JPH0514590Y2 - - Google Patents

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JPH0514590Y2
JPH0514590Y2 JP6624389U JP6624389U JPH0514590Y2 JP H0514590 Y2 JPH0514590 Y2 JP H0514590Y2 JP 6624389 U JP6624389 U JP 6624389U JP 6624389 U JP6624389 U JP 6624389U JP H0514590 Y2 JPH0514590 Y2 JP H0514590Y2
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noise
amplifier
signal
output
frequency
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は2組の受信部の一方をノイズ受信部
として使用し、ノイズ受信部側の受信周波数を変
えることによつてノイズ除去効果を高めたノイズ
ブランカ回路を備えた受信機に関し、特に近接妨
害信号の影響やウツドペツカノイズを除去できる
ノイズブランカ回路を備えた受信機に関する。
(従来技術) 従来のノイズブランカ回路を備えた受信機は第
2図に示す如く構成されていた。第2図は一般的
な受信機におけるノイズブランカ回路を示し、ノ
イズブランカ回路10は混合回路1からのノイズ
成分をノイズ増幅器2で増幅し、ノイズ増幅器2
の出力をノイズ検波回路3で検波してパルスを発
生させ、信号ラインに挿入したノイズブランカゲ
ート4を制御している。
なお、5は中間周波増幅器である。
また、一般に、ノイズ増幅器2はキヤリア等ノ
イズ以外の信号によりノイズ増幅器が飽和してノ
イズと信号の分離が出来なくなるのを防ぐため自
動利得制御がかけられているが、この自動利得制
御はイグニツシヨンパルスのような幅の狭いパル
スに対しては動作しないような時定数が選ばれて
いる。
(考案が解決しようとする課題) 上記した如き従来のノイズブランカ回路では、
ノイズ成分を増幅し、検波してパルスを発生させ
信号ラインのノイズブランカゲートをブランキン
グしている。
しかしノイズ増幅器の通過帯域内に希望受信信
号以外の強力な信号が存在する場合には、この信
号によつてノイズ増幅器に自動利得制御がかかり
ノイズ増幅器のゲインが低下し、ノイズの波高値
がブランキングパルスを発生させるスレツシヨル
ドレベル以下になり、ブランキングパルスが発生
せず十分なブランキング効果が得られないことが
あるという問題点があつた。
また、ノイズ成分を増幅、検波する時間遅れを
小さくしようとするとノイズ増幅器の通過帯域を
あまり狭くできず、信号とノイズを分離する弁別
回路の能力不足により、近接妨害信号による感度
抑圧やウツドペツカノイズのような周波数依存性
の高いノイズを十分に除去することができないと
いう問題点があつた。
この考案はノイズ受信部側の受信周波数を希望
受信周波数と異なる周波数に設定して近接妨害信
号の影響を排除し、ウツドベツカノイズの周期的
に、ある周波数を繰り返して移動する性質に着目
し、自分の受信している周波数を横切るウツドベ
ツカノイズに対して、受信周波数と異なる点で先
回りしてブランキングパルスを発生させて、ノイ
ズ除去完全に行なうことができる受信機を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) この考案の受信機は、第1の信号経路に設けら
れた第1のノイズゲートと、前記第1の信号経路
から分岐して設けられた第1のノイズ増幅器と、
前記第1のノイズ増幅器の出力を検波し前記第1
のノイズゲートを制御する第1のノイズ検波回路
とからなるノイズブランカ回路を有する第1の受
信部と、第2の信号経路に設けられた第2のノイ
ズゲートと、前記第2の信号経路から分岐して設
けられた第2のノイズ増幅器と、前記第2のノイ
ズ増幅器の出力を検波し前記第2のノイズゲート
を制御する第2のノイズ検波回路とかなるノイズ
ブランカ回路を有し前記第1の受信部と並列に設
けられた第2の受信部とで構成され、それぞれの
受信部は独立に周波数を設定できる受信機であつ
て、前記第1のノイズ検波回路の出力によつて前
記第2のノイズゲートを制御し、前記第2のノイ
ズ検波回路の出力によつて前記第1のノイズゲー
トを制御するようにしたことを特徴とする。
(作用) 上記の如く構成したこの考案の受信機におい
て、一方の受信部をノイズブランキング用の受信
部として働かせ、他方の受信部を信号受信用とし
て働かせる。
ノイズ増幅器の通過帯域内に希望受信信号以外
の強力な信号が発生する場合には、前記のように
ブランキングパルスが発生せず十分なブランキン
グ効果が得られないことがある。このとき一方の
受信部のノイズ受信周波数を変化させることによ
つて、ノイズブランキング信号を効率的かつ早い
立ち上がりで発生させることができる。すなわち
受信信号を聞きながらノイズブランキングが最良
の周波数にもう一方の受信部を同調させる。
ウツドペツカノイズについていえば、自分の受
信している周波数を横切るかたちで妨害を与え
る。妨害波は強力なパルス波で広い帯域で占めて
おりかつ特異な受信音を呈しているので自分の周
波数に達する前にウツドペツカノイズであること
を察知される。そこでもう一方の受信部の周波数
をウツドペツカの周波数に合わせてノイズブラン
キング信号を発生させるこのブランキング信号は
他方(信号受信用)の受信部のノイズゲートに加
えられる。この場合に、一方の受信部から出力さ
れるノイズブランキング信号は、他方の受信部か
ら出力されるノイズブランキング信号より時間的
に早く出力され、この結果、ノイズブランキング
ができる。すなわち他方の受信部におけるノイズ
ブランキング作用の時間的遅れが実質的に除去さ
れることになる。
(実施例) 以下、この考案を実施例により説明する。
第1図は本考案の一実施例を構成するブロツク
図である。
高周波増幅器11からの出力および第1局部発
振出力(LO1)を受けて中間周波数に変換する混
合器12を含む周波数変換回路にて中間周波数に
変換し、ノイズゲート13を介して中間周波増幅
器14に供給して増幅する。中間周波信号は検波
器15に供給してSSB検波し、検波出力を低周波
増幅器16に供給して増幅する。混合器12を含
む周波数変換回路、ノイズゲート13、中間周波
増幅器14、検波器15および低周波増幅器16
は第1の受信部を構成している。検波器15はキ
ヤリヤ信号(CAR)に加えられて、中間周波数
に変換された受信信号を検波する。
混合器12から出力される中間周波信号を増幅
するノイズ増幅器18、ノイズ増幅器18の出力
を検波するノイズ検波回路19はノイズ検出回路
を構成して第1のノイズブランキング信号をノイ
ズゲート13および後記のノイズゲート21に加
えノイズブランカ回路を構成している。ここで、
ノイズ増幅器18はノイズ検波回路19からの出
力で自動利得制御されている。
同様に、高周波増幅器11からの出力および第
2局部発振出力(LO2)を受けて中間周波数に変
換する混合器20を含む周波数変換回路にて中間
周波数に変換し、ノイズゲート21を介して中間
周波増幅器22に供給して増幅する。中間周波信
号は検波器23に供給してSSB検波し、検波出力
を低周波増幅器24に供給して増幅する。混合器
20を含む周波数変換回路、ノイズゲート21、
中間周波増幅器22、検波器23および低周波増
幅器24には第2の受信部を構成している。検波
器23にはキヤリヤ信号(CAR)が加えられて、
中間周波数に変換された受信信号を検波する。低
周波増幅器16および24の出力によつてスピー
カ17を駆動して音声出力に変換する。
混合器20から出力された中間周波信号を増幅
するノイズ増幅器25、ノイズ増幅器25の出力
を検波するノイズ検波回路26は第2のノイズブ
ランキング信号をノイズゲート13および21に
加えている。ここで、ノイズ増幅器25はノイズ
検波回路26からの出力で自動利得制御されてい
る。ノイズゲート13,21、ノイズ増幅器1
8,25、ノイズ検波回路19,26はノイズブ
ランカ回路27を構成している。
高周波増幅器11によつて増幅された受信信号
は第1受信部および第2受信部によつて受信さ
れ、スピーカ17が駆動される。
一方、混合器12からの出力はノイズ増幅器1
8に供給されてノイズ成分が増幅され、ノイズ増
幅器18の出力はノイズ検波回路19に供給され
て検波され、検波出力で第1のノイズブランキン
グ信号が形成される。混合器20からの出力はノ
イズ増幅器25に供給されてノイズ成分が増幅さ
れ、ノイズ増幅器25の出力はノイズ検波回路2
6に供給されて検波され、検波出力で第2のノイ
ズブランキング信号が形成される。第1および第
2のノイズブランキング信号によつてノイズゲー
ト13および21の開閉が制御される。
局部発振周波数(LO1,LO2)が同じ周波数な
らば第1の受信部も第2の受信部もまつたく同じ
動作をしており、2台の受信機が並列動作してい
るのと等価となる。また局部発振周波数(LO1)
と(LO2)を異なる周波数にすればそれぞれの局
部発振周波数にしたがつて2波同時受信が可能な
受信機として作用する。
いま希望受信信号を第1の受信部で受信し、ノ
イズブランキングを第2の受信部で行なうものと
してノイズブランキングの動作を説明する。
通常動作での受信をしているときノイズ増幅器
18の通過帯域内に強力な妨害信号が出現した場
合、妨害信号でノイズ増幅器18,25に自動利
得制御がかかりノイズ増幅器18,25のゲイン
が低下する感度抑圧現象が生じ、第1および第2
のノイズブランキング信号の立ち上がりが遅れた
り生成されないということが起こる。このとき局
部発振出力LO2を変更して第2の受信部の受信周
波数を妨害信号の影響を受けない周波数まで変化
させることによつて第2のノイズブランキング信
号が確実に生成される。この第2のノイズブラン
キング信号によつてノイズゲート13が一時的に
遮断状態に制御されて良好なノイズブランキング
動作がおこなわれる。
ウツドペツカノイズの場合は、その特異な受信
音からウツドペツカの中心周波数が自分の受信周
波数を横切る前に察知できる場合が多いので、第
2の受信部の受信周波数をウツドペツカの中心周
波数の方向に変化させてやるとによつて、第1の
ノイズブランキング信号が発生するよりタイミン
グ的に早く、第2のノイズブランキング信号が発
生させられ、ノイズゲート13によつて時間遅れ
のない良好なノイズブランキングがなされる。
逆に希望受信信号を第2の受信部で受信しノイ
ズブランキングを第1の受信部で行なう場合も同
様な効果が得られる。
また一般的にパルス性のノイズはその発生が時
間的、周期的にも不規則に発生することが多いの
と、ノイズの有無、ノイズブランキングの効果の
判定などは自分の耳で聞きながら受信周波数を手
動で調整することが一番簡明である。
(考案の効果) 以上説明した如く並列に設けられている第1お
よび第2の2つの受信部にノイズゲートを設けノ
イズゲートを第1および第2のノイズブランキン
グ信号で制御するようにしたため、一方の受信部
で希望受信信号を受信しているとき、他方の受信
部の受信周波数を希望受信信号と異なる周波数に
変更することによつて、他方の受信部でノイズブ
ランキング信号を確実に生成し、このノイズブラ
ンキング信号で一方の受信部のノイズゲートを制
御することにより近接妨害信号を除去でき、特に
ウツドペツカノイズのような周波数依存性の高い
ノイズを時間遅れ無しに除去できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の構成を示すブロ
ツク図。第2図は従来例の構成を示すブロツク
図。 13および21……ノイズゲート、18および
25……ノイズ増幅器、19および26……ノイ
ズ検波回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の信号経路に設けられた第1のノイズゲー
    トと、前記第1の信号経路から分岐して設けられ
    た第1のノイズ増幅器と、前記第1のノイズ増幅
    器の出力を検波し前記第1のノイズゲートを制御
    する第1のノイズ検波回路とからなるノイズブラ
    ンカ回路を有する第1の受信部と、第2の信号経
    路に設けられた第2のノイズゲートと、前記第2
    の信号経路から分岐して設けられた第2のノイズ
    増幅器と、前記第2のノイズ増幅器の出力を検波
    し前記第2のノイズゲートを制御する第2のノイ
    ズ検波回路とからなるノイズブランカ回路を有し
    前記第1の受信部と並列に設けられた第2の受信
    部とで構成され、それぞれの受信部は独立に周波
    数を設定できる受信機であつて、前記第1のノイ
    ズ検波回路の出力によつて前記第2のノイズゲー
    トを制御し、前記第2のノイズ検波回路の出力に
    よつて前記第1のノイズゲートを制御するように
    したことを特徴とする受信機。
JP6624389U 1989-06-08 1989-06-08 Expired - Lifetime JPH0514590Y2 (ja)

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JP6624389U JPH0514590Y2 (ja) 1989-06-08 1989-06-08

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JP6624389U JPH0514590Y2 (ja) 1989-06-08 1989-06-08

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JPH036334U JPH036334U (ja) 1991-01-22
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JP (1) JPH0514590Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019141334A (ja) * 2018-02-21 2019-08-29 株式会社レーベン 刳り貫き器具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019141334A (ja) * 2018-02-21 2019-08-29 株式会社レーベン 刳り貫き器具

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JPH036334U (ja) 1991-01-22

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