通
して熱交換を行ない加熱され、さらにバイパス管１７へ
迂回して煙道１３に設けた高圧スタックガスクーラ１５
と、排気ダクト２に設けたガスタービン排ガスクーラ１
９とを通過する一部の水は、前記高圧スタックガスクー
ラ１５を通過する間に煙道１３内を通過する排ガスと伝
熱面を通して熱交換を行ない加熱され、前記ガスタービ
ン排ガスクーラ１９を通過する間に排ガスダクト２を通
過するガスタービン１の排気と伝熱面を介して熱交換を
行ない加熱される。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近で
はガスタービンの発達とともにガスタービンの排気温度
が上昇し高温化しているので、前述の図２に示す排気再
燃型コンバインドサイクルプラントでは、ボイラ３の風
箱２０の耐力を増強する必要が生じ高級材を使用しなけ
ればならず、また図３に示す排気再燃型コンバインドサ
イクルプラントでは、システムが複雑であり、かつ高圧
スタックガスクーラ１５とガスタービン排ガスクーラ１
９とによる給水の収熱が過大になりスチーミングが生じ
るなどの問題があった。
はガスタービンの発達とともにガスタービンの排気温度
が上昇し高温化しているので、前述の図２に示す排気再
燃型コンバインドサイクルプラントでは、ボイラ３の風
箱２０の耐力を増強する必要が生じ高級材を使用しなけ
ればならず、また図３に示す排気再燃型コンバインドサ
イクルプラントでは、システムが複雑であり、かつ高圧
スタックガスクーラ１５とガスタービン排ガスクーラ１
９とによる給水の収熱が過大になりスチーミングが生じ
るなどの問題があった。
【００１３】本発明は、前述の実情に鑑み、簡単なシス
テムにより適当な温度のガスタービン排気をボイラへ送
給し得る排気再燃型コンバインドサイクルプラントを提
供することを目的としてなしたものである。
テムにより適当な温度のガスタービン排気をボイラへ送
給し得る排気再燃型コンバインドサイクルプラントを提
供することを目的としてなしたものである。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明は、ボイラの節炭
器へ連通する給水管の系統中に低圧給水加熱器と高圧給
水加熱器とを直列に配設し、蒸気タービン内で膨張中の
蒸気の一部を抽出する抽気管を、蒸気タービンと低圧給
水加熱器、および蒸気タービンと高圧給水加熱器との各
間に配管し、ボイラの後部伝熱室から延びる煙道内に低
圧スタックガスクーラを配設し、前記低圧給水加熱器の
上流側の給水管から分岐し該低圧給水加熱器の下流側の
給水管へ接続するバイパス管に前記低圧スタックガスク
ーラを接続し、ボイラの風箱へ連通するガスタービンの
排気ダクト内にガスタービン排ガスクーラを設け、高圧
給水加熱器の上流側の給水管から分岐し該高圧給水加熱
器の下流側の給水管へ接続するバイパス管に前記ガスタ
ービン排ガスクーラを接続した構成としている。
器へ連通する給水管の系統中に低圧給水加熱器と高圧給
水加熱器とを直列に配設し、蒸気タービン内で膨張中の
蒸気の一部を抽出する抽気管を、蒸気タービンと低圧給
水加熱器、および蒸気タービンと高圧給水加熱器との各
間に配管し、ボイラの後部伝熱室から延びる煙道内に低
圧スタックガスクーラを配設し、前記低圧給水加熱器の
上流側の給水管から分岐し該低圧給水加熱器の下流側の
給水管へ接続するバイパス管に前記低圧スタックガスク
ーラを接続し、ボイラの風箱へ連通するガスタービンの
排気ダクト内にガスタービン排ガスクーラを設け、高圧
給水加熱器の上流側の給水管から分岐し該高圧給水加熱
器の下流側の給水管へ接続するバイパス管に前記ガスタ
ービン排ガスクーラを接続した構成としている。
【００１５】
【作用】従って、本発明では、ボイラへ供給される水
は、給水管内を流れ低圧給水加熱器および高圧給水加熱
器を通過する間に各抽気管を介して蒸気タービンから前
記低圧給水加熱器と高圧給水加熱器とへ抽出される蒸気
と伝熱面を通して熱交換を行ない加熱され、バイパス管
へ迂回して煙道に設けた低圧スタックガスクーラを通過
する一部の水は、該低圧スタックガスクーラを通過する
間に煙道内を通過する排ガスと伝熱面を通して熱交換を
行ない加熱され、さらに別のバイパス管へ迂回して排気
ダクトに設けたガスタービン排ガスクーラを通過する一
