JPH05145257A - オーデイオ装置 - Google Patents
オーデイオ装置Info
- Publication number
- JPH05145257A JPH05145257A JP30307391A JP30307391A JPH05145257A JP H05145257 A JPH05145257 A JP H05145257A JP 30307391 A JP30307391 A JP 30307391A JP 30307391 A JP30307391 A JP 30307391A JP H05145257 A JPH05145257 A JP H05145257A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- volume
- amplifier
- audio device
- radiator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小音量時、ファンからの誘導ノイズ及びファ
ンによる風切音の影響をなくし、聴感上良好にするオー
ディオ装置を得る。 【構成】 ラジオ1の信号は、電子ボリューム2、増幅
器3を経てスピーカ4から音響信号となって出力され
る。コントロール部9は電子ボリューム2の音量設定レ
ベルに応じてスイッチング回路8をオン・オフ制御す
る。これにより、増幅器3の放熱器6を冷却するための
ファン5がオン・オフ制御される。小音量時には、ファ
ン5はオフに制御される。
ンによる風切音の影響をなくし、聴感上良好にするオー
ディオ装置を得る。 【構成】 ラジオ1の信号は、電子ボリューム2、増幅
器3を経てスピーカ4から音響信号となって出力され
る。コントロール部9は電子ボリューム2の音量設定レ
ベルに応じてスイッチング回路8をオン・オフ制御す
る。これにより、増幅器3の放熱器6を冷却するための
ファン5がオン・オフ制御される。小音量時には、ファ
ン5はオフに制御される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放熱器を冷却するフ
ァンを有するオーディオ装置に関し、特にそのファンの
制御に関するものである。
ァンを有するオーディオ装置に関し、特にそのファンの
制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のオーディオ装置の構成を示
し、図4において、1はラジオ、2はその音量を調整す
るための電子ボリューム、3は増幅器、4はスピーカ
で、それらはこの順に接続されていると共にスピーカ4
を除きファン5と共に電源端子7に接続されている。6
は増幅器3に発生する熱を放熱するための増幅器3の放
熱器で、ファン5によって強制冷却される。
し、図4において、1はラジオ、2はその音量を調整す
るための電子ボリューム、3は増幅器、4はスピーカ
で、それらはこの順に接続されていると共にスピーカ4
を除きファン5と共に電源端子7に接続されている。6
は増幅器3に発生する熱を放熱するための増幅器3の放
熱器で、ファン5によって強制冷却される。
【0003】次に動作について説明する。電源端子7に
電圧が印加されると、ラジオ1、電子ボリューム2、増
幅器3及びファン5の各部が通電され、動作状態とな
る。ラジオ1により受信され、選局された電波の信号
は、電子ボリューム2の音量設定レベルに応じた値とな
り、増幅器3により増幅された後にスピーカ4から音響
信号となって出力される。この時、電子ボリューム2の
音量設定レベルの値により、スピーカ4からの音量は調
整され、その増減に応じて増幅器3より熱が発せられ、
放熱器6により放熱されて冷却される。一方、ファン5
は、電源が増幅器3の電源ラインに接続されており、通
電と同時に回転を始め、放熱器6を冷却し、その冷却効
果を一層高める。
電圧が印加されると、ラジオ1、電子ボリューム2、増
幅器3及びファン5の各部が通電され、動作状態とな
る。ラジオ1により受信され、選局された電波の信号
は、電子ボリューム2の音量設定レベルに応じた値とな
り、増幅器3により増幅された後にスピーカ4から音響
信号となって出力される。この時、電子ボリューム2の
音量設定レベルの値により、スピーカ4からの音量は調
整され、その増減に応じて増幅器3より熱が発せられ、
放熱器6により放熱されて冷却される。一方、ファン5
は、電源が増幅器3の電源ラインに接続されており、通
電と同時に回転を始め、放熱器6を冷却し、その冷却効
果を一層高める。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のオーディオ装置
は以上のように構成されているので、スピーカ4から出
力される音量に関係なくファン5が回転する為、小音量
時には、スピーカ4からファン5の誘導ノイズが出て耳
に付き易く、又、ファン5の羽根による風切音の騒音も
合わせて耳に付くなどの問題点があった。
は以上のように構成されているので、スピーカ4から出
力される音量に関係なくファン5が回転する為、小音量
時には、スピーカ4からファン5の誘導ノイズが出て耳
に付き易く、又、ファン5の羽根による風切音の騒音も
合わせて耳に付くなどの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、小音量時のファンからの誘導ノ
イズ及びファンの羽根による騒音の影響をなくし、聴感
上の悪影響を取除くことのできるオーディオ装置を得る
ことを目的とする。
