JPH05144A - 移植マガジン - Google Patents
移植マガジンInfo
- Publication number
- JPH05144A JPH05144A JP3238586A JP23858691A JPH05144A JP H05144 A JPH05144 A JP H05144A JP 3238586 A JP3238586 A JP 3238586A JP 23858691 A JP23858691 A JP 23858691A JP H05144 A JPH05144 A JP H05144A
- Authority
- JP
- Japan
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- magazine
- implant
- transplant
- needle
- rod
- Prior art date
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M37/00—Other apparatus for introducing media into the body; Percutany, i.e. introducing medicines into the body by diffusion through the skin
- A61M37/0069—Devices for implanting pellets, e.g. markers or solid medicaments
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- Surgical Instruments (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】取扱いが簡便且つ容易であると共に、移植物を
押出して動物に移植する際に移植物の破壊又は破砕を防
止し得る移植マガジンを提供する。 【構成】ペレットを放出し得る少なくとも一つのペレッ
ト収容ステーションを有する移植マガジン100であっ
て、ペレット放出中に、断面が増加され得る開放溝を移
植マガジン内に形成すべく、ペレット収容ステーション
は、曲り得る材料からなると共に移植マガジンの外表面
に不連続的に存在する壁部によって規定されていること
を特徴とする。
押出して動物に移植する際に移植物の破壊又は破砕を防
止し得る移植マガジンを提供する。 【構成】ペレットを放出し得る少なくとも一つのペレッ
ト収容ステーションを有する移植マガジン100であっ
て、ペレット放出中に、断面が増加され得る開放溝を移
植マガジン内に形成すべく、ペレット収容ステーション
は、曲り得る材料からなると共に移植マガジンの外表面
に不連続的に存在する壁部によって規定されていること
を特徴とする。
Description
【産業上の利用分野】本発明は移植マガジンに関し、更
に詳しくは複数のペレット収容ステーションを備え、移
植マガジンからペレットの放出を容易化させると共に、
移植ペレットの破壊および破砕を実質的に除去もしくは
防止するための手段を備える移植マガジンに関する。
に詳しくは複数のペレット収容ステーションを備え、移
植マガジンからペレットの放出を容易化させると共に、
移植ペレットの破壊および破砕を実質的に除去もしくは
防止するための手段を備える移植マガジンに関する。
【従来の技術】従来、多くの移植マガジンが知られてい
る。一般に、移植カートリッジおよびその他のマガジン
に関する特許は米国特許第202,613号、第1,5
59,825号、第2,493,922号、第2,58
7,687号、第2,601,852号、第3,47
7,419号、第3,913,553号および第3,7
29,853号である。多くの移植投与形態物は比較的
脆いものであって、移植マガジンから針中へまたは針を
介して動物組織中へ押入する際破壊もしくは破砕する傾
向を有する。比較的最近、移植装置から組織中へペレッ
トを押込む必要性のない後退自在な針を備えた装置が開
発された。たとえば、米国特許第4,223,674号
(Fluent等)および第4,105,030号(K
ercso)明細書は、移植ペレットの近傍から後方へ
引抜かれる後退自在な針を備えて、ペレットを動物組織
中に残留させるような装置を記載している。しかしなが
ら、移植ペレットを移植マガジン自身から針中へ放出す
ると言う問題が依然として残される。移植法のこの工程
の際、ペレットは破壊もしくは破砕される傾向がある。
さらに、一般に移植マガジンのペレット収容ステーショ
ン内で自由に移動しうる移植ペレットを有することは望
ましくない。何故なら、たとえば移植マガジンを移植装
置に装填する場合のような移植マガジンの取扱いの際、
ペレットが落下する傾向を示すからである。
る。一般に、移植カートリッジおよびその他のマガジン
に関する特許は米国特許第202,613号、第1,5
59,825号、第2,493,922号、第2,58
7,687号、第2,601,852号、第3,47
7,419号、第3,913,553号および第3,7
29,853号である。多くの移植投与形態物は比較的
脆いものであって、移植マガジンから針中へまたは針を
介して動物組織中へ押入する際破壊もしくは破砕する傾
向を有する。比較的最近、移植装置から組織中へペレッ
トを押込む必要性のない後退自在な針を備えた装置が開
発された。たとえば、米国特許第4,223,674号
(Fluent等)および第4,105,030号(K
ercso)明細書は、移植ペレットの近傍から後方へ
引抜かれる後退自在な針を備えて、ペレットを動物組織
中に残留させるような装置を記載している。しかしなが
ら、移植ペレットを移植マガジン自身から針中へ放出す
ると言う問題が依然として残される。移植法のこの工程
の際、ペレットは破壊もしくは破砕される傾向がある。
さらに、一般に移植マガジンのペレット収容ステーショ
ン内で自由に移動しうる移植ペレットを有することは望
ましくない。何故なら、たとえば移植マガジンを移植装
置に装填する場合のような移植マガジンの取扱いの際、
ペレットが落下する傾向を示すからである。
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、取扱
いが簡便且つ容易であると共に、移植物を押出して動物
に移植する際に移植物の破壊又は破砕を防止し得る移植
マガジンを提供することにある。
いが簡便且つ容易であると共に、移植物を押出して動物
に移植する際に移植物の破壊又は破砕を防止し得る移植
マガジンを提供することにある。
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前述の
目的は、移植物を放出し得る少なくとも一つの移植物収
容ステーションを有する移植マガジンであって、移植物
の放出中に、断面が増加され得る開放溝を移植マガジン
内に形成すべく、移植物収容ステーションは、曲り得る
材料からなると共に、移植マガジンの外表面に不連続的
