JPH0514787Y2 - - Google Patents

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JPH0514787Y2
JPH0514787Y2 JP1987071004U JP7100487U JPH0514787Y2 JP H0514787 Y2 JPH0514787 Y2 JP H0514787Y2 JP 1987071004 U JP1987071004 U JP 1987071004U JP 7100487 U JP7100487 U JP 7100487U JP H0514787 Y2 JPH0514787 Y2 JP H0514787Y2
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shelves
shelf
meat
elevating
interlocking rod
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Commercial Cooking Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば食肉などの食品を冷凍室や加
熱室内に装入、取出するに容易で、しかも該食肉
を高能率で成形しつつ冷凍し得るように創作した
台車形のラツクに関するものである。
〔従来の技術〕
食肉を冷凍室内に装入して冷凍する場合、食肉
を載置する棚を熱の良導体で構成するとともに、
該棚に伝熱フインを設けると、冷凍所要時間が短
縮されることは公知である。
また、食肉を冷凍する際、1対のプレス板の間
で挾圧しつつ冷凍すると、板状の固形になつて爾
後のハンドリング(搬送、加工、検査、計数、包
装、箱詰など)に便利であることも知られてい
る。
また、冷凍すべき食肉を台車に搭載して運搬す
ると冷凍室への装入、取出が容易であることも知
られている。
然しながら、従来一般に、前記三つの技術は
個々別々に適用され、関連性を有しなかつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記三つの技術(伝熱フイン、プレス冷凍、台
車搭載)を関連させて適用すると相乗効果が得ら
れる。例えば、フイン付きの板でプレスしながら
冷凍すると、板と食肉との接触面積が増加するの
で、挟圧しない場合に比して更に冷却効率が向上
する。
しかし乍ら、従来において、これら三つの技術
を関連適用できなかつた理由は、 (i) 台車上に搭載し得る、簡単で実用的なプレス
装置の無いこと、及び、 (ii) 台車上にプレス装置その他を搭載すると、該
台車に搭載し得る食肉の量が減少してしまつ
て、トータルな観点から評価すると能率向上に
反すること、 による。
本考案は上述の事情に鑑みて為されたもので、
搭載量を減少させることなく、食肉をプレス成形
しつつ、高能率で冷凍することが出来、食肉以外
の食品にも、加熱にも適用し得る、台車形のラツ
クを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成する為に創作した本考案は、 (a) 車輪を備えた車台に設置した少なくとも4本
の支柱と、 (b) 上記の支柱に支承された複数対の棚板とを有
し、 (c) 上記複数対の棚板の各対の棚板は、互いに対
向する面の反対側の面に伝熱フインを備えたも
のであり、かつ、 (d) 前記各対の棚板の片方は支柱に対して固定さ
れた固定棚板であり、 (e) 該各対の棚板の他方は支柱に対して摺動自在
に支承された昇降棚板であり、 (f) 前記複数の昇降棚板は相互に連動ロツドで連
結されたものであり、 (g) 上記昇降棚板を固定棚板に接近、離間せしめ
る方向に前記の連動ロツドを往復駆動する手動
レバーと、 (h) 上記連動ロツドを離間方向に付勢するスプリ
ングと、 (i) 該連動ロツドの離間方向の移動を係止するラ
チエツト手段とを設けたものである。
〔作用〕
上記の構成によれば、1個の手動レバーによつ
て複数組の棚板の接近、離間作動を操作でき、し
かも、挟圧状態の保持と解除とが容易に行われ、
その上、棚板の駆動手段が簡単な構成であるため
台車の搭載可能量を減少させない。
〔実施例〕
第4図は、本考案に係る熱処理用ラツクの1実
施例から駆動操作部材を除いて、模式的に描いた
分解斜視図である。
台車1に4個の車輪2が取り付けられる。そし
て該台車1に4本の支柱3が立設される。
6枚の固定棚5a〜5fは、それぞれその下面
に冷却フインを一体連設して軽合金で構成され、
支柱3に固着される。
6枚の昇降棚6a〜6fは、それぞれ前記固定
棚5a〜5fの上方に配設され、支柱3によつて
上下摺動自在に支承される。
第1図は本考案の1実施例の正面図、第2図は
同じく側面図である。
模式的な分解斜視図(駆動手段を除いた図)で
ある第4図と同一の図面参照番号を付した車台
1、車輪2、支柱3、固定棚5a〜5f、及び昇
降棚6a〜6fは、それぞれ対応する同様の部材
を示している。
4本の支柱3の上端部は梁7で連結されてい
る。なお、本実施例においては、最下段の固定棚
5fが車台の役目を兼ねている。本発明を実施す
る際、前記支柱3の設置本数は、通常の場合は本
実施例のごとく4本とすることが好適である。棚
板の形状が細長い長方形で長尺のときは6本もし
くはそれ以上とした方が良い場合も有る。
6枚の昇降棚6a〜6fを、連動ロツド8で相
互に連結する。本例の連結ロツド8は、第2図に
現われているように1対設けられている。
梁7に対して回動自在に支承されたレバー軸1
0の片側の端に、手動操作レバー9a及び駆動レ
バー9bが固着されている。また、該レバー軸1
0の他端には駆動レバー9bのみが固着されてい
る。
上記駆動レバー9bの先端と、前記連動ロツド
8の上端とは回動自在に連結されていて、手動操
作レバー9aを矢印u−dの如く回動させると、
