JPH05145540A - 改良されたタイミング手段を有するビテルビ受信機 - Google Patents

改良されたタイミング手段を有するビテルビ受信機

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JPH05145540A
JPH05145540A JP10490392A JP10490392A JPH05145540A JP H05145540 A JPH05145540 A JP H05145540A JP 10490392 A JP10490392 A JP 10490392A JP 10490392 A JP10490392 A JP 10490392A JP H05145540 A JPH05145540 A JP H05145540A
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candidate
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Application number
JP10490392A
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Johannes W M Bergmans
ウイルヘルム マリア ベルグマン ヨハネ
Ho W Wong
ワイ ウオン ホー
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
Koninklijke Philips Electronics NV
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Filing date
Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV, Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L13/00Details of the apparatus or circuits covered by groups H04L15/00 or H04L17/00
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0054Detection of the synchronisation error by features other than the received signal transition
    • H04L7/0062Detection of the synchronisation error by features other than the received signal transition detection of error based on data decision error, e.g. Mueller type detection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03178Arrangements involving sequence estimation techniques
    • H04L25/03248Arrangements for operating in conjunction with other apparatus

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  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
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  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる信号が計算されるサンプリング時点が
検出信号から得られる改良されたタイミング手段を有す
るビテルビ受信器を提供する。 【構成】 受信された信号がサンプルされアナログ−デ
ィジタル変換器(1)によってディジタル信号に変換さ
れ、信号サンプルはビテルビ検出器(3)によって検出
される。正しい時点でサンプリングが成し遂げられるよ
うにするために、これらのサンプリング時点は受信され
た記号の値並びに期待された最近の信号サンプルの間の
差に対する距離である誤り信号から発生される。これは
乗算器4,ローパスフィルタ5及び制御可能なクロック
発振器(6)用制御信号によって成し遂げられる。受信
された信号のプリカーソルでのエネルギを利用するため
に、関連あるデータ記号 【数1】 についての予備的な決定がなされる時点より遅い時点に
得られる誤り信号e(k−1)が使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力信号から検出信号
を取り出す取り出し手段からなり、該取出手段の出力は
検出信号に基づいてデータ記号の最も蓋然性のある順序
を決定する検出手段の入力に結合され、記号は分岐距離
から導かれた関連した経路距離でリカーシブに候補順
(残存)を更新することによって、記号間隔Tで検出信
号中に発生し、分岐距離は検出信号と関連する候補の残
存に対し期待される検出信号のサンプリングの瞬間kT
に存在する異なる値ek の偶数の関数であり、ここでk
は整数である、データ受信機に係る。
【0002】
【従来の技術】このタイプの受信機はJ.W.M.バーグマン
等によるフィリップスジャーナルオブリサーチの1987年
Vol.42,No.4「ビテルビ検出器を単純化するための決定
フィードバックの使用の上で」という雑誌の論文で既知
である。このタイプの受信機は、例えば、公共電話網を
介したデータ信号の伝送又は磁気テープ又は磁気ディス
クからのデータ信号の再生にために使用されてもよい。
【0003】データ記号がそれぞれ伝送媒体を介して伝
送され、あるいは記録媒体に記録される時、伝送されあ
るいは記録されるべきデータ記号はそれぞれ伝送媒体あ
るいは記録媒体に適用されるアナログパルスに変換され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、アナログパル
スは時間的に重ならずに供給される。媒体が限られた帯
域幅を有するときには、特定の瞬間に受信された検出信
号が単一のデータ記号ばかりでなく時間的に隣合ったデ
ータ記号に依存するという事実をしばしば導くパルスが
重なり始める。この効果を記号間干渉と称する。
【0005】媒体の限られた帯域幅によって引き起こさ
れることに加えて、記号間干渉は伝送されあるいは記録
されたアナログ信号の周波数スペクトルに任意の形状を
与えるために使用される伝送器の端部での帯域制限フィ
ルタの使用によっても引き起こされる。記号間干渉の存
在はしばしば強められたビットエラーレートを導く。
