JPH0514595B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、パチンコ遊技機の入賞装置に関する
ものである。

従来の技術 従来、表示面の円周上の一定角度毎にある種類
の識別情報が描かれ、かつ各識別情報の描かれて
いる一定角度毎に球状体の通過可能な透孔が穿設
された回転板と、該回転板の回転軸に連結され、
回転板の穿設された各透孔に対応し、かつ回転板
の裏面から或る間隔を隔てた位置に球状体の通過
入口を有し、その出口が回転板に描かれた対応す
る識別情報別に円周位置方向へ球状体を振分ける
ような形状に構成された球状体振分ガイド部材と
からなる回転振分機構と、少くとも前記回転板の
外周位置に対応して配設され、かつ弾球された球
状体を前記回転板上へ導く球状体案内部材と、前
記回転板と前記球状体振分ガイド部材の間の位置
に固定して設けられ、かつ前記回転板に穿設され
た透孔と同一円周上において対応する予め定める
位置に球状体通過孔が穿設された固定板と、前記
回転振分機構を回転駆動する回転駆動手段とを備
えた弾球遊技機の球状体振分装置が特公昭57−
4275号公報として知られており、また、遊技盤面
上に数個の打玉が保持できる玉受板を有し、かつ
該玉受板を遊技盤の前面へ突出後退自在せしめる
ためのソレノイドを設けた打球処理装置と、少く
とも１個の打玉を受けて該打球をその位置に停止
保持させる受部を有し、かつその受部の下方に打
上げ用ソレノイドを設けた発射台とを取付け、ま
た、前記発射台の受部上方に下向きの入賞口が開
設された入賞チエツカーを取付けると共に該入賞
チエツカーに打玉の入賞を検出する入賞スイツチ
を設け、さらに、遊技盤面の下方部にはこれらと
は別に可変入賞器を取付け、該可変入賞器には打
玉を入賞し易いように変化させるソレノイドを付
設し、パチンコ機の前面に設けられた押ボタンス
イツチを押操作することによつて前記打上げ用ソ
レノイドを励磁させ、発射台の受部上に停止保持
されていた打玉を上方へ打上げて入賞チエツカー
に入賞させると共に、該入賞した打玉によつて入
賞スイツチを作動させ、この入賞スイツチの作動
により打玉処理装置のソレノイドを励磁でさせて
玉受板を一定時間遊技盤面へ突出させると共に、
一定時間経過後玉受板を遊技盤面から後退させ、
同時に可変入賞器のソレノイドを作動させて該可
変入賞器を一定時間だけ打玉が入賞し易いように
変化させるようにしたパチンコ機の打玉入賞装置
が特公昭57−54140号公報として知られている。

さらに、回転式球振分機構を備えたパチンコ機
の入賞装置として、打玉を誘導する玉通路を設
け、該玉通路の出口部にモータの回転駆動により
水平回転する回転体を配置し、該回転体の上面に
は隔壁を突設して適数の小室に区画すると共に各
小室の底面に適宜位置を違えて玉通孔を穿設し、
また回転体の底面下方に前記各玉通孔に夫々連通
する入賞玉通路を設けた固定板を配置し、該入賞
玉通路を流下する夫々の入賞玉によつて遊技盤面
の可変入賞器の個数を異ならせて作動するように
構成したパチンコ機の入賞装置が、実公昭56−
41746号公報に示されている。

そして、このものは、前記構成に加えて、前記
玉通路の両側に、逆八字状に傾動することにより
打玉を捕捉し易い状態を形成する一対の開閉片を
前記回転体に関連的に並設し、該入賞装置が装備
される遊技盤に設けられた任意に定めた入賞口、
或いは前記入賞玉通路を通過する入賞玉によつて
開閉作動するように構成したものである。

