JPH05145791A - 同期クランプ装置 - Google Patents

同期クランプ装置

Info

Publication number
JPH05145791A
JPH05145791A JP3327092A JP32709291A JPH05145791A JP H05145791 A JPH05145791 A JP H05145791A JP 3327092 A JP3327092 A JP 3327092A JP 32709291 A JP32709291 A JP 32709291A JP H05145791 A JPH05145791 A JP H05145791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
clamp
video
video signal
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3327092A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Suyama
正樹 須山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP3327092A priority Critical patent/JPH05145791A/ja
Priority to GB9211871A priority patent/GB2256991A/en
Priority to US07/893,462 priority patent/US5268760A/en
Priority to FR9206882A priority patent/FR2679088A1/fr
Priority to DE4218898A priority patent/DE4218898A1/de
Publication of JPH05145791A publication Critical patent/JPH05145791A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像信号の同期信号に発生したインパルスノ
イズによるクランプレベルの変動に影響されることな
く、同期クランプを可能にすることである。 【構成】 映像出力信号から増幅器40及びLPF42
を介して低周波成分映像信号を抽出し、第4トランジス
タ46、第5トランジスタ50、負荷抵抗54から成る
制御信号生成手段に入力する。制御信号生成手段は第4
トランジスタ46の出力信号の電位(同期信号レベル)
がクランプ電圧25より低い場合、スイッチング信号
(制御信号)56を第3トランジスタ58のベースに与
えて、同期信号の負ピークがクランプ電圧の電位となる
ように一定に保持される如く第3トランジスタを駆動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送受信機等のテ
レビジョン受信装置において、映像信号の同期信号にイ
ンパルスノイズが発生してもその影響を受けることなく
同期クランプを行うことができる同期クランプ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】同期クランプ回路による映像信号のクラ
ンプの目的は、映像信号を容量結合で伝達することによ
って失われた直流成分を再生することにある。一般的に
は、同期クランプ回路は図4に示すように衛星放送受信
機などではTVモニタ部12に内蔵されており、同期ク
ランプを行っている。同図において、1は衛星放送受信
アンテナ、2は中間周波数変換回路、3はIF信号、4
はチューナ部、5は映像信号で、TVモニタ部12は同
期クランプ回路13及びTVモニタ14を有している。
【0003】図3はこのような従来の同期クランプ回路
13の構成例を示す。同図において、21は入力映像信
号、22は第1NPNトランジスタ、23は充電用コン
デンサ、24は第2NPNトランジスタ、25はクラン
プ電圧、26は放電抵抗、27は出力信号、28は充電
電流、29は放電電流である。入力信号21は直流分の
除去された映像信号で、電源電圧+Vと抵抗R1,R2
よりバイアスをかけられた後、エミッタホロワ接続の第
1トランジスタ22により低インピーダンス化されて充
電用コンデンサ23を通過する。
【0004】ここで可変抵抗RVにより与えられるクラ
ンプ電圧25(クランプ基準信号)よりも出力信号10
の方の電位が低い場合、第2トランジスタ24が導通状
態となり、充電用コンデンサ23には急速に充電電流2
8が流れ、出力信号27はクランプ電圧25まで引き上
げられる。従って出力信号27の同期信号の負ピークは
クランプ電圧25と同電位になる。
【0005】そしてこのようにクランプされた同期信号
の負ピークと、次の同期信号の負ピークまでの間には、
放電電流29が放電抵抗26を介して流れる。この場合
の放電の時定数Tは、充電用コンデンサ23の容量値C
と、放電抵抗26の抵抗値Rにより次式で決まる。 T=RC この放電時定数Tを適切に設定すると、出力信号27は
同期信号の負ピークがクランプ電圧25の電位となるよ
うに一定に保持された映像信号となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述した従来の
同期クランプ回路の構成には下記のような問題がある。
即ち、図2(b)に示すように、入力信号21の同期信
号21aにインパルスノイズ21bが発生すると、この
インパルスノイズに対しても前記したクランプ動作が行
われるので、図2(a)に示すように、同期信号の負ピ
ークが一定の電位に保たれなくなる。このために輝度レ
ベル(白黒)が変わってしまい、図2(a)の映像信号
を表示する場合では、高輝度にまた画像表示されてしま
うという欠点があった。映像信号に信号処理を施す場合
には、同期信号の負ピークがクランプされていることが
必須条件であり、上述したようなインパルスノイズによ
るクランプレベルの変動は重大な問題となる。
【0007】このようなインパルイノイズは衛星放送受
信時において、降雨減衰などによるC/Nの低下時に発
生することがよく知られている。図6は、映像信号に発
生したインパルスノイズを示したものである。
【0008】本発明の目的は映像信号の同期信号にイン
パルスノイズが発生した場合に、このインパルスノイズ
によるクランプレベルの変動の影響を受けずに同期クラ
ンプすることができる同期クランプ回路を提案すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の同期クランプ回路は、同期信号にインパル
スノイズ成分が含まれる受信映像信号を入力する映像信
号入力手段と、前記映像信号を充電すると共に時定数に
基づいて放電し同期クランプされた映像出力信号を得る
充放電手段と、前記同期クランプを行うためのクランプ
基準信号を生成するクランプ基準信号生成手段と、前記
充電された映像信号を入力し、該映像信号に含まれたイ
ンパルスノイズ成分を平滑化して得られた低周波成分映
像信号を出力する低周波映像成分抽出手段と、前記低周
波成分映像信号の同期信号レベルと前記クランプ基準信
号レベルとの差分に応じて所定の制御信号を生成し出力
する制御信号生成手段と、前記制御信号に基づいて、前
記同期信号レベルが前記クランプ基準信号レベルになる
ように前記充放電手段を充電制御して映像出力信号を得
る充電制御手段と、を有し、前記同期信号レベルが前記
クランプ基準信号レベルになるように一定の同期クラン
プ制御を行い、インパルスノイズ成分によるクランプレ
ベル変動が除去された映像出力信号を得ることを特徴と
する。
【0010】
【作用】本発明の同期クランプ回路において、同期信号
にインパルスノイズ成分が含まれた受信映像信号は、充
放電手段により充電されると共に上記時定数に基づいて
放電される。
【0011】上記充電された映像信号は、その同期信号
に含まれたインパルスノイズ成分が平滑化されて、低周
波成分映像信号が抽出される。この低周波成分映像信号
