JPH05145592A - データ転送装置 - Google Patents
データ転送装置Info
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- JPH05145592A JPH05145592A JP3334173A JP33417391A JPH05145592A JP H05145592 A JPH05145592 A JP H05145592A JP 3334173 A JP3334173 A JP 3334173A JP 33417391 A JP33417391 A JP 33417391A JP H05145592 A JPH05145592 A JP H05145592A
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- Communication Control (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
送する装置において、商用電源やバッテリを使用するこ
となく、動作可能とする。電源部を不要とし、小型化を
図る。 【構成】 第1の電源回路に相当する構成では、ハンド
シェイクに用いる信号線RTSから順方向に接続された
ダイオードD6を介して電流を取り込み、正電圧+12
ボルトを発生する。一方、第2の電源回路に相当する構
成では、ハンドシェイクに用いる信号線RTSから逆方
向に接続されたダイオードD1を介して電流を取り込
み、所定の正電圧+12ボルトを発生する。更に、プリ
ンタからみてデータを出力する信号線TXDからの−12
ボルトを補助電源として用いる。こうして得られた正電
圧の出力から、電圧レギュレータ23により+5ボルト
を生成し、論理回路の電源として供給する。
Description
し、詳しくは信号レベルに基づくハンドシェイクを伴っ
てシリアル通信を行なう機器に接続され、データの転送
を行なうデータ転送装置に関する。
は、パーソナルコンピュータとプリンタ等の周辺機器と
の間に接続され、パラレルデータとシリアルデータの変
換を行なったり、複数の機器の間をディジーチェーンな
どの形態で接続しシリアルデータの通信を行なうものが
知られている。
同期/非同期送受信用IC(例えば、UART)やその
他の論理回路の電源として、あるいはラインドライバや
レシーバの駆動電源として、所定電圧の電源が必要であ
り、これらは、従来、データ転送装置に組み込まれた電
源回路により、商用電源もしくはバッテリから生成され
ていた。
ータ転送装置は、商用電源を必要とするため、設置が面
倒であるという問題があった。データの転送を行なう機
器自体も、通常商用電源を使用するから、電源タップを
幾つも用意しなければならない。また、近年のように、
バッテリ駆動タイプのコンピュータやプリンタが用いら
れるようになると、データの転送を行なう機器には商用
電源を用意してやる必要がないのに、データ転送装置に
は商用電源を接続してやらねばならず、バッテリ駆動の
メリットを全体として生かすことができない。データ転
送装置をバッテリ駆動にすることも考えられはするが、
バッテリの交換の手間やバッテリ内蔵に伴う装置の大型
化などの問題を招致する。
を解決し、商用電源やバッテリなしで動作させることを
目的としてなされ、次の構成を採った。
は、信号レベルに基づくハンドシェイクを伴ってシリア
ル通信を行なう機器に接続され、データの転送を行なう
データ転送装置であって、前記ハンドシェイクに用いる
信号線から順方向に接続された整流素子を介して電流を
取り込み、所定の正電圧を発生する第1の電源回路と、
該ハンドシェイクに用いる信号線から逆方向に接続され
た整流素子を介して電流を取り込み、所定の正電圧を発
生する第2の電源回路と、前記第1,第2の電源回路か
らの出力を論理回路の電源として供給する電源供給手段
とを備えたことを特徴とする。
くはRS−422の規格に従い、整流素子を介して第
1,第2の電源回路に接続されたハンドシェイクに用い
る信号線がデータターミナルレディかリクエストトゥセ
ンドもしくはデータセットレディかクリアトゥセンドの
信号線である構成を採ることができる。更に、転送デー
タを送信もしくは受信する信号線から第1もしくは第2
の電源回路の入力に接続する整流素子を設け、これを補
助電源として用いることも現実的である。
置は、第1,第2の電源回路を備え、第1の電源回路で
は、ハンドシェイクに用いる信号線から順方向に接続さ
れた整流素子を介して電流を取り込み、所定の正電圧を
発生する。一方、第2の電源回路では、ハンドシェイク
に用いる信号線から逆方向に接続された整流素子を介し
