JPH05147784A - ウエブのキヤリア装置 - Google Patents

ウエブのキヤリア装置

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JPH05147784A
JPH05147784A JP31068291A JP31068291A JPH05147784A JP H05147784 A JPH05147784 A JP H05147784A JP 31068291 A JP31068291 A JP 31068291A JP 31068291 A JP31068291 A JP 31068291A JP H05147784 A JPH05147784 A JP H05147784A
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web
carrier
rope
ropes
roller
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JP31068291A
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Tsuneo Inui
恒雄 乾
Masuo Kabutomori
真州雄 兜森
Hideo Egami
秀男 江上
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 パスローラの搬送路から外れたり、キャリア
ロープに巻き込まれたりしないでウェブを円滑に搬送す
ると共に、ウェブとリーダウェブとの連結を自動化でき
るウェブのキャリア装置10を提供する。 【構成】 駆動モータ44によって移動するキャリアロ
ープ18、20をパスローラ12の両側に配設し、この
キャリアロープ18、20に渡しロープ66を架け渡
し、渡しロープ66の所定の位置にリーダウェブ68を
取付ける。ウェブ16は、渡しロープ66及びリーダウ
ェブ68を介してキャリアロープ18、20で搬送さ
れ、搬送中にパスローラ12の搬送路から外れたりキャ
リアロープ18、20に巻き込まれたりせず円滑に搬送
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウェブのキャリア装置に
係り、特にウェブの先端部にキャリアロープを連結し、
該キャリアロープを移動することによりウェブを所定の
搬送路に通すことに用いられるウェブのキャリア装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ウェブのキャリア装置は図4に示
すように、一本の無端状キャリアロープ1にガイド片
(以下、リーダウェブという)2を介して帯状のウェブ
3を連結し、このキャリアロープ1を図中矢印方向に移
動させることによりウェブ3をパスローラ4の搬送路に
向けて搬送する。前記キャリアロープ1はパスローラ
4、4の片側に設けられた複数のガイドローラ5、5…
に張設されると共に、これらのガイドローラ5、5…の
うちの一つのガイドローラ5に連結された駆動モータ6
を作動することによって移動することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ウェブのキャリア装置では、キャリアロープ1がパスロ
ーラ4の片側に設けられているので、キャリアロープ1
を移動させるとウェブ3がキャリアロープ1側に引き寄
せられ、ウェブ3が搬送中にパスローラ4の搬送路から
外れたり、キャリアロープ1に巻き込まれたりするとい
う欠点がある。
【0004】また、従来のウェブのキャリア装置は、リ
ーダウェブ2の位置を再現性良く一定位置にセットする
ことができないので自動化に適さず、ウェブ3とリーダ
ウェブ2とを手作業で連結しなければならないという欠
点がある。本発明はこのような事情に鑑みてなされたも
ので、ウェブを円滑に搬送することができると共に、ウ
ェブとリーダウェブとの連結を自動化できるウェブのキ
ャリア装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、ウェブの先端部にキャリアロープを連結し、
該キャリアロープを移動することによりウェブを所定の
搬送路に通すウェブのキャリア装置に於いて、ウェブの
搬送方向に対し直交方向に配設され、ウェブを搬送する
パスローラと、パスローラの両側でウェブの搬送方向に
沿って平行に配設されたキャリアロープと、パスローラ
の両側のキャリアロープを前記搬送方向に同速度で移動
させる駆動モータと、パスローラの両側のキャリアロー