に存在する側壁によって規定されている移植マガジンに
よって達成される。
目的は、移植物を放出し得る少なくとも一つの移植物収
容ステーションを有する移植マガジンであって、移植物
の放出中に、断面が増加され得る開放溝を移植マガジン
内に形成すべく、移植物収容ステーションは、曲り得る
材料からなると共に、移植マガジンの外表面に不連続的
に存在する側壁によって規定されている移植マガジンに
よって達成される。
【作用】本発明の移植マガジンは、移植物の放出中に、
断面が増加され得る開放溝を移植マガジン内に形成すべ
く、曲り得る材料からなると共に移植マガジンの外表面
に不連続的に存在する側壁によって規定される移植物収
容ステーションを有している。本発明の移植マガジンに
おいては、移植物収容ステーションを規定する側壁が曲
り得る材料から形成されており、また移植物収容ステー
ションは断面が増加され得る開放溝として構成されてい
るため、溝を移植物収容ステーションに収容されるべき
移植物の径よりも小さい径に形成した場合でも、移植物
がステーションから放出される際、開放溝は移植物によ
って容易に拡開され移植物の破壊又は破砕を防止し得、
また、移植物収容ステーション内に収容される移植物は
移植物収容ステーションを規定する側壁によって保持さ
れ、移植マガジンを移植装置に装着する際に、移植物が
移植物収容ステーションから脱落することがなく、移植
マガジンの取扱いを簡便且つ容易にし得る。
断面が増加され得る開放溝を移植マガジン内に形成すべ
く、曲り得る材料からなると共に移植マガジンの外表面
に不連続的に存在する側壁によって規定される移植物収
容ステーションを有している。本発明の移植マガジンに
おいては、移植物収容ステーションを規定する側壁が曲
り得る材料から形成されており、また移植物収容ステー
ションは断面が増加され得る開放溝として構成されてい
るため、溝を移植物収容ステーションに収容されるべき
移植物の径よりも小さい径に形成した場合でも、移植物
がステーションから放出される際、開放溝は移植物によ
って容易に拡開され移植物の破壊又は破砕を防止し得、
また、移植物収容ステーション内に収容される移植物は
移植物収容ステーションを規定する側壁によって保持さ
れ、移植マガジンを移植装置に装着する際に、移植物が
移植物収容ステーションから脱落することがなく、移植
マガジンの取扱いを簡便且つ容易にし得る。
【実施例】添付図面を参照し乍ら本発明の実施例を更に
詳細に説明する。第1図を参照して、本発明の移植マガ
ジンと共に用いられる移植装置を参考例として説明す
る。移植装置10は前部14と後部16と中間部18と
を備えるハウジング12からなっている。ハンドル21
とトリガ22とを備えるハンドグリップ20をハウジン
グ12に取付ける。ハウジング12の後部16の周りに
はコッキンググリップ55を配置する。グリップ20の
底端部には安全ボタン82が配置される。その機能を以
下に説明する。移植マガジン100をハウジング12内
に支持し、針支持体32と針33とをハウジング12の
前部14内に設ける。第2図から最もよく判かるよう
に、移植装置10はハウジング12内のその前部14に
設けられたブリッジ部材24を有する。ブリッジ部材2
4には上方孔部26を設け、この孔部はそこに針後退ロ
ッド36を収容する。針後退ロッド36は孔部26の各
端部において針後退ロッド36に取付けられたC−クリ
ップ27により孔部26内に軸線方向に固定される。針
後退ロッド36は、孔部26内において自由に回転しう
るが、前方または後方へ軸線方向へ滑動することができ
ない。ブリッジ部材24には下方孔部28を設けて、移
植工程のそれぞれの段階において移植ペレットまたは移
植ロッド38を収容する。下方孔部28は、移植ロッド
38が下方孔部28を前方または後方へ滑動して、移植
物を受入れる動物中へペレットを放出しうるのに充分な
寸法とする。ブリッジ部材24の最前端部に対向孔部3
0を設けて針支持体32を収容し、この針支持体32に
針33を取付けることができる。典型的には、対向孔部
30にはネジを設けて針支持体32上の係合ネジ接続部
を収容する。たとえば可撓性部材35を有する挿入物3
4のような保持手段を下方孔部28内に設けて、動物中
への移植を行なう前にブリッジ部材24内に移植ペレッ
トを保持する。移植ペレットが移植ロッド38によりブ
リッジ部材24から放出される際、部材35は外方へ撓
んでペレットを針33中へ移動させることができる。ハ
ウジング12の中間部18には内面40を設け、その内
面には表面42を有する環状溝部を形成し、この溝部は
以下に記載するように移植マガジン100の1部を収容
する。中間部18の他端部はそこに緊締されたスプリン
グ板44を収容するようにする。スプリング板44には
第10図から最もよく判かるように、一対の半円型ラグ
45を設け、これらラグ45は移植マガジン100の1
部と接触するようにした表面46を形成する。スプリン
グ板44のこの特徴を以下にさらに詳細に説明する。ス
プリング板44を貫通して中央に孔部48を設けて、針
後退ロッド36を滑動自在に収容する。孔部50をスプ
リング板44の下部に設けて、移植ロッド38を収容す
る。孔部50の下部はほぼ矩形の断面形状を有してお
り、移植ロッド38の底部表面上に形成されたラック歯
車39を孔部50へ貫通させることができる。ハウジン
グ12における中間部18の底部にはエゼクタ受け台5
1を設けて移植マガジン100を支持する。本参考例の
特徴は第2,8および9図から最も明瞭に見ることがで
きる。エゼクタ受け台51はほぼ半円型の断面を有し、
円筒状移植マガジン100に対し相補形状の表面を有
し、移植マガジン100を相補形状の表面に保持する。
ノブ52をエゼクタ受け台51の表面上に設けて、移植
マガジン100のスロット部104に係合させると共
に、これに対し安定化機構と位置決め機構とを与える。
エゼクタ受け台51の底部には一対の垂直孔部53を設
け、これらの孔部53はエゼクタ受け台51をハウジン
グ12中で上方へバイアスさせるスプリング54を受け
入れる。移植マガジン100の部分が表面42および4
6と接触しないようこの移植マガジン100が配向さ
れ、かつ移植マガジン100が針後退ロッド36により
拘束されない場合、エゼクタ受け台51は移植マガジン
100をハウジング12の中間部18から上方へ突出さ
せる。本参考例のこの特徴をさらに以下により詳細に説
明する。ハウジング12の後部16は、コッキンググリ
ップ55により包囲される。コッキンググリップ55
は、その後端部において同心配置の案内チューブ56に
取付けられる。案内チューブ56はほぼ円筒状であっ
て、これに一対の保持壁部58および60を設ける。保
持壁部58と60との間には第4図および第11A図か
ら第11F図に最も明瞭に見られるように、一対の歯止
め部71を保持する。案内チューブ56の上表面には、
保持壁部58と60との間に垂直リブ59を設ける。垂
直リブ59中に穴部57を形成してスプリング73を収
容し、スプリング73は歯止め部71をその閉鎖位置に
