JPH05149184A - エンジンの出力トルク検出方法 - Google Patents

エンジンの出力トルク検出方法

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JPH05149184A
JPH05149184A JP31103891A JP31103891A JPH05149184A JP H05149184 A JPH05149184 A JP H05149184A JP 31103891 A JP31103891 A JP 31103891A JP 31103891 A JP31103891 A JP 31103891A JP H05149184 A JPH05149184 A JP H05149184A
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JP
Japan
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engine
torque
correction factor
loss
correction coefficient
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Application number
JP31103891A
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English (en)
Inventor
Hiroya Ookumo
浩哉 大雲
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの運転状態に応じた正確な出力トル
クを検出し、制御性を向上させる。 【構成】 エンジン回転数NEと吸入管圧力PMとに基づ
いて基本トルクTEを算出する(S102)。次に、吸気温補
正係数KTAと高地補正係数KPAとを乗算して充填効率補
正係数K1を算出し(S103)、エアコン補正係数KAC、電
気負荷補正係数KEL、冷却水温補正係数KTWを加算して
損失補正係数K2を算出する(S104)。そして、充填効率
補正係数K1と損失補正係数K2とを基本トルクTEに乗
算して補正トルクTE’を算出し、この補正トルクTE’
をエンジンの出力トルクとする(S105)。これにより、吸
入空気の充填効率、エアコン、各種電気負荷などのエン
ジン補機類による負荷損失、及び、エンジン冷態時の摩
擦による損失を考慮してエンジン運転状態に応じた正確
な出力トルクを検出することができ、制御性を高めるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検出精度を向上したエ
ンジンの出力トルク検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車などの車輌においては、オ
ートマチックトランスミッションが急速に普及し、それ
に伴い変速機が電子制御化されるようになった。この変
速機の電子制御においては、車輌の走行性能や燃費を考
慮してエンジンの出力が最も効率良く伝達されるように
制御する必要があり、このため、エンジンの出力トルク
を正確に検出しなければならない。
【0003】特に、伝達損失が少なく、変速ショックの
ない無段変速機においては、エンジンの出力トルクを正
確に検出することが重要であり、例えば、特開昭60−
73160号公報には、エンジン回転数、スロットル開
度、大気圧の関数としてエンジントルクを求め、このエ
ンジントルクに関係して無段変速機のライン圧を制御す
る技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ンの出力トルクをより正確に求めるには、吸入空気の充
填効率を考慮し、さらに、エアコンのコンプレッサ、オ
ルタネータなどの補機類による損失、各種電気負荷によ
る損失、低温時の摩擦損失などを考慮にいれる必要があ
り、エンジンの運転状態を正確に把握しなければならな
い。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、エンジンの運転状態に応じた正確な出力トルクを検
出し、制御性を向上させることのできるエンジンの出力
トルク検出方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のエンジンの出力