発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、左右開閉羽根の間の球受部に
入つたパチンコ球が球受部に続く球流出部から落
下する際、球流出部から落下したパチンコ球が、
その状況次第で、誘導板に穿設した孔から下方に
抜け落ちたり、また誘導板の傾斜に沿つて移動し
て振分部材に転動したりし、振分部材に移動した
パチンコ球は振分部材で振分けられて落下したり
球検出体を作動して所定の特定入賞動作を行なわ
せたりし、さらに、前記誘導板に穿設した孔の下
方に球打上げ装置を取付ければ、前記孔より落下
したパチンコ球をもう一度打上げて孔の上方に戻
すことができて遊技者に入賞の機会を多く与え、
しかも振分部材によつてパチンコ球が自由に振分
けられることにより、遊技者自身にスランプの影
響を与え、前記従来のものとは別異の動きによつ
て遊技者が興味をもつて楽しむことができる新規
なパチンコ遊技機の入賞装置を提供することにあ
る。

問題点を解決するための手段 本発明のパチンコ遊技機の入賞装置は、開閉手
段を有する左右開閉羽根の間の球受部に続く球流
出部の下方に傾斜を有する誘導板を設け、前記誘
導板の前記球流出部に対する位置に下方より打上
げられたパチンコ球が通過し、かつ上方の球流出
部の断面より小径のパチンコ球が抜け落ちる孔を
穿設し、前記誘導板の前記傾斜の下端に、振分部
材を配設し、前記振分部材で振分けられたパチン
コ球が落入する球落入部に球検出体を配備し、前
記球検出体のパチンコ球の検出によつて前記左右
開閉羽根が拡開されるべく左右開閉羽根の開閉手
段が前記球検出体に連絡されたことを特徴とする
構成を有するものである。

作 用 左右開閉羽根の球受部に入つたパチンコ球は、
前記球受部に続く球流出部から球流出部下方に設
けられた傾斜を有する誘導板上に落下し、その状
況次第で、前記誘導板に穿設された孔から下方に
抜け落ちたり、または、誘導板の傾斜に沿つて移
動して振分部材に至り、振分部材で振分けられて
球検出体によつて検出され、その信号によつて特
定入賞動作が行なわれる。

実施例 以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説
明する。

第１図において、１はパチンコ機の遊技盤に装
着された入賞装置であり、上方には左右にそれぞ
れ開閉する左右開閉羽根２，２′と回転式振分部
材である回転体３を配設した上部入賞部４が設け
られ、前記上部入賞部４の下方にはデジタル表示
部５と球受口を有するチエツカー６，６′及びチ
ユーリツプ等の開閉部材７，７′を配設した下部
入賞部８が設けられている。

上部入賞部４は基盤本体９の前面中央に透孔１
０を有するケースカバー１１が装着され、前記ケ
ースカバー１１には横方向に複数の発光ダイオー
ド等の発光体が並んだ表示部１２が設けられ、基
盤本体９にはケースカバー１１の上方中央で羽根
２，２′間の球受部の後方に球受口１３が形成さ
れ、前記羽根２，２′は案内孔１４，１４′に沿つ
てそれぞれ左右に開閉される。なお、１５はケー
スカバー１１の両面に設けたランプカバーレンズ
であり、所望によつて装着される。

下部入賞部８は基盤本体１６の上部に球受口を
有するチヤツカー６，６′が設けられ、前記チヤ
ツカー６，６′間には窓１７が形成され、チヤツ
カー６，６′の下部には三角レンズ１８，１８′が
設けられ、前記窓１７の下方にはデジタル表示部
５を有するカバーレンズ１９が設けられ、前記カ
バーレンズ１９の両側にはＵ型レンズカバー２
０，２０′が設けられ、その両側には開閉部材７，
７′が設けられている。２１は基盤本体１６に形
成された釘取付用孔である。

そして、第２図及び第３図に示すように、上部
入賞部４の基盤本体９の裏面には切欠き部２２ａ
を有する裏板２２がねじにより装着され、前記切
欠き部２２ａには左右開閉羽根２，２′の電磁的
開閉手段である開閉用ソレノイド２３が設けら
れ、前記開閉用ソレノイド２３のプランジヤー２
４の先端には、羽根２，２′の回転軸２ａ，２
a′に固着され、案内孔１４，１４′に係合するガ
イド杆２ｂ，２b′に設けた係止部２５，２５′を
有する歯車２６，２６′とそれぞれ噛み合うラツ
ク２７が設けられ、前記プランジヤー２４の外周
の開閉用ソレノイド２３の下端と前記ラツク２７
の取付部２８間には圧縮コイルスプリング２９が
設けられている。