バイアスさせる。案内チューブ56の内部にはクラッチ
チューブ62を同心に配置し、クラッチチューブ62は
その内表面に形成された一連の支持羽根63をクラッチ
チューブ62の後端部近辺に備えて、針後退ロッド36
が針後退ロッド36の後退位置にある時、針後退ロッド
36の端部66に接触しかつ係合する。針後退ロッド3
6の端部66には六角形断面を設けてこれをクラッチチ
ューブ62中へ固定するが、クラッチチューブ62はそ
の前端部に針後退ロッド36の端部66の外表面と相補
形状の六角形内表面を備える。第3図から最もよく見ら
れるように、クラッチチューブ62の外表面には繊維マ
ット64を設けると共に、案内チューブ56の内表面に
はスクリーン65を設ける。繊維マット64及びスクリ
ーン65は、繊維クラッチを構成し、クラッチチューブ
62と案内チューブ56とに一回転方向の自由回転を許
容するが、クラッチチューブ62と案内チューブ56と
に対して反対方向の同時回転を許容する。この種の繊維
型クラッチは当業界で周知されており、その他の一方向
クラッチメカニズムも同様に使用することができる。た
とえば、Machine Design[メカニカル・
ドライブス・リファレンス・イシュー・第43頁、19
81年6月18日発行]に記載されたようなラップドス
プリングクラッチも使用することができる。この種のメ
カニズムを用いれば、スプリングの一端部は案内チュー
ブ56に固定され、スプリングはクラッチチューブ62
の周りを取り巻く。一方向への案内チューブ56の回転
はスプリングを緊締し、かつクラッチチューブ62を回
転させるが、反対方向への回転はスプリングを弛めかつ
クラッチチューブ62を回転させない。針後退ロッド3
6の六角形端部66の前方には、針後退ロッド36の外
周に形成されたハブ68を設ける。ハブ68は、ハブ6
8とスプリング板44との間にスプリング70を拘束す
べく構成される。スプリング70の機能は針支持体32
とこれに取付けられた針33とを、針33がハウジング
12の前部14から前方へ突出する第1の位置から針3
3がハウジング12の前端部に隣接しかつブリッジ部材
24がマガジン100に隣接する第2の位置へと後退さ
せることである。スプリング70がその圧縮状態にある
時、ハブ68の移動は歯止め部71の作用によって拘束
される。後述するようなメカニズムにより歯止め部71
が拡開すると、ハブ68は歯止め部71との係合から外
れて、スプリング70は針後退ロッド36をハウジング
12中で後方へ推進させ、かつ針支持体32とこれに取
付けられた針33とをその第1の突出位置からその第2
の後退位置まで後退させるよう作動する。第4図から最
もよく判かるように、歯止め部71には内方へ突出する
タブ72を設け、これらのタブ72はハブ68と係合す
べく構成される。一対のポスト75を各歯止め部71に
設け、これらポストは案内チューブ56内の対応するス
ロットに係合すべく構成される。ほぼ馬蹄型のスプリン
グ73を案内チューブ56の頂部に形成された穴部57
を貫通して配置し、スプリング73は歯止め部71が後
述する機構により拡開されるまで、歯止め部71を圧縮
状態に保持する。ペレットを移植装置10から移植する
ための作動メカニズムを第2図に概略示す。大型のスプ
ール歯車74とスプール歯車74に一体的に結合された
より小型のスプール歯車76とからなる歯車列をハウジ
ング12上のピポットピン77の周りに支持する。小型
のスプール歯車76はトリガ22の内表面上に設けられ
たラック歯車78と噛合するよう形成されかつ配置され
る。大型スプール歯車74の歯車歯は、移植ロッド38
の底部表面に形成されたラック歯車39と噛合するよう
に形成されかつ配置される。トリガ22がハウジング1
2の後方端部の方向へ押されると、ラック歯車78は小
型スプール歯車76と大型歯車74とを第2図に示すよ
うに反時計方向へ回転させ、これにより移植ロッド38
をハウジング12内で前方へ移動させる。次いで、この
運動はペレットをブリッジ部材24から針支持体32を
介して針支持体32に取付けられた針33中へ押出し、
次いで動物中へ移植させる。安全板80をグリップ20
内に設け、安全板80は安全ボタン82により作動され
て、トリガ22の後方向への不慮な移動を防止する。特
に第5〜9図を参照して、本発明の移植マガジンの一実
施例を説明する。本実施例の移植マガジンはほぼ円筒状
の本体からなり、その外周に配置された複数移植物収容
ステーションとしてのペレット収容ステーション102
を備える。ペレット収容ステーション102は、ほぼ円
筒形状の底部チャンバ103により形成され、これらの
底部チャンバ103は移植マガジン100の長手方向に
延在する複数のスロット104を貫通して移植マガジン
100の外表面へ開口する。底部チャンバ103の各端
部には一対のランプ状表面108を設け、これらのラン
プ状表面108は底部チャンバ103からの移植ペレッ
トの放出を容易にする。さらに、移植マガジン100の
各端部には、底部チャンバ103間に複数のレリーフ空
間もしくはキャビティ106を設ける。ランプ状表面1
08は移植物としてのペレットが底部チャンバ103か
ら放出される際これらペレットにより接触されてスロッ
ト104を拡開させると共にそこに収容されたペレット
の容易な排出を可能にするのに充分な大きさだけ底部チ
ャンバ103の断面積を増大させる。底部チャンバ10
3とスロット104とは移植マガジン100の外周を包
囲して開放溝を構成するので、隣接する溝とスロット1
04との間に存在する材料は、移植ロッド38により排
出されるペレットの力の下で僅かに移動することができ
る。スロット104と底部チャンバ103との間の材料
の撓みはレリーフキャビティ106を設けなくとも可能
であるが、レリーフキャビティ106は特に移植マガジ
ンが若干剛性の材料で形成されている場合、撓みの程度
を促進し、このことはペレットが移植マガジンから押出
される際、これらペレットの破壊もしくは破砕を実質的
に防止するので有利である。移植マガジン100は、ペ
レットを放出し得る少なくとも一つのレペレット収容ス
テーション102を有しており、ペレット収容ステーシ
ョンは、ペレットの放出中に、断面が増加され得る開放
溝を移植マガジン100内に形成すべく、曲り得る材料
からなると共に移植マガジンの外表面に不連続的に存在
する壁部によって規定されている。所望ならばレリーフ
キャビティ106を移植マガジン100の長さに沿って
延在させ、底部チャンバ103とスロット104とを画
成する側壁としての壁部の撓みを容易化させるためさら
に溝を設けることができる。表面105により画成され
る大きな中央の取付けスロット110を移植マガジン1
00に設け、移植マガジン100の外表面から移植マガ
ジン100の中心軸線を越える位置まで延在させる。ス
ロット110は針後退ロッド36を覆って針後退ロッド
36の周囲に嵌合すべく構成される。移植マガジン10
0の各端部にはタブ112を設ける。一方のタブ112
はスプリング板44中に形成されたラグ45の下方に保
