JPH0514769Y2 - - Google Patents

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JPH0514769Y2
JPH0514769Y2 JP1987060432U JP6043287U JPH0514769Y2 JP H0514769 Y2 JPH0514769 Y2 JP H0514769Y2 JP 1987060432 U JP1987060432 U JP 1987060432U JP 6043287 U JP6043287 U JP 6043287U JP H0514769 Y2 JPH0514769 Y2 JP H0514769Y2
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JP
Japan
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pot
water
inner pot
hydroponic cultivation
raised bottom
Prior art date
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JP1987060432U
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JPS63167862U (ja
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    • Y02P60/216

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  • Hydroponics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、水耕栽培に使用される栽培器に関す
るものである。
[従来技術とその問題点] 水耕栽培は土を使用しないで観葉植物等を栽培
することができるので、虫やにおいの心配がな
く、水も2〜4週間に一度でよく、又専用の栄養
剤を半年に一度程度のペースで取り替えるだけで
済むため、オフイス、家庭等に普及しはじめてい
る。
このような水耕栽培器としては通常鉢の底部に
水室が形成してあり、この水位をフロート式の水
位計にて目視できるようにすることによつて水の
減り具合いが判るようにしたものと、第3図に示
すように鉢01の底部に着脱式であつて透明な水
室02を着脱自在に取り付けたものが公知であ
る。
しかし、上記公知例において、前者のフロート
式のものは構造が複雑化すると共に経時的に水あ
かなどが付着して作動不良を起こす欠点がある。
又、後者の透明な水室を取り付ける式のものは取
り付け部分から水が溢れたりして辺りを濡らす欠
点がある。
[本考案の目的] 本考案は斯かる点に鑑みて提案されるもので、
第1の目的は構造が簡単な水耕栽培器を提案する
ことである。更に第2の目的は外部から水量が一
目で判る水耕栽培器を提案することがある。更に
第3の目的は水が溢れたりしない水耕栽培器を提
案することである。
[本考案の構成及びその作用] 本考案は上記目的を達成するため、次の如き構
成の水耕栽培器を提案する。
上部を開放し、側壁の全部又は一部を透明又は
半透明に形成して成る外鉢と、前記外鉢内に上方
から出し入れ自在に挿入されると共に底部の中央
を上げ底に形成して栄養剤収容室を形成し、かつ
この上げ底の平板部に透孔を設けると共にこの上
げ底の周囲とこの上げ底の周囲に対向する内鉢の
下部に位置を合わせてたて方向にスリツトを設
け、かつ外鉢の上縁に引つ掛けて止めることによ
り外鉢の側壁の内周面と内底面との間に間〓を形
成することができる大きさの内鉢と、から成る水
耕栽培器。
上記水耕栽培器は外鉢内底部にカセツト式或い
はビーズ状等の栄養剤を置いて水を入れ、次に内
鉢内に例えば粘土を1200℃で焼成発泡させた小煉
石を利用して植物を植え付け、これを外鉢内に装
入して水耕栽培器とするものである。なお、給水
は外鉢内に内鉢をセツトしたあとで行なうように
してもよい。
このような構成の水耕栽培器にあつては外鉢内
の水がスリツトを介して内鉢内に入り込み、この
水が小煉石に吸収され、植物はこの小煉石から必
要な水分と水中に溶け込んだ栄養分を吸収して成
長するものである。そして、外鉢内の水が減少す
ると、外鉢の透明又は半透明部分からこれが一目
瞭然となるので、必要に応じて給水を行ない、鉢
内が水不足にならないように工夫されている。
又、栄養剤が溶解して減少すると、この姿を外鉢
の外からスリツトを介して目視することができ
る。
[実施例及びその作用] 第1図は本考案に係る水耕栽培器にして、1は
全体が透明体で作られた外鉢にして、この外鉢1
の上部1aは全面開放されていると共に内底面1
bには栄養剤の位置ズレ防止用のリブ1cが形成
されている。
なお、外鉢1は半透明体で作つてもよいし、内
部の水位が外部から目視できるように一部分が透
明又は半透明体でもよい。
3は外周面4が逆テーパー状に形成されている
と共に底を上げ底5に形成してここに栄養剤収容
室5aを形成した内鉢にして、この内鉢3の前記
上げ底5の平板部には透孔6が形成され、又周囲
及び内鉢3の下部には縦方向にスリツト7が設け
てあると共に外周面4の上部に前記外鉢1の側壁
2の上縁2aが係合する係合溝8を設けた構造
で、任意に着色されている。
9は外鉢1の内周面1aと前記内鉢3の外周面
4との間に形成された間〓、10は外鉢1の内底
面1bと内鉢3との間に形成された間〓にして、
この間〓9と10は連通している。なお、間〓1
0は前記栄養剤収容室5aと間〓9とがスリツト
7や孔等を介して連通する状態ならば必ずしも必
要ではない。又、実施例はこの間〓10を作るた
めに内鉢3を外鉢1の内底面1bに到達しないよ
うにしているが、内鉢3に脚をつけてこの間〓1
0を確保するようにしてもよい。
11は栄養剤収容室5a内であつてリブ1c内
に収容されているカセツト式の栄養剤にして、こ
の栄養剤は植物の生長に必要な成分及び水が腐ら
ない成分から成つている。なお、栄養剤はカセツ
ト式以外のものを使用しても構わない。
第2図は上記水耕栽培器を用いて植物を栽培し
ている状態の断面を示し、外鉢1内の中程まで水
を入れると共に内底面1bのリブ1c内に栄養剤
11を置き、小煉石13を利用して植物12を内
鉢3内に植え付けたものである。
このようにすると、水は間〓9内及び内底面1
bの間〓10を介して栄養剤収容室5a内にも入
り、又小煉石13に吸収される。この結果、植物
12は小煉石13からその生長に必要な水分とこ
の水に溶解している栄養分を吸収し、生長する。
このようにして期間が経過し、水が不足すると
間〓9の水位が下がるので、不足して来た場合に
は内鉢3を引き上げて給水するか、小煉石13上
から給水する。
なお、外鉢1と内鉢3は実施例の場合その外周
を円形に形成し、又間〓9は内鉢3を逆テーパー
状に形成することにより確保しているが、外鉢1
と内鉢3は多角形状でもよく、間〓9は全周に亘
らず一部分であつてもよい。又、小煉石13は水
耕栽培に適するものならば他のものでもよい。
[本考案の効果] 本考案は以上のように全体が透明又は半透明又
は一部を透明又は半透明に形成した外鉢内に水を
入れ、これに水が流れ込む間〓を形成したので、
水位が下がれば直ちに目視できる。この結果、水
不足で植物を枯らしたりする心配がない。
次に内鉢の底部を上げ底に形成し、この内に栄
養剤を収納し、水中に栄養分を溶解させるように
したので、この栄養分はスリツト及び透孔を介し
て小煉石に一旦吸収されてから植物に吸収され
る。この結果、植物に吸収される水分及び栄養分
は理想的となり、栄養過多或いは根ぐされを起こ
すことがないと共に内鉢内に上げ底を形成したこ
とにより空気の流通を良好にして植物に好影響を
与えることができる。
次に、上げ底の周囲にスリツトを形成したこと
により、外鉢の外からでも内部の栄養剤を目視で
きる。この結果、栄養剤の溶解状況(減り具合
い)が良く判り、いちいち内鉢をとり出さなくて
も補給時期の確認ができて便利である。
次に外鉢内に内鉢を納める構造のため、外鉢と
内鉢とをその上部で密嵌させることにより、水が
溢れたりすることがないと共にゴミ類が侵入する
ことがない。又、内鉢だけを用いて水槽で植物の
根付け及び生長などを行ない、出荷の際外鉢内に
セツトすることができるため、工場生産などを行
なう場合には作業性が大変良くなる。
次に外鉢と内鉢は合成樹脂にて成形を行なうこ
とができる程度に構造が単純なため、大、小自由
に製作できると共に製作費が安く、耐久性に富
み、又デザインの自由度が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る水耕栽培器の分解斜視
図、第2図は水耕栽培中の栽培器の断面図、第3
図は従来の水耕栽培器の説明図である。 1……外鉢、2……側壁、3……内鉢、4……
外周面、5……上げ底、5a……栄養剤収容室、
6……透孔、7……スリツト、8……係合溝、
9,10……間〓、11……栄養剤、12……植
物、13……小煉石。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上部を開放し、側壁の全部又は一部を透明又は
    半透明に形成して成る外鉢と、 前記外鉢内に上方から出し入れ自在に装入され
    ると共に底部の中央を上げ底に形成して栄養剤収
    容室を形成し、かつこの上げ底の平板部に透孔を
    設けると共にこの上げ底の周囲とこの上げ底の周
    囲に対向する内鉢の下部に位置を合わせてたて方
    向にスリツトを設け、かつ外鉢の上縁に引つ掛け
    て止めることにより外鉢の側壁の内周面と内底面
    との間に間〓を形成することができる大きさの内
    鉢と、 から成る水耕栽培器。
JP1987060432U 1987-04-21 1987-04-21 Expired - Lifetime JPH0514769Y2 (ja)

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JP1987060432U JPH0514769Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

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JPS63167862U JPS63167862U (ja) 1988-11-01
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JPS58150954U (ja) * 1982-03-31 1983-10-08 有限会社クラシツク・ジヤパン 水耕栽培用内容器

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JPS63167862U (ja) 1988-11-01

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