JPH0462631B2 - - Google Patents

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JPH0462631B2
JPH0462631B2 JP62007397A JP739787A JPH0462631B2 JP H0462631 B2 JPH0462631 B2 JP H0462631B2 JP 62007397 A JP62007397 A JP 62007397A JP 739787 A JP739787 A JP 739787A JP H0462631 B2 JPH0462631 B2 JP H0462631B2
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JP
Japan
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signal
decoder
video
output
gain
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JP62007397A
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JPS62171390A (ja
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Furanshisu Ramureiku Maaku
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RCA Licensing Corp
Original Assignee
RCA Licensing Corp
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Publication date
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Publication of JPS62171390A publication Critical patent/JPS62171390A/ja
Publication of JPH0462631B2 publication Critical patent/JPH0462631B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/10Adaptations for transmission by electrical cable
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/16Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
    • H04N7/167Systems rendering the television signal unintelligible and subsequently intelligible
    • H04N7/171Systems operating in the amplitude domain of the television signal
    • H04N7/1713Systems operating in the amplitude domain of the television signal by modifying synchronisation signals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 この発明は加入者テレビジヨン方式において、
抑圧された同期成分を有するテレビジヨン信号の
ようなスクランブル放送型式のテレビジヨン信号
を処理する装置に関するものである。特に、この
発明は雑音反転回路を有する方式における装置に
関するものである。
〔発明の背景〕
加入者テレビジヨン方式では、テレビジヨンプ
ログラミング信号はスクランブル信号の形で電波
としてあるいは適当なケーブル放送網を通して送
信される。スクランブル信号は表示のために、承
認を受けた加入者のテレビジヨン受像機に設けら
れた適当なデコーダによつて復号(デイスクラン
ブル)される。普通、デコーダはテレビジヨン受
像機の外部に配置された変換器ユニツト内にあ
る。例えば、プログラミング信号は、各々が異る
プログラムカテゴリー、例えばスポーツイベン
ト、映画等を表わす幾つかのレベルあるいは層に
グループ分けされている。ある1人の加入者のデ
コーダは選択されたカテゴリー中の伝送プログラ
ミング信号を復号できるようにされており、残り
の承認を受けていないカテゴリーの伝送プログラ
ミング信号はその受像機では表示できないように
スクランブルされて受像機に結合されている。
放送型テレビジヨン信号をスクランブルするた
めに、水平同期抑圧技術がしばしば利用される。
このような抑圧同期技術では、スクランブルはテ
レビジヨン信号の水平画像同期パルス成分を抑圧
することによつて行われる。このようにすると、
受像機の水平偏向装置が、実際の水平同期パルス
にではなく、有効ビデオ線トレース期間中のラン
ダムなビデオ信号ピークにロツクされ、それによ
つて、不安定で見るに耐えない画像が表示される
ことになる。
各加入者には、通常の同調段、中間周波(IF)
段及びビデオ検波段を含む前段部分(フロントエ
ンド)回路を有するデコーダユニツトが与えられ
ている。さらに、デコーダ内にはビデオ検波段の
出力に従つて同調及びIF段の利得を制御するた