持すべく構成され、かくして移植マガジン100はラグ
45の表面46により保持される。移植マガジン100
の他端部において、他方のタブ112はハウジング12
の中間部18の内面に形成された表面42と接触しこれ
により保持される。移植マガジン100を移植装置10
内に取付けるためには、スロット110をハウジング1
2に関し垂直に位置決めし、かつ移植マガジン100と
スロット110とを針後退ロッド36の周りに下方に滑
動させることのみが必要である。この過程の際、タブ1
12の一方はスプリング板44のラグ45の間に形成さ
れたスロット47中を下方へ滑動し、またタブ112の
他方はハウジング12の中間部18の内面40に設けら
れた対応スロット中を下方に滑動する。移植マガジン1
00を針後退ロッド36を覆って針後退ロッド36の周
囲に挿入した後、僅か時計方向に回転させてタブ112
をスプリング板44上のラグ45の表面46より下方に
位置決めする。それに応じて他方のタブ112はハウジ
ング12の内面40上に形成された表面42の下方に位
置決めされる。この位置において、エゼクタ板51上に
かかるスプリング54による上方への力は移植マガジン
100を上方へ押すことができない。何故なら、これは
前述したようにタブ112の作用により拘束されるから
である。すなわち、移植マガジン100は後に動物へ移
植を行うためハウジング12の中間部18内に拘束され
る。移植マガジン100が後の移植の際、中間部18内
で回転すると、タブ112は移植サイクルの最初の4半
部および最後の4半部の際に前述したように表面46お
よび42によって拘束される。移植サイクルの残部にお
いて、移植マガジン100は針後退ロッド36によって
拘束される。タブ112が移植サイクルのほぼ半分にお
いてスプリング板44中の溝部47に達すると、移植マ
ガジン100の表面105の部分は針後退ロッド35の
下方に保たれて、移植マガジン100の上方への放出を
防止する。次いで、移植マガジン100が回転し続ける
と、タブ112は再び表面42および46により拘束さ
れる位置まで変位する。移植マガジン100について移
植サイクルが完了した後、タブ112を表面42および
46との係合から外し、表面105は針後退ロッド36
の頂部近辺に位置して、エゼクタ受け台51におけるス
プリング54により生ずる上方への力がエゼクタ受け台
51を上方へ押圧すると共に、ハウジング12の中間部
18から移植マガジン100を押出す。かくして、移植
マガジン100は移植サイクルの完了の後ハウジング1
2から自動的に放出され、この時点で移植マガジン10
0は空になる。次いで、移植マガジン100は、これを
針後退ロッド36との係合から外すため滑動させるよう
上方へ引張ることにより容易に取り出され、新たな充分
充填された移植マガジン100を再び針後退ロッド36
の上に再挿入することができ、また、時計方向へ回転さ
せて次の移植過程のため表面42および46の下方にタ
ブ12を位置決めすることができる。エゼクタ受け台5
1が上昇位置にある場合の他の利点としては、移植装置
のその後のコッキングが不可能になることである。何故
なら、移植ロッド38はコッキング操作の際エゼクタ受
け台51の端部に衝突するからである。かくして、誤っ
た移植の可能性が避けられる。本実施例において移植マ
ガジン100中に開放溝を設けることは、移植ペレット
の放出の際、隣接する溝の間の材料の撓みを可能にし最
少の力により移植ペレットを移植マガジン100から放
出することを可能にするという格別の利点を有する。こ
れに対し、移植ペレットを収容するために、慣用の閉鎖
チャンバを用いると、閉鎖チャンバの寸法を増大させる
ためには相当の力が必要とされる。何故なら、チャンバ
を完全に包囲する材料のフープ応力(hoop str
ess)を相当に増大させねばならないからである。必
要とされる力が放出の際、チャンバ壁部と相互作用する
移植ペレットにより供給されるならば、関与する大きな
力のため脆いペレットは容易に破壊もしくは破砕される
であろう。開放溝を用いれば、この開放溝を拡大するに
は相当小さい力ですみ、この力はペレットと溝を規定す
る壁部との相互作用により与えることができ、しかも移
植ペレットを破壊もしくは破砕することがない。或い
は、ペレットの放出の際、開放溝を拡開するための他の
手段を設けることもできる。たとえば、拡大端部のよう
な手段を、移植ロッド38上に設けて、底部チャンバ1
03とスロット104とにより画成される溝の壁部に接
触させることができ、かつ移植ロッド38がこれら溝中
に押込まれる際、溝の寸法を増大させることができる。
さらに開放溝は、移植マガジン100内のペレットの肉
眼検査のための手段を設けてペレット収容ステーション
102が充分なペレット装填物を収容しているかどうか
決定しうるという利点を有する。また本実施例における
移植マガジン100の特徴は、第9図に見られるような
エゼクタ受け台51の底部における点検スロット93と
第8図に見られるようなハウジング12の中間部18の
底部における点検スロット94とを介して、移植マガジ
ン110が移植装置10内に装填される際、移植ロッド
38に整列するペレット収容ステーション102を肉眼
検査することを可能にする。この肉眼検査の特徴は、1
つもしくはそれ以上のペレットが装填されていないペレ
ット収容ステーション102を有する部分使用された移
植マガジンを移植装置10に使用して装填ペレット収容
ステーション102を移植ロッド38と確実に整列させ
る際に特に有利である。参考例の移植装置による移植操
作の際、移植装置が経過する順序は、第2図および第1
1A図から第11F図を参照して最もよく見ることがで
きる。第2図および第11A図に示されるような、移植
装置10の配置はそのコックされた安全位置にある。移
植装置10と関連する安全機構を作動させる前に、移植
装置10からのペレットの不慮の排出を防止する。安全
機構は実質的にハンドグリップ20内に装着された安全
板80により与えられ、この安全板80は後述するよう
にトリガ22と協働して、操作員が動物の移植物の実際
の投与を開始する準備ができるまで、トリガ22の後方
移動を防止する。第11A図を特に参照して、安全機構
はグリップ20内に形成された上部隔壁83と下部隔壁
84との間においてグリップ20内に保持された安全板
80からなっている。安全板80は、ほぼ平板状の形状
を有し、その上部に形成された停止部材安全キャッチ8
5と安全板80の上表面に形成されたトリガキャッチ8
6とを備える。安全板80は下部隔壁84に設けたスロ
ット90内において上方移動および下方移動しうるよう
滑動自在に保持される(第11B図に最もよく見られ
る)。安全ボタンもしくはパネル82をグリップ20の
下端部内に装着し安全板80と係合するよう操作するこ
とができる。トリガキャッチ86は停止面を形成し、こ
の停止面は安全機構が作動している際、トリガリブ87
と係合する。トリガリブ87はスロット92を有してお
り、後の段階において安全板80の幅を収容してトリガ