【0006】記号間干渉によって引き起こされたビット
エラーレートの強化を減ずる可能性は適合可能か否かの
記号間干渉等化器の使用である。この等化器は媒体の伝
送関数と逆な伝送関数を有するフィルタの形式を有して
もよい。媒体でこのフィルタを縦続させることによって
多少平坦な伝送特性が得られ、それによって記号間干渉
は消滅する。しかし問題は、フィルタは既に得られたノ
イズを相当増幅することである。
【0007】他の記号間干渉を減ずる可能性は決定フィ
ードバック記号間干渉補償器の使用である。この補償器
では補償信号が既に受信されたデータ記号についてなさ
れた決定に基づいて受信された検出信号から差し引かれ
る。この補償信号は受信された記号に属するポストカー
シブな記号間干渉の推定である。この記号間干渉はデー
タ記号に属するカーソル(主パルス)に引き続いて発生
する。補償信号は受信されたデータ記号の値についての
決定によって決定されるため、この決定は事実誤りであ
るが更にいかなるノイズをも発生せず、ノイズ利得が無
い。
【0008】決定フィードバック記号間干渉補償器の使
用の欠点は、カーソルに先んずるプリカーシブな記号間
干渉は、まず受信されたデータ記号はデータ記号に属す
る補償信号が発生されえる前に知られるべきであるた
め、補償されえないということである。プリカーシブ及
びポストカーシブの双方の記号間干渉の効果を除去する
ことができる最適な受信機は全ての可能な伝送データ記
号の順序とデータ記号の順序がノイズが無いと考えられ
るチャネルによって伝送された場合に受信されたであろ
う関連した検出信号とを決定する。かく得られた全ての
検出信号を最近の検出信号と比較することによって、最
も蓋然性のある伝送されたデータ記号の順序が決定され
得る。しかし、そのような受信機は、実際的でない程大
量の計算と大量の記憶容量を必要とする。
【0009】前述の雑誌論文によって知られた受信機で
は、最も蓋然性のある伝送されたデータ記号の順序が、
Lが使用された伝送あるいは記録信号のレベルの数であ
り、Nが縦続された送信フィルタのインパルス応答長さ
である、媒体のそしてサンプルの数で表現された受信フ
ィルタの、候補残存の限定された数M=LN をリカーシ
ブに更新することにより検出手段によって決定される。
この数は、チャネルがM状態を有し受信機がこれらの状
態間を区別し得るべきであるので、必要である。
【0010】一旦関連する経路距離を有するM個の候補
残存が決定され、各候補残存は、最後に延びたデータの
み記号が異なる複数の候補残存に次のデータ記号が到着
する時に延長される。各新たな候補残存に関連した経路
距離は、新たな候補残存が得られる候補残存の経路距離
とこの新たな候補残存に関連する分岐距離とに基づいて
決定される。
【0011】必要な計算と記憶容量が伝送されたデータ
順序の長さと独立であり続けることを達成するため、候
補残存の数は各候補残存から最も古いデータ記号を除去
することによって減ぜられる。このような検出手段は通
常ビテルビ検出器と言われる。最適な検出のためには異
なる値が正しいサンプリング時点で計算されることが必
要である。これらの正しいサンプリング時点が受信機に
対して知られていないため、これらのサンプリングの時
点は検出信号から得られるべきである。検出信号からサ
ンプリング時点を得ることについては前述の雑誌論文か
らなにも得られない。
【0012】本発明の目的は異なる信号が計算されるサ
ンプリング時点が検出信号から得られる冒頭の段落で述
べた如き受信機を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的のために、受信
機は、−nが一定の正の数であり異なる値がサンプリン
グ時点kTで最も蓋然性のある候補残存に関連する場
合、サンプリングの時点(k−n)Tでの差の値ek-n
の符号と、サンプリングの時点(k−n−m)Tで推定
された記号
【0014】
【数10】
【0015】の時点(k−n−m)Tでの検出信号に対
する寄与の推定
【0016】
【数11】
【0017】の符号とが等しく、記号
【0018】
【数12】
【0019】はサンプリングの時点kTで最も蓋然性の
ある候補残存から取られるときにサンプリングの時点を
遅延させ、−二つの符号が異なるときにサンプリング時
点を進ませるタイミング手段よりなることを特徴とす
る。この方法によって媒体のインパルス応答は少なくと
も対向する符号のプリカーソルとカーソル(主パルス)
と、必要により、その間のゼロ交叉とよりなるとする。
本発明によるタイミング手段はサンプリング時点がこれ
らゼロ交叉と一致することを提供する。関数f
t (aq )は検出手段の全入力信号に伝送されたデータ
記号aq による時点tでの媒体応答による寄与の推定で
ある。寄与fiT(aiT)は時点iTで起こりデータ記号
【0020】
【数13】
【0021】に属するプリカーソルの推定である。デー
タ記号
【0022】
【数14】
【0023】に対して寄与
【0024】
【数15】
【0025】が異なる値ek-n と同じ符号を有すると
き、異なる値はプリカーソルの間に決定され、サンプリ
ング時点は早くされまた遅延される。
【0026】
【数16】
【0027】が異なる値ek-n と異なる符号を有すると
き、差の値はカーソル(主パルス)の立ち上がりエッジ
中に決定され、サンプリング時点は遅くされまた進ませ
られる。結果は時点(k−n−m)Tでのデータ記号に
よる時点(k−n)Tでの検出信号に対する寄与はゼロ
と等しくされる。米国特許第4,494,242 号は受信された
信号からサンプリング時点を得る方法を開示しているこ
とに注意すべきである。
【0028】しかし、その特許では、データ記号
【0029】
【数17】
【0030】に属する信号はゼロ交叉の後でのみ開始す
るとしている。これはプリカーソルが特定の伝送データ
記号ak に属する信号の部分と考えられないことを意味
する。その結果、プリカーソルによって引き起こされよ
り高いビットエラーレートを導くプリカーシブな記号間
干渉はもはや補償されない。しかし、本発明によるタイ
ミング手段では、受信されたデータ記号についてすでに
なされた(予備的な)決定はデータ記号に属するプリカ
ーソルが受信されたすぐ後に使用される。これはプリカ
ーソルが特定の伝送データ記号ak に属する信号の部分
と考えられたことを意味し、それによってプリカーソル
による記号間干渉を補償することが事実可能となる。
【0031】本発明による受信機の更なる実施例は、m
が1に等しく、検出手段で検出手段の入力は第1の訂正
手段を介して第1のビテルビ検出器に結合され、検出手
段で検出手段の入力は第2の訂正手段を介して第2のビ
テルビ検出器に結合され、第1の訂正手段は第1の訂正
手段の入力信号から第1の訂正信号を差し引き第2の訂
正手段は第2の訂正手段の入力信号から第2の訂正信号
を差し引き、第1及び第2の訂正信号は、
【0032】
【数18】