めに、水平同期パルスのチツプ(先端部)に応答
するようにされた自動利得制御回路が設けられて
いる。ビデオ検波段の出力に生成されたビデオ信
号の抑圧同期パルス期間中、同期回復回路が動作
して標準の水平同期パルスを生成する。これらの
同期パルス検波段の出力に生成されたビデオ信号
に連続的に挿入されて表示用の復号(デイスクラ
ンブル)されたビデオ信号が生成される。
スクランブルされた信号(スクランブル信号)
中のある反復生起するパラメータから取出した
AGC電圧がデコーダ中のAGC回路に供給され
る。回復された同期パルスを有するデイスクラン
ブルビデオ信号は、このの後、RF変調器によつ
て標準テレビジヨンチヤンネルRF搬送波信号に
重畳されて、デイスクランブルRFテレビジヨン
信号としてテレビジヨン受像機のアンテナ入力に
結合される。このほかに、各デコーダには、放送
されたテレビジヨン信号の垂直期間の水平線期間
中に伝送される加入者承認コードと比較されるあ
る特殊な加入者コードを記憶している復号承認回
路を含んでいることもある。記憶されている加入
者コードと伝送された加入者承認コードが適合す
れば復号承認信号が生成されて、デコーダがイネ
ーブルされる。それ以外の場合には、デコーダは
デイスエーブルのまゝである。抑圧同期ビデオ信
号のデイスクランブルに適したデコーダ装置は、
例えば、米国特許第4408225号に記述されている。
デコーダ中に同調段、IF段、ビデオ検波段、
AGC段及びRF変調器を設ける必要があるため
に、抑圧同期ビデオ信号デコーダのサイズ、コス
ト及び複雑さが増大する。変調器を除くこれらの
各段は、テレビジヨン受像機の前段部分(フロン
トエンド)に既に設けられているものと同様のも
のである。従つて、これらの段を必要としないデ
コーダが出来れば望ましい。そこで、米国の電子
工業会(EIA−Electronic Industry
Association)は、抑圧同期テレビジヨン信号方
式で使用するデコーダの設計を、前述した同調、
IF、検波、AGC及び変調器段を抑圧同期デコー
ダユニツトから除くことによつて、簡素化するデ
コーダ・受像機インタフエース規格を提案した。
EIAの家電製品規格IS−15の「NTSCテレビジヨ
ン受像機オーデイオ/ビデオベースバンドインタ
ーフエース規格(EIA Consumer Products
Standard IS−15“NTSC Television Receiver
Audio/Video Baseband Interface
Specification”)に概略が示されているように、
EIAデコーダ規格は、規格化された同期信号抑圧
ビデオデコーダ方式の実現のための、テレビジヨ
ン受像機製造業会と加入TV業会の双方にとつて
互いに受入られる取決めが示されている。
EIA規格に適したテレビジヨン信号デイスクラ
ンブリング・自動利得制御方式の特に有用なもの
が1985年12月24日付米国特許出願第813135号(特
開昭62−165494号に対応)明細書に開示されてい
る。この装置は抑圧同期型デコーダのビデオ信号
出力を、このデコーダ中に同調段、IF段、検波
段、AGC段及び変調器段を設ける必要なしに、
受像機に既に存在するAGC回路に結合するため
のインターフエース回路を含んでいる。
一般に、テレビジヨン受像機は、ビデオ信号の
同期パルス期間中に生じる雑音パルスを信号反転
技法あるいは同等の技術を用いて抑圧するための
雑音反転装置のようなビデオ信号応答雑音抑圧回
路を備えている。この雑音抑圧回路の作用によつ
て、雑音ルスが後段の同期分離回路の動作を妨害
することが防止され、また、雑音パルスが受像機
の自動利得制御(AGC)作用に干渉することが
ないようにされる。
テレビジヨン受像機中に雑音反転装置のような
ビデオ信号に応答する雑音抑圧回路が設けられて
いると、抑圧同期信号のようなスクランブルテレ
ビジヨン信号の処理に悪影響を及ぼしてしまうこ
とがある。例えば、同期抑圧型スクランブル信号
の場合、垂直ブランキング期間信号成分は、スク
ランブル信号デコーダで使用するコード化情報
(普通はデジタル(2進)形の情報)を垂直ブラ
ンキング期間内に入れておきたい場合には、抑圧
することができない。このコード化情報は、例え
ば、普通は非動作とされるデコーダをイネーブル
して動作させるための承認コード、採用されてい
るスクランブルの型式を表わすコード、あるい
は、何らかの形でデイスクランブル処理を補助す
るコード等を表わす。
〔発明の概要〕
この発明の原理によれば、スクランブルビデオ
信号を処理するためのもので、ビデオ信号に応動
する雑音反転装置のような雑音抑圧回路網を含ん
でいるビデオ信号処理装置において、所定の期
間、例えば垂直ブランキング期間中に発生する情
報の歪みを防止するために、スクランブル信号の
デイスクランブル処理が行われている時に雑音抑
圧回路網の動作を禁止する装置が開示される。
〔実施例の説明〕
第1図にいて、信号源40は、例えばケーブル
テレビジヨン加入サービスによつて供給されるよ
うな同期抑圧スクランブルされたRFテレビジヨ
ン信号を含むRFテレビジヨン信号源である。い
くつかの方式においては、テレビジヨン信号は垂
直ブランキング期間の基準部分に抑圧されていな
いデジタル情報を含んでいる場合がある。このデ
ジタル情報は、前述したように、スクランブル信
号条件下ではスクランブル信号デコーダにより用
いられるコード化データを表わす。
信号源40からのRF信号はテレビジヨン受像
機、例えば、後述するようにチユーナ4、フイル
タ44及び他のユニツトを含む受像機に供され、
