JPS61293087A - Ａｆｃ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はＡＦＣ装四に係り、特に名神のヂャンネルの周
波数配列の信号に対して安定な受信を可能とするＡＦＣ
装置に関する。

（従来の技術） 近年、テレビジョン受像機は放送電波の受信のみならず
、用途に応じてＣＡＴＶ （Ｃａｂｌｅ　Ｔｅ１ｅｖｉｓｉｏｎ）の信号をも受信
する場合がある。

特に、０ＡＴＶは色々なヂャンネルの周波数配列が有り
、例えばスタンダード配列とＩ−Ｉ　ＲＣ（ＨａｒｍＯ
ｎＩＣｉｌｌｌｙＲｌａｔｅｄ　Ｃａｒｒｉｅｒ　）配
列とがある。

スタンダード配列は主として放送電波に使用され、１−
ＩＲｃ配列は特定範囲内で使用されるＣＡＴＶによく使
用される。

第１表はアメリカにおける映像搬送波の周波数配列の一
例である。

第　　１　　表 このような信号を受信する最近のテレビジョン受像機の
チューナはチャンネル毎にコイルのインダクタンスを機
械的な接点ににり切換える型ではなく、直流印加電圧に
よりその静電容重を可変する可変容量ダイオードを利用
した、いわゆる電子チューナが用いられている。

この可変容重ダイオードに印加づ−るチューニング電圧
は、チャンネルの同調周波数毎に予め設定しておかねば
ならない。

従って、第１表のような各種の周波数配列に対応するた
め、テレビジョン受ｌ！機として周波数配列に応じてチ
ューニング電圧を変更した機種を備えるか、または広い
周波数範囲のＡ　Ｆ　Ｃ（Ａｕｔ。

Ｆｒｅｑｕｅｕｃｙ　Ｃｏｎｔｒｏｌ）回路を備える方
法がある。

しかし、広い周波数範囲のＡＦＣ回路は、選局時の応答
時間を考虞すると敏感に反応する必要がある。このこと
は、可変容重ダイオードに印加する電圧に対して周波数
の可変量が大きい事を意味し、選局時はともかく、選局
１ｕはＡＦＣが不安定になり易い。

一方、ＣＡＴＶシステムは右利番組の盗視聴を防止する
ために、テレビジョン信号にスクランブルが施されてお
り、このスクランブル処理の多くは映像同期信号に処理
が施され、そのまま再生１ノでも同期が得られず、正常
な映像が再生されないにうになっている。

従って、このスクランブルが施されたテレビジョン信号
を再生する時は、元に戻すためのキー信号を検出する必
要があるが、このキー信号は音声信号にＡＭ変調されて
重畳されている。

ところが、ＡＦＣ回路が不安定であると、キー信号が正
しく検出できない１〔め、スクランブルが施された信号
が復調不可能となる。この様な事態を避けるため、選局
後、ＡＦＣ回路を切離す手段もあるが、これは送信側の
周波数の安定度がよい場合のみしか有効と言えない。

（発明が解決」：うどする問題点） このように、周波数配列が異なる都度に専用のブユーナ
を製作する事はテレビジョン受像機を量産する上で好ま
しくない。

また、広い周波数範囲のＡＦＣ回路の場合、感度を選局
時間の関係から敏感にする必要があるが、そのため、Ａ
ＦＣ回路が不安定となり、画面にフリッカが表われるこ
とがある。

更に、スクランブルが施されたテレビジョン信号はＡＦ
Ｃ回路が不安定になると、スクランブルが施された信号
の復調が出来ない等の問題点があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記問題点を解決するために第１のへＦＧ回路
と、この第１のＡＦＣ回路より周波数の調整範囲が狭い
第２のＡＦＣ回路と、前記第１のへＦＣ回路と前記第２
のへＦＧ回路とを切換えるＡＦＣ切換回路と、このＡＦ
Ｃ切換回路を制御する制御回路とを備え、選局時、前記
ＡＦＣＩ；７Ｊ換回路は第１のＡＦＣ回路に切換えられ
、選局終了時、前記制御回路はそれを検知して、前記Ａ
ＦＣ切換回路を制御し、前記第１のＡＦＣ回路から前記
第２のへＦＧ回路に切換えるようにしたことを特徴とす
るＡＦＣ装置を提供する。

（実　施　例） 第１図は本発明のへＦＣ装置の一実施例を示すブロック
系統図である。同図において、１はチャンネルの指示信
号を送信できるリモートコン１〜ローラで、２はこのリ
モートコン１〜ローラ１からの指示チャンネルの信号を
受信し、この指示信号に対応したヂコーニング］−ドを
電圧発生回路３の端子ａに供給する制御回路である。

この制御回路２はＡＦＣ回路１２および１３から出力さ
れるＡＦＣ？ｌ圧を切換えるためのＡＦＣ切換回路４を
動作させる信号をこのへＦＣ切換回路４に供給すると共
に、上記指示チャンネルに盗視聴防止のスクランブルが
施されている場合はキー信号検出回路５の端子ｅに供給
するスクランブル復調の指示を行なうための信号を発生
させる。

なお、スクランブルが施されているチャンネルは予め定
まっており、制御回路２に内蔵するメモリにはスクラン
ブルが施されているチャンネルを記憶させである。

６は放送またはＣＡＴＶの音声信号も含んだテレビジョ
ン信号が供給される入力端子で、選局回路７に接続され
ている。この選局回路７は図示しない同調回路、高周波
増幅回路２局部発振回路。

混合回路を備えている。この同調回路および局部発振回
路に、電圧発生回路３の端了すよりチューニング電圧が
供給され、このチューニング電ｎ−ににり指示ヂレンネ
ルを選局し、この選局した信号を中間周波数信号（以下
、１「信号という）に変換し、ＩＦ回路８に供給してい
る。

ＩＦｌ路８に供給されたＩＦ倍信号、より尖鋭度が上げ
られて、ディ・スクランブル回路９の端子ｊに供給され
、もし、ＴＦ低信号中テレビジョン信号にスクランブル
が施されている時は、このディ・スクランブル回路９で
ディ・スクランブル（スクランブル解除）され、そうで
ない時は、そのままディ・スクランブル回路９を通過す
る。

このディ・スクランブル回路９でディ・スクランブルさ
れたＩＦ倍信号、このディ・スクランブル回路９の端子
ｍから検波回路１０に供給され、映像信号および音声信
号に検波される。この検波された信号は出力端子１１か
ら例えばモニター回路等へ供給され、映像および音声と
して再生される。

一方、Ｉ「回路８から出力するＩ「信号は、ＡＦＣ回路
１２および１３に供給され、これらＡＦＣ回路１２およ
び１３において、ＩＦ倍信号周波数が所定値であるか否
かを判別し、所定値どの周波数ずれに対応したＡＦＣ電
圧を発生する。このＡＦＣ電圧はへＦＣ切換回路４を介
して電圧発生回路３の端子Ｃに供給される。

更に、ＴＦ回路から出力するＴＦ倍信号、制御回路２お
よびキー信号検出回路５の端子ｆにも供給される。キー
信号検出回路５に供給されたＩＦ倍信号、ディ・スクラ
ンブルのためのキー信号が検出され、端子ｑを介してデ
ィ・スクランブル回路９の端子ｋに供給される。ディ・
スクランブル回路ってディ・スクランブルされたＩＦ倍
信号端子ｌよりキー信号検出回路５の端子りに供給され
、さらにキー信号検出回路５の端子ｉを介して制御回路
２に供給される。

以十が本発明のＡＦＣ装置の一実施例の概略であり、以
下、各部について詳細に説明する。

まず、リモートコントローラ１は指示ヂャンネルを周知
の、例えば、ＩＥＤ（図示せず）により赤外線信号とし
て送信し、この信号を制御回路２は例えばフッ１１−ダ
イオード（図示せず）で受信している。

この制御回路２は、指示チャンネルに対応した予め設定
されているデジタルのチューニングコードを発生し、電
圧発生回路３に供給している。この電圧発生回路３の詳
細なブロック系統図（３１第３図に示す通りであり、図
において、端子ａ、ｂ。

ｃ、ｄは第１図の電圧発生回路３の端子ａ、ｂ。

ｃ、ｄと同一である。

端子ａよりデータラッチ回路１４に供給されるチューニ
ング」−ドは、次の新たなヂコーニングコードがこのデ
ータラッチ回路１４に供給されるまで保持し、カウンタ
１５に供給している。このカウンタ１５は端子ｄより１
１（給される選局回路７中の局部発振回路よりの局発信
号を先のヂュ〜ニング］−ドで分周して周波数Ｆ１の信
号に変換し、この信号を位相比較器１６に供給するもの
である。

一方、端子ＣよりＡＦＣ電圧が供給されたＡ／Ｄ回路１
７は、このＡＦＣ電圧をデジタル信号に変換し、カウン
タ１８に供給する。このカウンタ１８は、上記デジタル
信号によりローカルオシレータ１９から発振する信号を
分周して、周波数Ｆ２の信号に変換し、この信号を上記
位相比較器１６に供給している。この位相比較器１６は
周波数Ｆ１の信号と周波数Ｆ２の信号との位相比較を行
なって位相差信号を発生させ、この位相差信号をチャー
ジポンプ２０に供給し、ここで位相差信号は直流電圧の
信号に変換される。この直流電圧の信号はしＰＦ（ロー
パスフィルタ）２１で雑音が除去され、端子すを介して
第１図示の選局回路７中の局部発振回路および同調回路
の可変容量ダイオードに印加され、同調の補正がなされ
る。

なお、チャージポンプ２０には選局回路７中の局部発振
回路および同調回路に対して指示チャンネルに対応した
固定の直流電圧が供給されており、この固定の直流電圧
に位相比較器１６からの位相差信号による直流電圧が重
畳して作用している。

次にＡＦＣ回路１２および１３の切換について説明する
。

第２図は第１図の八「Ｃ回路１２および１３のそれぞれ
の特性図を示し、図中「０おにびＶｏはチャンネルに応
じて制御回路２および電圧発生回路３に予め設定されて
いる値である。

本実施例において、ＡＦＣ回路が２個設【ノであるのは
、選局時には第２図のＡ１に示ず如く、例えば△Ｖｏが
２．５Ｖの時にｆｌが２Ｈ１ｌｚの広い調整範囲のＡＦ
Ｃ回路１２に切換え、選局後は第２図のＡ２に示す如く
、例えば△■ｏが０．５Ｖの時に、ｆ２が１００Ｋｔｌ
ｚの狭い調整範囲のＡＦＣ回路１３に切換えるためであ
る。

このように、ＡＦＣ回路を２個設けることにより、特に
、選局時に、第１表に示す如く、例えば第２ヂＡシンネ
ルの周波数は９１，２５８ＩＩＺと９０．０ＯＮＩＩＺ
との２つの場合があるが、調整範囲の広いＡＦＣ回路１
２ではこの両面周波数に対して選局の補正が速かに行な
える。

ＡＦＣ回路１２からＡＦＣ回路１３への切換のタイミン
グは、制御回路２がＩＦ倍信号搬送波のピークである同
期信号を検出し、規定の周波数の同期信号が得られた時
に、選局が行なわれたことになるので、この時制御回路
２は八「Ｃ切換回路４を動作させてΔ「Ｃ回路１２から
ＡＦＣ回路１３に切換えることにより行なう。

しかし、テレビジョン信号にスクランブルが施されてい
る時は、同期信号に信号処理が加えられているため、Ｔ
Ｆ回路８から出力するＴＦ信号そのままでは選局の判断
は出来ないので、制御回路２はディ・スクランブル回路
９でディ・スクランブルされたＩＦ倍信号ら同期信号を
検出する。

次に、ディ・スクランブルの動作について説明する。第
４図は通常のテレビジョン信号の波形図、第５図はスク
ランブルが施されたテレビジョン信号の波形図を示す。

両図から明らかなように、この場合のスクランブルは同
期信号Ｓのレベルを圧縮させである。

第６図はキー信号検出回路５およびディ・スクランブル
回路９の詳細なブロック系統図を示し、図中、端子ｅ・
・・・・・ｍは第１図中の端子ｅ・・・・・・ｍと同一
である。端子ｆを介してスクランブルが施されたテレビ
ジョン信号のＩＦ倍信号キー信号検出回路５の増幅回路
２２に供給され、このＴ「信号は所定レベルに増幅され
た後、ＢＰＦ　（バンドパスフィルタ）２３で音声搬送
波が取り出されＡＭ検波回路２４に供給される。この音
声搬送波はＦＭ信号であるが、スクランブルを復調する
ためのパルス状のキー信号が第７図に示す如く音声搬送
波をＡＭ変調する形で重畳されており、このキー信号は
ＡＭ検波回路２４で取り出され、更にこの信号を波形整
形回路２５で第８図に示すように波形整形した後タイミ
ング制御回路２６に供給される。

ここで、スクランブルが施されているのは特定チャンネ
ルで予め制御回路２はそれを記憶しているので、リモー
トコントローラ１より指示されたチャンネルがスクラン
ブルが施されている時は制御回路２はディ・スクランブ
ルを指示する信号を端子ｅを介してタイミング制御回路
２Ｇに供給し、タイミング制御回路２６を動作させる。

一方、ディ・スクランブル回路９の増幅回路２７を介し
てゲインアンプ２８に供給されたＩＦ倍信号タイミング
制御回路２６よりのキー信号が加算され、概念的には第
５図のスクランブルが施されたテレビジョン信号と第８
図のキー信号とが加算されて第４図に示す通常のテレビ
ジョン信号となり、スクランブルが施された信号がディ
・スクランブルされたことになる。このディ会スクラン
ブルされたＩＦ倍信号、ディ・スクランブル回路９およ
びキー信号検出回路５を介して、制御回路２に供給され
る。

制御回路２はこのＩＦ倍信号ピークの同期信号を検出す
ることにより、選局が終了したことを検知し、スクラン
ブルが施されていない場合ど同様に、へＦＣ切換回路４
を介してＡＦＣ回路１２からＡＦＣ回路１３に切換える
。

（発明の効果） 本発明によれば、映像搬送波の周波数配列の異なるテレ
ビジョン信号に対して、専用の受信機をそれぞれ用意し
なくてもよいため、量産効果があり、かつ、コストの削
減が可能となる。

また、使用時には周波数が安定に受信可能なため映像の
フリッカがない等の特長を右する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のＡＦＣ装同の一実施例を示すブロック
系統図、第２図は第１図のへＦＣ回路１２おＪ：び１３
の特性図、第３図は第１図の電圧発生回路３の詳細なブ
ロック系統図、第４図は通常のテレビジョン信号の波形
図、第５図はスクランブルが施されたテレビジョン信号
の波形図、第６図は第１図のキー信号検出回路５おにび
ディ・スクランブル回路９の訂細なブロック系統図、第
７図は第１図を説明するためのキー信号を含んだ音声搬
送波の波形図、第８図はキー信号の波形図である。 ２・・・制御回路、４・・・ＡＦＣ切換回路、１２、１
３・・・へＦＣ回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第１のＡＦＣ回路と、この第１のＡＦＣ回路より周波数
   の調整範囲が狭い第２のＡＦＣ回路と、前記第１のＡＦ
   Ｃ回路と前記第２のＡＦＣ回路とを切換えるＡＦＣ切換
   回路と、このＡＦＣ切換回路を制御する制御回路とを備
   え、選局時、前記ＡＦＣ切換回路は第１のＡＦＣ回路に
   切換えられ、選局終了時、前記制御回路はそれを検知し
   て、前記ＡＦＣ切換回路を制御し、前記第１のＡＦＣ回
   路から前記第２のＡＦＣ回路に切換えるようにしたこと
   を特徴とするＡＦＣ装置。