JPH05146883A - レーザマーキングの加工方法及び装置 - Google Patents

レーザマーキングの加工方法及び装置

Info

Publication number
JPH05146883A
JPH05146883A JP3314607A JP31460791A JPH05146883A JP H05146883 A JPH05146883 A JP H05146883A JP 3314607 A JP3314607 A JP 3314607A JP 31460791 A JP31460791 A JP 31460791A JP H05146883 A JPH05146883 A JP H05146883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
marking
laser
laser beam
signal
aoq
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3314607A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2919139B2 (ja
Inventor
Yoshimitsu Baba
美充 馬場
Takashi Endo
尚 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON DENKI LASER KIKI ENG KK
NEC Corp
Original Assignee
NIPPON DENKI LASER KIKI ENG KK
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON DENKI LASER KIKI ENG KK, NEC Corp filed Critical NIPPON DENKI LASER KIKI ENG KK
Priority to JP3314607A priority Critical patent/JP2919139B2/ja
Publication of JPH05146883A publication Critical patent/JPH05146883A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2919139B2 publication Critical patent/JP2919139B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザマーキング装置の加工方法において、
マーキング線の描き始めと描き終りを均一な加工状態に
すること。 【構成】 ＡＯＱ信号のオンオフによりレーザ光を出
射、停止するレーザ装置と前記出射されたレーザ光をス
キャニングさせるレーザスキャニングユニットとを備え
たレーザマーキング装置において、ＡＯＱ信号をオンに
したままの状態で、加工エリア内のマーキングを行なう
部分はマーキングに適した所定の速度でスキャニング
し、加工エリア内のマーキングしない部分は被加工物が
変化しない程度の高速でスキャニングをするようにした
ことを特徴とする、レーザマーキングの加工方法および
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザマーキング装置
に於けるレーザマーキングの加工方法及び装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のレーザマーキング装置は、マーキ
ング線を描く時はＡＯＱ信号をオンにし、マーキング線
を描かずガルバノミラーを移動するだけの時ＡＯＱ信号
をオフにして、レーザ出射、停止をくり返しながらマー
キングを行なっていた。又、マーキング中ＡＯＱ信号を
オンオフにすることでレーザ光の出力パワーが不安定に
なるのを防ぐ為、レーザ装置にファーストパルス制御回
路を設けるマーキング装置があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来のマーキング
方法でファーストパルス制御回路を設けずにマーキング
を行なうと、ＡＯＱ信号のオン又はオフの時レーザ出力
パワーが不安定となり、均一な加工状態のマーキングが
できなかった。又、均一な加工を行なう為にレーザ装置
にファーストパルス制御回路を設けると、コストが増大
し、ファーストパルス制御を行なう為の時間が掛り、さ
らに、ＡＯＱ信号をオンにした所の加工状態がきれいに
仕上がらないなどの問題があった。
【０００４】従って本発明は低コストで均一な加工状態
のマーキングの得られるレーザマーキング加工方法及び
装置を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ＡＯＱ
信号のオンオフによりレーザ光を出射、停止するレーザ
装置と前記出射されたレーザ光をスキャニングさせるレ
ーザスキャニングユニットとを備えたレーザマーキング
装置において、前記レーザスキャニングユニットがマー
キングの加工エリア外の選ばれた位置を指している時に
前記ＡＯＱ信号をオンにし、該ＡＯＱ信号をオンにした
ままの状態で、前記加工エリア内のマーキングを行なう
部分はマーキングに適した所定の速度でスキャニング
し、前記加工エリア外の選ばれた位置と該加工エリアの
間及び該加工エリア内のマーキングしない部分（線を描
かない部分）は被加工物が変化しない程度の高速でスキ
ャニングをするようにしたことを特徴とする、レーザマ
ーキングの加工方法が得られる。
【０００６】また本発明によれば、コントローラと、該
コントローラからのＡＯＱ信号のオンオフによりレーザ
光を出射、停止するレーザ装置と、前記コントローラか
らの制御信号により前記出射したレーザ光をスキャニン
グさせて加工エリア内に所定のパターンのマーキングを
行わせるレーザスキャニングユニットとを備えたレーザ
マーキング装置において、前記コントローラが、前記Ａ
ＯＱ信号として前記所定のパターンのマーキングを行う
間オン状態を続けるＡＯＱ信号を出力する機能と、前記
制御信号として前記レーザスキャニングユニットが前記
所定のパターンをスキャニングしている間はスキャニン
グ速度をマーキング可能な速度に保持させ、該所定のパ
ターン以外の所をスキャニングするときは前記加工物が
変化を受けない程度の高速に保持させる制御信号を出力
する機能とを有することを特徴とするレーザマーキング
装置が得られる。
【０００７】
【実施例】図１は、本発明のマーキング装置の構成を表
したブロック図である。コントローラ１より出力された
ＡＯＱ信号２により、レーザヘッドユニット３１及び超
音波Ｑスイッチユニット３２を有するＱスイッチ付レ−