プ間に架け渡され、ウェブの先端部が連結された渡しロ
ープと、から成ることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、先ず、パスローラの搬送路ま
で案内されるべきウェブの先端部を渡しロープに連結す
る。次に、駆動モータを作動してウェブをパスローラの
両側のキャリアロープ、及び渡しロープを介して搬送方
向に搬送する。これにより、ウェブは、搬送中にキャリ
アロープに引き寄せられることなくキャリアロープに対
して平行に搬送されるようになるので、パスローラの搬
送路から外れたりキャリアロープに巻き込まれたりせず
円滑に搬送される。また、前記ウェブの先端部を渡しロ
ープの所定の位置に取付けることにより、ウェブの取付
位置をウェブの幅方向に対して一定位置にしたので、ウ
ェブと渡しロープとの接続を自動化できる。
【0007】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るウェブの
キャリア装置の好ましい実施例について詳説する。図1
は本発明に係るウェブのキャリア装置10の第1実施例
が示され、このウェブのキャリア装置10には一対のパ
スローラ12、14が設けられる。この一対のパスロー
ラ12、14は平行に配置されると共にウェブ16の搬
送方向に直交して配設され、パスローラ12がウェブ搬
送経路の入口部に、パスローラ14がウェブ搬送経路の
出口部にそれぞれ設けられる。また、前記パスローラ1
2、14の長さは、ウェブ16の幅よりも長めに形成さ
れている。
【0008】前記パスローラ12、14の両側には、無
端状に形成された一対のキャリアロープ18、20が配
設される。一対のキャリアロープ18、20は、パスロ
ーラ12、14に対して直交方向に配設されると共にウ
ェブ16の搬送方向に沿って平行に配置されている。前
記キャリアロープ18はガイドローラ22、24、2
6、ロープテンショナー28、ガイドローラ30、巻取
りドラム32及び、ガイドローラ34、36、38、4
0を介して張設される。前記巻取りドラム32には、キ
ャリアロープ18の一部が所定量巻回されると共に、そ
の端部に固着された回転軸42を介して駆動モータ44
が連結されている。従って、キャリアロープ18は、駆
動モータ44を正転させることによりウェブ搬送方向
(図中矢印で示す右方向)に移動し、また逆転させるこ
とにより搬送スタンバイ方向(図中矢印で示す左方向)
に移動する。
【0009】一方、前記キャリアロープ20はガイドロ
ーラ46、48、50、ロープテンショナー52、ガイ
ドローラ54、巻取りドラム56及び、ガイドローラ5
8、60、62を介して張設される。前記巻取りドラム
56は、前記巻取りドラム32と同径で形成されると共
に、連結軸64を介して巻取りドラム32に連結され
る。これにより、駆動モータ44の回転駆動力は、巻取
りドラム32を介して巻取りドラム56に伝達される。
また、巻取りドラム56には、キャリアロープ20の一
部が所定量巻回されている。従って、キャリアロープ2
0は、駆動モータ44を正転させることにより前述した
ウェブ搬送方向にキャリアロープ18と同速度で移動す
ることができる。
【0010】キャリアロープ18、20には、僅かな伸
びの違いや、巻取りドラム32、56でのすべりに起因
するズレが生ずる場合があるので、ズレを修正する手段
を設けることが好ましい。ズレを修正する手段として
は、例えば巻取りドラム32と同56との間にクラッチ
を設け駆動モータ44の連結側で修正する方式、或いは
駆動モータ44を各々の巻取りドラム32、56に別個
に設け、同期及び修正制御駆動を可能にする方式のいず
れでも良い。又、ズレ検出手段と組み合わせて修正動作
を自動化することもできる。
【0011】前記キャリアロープ18、20の間には、
渡しロープ66が配設される。この渡しロープ66は、
キャリアロープ18、20の配設方向に対して直交方向
に設けられると共に、その一端がキャリアロープ18
に、他端がキャリアロープ20に固着されている。ま
た、リーダウェブ68が、渡しロープ66の長手方向の
所定の位置に、即ちリーダウェブ68に連結されるウェ
ブ16の小幅ウェブ16aと対向する位置に取付けられ
ている。小幅ウェブ16aは、最終幅のウェブ16と一
体でも、又に接続されたものでもよい。
【0012】以上はパスローラが2本の場合について説
明したが、キャリア装置10内の搬送径路のとり方によ
り2本に限定されるものでなく、1本でも3本以上でも
よい。次に、前記の如く構成されたウェブのキャリア装