部の水は、該ガスタービン排ガスクーラを通過する間に
排ガスダクトを通過するガスタービンの排気と伝熱面を
介して熱交換を行ない加熱される。
は、給水管内を流れ低圧給水加熱器および高圧給水加熱
器を通過する間に各抽気管を介して蒸気タービンから前
記低圧給水加熱器と高圧給水加熱器とへ抽出される蒸気
と伝熱面を通して熱交換を行ない加熱され、バイパス管
へ迂回して煙道に設けた低圧スタックガスクーラを通過
する一部の水は、該低圧スタックガスクーラを通過する
間に煙道内を通過する排ガスと伝熱面を通して熱交換を
行ない加熱され、さらに別のバイパス管へ迂回して排気
ダクトに設けたガスタービン排ガスクーラを通過する一
部の水は、該ガスタービン排ガスクーラを通過する間に
排ガスダクトを通過するガスタービンの排気と伝熱面を
介して熱交換を行ない加熱される。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
明する。
【００１７】図１は本発明の排気再燃型コンバインドサ
イクルプラントの概略を表す系統図である。図中、図２
および図３と同じものには同じ符号が付してある。
イクルプラントの概略を表す系統図である。図中、図２
および図３と同じものには同じ符号が付してある。
【００１８】１はガスタービン、３はボイラであり、前
記ガスタービン１とボイラ３の風箱２０との間をガスタ
ービン１の排気ダクト２により接続し、前記ガスタービ
ン１の排気とボイラ３への給水との間で熱交換を行なわ
せ排気を冷却し給水を加熱するガスタービン排ガスクー
ラ１９を前記排気ダクト２内に設ける。
記ガスタービン１とボイラ３の風箱２０との間をガスタ
ービン１の排気ダクト２により接続し、前記ガスタービ
ン１の排気とボイラ３への給水との間で熱交換を行なわ
せ排気を冷却し給水を加熱するガスタービン排ガスクー
ラ１９を前記排気ダクト２内に設ける。
【００１９】また、ボイラ３の節炭器５へ連通する給水
管６の系統中に低圧給水加熱器７と高圧給水加熱器８と
を直列に配設し、蒸気タービン９内で膨張中の蒸気の一
部を抽出して前記低圧給水加熱器７へ送給する抽気管１
０を前記蒸気タービン９と低圧給水加熱器７との間に配
管し、また蒸気タービン９内で膨張中の蒸気の一部を抽
出して前記高圧給水加熱器８へ送給する抽気管１１を前
記蒸気タービン９と高圧給水加熱器８の間に配管する。
管６の系統中に低圧給水加熱器７と高圧給水加熱器８と
を直列に配設し、蒸気タービン９内で膨張中の蒸気の一
部を抽出して前記低圧給水加熱器７へ送給する抽気管１
０を前記蒸気タービン９と低圧給水加熱器７との間に配
管し、また蒸気タービン９内で膨張中の蒸気の一部を抽
出して前記高圧給水加熱器８へ送給する抽気管１１を前
記蒸気タービン９と高圧給水加熱器８の間に配管する。
【００２０】さらに、ボイラ３の後部伝熱室１２から延
びる煙道１３内に低圧スタックガスクーラ１４を配設
し、前記低圧給水加熱器７の上流側の給水管６から分岐
し該低圧給水加熱器７の下流側の給水管６へ接続するバ
イパス管１６を設けて該バイパス管１６に前記低圧スタ
ックガスクーラ１４を接続する。
びる煙道１３内に低圧スタックガスクーラ１４を配設
し、前記低圧給水加熱器７の上流側の給水管６から分岐
し該低圧給水加熱器７の下流側の給水管６へ接続するバ
イパス管１６を設けて該バイパス管１６に前記低圧スタ
ックガスクーラ１４を接続する。
【００２１】さらにまた、前記高圧給水加熱器８の上流
側の給水管６から分岐し該高圧給水加熱器８の下流側の
給水管６へ接続するバイパス管１７を設けて該バイパス
管１７に前記ガスタービン１の排気ダクト２内に設けた
ガスタービン排ガスクーラ１９を接続する。
側の給水管６から分岐し該高圧給水加熱器８の下流側の
給水管６へ接続するバイパス管１７を設けて該バイパス
管１７に前記ガスタービン１の排気ダクト２内に設けた
ガスタービン排ガスクーラ１９を接続する。
【００２２】作動する給水ポンプ１８によりボイラ３へ
供給される水は、給水管６内を流れ低圧給水加熱器７お
よび高圧給水加熱器８を通過する間に抽気管１０を介し
て蒸気タービン９から前記低圧給水加熱器７へ抽出され
る蒸気、および抽気管１１を介して蒸気タービン９から
前記高圧給水加熱器８へ抽出される蒸気と、伝熱面を通
して熱交換を行ない加熱される。
供給される水は、給水管６内を流れ低圧給水加熱器７お