【0033】に等しく、ここで、第1の訂正信号に対し
【0034】
【数19】
【0035】が偶数のサンプリング時点kTで最も蓋然
性のある第2のビテルビ検出器で候補残存から取られ、
第2の訂正信号に対して
【0036】
【数20】
【0037】が奇数のサンプリング時点kTで最も蓋然
性のある第2のビテルビ検出器で候補残存から取られ、
pが0以上の整数である時点(k+p)Tの
【0038】
【数21】
【0039】は
【0040】
【数22】
【0041】に等しく;ここでNは推定応答ft の記号
間隔の数の長さであり、N’はNが奇数のときに(N−
3)/2であり、Nが偶数のときに(N−2)/2であ
ることを特徴とする。検出信号を偶数及び奇数の検出信
号に分割することによって、半分の記号レートで二つの
検出手段が得られる。これらの二つの検出信号はそれら
の自己のビテルビ検出器によって平行処理が可能なよう
に検出されてもよい。これは最大許容記号レートを二倍
にする。
【0042】これらの方法は検出信号が主に偶数の時点
kTでのデータ記号に依存する「偶数」の検出信号及び
奇数の時点kTでのデータ記号に依存する「奇数」の検
出信号になるようにさせる。検出信号が偶数及び奇数の
検出信号にまで分割される時、偶数の検出信号は又奇数
のデータ記号に依存し奇数の検出信号は偶数のデータ記
号に依存することが明らかになる。この依存は正しい記
号検出に対する妨害効果を有する。
【0043】両検出信号から適宜の訂正信号を差し引く
ことによって、奇数の検出信号に対する偶数のデータ記
号の効果と偶数の検出信号に対する奇数のデータ記号の
効果とが除去される。以下二つの検出信号がどのように
伝送された記号の値に依存するか及び訂正信号はどの値
を有するべきかを説明する。
【0044】検出器によって決定された関数
【0045】
【数23】
【0046】は時点tの検出信号に対する伝送されたデ
ータ記号ak の寄与の適当な推定であるとする。更に、
データ記号ak の順序は媒体の入力に印加されるとす
る。検出手段の推定された入力信号s(t)は
【0047】
【数24】
【0048】と書ける。ここでNはサンプルの数での媒
体のインパルス応答推定の長さであり、一方n(k)は
各検出信号に存在する付加的なノイズである。s(t)
を偶数のサンプリング時点でのデータ記号応答を示す偶
数部と奇数のサンプリング時点でのデータ記号応答を示
す奇数部とに分割することによって、(1)式は
【0049】
【数25】
【0050】と書くことができる。この式で、N’はN
が奇数であれば(N−3)/2に等しく、Nが偶数であ
れば(N−2)/2に等しい。(2)式では、第2の和
は偶数の検出信号に対しこの偶数の検出信号での奇数の
データ記号の効果を記述する交叉項を示し、一方奇数の
検出信号に対する第2の和はこの奇数の検出信号での偶
数のデータ記号の効果を記述する交叉項を示す。
【0051】各分岐に対するデータ記号の最も蓋然性の
ある候補残存から推定された交叉項を得ることによって
及び他の分岐で関連した検出信号から交叉項に等しい訂
正項を差し引くことによって、偶数の検出信号での奇数
のデータ記号の効果と同様に奇数の検出信号での偶数の
データ記号の効果が除去される。双方の分岐に対する訂
正信号c(k)は
【0052】
【数26】
【0053】に等しい。ft (ak )がt=kTに位置
するプリカーソルとt=(k+2)Tに位置する主パル
ス(カーソル)とを有するとき、包含
【0054】
【数27】
【0055】までの受信されたデータ記号は特定のサン
プリング時点kTでの訂正項を計算することができるよ
うに知られなければならない。次に、時点kTで、デー
タ記号
【0056】
【数28】
【0057】のプリカーソルだけが受信されたので、そ
のプリカーソルはデータ記号に対して得ることができる
エネルギの小数部だけを含み、このデータ記号
【0058】
【数29】
【0059】の信頼できる推定は時点kTで未だ可能で
ない。しかし、訂正項での
【0060】
【数30】
【0061】の影響は
【0062】
【数31】
【0063】に等しく、又タイミング手段が
【0064】
【数32】
【0065】の値が0に等しいことを提供するため、
【0066】
【数33】
【0067】の時点kTでの訂正項に対する寄与は0に
等しく、これによってデータ記号
【0068】
【数34】
【0069】についての信頼できる決定は時点kTで必
要ない。訂正項を計算するのに必要な最も最近の記号は
【0070】
【数35】
【0071】である。時点kTでの訂正項に付帯する寄
与は
【0072】
【数36】
【0073】である。記号ak-3 についてのより最近の
決定との組み合わせで関数gt を利用することによっ
て、記号ak-3 についてのより最近でない決定との組み
合わせでの関数fの利用と同じ効果を有する訂正信号が
発生される。この利点は最も最近の決定がより信頼でき
ることであり、それによって訂正信号はよりしばしば正
しい。時点kTではプリカーソルと記号
【0074】
【数37】
【0075】に属するカーソルとの双方が受信され、そ
れによって記号
【0076】
【数38】
【0077】についての信頼できる決定が時点kTで実
際必要である。上記説明では検出器を二つの平行分岐に
分割することが本発明によるタイミング手段と組み合わ
せて可能であることを示した。本発明の更なる実施例
は、N’が1に等しく、可能な記号の値の数が2に等し
く、第1の候補残存に関連する一連の分岐距離の偶数の
関数値の第1の和と第2の候補残存に関連する一連の分
岐距離の偶数の関数値の第2の和との間の差に対する尺
度である経路距離差が更新されることを特徴とする。
【0078】N’が1に等しく可能な記号の値の数が2
に等しいため、二つの候補残存だけがある。これは経路
距離それ自体の代わりに経路距離間の経路距離差を更新
することを可能とする。この利点は経路距離差は大きく
束縛され、一方経路距離それ自体は長いメッセージの場
合には大きいことである。
【0079】本発明による受信機の好ましい実施例は、
分岐距離eと推定データ記号
【0080】
【数39】
【0081】とに基づいてデータ記号に対する媒体の最
近の応答にft を適合させる適合手段よりなり、適合手
段は時点(k−n)Tに存在する分岐距離ek-n に基づ
いて時点kTにft を適合させ、その分岐距離は時点k
Tで最も蓋然性のある候補残存に関連することを特徴と
する。ft の適合に対するek の代わりの誤り信号e
k-nの利用によって、ek-n の決定のためにより古い記
号の値についての最近の決定が使用され、それによって
fの決定のために使用された記号の値についての決定は
より信頼できる。これは誤り信号の精度を増加し、それ
によってより少ない誤りのft の適合がなされる。
【0082】
【実施例】本発明を図面とともに更に説明する。図1の
aに示されたようなインパルス応答は主パルスに先んじ