トルク検出方法は、エンジン回転数とエンジン負荷とに
基づいてエンジンの基本トルクを算出する手順と、吸気
温度と大気圧とに基づいて、エンジンの吸気充填効率に
係わる充填効率補正係数を算出する手順と、エンジンの
補機類による負荷とエンジン温度とに基づいて、エンジ
ンの損失トルクに係わる損失補正係数を算出する手順
と、上記基本トルクを、上記充填効率補正係数と上記損
失補正係数とにより補正し、エンジンの出力トルクを検
出する手順とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明のエンジンの出力トルク検出方法では、
エンジン回転数とエンジン負荷とに基づいてエンジンの
基本トルクを算出し、この基本トルクを、吸気温度と大
気圧とに基づいて算出したエンジンの吸気充填効率に係
わる充填効率補正係数と、エンジンの補機類による負荷
とエンジン温度とに基づいて算出したエンジンの損失ト
ルクに係わる損失補正係数とにより補正し、エンジンの
出力トルクを検出する。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図面は本発明の一実施例を示し、図1はトルク検
出手順を示すフローチャート、図2はエンジン制御系の
概略図、図3はECVTの概略構成図、図4は電子制御
系の回路構成図、図5はエンジン回転数及び吸入管圧力
と基本トルクとの関係を示すグラフ、図6は吸気温度と
吸気温補正係数との関係を示すグラフ、図7は大気圧と
高地補正係数との関係を示すグラフ、図8はエアコン信
号とエアコン補正係数との関係を示すグラフ、図9は電
気負荷信号と電気負荷補正係数との関係を示すグラフ、
図10は冷却水温と冷却水温補正係数との関係を示すグ
ラフである。
【0009】図2において、符号1はエンジン(図にお
いては、直列4気筒型エンジン)であり、このエンジン
1のシリンダヘッド2に形成された吸気ポート2aにイ
ンテークマニホルド3が連通され、このインテークマニ
ホルド3にエアチャンバ4が連通されている。このエア
チャンバ4にはスロットルボディ5が連設され、このス
ロットルボディ5上流側にエアクリーナ6が取付けられ
ている。
【0010】上記エアチャンバ4には、吸気温センサ7
が臨まされるとともに、フィルタ8を介して吸入管圧力
センサ9が取り付けられており、上記エアチャンバ4に
連通する上記スロットルボディ5のスロットル通路5a
に、スロットルバルブ10が介装され、このスロットル
バルブ10にスロットル開度センサ11が連設されてい
る。
【0011】また、上記スロットル通路5aの上記スロ
ットルバルブ5下流側からバイパス通路12が延出さ
れ、このバイパス通路12に、アイドル回転数を制御す
るためのアイドルスピードコントロール(ISC)バル
ブ13が介装されている。上記バイパス通路12は、上
記ISCバルブ13を経て上記スロットルボディ5に接
続されており、冷却水温が低いとき開弁し、エンジン冷
態始動時及び暖機運転中に必要な量の空気を上記スロッ
トルバルブ5をバイパスさせて燃焼室に供給してファー
ストアイドル制御を行なうためのサーモエアバルブ14
を介して、上記スロットルバルブ5下流側に連通され
る。
【0012】また、上記エアチャンバ4と上記エアクリ
ーナ6とを連通する通路に、エアコン作動時にアイドリ
ング回転数をアップするためのファーストアイドルコン
トロール(FICD)バルブ15と、高地走行、電気負
荷変動時などにおいてメインのISCバルブ13の全開
付近で作動し、アイドリング回転数の安定化を図るため
のサブISCバルブ16とが並列に介装されている。
【0013】一方、符号17は燃料タンクであり、この
燃料タンク17内にインタンク式の燃料ポンプ18が設
けられ、この燃料ポンプ18に接続される燃料通路19
が、上記燃料タンク17から延出されている。上記燃料
通路19には、上記燃料タンク17側から、燃料フィル
タ20、フューエルダンパ21が順に介装されており、
上記吸気ポート2aに臨まされたインジェクタ22に連
通され、さらに、プレッシャレギュレータ23を経て上
記燃料タンク17に戻されている。
【0014】また、上記エンジン1のシリンダヘッド2
に形成された冷却水通路24に冷却水温センサ25が臨
まされ、さらに、上記シリンダヘッド2の排気ポート2