よび高圧給水加熱器８を通過する間に抽気管１０を介し
て蒸気タービン９から前記低圧給水加熱器７へ抽出され
る蒸気、および抽気管１１を介して蒸気タービン９から
前記高圧給水加熱器８へ抽出される蒸気と、伝熱面を通
して熱交換を行ない加熱される。
【００２３】また、バイパス管１６へ迂回して煙道１３
に設けた低圧スタックガスクーラ１４を通過する一部の
水は、該低圧スタックガスクーラ１４を通過する間に煙
道１３内を通過する排ガスと伝熱面を通して熱交換を行
ない加熱される。
に設けた低圧スタックガスクーラ１４を通過する一部の
水は、該低圧スタックガスクーラ１４を通過する間に煙
道１３内を通過する排ガスと伝熱面を通して熱交換を行
ない加熱される。
【００２４】さらに、バイパス管１７へ迂回して排気ダ
クト２に設けたガスタービン排ガスクーラ１９を通過す
る一部の水は、該ガスタービン排ガスクーラ１９を通過
する間に排ガスダクト２を通過するガスタービン１の排
気と伝熱面を介して熱交換を行ない加熱される。
クト２に設けたガスタービン排ガスクーラ１９を通過す
る一部の水は、該ガスタービン排ガスクーラ１９を通過
する間に排ガスダクト２を通過するガスタービン１の排
気と伝熱面を介して熱交換を行ない加熱される。
【００２５】前記によれば、煙道内には低圧スタックガ
スクーラのみを設け、高圧スタックガスクーラを省略
し、ガスタービンの排気ダクト内にガスタービン排ガス
クーラを設けたので、図３に示す従来例に比べ簡単なシ
ステム構成となる。また、給水の収熱を抑制することが
可能となるので、スチーミングを回避し易くなる。さら
に、ガスタービンの排気温度を適度に保つことが可能と
なるので、ボイラの風箱の材質を高級化して耐力を上げ
る必要がない。
スクーラのみを設け、高圧スタックガスクーラを省略
し、ガスタービンの排気ダクト内にガスタービン排ガス
クーラを設けたので、図３に示す従来例に比べ簡単なシ
ステム構成となる。また、給水の収熱を抑制することが
可能となるので、スチーミングを回避し易くなる。さら
に、ガスタービンの排気温度を適度に保つことが可能と
なるので、ボイラの風箱の材質を高級化して耐力を上げ
る必要がない。
【００２６】なお、本発明は前述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【００２７】
【発明の効果】本発明の排気再燃型コンバインドサイク
ルプラントによれば、煙道内に低圧スタックガスクーラ
のみを設け、高圧スタックガスクーラを省略し、ガスタ
ービンの排気ダクト内にガスタービン排ガスクーラを設
けたので、下記のごとき種々の優れた効果を奏し得る。
ルプラントによれば、煙道内に低圧スタックガスクーラ
のみを設け、高圧スタックガスクーラを省略し、ガスタ
ービンの排気ダクト内にガスタービン排ガスクーラを設
けたので、下記のごとき種々の優れた効果を奏し得る。
【００２８】Ｉ）簡単なシステム構成となる。
【００２９】ＩＩ）給水の収熱を抑制することが可能と
なるので、スチーミングを回避し易くなる。
なるので、スチーミングを回避し易くなる。
【００３０】ＩＩＩ）ガスタービンの排気温度を適度に
保つことが可能となるので、ボイラの風箱の材質を高級
化して耐力を上げる必要がない。
保つことが可能となるので、ボイラの風箱の材質を高級
化して耐力を上げる必要がない。
【図１】本発明の排気再燃型コンバインドサイクルプラ
ントの概略を表す系統図である。
ントの概略を表す系統図である。
【図２】従来の排気再燃型コンバインドサイクルプラン
トの一例の概略を表す系統図である。
トの一例の概略を表す系統図である。
【図３】従来の排気再燃型コンバインドサイクルプラン
トの他の例の概略を表す系統図である。
トの他の例の概略を表す系統図である。
１ ガスタービン ２ 排気ダクト ３ ボイラ ４ 火炉 ５ 節炭器 ６ 給水管 ７ 低圧給水加熱器 ８ 高圧給水加熱器 ９ 蒸気タービン １０ 抽気管 １１ 抽気管 １２ 後部伝熱室 １３ 煙道 １４ 低圧スタックガスクーラ １６ バイパス管 １７ バイパス管 １９ ガスタービン排ガスクーラ ２０ 風箱
Claims (1)
- 【請求項１】 ボイラの節炭器へ連通する給水管の系統
中に低圧給水加熱器と高圧給水加熱器とを直列に配設
し、蒸気タービン内で膨張中の蒸気の一部を抽出する抽