ためになされたもので、小音量時のファンからの誘導ノ
イズ及びファンの羽根による騒音の影響をなくし、聴感
上の悪影響を取除くことのできるオーディオ装置を得る
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のオーディオ装
置は、該装置において、音量調整手段の音量設定レベル
に応じてファンを制御するファン制御手段を設けたもの
である。
置は、該装置において、音量調整手段の音量設定レベル
に応じてファンを制御するファン制御手段を設けたもの
である。
【0007】
【作用】この発明におけるファン制御手段は、音量調整
手段の音量設定レベルが低い小音量時、増幅器の放熱器
を冷却するためのファンを停止させる。
手段の音量設定レベルが低い小音量時、増幅器の放熱器
を冷却するためのファンを停止させる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、図4と同じ符号1〜7は従来例と
同じ部分なのでその説明を省略し、8は電源端子7とフ
ァン5との間をオン・オフするスイッチング回路、9は
電子ボリュー2の音量設定レベルに応じてスイッチング
回路8を制御するコントロール部である。
する。図1において、図4と同じ符号1〜7は従来例と
同じ部分なのでその説明を省略し、8は電源端子7とフ
ァン5との間をオン・オフするスイッチング回路、9は
電子ボリュー2の音量設定レベルに応じてスイッチング
回路8を制御するコントロール部である。
【0009】図2は、横軸が電子ボリューム2のステッ
プ(レベル設定)を示し、そのステップの増加と共にそ
の出力即ち音量出力が増加することを示し、又、ファン
5のオン・オフ領域を示している。
プ(レベル設定)を示し、そのステップの増加と共にそ
の出力即ち音量出力が増加することを示し、又、ファン
5のオン・オフ領域を示している。
【0010】次に図1及び図2を参照して一実施例の動
作について説明するが、従来例との重複説明を避ける。
オーディオ装置の動作時に、コントロール部9は、電子
ボリューム2の音量設定レベルがAステップ以上か否か
を検出し、この検出結果に応じた信号を出力する。
作について説明するが、従来例との重複説明を避ける。
オーディオ装置の動作時に、コントロール部9は、電子
ボリューム2の音量設定レベルがAステップ以上か否か
を検出し、この検出結果に応じた信号を出力する。
【0011】電子ボリューム2の音量設定レベルがAス
テップ未満の小音量時には、コントロール部9はファン
制御信号を出力せず、従ってスイッチング回路8がオフ
となってファン5を停止させる。この場合、増幅器3に
よる消費電力は小さい為に、増幅器3から発生する熱量
が小さい。このため、ファン5により強制冷却しなくて
も放熱器6による放熱で増幅器3は十分冷却される。
又、ファン5が停止しているために、ファン5による誘
導ノイズが発生せず、又、風切音も発生しない。
テップ未満の小音量時には、コントロール部9はファン
制御信号を出力せず、従ってスイッチング回路8がオフ
となってファン5を停止させる。この場合、増幅器3に
よる消費電力は小さい為に、増幅器3から発生する熱量
が小さい。このため、ファン5により強制冷却しなくて
も放熱器6による放熱で増幅器3は十分冷却される。
又、ファン5が停止しているために、ファン5による誘
導ノイズが発生せず、又、風切音も発生しない。
【0012】電子ボリューム2の音量設定レベルがAス
テップの位置になると、コントロール部9はスイッチン
グ回路8にファン5をオンにするファン制御信号を出力
する。このファン制御信号によりスイッチング回路8が
オンとなって電源端子7からファン5に電力が供給さ
れ、ファン5が回転する。更に、電子ボリューム2の音
量設定レベルがAステップより上のステップになると、
上記動作と同様にしてファン5は回転し続け、放熱器6
を強制冷却し続ける。
テップの位置になると、コントロール部9はスイッチン
グ回路8にファン5をオンにするファン制御信号を出力
する。このファン制御信号によりスイッチング回路8が
オンとなって電源端子7からファン5に電力が供給さ
れ、ファン5が回転する。更に、電子ボリューム2の音
量設定レベルがAステップより上のステップになると、
上記動作と同様にしてファン5は回転し続け、放熱器6
を強制冷却し続ける。
【0013】図3は上記コントロール部9の動作をフロ
ーチャートで示したものである。ステップS1では、電
子ボリュームのレベル設定を操作し、次のステップS2
では、そのレベル設定がAステップ以上か否かを判断す
る。
ーチャートで示したものである。ステップS1では、電
子ボリュームのレベル設定を操作し、次のステップS2
では、そのレベル設定がAステップ以上か否かを判断す
る。
【0014】Aステップ以上でなければステップS3に
進み、ファン制御信号を出力しているか否かを判断し、
出力していればステップS4にてその出力を断ち、出力
していなければステップS4をジャンプする(ファン回
転停止)。
進み、ファン制御信号を出力しているか否かを判断し、
出力していればステップS4にてその出力を断ち、出力
していなければステップS4をジャンプする(ファン回
転停止)。
【0015】ステップS2においてAステップ以上と判
断すればステップS5に進み、ファン制御信号を出力し
ていないか否かを判断する。出力していなければステッ
プS6にてファン制御信号を出力し、出力していればス
テップS6をジャンプする(ファン回転)。
断すればステップS5に進み、ファン制御信号を出力し