３０は基盤本体９の裏面下方にねじ等によつて
装着された上部箱体であり、球流路３１，３１′
を有する下部箱体３２とフランジ３３をねじ３４
により螺着することによつて一体の箱体３５に形
成されており、前記上部箱体３０の上面にはラン
プ３６を挿着する取出孔３７が形成され、前記下
部箱体３２の下面にはモータＭが固設され、その
モータ軸３８に固定して回転体３が設けられてい
る。

箱体３５の内部には、左右開閉羽根２，２′の
間の球受口１３に続く球流出部７０の下方に傾斜
部４９を有する誘導板４０が設けられ、該誘導板
４０の球流出部７０に対する位置に下方より打上
げられたパチンコ球が通過し、かつ上方の球流出
部７０の断面より小径のパチンコ球が抜け落ちる
孔３９が穿設され、誘導板４０の傾斜部４９の下
端に、上下方向に設けたモータ軸３８に固定され
た回転体３が配設され、また、前記モータ軸３８
と同軸上で前記回転体３の上方にランプ３６が配
備されている。なお、前記回転体３は透明な合成
樹脂材料からなり、ランプ３６を点灯すれば回転
体３が透孔１０よりはつきりと確認できるように
なつている。

Ｓは球流路３１に対して配備され、球流路３１
を通過するパチンコ球を検出する球検出体であつ
て、例えばマイクロスイツチ等からなる検出スイ
ツチであり、前記検出スイツチＳの作動によつて
開閉用ソレノイド２３を駆動して羽根２，２′を
所定時間あるいは所定回数拡開する等の所定の特
定入賞動作を行なわせ、パチンコ球が球流路３
１′に落下した場合には、検出スイツチＳは作動
しない。

回転体３は、第４図に示すように、六角筒状の
本体４１の内部に中空部４２が形成され、下面中
央にはモータ軸３８を挿着する取付孔４３が形成
され、その周囲にランプ３６の熱を冷却するため
の空気流入孔４４が複数穿設され、前記本体４１
の外側の各角部にそれぞれ中心より放射方向に振
分け片４５が形成され、互いに隣り合う振分片４
５，４５の間であつてモータ軸３８中心と対称位
置となるうちの一対にそれぞれ球受片４６が設け
られ、前記球受片４６の先端寄りには傾斜部４６
ａが形成され、それ以外の振分け片４５間は切欠
きからなる球落下部４７が形成されている。

次に、誘導板４０は、第５図に示すように、一
端寄りから他端に向け傾斜部４９が形成されてお
り、該誘導板４０の一端寄りに、下方より打上げ
られた球が通過し、かつ上方の球流出部７０より
小径のパチンコ球が抜け落ちる孔３９が形成さ
れ、前記傾斜部４９下方に連続して回転体３を嵌
合する嵌合用孔４８が形成されている。該傾斜部
４９上に落下したパチンコ球は、前記孔３９に入
つて抜け落ちるか、または、該傾斜部３９上を回
転体３方向に移動する。５０は回転体３の球受片
４６上に乗つて送られたパチンコ球５１をそれに
続く球流路３１に送る球落入部である。

下部入賞部８の基盤本体１６の裏面には、第６
図に示すように、上方にチヤツカー６，６′に相
当する位置に球入口５２，５２′が設けられ、前
記球入口５２，５２′の下部には傾斜する球流路
５３，５３′が形成され、前記球流路５３，５
３′に続いて鋭直方向に突出部５４，５４′を有す
る案内部５５が形成され、前記案内部５５に続い
て先端に打球用スプリング５６を装着した打球杆
５７を有する打上げ用ソレノイド５８を設ける嵌
合部５９が形成されており、チヤツカー６，６′
より入つたパチンコ球は球入口５２，５２′より
傾斜する球流路５３，５３′上を通つて打球用ス
プリング５６上で係止され、その状態を窓１７よ
り確認することができ、前記打上げ用ソレノイド
５８の励磁により前記打球杆５７が上方に移動し
て、打球用スプリング５６がパチンコ球を上方に
打上げ、打上げられたパチンコ球は上部入賞部４
の誘導板４０に形成された打上げ用孔３９を通つ
て回転体３に送られ、前記打上用ソレノイド５８
の励磁と同時に開閉部材７，７′も連動される。