連動ロツド8が上下動する。連動ロツド8の上下
動に伴つて、これに固着された昇降棚6a〜6f
が昇降する。本第1図は縮尺が小さいので、前記
の駆動レバー9bと連動ロツド8との連結部分の
詳細な構成が表わされていない。この部分につい
ては第3図を参照して後述する。
第3図は上記と異なる実施例(左右が勝手違い
になつている点のみ異なる)における操作部材を
示す部分的拡大図である。手動操作レバーを、実
線で示した9a′位置に操作すると、連動ロツド8
が実線で描いた位置となり、昇降棚は上昇位置
(実線)6a-1となる。そして手動操作レバーを鎖
線で示した9a位置に操作すると、昇降棚は下降
位置(鎖線)6a-2となる。前記の駆動レバー9
bの先端はレバー軸10を中心とする円弧を描い
て回動し、一方、連動ロツド8は上下方向に直線
動する。そこで、該連動ロツド8の上端部に連結
ピン8aを固着するとともに、前記駆動レバー9
bの先端付近に長孔9b-1を設けて摺動および回
動自在に嵌合してある。本第3図は複数組の固定
棚・昇降棚の内、上端部のみを描いてあるが、昇
降棚の全数(6枚)は連動して上下動する。
ハツチングを付して示した12は、固定棚5a
と昇降棚6a-2との間に挟圧された食肉の1例を
表わしている。これは1例であつて、本考案の装
置を使用する際、通常は全部の棚の全面に食肉を
並べて挟圧する。
図示を省略するが、レバー軸10にラチエツト
を設けて、食肉12を挟圧した状態で係止できる
ようにしてある。
第1図、第2図に示した11はスプリングであ
つて、本例は所謂バネ筒を用い、昇降棚6a〜6
fを上昇せしめる方向(固定棚5a〜5fに対し
て離間する方向)に付勢している。
本実施例においては、1個の手動操作レバー9
aによつて6枚の昇降棚6a〜6fを一斉に昇降
せしめることが出来、しかも、上昇させた状態を
スプリング11で保持できるので、固定棚5a〜
5fの上に食肉を並べる操作が容易であり、棚面
積の全部を利用し得る。
また、食肉を固定棚5a〜5fと昇降棚6a〜
6fとの間に挟圧した状態をラチエツトで保持し
たり解除したりする操作も容易である。
そして、食肉を並べて挟圧した状態で台車1を
押して冷凍室に出し入れすることも容易に行われ
る。
さらに、食肉をフイン付き棚板で挟圧するの
で、棚板と食肉とが広い面積で密着して伝熱を良
くする効果と、棚板に伝わつた熱がフインから高
能率で放散される効果とが相乗され、食品は奇麗
な板状に、迅速に凍結する。
第5図は本実施例における冷却効果を従来例と
比較して示した図表で、次記各点の温度(縦軸)
降下と時間(横軸)との関係を表わしている。
第6図Aは従来例の測温点A1,A2,A3を示し
ており、冷却フイン付の棚板上に食肉を置いた状
態を描いてある。
第6図Bは、本実施例において、フイン付きの
2枚の棚板の間に食肉を挟んだ状態の測温点B1
B2,B3を示している。
このような状態で、−35°の冷凍庫中における温
度降下を測定した結果、第5図のカーブA1〜A3
及びカーブB1〜B3が得られた。
10℃の食肉を−25℃に冷凍するに要する時間は
本実施例で100分間、従来例(第6図A)で400分
間であり、冷凍所要時間を1/4に短縮できた。
その上、第6図Aの状態で凍結させた食肉塊の
頂面は大きい凹凸を有するのに比し、第6図Bの
状態で凍結させた食肉は奇麗な厚板状となり、そ
の後のハンドリング(搬送、加工、計数、検査、
包装、箱詰め)に至便である。また、本例のラツ
クは、食品を搭載して、加熱室に搬入、搬出する
こともできる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案の熱処理用ラツク
は、多量の食肉を搭載し、該食肉をプレス成形し
つつ高能率で冷却したり、ボイルしたりすること
が出来、しかも冷凍室や加熱室への搬入、搬出が
容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の正面図、第2図は
同じく側面図である。第3図は上記と勝手違いに
構成した実施例の操作部材を説明するための部分
的正面図である。第4図は本考案の基本的構造を
説明するため、駆動部材を除いて模式的に描いた
分解斜視図である。第5図は前記実施例の作用、
効果を説明するための図表であり、第6図は上記
図表の説明図である。 1……台車、2……車輪、3……支柱、5a〜
5f……固定棚、6a〜6f……昇降棚、7……
梁、8……連動ロツド、9a……手動操作レバ
ー、9b……駆動レバー、10……レバー軸、1
1……スプリング、12……食肉。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 車輪を備えた車台に設置した少なくとも4本
    の支柱と、 (b) 上記の支柱に支承された複数対の棚板とを有
    し、 (c) 上記複数対の棚板の各対の棚板は、互いに対
    向する面の反対側の面に伝熱フインを備えたも
    のであり、かつ、 (d) 前記各対の棚板の片方は支柱に対して固定さ
    れた固定棚板であり、 (e) 該各対の棚板の他方は支柱に対して摺動自在
    に支承された昇降棚板であり、 (f) 前記複数の昇降棚板は相互に連動ロツドで連
    結されたものであり、 (g) 上記昇降棚板を固定棚板に接近、離間せしめ
    る方向に前記の連動ロツドを往復駆動する手動
    レバーと、 (h) 上記連動ロツドを離間方向に付勢するスプリ
    ングと、 (i) 該連動ロツドの離間方向の移動を係止するラ
    チエツト手段とを備えたことを特徴とする、食
    品の熱処理用ラツク。
JP1987071004U 1987-05-14 1987-05-14 Expired - Lifetime JPH0514787Y2 (ja)

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