JPH05146101A - モータのゴムマグネツト保持装置 - Google Patents
モータのゴムマグネツト保持装置Info
- Publication number
- JPH05146101A JPH05146101A JP30301891A JP30301891A JPH05146101A JP H05146101 A JPH05146101 A JP H05146101A JP 30301891 A JP30301891 A JP 30301891A JP 30301891 A JP30301891 A JP 30301891A JP H05146101 A JPH05146101 A JP H05146101A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber magnet
- frame
- motor
- protrusion
- rotor core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータのゴムマグネット保持装置において、
フレームにゴムマグネットを接着するときの誤作業の防
止や乾燥時間の低減およびブラケット樹脂の廃止による
合理化を目的とする。 【構成】 フレーム1の内周に開口部側より内径に向け
て傾斜を持ったテーパ状の突起1aを設け、ゴムマグネ
ット2をフレーム1の開口部より圧入し、フレーム1内
部のテーパ状の突起1aに食いこませる構成とし、回転
子コア3とゴムマグネット2のギャップを変化させず
に、ゴムマグネット2を保持できるとともに作業の合理
化を図ることができる。
フレームにゴムマグネットを接着するときの誤作業の防
止や乾燥時間の低減およびブラケット樹脂の廃止による
合理化を目的とする。 【構成】 フレーム1の内周に開口部側より内径に向け
て傾斜を持ったテーパ状の突起1aを設け、ゴムマグネ
ット2をフレーム1の開口部より圧入し、フレーム1内
部のテーパ状の突起1aに食いこませる構成とし、回転
子コア3とゴムマグネット2のギャップを変化させず
に、ゴムマグネット2を保持できるとともに作業の合理
化を図ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテーパ状の突起を備えた
モータのゴムマグネット保持装置に関する。
モータのゴムマグネット保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のモータのフレームに収納されたゴ
ムマグネットを保持する構成としては、フレームとマグ
ネットを接着剤で接着する構成、ブラケットの樹脂に突
起を設けてマグネットに食いこませて保持する構成があ
る。
ムマグネットを保持する構成としては、フレームとマグ
ネットを接着剤で接着する構成、ブラケットの樹脂に突
起を設けてマグネットに食いこませて保持する構成があ
る。
【0003】以下、従来の構成について図2を参照しな
がら説明する。図に示すように、モータは円筒状のフレ
ーム7と、固定子用のゴムマグネット2と、回転子コア
3を有するモータ軸4とブラケット底面5を備え、前記
シート状のゴムマグネット2は円筒状にまるめられ、フ
レーム7に圧入されて接着剤による接着あるいはブラケ
ット樹脂の突起6で保持されるようになっていた。
がら説明する。図に示すように、モータは円筒状のフレ
ーム7と、固定子用のゴムマグネット2と、回転子コア
3を有するモータ軸4とブラケット底面5を備え、前記
シート状のゴムマグネット2は円筒状にまるめられ、フ
レーム7に圧入されて接着剤による接着あるいはブラケ
ット樹脂の突起6で保持されるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、ゴムマグネット2とフレーム7を接着す
るときにあやまって接着剤が他の部品に付着してしまう
危険性や、接着剤が乾くのに時間を有するという問題を
有し、またブラケット樹脂の突起6による保持ではゴム
マグネット2の寸法および位置が変更された場合、突起
6の長さをそれに応じて変更しなければならないという
問題を有していた。
来の構成では、ゴムマグネット2とフレーム7を接着す
るときにあやまって接着剤が他の部品に付着してしまう
危険性や、接着剤が乾くのに時間を有するという問題を
有し、またブラケット樹脂の突起6による保持ではゴム
マグネット2の寸法および位置が変更された場合、突起
6の長さをそれに応じて変更しなければならないという
問題を有していた。
【0005】本発明は上記問題を解決するもので、簡単
な構成のモータのゴムマグネット保持装置を提供するこ
とを目的としている。
な構成のモータのゴムマグネット保持装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、フレームの内周に開口部側より内径に向け
て傾斜を持ったテーパ状の突起を設け、ゴムマグネット
をフレームの開口部より圧入するとテーパ状の突起にゴ
ムマグネットが食いこんで保持され、かつ突起によって
ゴムマグネットが内周方向に盛りあがって回転子コアと
ゴムマグネットのギャップが変化しないよう、突起と回
転子コアがシャフト方向において重ならない配置してな
るものである。
するために、フレームの内周に開口部側より内径に向け
て傾斜を持ったテーパ状の突起を設け、ゴムマグネット
をフレームの開口部より圧入するとテーパ状の突起にゴ
ムマグネットが食いこんで保持され、かつ突起によって
ゴムマグネットが内周方向に盛りあがって回転子コアと
ゴムマグネットのギャップが変化しないよう、突起と回
転子コアがシャフト方向において重ならない配置してな
るものである。
【0007】
【作用】本発明は上記構成において、ゴムマグネットは
フレームに設けられたテーパ状の突起に食いこむことに
よって保持されるとともに、ゴムマグネットと回転子コ
アのギャップも一定に保持できることとなる。
フレームに設けられたテーパ状の突起に食いこむことに
よって保持されるとともに、ゴムマグネットと回転子コ