22の後の後方移動を行なうことができる。スプリング
89を下部隔壁84と安全板80の底部に設けた部材の
表面との間に設けて安全板80を下方の安全位置にバイ
アスさせる。安全機構が作動している際、安全キャッチ
85は上部隔壁83内に形成されたスロット91の内部
に拘束され、安全板80が後方へ移動しえないよう停止
面を与える。同様に、トリガキッチ86はトリガ22上
に形成されたリブ87の端部と係合してトリガ22の後
方移動を防止する。安全機構の解除を、特に第11B図
に示す。この配置において、安全ボタン82は安全板8
0に対し上方へ移動しており、これによりスプリング8
9を圧縮すると共に安全板80を下部隔壁84のスロッ
ト90中へ上方に移動させ、かくして安全キャッチ85
は上部隔壁83中に形成されたスロット91中を上方へ
移動する。同時に安全板80上の拡大表面により設けら
れた安全解除キャッチ88はスロット90および下部隔
壁84の上方へ移動し、下部隔壁84の上部表面と係合
し、かくして安全板80の後の下方移動を防止すると共
に、トリガキャッチ86はトリガ22上に形成されたリ
ブ87との係合から外れて上方へ移動する。僅かな空隙
部がトリガキャッチ86とリブ87との間に生じる。し
たがって、トリガ22はグリップ20に対して後方へ圧
縮され、移植装置を作動させることができる。この運動
の際、トリガ22上のリブ87に設けられたスロット9
2は安全板80を滑動自在に収容する。ポスト98を覆
って装着されかつトリガ22上に形成されしかもグリッ
プ20の背部表面間に接続されたスプリング97の力に
抗して、トリガ22の後方移動が生じる。さらに、スプ
リング97は、移植操作が完了した後、トリガ22をそ
の初期位置まで復帰させるように作用する。移植装置1
0がそのコックされたまたは放出できる配置にある際、
ブリッジ部材24はハウジング12の前部14内におい
てその最前端部に隣接して位置し、針支持体32は針3
3を伸長した位置において支持し、この位置において針
33を動物の皮膚下へ刺入することができる。移植装置
10の操作順序におけるこの段階において、ペレットは
既に移植マガジン100からブリッジ部材24の下方孔
部28中へ移動しており、移植ロッド38の端部は下方
孔部28内において下方孔部28の後端部に位置する。
さらに、第11C図から最もよく判るようにスプリング
70はスプリング板44と針後退ロッド36上のハブ8
6との間に圧縮される。歯止め部71は圧縮状態にあっ
て、ハブ68と接触し、針支持体32と針33とをその
伸長位置に保持する。トリガ22が後方へ移動すると、
トリガ22の内部表面上の歯車ラック78はスプール歯
車76と噛合してこの歯車を第11C図見られるように
時計方向へ回転させる。これと一致して、移植ロッド3
8の底部表面上のラック歯車39と係合している大型ス
プール歯車74は、移植ロッド38をブリッジ部材24
中へ貫通移動させて移植ペレットを針33の内方孔部の
中へ供給する。操作順序のこの段階において、移植ロッ
ド38の後端部に設けられたウィング部材114は歯止
め部71の後側部に隣接位置するようになる。ウイング
114には一対の前縁部115を設け、これらの前縁部
115は内方へ傾斜して歯止め部71の後の拡開と針後
退ロッド36の解放とを容易にする。移植ロッド38が
トリガ22の後方移動の作用下で前進移動し続けると、
ウイング114は歯止め部71の間を通過して歯止部7
1を拡開させ、針後退ロッド36上のハブ68から離れ
る。針後退ロッド36が後退する直前の配置を第11D
図に示す。この段階において、トリガ22は最後端の位
置にありかつ移植ロッド38をその最先端の位置まで押
圧しており、ここで歯止め部71は針後退ロッド36の
ハブ68から離脱しており、かつペレットは針33の孔
部内に配置されている。この瞬間において、針後退ロッ
ド36およびスプリング70にかかる拘束力は除去さ
れ、スプリング70は針後退ロッド36を後方向へ自由
に推進させる。針後退ロッド36は針後退ロッド36が
接続されているブリッジ部材24の内部で軸線方向に移
動しえないので針後退ロッド36の後方移動はブリッジ
部材24および針支持体32とこれに接続された針33
を後方向へ同時に移動させる。しかしながら、移植ロッ
ド38は静止状態に留まり、針33が後方へ移動すると
針33は移植ロッド38を介して動物から抜取られ、ペ
レットは第11E図に最も明瞭に示されるように皮膚下
に埋め込まれた状態に留まる。トリガ22がその最後端
の位置まで移動すると、スロット92の端部が安全板8
0の先端部と接触して安全解除キャッチ88を下方隔壁
84から離脱させる。次いで、安全板80は、リブ87
がもはやトリガキャッチ86と接触していない時、スロ
ット90中を自由に下方へ落下する。ブリッジ部材24
と針33とがスプリング70の作用下で後退している
際、ブリッジ部材24は移植マガジン100に隣るハウ
ジング12の中間部18に隣接した位置を占める。この
配置において、移植ロッド38の端部は、ハウジング1
2の端部まで引抜かれている針33の端部に隣接した位
置に到来する。針後退ロッド36がその最後端の位置ま
で移動されかつペレットが移植ロッド38の近傍で針3
3の後退の際に動物中へ移植された後、操作員によるト
リガ22の解除は、スプリング97がトリガ22をその
最先端の位置まで強制移動させると共に移植ロッド38
を第11F図に示すように後退位置まで歯車74,76
および78の作用下で復帰させることを可能にする。こ
の位置において、移植ロッド38の端部は移植マガジン
100を貫通し、かつブリッジ部材24内に形成された
下方孔部28の後端部に位置する。さらに、安全板80
は安全作動配置まで落下し、ここでトリガキャッチ86
は再びトリガ22の内部に形成されたリブ87と係合
し、安全キャッチ85は上部隔壁83と接触する。かく
して、トリガ22の後方移動は、安全ボタン82が作動
され、かつ移植装置の操作順序が再び行なわれるまで防
止される。次の移植のための移植装置10を準備するコ
ッキング順序を参考例として説明する。このコッキング
順序を特に第12A図から第12D図に示す。ほぼ矩形
のトラック122がハウジング12の後端部16の外表
面に形成される。グリップ55の内面に固定されている
と共にトラック122内を移動するように構成されたピ
ン126はトラック122内に拘束されている。案内チ
ューブ56の外表面には周辺スロット124と周辺スロ
ット124に接続された案内スロット128とが形成さ
れ、案内スロット128はスロット124から案内チュ
ーブ56の前端部まで延在する。第12A図から最もよ
く判かるように、スロット124は移植ロッド38上の
ウイング114の上表面に形成された案内リブ116を
収容すべく構成される。グリップ55を反時計方向へ回
転させることにより、グリップ55に取付けられた案内
チューブ56も反時計方向に回転し、スロットは第12
B図に示されるような位置まで回転する。この位置にお
いて、案内リブ116がピックアップされ、案内リブ1