の同期信号レベルとクランプ基準信号レベルとの差分に
応じて生成された制御信号に基づいて、前記同期信号レ
ベルが前記クランプ基準信号レベルになるように前記充
放電手段が制御され、インパルスノイズ成分が除去され
た同期クランプされた映像出力信号を得る。
【0012】
【実施例】以下図面に示す本発明の実施例を説明する。
図1は本発明による同期クランプ回路の一実施例であ
る。同図において、31は入力映像信号、R1,R2はバ
イアス抵抗、32は第1NPNトランジスタで、前記映
像信号入力手段を構成する。35は充電用コンデンサ、
38は放電抵抗で、前記充放電手段を構成する。40は
増幅器、42はローパスフィルタ(LPF)、44は低
周波成分映像信号で、前記低周波映像成分抽出手段を構
成する。
【0013】46は第4NPNトランジスタ、48はそ
の出力信号、50は第5NPNトランジスタ、52はス
イッチング電流、54は負荷抵抗、56はスイッチング
信号(制御信号)で、前記制御信号生成手段を構成す
る。58は第3PNPトランジスタで、前記充放電制御
手段を構成する。60は映像出力信号である。またRV
はクランプ電圧25(クランプ基準信号)を生成するた
めの可変抵抗である。
【0014】図1の同期クランプ回路において、入力映
像信号31は電源電圧+V、抵抗R1,R2によりバイア
スをかけられた後、エミッタホロワ接続の第1トランジ
スタ32により低インピーダンス化されてから、充電用
コンデンサ35での充放電によりクランプ動作が行われ
る。
【0015】このクランプ動作における充電は、第3ト
ランジスタ58のベースに入力されるスイッチング信号
56の電位が第3トランジスタ58のエミッタ電圧(つ
まり電源電圧+V)より低くなった場合に、充電電流2
8が充電用コンデンサ35へ流入することによってなさ
れる。また放電については、放電抵抗38の抵抗値Rに
比べて増幅器40の入力抵抗値rを無視できる程度に小
さな値とすることにより前述した放電の時定数T=RC
による放電電流29を得ることによってなされる。
【0016】次に充電電流28を流すためのスイッチン
グ信号56が生成されるまでの動作を説明する。映像出
力信号60は図2に示すように同期クランプされた映像
信号として出力されると共に増幅器40を介してローパ
スフィルタ42に入力され、その出力としてインパルス
ノイズが平滑化された低周波成分映像信号44が抽出さ
れる。この時、ローパスフィルタ42による上記信号の
レベル低下分をあらかじめ増幅器40で増幅しておく
(またはこのレベル低下分を見込んで前記クランプ電圧
を調整してもよい。)またローパスフィルタ42として
は、同期信号を損なわずにインパルスノイズを充分に平
滑化できる特性のものを用いる。例えば、衛星放送等の
ように、映像信号の変調にFM変調方式を用いる時に発
生するインパルスノイズに対しては、本実施例ではFM
復調方式としてPLL復調方式を用いた場合、ローパス
フィルタ42のカットオフ周波数fcを約0.1〜0.
5MHz程度に設定すればより効果的である。
【0017】図2(b),(c)に映像出力信号60
と、低周波成分映像信号44との例を示す。低周波成分
映像信号44は第4トランジスタ46により低インピー
ダンス化されその出力信号が第5トランジスタ50のエ
ミッタに加えられると、上記第4トランジスタ46の出
力信号の電位(同期信号レベル)がクランプ電圧25よ
り低い場合に、スイッチング電流52が流れ、負荷抵抗
54によってスイッチング信号56が生成されることに
なる。このスイッチング信号56により、第4トランジ
スタ46の出力信号の同期信号の負ピークがクランプ電
圧25の電位となるように一定に保持される如く第3ト
ランジスタ58を駆動することになる。即ち、入力映像
信号31でのインパルスノイズの有無にかかわらず、映
像出力信号60の同期信号の負ピークをクランプ電圧2
5の電位にクランプすることができる。
【0018】以上のように映像出力信号60としては、
インパルスノイズの影響を受けずに同期クランプされた
映像信号が得られる。なお、上述した同期クランプ回路
は、例えば前記図4に示す衛星放送受信機のTVモニタ
部12内に設けるか、又は図5に示す本出願人が先に出
願した特願平3−163626号に記載した衛星放送受
信機のTVモニタ部12内あるいはチューナ部4とイン
パルスノイズリダクション回路6との間に設ける。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の同期クラン
プ回路によれば、映像信号の同期信号にインパルスノイ
ズが発生していても、そのインパルスノイズの影響を受
けることなく同期クランプを行うことができ、正常な信
号処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】上記実施例の動作説明用波形図である。
【図3】従来の同期クランプ回路を示す回路図である。
【図4】従来の衛星放送受信機を示すブロック図であ
る。
【図5】先願発明に記載された衛星放送受信機を示すブ
ロック図である。
【図6】インパルスノイズの発生した映像信号を示す波
形図である。
【符号の説明】
31 入力映像信号 32 第1トランジスタ 35 充電用コンデンサ 38 放電抵抗 42 LPF 56 スイッチング信号 60 映像出力信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期信号にインパルスノイズ成分が含ま
    れる受信映像信号を入力する映像信号入力手段と、 前記映像信号を充電すると共に時定数に基づいて放電し
    同期クランプされた映像出力信号を得る充放電手段と、 前記同期クランプを行うためのクランプ基準信号を生成
    するクランプ基準信号生成手段と、 前記充電された映像信号を入力し、該映像信号に含まれ
    たインパルスノイズ成分を平滑化して得られた低周波成
    分映像信号を出力する低周波映像成分抽出手段と、 前記低周波成分映像信号の同期信号レベルと前記クラン
    プ基準信号レベルとの差分に応じて所定の制御信号を生
    成し出力する制御信号生成手段と、 前記制御信号に基づいて、前記同期信号レベルが前記ク
    ランプ基準信号レベルになるように前記充放電手段を充
    電制御して映像出力信号を得る充電制御手段と、を有
    し、 前記同期信号レベルが前記クランプ基準信号レベルにな
    るように一定の同期クランプ制御を行い、インパルスノ
    イズ成分によるクランプレベル変動が除去された映像出
    力信号を得ることを特徴とする同期クランプ装置。
JP3327092A 1991-06-07 1991-11-15 同期クランプ装置 Pending JPH05145791A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3327092A JPH05145791A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 同期クランプ装置
GB9211871A GB2256991A (en) 1991-06-07 1992-06-04 Impulse noise eliminating circuit for a television receiver
US07/893,462 US5268760A (en) 1991-06-07 1992-06-04 Motion adaptive impulse noise reduction circuit
FR9206882A FR2679088A1 (fr) 1991-06-07 1992-06-05 Circuit d'elimination des bruits pour un recepteur de television.
DE4218898A DE4218898A1 (de) 1991-06-07 1992-06-09 Rauschunterdrueckungsschaltung fuer einen fernsehempfaenger