６０，６０′は三角レンズ１８，１８′が装着さ
れる三角レンズ取付孔、６１，６１′はＵ型カバ
ーレンズ２０，２０′が装着されるＵ型取付孔、
６２，６２′は開閉部材７，７′が装着される位置
に形成された球入口である。

そして、下部入賞部８の基盤本体１６の裏面に
は、第７図及び第８図に示すように、上方に球入
口５２，５２′より入つたパチンコ球を受ける傾
斜部６３を有する球受樋６４が形成され、三角レ
ンズ１８，１８′とＵ型カバーレンズ２０，２
０′に相当する位置にそれぞれランプを装着する
ランプ装着部６５が本体裏面に形成され、突出部
５４，５４′上で案内部５５に係合する係合片６
６，６６′が本体前面に形成された裏板６７がね
じにより装着される。

なお、ランプカバーレンズ１５内及びカバーレ
ンズ１９内にもランプが装着され、誘導板４０の
球打上げ孔３９は第９図に示すように、前記球打
上げ孔３９に嵌合する突出部６８を有する蓋体６
９によつて閉鎖することも可能であり、打上げ用
ソレノイド５８の励磁は手動スイツチあるいは球
入口５２，５２′より入つたパチンコ球を検出す
る検出体によつて自動的に行なわれる（図示せ
ず）。

本発明の実施例における作用を説明すると、下
部入賞部８に装着したチヤツカー６，６′に入つ
たパチンコ球は、球受口５２，５２′より裏板６
７の球受樋６４に入り、その傾斜部６３に沿つて
傾斜する球流路５３，５３′上に送られてその傾
斜により打上げ用ソレノイド５８の打球用スプリ
ング５６上に乗る。そして、図示しない手動スイ
ツチあるいは検出体によつて打上げ用ソレノイド
５８が励磁され、打球杆５７が上方に移動して打
球用スプリング５６によつてパチンコ球は上方に
打上げられる。

そして、打上げ用ソレノイド５８によつて打上
げられたパチンコ球は打上げ孔３９を通過して誘
導板４０上に落下し、その傾斜部４９に沿つて回
転体３方向に転動し、モータＭによつて回転する
回転体３の球受片４６に乗ると前記回転体３と共
に移動して、球落入部５０に傾斜部４６ａに沿つ
て落下する。そして検出スイツチＳによつてその
通過を検出すると同時に開閉用ソレノイド２３を
励磁して羽根２，２′を所定時間あるいは所定回
数拡開する等の特定の入賞動作を行なわせ、前記
検出スイツチＳを通過した球は球流路３１を通つ
て遊技盤の裏側へ排出される。

また、回転体３の切欠き部４７に入つた球はそ
のまま落入孔に落下して検出スイツチＳを作動せ
ずにそのまま球流路３１と合流する球流路３１′
を通つて遊技盤の裏側に排出される。

さらに、パチンコ球の球流路３１の通過によ
り、拡開された羽根２，２′に別のパチンコ球が
入賞すると、該パチンコ球は、羽根２，２′間の
球受口１３を通過し、球受口１３に続く球流出部
７０から下方の誘導板４０上に落下する。誘導板
４０には、前述した孔３９が穿設されているが、
該孔３９は球流出部７０に比べて小径であるため
に、上方より落下して来たパチンコ球は、その落
下方向によつて、直接的または誘導板４０に衝突
して弾んだ後に孔３９に入つて抜け落ちるか、あ
るいは、孔３９に落下せずに誘導板４０の傾斜部
４９上を移動して回転体３に至るかのいずれかと
なる。

パチンコ球が孔３９を落下した場合には、落下
したパチンコ球は、下部入賞部８の打球用スプリ
ング５６上に落下し、転置されるので、このパチ
ンコ球を打上げて孔３９の上方に戻し、前述した
誘導板４０上におけるパチンコ球の作用動作を再
度行わせる。

また、回転体３は内部にランプ３６を装着して
おり、透明な合成樹脂材料よりなるため透孔１０
より遊技者がその回転状態を確認することがで
き、羽根２，２′の下部の複数の発光ダイオード
等の発光体からなる表示部１２によつて入賞状態
あるいは遊技状態等を逐次表示し、誘導板４０の
球打上げ孔３９を蓋体６９によつて閉鎖すれば、
上部入賞部４と下部入賞部８とを別々の入賞装置
に分離することが可能である。

