JPH05148921A - ブロツク - Google Patents

ブロツク

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JPH05148921A
JPH05148921A JP3318114A JP31811491A JPH05148921A JP H05148921 A JPH05148921 A JP H05148921A JP 3318114 A JP3318114 A JP 3318114A JP 31811491 A JP31811491 A JP 31811491A JP H05148921 A JPH05148921 A JP H05148921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support frame
side walls
wall
engaging
block
Prior art date
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Pending
Application number
JP3318114A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimichi Fujieda
嘉道 藤枝
Kunio Ohira
邦夫 大平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Jushi Corp filed Critical Sekisui Jushi Corp
Priority to JP3318114A priority Critical patent/JPH05148921A/ja
Publication of JPH05148921A publication Critical patent/JPH05148921A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連結して部屋内の間仕切壁用の壁面体として
使用されるブロックであって、連結構造を有する支持枠
と脱着自在な面部材とで形成され、支持枠は連結具を使
用せず簡単にワンタッチで連結され、且つ面部材の部分
的ないし全体的な脱着により模様替え等を容易にする。 【構成】 四方の側壁11から形成される角筒状の支持
枠1の両端開口部12にそれぞれ面部材2を嵌着する。
支持枠1の直交する二方の側壁11Aには係合凸部13
を形成する。前記二方の側壁11Aに相対向する他の二
方の側壁11Bには、隣接される他の支持枠1の前記係
合凸部13と係合される係合凹部14を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として部屋内の間仕
切壁用として使用されるブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスやロビー等部屋の間仕切
壁用として板状パネルに代わり、部屋の採光やインテリ
ア的な美感を増すため、透明もしくは半透明で、かつ色
彩や凹凸により模様の施された多数のブロックを順次連
結して壁面体を形成することがよく行われている。
【0003】従来のブロックにおいては、プレス成形さ
れた2個の箱型ガラス片を高温で加熱熔着して一体化さ
れたブロックであって、隣接される各ブロック間や目地
面にセメントや接着剤を塗布して該接着力により連結さ
れるようになされたもの、もしくは合成樹脂からなる二
個の箱体が嵌合一体化されたブロックであって、該二個
の箱体の各々の四隅の側壁に立設された連結片に連結具
を嵌着せしめ順次連結されるようになされたものがあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
ブロックにおいて、前者は連結するのにセメントや接着
剤が乾燥固化するまで接着強度が出ないため施工に時間
がかかると共に、経日的なセメント等の劣化により該接
着強度が低下する問題があった。また該ブロックを連結
して形成した壁面体では、模様替え等を行おうとする
と、セメント等の目地を破壊してブロック毎取り替えね
ばならないため、大変な手間であった。
【0005】一方後者のブロックにおいては、連結する
のに連結具等他の部材が必要であると共に該連結具の取
り付け作業が煩わしく、また各々の四隅の側壁に立設さ
れた連結片にて連結されているため、正面及び背面方向
の荷重に対して強度的に弱いという問題があった。また
該ブロックを連結して形成した壁面体では、部分的また
は全体的な模様替え等についても、いちいち連結具を外
してブロック毎取り替えねばならないため、作業が煩わ
しかった。
【0006】本発明は、従来のブロックが有していた上
記の問題点を解消し、連結具や目地材等を一切使用せず
簡単にワンタッチで連結され、かつ部分的ないし全体的
な模様替え等についても容易であると共に、連結強度の
高いブロックを提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成としている。すなわち、こ
の発明に係るブロックは、四方の側壁から形成される角