た3つのサンプリング時点と2つのサンプリング時点と
で発生するプリカーシブな記号間干渉を引き起こす。ゼ
ロ交叉は主パルスに先んじた一つのサンプリング時点で
発生する。ゼロ交叉が受信された記号についてのこの時
点での第1の予備的な決定が可能なサンプリング時点に
引き続く二つのサンプリング時点で発生するため、mに
対する適当な値はこの場合2に等しい。一旦受信された
記号の値についての第1の予備的な決定がなされると受
信された記号の値が(n+m)=3のサンプリング時点
の後に可能となるため、nに対する適宜の値は1に等し
い。
【0083】図1のbに示されたインパルス応答は主パ
ルスに先んじた2つのサンプリング時点に位置されたサ
ンプリング時点で発生するプリカーシブな記号間干渉を
引き起こす。ゼロ交叉は主パルスに先んじた1つのサン
プリング時点で起こる。タイミング誤りに対する適宜の
距離はm=1とn=1を有する。図2では入力信号はア
ナログ−ディジタル変換器1に印加される。アナログ−
ディジタル変換器1の出力は減算器2の正の入力に接続
される。減算器2の出力は検出手段、即ちビテルビ検出
器3の入力に接続される。出力信号
【0084】
【数40】
【0085】を搬送するビテルビ検出器3の第1の出力
は受信されたデータの記号を得ることが出来る点を形成
する。出力信号
【0086】
【数41】
【0087】を搬送するビテルビ検出器3の第2の出力
はフィードバックフィルタ7の入力に接続される。フィ
ードバックフィルタ7の出力は減算器2の負の入力に接
続される。出力信号
【0088】
【数42】
【0089】を搬送するビテルビ検出器3の第3の出力
は乗算器4の第1の入力に接続される。出力信号e(k
−1)を搬送するビテルビ検出器3の第4の出力は乗算
器4の第2の入力に接続される。乗算器4の出力はロー
パスフィルタ5に入力に接続される。ローパスフィルタ
5の出力は公称周波数1/Tを有する周波数制御クロッ
ク発振器6の周波数制御入力に接続される。クロック発
振器6の出力はアナログ−ディジタル変換器1、ビテル
ビ検出器3及びフィードバックフィルタ7のクロック入
力に接続される。出力信号h4 を搬送するビテルビ検出
器3の出力はフィードバックフィルタ7に接続される。
【0090】図2に示されるようなデータ受信機では、
入力信号はアナログ−ディジタル変換器1によってサン
プリング時点kTでサンプリングされディジタル信号に
変換される。これはディジタルの手段の助けで信号のサ
ンプルによって検出信号を更に処理するためになされ
る。しかし、決定フィードバック等化を行ないまたアナ
ログ手段の助けで候補残存を伴うことを期待された検出
信号を決定することが可能である。
【0091】減算器2は信号サンプルからポストカーシ
ブ記号間干渉の推定を差し引き、それによってビテルビ
検出器3は単にプリカーシブ記号間干渉を有する信号を
供給され、それによってビテルビ検出器で候補残存の必
要な長さが束縛されたままである。ポストカーシブ記号
間干渉の推定は送信及び受信フィルタを含む媒体のイン
パルス応答のポストカーシブな消去されるべき部分の適
当な推定であるインパルス応答を有するフィードバック
フィルタ7へ既に検出されたデータを印加することによ
って得られる。フィードバックフィルタをビテルビ検出
器の複雑性を減ずるために使用することは前述の雑誌論
文で述べられている。
【0092】記述を単純化するために、受信されたデー
タ記号
【0093】
【数43】
【0094】が+1と−1の値を採用してよいとする。
入力信号がサンプリング間隔Tで信号サンプルに変換さ
れるため、関数ft は特定の受信されたデータ記号:
【0095】
【数44】
【0096】に依存する一連のサンプルとしてで記述さ
れ、ここでgkT
【0097】
【数45】
【0098】に等しい。関数
【0099】
【数46】
【0100】は
【0101】
【数47】
【0102】と媒体のインパルス応答の第1のサンプル
0 の推定との積に等しい。
【0103】
【数48】
【0104】の符号は関連する記号の値の符号と逆であ
る。記号の値
【0105】
【数49】
【0106】を差信号ek-1 によって乗ずることによっ
て、差信号が受信されたデータ記号に属するプリカーソ
ルと同様の符号かあるいはそれと異なる符号を有するか
を示すタイミング誤り信号が、本発明思想によって得ら
れる。プリカーソルと記号の値が常に異なる符号を有す
るので、差信号の符号は、サンプルがプリカーソルの間
に採られたとき、記号の値の符号と常に異なり、それに
よってタイミング誤り信号は負である。サンプリング時
点は進められるべきである。信号のサンプルがカーソル
中に採られたときには、差信号の符号は記号の値の符号
と常に等しく、それによってタイミング誤りは正であ
る。サンプリング時点は遅延されるべきである。
【0107】タイミング誤りの決定のために、データ記
【0108】
【数50】
【0109】が使用される。その理由は時点kTでこの
データ記号
【0110】
【数51】
【0111】に属するプリカーソルとカーソルの双方が
受信されるので、サンプリング時点kTでこのデータ記
【0112】
【数52】
【0113】の値についての信頼できる決定がなされ得
るからである。タイミング誤り信号の平均値を決定する
ため、乗算器4の出力信号がローパスフィルタ5を通過
される。濾波されたタイミング誤り信号の符号は正しい
方向のサンプリング時点を調整するようにクロック発振
器の周波数制御入力へ供給される。
【0114】図3に示された検出手段では、検出信号は
各サンプリング時点で切換える切換スイッチ10によっ
て偶数及び奇数の検出信号までに分割される。検出手段
の入力信号は切換スイッチ10の中央接点に印加され
る。切換スイッチ10の接点cは減算器11の正入力に
接続される。減算器11の負入力は重み付け回路16の
出力に接続される。減算器11と重み付け回路16とは
共に本発明思想による第1の訂正手段を形成する。減算
器11の出力はこの場合ビテルビ検出器12によって形
成される本発明思想による第1の検出器に接続される。
切換スイッチの接点bは減算器14の正の入力に接続さ
れる。減算器14の負の入力は重み付け回路13の出力
に接続される。減算器14と重み付け回路13とは共に
第2の訂正手段を形成する。減算器14の出力はこの場
合ビテルビ検出器15によって形成される第2の検出器
に接続される。
【0115】既に受信されたデータ記号の値についての
決定は、関連するビテルビ検出器で決められ、その決定
は偶数のサンプリング時点でビテルビ検出器12及び1
5に存在する。角括弧内の記号の値は奇数のサンプリン
グ時点に対する関連するビテルビ検出器に存在する記号
の値である。出力記号
【0116】
【数53】
【0117】と差信号ek-2 及びek-4 とを搬送するビ
テルビ検出器12の出力はマルチプレクサ17の多数の
入力として供給される。出力記号