ていないか否かを判断する。出力していなければステッ
プS6にてファン制御信号を出力し、出力していればス
テップS6をジャンプする(ファン回転)。
【0016】ステップS4又はステップS6の処理後又
はジャンプ後のステップS7では、連続して電子ボリュ
ームのレベル操作を受けつけたか否かを判断し、受けつ
ければステップS1に戻り、受けつけなければ終了とな
る。
はジャンプ後のステップS7では、連続して電子ボリュ
ームのレベル操作を受けつけたか否かを判断し、受けつ
ければステップS1に戻り、受けつけなければ終了とな
る。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば音量調
整のための音量調整手段の音量設定レベルに応じてファ
ンを制御するように構成したので、小音量時にファンを
停止させることができ、小音量時のファンによる誘導ノ
イズ及びファンの風切音の影響がなくなり、聴感上良好
となる効果がある。
整のための音量調整手段の音量設定レベルに応じてファ
ンを制御するように構成したので、小音量時にファンを
停止させることができ、小音量時のファンによる誘導ノ
イズ及びファンの風切音の影響がなくなり、聴感上良好
となる効果がある。
【図1】この発明の一実施例によるオーディオ装置の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図2】上記一実施例による電子ボリュームのレベル設
定対出力の関係とファンの動作の関係を示す説明図であ
る。
定対出力の関係とファンの動作の関係を示す説明図であ
る。
【図3】上記一実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図4】従来のオーディオ装置の構成を示す図である。
1 ラジオ 2 電子ボリューム(音量調整手段) 3 増幅器 4 スピーカ 5 ファン 6 放熱器 7 電源端子 8 スイッチング回路 9 コントロール部
Claims (1)
- 【請求項1】 音量調整するための音量調整手段と放熱
器を有する増幅器と上記放熱器を強制冷却するためのフ
ァンとを備えたオーディオ装置において、上記音量調整
手段の音量設定レベルに応じて上記ファンを制御するフ
ァン制御手段を備えた事を特徴とするオーディオ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30307391A JPH05145257A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | オーデイオ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30307391A JPH05145257A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | オーデイオ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05145257A true JPH05145257A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=17916571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30307391A Pending JPH05145257A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | オーデイオ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05145257A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1225318A2 (de) * | 2001-01-13 | 2002-07-24 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zur Regelung der Drehzahl eines Lüfters für elektronische Bauteile oder Geräte in einem Kraftfahrzeug |
-
1991
- 1991-11-19 JP JP30307391A patent/JPH05145257A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1225318A2 (de) * | 2001-01-13 | 2002-07-24 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zur Regelung der Drehzahl eines Lüfters für elektronische Bauteile oder Geräte in einem Kraftfahrzeug |
EP1225318A3 (de) * | 2001-01-13 | 2004-09-22 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zur Regelung der Drehzahl eines Lüfters für elektronische Bauteile oder Geräte in einem Kraftfahrzeug |
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