発明の効果 以上に述べたように、本発明のパチンコ遊技機
の入賞装置によれば、左右開閉羽根の間の球受部
に入つたパチンコ球が球受部に続く球流出部から
落下する際、球流出部から落下したパチンコ球
が、その状況次第で、誘導板に穿設した孔から下
方に抜け落ちたり、または誘導板の傾斜に沿つて
移動して振分部材に転動したりし、振分部材に移
動したパチンコ球は振分部材で振分けられて落下
したり球検出体を作動して所定の特定入賞動作を
行なわせたりし、さらに、誘導板に穿設した孔の
下方に球打上げ装置を取付ければ、該孔より落下
したパチンコ球をもう一度打上げて孔の上方に戻
すことができて遊技者に入賞の機会を多く与え、
しかも振分部材によつてパチンコ球が自由に振分
けられることにより、遊技者自身にスランプの影
響を与え、従来のものとは別異の動きによつて遊
技者が興味をもつて楽しむことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例における正面図、第
２図は、同上の上部入賞部の背面図、第３図は、
第２図の要部の拡大側断面図、第４図は、回転体
の平面図、第５図は、誘導板の平面図、第６図
は、下部入賞部の背面図、第７図は、裏板の正面
図、第８図は、第７図の右側面図、第９図は、蓋
体の底面図である。 １…入賞装置、２，２′…左右開閉羽根、２ａ，
２a′…回転軸、２ｂ，２b′…ガイド杆、３…回転
体、４…上部入賞部、５…デジタル表示部、６，
６′…チヤツカー、７，７′…開閉部材、８…下部
入賞部、９…基盤本体、１０…透孔、１１…ケー
スカバー、１２…表示部、１３…球受口、１４，
１４′…案内孔、１５…ランプカバーレンズ、１
６…基盤本体、１７…窓、１８，１８′…三角レ
ンズ、１９…カバーレンズ、２０，２０′…Ｕ型
カバーレンズ、２１…釘取付用孔、２２…裏板、
２２ａ…切欠き部、２３…開閉用ソレノイド、２
３…プランジヤー、２５，２５′…係止部、２６，
２６′…歯車、２７…ラツク、２８…取付部、２
９…圧縮コイルスプリング、３０…上部箱体、３
１，３１′…球流路、３２…下部本体、３３…フ
ランジ、３４…ねじ、３５…箱体、３６…ラン
プ、３７…取付孔、３８…モータ軸、３９…球打
上げ孔、４０…誘導板、４１…本体、４２…中空
部、４３…取付孔、４４…空気流入孔、４５…振
分け片、４６…球受片、４６ａ…傾斜部、４７…
切欠き部、４８…嵌合用孔、４９…傾斜部、５０
…球落入部、５１…パチンコ球、５２，５２′…
球入口、５３，５３′…球流路、５４，５４′…突
出部、５５…案内部、５６…打球用スプリング、
５７…打球杆、５８…打上げ用ソレノイド、５９
…嵌合部、６０，６０′…三角レンズ取付孔、６
１，６１′…Ｕ型取付孔、６２，６２′…球入口、
６３…傾斜部、６４…球受樋、６５…ランプ装着
部、６６，６６′…係合片、６７…裏板、６８…
突出部、６９…蓋体、７０…球流出部、Ｍ…モー
タ、Ｓ…検出スイツチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 開閉手段を有する左右開閉羽根の間の球受部
   に続く球流出部の下方に傾斜を有する誘導板を設
   け、前記誘導板の前記球流出部に対する位置に下
   方より打上げられたパチンコ球が通過し、かつ上
   方の球流出部の断面より小径のパチンコ球が抜け
   落ちる孔を穿設し、前記誘導板の前記傾斜の下端
   に、振分部材を配設し、前記振分部材で振分けら
   れたパチンコ球が落入する球落入部に球検出体を
   配備し、前記球検出体のパチンコ球の検出によつ
   て前記左右開閉羽根が拡開されるべく左右開閉羽
   根の開閉手段が前記球検出体に連絡されたことを
   特徴とするパチンコ遊技機の入賞装置。