bに連通するエグゾーストマニホルド26の集合部に、
O2 センサ27が臨まされている。尚、符号28は触媒
コンバータ、符号29aはサブマフラ、符号29bはメ
インマフラである。
【0015】また、上記エンジン1の燃焼室に点火プラ
グ30が臨まされ、この点火プラグ30がデストリビュ
ータ31に接続されている。このデストリビュータ31
には、クランク角検出用の電磁ピックアップなどからな
るクランク角センサ32と気筒判別用の電磁ピックアッ
プなどからなる気筒判別センサ33とが内蔵されてお
り、これらのセンサ32,33は、上記エンジン1のカ
ムシャフトに連設されて回動するロータ31aに対設さ
れている。尚、上記クランク角センサ32、気筒判別セ
ンサ33は、電磁ピックアップなどの磁気センサに限ら
ず、光センサなどでも良い。
【0016】上記エンジン1の出力は、電子制御無段変
速機(ECVT)40に伝達され、無段階の変速が行な
われる。このECVT40は、図3に示すように、発進
用の電磁クラッチ41に、図示しない前後進切換機構を
介してプライマリプーリ42が連結され、このプライマ
リプーリ42にスチールベルト43を介してセカンダリ
プーリ44が連結されている。
【0017】上記電磁クラッチ41は、エンジン1の出
力軸に連結されるドライブプレート41a外周に設けら
れたドライブメンバ41bと、電磁コイルを内設したド
リブンメンバ41cとの間に入れた電磁粉を介して動力
を伝達するクラッチであり、伝達トルクは上記ドリブン
メンバ41cの電磁コイルに通電する電流の強さに比例
する。尚、上記ドリブンメンバ41cは、上記プライマ
リプーリ42の入力軸42aに軸着されている。
【0018】また、上記プライマリプーリ42は、入力
軸42aに固定されるプーリ42bと、このプーリ42
bに対向し、軸方向へ移動可能で回転方向に固定される
可動シープ42cとを有し、上記プーリ42bと一体で
回転するケース42dと上記可動シープ42cとの間に
油室42eが形成されている。
【0019】上記ケース42dの外周には、上記プライ
マリプーリ42の回転数を検出する電磁ピックアップな
どからなるプーリ回転数センサ45が対設されており、
上記可動シープ42cの外周には、軸方向位置から変速
比を検出する変速レシオセンサ46が取り付けられてい
る。
【0020】上記セカンダリプーリ44は、同様に、上
記プライマリプーリ42の入力軸42aと平行に配置さ
れた出力軸44aに固定されるプーリ44bと、このプ
ーリ44bに対向し、軸方向へ移動可能で回転方向に固
定される可動シープ44cとを有し、上記プーリ44b
と一体で回転するケース44dと上記可動シープ44c
との間に油室44eが形成されている。
【0021】上記プライマリプーリ42及びセカンダリ
プーリ44の各可動シープ42c,44cは、オイルポ
ンプ47から油圧コントロールバルブシステム48を介
して各油室42e,44eへ供給されるプライマリ及び
セカンダリ油圧によって軸方向の位置が制御され、プー
リ溝幅が可変される。その結果、スチールベルト43の
プーリ斜面への掛かり半径が変化して速度比が制御さ
れ、上記セカンダリプーリ44の出力軸44aに伝達さ
れたエンジン1の出力が、図示しない終減速機構を介し
て車軸に伝達されるようになっている。
【0022】一方、図4に示すように、電子制御系は、
エンジン1の空燃比制御、点火時期制御などを行なうエ
ンジン制御用電子制御装置(エンジン制御用ECU)5
0に、例えばシリアル通信ラインなどを介して、ECV
T40の制御を行なうECVT用ECU51が接続され
て構成されている。
【0023】上記エンジン制御用ECU50及びECV
T制御用ECU51は、ともにマイクロコンピュータな
どから構成され、上記エンジン制御用ECU50の入力
ポートには、吸気温センサ7、吸入管圧力センサ9、ス
ロットル開度センサ11、冷却水温センサ25、O2セ
ンサ27、クランク角センサ32、気筒判別センサ3
3、大気圧センサ52、各種電気負荷スイッチ53、車
速センサ54、及び、エアコンスイッチ55などのセン
サ・スイッチ類が接続され、上記ECVT制御用ECU
51の入力ポートには、プーリ回転数センサ45、変速
レシオセンサ46、車速センサ54、エアコンスイッチ
55、ブレーキスイッチ56、インヒビタスイッチ5