16は、移植ロッド38を後方に移動させるべくスロッ
ト124内に保持される。同時に、ピン126はトラッ
ク122の前方の垂直延在部分においてその第12B図
に示されるような位置まで回転している。グリップ55
と案内チューブ56とのこの回転は、クラッチ部材64
および65の係合が生じないような方向である。したが
って、第12A図に示される位置から第12B図に示さ
れる位置への移動は、六角形端部66によりクラッチチ
ューブ62へ固定された針後退ロッド36を回転させ
ず、或いは針後退ロッド36へ固定された移植マガジン
100を回転させない。第12A図および第12B図に
示した位置において、移植ロッド38は移植マガジン1
00のペレットの放出によりペレットが装填されていな
いペレット収容ステーション102を貫通延在し、ペレ
ット収容ステーション102の端部はブリッジ部材24
に隣接して配置され、これは移植操作が完了した後の場
合に相当する。しかしながら、グリップ55がハウジン
グ12の後部16上を後方へ移動すると、案内リブ11
6はスロット124によりピックアップされ、かつ移植
ロッド38は移植マガジン100のペレットが装填され
ていないチャンバから後方へ引き抜かれてその端部が移
植マガジン100から外されかつスプリング板44に隣
接する位置に達する。グリップ55に接続された案内チ
ューブ55の後方移動はさらに歯止め部71をスプリン
グ70および針後退ロッド36のハブ68を越えて第1
2C図に示すような位置まで後方へ移動させる。この位
置において、歯止め部71は再びスプリング73の作用
により圧縮され、タブ72は針後退ロッド36の後部の
上に装置される。クラッチチューブ62はグリップ55
および案内チューブ56の反時計方向の回転により回転
されていないが、グリップ55および案内チューブ56
の後方移動はクラッチチューブ62を針後退ロッド36
の後端部66の部分を越えて引抜くことがない。しかし
ながら、針後退ロッド36の後端部66は、六角形状の
端部66およびクラッチチューブ62の内表面に形成さ
れた相補形状の表面により、クラッチチューブ62に固
定されたまま留まる。第12C図に示された位置におい
て、案内ピン126はハウジング12内に設けられたト
ラック122の長手方向の下方トラック部分を横断して
いる。第12C図から判るように、移植ロッド38の端
部は、移植マガジン100の端部に直接隣接しており、
ペレットが装填されていないペレット収容ステーション
の後側端部に隣接している。装填ペレット位置102を
移植ロッド38と整列させる位置までの移動は、グリッ
プ55とこれに取付けられた案内チューブ56とを時計
方向に第12D図に示した位置まで回転させることによ
り達成される。この位置において、案内ピン126はト
ラック122の後方の垂直延在部分を横断する。グリッ
プ55と案内チューブ56との時計方向の運動はスロッ
ト124をウイング114に形成された案内リブ116
との係合からはずれる位置まで移動させる。同時に、グ
リップ55と案内チューブ56との時計方向の回転はク
ラッチ部材64および65を相互作用させ、かつ係合さ
せて、上述の時計方向運動がクラッチチューブ62をさ
らに時計方向へ運動させるようにする。クラッチチュー
ブ62は針後退ロッド36の六角端部66およびクラッ
チチューブ62の相補形状の表面により針後退ロッド3
6に固定されているので、針後退ロッド36はさらに時
計方向へ回転する。移植マガジン100は移植マガジン
100に形成されたスロット110により針後退ロッド
36上に支持されていると共に針後退ロッド36と係合
しているので、移植マガジン100はさらに針後退ロッ
ド36と共に回転してペレット収容ステーション102
を移植ロッド38に整列する位置まで動かす。かくし
て、コッキング操作の間に、移植マガジン100はステ
ーション102内に収容されたペレットを動物中へ移植
するための、次の移植位置へ自動的に位置決めされる。
ハウジング12の後部16に沿ったコッキンググリップ
55の前進移動は、案内チューブ56をも前方へ強制移
動させる。この移動は移植マガジン100中に移植ロッ
ド38を前方へ移動させ、ペレットがランプ状表面10
8との相互作用によりチャンバ103およびスロット1
04を強制的に拡開し、ペレット収容ステーション10
2内のペレットをブリッジ部材24中へ供給し、ブリッ
ジ部材24は移植マガジン100の前端部に直接隣接す
る位置に配置される。移植ロッド38のこの移動は、案
内リブ116と案内チューブ56の外表面に形成された
スロット128の端部との係合によりもたらされる。同
時に、グリップ55と案内チューブ56との前進移動
は、歯止め部71を針後退ロッド36に沿ってハブ68
に隣接する位置まで押進させる。この位置において、歯
止め部71のタブ72はハブ68の後表面に係合し、針
後退ロッド36を前進移動させ始め、かつハブ68とス
プリング板44との間に拘束されたスプリング70を圧
縮し始める。針後退ロッド36はブリッジ部材24内で
軸線方向へ移動しえないので、ハブ68に対する歯止め
部71の作用によりもたらされる針後退ロッド36の前
進移動は、さらにハウジング12の前部14においてブ
リッジ部材24をも前進移動させ、かつ第11A図に示
したような配置を占める。この配置において、針支持体
32に支持された針33は再びハウジング12の前面部
から外方へ突出した状態となる。グリップ55がその最
先端の位置まで移動すると、この位置でピン126はト
ラック122の長手方向上部を横断し、移植装置は第1
1A図に示したような配置を占める。便利にはトラック
122に1組のラチェット歯(図示せず)を設け、これ
は針後退ロッド36のハブ68に対し押圧されているス
プリング70の作用の下でグリップ55の後方移動を防
止する。しかしながら、ラチェット機構は、歯止め部7
1が拡開し、かつハブ68から離脱される際、スプリン
グ70の作用下で実際の移植操作の間針後退ロッド36
の後方移動を防止しない。何故なら、針後退ロッド36
はクラッチチューブ62内で軸線方向へ自由に移動する
からである。かくして、クラッチチューブ62内の針後
退ロッド36の後方運動は、トラック122内に形成さ
れたラチェット歯の作用に抗してグリップ55に対し何
らの運動をも付与しない。本参考例の移植装置において
は、位置決め手段を移植ロッド38と大型スプール歯車
74とに設けて、移植ロッド38が適当な位置となり、
針33が移植ロッド38の近傍から後退したとき、移植
ロッド38が動物内へのペレットの積極的移植を行なう
よう針33から外方へ突出するのを確保する。この位置
決め手段は移植ロッド38上の大型歯車歯130により
与えられ、この歯は大型スプール歯車74に形成された
対応する凹部131に係合する。移植装置を製作する
際、移植ロッド38はスプール歯車74と整列されて歯
車歯130が凹部131内に位置するようにする。移植
ロッド38がブリッジ部材24中を強制移動されかつ針
33中へ押入され、次に針33が後退したとき、移植ロ
ッド38の先端が後退した針33の先端に直接隣接して