【0118】
【数54】
【0119】と差信号ek-1 及びek-3 とを搬送するビ
テルビ検出器15の出力はマルチプレクサ17の多数の
入力として供給される。マルチプレクサ17のクロック
入力はクロック発振器6によって発生されるクロック信
号を供給される。マルチプレクサ17は二つのビテルビ
検出器から来る出力記号
【0120】
【数55】
【0121】並びに差信号ek-1 及びek-3 を搬送する
出力を有する。二つの重み付け回路13(16)の入力
は、その中央接点がマルチプレクサ17の出力信号
【0122】
【数56】
【0123】を搬送する出力に接続される切換スイッチ
18の接点b(c)に接続される。図3に示される如き
検出手段の切換スイッチ10はクロック周期毎に状態を
変えるため、偶数の信号サンプルは切換スイッチ10の
接点cで連続して得ることが出来るようになる。減算器
11及び重み付け回路16よりなる訂正手段の助けによ
って本発明思想によって第1の訂正信号を発生し、及び
偶数の信号サンプルから同じものを差し引くことによっ
て、奇数の記号の値とは独立であるビテルビ検出器12
に対する偶数の検出信号が得られる。かく得られた信号
はビテルビ検出器12によって検出され、それによって
偶数の記号の値はビテルビ検出器12の出力に得られ
る。
【0124】奇数の信号サンプルは切換スイッチ10の
接点bで連続して得られる。減算器13及び重み付け回
路14とよりなる訂正手段の助けで本発明思想によって
訂正信号を発生し、及び奇数の信号サンプルから同じも
のを差し引くことによって、第2の検出手段に対する奇
数の検出信号が得られ、それは偶数の記号の値から独立
である。かく得られた検出信号はビテルビ検出器15に
よって検出され、それによって奇数の記号の値はビテル
ビ検出器15の出力に得られる。
【0125】ビテルビ検出器12では、どの記号の値及
びどの誤りの信号が偶数のサンプリング時点にそのビテ
ルビ検出器で得られるかが示される。それらは記号の値
及びそれぞれ
【0126】
【数57】
【0127】及びek-4 の差信号である。ビテルビ検出
器15では、信号
【0128】
【数58】
【0129】及びek-3 が同じ偶数のサンプリング時点
で得ることができる。奇数となる次のサンプリング時点
kで、ビテルビ検出器12で既に得られるデータ記号は
前のサンプリングの期間の間に決定された最も最近の記
号によって延長される。これは角括弧[…]で表わされ
た既に得られ得るデータ記号の階数を変化させる。ビテ
ルビ検出器12では、信号
【0130】
【数59】
【0131】及びek-3 が得られる。又角括弧[…]で
表わされたビテルビ検出器15のデータ記号の階数は同
様に変化する。ビテルビ検出器15では、データ記号及
び差信号
【0132】
【数60】
【0133】及びek-4 がそれぞれ得られる。マルチプ
レクサ17は、本質的に、クロック信号によって制御さ
れる6個の切換スイッチによって構成され、これはビテ
ルビ検出器12及び15の出力信号をを切換えマルチプ
レクサ17の適当な出力へ通す。重み付け回路13及び
16は
【0134】
【数61】
【0135】に等しい第1及び第2の訂正信号を本発明
思想によって発生する。ここで、
【0136】
【数62】
【0137】に対して
【0138】
【数63】
【0139】についての最も最近の決定が採られる。こ
の訂正信号は
【0140】
【数64】
【0141】に等しい。ここでh3 は媒体の離散時間イ
ンパルス応答推定の時点3Tでのサンプルである。h3
は誤り信号ek と受信された記号の値とに基づいて後述
の如く適当な方法で決定される。図4に示されるビテル
ビ検出器では、メモリユニット21(22)は第1のシ
フトレジスタ23(30)及び第2のシフトレジスタ2
4(29)よりなる。メモリユニット21(22)は加
算器26(28)及びレジスタ25(27)より構成さ
れるレジスタ累積器を含む。レジスタ25(27)は出
力信号m1 (m-1)を有する。
【0142】二つのメモリユニット21及び22は双方
向性データバス19に結合され、それによって両方のシ
フトレジスタ23(30)及び24(29)の内容並び
にレジスタ25の内容がデータバスによって他のメモリ
ユニットに伝送される。この伝送は制御信号x及びyが
他のメモリユニットから関連の誤り信号で記号の値を引
き取るべきであるメモリユニットに印加されるときに成
し遂げられる。データバス19は又比較器43から来る
制御信号zによって制御されるマルチプレクサ20に結
合される。
【0143】シフトレジスタ23の入力は一定論理値”
1”を有する信号を供給され、一方シフトレジスタ30
は一定論理値”−1”を有する信号を供給される。シフ
トレジスタ23(30)の出力信号
【0144】
【数65】
【0145】はその入力信号を値h2 で逓倍する乗算器
32(35)へ供給され、それによって出力信号A
(B)が得られる。信号Aは加算器55(59)に供給
され、一方信号Bは加算器56(62)に供給される。
論理値”1”(”−1”)を有する信号はその入力信号
をh0 の係数で逓倍する乗算器54(63)に供給され
る。乗算器54(63)の出力は加算器55(62)の
第2の入力に接続される。論理値”1”(”−1”)を
有する信号はその入力信号をh0 の係数で逓倍する乗算
器57(58)に供給される。乗算器57(58)の出
力は加算器56(59)の第2の入力に接続される。加
算器55(59)の出力は減算器52(60)の負入力
に接続される。加算器56(62)の出力は減算器53
(61)の負入力に接続される。
【0146】ビテルビ検出器の入力信号s(k’)は減
算器52,53,60及び61の正入力に印加される。
減算器52(60)の出力は切換スイッチ41(65)
の接点cと絶対値計算器51(49)の入力とに接続さ
れる。減算器53(61)の出力は切換スイッチ41
(65)の接点bと絶対値検出器50(48)の入力と
に接続される。出力信号m1,1 (m1,-1)を搬送する絶
対値検出器51(49)の出力は加算器39(46)の
入力と切換スイッチ42(64)の接点cとに接続され
る。出力信号m-1,1(m-1,-1 )を搬送する絶対値検出
器50(48)の出力は切換スイッチ42(64)の接
点bと加算器38(47)の入力とに接続される。出力
信号m1 を搬送するレジスタ25の出力は加算器39の
入力と加算器47の入力とに接続される。出力信号m-1
を搬送するレジスタ27の出力は加算器38の入力と加
算器46の入力とに接続される。
【0147】加算器38の出力は比較器37の正入力に
接続され加算器39の出力は比較器37の負入力に接続
される。出力信号xを搬送する比較器37の出力はメモ
リユニット21の制御入力とスイッチ41及び42の制
御入力とに接続される。加算器46の出力は比較器45
の正入力に接続され、加算器47の出力は比較器45の