7、アクセルスイッチ58、アクセル開度スイッチ59
などのセンサ・スイッチ類が接続されている。
【0024】また、上記エンジン制御用ECU50の出
力ポートには、ISCバルブ13、サブISCバルブ1
6、FICDバルブ15、インジェクタ22、燃料ポン
プリレー60、及び、二次側がデストリビュータ31に
接続される点火コイル61などのアクチュエータ類が接
続され、上記ECVT制御用ECU51の出力ポートに
は、電磁クラッチ41、油圧コントロールバルブシステ
ム48などのECVT用アクチュエータ類が接続されて
いる。
【0025】上記エンジン制御用ECU50では、予め
記憶された制御プログラムに従って、各センサ類からの
エンジン運転状態を表す制御パラメータに基づいて、燃
料噴射量、点火時期などを演算するとともに、エンジン
1の出力トルクを、制御パラメータから演算し、この演
算したトルクデータを、例えばシリアル通信ラインを介
してECVT制御用ECU51に送信する。
【0026】ECVT制御用ECU51では、各センサ
・スイッチ類からの信号に基づいて電磁クラッチ41の
通電電流を制御するとともに、上記エンジン制御用EC
U50から受信したトルクデータ及び各センサ・スイッ
チ類からの信号に基づいてECVT40の油圧コントロ
ールバルブシステム48を作動させ、プライマリ及びセ
カンダリのライン圧を調圧してECVT40の制御を行
なう。
【0027】次に、エンジン1の出力トルク検出手順
を、図1のフローチャートに従って説明する。
【0028】ステップS101で、エンジン回転数NE、吸
入管圧力PM、吸気温度TA、大気圧PA、エアコン信号
AC、電気負荷信号EL、冷却水温TWなどの制御パラ
メータを読み込むと、まず、ステップS102で、エンジン
回転数NEと、エンジン負荷としての吸入管圧力PMとに
基づいて基本トルクTEを算出する。この基本トルクTE
は、エンジン回転数NEと吸入管圧力PMとの関数f1(N
E,PM)により算出され、図5に示すように、吸入管圧力
PMが一定の場合、所定のエンジン回転数で極大点を有
し、吸入管圧力PMが増大するにつれて基本トルクTEの
値が大きくなる曲線群で示される。
【0029】尚、エンジン負荷として、上述の吸入管圧
力PMに代えて、吸入空気量、燃料噴射量などを採用し
ても良い。
【0030】次いで、ステップS103へ進み、吸気温度T
Aの関数f2(TA)より吸気温補正係数KTAを算出するとと
もに、大気圧PAの関数f3(PA)より高地補正係数KPAを
算出し、吸気温補正係数KTAと高地補正係数KPAとを乗
算してエンジンの吸気充填効率に係わる充填効率補正係
数K1を算出する(K1←KTA×KPA)。
【0031】上記吸気温補正係数KTAは、図6に示すよ
うに、吸気温度TAに対する減少関数で示される補正係
数であり、また、高地補正係数KPAは、図7に示すよう
に、標準気圧(760mmHg)での係数を1として、
車輌の走行する高度に応じて補正するための係数であ
り、吸入管圧力PMを絶対圧で測定する場合には、図
中、実線で示すように、高度に対する減少関数、吸入管
圧力PMを相対圧で測定する場合には、図中、破線で示
すように、高度に対する増加関数で示される。
【0032】次に、ステップS104へ進むと、エアコンス
イッチ55からのエアコン信号ACによる関数f4(AC)
と、電気負荷スイッチ53からの電気負荷信号ELによ
る関数f5(EL)と、エンジン温度としての冷却水温TWの
関数f6(TW)とから、それぞれ、エアコン補正係数KA
C、電気負荷補正係数KEL、冷却水温補正係数KTWを算
出し、これらの補正係数KAC、KEL、KTWを加算してエ
ンジンの損失トルクに係わる損失補正係数K2を算出す
る(K2←KAC+KEL+KTW)。
【0033】図8に示すように、エアコン補正係数KAC
は、エアコンスイッチ55がOFFでコンプレッサが作
動していない場合には0であり、エアコンスイッチ55
がONでコンプレッサが作動している場合に所定の値と
なる二値関数で示され、同様に、電気負荷補正係数KEL
は、図9に示すように、電気負荷スイッチ53がOFF
の場合には0であり、電気負荷スイッチ53がONの場
合に所定の値となる二値関数で示される。また、冷却水
温補正係数KTWは、図10に示すように、冷却水温TW
に対する減少関数で示される。
【0034】そして、ステップS105で、上記ステップS1