気管を、蒸気タービンと低圧給水加熱器、および蒸気タ
ービンと高圧給水加熱器との各間に配管し、ボイラの後
部伝熱室から延びる煙道内に低圧スタックガスクーラを
配設し、前記低圧給水加熱器の上流側の給水管から分岐
し該低圧給水加熱器の下流側の給水管へ接続するバイパ
ス管に前記低圧スタックガスクーラを接続し、ボイラの
風箱へ連通するガスタービンの排気ダクト内にガスター
ビン排ガスクーラを設け、高圧給水加熱器の上流側の給
水管から分岐し該高圧給水加熱器の下流側の給水管へ接
続するバイパス管に前記ガスタービン排ガスクーラを接
続したことを特徴とする排気再燃型コンバインドサイク
ルプラント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3339647A JPH05149501A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 排気再燃型コンバインドサイクルプラント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3339647A JPH05149501A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 排気再燃型コンバインドサイクルプラント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05149501A true JPH05149501A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18329483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3339647A Pending JPH05149501A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 排気再燃型コンバインドサイクルプラント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05149501A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011111450A1 (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-15 | 株式会社日立製作所 | 石炭火力発電プラント及び石炭火力発電プラントの運転方法 |
| CN102191959A (zh) * | 2011-03-29 | 2011-09-21 | 冯伟忠 | 锅炉烟气余热梯级回收利用的方法及其装置 |
| JP2016142213A (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-08 | 一般財団法人電力中央研究所 | 発電設備及び外部発電設備 |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP3339647A patent/JPH05149501A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011111450A1 (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-15 | 株式会社日立製作所 | 石炭火力発電プラント及び石炭火力発電プラントの運転方法 |
| JP2011190696A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Hitachi Ltd | 石炭火力発電プラント及び石炭火力発電プラントの運転方法 |
| CN102191959A (zh) * | 2011-03-29 | 2011-09-21 | 冯伟忠 | 锅炉烟气余热梯级回收利用的方法及其装置 |
| JP2016142213A (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-08 | 一般財団法人電力中央研究所 | 発電設備及び外部発電設備 |
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