負の入力に接続される。出力信号yを搬送する比較器4
5の出力はメモリユニット22の制御入力とスイッチ6
4及び65の制御入力に接続される。
【0148】スイッチ41(65)の中央接点は符号計
算器40(44)の入力に接続される。符号計算器40
(44)の出力はシフトレジスタ24(29)の入力に
接続される。スイッチ42の中央接点は加算器26の入
力と比較器43の負入力とに接続される。スイッチ64
の中央接点は加算器28の入力と比較器43の正入力と
に接続される。出力信号zを搬送する比較器43の出力
は、マルチプレクサ20の制御入力に接続される。マル
チプレクサ20の出力にビテルビ検出器の任意の出力信
号が得られる。
【0149】図4に示されるビテルビ検出器では、二つ
の候補残存と関連する誤り信号と経路距離とを記憶する
メモリユニット21及び22が含まれている。ポストカ
ーシブ記号間干渉の主要部が図2に示されるフィードバ
ックフィルタによって消去されるため、及び本発明思想
によって今の記号の値と以前の記号の値とにのみ依存す
る信号サンプルの二つの独立した流れが得られるため、
二つの候補残存がある。メモリユニット21では、既に
受信されたデータ記号がシフトレジスタ内に存在し、一
方第1の候補残存からデータ記号に関連する差の値の符
号がシフトレジスタ24で得られる。差の値の符号は”
1”又は”−1”である論理値の形で蓄積される。差の
値の符号はサンプリング時点の正しい調整及び媒体のイ
ンパルス応答の推定を適合可能に計算するための充分な
情報を含む。レジスタ25はシフトレジスタ21に蓄積
された候補残存の経路距離を蓄積する。シフトレジスタ
30は第2の候補残存を蓄積する。シフトレジスタ29
は第2の候補残存に関連する誤り信号を蓄積し、レジス
タ27はシフトレジスタ29に蓄積された候補残存に関
連する経路距離を蓄積する。
【0150】新たな信号サンプルがビテルビ検出器に利
用されるとき、二つの候補残存が論理値”1”を有する
データ記号と同様に論理値”−1”を有するデータ記号
で両候補残存を延長することによって4つの新たな候補
残存に延長されてもよい。4つの新たな候補残存に対し
て予測された信号サンプルが決定される。最後の二つの
記号の値に対してak-1 ,ak =”1,1”を有する第
1の新たな候補残存に対して、予期された記号のサンプ
ルは乗算器32及び54並びに加算器55の助けで決定
される。これらの回路はh0 及びh2 によって重み付け
された最後の二つの記号の値の和を生じる。h0 及びh
2 は図1のbで表わされた媒体のインパルス応答の、そ
れぞれプリカーソル及びカーソルの推定である。加算器
52の出力は”1,1”で終わる候補残存に関連する信
号サンプルの推定を与える。
【0151】乗算器35及び57並びに加算器56の助
けで”−1,1”で終わる候補残存に関連する信号サン
プルの予期値が決定され、その値は加算器56の出力に
現われる。”1,−1”で終わる候補残存に関連する信
号サンプルの推定は乗算器32及び58並びに加算器5
9の助けで決定され、その推定は加算器59の出力に現
われる。乗算器35及び63並びに加算器62の助け
で”−1,−1”で終わる候補残存に関連する信号サン
プルの予期値が決定され、その値は加算器62の出力で
現われる。
【0152】減算器52,53,60及び61の助けで
信号サンプルの推定からの信号サンプルの減算は、異な
る候補残存に関連する差信号サンプルを生成する。この
場合は様々な差信号の絶対値に等しい分岐距離は絶対値
計算器48,49,50及び51によって決定される。
例えば、絶対値計算器51の出力は”1,1”で終わる
候補残存に関連する差信号の絶対値を表わし、絶対値計
算器50の出力は”−1,1”で終わる候補残存に関連
する差信号の絶対値を表わし、絶対値計算器49の出力
は”1,−1”で終わる候補残存に関連する差信号の絶
対値を表わし、及び絶対値計算器48の出力は”−1,
−1”で終わる候補残存に関連する差信号の絶対値を表
わす。
【0153】加算器38(46)の助けで”−1,1”
(”1,−1”)で終わる候補残存に関連する合計経路
距離m1 (m-1)が決定され、一方1,1”(”−1,
−1”)で終わる候補残存の経路距離が加算器39(4
7)の助けで決定される。検出信号が予期された検出信
号からのずれはより少ないので候補残存がより蓋然性が
あるため、m1 ,m-1はそれぞれ、”1”及び”−1”
のそれぞれで終わる候補残存に関連する累積された分岐
距離であり、特定の候補残存の経路に対する距離であ
る。ビテルビアルゴリズムによってこれらの二の候補残
存がより蓋然性のあることだけが救われる。この目的の
ために、二つの候補残存に関連する経路距離が比較器3
7(45)によって比較される。加算器38(46)の
出力信号が加算器39(47)の出力信号を越えたと
き、”1,1”(”−1,−1”)で終わる候補残存
が”−1,1”(”1,−1”)で終わる候補残存より
更に蓋然性がある。これは”1”(”−1”)だけがシ
フトレジスタ23(30)で候補残存に延長される必要
があることを意味する。信号yの結果、スイッチ41
(65)及び42(64)が状態a(b)に移動し、そ
れによって”1,1”(”1,−1”)で終わる候補残
存に関連する誤り信号が符号計算器40(44)を介し
てシフトレジスタ24(29)の入力に印加され及び差
信号の絶対値が新たな経路距離を得るように”1,1”
(”−1,−1”)で終わる候補残存の古い経路距離に
加えられる。
【0154】周期1/Tを有するクロックパルスをメモ
リ要素21及び22に供給することによって、二つのシ
フトレジスタ23及び30での二つの候補残存のより蓋
然性のある記号の値がクロックされる。加えて、各候補
残存に関連する差信号が夫々シフトレジスタ24及び2
9でそれぞれクロックされる。加算器38(46)の出
力信号が加算器39(47)の出力信号より小さいと
き、”−1,1”(”1,−1”)で終わる候補残存
が”1,1”(”−1,−1”)で終わる候補残存より
より蓋然性がある。ペナルティミットデータ記号”−
1”(”1”)を有する候補残存がメモリユニット22
(21)にあるために、メモリユニット22(21)の
内容がメモリユニット21(22)にコピーさるべきで
ある。このコピーは能動的な信号x(y)をメモリユニ
ット21(22)へ供給することによって成し遂げら
れ、それによってこのユニットはデータバス19によっ
てメモリユニット22(21)に蓄積されたデータを引
き取る。データがデータユニット22(21)から一旦
引き取られると、単に”1”(”−1”)だけがシフト
レジスタ23(30)の候補残存へ延長されなければな
らない。これは単にクロックパルスをシフトレジスタ2
3(30)に供給することによって成し遂げられる。信
号x(y)の結果スイッチ41(65)及び42(6
4)が”−1,1”(”1,−1”)で終わる候補残存