筒状の支持枠と、該支持枠の両端開口部にそれぞれ嵌着
される二個の面部材からなり、前記支持枠の直交する二
方の側壁には係合凸部が形成され、前記二方の側壁に相
対向する他の二方の側壁には、隣接される他の支持枠の
前記係合凸部と係合される係合凹部が形成されたことを
特徴としている。
【0008】
【作用】本発明のブロックによる連結方法について説明
すれば、前記のように支持枠の直交する二方の側壁には
係合凸部が形成され、前記二方の側壁に相対向する他の
二方の側壁には、隣接される他の支持枠の前記係合凸部
と係合される係合凹部が形成されているので、該係合凹
部を隣接する他のブロックの支持枠に形成された前記係
合凸部に係合させれば、任意の壁面方向に順次連結され
る。
【0009】また本発明のブロックを連結して形成され
た壁面体の部分的または全体的な模様替え等の方法につ
いて説明すれば、順次連結されているブロックにおい
て、各支持枠には別個に形成された面部材が嵌着されて
いるので、部分的または全体的に、面部材を支持枠から
取り外し、色彩や模様等の異なった新しい面部材を支持
枠に嵌着させればよい。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明に係るブロックの分解斜視図、
図2は図1のブロックにて形成された壁面体の一実施例
を示す正面説明図、図3は図2の隣接する2つのブロッ
クの連結部分をしめす拡大縦断面図である。
【0011】図において、1は四方の側壁11から形成
される角筒状の支持枠であり、12は該支持枠1の両端
に形成された開口部である。支持枠1の材料としては成
型性及び軽量化の面からアクリル樹脂やポリカーボネー
ト樹脂等の合成樹脂が好適に使用され、また寸法は一辺
約200mmの方形状で幅60mm程度のものが好適に
使用されるが、材料、寸法ともこれに限定されるもので
はなく、適宜部屋の大きさや設置場所により決定されれ
ばよい。
【0012】支持枠1の四方の各側壁11の両端縁に
は、外側面が目地面となされた鍔15が各々周設されて
いる。該鍔15の上面は、該支持枠1が連結される際、
隣接される他の支持枠1の前記鍔15と互いに突き合わ
せ状に当接されて、隣接される支持枠1間の位置決めが
なされる。
【0013】また、前記四方の側壁11において、直交
する二方の側壁11Aには、図3のように側壁11Aの
長手方向に沿って、側壁11の中心線に対し対称に二個
一対の平行なリブ状の係合凸部13が形成されている。
該一対の係合凸部13の高さは前記鍔15の高さよりや
や高くなされている。さらに前記二方の側壁11Aに相
対向する他の二方の側壁11Bには、該側壁11Bの長
手方向に二個一対の平行な突条16が立設され、該突条
16と側壁11Bの両端縁に形成された鍔15との間に
係合凹部14が各々形成されている。
【0014】なお前記一対の突条16の高さは前記鍔1
5の高さと同一となされていると共に、該一対の突条1
6の外壁面間の距離は前記一対の係合凸部13の内壁面
間の距離と略同一となされており、当該支持枠1を隣接
する他の支持枠1に連結せしめる際、隣接する他の支持
枠1に形成された前記係合凸部13の内壁面と当該支持
枠1の突条16の外壁面とが当接され、前記係合凸部1
3に係合凹部14がガタがなく係合される。
【0015】もっとも、前記係合凸部13と係合凹部1
4の形状、位置共これに限定されるものではなく、側壁
11Aの長手方向に沿って小突起を適当な間隔で設け、
側壁11Bの長手方向には、これに対応する窪みを設け
て係合されるようになされてもよい。
【0016】また、側壁11の中心線上の適宜箇所には
取付孔17が穿設され、該取付孔17にボルト等を螺入
して支持枠1が壁面フレーム3に固着されるようになさ
れている。さらに側壁11には該側壁11と相対向する
側壁11まで貫通される通孔18が穿設されており、必
要に応じて該通孔18から支持枠1内に電灯や光学繊維
等の光源(図示せず)を挿入し、発光標示を行わせても
よい。
【0017】2は前記支持枠1の両端開口部12に嵌着
される箱状の面部材であり、成型性や軽量化の面からア
クリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の合成樹脂が好適
であるが、これに限定されるものではない。該面部材2
は支持枠1の鍔15の大きさよりひとまわり小さくなさ
れた面壁21と、該面壁21裏面の外周部に立設され、
前記支持枠1の開口部12に嵌挿される嵌着部22とか
ら形成されている。
【0018】前記面壁21は無色または着色がされてい
てもよいし、色彩や凹凸などにより文字、図形、模様等
が施され、用途に応じて種々の装飾効果を発揮するよう
にされてもよい。また、支持枠1の両端開口部12に同
じ面部材2をそれぞれ嵌着してもよいし、色彩や模様等
が異なった面部材2をそれぞれ嵌着してもよい。
【0019】上記構成によるブロックを使用した壁面体
の組立手順について説明する。まず、壁面フレーム3に
組み立てるべき複数の支持枠1を設置し、該各々の支持
枠1の側壁11に穿設された取付孔17にボルト等を螺
入して該支持枠1を壁面フレーム3に固着して、一段目