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3327092A JPH05145791A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 同期クランプ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05145791A true JPH05145791A (ja) 1993-06-11

Family

ID=18195206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3327092A Pending JPH05145791A (ja) 1991-06-07 1991-11-15 同期クランプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05145791A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2517267B2 (ja) 自動利得制御装置
JP2556318B2 (ja) スクランブル信号用の利得制御装置
JPH0462631B2 (ja)
RU2107404C1 (ru) Телевизионная система (варианты) и способ уменьшения импульсного шума в ней
US3947631A (en) Automatic video signal control circuit
EP0637169A2 (en) Character signal display for a camcorder
US4568979A (en) Television receiver muting apparatus
JPH05145791A (ja) 同期クランプ装置
US4148068A (en) Television synchronizing signal separating circuit
US4337478A (en) Composite timing signal generator with predictable output level
US5327464A (en) Dispersal signal removing apparatus
US3912864A (en) Circuit arrangement for supplying pulses having a defined pulse edge duration in a television image signal
KR960006754B1 (ko) 티브이의 영상 이득 자동조절회로
US3862361A (en) Video amplifier circuit for use with synchronous detectors
US2700074A (en) Gain control system for wave-signal receivers
US4731838A (en) AGC circuit used in a CATV receiver
JPH05145792A (ja) ペデスタル置換処理する同期クランプ装置
JPS6261188B2 (ja)
EP0680228B1 (en) Video signal processing circuit
JPH0380688A (ja) Catv用端末装置
JPH0736617B2 (ja) 自動利得制御装置
JPH05115018A (ja) 映像信号処理装置
JP3632836B2 (ja) テレビジョン装置における同期信号の作成方法
KR0164775B1 (ko) 텔레비젼 수신기를 위한 잡음 감소장치 및 방법
KR870000835B1 (ko) 잡음신호에 대한 무방송채널 잡음제거회로