に属する差信号がシフトレジスタ24(29)で符号計
算器40(44)を介してクロックされるような状態に
移動し、差信号の絶対値が新たな経路距離を得るよう
に”−1,1”(”1,−1”)で終わる候補残存の経
路距離に加えられる。
【0155】”−1,1”で終わる候補残存と”1,−
1”で終わる候補残存との双方が救われるべき場合、付
随の差信号でより最近の記号の値が二つの候補残存に延
長される前にメモリユニット21及び22の内容が交換
される。この交換は制御信号x及びyを活性化すること
によって実現される。比較器43の助けでこれら二つの
候補残存のうちのどちらがより蓋然性があるかがこれら
の二つの候補残存の経路距離の比較によって決定され
る。比較器43の出力信号zに基づいてマルチプレクサ
20はより蓋然性のある候補残存を含むメモリユニット
の内容がアクセス可能であるように制御される。
【0156】媒体のインパルス応答の最も重要なサンプ
ルの適当な推定h0,h2 ,h3 及びh4 (h1 はタイ
ミング回路で0に保持される)を得るために、係数
0 、h 2 、h3 及びh4 は差信号に基づいて適合され
る。これはアルゴリズムが所謂確率的傾斜アルゴリズム
の単純化されたバージョンである所謂符号アルゴリズム
の助けで成し遂げられる。
【0157】両アルゴリズムは回路及びシステムのIEEE
トランザクションCAS-28,No. 6,1981年6月,
510〜518頁、T.A.C.M.クラーゼン及びW.F.J.メク
レンブロイカーによる「適合可能なFIR ディジタルフィ
ルタに対する二つのアルゴリズムの収束の比較」という
雑誌論文で記述されている。本発明による検出信号では
最も最近の信号サンプルに属する差信号は本発明によっ
て使用されないが、古い信号サンプルに属し及び最も蓋
然性のある残存である最近の候補残存に属する差信号が
使用される。
【0158】この古い信号サンプルに対して受信された
記号の値についての決定の信頼性が最も最近の信号サン
プルに属する記号の値についての決定の信頼性より大き
いため、差信号の値はより信頼できる。係数h
0 (k),h2 (k),h3 (k)及びh4 に対して次
式が成り立つ:
【0159】
【数66】
【0160】図5に示される回路では信号m1,-1(m
1,1 )が比較器72(73)の正の入力と切換スイッチ
75(74)の接点c(b)とに印加される。信号m
-1,-1 (m-1,1)が加算器70(71)の入力に印加さ
れ、一方出力信号δm(k−1)を搬送するレジスタ7
7の出力は加算器70及び加算器71の双方の入力に接
続される。加算器70(71)の出力は切換スイッチ7
5(74)の接点b(c)と比較器72(73)の負入
力とに接続される。
【0161】切換スイッチ74の中央接点は減算器76
の正入力に接続され、一方切換スイッチ75の中央接点
は減算器76の負入力に接続される。減算器76の出力
はレジスタ77の入力に接続される。レジスタ77の出
力は出力信号zを搬送する符号計算器78の入力に接続
される。出力信号xを搬送する比較器72の出力は切換
スイッチ75の制御入力に接続され、一方比較器73の
出力は切換スイッチ74の制御入力に接続される。
【0162】図5に示される回路は各残存に伴う経路距
離を更新するために使用される図4に示されたユニット
31の代わりである。図5に示された回路は経路距離の
代わりに経路距離差を更新する。経路距離差が正であれ
ば、”−1”で終わる候補残存はより蓋然性があり、経
路距離差が負であれば、”1”で終わる候補残存はより
蓋然性がある。
【0163】以下経路距離差δmがどのように経路距離
1 及びm-1に対応するかを説明する。(−1で終わる
より蓋然性のある候補残存の)経路距離m-1に対して及
び(1で終わるより蓋然的な候補残存の)m-1に対し
て: m-1(k)=MIN[m-1(k-1)+ m-1,-1(k),m1(k-1)+m1,-1(k) ] (9) m1(k)=MIN[m1(k-1)+m1,1(k),m1(k-1)+ m-1,1(k) ] (10) と書ける。ここでm-1,-1 は誤り信号、即ち候補残存
が”−1,−1”で終わるときに発生する差信号の絶対
値である。m-1,1,m1,-1及びm1,1 はそれぞれ”−
1,1”,”1,−1”及び”1,1”で終わる候補残
存に属する差信号に対応する。新たな経路距離が古い経
路距離に正の誤り信号を加えることによって得られるた
め、経路距離はやがて非常に大きな値を採る。これは経
路距離の代わりに経路距離差を更新することによって避
けられる。この経路距離差δm(k)に対して次式が成
り立つ: δm(k)=m-1(k)-m1(k) (11) (9)及び(10)の(11) への代入により次式が得られる: δm(k)=MIN[m-1(k-1)+ m-1,-1(k),m1(k-1)+m1,-1(k) ]- MIN[m1(k-1)+m1,1(k),m -1(k-1)+ m-1,1(k) ] (12) 値m1 (k−1)をMIN 関数の二つの独立変数から差し
引くことによって、次式が得られる: δm(k)=MIN[m0(k-1)- m1(k-1)+m -1,-1(k),m1,-1(k)]- MIN[m1,1(k),m -1(k-1)-m1(k-1)+ m -1,1(k)] (13) (11)の(12)への代入により最終的に次式が得られる: δm(k)=MIN[ δm(k-1)+m-1,-1(k),m1,-1(k)]- MIN[m1,1(k),δm(k-1)+ m -1,1(k) ] (14) (13)は図5に示される回路の助けで決定されるδm
(k)とδm(k−1)との間のリカーシブな関係であ
る。
【0164】加算器70(71)は信号 δm(k−1)+m1,-1(δm(k−1)+m-1,1)を
決定する。比較器72(73)はδm(k−1)+m
1,-1(m-1,1)とm-1,-1 (δm(k−1)+m-1 ,1
とを比較する。信号x(y)によって表わされる、この
比較の結果に基づいて、スイッチ75(74)は二つの
比較器72(73)の22の入力信号の最も小さい信号
が減算器76の負(正)入力に供給される状態に移動す
る。信号x(y)は同様に正しい候補残存が図4に示さ
れるビテルビ検出器の蓄積に使用される様にメモリユニ
ット21(22)に蓄積されることを提供する。加算器
76の出力ではレジスタ77に蓄積される信号δm
(k)が得られる。制御信号zはマルチプレクサ20を
制御するために符号計算器78によってレジスタ77の
内容から得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリカーシブな記号間干渉を引き起こす伝送の
インパルス応答又は記録媒体の二つの可能性を示す図で
ある。
【図2】図1のbに示されたインパルス応答を有する媒
体に属する、本発明によるタイミング手段よりなるデー
タ受信機のブロック図である。