アのギャップも一定に保持できることとなる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図1を参照
しながら説明する。なお、従来例で説明したものと同一
構成部材には同一番号を用いその説明を省略する。従来
例と異なる点は、図に示すようにフレーム1にテーパ状
の突起1aを設け、ゴムマグネット2は前記テーパ状の
突起1aに食いこみ保持される。そしてテーパ状の突起
1aは回転子コア3と重ならない位置に設けることによ
り、突起1aによってゴムマグネット2が内周方向に盛
りあがって回転子コア3とゴムマグネット2のギャップ
が変化しないようにしている。
しながら説明する。なお、従来例で説明したものと同一
構成部材には同一番号を用いその説明を省略する。従来
例と異なる点は、図に示すようにフレーム1にテーパ状
の突起1aを設け、ゴムマグネット2は前記テーパ状の
突起1aに食いこみ保持される。そしてテーパ状の突起
1aは回転子コア3と重ならない位置に設けることによ
り、突起1aによってゴムマグネット2が内周方向に盛
りあがって回転子コア3とゴムマグネット2のギャップ
が変化しないようにしている。
【0009】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように
本発明によれば、回転子コアとモータ軸方向で重ならな
いよう設けたフレームのテーパ状の突起により、回転子
コアとゴムマグネット間のギャップを変化させずにゴム
マグネットを保持できるため、ゴムマグネットの接着
や、ブラケット樹脂を不要にできるなどの優れたモータ
のゴムマグネット保持装置を提供できるものである。
本発明によれば、回転子コアとモータ軸方向で重ならな
いよう設けたフレームのテーパ状の突起により、回転子
コアとゴムマグネット間のギャップを変化させずにゴム
マグネットを保持できるため、ゴムマグネットの接着
や、ブラケット樹脂を不要にできるなどの優れたモータ
のゴムマグネット保持装置を提供できるものである。
【図1】本発明の一実施例のゴムマグネット保持装置を
備えたモータの断面図
備えたモータの断面図
【図2】従来のゴムマグネット保持装置を備えたモータ
の断面図
の断面図
1 フレーム 1a 突起 2 ゴムマグネット 3 回転子コア 4 モータ軸
Claims (1)
- 【請求項1】シート状のゴムマグネットと、前記ゴムマ
グネットを収納する円筒状のフレームとを有し、前記ゴ
ムマグネットを保持するためのフレームの内周に開口部
側より内径に向けて傾斜を持ったテーパ状の突起を設
け、前記ゴムマグネットを略円筒状にし、開口部より圧
入し、前記テーパ状の突起に食いこませるとともに、回
転子コアと前記突起がモータ軸方向上で重ならない配置
としたモータのゴムマグネット保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30301891A JPH05146101A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | モータのゴムマグネツト保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30301891A JPH05146101A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | モータのゴムマグネツト保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05146101A true JPH05146101A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=17915950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30301891A Pending JPH05146101A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | モータのゴムマグネツト保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05146101A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1330014A1 (en) * | 2001-12-18 | 2003-07-23 | Johnson Electric S.A. | Electric motor |
US6944929B2 (en) | 2002-11-01 | 2005-09-20 | Sanyo Denki Co., Ltd. | Method of joining rubber magnet to yoke |
CN105141051A (zh) * | 2014-05-30 | 2015-12-09 | 马渊马达株式会社 | 永磁铁的固定构造及固定方法、电动机以及永磁铁 |
-
1991
- 1991-11-19 JP JP30301891A patent/JPH05146101A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1330014A1 (en) * | 2001-12-18 | 2003-07-23 | Johnson Electric S.A. | Electric motor |
US6944929B2 (en) | 2002-11-01 | 2005-09-20 | Sanyo Denki Co., Ltd. | Method of joining rubber magnet to yoke |
CN105141051A (zh) * | 2014-05-30 | 2015-12-09 | 马渊马达株式会社 | 永磁铁的固定构造及固定方法、电动机以及永磁铁 |
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