ザ装置３から出射するレーザ光４をオンオフしている。
レーザスキャニングユニットであるガルバノメータ５
は、コントローラ１から出力された制御信号７を用いて
加工物６の任意の位置にレーザ光４が照射されるよう動
作する。この照射により加工物６の表面に所望のパター
ンのマーキングを描くことが出来る。
【０００８】上記において、コントローラ１は、ＡＯＱ
信号２として所定のパターンのマーキングを行う間オン
状態を続けるＡＯＱ信号を出力する機能と、前記制御信
号７としてガルバノメータ５が前記所定のパターンをス
キャニングしている間はスキャニング速度をマーキング
可能な速度に保持させ、所定のパターン以外の所をスキ
ャニングするときは加工物が変化を受けない程度の高速
に保持させる制御信号を出力する機能とを有している。
【０００９】図２はマーキング装置の線の描き方の一例
を示した図である。Ａはレーザ加工のエリアを表わし、
このエリアの外では、加工されない。先ず始めに、制御
信号７をガルバノメータ５がレーザ光をエリアＡ外のＰ
点に向くようにしてしておき、ＡＯＱ信号をオンにして
レーザ光を出力する。次にレーザ光をスキャニングの軌
跡１１に沿って、被加工物が変化を受けない程度に速い
速度で移動させてＱ点まで送り、ここで直ちに速度を遅
くし軌跡１２に沿ってＲ点までの実線部をマーキング
し、Ｒ点で速度を再び上げて軌跡１３に沿ってＳに移
し、ここからＴ点までは実線の軌跡１４に沿ってマーキ
ングし、ここから軌跡１５に沿ってもとのＰ点に戻る。
以上のようにしてレーザ光を照射したままで速度を変え
ることに因って実線のローマ字Ｔを得ることが出来る。
【００１０】図３は上記のマーキングを行った時のレー
ザ光のパワーの変化を表す図である。上部に示した(1)
の図は従来のマーキング装置でファーストパルス制御を
行なわずマーキングした場合のレーザ波形を示した参考
図である。図から分かるように、軌跡１２と１４で示し
たマーキング部分のパワーは、各軌跡とも左端の一部が
凸に成っており、従ってマークは均一でなくなる。
【００１１】下部に示した(2) の図は本発明のレーザマ
ーキング装置でマーキングした場合のレーザ波形を示し
た図面であり、レーザパワーは加工エリア外のＡ点に於
けるオンから極めて僅か経過した時点から加工エリア内
のマーキング加工が終わって加工エリア外の同じＡ点で
オフになるまで一定である。従って軌跡１２と１４で行
われるマーキング加工は、レーザパワーが極めて一定し
た状態で行われる。
【００１２】又、図３の中の１〜５は、図２の１〜５の
番号に対応し、スキャニングユニットの動作と、レーザ
パワー変化を表わしている。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ＡＯＱ信
号をオンにしたまま、マーキングを行なうことで、1)出
力パワーの変化を最小化し、加工状態の均一なマーキン
グが行なえ、2)ファーストパルス制御回路を必要としな
い為コストがかからず、ファーストパルス制御回路を設
けた場合と比べマーキング時間が短縮されるという結果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例のブロック図である。
【図２】レーザマーキング装置の線の描き方の一例を示
す図である
【図３】レーザマーキング時のレーザパワー変化チャー
ト図である。
【符号の説明】
１ コントローラ ２ ＡＯＱ信号 ３ Ｑスイッチ付レーザ装置 ４ レーザ光 ５ ガルバノメータ（レーザスキャニングユニット） ６ 加工物 ７ 制御信号 １１〜１５ 軌跡 Ａ 加工エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 尚 神奈川県相模原市相模原四丁目３番14号 日本電気レーザ機器エンジニアリング株式 会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ＡＯＱ信号のオンオフによりレーザ光を
    出射、停止するレーザ装置と前記出射されたレーザ光を
    スキャニングさせるレーザスキャニングユニットとを備
    えたレーザマーキング装置において、前記レーザスキャ
    ニングユニットがマーキングの加工エリア外の選ばれた
    位置を指している時に前記ＡＯＱ信号をオンにし、該Ａ
    ＯＱ信号をオンにしたままの状態で、前記加工エリア内
    のマーキングを行なう部分はマーキングに適した所定の
    速度でスキャニングし、前記加工エリア外の選ばれた位
    置と該加工エリアの間及び該加工エリア内のマーキング
    しない部分は被加工物が変化しない程度の高速でスキャ
    ニングをするようにしたことを特徴とする、レーザマー
    キングの加工方法。
  2. 【請求項２】 コントローラと、該コントローラからの
    ＡＯＱ信号のオンオフによりレーザ光を出射、停止する
    レーザ装置と、前記コントローラからの制御信号により
    前記出射したレーザ光をスキャニングさせて加工エリア
    内に所定のパターンのマーキングを行わせるレーザスキ
    ャニングユニットとを備えたレーザマーキング装置にお
    いて、前記コントローラが、前記ＡＯＱ信号として前記
    所定のパターンのマーキングを行う間オン状態を続ける
    ＡＯＱ信号を出力する機能と、前記制御信号として前記
    レーザスキャニングユニットが前記所定のパターンをス
    キャニングしている間はスキャニング速度をマーキング
    可能な速度に保持させ、該所定のパターン以外の所をス
    キャニングするときは前記加工物が変化を受けない程度
    の高速に保持させる制御信号を出力する機能とを有する
    ことを特徴とする、レーザマーキング装置。
JP3314607A 1991-11-28 1991-11-28 レーザマーキングの加工方法及び装置 Expired - Fee Related JP2919139B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3314607A JP2919139B2 (ja) 1991-11-28 1991-11-28 レーザマーキングの加工方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3314607A JP2919139B2 (ja) 1991-11-28 1991-11-28 レーザマーキングの加工方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05146883A true JPH05146883A (ja) 1993-06-15
JP2919139B2 JP2919139B2 (ja) 1999-07-12