て電流を取り込み、所定の正電圧を発生する。こうして
得られた正電圧の出力を、電源供給手段により、論理回
路の電源として供給する。
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。図1は、本発明の一実施例としてのデータ転送
装置の構成を示すブロック図である。また、図2は、そ
の電源回路の構成を示す回路図である。
は、パーソナルコンピュータ3とプリンタ5との間に介
装され、パーソナルコンピュータ3からセントロニクス
社準拠規格のパラレル通信によりパラレルのデータを受
け取り、このパラレルデータをシリアル信号に変換し
て、RS−232Cの規格で接続されたプリンタ5に送
るものである。
サ7と電源部10とを備える。シリアル信号とパラレル
信号の変換や、各信号での通信対象機器とのデータ交換
のタイミングなどは、この通信用プロセッサ7が行な
う。データ転送装置1には、通信用プロセッサ7以外に
も、タイミングをとる各種論理回路が組み込まれている
が、図示および説明は省略する。通信用プロセッサ7お
よびその周辺回路には、+5ボルトの定電圧を供給する
必要があり、RS−232Cの信号ラインをドライブす
るラインドライバ11には、ラインドライブ用の正負の
電圧を供給する必要がある。また、CMOSのインバー
タ12には、+12ボルトの電圧を供給する必要があ
る。これらの電源電圧は、後述する電源部10により作
られる。
は、データターミナルレディDTRを用いたハンドシェ
イクにより行なわれる。データ転送装置1から見てデー
タの送信を行なう信号線は、プリンタ5としてはデータ
を受け取る信号線であり、図1ではデータ入力信号線R
XDと呼ぶ。一方、データ転送装置1から見てデータの入
力を行なう信号線は、プリンタ5としてはデータを送り
出す信号線であり、データ出力信号線TXDと呼ぶ。両信
号線RXD,TXDには、ラインドライバ11,インバータ
12が介装されている。このラインドライバ11は、R
S−232Cの規格に合致するよう正負の電源が接続さ
れている。RS−232Cの規格では、信号電圧の範囲
は±3〜±25ボルトとなっているが、本実施例のデー
タ転送装置1は、±12ボルトで動作する設計となって
おり、ラインドライバ11にも、±12ボルトが供給さ
れている。図1では、+12ボルトの電源供給ラインを
黒丸で、−12ボルトの電源供給ラインを白丸で示す。
すが、DC−DCコンバータ21(ハリス社製、型番I
CL7662)、電圧レギュレータ23(マキシム社
製、型番MAX663)、および周辺部品から構成され
ている。DC−DCコンバータ21のグランド端子GN
Dには、整流素子としてのダイオードD1,D2,D3
を介して、リクエストトゥセンドの信号線RTS,デー
タ出力信号線TXDおよびデータターミナルレディDTR
が各々接続されている。また、DC−DCコンバータ2
1のコンデンサ接続端子CAPには、コンデンサC1お
よびダイオードD7が直列に接続されている。このコン
デンサC1とダイオードD7との接続点には、いま一つ
のダイオードD8が接続されており、このダイオードD
8の他端は、接地されたDC−DCコンバータ21の正
電圧入力端子V+に接続されている。DC−DCコンバ
ータ21のこの回路構成は、正電圧逓倍回路と呼ばれる
もので、グランド端子GNDと正電圧入力端子V+との
間の電位差の2倍の電圧が得られるのである。基準電圧
が−12ボルトの場合には、+12ボルトが出力される
ことになる。この構成が第2の電源部に相当する。
タ23の入力に接続されている。ここには、順方向のダ
イオードD4,D5,D6を介してデータターミナルレ
ディの信号線DTR,データ出力信号線TXD,リクエス
トトゥセンドの信号線RTSの各々が接続されており、
そのまま+12ボルトの出力として扱われている。ダイ
オードD4ないしD6を用いたこの構成が、第1の電源
部に相当する。電圧レギュレータ23は、入力端子の加
えられた電圧から+5ボルトの安定化された電圧出力を
生成する。この電圧が、通信用プロセッサ7やその他の
論理回路に供給される。
る。プリンタ5がそのデータターミナルレディDTRを
−12ボルトの状態にするかまたはリクエストトゥセン
ドRTSを−12ボルトの状態とするとき、データター
ミナルレディDTRまたはリクエストトゥセンドRTS
は−12ボルトとなる。この時、リクエストトゥセンド
RTSからダイオードD1を介してDC−DCコンバー
タ21にこの−12ボルトが供給され、DC−DCコン
バータ21から+12ボルトが出力される。また、この
+12ボルトは電圧レギュレータ23に供給されるか
ら、定電圧+5ボルトも得られることになる。
レディDTRを+12ボルトの状態にするかまたはリク
エストトゥセンドRTSを+12ボルトの状態とすると
き、電源部10は、+12ボルトの状態となっているデ
ータターミナルレディDTRからダイオードD4を介し
て、あるいはリクエストトゥセンドRTSからダイオー
ドD6を介して+12ボルトが供給され、電圧レギュレ
ータ23により+5ボルトが生成される。
RまたはリクエストトゥセンドRTSが+12ボルトの
状態もしくは−12ボルトの状態のいずれであっても電
源部10では、安定に+12ボルトを得ることができ、
ラインドライバ11とインバータ12に供給すると共
に、電圧レギュレータ23により+5をボルト生成して
これを通信用プロセッサ7やその周辺の論理回路に供給
することができる。
いて説明する。データ出力信号線TXDは、データ通信中
は±12ボルトに変化するが、通信に関与していない場
合には、−12ボルト(マーク状態)に安定する。従っ
て、本実施例のように、パーソナルコンピュータ3から
プリンタ5側に一方的にデータが転送されいる場合に
は、データ出力信号線TXDからダイオードD2を介して
−12ボルトが電源部10に安定に供給され、DC−D
Cコンバータ21により+12ボルトに変換される。も
とより、データ出力信号線TXDはダイオードD5を介し
て電源部10に接続されているから、データ出力信号線
TXDが+12ボルト(スペース状態)の場合には、これ
も、データターミナルレディDTRまたはリクエストト
ゥセンドRTSと同様、+12ボルトの出力に寄与す
る。
12ボルト,−12ボルトは、ラインドライバ11に供
給される。ラインドライバ11が最も電力を消費するの
は、パーソナルコンピュータ3からプリンタ5にデータ
が送られている場合であり、この間はデータ出力信号線
TXDは−12ボルトに維持されるので、ラインドライバ
11には±12ボルトが安定に供給される。なお、本実
施例では、データ出力信号線TXDにはラインドライバを
挿入せず、直接CMOSタイプのインバータ12に入力
する構成としているが、−12ボルトをコンデンサやバ
ッテリーに効率良く蓄積する構成を採れば、データ入力
信号線RXDにラインドライバを介装することも可能であ
る。
ータの伝送が始まった状態を考える。この時、データタ
ーミナルレディDTRを使ったハードウェアハンドシェ
イクにより次々にデータの授受が行なわれる。この場
合、プリンタ5が紙切れなどでデータ転送装置1からの
データの転送を受け付けなくなった時には、データター
ミナルレディDTR、リクエストトゥセンドRTSは−
12ボルトの状態となる。この結果、データターミナル
レディDTRまたはリクエストトゥセンドRTSから−
12ボルトが供給され、この場合も±12ボルトおよび
+5ボルトの電源は確保される。
によれば、商用電源やバッテリなどを用いた電源装置を
内蔵する必要がなく、装置本体の大きさを小さくするこ
とができる。また、商用電源を必要としないので、設置
が容易となるという利点も得られる。電源ケーブルがな
いことから、接続が容易になるといった利点も得られ
る。更に、バッテリを使用しないので、充電や取り替え
の手間も必要ない。
をデータ入力信号線RXDにのみ用い、データ出力信号線
TXDはインバータ12に入力しているので、−12ボル
トはラインドライバ11用にしか必要なく、省電力を達
成している。インバータ12の入力ラインにはダイオー
ドD2,D5が接続されているので、インバータ12の
入力が正負の過電圧となることはなく、ダイオードD
2,D5はインバータ12の保護用としても働いてい
る。この点は、他の信号線におけるダイオードD1およ
びD6、ダイオードD3およびD4の働きも同様であ
る。
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、例えばRS−232CとRS−422とのシリアル
−シリアル変換を行なうデータ転送装置に用いた構成
や、+5ボルト,±12ボルト以外の電圧を発生する構
成、あるいは発生した±12ボルトを蓄えておくコンデ
ンサ等の蓄電部を更に設けた構成など、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内において、種々なる態様で実施し得る
ことは勿論である。
装置では、商用電源やバッテリなどを用いた電源装置を
内蔵する必要がなく、装置本体の大きさを小さくするこ
とができるという優れた効果を奏する。また、商用電源
や電源ケーブルを必要としないことから、設置や他の機
器との接続が容易になるといった利点も得られる。更
に、バッテリを使用しないので、充電や取り替えの手間
も必要ない。
構成図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 信号レベルに基づくハンドシェイクを伴
ってシリアル通信を行なう機器に接続され、データの転
送を行なうデータ転送装置であって、 前記ハンドシェイクに用いる信号線から順方向に接続さ
れた整流素子を介して電流を取り込み、所定の正電圧を
発生する第1の電源回路と、 該ハンドシェイクに用いる信号線から逆方向に接続され
た整流素子を介して電流を取り込み、所定の正電圧を発
生する第2の電源回路と、 前記第1,第2の電源回路からの出力を論理回路の電源
として供給する電源供給手段とを備えたデータ転送装
置。 - 【請求項2】 シリアル通信がRS−232Cもしくは
RS−422の規格に従い、 整流素子を介して第1,第2の電源回路に接続されたハ
ンドシェイクに用いる信号線がデータターミナルレディ
かリクエストトゥセンドもしくはデータセットレディか
クリアトゥセンドの信号線である請求項1記載のデータ
転送装置。 - 【請求項3】 転送データを送信もしくは受信する信号
線から前記第2の電源回路の入力に接続する整流素子を
設けた請求項1記載のデータ転送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3334173A JP2583166B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | データ転送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3334173A JP2583166B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | データ転送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05145592A true JPH05145592A (ja) | 1993-06-11 |
JP2583166B2 JP2583166B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=18274356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3334173A Expired - Fee Related JP2583166B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | データ転送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2583166B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002314630A (ja) * | 2001-04-17 | 2002-10-25 | Oki Micro Design Co Ltd | データ転送装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63145620A (ja) * | 1986-07-07 | 1988-06-17 | 株式会社アデランス | ブラインド洗浄装置 |
JPH0234069A (ja) * | 1988-07-25 | 1990-02-05 | Meiji Milk Prod Co Ltd | 入出力ポート切替装置 |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP3334173A patent/JP2583166B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63145620A (ja) * | 1986-07-07 | 1988-06-17 | 株式会社アデランス | ブラインド洗浄装置 |
JPH0234069A (ja) * | 1988-07-25 | 1990-02-05 | Meiji Milk Prod Co Ltd | 入出力ポート切替装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002314630A (ja) * | 2001-04-17 | 2002-10-25 | Oki Micro Design Co Ltd | データ転送装置 |
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---|---|
JP2583166B2 (ja) | 1997-02-19 |
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