【図3】ビテルビ検出器が平行に動作する二つのビテル
ビ検出器に細分される、本発明による検出手段のブロッ
ク系統図である。
【図4】図3に示された検出器に使用されるビテルビ検
出器を示す図である。
【図5】図4に示されたビテルビ検出器に使用される二
つの経路距離間の経路距離差を更新する回路を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 アナログ−ディジタル変換器 2,11,14,52,53,60,61,76 減算
器 3,12,15 ビテルビ検出器 4,32,35,54,57,58,63 乗算器 5 ローパスフィルタ 6 周波数制御クロック発振器 7 フィードバックフィルタ 10,18,41,42,64,65,74,75 切
換スイッチ 13,16 重み付け回路 17,20 マルチプレクサ 19 データバス 21,22 メモリユニット 23,30 第1のシフトレジスタ 24,29 第2のシフトレジスタ 25,27,77 レジスタ 26,28,38,39,46,47,55,56,5
9,62,70,71加算器 31 ユニット 37,43,45,72,73 比較器 40,44,78 符号計算器 48,49,50,51 絶対値検出器,絶対値計算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 27/00 (72)発明者 ホー ワイ ウオン オランダ国 5621 ビーエー アインド− フエン フルーネヴアウツウエツハ 1番 地

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号から検出信号を取り出す取り出
    し手段からなり、該取出手段の出力は検出信号に基づい
    てデータ記号の最も蓋然性のある順序を決定する検出手
    段の入力に結合され、記号は分岐距離から導かれた関連
    した経路距離でリカーシブに候補順(残存)を更新する
    ことによって、記号間隔Tで検出信号中に発生し、分岐
    距離は検出信号と関連する候補の残存に対し期待される
    検出信号のサンプリングの瞬間kTに存在する異なる値
    k の偶数の関数であり、ここでkは整数である、デー
    タ受信機であって、 受信機は、 −nが一定の正の数であり異なる値がサンプリング時点
    kTで最も蓋然性のある候補残存に関連する場合、サン
    プリングの時点(k−n)Tでの差の値ek-n の符号
    と、サンプリングの時点(k−n−m)Tで推定された
    記号 【数1】 の時点(k−n−m)Tでの検出信号に対する寄与の推
    定 【数2】 の符号とが等しく、記号 【数3】 はサンプリングの時点kTで最も蓋然性のある候補残存
    から取られるときにサンプリングの時点を遅延させ、 −二つの符号が異なるときにサンプリング時点を進ませ
    るタイミング手段よりなることを特徴とするデータ受信
    機。
  2. 【請求項2】 mは1であり、検出手段で検出手段の入
    力は第1の訂正手段を介して第1のビテルビ検出器に結
    合され、検出手段で検出手段の入力は第2の訂正手段を
    介して第2のビテルビ検出器に結合され、第1の訂正手
    段は第1の訂正手段の入力信号から第1の訂正信号を差
    し引き第2の訂正手段は第2の訂正手段の入力信号から
    第2の訂正信号を差し引き、第1及び第2の訂正信号
    は、 【数4】 に等しく、 ここで、第1の訂正信号に対して 【数5】 が偶数のサンプリング時点kTで最も蓋然性のある第2
    のビテルビ検出器で候補残存から取られ、第2の訂正信
    号に対して 【数6】 が奇数のサンプリング時点kTで最も蓋然性のある第2
    のビテルビ検出器で候補残存から取られ、 pが0以上の整数である時点(k+p)Tでの 【数7】 は 【数8】 に等しく;ここでNは推定応答ft の記号間隔の数の長
    さであり、N’はNが奇数のときに(N−3)/2であ
    り、Nが偶数のときに(N−2)/2であることを特徴
    とする請求項1記載の受信機。
  3. 【請求項3】 N’が1に等しく、可能な記号の値の数
    が2に等しく、第1の候補残存に関連する一連の分岐距
    離の偶数の関数値の第1の和と第2の候補残存に関連す
    る一連の分岐距離の偶数の関数値の第2の和との間の差
    に対する尺度である経路距離差が更新されることを特徴
    とする請求項1又は2記載の受信機。
  4. 【請求項4】 分岐距離eと推定データ記号 【数9】 とに基づいてデータ記号に対する媒体の最近の応答にf
    t を適合させる適合手段よりなり、適合手段は時点(k
    −n)Tに存在する分岐距離ek-n に基づいて時点kT
    にft を適合させ、その分岐距離は時点kTで最も蓋然
    性のある候補残存者に関連することを特徴とする請求項
    1,2又は3記載の受信機。
JP10490392A 1991-04-24 1992-04-23 改良されたタイミング手段を有するビテルビ受信機 Pending JPH05145540A (ja)

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NL912009776 1991-04-24
EP91200977 1991-04-24

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JP10490392A Pending JPH05145540A (ja) 1991-04-24 1992-04-23 改良されたタイミング手段を有するビテルビ受信機

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EP (1) EP0510756B1 (ja)
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KR (1) KR100229756B1 (ja)
AT (1) ATE161134T1 (ja)
DE (1) DE69223438T2 (ja)

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EP0510756A3 (en) 1993-07-14
DE69223438D1 (de) 1998-01-22
KR100229756B1 (ko) 1999-11-15
ATE161134T1 (de) 1997-12-15
KR920020886A (ko) 1992-11-21
EP0510756B1 (en) 1997-12-10
US5291523A (en) 1994-03-01
DE69223438T2 (de) 1998-06-04
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