の支持枠1が組立られる。次に二段目からの支持枠1の
組立については、一段目の支持枠1の係合凸部13に、
二段目用の支持枠1の係合凹部14を当接せしめて係合
させればよい。
【0020】以下、同様にして三段目以降の支持枠1を
所定の高さまで積み重ねた後、最上段の支持枠1の上面
に水平方向の壁面フレーム3を設置して、一段目と同様
に最上段の各々の支持枠1の取付孔17にボルト等を螺
入して、該支持枠1を壁面フレーム3に固着すれば支持
枠1の組立が完了する。
【0021】次に、面部材2の嵌着部22を組立られた
支持枠1の両端開口部12に順次嵌着させ、該面部材2
の面壁21の裏面が支持枠1の鍔15に当接されるまで
嵌挿することにより壁面体が完成する。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように本発明ブロックは、
支持枠の直交する二方の側壁には係合凸部が形成され、
前記二方の側壁に相対向する他の二方の側壁には、隣接
される他の支持枠の前記係合凸部と係合される係合凹部
が形成されているので、該ブロックを連結させるには、
支持枠の係合凹部を隣接する他の支持枠の係合凸部に係
合させるだけでよく、連結具等他の部材を使用せずに任
意の壁面方向にワンタッチで順次連結されると共に、各
ブロックは支持枠の四方の側壁に形成された係合凸部と
係合凹部との係合により連結されているので、正面及び
背面方向からの荷重に対しても丈夫である。
【0023】また本発明ブロックは、支持枠の両端開口
部にそれぞれ別個に形成された面部材が嵌着されている
ので、用途に応じて種々の面部材を嵌着することができ
ると共に、該ブロックを連結して形成された壁面体は、
部分的ないし全体的な模様替えの場合や面部材が一部破
損した場合でも、支持枠をいちいちばらさなくても、支
持枠から取り替えようとする部分の面部材を取りはず
し、別の模様等が施された面部材や新しい面部材を支持
枠に嵌着させればよいので、模様替えや補修が手軽にで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るブロックの分解斜視図である。
【図2】図1のブロックにて形成された壁面体の一実施
例を示す正面説明図である。
【図3】図2の隣接する2つのブロックの連結部分を示
す拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 支持枠 11 側壁 12 開口部 13 係合凸部 14 係合凹部 15 鍔 16 突条 2 面部材 21 面壁 22 嵌着部 3 壁面フレーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】四方の側壁11から形成される角筒状の支
    持枠1と、該支持枠1の両端開口部12にそれぞれ嵌着
    される二個の面部材2からなり、前記支持枠1の直交す
    る二方の側壁11Aには係合凸部13が形成され、前記
    二方の側壁11Aに相対向する他の二方の側壁11Bに
    は、隣接される他の支持枠1の前記係合凸部13と係合
    される係合凹部14が形成されたブロック。
JP3318114A 1991-12-02 1991-12-02 ブロツク Pending JPH05148921A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3318114A JPH05148921A (ja) 1991-12-02 1991-12-02 ブロツク

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JP3318114A JPH05148921A (ja) 1991-12-02 1991-12-02 ブロツク

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JPH05148921A true JPH05148921A (ja) 1993-06-15

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ID=18095652

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JP3318114A Pending JPH05148921A (ja) 1991-12-02 1991-12-02 ブロツク

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008045389A (ja) * 2006-11-06 2008-02-28 Koyu Tekko:Kk 透明ブロック構築体
KR20170095522A (ko) * 2016-02-15 2017-08-23 (주)포밍코리아 블록형 친환경 인테리어 월

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS496912B1 (ja) * 1970-07-15 1974-02-16

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