Family

ID=18055336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3314607A Expired - Fee Related JP2919139B2 (ja) 1991-11-28 1991-11-28 レーザマーキングの加工方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2919139B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002501436A (ja) * 1997-05-27 2002-01-15 エスディーエル，インコーポレイテッド レーザーマーキングシステムおよびエネルギー制御方法
JP2015054330A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 株式会社片岡製作所 レーザ加工機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002501436A (ja) * 1997-05-27 2002-01-15 エスディーエル，インコーポレイテッド レーザーマーキングシステムおよびエネルギー制御方法
JP2009050916A (ja) * 1997-05-27 2009-03-12 Jds Uniphase Corp レーザーマーキングシステムおよびエネルギー制御方法
JP4628455B2 (ja) * 1997-05-27 2011-02-09 ジェイディーエス ユニフェイズ コーポレーション レーザーマーキングシステムおよびエネルギー制御方法
JP2015054330A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 株式会社片岡製作所 レーザ加工機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2919139B2 (ja) 1999-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3556204B2 (ja) 印刷ブロックを製造する方法及び装置
EP1814742B1 (en) A method for transferring images to a wooden support with a laser beam
JPH10305384A (ja) レーザ加工装置
TW202035048A (zh) 雷射加工裝置及雷射加工方法
JP3194248B2 (ja) レーザドリル装置及びレーザ穴あけ加工方法
JP5197271B2 (ja) レーザ加工装置、及び、レーザ加工方法
JP2919139B2 (ja) レーザマーキングの加工方法及び装置
JP2021194677A (ja) レーザ加工装置および加工方法
JP2007054853A (ja) レーザ加工装置及び加工方法
JP3087649B2 (ja) マーキング方法および装置
JP3185660B2 (ja) マーキング方法および装置
JP2811270B2 (ja) 鋼板へのレーザマーキング方法
JP2001300747A (ja) レーザマーキング装置
JP3052931B2 (ja) レーザ加工装置および加工方法
JPH11151584A (ja) レーザ加工方法及びその装置
US8969757B2 (en) Relief manufacturing apparatus and relief manufacturing method
JP3027654B2 (ja) 鋼板へのレーザマーキング方法
EP0647720A1 (en) Method and device for selectively and ecologically colouring metal surfaces
JP2006068760A (ja) レーザマーキング方法及びレーザマーキング装置
JP2833959B2 (ja) 集積回路装置のレーザマーキング装置
JP2003188446A (ja) レーザ加工のパルス安定化方法
JP2001066530A (ja) レーザマーキング装置及びその加工方法
JP2001079674A (ja) マーキング装置
JP4461740B2 (ja) レーザマーキング装置
JP2720002B2 (ja) レーザマーキング方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990317

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080423

Year of fee payment: 9

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080423

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080423

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423

Year of fee payment: 10

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423

Year of fee payment: 10

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423

Year of fee payment: 10

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees