JPH05146311A - ヘアーカール器 - Google Patents

ヘアーカール器

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Publication number
JPH05146311A
JPH05146311A JP30961191A JP30961191A JPH05146311A JP H05146311 A JPH05146311 A JP H05146311A JP 30961191 A JP30961191 A JP 30961191A JP 30961191 A JP30961191 A JP 30961191A JP H05146311 A JPH05146311 A JP H05146311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
absorbing member
water absorbing
bristle
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP30961191A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Tsuji
英二 辻
Katsunori Someya
克典 染矢
Koji Omaki
宏治 大牧
Masashi Hiroya
昌司 廣谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】整髪剤を用いながら快適に使用する。 【構成】ヒータ4、送風部5が内蔵されたドライヤ本体
1の送風吐出口部2にブラシアタッチメント3を備えた
ヘアーカール器である。ブラシアタッチメント3のブラ
シ基台表面の一部で、且つブリスルが立設されたブリス
ル立設側に吸水部材12を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、整髪剤を用いてヘアー
をセットする場合に使用されるヘアーカール器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ヒータ及び送風部を内蔵したドラ
イヤ本体の送風吐出口部にブラシアタッチメントを備え
て構成されるヘアーカール器が種々提供されている。そ
して、これらのものにおいては、ドライヤ本体からの温
風をブラシアタッチメントを介して噴出させ、温風にて
ヘアーのセットを行うことができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のヘアーカール器においては、温風による乾燥からヘア
ーセットを行うというものであるが、ヘアーセット時は
毛髪が過乾燥気味になり、セット保持性が低下したり、
毛髪が傷むというような問題が生じる。このため、使用
者は自己防衛としてヘアーセット時には整髪剤を予め毛
髪に塗布してからヘアーカール器を使用したりしている
ものであるが、この時、使用者が自分の手で整髪剤を毛
髪に塗布するために手がべたついたりしてヘアーカール
器の使用前にその都度、手を洗ったりする必要があり、
また、整髪剤の塗布後、直ぐにヘアーカール器を使用す
るとヘアーカール器の把手部分も同様にべたついたりし
て快適に使用することができないという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、整髪剤を用いながら快適に使用することがで
きるヘアーカール器を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、ヒータ、送風部が内蔵されたドライヤ
本体の送風吐出口部にブラシアタッチメントを備えたヘ
アーカール器において、ブラシアタッチメントのブラシ
基台表面の一部で、且つブリスルが立設されたブリスル
立設側に吸水部材を設けたものである。
【0006】
【作用】しかして、ブラシアタッチメントに設けられた
吸水部材に整髪剤を供給し、この状態でヘアーのセット
を行うことでヘアーセット時には吸水部材より毛髪に整
髪剤が供給されることとなり、毛髪を傷めたりすること
なくヘアーセットすることができると共に整髪剤を手で
毛髪に塗布したりする必要がない。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。ヘアーカール器は図1に示されるようにドラ
イヤ本体1と、ドライヤ本体1の送風吐出口部2に着脱
自在に取付けられるブラシアタッチメント3とで主体が
構成されている。
【0008】ドライヤ本体1はケーシング1a内にヒー
タ4、送風部5を内蔵して構成されており、送風部5に
よってケーシング1a内に吸引した空気をヒータ4によ
って温風として送風吐出口部2より噴出させることがで
きるようになっている。ドライヤ本体1の送風吐出口部
2に着脱自在に取付けられるブラシアタッチメント3は
中空の有底筒状に形成されたブラシ基台6にて構成され
ており、ブラシ基台6の表面の一部には多数の空気吹き
出し口7と、多数のブリスル8とが立設されたブリスル
基台9が設けられている。ブリスル8は下部に設けられ
た大径部8aをブリスル基台9に凹設された蟻溝9aに
係合することでブリスル基台9に固定されており、ブリ
スル基台9は側端の係合突起10をブラシ基台6の開口
縁部に設けられた係合凹部11に係合することによって
ブラシ基台6に固定されている。ブラシアタッチメント
3の軸方向に沿ってブリスル基台9には吸水部材12が
設けられており、吸水部材12は中央のブリスル列の近
傍に配置されている。
【0009】しかして、ヘアーカール器の使用前に図2
に示されるように整髪剤を吸水部材12に滴下して吸収
させることにより、ヘアセット時に毛髪をブラッシング
すれば吸水部材12より毛髪に絶えず整髪剤が供給され
ることとなり、整髪剤を手で毛髪に塗布したりするよう
なことなくヘアセットすることができるものである。ま
た、整髪剤を手で毛髪に塗布することがないために手が
整髪剤によってべたついたり、ヘアーカール器の把手部
分が整髪剤を触った手でべたついたりするようなことが
ないものであり、快適にヘアーカール器を使用すること
ができるものである。
【0010】図3は吸水部材12の配置状態の第1実施
例を示しており、このものにおいては、中央に配された
ブリスル8の両側のブリスル基台9に軸方向に沿って蟻
溝13が凹設されており、この蟻溝13に吸水部材12
が装着されるようになっている。図4は吸水部材12の
配置状態の第2実施例を示しており、このものにおいて
は、ブリスル基台9の中央部に軸方向に沿って蟻溝14
が凹設されており、薄板状に形成された吸水部材12は
ブリスル8と蟻溝14との間に挟まれることでブリスル
基台9に取付けられるようになっている。
【0011】図5、図6は吸水部材12の配置状態の第
3実施例を示しており、このものにおいては、薄板状に
形成された吸水部材12の長手方向に沿って中央のブリ
スル列が挿入係止される開口部15が設けられており、
開口部15内にブリスル8を挿入係止することで図6に
示されるようにブリスル基台9に吸水部材12が配置さ
れるようになっている。ここで、開口部15はブリスル
8が一本づつ挿入されることとなる小径の開口部15a
と、数本のブリスル8が一緒に挿入されることとなる長
孔状の開口部15bとで構成されている。
【0012】図7、図8は吸水部材12の配置状態の第
4実施例を示しており、このものにおいては、ブラシア
タッチメント3の軸方向に沿って蟻溝16が設けられて
おり、この蟻溝16に着脱自在に係止される保持枠17
に吸水部材12が装着されており、保持枠17を蟻溝1
6に係止することで図7に示されるように吸水部材12
が配置されるようになっている。蟻溝16はブラシアタ
ッチメント3の先部を軸方向に切り欠いて形成された長
孔状の開口16aによって構成されており、開口16a
の対向する端面には相対向するように一対の係止突起1
8が開口16aの長手方向に沿って突設されている。保
持枠17は上面が開口した受け箱体によって構成されて
おり、側端面には上記係止突起18に係止される係止凹
溝19が長手方向に沿って凹設されている。
【0013】そして、受け箱体内に吸水部材12が装着
された保持枠17は係止凹溝19と係止突起18を係止
するようにしてブラシアタッチメント3の先部側より蟻
溝16内に挿入することでブラシアタッチメント3に着
脱自在に取付けられるようになっている。このように構
成されていると、吸水部材12への整髪剤の補給は保持
枠17をブラシアタッチメント3より取り外した状態で
行うこともできるものであり、整髪剤の供給を容易に行
うことができ、また、取り外した状態で容易に掃除する
ことができるものである。
【0014】図9は他の実施例を示しており、このもの
においては、ヘアーカール器の使用前にその都度、整髪
剤が入った容器から整髪剤を吸水部材12に供給したり
する必要がないように構成されている。ブラシ基台6の
背面部に整髪剤を収容するための液体収容室20が設け
られており、液体収容室20と吸水部材12とは通水路
21にて連通されている。ここで、液体収容室20はブ
ラシアタッチメント3の先部を仕切り板22で仕切るこ
とによって形成されている。さらに、液体収容室20に
は液体収容室20内に整髪剤を注入するための注入口2
3が設けられており、注入口23には着脱自在に栓24
が取付けられている。そして、液体収容室20内に整髪
剤を注入しておけば通水路21を介して吸水部材12に
常時整髪剤が供給されるようになっている。また、ブラ
シ基台6の背面側に配される液体収容室20を図示され
たもののようにブラシアタッチメント3の先端側に配置
することによって送風吐出口部2から吐出された温風の
圧損を少なくすることができるものであり、さらに、液
体収容室20の一部を形成する仕切り板22を図示され
たもののように傾斜させておくことで温風を上方に向け
てガイドすることができ、この点においても温風の圧損
を少なくすることができる。ここで、仕切り板22の位
置は図示された実施例のものに限定されるものではな
く、ブラシアタッチメント3を構成するブラシ基台6の
内部において液体収容室20を形成するようにするので
あればどのように配置してもよいものである。
【0015】図10、図11はさらに他の実施例を示し
ており、このものにおいては、ブラシアタッチメント3
の先部に液体収容室20が設けられている。この液体収
容室20はブラシアタッチメント3の先部に着脱自在に
取付けられる箱体20aによって構成されており、箱体
20aの端部は先部がL字状に折り曲げられて配置され
た吸水部材12に当接されている。箱体20aの端部か
らは連結筒25が突設されており、この連結筒25をブ
ラシ基台6の先部に配されると共に吸水部材12の端部
を押圧固定する支持部材26に連結することで取付けら
れている。27は連結筒25内に収納配置されると共に
吸水部材12に接触させられた補助吸水部材である。箱
体20aの先部には吸水部材12に一定量の整髪剤を供
給することができる手動式定量吐出手段28としてのゴ
ム栓28aが取付けられており、この弾性材料で構成さ
れたゴム栓28aを図10中A方向またはB方向に弾性
変形させることによって液体収容室20内の整髪剤を吸
水部材20に一定量づつ供給することができるようにな
っている。つまり、ゴム栓28aの弾性変形によって液
体収容室20内の整髪剤は補助吸水部材27を介して吸
水部材12に浸透することとなり、ゴム栓28aを指で
弾性変形させることで一定量の整髪剤を吸水部材12に
供給することができるようになっている。ここで、着脱
自在となったゴム栓28aは箱体20aの先部に設けら
れた係止片20bをゴム栓28aの連結筒28bの外面
に係止することで抜け止めされた状態で連結されてい
る。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように、ブラシアタッチ
メントのブラシ基台表面の一部で、且つブリスルが立設
されたブリスル立設側に吸水部材を設けてあるので、吸
水部材に整髪剤を供給した状態でヘアセットを行うこと
で吸水部材より毛髪に整髪剤が供給されることとなるも
のであり、毛髪を傷めることなくヘアセットを行うこと
ができると共に整髪剤を手で毛髪に塗布したりするよう
な必要がないものであり、整髪剤によって手がべたつい
たり、ヘアーカール器の把手部分が汚れたりすることな
く快適に使用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すドライヤ本体と、ブラ
シアタッチメントを取付けた状態の斜視図である。
【図2】同上の吸水部材への整髪剤の供給状態を示す斜
視図である。
【図3】同上のブラシアタッチメントの一実施例を示す
断面図である。
【図4】同上のブラシアタッチメントの他の実施例を示
す断面図である。
【図5】同上の他の実施例におけるブラシアタッチメン
トと吸水部材の斜視図である。
【図6】同上のブラシアタッチメントのさらに他の実施
例を示す断面図である。
【図7】同上のブラシアタッチメントのさらに他の実施
例を示す断面図である。
【図8】同上の他の実施例におけるブラシアタッチメン
トと吸水部材の斜視図である。
【図9】同上のブリスルを省略した状態のブラシアタッ
チメントの他の実施例を示す断面図である。
【図10】同上のブリスルを省略した状態のブラシアタ
ッチメントのさらに他の実施例を示す断面図である。
【図11】同上の一部省略した分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ドライヤ本体 2 送風吐出口部 3 ブラシアタッチメント 4 ヒータ 5 送風部 12 吸水部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣谷 昌司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータ、送風部が内蔵されたドライヤ本
    体の送風吐出口部にブラシアタッチメントを備えたヘア
    ーカール器において、ブラシアタッチメントのブラシ基
    台表面の一部で、且つブリスルが立設されたブリスル立
    設側に吸水部材を設けて成ることを特徴とするヘアーカ
    ール器。
  2. 【請求項2】 軸方向に沿って配される吸水部材を中央
    のブリスル列近傍に配置して成ることを特徴とする請求
    項1記載のヘアーカール器。
  3. 【請求項3】 ブラシ基台の背面部に吸水部材と連通す
    る通水路を設けた液体収容室を備えて成ることを特徴と
    する請求項1記載のヘアーカール器。
  4. 【請求項4】 ブラシ基台の先端部に吸水部材と連通す
    る通路を設けた液体収容室を備えて成ることを特徴とす
    る請求項1記載のヘアーカール器。
  5. 【請求項5】 液体収容室はブラシアタッチメントに対
    して着脱自在に構成されて成ることを特徴とする請求項
    4記載のヘアーカール器。
  6. 【請求項6】 液体収容室に手動式定量吐出手段を設け
    て成ることを特徴とする請求項4記載のヘアーカール
    器。
  7. 【請求項7】 ブラシ基台に設けられたブリスル基台の
    軸方向に蟻溝を設け、蟻溝に吸水部材を収容して成るこ
    とを特徴とする請求項2に記載のヘアーカール器。
  8. 【請求項8】 液体収容室をブラシ基台の背面部のブリ
    スル基台先端側に配置して成ることを特徴とする請求項
    3記載のヘアーカール器。
  9. 【請求項9】 吸水部材にブリスルが挿入される開口部
    を設け、開口部にブリスルを挿入係止して吸水部材をブ
    ラシアタッチメントに取着して成ることを特徴とする請
    求項2記載のヘアーカール器。
  10. 【請求項10】 ブラシ基台に設けられたブリスル基台
    の軸方向に蟻溝を設け、蟻溝内に係合されるブリスル列
    と蟻溝との間に吸水部材を挟持固定して成ることを特徴
    とする請求項2記載のヘアーカール器。
  11. 【請求項11】 ブラシアタッチメントの軸方向に蟻溝
    を設け、蟻溝に着脱自在に保持枠を取着し、保持枠に吸
    水部材を設けて成ることを特徴とする請求項2記載のヘ
    アーカール器。
JP30961191A 1991-11-26 1991-11-26 ヘアーカール器 Withdrawn JPH05146311A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30961191A JPH05146311A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 ヘアーカール器

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JP30961191A JPH05146311A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 ヘアーカール器

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JPH05146311A true JPH05146311A (ja) 1993-06-15

Family

ID=17995115

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JP30961191A Withdrawn JPH05146311A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 ヘアーカール器

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JP (1) JPH05146311A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011505211A (ja) * 2007-12-06 2011-02-24 ブラウン ゲーエムベーハー ヘアブラシ、毛、及びこれらを製造するための方法
US8407913B2 (en) * 2007-09-27 2013-04-02 Wahl Clipper Corporation Conditioner infuser for hair dryer attachment
US8414818B2 (en) 2007-12-29 2013-04-09 Braun Gmbh Method for making bristles for a hairbrush

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990204