位置決めされるように、歯車歯130は移植ロッド38
の先端に対して適切に位置決めされる。さらに、移植ロ
ッド38上の歯車歯130は移植マガジン100中のス
ロット104と協働して案内かつ安定化手段を与え、ペ
レットの破壊もしくは破砕を伴わずにペレット収容ステ
ーション102からのペレットの適正な排出を行なわせ
る。歯車歯130がスロット104を通過すると、歯車
歯130は、移植ロッド38が移植マガジン100中を
移動しかつ移植マガジン100から後方へ引抜かれる
際、安定化機構を与える。それにより、移植ロッド38
が移植マガジン100内で歪むのを防止する。移植ロッ
ド38は、移植マガジン100から引き抜かれる際、こ
の移植マガジン100内に拘束される傾向がない。した
がって、移植マガジン100はその対応するスロット1
04におけるエゼクタ受け台51上のノブ52の作用に
より安定化されるだけでなく、移植すべき粒状ペレット
充填物を収容するスロット104を移植ロッド38が通
過する際歯車歯130の作用によっても安定化される。
本発明をその特定実施例により説明したが、本発明の真
の理念および範囲を逸脱することなく構成の種々の変更
をなしうること及び等価の置換がなしうることが当業者
には理解されよう。これらの変更は全て本発明の範囲内
に含まれる。
詳細に説明する。第1図を参照して、本発明の移植マガ
ジンと共に用いられる移植装置を参考例として説明す
る。移植装置10は前部14と後部16と中間部18と
を備えるハウジング12からなっている。ハンドル21
とトリガ22とを備えるハンドグリップ20をハウジン
グ12に取付ける。ハウジング12の後部16の周りに
はコッキンググリップ55を配置する。グリップ20の
底端部には安全ボタン82が配置される。その機能を以
下に説明する。移植マガジン100をハウジング12内
に支持し、針支持体32と針33とをハウジング12の
前部14内に設ける。第2図から最もよく判かるよう
に、移植装置10はハウジング12内のその前部14に
設けられたブリッジ部材24を有する。ブリッジ部材2
4には上方孔部26を設け、この孔部はそこに針後退ロ
ッド36を収容する。針後退ロッド36は孔部26の各
端部において針後退ロッド36に取付けられたC−クリ
ップ27により孔部26内に軸線方向に固定される。針
後退ロッド36は、孔部26内において自由に回転しう
るが、前方または後方へ軸線方向へ滑動することができ
ない。ブリッジ部材24には下方孔部28を設けて、移
植工程のそれぞれの段階において移植ペレットまたは移
植ロッド38を収容する。下方孔部28は、移植ロッド
38が下方孔部28を前方または後方へ滑動して、移植
物を受入れる動物中へペレットを放出しうるのに充分な
寸法とする。ブリッジ部材24の最前端部に対向孔部3
0を設けて針支持体32を収容し、この針支持体32に
針33を取付けることができる。典型的には、対向孔部
30にはネジを設けて針支持体32上の係合ネジ接続部
を収容する。たとえば可撓性部材35を有する挿入物3
4のような保持手段を下方孔部28内に設けて、動物中
への移植を行なう前にブリッジ部材24内に移植ペレッ
トを保持する。移植ペレットが移植ロッド38によりブ
リッジ部材24から放出される際、部材35は外方へ撓
んでペレットを針33中へ移動させることができる。ハ
ウジング12の中間部18には内面40を設け、その内
面には表面42を有する環状溝部を形成し、この溝部は
以下に記載するように移植マガジン100の1部を収容
する。中間部18の他端部はそこに緊締されたスプリン
グ板44を収容するようにする。スプリング板44には
第10図から最もよく判かるように、一対の半円型ラグ
45を設け、これらラグ45は移植マガジン100の1
部と接触するようにした表面46を形成する。スプリン
グ板44のこの特徴を以下にさらに詳細に説明する。ス
プリング板44を貫通して中央に孔部48を設けて、針
後退ロッド36を滑動自在に収容する。孔部50をスプ
リング板44の下部に設けて、移植ロッド38を収容す
る。孔部50の下部はほぼ矩形の断面形状を有してお
り、移植ロッド38の底部表面上に形成されたラック歯
車39を孔部50へ貫通させることができる。ハウジン
グ12における中間部18の底部にはエゼクタ受け台5
1を設けて移植マガジン100を支持する。本参考例の
特徴は第2,8および9図から最も明瞭に見ることがで
きる。エゼクタ受け台51はほぼ半円型の断面を有し、
円筒状移植マガジン100に対し相補形状の表面を有
し、移植マガジン100を相補形状の表面に保持する。
ノブ52をエゼクタ受け台51の表面上に設けて、移植
マガジン100のスロット部104に係合させると共
に、これに対し安定化機構と位置決め機構とを与える。
エゼクタ受け台51の底部には一対の垂直孔部53を設
け、これらの孔部53はエゼクタ受け台51をハウジン
グ12中で上方へバイアスさせるスプリング54を受け
入れる。移植マガジン100の部分が表面42および4
6と接触しないようこの移植マガジン100が配向さ
れ、かつ移植マガジン100が針後退ロッド36により
拘束されない場合、エゼクタ受け台51は移植マガジン
100をハウジング12の中間部18から上方へ突出さ
せる。本参考例のこの特徴をさらに以下により詳細に説
明する。ハウジング12の後部16は、コッキンググリ
ップ55により包囲される。コッキンググリップ55
は、その後端部において同心配置の案内チューブ56に
取付けられる。案内チューブ56はほぼ円筒状であっ
て、これに一対の保持壁部58および60を設ける。保
持壁部58と60との間には第4図および第11A図か
ら第11F図に最も明瞭に見られるように、一対の歯止
め部71を保持する。案内チューブ56の上表面には、
保持壁部58と60との間に垂直リブ59を設ける。垂
直リブ59中に穴部57を形成してスプリング73を収
容し、スプリング73は歯止め部71をその閉鎖位置に
バイアスさせる。案内チューブ56の内部にはクラッチ
チューブ62を同心に配置し、クラッチチューブ62は
その内表面に形成された一連の支持羽根63をクラッチ
チューブ62の後端部近辺に備えて、針後退ロッド36
が針後退ロッド36の後退位置にある時、針後退ロッド
36の端部66に接触しかつ係合する。針後退ロッド3
6の端部66には六角形断面を設けてこれをクラッチチ
ューブ62中へ固定するが、クラッチチューブ62はそ
の前端部に針後退ロッド36の端部66の外表面と相補
形状の六角形内表面を備える。第3図から最もよく見ら
れるように、クラッチチューブ62の外表面には繊維マ
ット64を設けると共に、案内チューブ56の内表面に
はスクリーン65を設ける。繊維マット64及びスクリ
ーン65は、繊維クラッチを構成し、クラッチチューブ
62と案内チューブ56とに一回転方向の自由回転を許
容するが、クラッチチューブ62と案内チューブ56と
に対して反対方向の同時回転を許容する。この種の繊維
型クラッチは当業界で周知されており、その他の一方向
クラッチメカニズムも同様に使用することができる。た