置10の作用について説明する。
【0013】先ず、パスローラ12、14の搬送路まで
案内されるべきウェブ16の小幅ウェブ16aを前記リ
ーダウェブ68に連結する。次に、駆動モータ44を正
転させてウェブ16をキャリアロープ18、20、渡し
ロープ66、リーダウェブ68及び小幅ウェブ16aを
介して搬送する。これにより、ウェブ16は、搬送中に
キャリアロープ18、20側に引き寄せられることなく
キャリアロープ18、20に対して平行に搬送されるよ
うになるので、ウェブ16がパスローラ12の搬送路か
ら外れたりキャリアロープ18、20に巻き込まれたり
しない。従って、ウェブ16を円滑に搬送することがで
きる。
【0014】また、前記リーダウェブ68を小幅ウェブ
16aと対向する位置に取付けることにより、リーダウ
ェブ68の位置がウェブ16の幅方向に対して一定位置
になるので、小幅ウェブ16aとリーダウェブ68との
接続を自動化することができる。尚、本実施例ではキャ
リアロープ18、20を搬送方向及び、搬送スタンバイ
方向に往復移動させるウェブのキャリア装置10につい
て説明したが、これに限られるものではない。例えば、
図2に示すようにキャリアロープ18、20をそれぞれ
両側の4つのガイドローラ70、70…で張設し、これ
らのキャリアロープ18、20を駆動モータ44で一方
向に搬送させるようにしても良い。尚、符号72は、駆
動モータ44とキャリアロープ18側のガイドローラ7
0及び、キャリアロープ20側のガイドローラ70とを
連結する回転軸である。
【0015】また、図3に示すようにパスローラ12の
両端部にガイドローラ70、70を取付けても良い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るウェブ
のキャリア装置によれば、ウェブをパスローラの両側の
キャリアロープ、及び渡しロープを介してパスローラの
搬送方向に搬送するようにしたので、ウェブをキャリア
ロープに対して平行に搬送することができる。これによ
り、ウェブが搬送中にパスローラの搬送路から外れたり
キャリアロープに巻き込まれたりしなくなるので、ウェ
ブを円滑に搬送することができる。また、前記ウェブの
先端部を渡しロープの所定の位置に取付けることによ
り、ウェブの取付位置をウェブの幅方向に対して一定位
置にしたので、ウェブと渡しロープとの接続を自動化で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウェブのキャリア装置の第1実施
例を示す斜視図
【図2】本発明に係るウェブのキャリア装置の第2実施
例を示す斜視図
【図3】パスローラの両端部にガイドローラを取付けた
実施例を示す斜視図
【図4】従来のウェブのキャリア装置の実施例を示す説
明図
【符号の説明】
10…ウェブのキャリア装置 12、14…パスローラ 16…ウェブ 18、20…キャリアロープ 32、56…巻取りドラム 44…駆動モータ 66…渡しロープ 68…リーダウェブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェブの先端部にキャリアロープを連結
    し、該キャリアロープを移動することによりウェブを所
    定の搬送路に通すウェブのキャリア装置に於いて、 ウェブの搬送方向に対し直交方向に配設され、ウェブを
    搬送するパスローラと、 パスローラの両側でウェブの搬送方向に沿って平行に配
    設されたキャリアロープと、 パスローラの両側のキャリアロープを前記搬送方向に同
    速度で移動させる駆動モータと、 パスローラの両側のキャリアロープ間に架け渡され、ウ
    ェブの先端部が連結された渡しロープと、 から成ることを特徴とするウェブのキャリア装置。
JP3310682A 1991-11-26 1991-11-26 ウェブのキャリア装置 Expired - Fee Related JP2595398B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6324160U (ja) * 1986-07-30 1988-02-17
JPS63121536U (ja) * 1987-02-02 1988-08-08

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6324160U (ja) * 1986-07-30 1988-02-17
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