そこで復調されて、スクランブルされたビデオ表
示及び音声表示信号が生成される。受像機の外部
に設けられたデコーダユニツト100がスクラン
ブルビデオ信号の同期成分を回復させ、回復され
た同期成分をもつビデオ信号(復号ビデオ信号)
は画像生成のための通常の方法で受像機により処
理される。後に詳述するように、受像機には、ス
クランブルされた抑圧同期信号が存在する時にチ
ユーナRF段とIF段の信号利得を制御する手段が
講じられている。こようにすることにより、デコ
ーダ100中に、別にチユーナ段、IF段及び
AGC段を設ける必要がなくなる。
詳しく説明すると、第1図において、チユーナ
42は信号源40からRF信号を受取つて、選択
されたテレビジヨンチヤンネルのRF信号を、例
えば45.75MHzのビデオ搬送波と41.25MHzの音声
搬送波とを含む中間周波(IF)信号に選択的に
変換する。こIF信号は複合ビデオ情報を表わす
残留側波帯型式の振幅変調(AM)されたビデオ
搬送波と音声情報を含んだ周波数変調(FM)さ
れた音声搬送波とを含んでいる。
チユーナ42からIF出力信号は前置増幅器と
隣接チヤンネル音声トラツプ(図示せず)とを介
して二重チヤンネルIF表面弾性波(SAW)フイ
ルタ、例えば、(株)東芝から入手できる
T1802SAWフイルタようなフイルタ44の入力
に結合される。チユーナ42からのIF信号は、
各チヤンネルがそれぞれの搬送波を中心とした帯
域通過応答特性を呈するSAWフイルタ44の2
つのチヤンネルを通して、準並列(quasi−
parallel)原理に従つて音声及びビデオ情報復調
を行うために、2つの別々のチヤンネルに分割さ
れる。
SAWフイルタ44のビデオチヤンネルに関係
する第1の差動出力44aは、例えば集積回路内
に含まれる回路網45の信号入力端子4と5に結
合される。この信号結号は、SAWフイルタ出力
に通常伴つているキヤパシタンスを打消すインダ
クタンス−抵抗回路46と交流結合キヤシタ47
とを介して行われる。出力44aに関連する
SAWフイルタ44のビデオチヤンネル部分はIF
信号の残留側波帯ビデオ成分に適合し、かつ、
41.25MHzの音声搬送波信号を減衰させる応答性
を示す。
差動出力44bに関連するSAWフイルタ44
の準並列音声チヤンネル部分は、ビデオ成分と同
様に、イダクタス−抵抗回路48と交流結合キヤ
パシタ49とを介して回路網45の信号入力端子
8と9に結合されている。SAWフイルタ44の
音声チヤンネル部分は2重同調応答性を呈し、第
1のピーク振幅応答が音声搬送波周波数に、第2
のピーク振幅応答がビデオ搬送波周波数にある。
ビデオIFチヤネルにおいて、回路網45の入
力端子4と5におおけるIF信号のビデオ成分は
複数利得制御可能なIF増幅器を含むIF増幅段5
0に結合される。IF増幅段50からの増幅され
たビデオ成分は制限器52とビデオ検波器(例え
ば4象限マルチプライヤ)54の双方に対して交
流結合される。端子26と27を介して制限器5
2の出力と検波器54の第2の入力とに結合され
ている帯域通過フイルタタンク回路59は、
45.75MHzのビデオ搬送波周波数に同調されてい
る。
制限器52、フイルタ59及びビデオ検波器5
4は同期検波器を形成し、検波器54の出力にベ
ースバンド複合ビデオ信号を生成する。検波され
た複合ビデオ信号は増幅器55を介して雑音反転
器56に結合される。この場合、雑音反転器56
はある与えられた閾値レベル以下の黒方向ブラン
キング期間雑音パルスが後続の同期分離回路の動
作を中断させることがないように、さらに、これ
らの雑音パルスが自動利得制御(AGC)動作を
妨害することがないように、これらの雑音パルス
に変更を加える。
この発明の原理に従うと、デコーダ100が抑
圧同期ビデオ信号に同期成分を回復することによ
つてビデオ信号をデイスクランブルする動作を行
つている時、雑音反転器56の動作は禁止され
る。この禁止作用は、出力が雑音反転器56の制
御入力に結合されている比較器58によつて与え
られる。比較器58は一定の基準電圧(+3.5V)
に結合された基準入力と、端子12とバイアス抵
抗111と接続点においてデコーダ100の出力
に結合されている信号入力とを備えている。
端子12の電圧が比較器58に供給されている
+3.5Vの基準電圧よりも低い時は、比較器58
は雑音反転器56の動作を禁止する出力制御信号
を発生する。この状態は、デコーダがビデオ信号
の抑圧同期成分の回復処理中に生じるもので、受
信された抑圧同期スクランブル信号が存在するこ
とを示す。
このように、雑音反転器56は、例えばスクラ
ンブルされたテレビジヨン信号の垂直ブランキン
グ期間に含まれるようなコード化されたデジタル
情報の如き情報を変形あるいは破壊してしまうこ
とがないように構成されている。この点におい
て、デコーダ100の入力に供給される、上述の
ようなデジタル情報を含んだスクランブルされた
抑圧同期型信号は、例えば、第1図にデコーダ1
00の入力に接して示されている波形によつて表
わされるような形状を呈する。図示の波形におい
ては、デジタル(2進)信号情報は垂直ブランキ
ング期間Vの基準部分内に含まれており、抑圧さ
れた水平同期成分はそれぞれ水平線期間Hの水平
ブランキング期間中に含まれている。
この装置においては、デコーダ100は、この
デコーダの抑圧同期ビデオ信号回復処理中は+
3.5Vより低い出力電圧を発生し、そのほかの時
には+3.5Vよりも大きな出力電圧を発生するよ
うにプログラムされている。別の装置では、スイ
ツチ58′がDECODE(デコード)位置にあるこ
とを示す電圧に応答し雑音反転器がデイスエーブ
ルされるようにすることができる。
第2図は雑音反転器56の詳細とその動作の制
御機構とを示す。第1図と第2図に共通の回路素
子は同じ参照番号を付して示す。
第2図において、比較器58への入力は前に述
べた通りである。比較器58の出力はトランジス
タ150を介して雑音反転器56に付属の電子ス
イツチ165の制御入力に供給される。同じく雑
音反転器56中に設けられている比較器160は
その反転入力(−)に、第1図に示すビデオ検波
器54,55からの検波されたビデオ信号を受取
り、また、その非反転入力(+)に正の基準電圧
+VREFを受取る。
比較器160の出力も電子スイツチ165の制
御入力に供給される。比較器160に供給される
基準電圧VREFは、検波器54,55からの検波さ
れたベースバンドビデオ信号の−50IREレベルに
実質的に相当する。電子スイツチ165は1つの
入力に検波器54,55から検波されたビデオ信
号を受けとり、別の入力に置換電圧VS(検波ビデ
オ信号の+40IREレベルに実質的に相当する)を
受ける。スイツチ165の出力はバツフア増幅器
168を介して第1図に示す自動利得制御検波器
62とビデオ出力バツフア57とに供給される。
雑音反転器56は、比較器160に供給される
検波ビデオ信号が基準電圧VREFよりも小さい(即
ち、より正でない)時は、常に、イネーブルされ
る。このような状態では、比較器160の出力は
正となり、スイツチ165が動作して置換電圧
VSが検波ビデオ信号の代りに用いられる。この
ように、負向きの雑音パルスの代りに正向きの電
圧VSが用いられる。通常状態では、スイツチ1
65は図示の位置を取つており、検波ビデオ信号
をAGC検波器62に結合している。
雑音反転器56の動作は、端子12の電圧が+
3.5Vより低くなつてトランジスタ150が導通
する時は禁止される。トランジスタ150が導通
すると、スイツチ165の制御入力には低い電圧
が現われ、そのために、スイツチ165は図示の
通常位置に留まり、比較器160の出力状態には
関係なく、検波されたビデオ信号をAGC検波器
62に結合する。
第1図の装置の他の面について以下に詳細に説
明する。
雑音反転器56のベースバンドビデオ信号出力
は端子25、バツフア増幅器57及びスイツチ5
8′を介してビデオ信号プロセツサ60に供給さ
れる。ビデオ信号プロセツサ60は、例えば、同
期分離器、ルミナンス及びクロミナンス周波数選
択回路及びルミナンス及びクロミナンス処理回路
を含み、周知のようにR、G、Bのカラー画像を
表わす信号を生成する。
雑音反転器56からのベースバンドビデオ出力
信号は、ベースバンドビデオ信号の水平同期成分
をピーク検波してこの同期成分の大きさに関係す
るAGC制御電圧を生成するAGCピーク検波器6
2にも供給される。このAGC制御電圧は回路網
45の端子30に結合されているフイルタキヤパ
シタ64の両端間に生成される。AGC電圧はさ
らに電流決定抵抗65を介して、回路網45の端
子1に接続されている抵抗68と蓄積キヤパシタ
69とからなるAGCフイルタ回路網に供給され
ている。
端子1に現われるAGC制御電圧はAGC増幅器
66を介してIF増幅段50の利得制御入力に供
給され、段50内の増幅器の利得を検波された同
期パルスのレベルに従つて制御し、ビデオIFチ
ヤンネルに対する所要信号利得を維持させる。
端子1のAGC電圧はRF−AGC比較増幅器70
にも供給される。この増幅器70は増幅された
AGC電圧をRF−AGC回路72を介してチユーナ
42の利得制御入力に供給する。RF−AGC回路
72は通常設計のもので、基準電圧と端子1から
引出されたAGC電圧とに応動して、チユーナ4
2の利得状態(例えば、最小利得か最大利得か)
を決定する出力利得制御信号を供給する比較器を
含んでいる。端子2を介してRF−AGC比較器7
0の基準入力に結合されているポテンシヨンメー
タ74が、比較器70によつてAGC制御電圧が
RF−AGC回路72に伝送される点を決定する比
較器70の動作閾値を設定する。
45.75MHzのビデオ搬送波に同調した帯域通過
フイルタタンク回路76に動作関係をもつて付属
する自動微同調(AFT)ピーク検波器75が制
限器52からの振幅制限されたビデオIF搬送波
信号に応答してAFT電圧を発生する。このAFT
電圧はバツフア増幅器77と端子29とを介して
チユーナ42のAFT制御入力に結合されてチユ
ーナ42の適正な同調状態を維持する。
音声IFチヤンネルにおいては、端子8と9に
おける音声及びビデオ成分を含むIF信号は複数
の利得可制御増幅器を含むIF増幅器段80に結
合される。段80からの増幅されたIF信号は、
制限器82、ビデオIF検波器84及び音声IF検
波器86に交流結合される。制限器82の出力は
ビデオIF検波器84には直接結合され、音声IF
検波器には容量性移相回路網87を介して結合さ
れる。検波器84と86は、例えば4象限(4ク
オドラント)マルチプライヤで構成されている。
端子22と23を介して制限器82の出力に結
合された帯域通過フイルタタンク回路85はビデ
オIF搬送波に同調している。制限器82、検波
器86及びタンク回路85はIF信号の音声及び
ビデオ成分から4.5MHzのFMインタキヤリヤ音声
信号を提供するミクサを形成する。
検波器86からのインタキヤリヤ音声信号は増
幅器88、端子21、バツフア89、4.5MHz帯
域通過フイルタ90及び端子18と19とを介し
て、カスケード接続された漸進(プログレツシ
ブ)制限段91,92,93からなる制限器回路
網に結合される。制限段91,92,93は振幅
制限されたFMインタキヤリヤ音声信号をFM検
波器95に供給する。検波器95は端子15と1
6に結合されている弁別器タンク回路96と協働
して復調されたベースバンドオーデイオ信号を生
成する。このオーデイオ信号は端子14を介して
オーデイオ増幅器を含むオーデイオ信号プロセツ
サ段(図示せず)に供給される。
音声IFチヤンネルの自動利得制御はビデオIF
検波器84から取出された制御電圧に応答して行
われる。検波器84の検波出力信号は、増幅器7
8、及び端子10に結合された抵抗79とキヤパ
シタ81とを含む低域通過AGCフイルタ、さら
に、AGC増幅器83を介して音声IF増幅器段8
0の利得制御入力に供給されている。
第1図の装置は、前述のEIAにより提案された
規格に従つて設計された抑圧同期信号デコーダ1
00も備えている。回路網45の端子25からの
ベースバンド複合ビデオ信号は、適当な出力駆動
インピーダンス、例えば、75Ωを呈するバツフア
57を通してデコーダ100の信号入力に供給さ
れる。回復された水平同期成分を有するベースバ
ンドビデオ信号Aがデコーダ100の1つの出力
から入力端子12を介して回路網45中のデコー
ダインタフエース回路網110に供給される。イ
ンターフエース回路網110は、特に受信抑圧同
期ビデオ信号が存在するときにAGCフイルタキ
ヤパシタ69の電荷を変更しかつビデオAGC回
路の動作を増強する出力制御信号を発生する比較
回路を含んでいる。端子13に結合されたポテン
シヨメータ112がインターフエース回路網11
0内の比較器の基準入力に基準電圧VRを供給す
る。
デコーダ100の別の出力から供給される電流
電圧Bが、フイルタキヤパシタ117が結合され
ている電子スイツチ115の動作を制御する。デ
コーダ100がなければ、スイツチ115には直
流電圧が加えられず、キヤパシタ117は抵抗6
8とキヤパシタ69を含むAGCフイルタ回路網
から切離される。デコーダ100が装置に接続さ
れると、制御電圧Bがスイツチ115を図示の位
置に置き、それによつてフイルタキヤパシタ11
7がAGCフイルタキヤパシタ69の両端間に接
続され、ビデオ信号の自動利得制御動作に関連す
るAGC時定数が増大する。
デコーダの動作に必然的に伴う、EIA規格で認
められている通常予想される信号処理遅延(1ミ
リ秒、即ち5水平線期間の長さ)をデコーダが補
償するように動作する時は、安定を得るためには
より長いAGC時定数を必要とする。フイルタキ
ヤパシタ69のみを用いた通常のより早いAGC
時定数は、チヤンネルの変動状態に対処できるに
充分に早い時定数と飛行機により誘導される「フ
ラツター」の影響を受けないようにするに充分に
遅い時定数との間の妥協点を表わす。
デコーダ100からの出力信号Cは、以下に述
べるように、回復された同期ビデオ信号である。
回復された同期成分を有するビデオ信号AとCが
現われるデコーダの出力ラインは内部で共にデコ
ーダ100に接続して1本の出力ラインとするこ
とができる。しかし、ある種の装置では2本の異
なるデコーダ出力ライン、例えば、表示すべき回
復された同期成分及びビデオ情報の双方を有する
信号を伝送する1本の出力ラインCと、ある特定
の目的に使用されるビデオ情報を伴わない回復さ
れた同期成分を有する複合同期信号を伝送する別
の出力信号ラインAが要求されることがある。こ
の場合、デコーダ出力信号AとCは表示される情
報を含む同様な回復同期ビデオ信号である。
デコーダからの回復同期出力信号Cはスイツチ
58′と交流結合キヤパシタ120とを介してビ
デオ信号プロセツサ60に選択的に供給される。
スイツチ58′としては、それぞれのデコーダ方
式の特性に応じて、視聴者制御による手動スイツ
チを用いてもよいし、視聴者選択信号とデコーダ
からの自動制御信号の双方に応答するマイクロプ
ロセツサ制御による電子スイツチでもよい。スイ
ツチ58′はデコーダ100が存在しかつ受信し
た抑圧同期テレビジヨン信号を復号するように動
作する時は、「DECODE」位置をとる。適正な
(非抑圧の)同期成分を伴う受信テレビジヨン信
号の存在下で、デコーダ100が設けられていな
いか、あるいは非作動状態にある時は、スイツチ
58′は「NORMAL」位置(図示の位置)をと
る。
抑圧同期テレビジヨン信号の存在下では、デコ
ーダ100への入力信号は常に抑圧同期を呈す
る。なぜなら、デコーダ入力信号ラインは同期回
復制御ループ中に含まれていないからである。簡
単に言うと、デコーダ入力ラインはSAWフイル
タ44の出力44a、IF増幅器段50、ビデオ
検波器54及びバツフア57を通して抑圧同期信
号のみを受ける。1つのデコーダ出力ラインがビ
デオプロセツサ60に回復同期ビデオ信号Cを供
給し、別のデコーダ出力ラインが回復同期ビデオ
信号Aをインタフエース回路網110を介して受
像機のAGC回路に供給して正しい受像機信号利
得が維持される。
受像機のインタフエース回路網110とAGC
回路と協動するデコーダ100の動作を詳細に説
明する。
受像機のデコーダ100とAGC回路は抑圧同
期信号状態に対して自動利得制御系を形成する。
EIA規格に従うと、同期チツプ電圧が+1.0Vの時
は、ビデオ信号利得を変更する必要はない。しか
し、同期チツプ電圧が+1.0V以上になつたり、
これ以下になると、利得の変更が必要となる。詳
しく説明すると、次の式(1)で表わされる「GM」
が実質的に1に等しい時には利得の変更は必要な
いが、GMが1以外の時には利得を変化させる必
要がある。
GM=2.143V.−1.0V./2.143V.−DRS (1) ここで、GMは利得増倍係数、 2.143V.は120IREビデオ信号レベル(0搬送波
電圧)に関連する電圧、 1.0V.は所要の同期チツプ電圧レベル、DRSは
デコーダ100の出力からのデコーダにより回
復された同期成分の実際の同期チツプ電圧であ
る。
この式(1)をDRS項について解くと、次の式(2)
が得られる。
DRS=2.143V.−1.143V./GM (2) 利得が適正でない場合、例えば、抑圧同期信号
の場合に普通生じるように高すぎる場合は、デコ
ーダは(同期期間中)+1.0Vより小さな出力DRS
レベルを生成する。このDRSレベルは、インタ
フエース110によつて検出され、インタフエー
ス110は、所要の正しいビデオ信号利得とそれ
に付随して約+1.0VのDRS同期チツプ電圧を生
成するに必要な変更をAGCキヤパシタ69の電
荷に加えるように働く。
この作用はインタフエース回路網110中の比
較器と電流源回路とによつて行われる。デコーダ
それ自身は、抑圧同期ビデオ信号が受信されると
直ちに+1.0Vの正しいDRS同期チツプレベルを
生成することはない。というのは、そうすると、
受像機がビデオ信号利得の変更が必要があるか否
かを知る手段を持たなくなるからである。
抑圧同期信号を生成するための方法には種々の
ものが知られている。第3図には、1つのタイプ
の抑圧同期信号とデコーダ100からの回復され
同期(即ち、DRS)出力信号の2つを表わす波
形が示されている。抑圧同期信号中では、通常は
負方向(OIRE以下)に向かう水平同期成分の代
りに、0IREレベルと100IREレベルの間に約
80IREピーク・ピーク振幅を有する1MHzのバー
ストマーカが置換えられている。
受信された抑圧同期信号の振幅が正しい場合
は、以下に説明するように、ピーク検波される
と、80IREバーストマーカが所定の電圧が発生さ
れるようにする。これ以外の時、不適正利得条件
下では、振幅検波されたバーストマーカは別の電
圧が発生されるようにし、利得の変更が必要であ
ることを示す。デコーダ100からデコーダ回復
同期(DRS)出力信号は、信号利得変更が必要
な場合はそ信号利得変更の大きさをインタフエー
ス回路網110を介して受像機に提示する大きさ
の負方向回復同期成分を有している。
第4図は第3図に示すような抑圧同期信号の同
期成分を回復するに適したデコーダ構成の一部を
示す。
第4図において、バーストマーカ型式の抑圧同
期ビデオ信号は、バーストマーカ信号周波数を通
す帯域通過フイルタ130によつて濾波される。
濾波されたバーストマーカ成分はピーク・ピーク
包絡線検波器132によつて振幅検波される。こ
の検波器132は同期期間のバーストマーカ成分
の大きさを表わす出力信号を供給する。1MHzビ
デオ信号画像期間成分によつて誤つたピーク検波
出力が生成される可能性はほとんどない。なぜな
ら、このようなビデオ成分は、比較的高いエネル
ギの1MHzバーストマーカによつて生成される検
波出力に相当する出力をピーク検波器132から
発生させるに充分なエネルギを持つて現われる可
能性は少いからである。
検波器132からの検波バーストマーカは比較
器134の一方の入力に加えられ、他方の入力に
は基準電圧VREFが加えられている。検波されたバ
ーストマーカ信号の大きさは、実質的にすべての
予測される条件下で基準電圧VREFを超過し、それ
によつて、比較器134は同期期間に一致する出
力GATE(ゲート)信号を発生する。このGATE
信号は同期期間の存在を示し、以下に述べるよう
に用いられる。
前述した式(2)から、デコーダ100からのデコ
ーダ回復同期(DRS)信号の同期チツプ電圧は
次のように与えられる。
DRS=2.143V.−1.143V./GM (2) 利得増倍係数GMは、正しい信号利得条件下で
検波器132の出力に現われると予想される一定
のピーク・ピーク検波された同期期間バーストマ
ーカ電圧(V1)の検波器132の出力に実際に
発生する変化するピーク・ピーク検波されたバー
ストマーカ電圧(V2)に対する比である。従つ
て、式(2)は次の式(3)又は3aのように表わすこと
ができる。
DRS=2.143V.−1.143V./V1/V2 (3) DRS=2.143V.−(1.143V./V1)V2 (3a) 正しいビデオ信号利得状態では、V1=V2、即
ちバーストマーカの振幅は正しく、また、DRS
同期チツプレベルは、正しいビデオ信号利得状態
に対して必要とされる+1.0Vとなる。
式(3a)によつて表わされる伝達関数は、第
4図に示す回路網の増幅器140と差動増幅器1
42を含む部分によつて実現できる。
増幅器140は検波された信号V2を一定の増
幅率K=1.143/V1(但し、V1は定数)で変換す
る。増幅器140は、Kの値が1より大きい場
合、1より小さい場合、あるいは1に等しい場
合、それぞれ、増幅器、減衰器又は利得1の増幅
器として働く。増幅器140からの出力信号は差
動増幅器142の反転入力(−)に加えられる。
+2.143Vの基準電圧が差動増幅器142の非反
転入力(+)に加えられている。増幅器142は
式(3a)に従つて出力DRS電圧を発生する。
増幅器142からのDRS出力電圧は電子スイ
ツチ145の1つの入力に加えられる。電子スイ
ツチ145の別の入力には、抑圧同期ビデオ信
号、例えばデコーダ100の入力回路から得られ
るような抑圧同期ビデオ信号が加えられる。スイ
ツチ145の位置は比較器134の出力から
GATE信号によつて制御され、各同期期間中、
スイツチ145は図示の位置をとつてDRG電圧
をデコーダ出力に伝送する。GATE信号がない
他の時点では、スイツチ145は他の位置をと
り、ビデオ信号の残りの部分がデコーダ出力に伝
送される。このように、各同期期間中、スイツチ
145は抑圧同期ビデオ信号中のバーストマーカ
に代えて増幅器142からのDRS電圧を置いて、
デコーダの出力に回復された同期成分を有するビ
デオ信号を生成する。
前に述べたように、回復同期ビデオ信号の同期
チツプ電圧は、正しいい信号利得状態では+
1.0V実質的に等しく。また、例えば、利得が高
すぎる時は+1.0Vより小さい。後者のような状
態はインタフエース回路網110によつて検出さ
れ、このインタフエース回路網110は受像機の
AGC回路を調整して正しいビデオ信号利得が得
られるようにする。不適正ビデオ信号利得状態で
は、受像機のAGC回路はデコーダ100のDRS
出力レベルに関係するインタフエース回路網11
0の制御電流出力応答して、ビデオ信号得を所要
の正しい利得に向けて少しずつ変化させる。
AGC回路作用により、デコーダ100の入力に
加えられる同期抑圧されたビデオ信号の振幅は、
正しいピーク・ピークビデオ信号振幅に徐々に近
づき、デコーダ100の出力からのビデオ信号A
とCの回復同期成分は所要の正しい値+1.0Vに
徐々に近づく。
通常の同期状態と抑圧された同期状態とのそれ
ぞれの場合の受像機のAGC系の動作について、
第5図〜第8図を参照して説明する。
第5図は第1図の受像機のビデオAGC装置の
簡略化した形のもので、対応する素子には同じ参
照番号を付して示してある。AGC検波器62、
即ち負のピーク検波器はキヤパシタ64を、検波
されたベースバンドビデオ信号の負方向ピーク、
即ち、従来のテレビジヨン信号の場合の同期チツ
プの大きさに関係した電圧で充電する。抵抗65
はキヤパシタ64の電圧をAGCキヤパシタ69
の充電成分を表わす電流Iに変換する。インタフ
エース回路網110に付属する電流源が流す電流
I′がキヤパシタ69の放電成分を表わす。電流
I′の大きさは与えられた抑圧同期条件の性質によ
つて変わる。
電流IとI′の間の差に等しい全AGC電流ITがキ
ヤパシタ69の正味の充電電流を表わし、かつ、
増幅器66と70とを通して受像機のAGC回路
に伝送される電圧キヤパシタ69の端子間に発生
させるように働く。電流ITは正しい利得の定常条
件では0に等しい。
AGC検波器62は第6図に示すような利得変
化−電流導通特性を呈する。この検波器は+
0.5dbの利得増加までと、−0.5dbのの利得減少ま
では直線的な利得変化を示すが、+0.5db以上と−
0.5db以下の利得変化に対しては非直線的な応答
を示す。検波器62は非直線の場合は飽和領域で
動作し、正の飽和電流出力IS(+)か負の飽和電
流出力IS(−)のいずれかを呈する。飽和領域で
は、キヤパシタ69の電圧が変化し得る速度は、
AGC制御ループの安定性を維持するに利するよ
うに制限される。図示したような直線び非直線
(飽和)領域を有するAGC検波特性はテレビジヨ
ン受像像機のAGC方式では周知でかつ広く用い
られている。
抑圧同期状態の時に受像機にデコーダを接続す
ると、定常状態に対して正しいビデオ信号利得が
設定される。受像機の内部のAGC装置のみでは
抑圧同期信号状態において正しい利得を達成する
ことはできず、発生するビデオ信号の利得が大き
すぎてしまう。デコーダ100とインタフエース
回路網110及び受像機に設けられている内部
AGC装置と組合わせを含む総合AGC方式が、受
像機の内部AGC装置が単独で通常の非抑圧同期
状態で正しい利得を設定する動作と同様に動作す
る。
正しい利得が達成され、DRS同期チツプ電圧
が実質的に+1.0Vになつた定常状態では、ピー
ク検波器6の出力から端子1に流れる電流Iは、
端子1からインタフエース回路網110を経て流
れる電流I′に実質的に等しくなる。即ち、インタ
フエース電流I′は電流Iを相殺して正しい利得状
態を維持する。
第7図と第8図は、通常同期ビデオ信号と抑圧
同期ビデオ信号の両方に関する適正利得(定常状
態)と不適正利得状態に対する装置の動作を説明
するものである。第7図からわかるように、実質
的に+1.0VのDRS同期チツプ電圧によつて表わ
される定常の適正利得状態に対しては、電流Iも
I′もデコーダの飽和電流IS(+)の大きさに等しい
大きさを示し、AGC電流ITは0で、従つて、利
得の変更は行われない。同じく第7図には、+
1.0Vより小さな(初期状態で、補正が行われる
前の)デコーダ回復同期(DRS)チツプ電圧の
時の不適正高利得状態及びデコーダ回復同期チツ
プ電圧が+1.0Vより大きい(初期状態)不適正
低利得状態に対する電流I,I′及びITの大きさが
示されている。高利得状態は典型的には抑圧同期
信号時に発生する。また、低利得状態は普通は生
じないが、正しい利得が得られる直前のDRS利
得制御動作が安定する前に短期間存在する可能性
のある過補正によつて瞬間的に生ずる可能性はあ
る。
第7図に示すインタフエース電流I′の値は、第
8図に示すインタフエース回路網110の電圧−
電流応答特性に従つて生成される。
第8図からわかるように、インタフエース回路
網110はDRS同期チツプ電圧が適正信号利得
状態で+1.0Vに実質的に等しい時に飽和電流IS
(+)の13倍に等しい出力電流I′を発生する。こ
の13倍という倍率は、インタフエース回路網がデ
コーダ100からDRS信号に応答して各水平同
期期間中のみに出力電流I′を生成するために、必
要とされる係数である。即ち、電流I′は連続した
直流電流ではなく、水平周波数の電流パルスであ
る。水平同期期間は全水平線期間の約13分の1の
みをカバーする。13倍増倍器がないと、インタフ
エース出力電流I′(これはIS及び22ISレベルに達す
る必要がある)は、所要のISと2ISレベルを生成す
るに必要なレベルの13分の1の平均値にしかなら
ない。従つて、こ13倍増幅器は電流I′がIS及び2IS
レベルに達することを保証するものである。
インタフエース回路網110は入力電圧が約+
1.3V又はそれ以上(但し、この+1.3Vは適正利
得の回復同期信号のブランキングレベルに相当す
る)の時は非作動(非導通)で、実質的に0出力
電流を生ずる。屈折点電圧+0.93V及及び+
1.06Vは第6図示すAGC検波器特性に相応した結
果を得るために必要な電圧である。詳しく説明す
ると、第8図のインタフエース伝達特性に対する
屈折点電圧+0.93Vと+1.06Vはそれぞれ第6図
のAGC検波器特性の−0.5dbと+0.5dbの利得変
化屈折点と関係している。例えば、利得の0から
−0.5dbへの直線的な減少(第6図)は+1.0から
+0.93VのDRS同期チツプ電圧(第8図)に関連
している。第6図における−0.5dbから−1.0db及
びそれ以の非直線利得減少領域は第8図における
+0.93Vより小さなDRS同期チツプ電圧に付随す
る。
第8図の伝達特性はインタフエース回路網11
0内の電流源を有する差動比較器によつて示され
るものである。例えば、この比較器は、エミツタ
が相互に接続されかつ共通の電流源にも接続され
ている差動接続された一対のトランジスタを含む
タイプのものを用いることができる。出力電流は
端子1を通してキヤパシタ69接続されたこれら
のトランジスタの一方のもののコレクタ出力を流
れる。差動比較器は、その利得とバイアスによつ
て決定される0.93V屈折点までの飽和領域、+
0.93Vと+1.06Vの屈折点間の直線的遷移領域、
及び、+1.06Vの屈折点より上の遮断領域を呈す
る。
以上説明した構成はビデオカセツトレコーダ
(VCR)と共に使用することもできる。その場合
は、スクランブルされた抑圧同期テレビジヨン信
号はデコーダに加えられて、VCRのインタフエ
ース回路網へ入力信号として供給される回復同期
ビデオ信号が生成される。このインタフエース回
路網は制御信号をVCRのAGC回路に供給し、
VCRは利得制御された回復同期ビデオ情報信号
をテレビジヨン受像像機に供給す。このテレビジ
ヨン受像機はデコーダインタフエース回路網を備
えている必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は抑圧同期成分回復装置とこの発明によ
る装置とを備えたテレビジヨン受像機,部を示す
回路図、第2図はこの発明による装置の詳細を示
す図、第3図は第1図の同期回復装置の動作の理
解を容易にするための波形図、第4図は第1図の
装置に含まれている抑圧同期デコーダに使用する
のに適した回路網のブロツク図、第5図は受像機
のAGC回路の一部の簡略化した形のものを示す
回路図、第6図は受像機のAGC回路に付随する
AGC検波器の伝達特性を示す図、第7図は同期
回復及び利得制御装置の動作特性を総合して示す
図、第8図は第1図の装置中のデコーダインタフ
エース回路網の伝達特性を示す図である。 40…テレビジヨン信号源(入力手段);52,
54,59…制限器、ビデオ検波器、帯域通過フ
イルタタンク回路(ビデオ検波手段);56…雑
音反転器(雑音抑圧手段);58′…スイツチ(雑
音抑圧手段の動作を禁止する手段);100…デ
コーダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 放送型テレビジヨン信号を処理するためのも
    ので、スクランブルテレビジヨン信号に応動する
    ビデオ信号デコーダと共に使用することを目的と
    し、放送型テレビジヨン信号を受信する入力手段
    と受信されたテレビジヨン信号に応答して検波さ
    れたベースバンドビデオ信号を生成するビデオ検
    波手段とを含むビデオ信号チヤンネルを有し、上
    記検波されたビデオ信号がそのブランキング期間
    中に雑音成分を含む可能性のあるようなものであ
    るテレビジヨン信号処理装置において、 上記検波されたビデオ信号に応答してブランキ
    ング期間中の雑音成分が抑圧された出力ビデオ信
    号を生成する雑音抑圧手段と、 スクランブルテレビジヨン信号が存在する時に
    上記雑音抑圧手段の動作を禁止する手段と、 を備えてなる雑音抑圧装置。
JP62007397A 1986-01-15 1987-01-14 雑音抑圧装置 Granted JPS62171390A (ja)

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US06/819,412 US4670904A (en) 1986-01-15 1986-01-15 System for processing a scrambled video signal
US819412 1997-03-17

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JPH0462631B2 true JPH0462631B2 (ja) 1992-10-07

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FR (1) FR2593010B1 (ja)
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