JPH05147319A - プリンタ用ケース - Google Patents

プリンタ用ケース

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JPH05147319A
JPH05147319A JP31476491A JP31476491A JPH05147319A JP H05147319 A JPH05147319 A JP H05147319A JP 31476491 A JP31476491 A JP 31476491A JP 31476491 A JP31476491 A JP 31476491A JP H05147319 A JPH05147319 A JP H05147319A
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JP
Japan
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paper
printer
opening
paper feed
discharge
Prior art date
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Pending
Application number
JP31476491A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoyuki Niimura
素行 新村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH05147319A publication Critical patent/JPH05147319A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタ騒音がプリンタケース外部に漏れな
いようにし、開口部を閉じたことにより不可能になる用
紙の供給・排出を、一定量ケース内に貯め込むことで解
決する。 【構成】 用紙9の排紙・給紙開口部18、19に開閉
可能である遮音プレート20、21を設け、かつ前記遮
音プレート20、21の開閉を用紙9の供給・排出動作
の開始、及び終了と機械的に連動させて開閉させる機構
を有し、また用紙9の排紙・給紙開口部18、19内に
一定量の用紙9を保持可能とし、前記遮音プレート2
0、21が開いたときに保持した用紙9を排出、または
用紙9の外部からの供給を行うことのできる構造を有す
る。 【効果】 プリンタの作動音をプリンタケース外部に漏
らさないため、作動音が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリアルプリンタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、オフィスや家庭においてまでもパ
ーソナルコンピュータやワードプロセッサーが普及する
に至り、その出力、記録手段としての印字装置について
も幅広い使用環境に置かれるようになった。その印字装
置の普及に伴い、従来では優先権の低かった静粛性につ
いても重要視されるようになり、特に印字装置が複数台
稼働するようなオフィスや、住宅が隣接するような家庭
に於て従来の印字装置、特にシリアルプリンタを利用す
る場合には、騒音低減のために防音ケースをシリアルプ
リンタにかぶせる等の暫定手段が用いられている。
【0003】また、最近のシリアルプリンタに於いて
は、プリンタ自体に積極的な防音・遮音対策を行ってい
る。例えば特開昭60−73879号や特開昭60−7
3881号にみられるようなケース上面開口部全域を印
字部カバーと用紙通路カバーで閉塞し、騒音のプリンタ
外部への漏れを防止するものや、特開昭61−2957
5号のように内側全面に遮音材と吸音材を重ねて貼付し
た透明カバーを設け、かつこのカバー上に開口部を覆う
開閉自在のカバーを付設したものが見受けられる。
【0004】さらに特開平3−112682号に於いて
は、プリンタケースの給紙・排紙開口部にアクチュエー
ターにて駆動されるスライド式の遮音板を設けることに
より、プリンタケース外に音を漏らさないようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、プリンタは用紙
の供給、排出を行わせるための開口部を設けなければな
らず、ケースを密閉することができないために、印字に
伴う音が前記開口部から放射され、騒音となっていた。
また前記開口部に開閉可能な遮音板を設置して密閉を行
っても、用紙の供給・排出のたびに遮音板を開閉しなけ
ればならない。その間、騒音をケース外部に漏らさない
ためには、印字を停止させなければならず、印字時間の
長大化、遮音板開閉を頻繁に行うことによる遮音板開閉
動作に伴う騒音の発生、アクチュエータを新たに二つ設
けることによる消費電力の上昇、という問題が生じる。
【0006】本発明は、前記用紙の供給・排出開口部内
に一定量の用紙を保持することができる空間を用意し、
印字中に遮音プレートが閉じている間は前記用紙供給開
口部内の空間内に保持された用紙を使用して印字し、前
記用紙排出開口部内の空間内に用紙を保持することによ
り、遮音プレートの開閉頻度を減少させ、遮音プレート
の開閉に伴う騒音を減少させることを特徴とし、かつ、
用紙の供給・排出動作と連動して機械的に遮音プレート
を開閉させることにより、アクチュエータを使用する機
構に比して本来プリンタに必要な機構を利用することが
でき、機構自体の信頼性を向上し、省力を図ることが可
能である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に基づくプリンタ
用ケースは、用紙の供給・排出開口部に開閉可能である
遮音プレートを設け、かつ前記遮音プレートの開閉を用
紙の供給・排出動作の開始、及び終了と機械的に連動さ
せて開閉させる機構を有することを第一の特徴とし、用
紙の供給・排出開口部内に一定量の用紙を保持可能と
し、前記遮音プレートが開いたときに保持した用紙を排
出、または用紙の外部からの供給を行うことのできる構
造を有することを第二の特徴とする。
【0008】
【実施例】図1はシリアルプリンタの概略を示す斜視図
であり、図2は本発明を適用したプリンタの概略を示す
断面図、図3は本発明を用いたプリンタの用紙供給・排
出状態を示す断面図、図4は前記プリンタの印字中の断
面図である。
【0009】図1に於て一般的なシリアルプリンタにつ
いて、その構成を説明する。
【0010】シリアルプリンタは印字ヘッド1と対向し
た位置にプラテン2を配する。印字ヘッド1はプラテン
2と並行に移動して印字を行うために、キャリア3に固
定され、キャリア3はキャリア駆動モータ4とキャリア
駆動ベルトプーリー6との間に張り渡されたキャリア駆
動ベルト5の動作より、キャリアガイド7に倣って左右
に移動する。
【0011】用紙9はプラテン2に巻き付けらて、紙送
りモータ11によりプラテン駆動輪列12と紙送り輪列
13が駆動され、それぞれの輪列によりプラテン2と給
紙トラクタフィーダ16が回転して用紙9を搬送する。
印字ヘッド1がキャリア3の左右往復運動に伴い一行ず
つ印字を行っていくが、一行の印字が終了するたびにプ
ラテン2と給紙トラクタフィーダ16が一定量回転し、
用紙9の一行分の送りが完了した後にキャリア3が反転
して再び印字を行う。
【0012】次に図2、図3、図4、および図5を参照
して前記シリアルプリンタに適用された本発明の概略構
成について説明する。
【0013】本発明を適用したプリンタの実施例を図2
に示す。給紙開口部19とプラテン2との間の紙経路に
給紙開口部内用紙保持空間23を設け、プラテン2と排
紙開口部18との間の紙経路に排紙開口部内用紙保持空
間22を設置する。それぞれの前記用紙保持空間22、
23内には、各々排紙トラクタフィーダ15、給紙トラ
クタフィーダ16が設けられ、前記開口部18、19を
閉ざす排紙開口部遮音プレート20と給紙開口部遮音プ
レート21が開いているときに、用紙9をプリンタ内に
取り込み、排出する。
【0014】また、当プリンタは、図1に示した一般的
なプリンタとは以下の点で異なる。図1のプリンタは用
紙9の搬送を行う際に、紙送りモータ11がプラテン駆
動輪列12と紙送り輪列13とを同時に回転させ、プラ
テン2と給紙トラクタフィーダ16の両者を回転させて
いた。しかし、当プリンタに於いては前記プラテン駆動
輪列12と紙送り輪列13とを同時に回転させて用紙9
の搬送を行うことはなく、図5に示すように紙送りモー
タ11の出力直後に遊星歯車26を設置することによ
り、紙送りモータ11の回転方向によってプラテン駆動
輪列12、または紙送り輪列13のいずれかが駆動さ
れ、プラテン2と給紙トラクタフィーダ16の駆動は同
時には行われない。さらに当プリンタには従来の一部機
種にも採用されているように排紙トラクタフィーダ15
も同時に備えられており、この排紙トラクタフィーダ1
5は前記給紙トラクタフィーダ16と同時に回転する。
【0015】本発明を適用したプリンタは印字を開始す
る前に、図3に示すような前記遮音プレート20、21
が開いた状態で、プリンタケース17の中に次に給紙開
口部遮音プレート21が開くまでに印字することが可能
な分量の用紙9を取り込んでおかなくてはならない。用
紙9をプリンタケース内に取り込むため、紙送りモータ
11は図5の方向27に回転、遊星歯車26を介して紙
送り輪列13を回転させる。この状態に於ては前記遮音
プレート20、21が稼動、さらに給紙・排紙トラクタ
フィーダ15、16が駆動されて用紙9を給紙開口部1
9内に押し込む。このとき用紙9はプラテン2と紙送り
ローラー14によって挟まれており、かつプラテン2と
紙送りローラー14は回転していないため、用紙9は給
紙トラクタフィーダ16に押されることにより、給紙開
口部内用紙保持空間23にたわみながら一定量保持させ
る。一定量の用紙9を前記空間23に保持するころ、遮
音プレート20、21は開く動作から全開を経て閉じる
動作に転換しており、遮音プレート20、21が全閉す
るとともに、紙送りモータ11が停止、用紙9の供給が
終了する。以上の動作が完了した時点で印字可能とな
る。
【0016】次に印字時の状態について、図4を参照し
て説明する。
【0017】印字の際には、紙送りモータ11は図5に
示す用紙9をプリンタケース17内に保持するときとは
逆の方向28に回転を行う。このことにより、遊星歯車
26は紙送り輪列13を離れ、プラテン駆動輪列12に
噛み合う。この状態では、紙送りモータ11は排紙・給
紙トラクタフィーダ15、16と前記遮音プレート2
0、21を駆動しなくなり、プラテン駆動輪列12に連
結されているプラテン2と給紙ローラー14が駆動され
る。
【0018】印字ヘッド1を搭載したキャリア3の往復
運動により印字された用紙9は、一行印字されるごとに
プラテン2と紙送りローラー14により搬送される。印
字に供される用紙9は、給紙開口部遮音プレート20が
閉じていることにより、プリンタケース17の外部より
は供給されないため、図3に於て説明した動作によって
給紙開口部内用紙保持空間23に保持しておいた用紙9
を使用する。同様に印字された用紙9は、プラテン2と
給紙ローラー14により搬送されるが、排紙口遮音プレ
ート20によりプリンタケース17外に排出できないた
め、排紙開口部内用紙保持空間22に一時的に保持す
る。印字が進行し、給紙開口部内用紙保持空間23に保
持された余分な用紙9がなくなると印字は停止する。
【0019】印字終了に伴い、紙送りモータ11は反転
28を開始し、遊星歯車26は噛み合っていたプラテン
駆動用輪列12を離れ、もう一方の紙送り輪列13に噛
み合いを変更して、前記遮音プレート20、21を駆動
する。前記遮音プレート20、21を駆動させた紙送り
輪列13は、さらに排紙・給紙トラクタフィーダ15、
16を駆動し、用紙9を給紙口内用紙保持空間23に一
定量保持、排紙口内用紙保持空間22からプリンタケー
ス17の外部へ排出する。紙送りと共にスライドしてい
た遮音プレート20、21が再び閉じることにより、紙
送りモータ11が停止、用紙9の一定量の供給・排出が
終了する。
【0020】排紙開口部遮音プレート20と給紙開口部
遮音プレート21の開閉は、前述のとおり紙送り輪列1
3の回転によって行われるが、両者の結合の一例を図6
に示す。紙送り輪列13の最終歯車13aにクランク2
9を設け、歯車13aの回転によりクランク29が駆動
され、このことにより遮音プレート20・21と結合さ
れているスライド棒30が往復運動して、遮音プレート
20・21を開閉させる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、プリンタ用ケースを遮
音プレートにて密閉することにより、印字に伴う騒音を
プリンタ外部に漏らさない。かつ前記ケースを密閉した
ことによる用紙の供給、排出の問題については、前記ケ
ース内に一定量の用紙を保持可能としたため、まとまっ
た印字を行ったあとにまとめて用紙を供給排出すること
ができ、印字を止めて遮音プレートを頻繁に開くことが
なくなり、印字時間の効率を極端に落とすこともなく、
遮音プレートの開閉による騒音も減少させながら、騒音
の少ないプリンタを提供する。また、遮音プレートの開
閉、紙送りを同一の機構によって機械的に行っているた
め、効率よく、かつ信頼性を持って実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリアルプリンタの印字装置部分の概要を示す
斜視図である。
【図2】本発明を適用したプリンタの実施例を示した断
面図である。
【図3】本発明を適用したプリンタの印字時の状態を示
す断面図である。
【図4】本発明を適用したプリンタの用紙供給・排出の
状態を示した断面図である。
【図5】本発明を実施する際に必要なプラテン駆動と紙
送り駆動の切り替えを行う機構を示した正面図である。
【図6】本発明を実施する際に必要な遮音プレートの開
閉機構の一例を示した正面図である。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 2 プラテン 3 キャリア 4 キャリア駆動モータ 5 キャリア駆動ベルト 6 キャリア駆動ベルトプーリー 7 キャリアガイド 8 フレーム 9 用紙 10 用紙案内 11 紙送りモータ 12 プラテン駆動輪列 13 紙送り輪列 13a 紙送り輪列最終歯車 14 紙送りローラー 15 排紙トラクタフィーダ 16 給紙トラクタフィーダ 17 プリンタケース 18 排紙開口部 19 給紙開口部 20 排紙開口部遮音プレート 21 給紙開口部遮音プレート 22 排紙開口部内用紙保持空間 23 給紙開口部内用紙保持空間 24 排紙方向 25 給紙方向 26 遊星歯車 27 紙送りモータ用紙搬送回転方向 28 紙送りモータプラテン駆動回転方向 29 クランク 30 スライド棒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースにて印字装置を覆い、印字用紙を
    供給・排出する開口部を持つシリアルプリンタに於い
    て、前記用紙の給・排紙開口部に開閉可能である遮音プ
    レートを設け、かつ前記遮音プレートの開閉を用紙の供
    給・排出動作の開始、及び終了と機械的に連動させて開
    閉させる機構を有することを特徴とするプリンタ用ケー
    ス。
  2. 【請求項2】 用紙の給・排紙開口部内に一定量の用紙
    を保持可能とし、前記遮音プレートが開いたときに保持
    した用紙を排出、または用紙の外部からの供給を行うこ
    とのできる構造を有することを特徴とする請求項1記載
    のプリンタ用ケース。
JP31476491A 1991-11-28 1991-11-28 プリンタ用ケース Pending JPH05147319A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31476491A JPH05147319A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 プリンタ用ケース

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JP31476491A JPH05147319A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 プリンタ用ケース

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JPH05147319A true JPH05147319A (ja) 1993-06-15

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JP31476491A Pending JPH05147319A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 プリンタ用ケース

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009233861A (ja) * 2008-03-25 2009-10-15 Seiko Epson Corp 記録装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009233861A (ja) * 2008-03-25 2009-10-15 Seiko Epson Corp 記録装置
JP4618453B2 (ja) * 2008-03-25 2011-01-26 セイコーエプソン株式会社 記録装置

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