01で算出した基本トルクTEに、上記ステップS103で算
出した充填効率補正係数K1と、上記ステップS104で算
出した損失補正係数K2とを乗算して補正トルクTE’を
算出し(TE’←TE×K1×K2)、この補正トルクT
E’をエンジン1の出力トルクとする。
【0035】この出力トルクTE’は、エンジン制御用
ECU50から、ECVT制御用ECU51に送信さ
れ、ECVT制御用ECU51では、油圧コントロール
バルブシステム48内の図示しない調圧バルブに対する
制御電圧を、例えば、出力トルクTE’、プライマリプ
ーリ42のプーリ回転数NP、変速レシオRP、アクセル
開度θの関数として演算し、ECVT40のライン圧を
制御する。
【0036】この場合、エンジン1の出力トルクは、吸
入空気の充填効率、エアコン、各種電気負荷などのエン
ジン補機類による負荷損失、及び、エンジン冷態時の摩
擦による損失を考慮して基本トルクTEを補正するた
め、常に、エンジン運転状態に応じた正確な出力トルク
が検出され、例えばECVT40などの制御性を高める
ことができるのである。
【0037】尚、本実施例では、トルク検出をエンジン
制御用ECU50にて行なう例について説明したが、E
CVT制御用ECU51にてトルク検出を行なうように
しても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、エ
ンジン回転数とエンジン負荷とに基づいて算出した基本
トルクを、吸気温度と大気圧とに基づいて算出したエン
ジンの吸気充填効率に係わる充填効率補正係数と、エン
ジンの補機類による負荷とエンジン温度とに基づいて算
出したエンジンの損失トルクに係わる損失補正係数とに
より補正してエンジンの出力トルクを検出するため、エ
ンジンの運転状態に応じた正確な出力トルクを検出する
ことができ、制御性を向上させることができるなど優れ
た効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トルク検出手順を示すフローチャート
【図2】エンジン制御系の概略図
【図3】ECVTの概略構成図
【図4】電子制御系の回路構成図
【図5】エンジン回転数及び吸入管圧力と基本トルクと
の関係を示すグラフ
【図6】吸気温度と吸気温補正係数との関係を示すグラ
【図7】大気圧と高地補正係数との関係を示すグラフ
【図8】エアコン信号とエアコン補正係数との関係を示
すグラフ
【図9】電気負荷信号と電気負荷補正係数との関係を示
すグラフ
【図10】冷却水温と冷却水温補正係数との関係を示す
グラフ
【符号の説明】
NE エンジン回転数 PM 吸入管圧力 TA 吸気温度 PA 大気圧 TW 冷却水温 TE 基本トルク K1 充填効率補正係数 K2 損失補正係数 TE’ 補正トルク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン回転数とエンジン負荷とに基づ
    いてエンジンの基本トルクを算出する手順と、 吸気温度と大気圧とに基づいて、エンジンの吸気充填効
    率に係わる充填効率補正係数を算出する手順と、 エンジンの補機類による負荷とエンジン温度とに基づい
    て、エンジンの損失トルクに係わる損失補正係数を算出
    する手順と、 上記基本トルクを、上記充填効率補正係数と上記損失補
    正係数とにより補正し、エンジンの出力トルクを検出す
    る手順とを備えたことを特徴とするエンジンの出力トル
    ク検出方法。
JP31103891A 1991-11-26 1991-11-26 エンジンの出力トルク検出方法 Pending JPH05149184A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012007583A (ja) * 2010-06-28 2012-01-12 Mitsubishi Motors Corp エンジンの制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012007583A (ja) * 2010-06-28 2012-01-12 Mitsubishi Motors Corp エンジンの制御装置

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