とえば、Machine Design[メカニカル・
ドライブス・リファレンス・イシュー・第43頁、19
81年6月18日発行]に記載されたようなラップドス
プリングクラッチも使用することができる。この種のメ
カニズムを用いれば、スプリングの一端部は案内チュー
ブ56に固定され、スプリングはクラッチチューブ62
の周りを取り巻く。一方向への案内チューブ56の回転
はスプリングを緊締し、かつクラッチチューブ62を回
転させるが、反対方向への回転はスプリングを弛めかつ
クラッチチューブ62を回転させない。針後退ロッド3
6の六角形端部66の前方には、針後退ロッド36の外
周に形成されたハブ68を設ける。ハブ68は、ハブ6
8とスプリング板44との間にスプリング70を拘束す
べく構成される。スプリング70の機能は針支持体32
とこれに取付けられた針33とを、針33がハウジング
12の前部14から前方へ突出する第1の位置から針3
3がハウジング12の前端部に隣接しかつブリッジ部材
24がマガジン100に隣接する第2の位置へと後退さ
せることである。スプリング70がその圧縮状態にある
時、ハブ68の移動は歯止め部71の作用によって拘束
される。後述するようなメカニズムにより歯止め部71
が拡開すると、ハブ68は歯止め部71との係合から外
れて、スプリング70は針後退ロッド36をハウジング
12中で後方へ推進させ、かつ針支持体32とこれに取
付けられた針33とをその第1の突出位置からその第2
の後退位置まで後退させるよう作動する。第4図から最
もよく判かるように、歯止め部71には内方へ突出する
タブ72を設け、これらのタブ72はハブ68と係合す
べく構成される。一対のポスト75を各歯止め部71に
設け、これらポストは案内チューブ56内の対応するス
ロットに係合すべく構成される。ほぼ馬蹄型のスプリン
グ73を案内チューブ56の頂部に形成された穴部57
を貫通して配置し、スプリング73は歯止め部71が後
述する機構により拡開されるまで、歯止め部71を圧縮
状態に保持する。ペレットを移植装置10から移植する
ための作動メカニズムを第2図に概略示す。大型のスプ
ール歯車74とスプール歯車74に一体的に結合された
より小型のスプール歯車76とからなる歯車列をハウジ
ング12上のピポットピン77の周りに支持する。小型
のスプール歯車76はトリガ22の内表面上に設けられ
たラック歯車78と噛合するよう形成されかつ配置され
る。大型スプール歯車74の歯車歯は、移植ロッド38
の底部表面に形成されたラック歯車39と噛合するよう
に形成されかつ配置される。トリガ22がハウジング1
2の後方端部の方向へ押されると、ラック歯車78は小
型スプール歯車76と大型歯車74とを第2図に示すよ
うに反時計方向へ回転させ、これにより移植ロッド38
をハウジング12内で前方へ移動させる。次いで、この
運動はペレットをブリッジ部材24から針支持体32を
介して針支持体32に取付けられた針33中へ押出し、
次いで動物中へ移植させる。安全板80をグリップ20
内に設け、安全板80は安全ボタン82により作動され
て、トリガ22の後方向への不慮な移動を防止する。特
に第5〜9図を参照して、本発明の移植マガジンの一実
施例を説明する。本実施例の移植マガジンはほぼ円筒状
の本体からなり、その外周に配置された複数移植物収容
ステーションとしてのペレット収容ステーション102
を備える。ペレット収容ステーション102は、ほぼ円
筒形状の底部チャンバ103により形成され、これらの
底部チャンバ103は移植マガジン100の長手方向に
延在する複数のスロット104を貫通して移植マガジン
100の外表面へ開口する。底部チャンバ103の各端
部には一対のランプ状表面108を設け、これらのラン
プ状表面108は底部チャンバ103からの移植ペレッ
トの放出を容易にする。さらに、移植マガジン100の
各端部には、底部チャンバ103間に複数のレリーフ空
間もしくはキャビティ106を設ける。ランプ状表面1
08は移植物としてのペレットが底部チャンバ103か
ら放出される際これらペレットにより接触されてスロッ
ト104を拡開させると共にそこに収容されたペレット
の容易な排出を可能にするのに充分な大きさだけ底部チ
ャンバ103の断面積を増大させる。底部チャンバ10
3とスロット104とは移植マガジン100の外周を包
囲して開放溝を構成するので、隣接する溝とスロット1
04との間に存在する材料は、移植ロッド38により排
出されるペレットの力の下で僅かに移動することができ
る。スロット104と底部チャンバ103との間の材料
の撓みはレリーフキャビティ106を設けなくとも可能
であるが、レリーフキャビティ106は特に移植マガジ
ンが若干剛性の材料で形成されている場合、撓みの程度
を促進し、このことはペレットが移植マガジンから押出
される際、これらペレットの破壊もしくは破砕を実質的
に防止するので有利である。移植マガジン100は、ペ
レットを放出し得る少なくとも一つのレペレット収容ス
テーション102を有しており、ペレット収容ステーシ
ョンは、ペレットの放出中に、断面が増加され得る開放
溝を移植マガジン100内に形成すべく、曲り得る材料
からなると共に移植マガジンの外表面に不連続的に存在
する壁部によって規定されている。所望ならばレリーフ
キャビティ106を移植マガジン100の長さに沿って
延在させ、底部チャンバ103とスロット104とを画
成する側壁としての壁部の撓みを容易化させるためさら
に溝を設けることができる。表面105により画成され
る大きな中央の取付けスロット110を移植マガジン1
00に設け、移植マガジン100の外表面から移植マガ
ジン100の中心軸線を越える位置まで延在させる。ス
ロット110は針後退ロッド36を覆って針後退ロッド
36の周囲に嵌合すべく構成される。移植マガジン10
0の各端部にはタブ112を設ける。一方のタブ112
はスプリング板44中に形成されたラグ45の下方に保
持すべく構成され、かくして移植マガジン100はラグ
45の表面46により保持される。移植マガジン100
の他端部において、他方のタブ112はハウジング12
の中間部18の内面に形成された表面42と接触しこれ
により保持される。移植マガジン100を移植装置10
内に取付けるためには、スロット110をハウジング1
2に関し垂直に位置決めし、かつ移植マガジン100と
スロット110とを針後退ロッド36の周りに下方に滑
動させることのみが必要である。この過程の際、タブ1
12の一方はスプリング板44のラグ45の間に形成さ
れたスロット47中を下方へ滑動し、またタブ112の
他方はハウジング12の中間部18の内面40に設けら
れた対応スロット中を下方に滑動する。移植マガジン1
00を針後退ロッド36を覆って針後退ロッド36の周
囲に挿入した後、僅か時計方向に回転させてタブ112
をスプリング板44上のラグ45の表面46より下方に
位置決めする。それに応じて他方のタブ112はハウジ
ング12の内面40上に形成された表面42の下方に位
置決めされる。この位置において、エゼクタ板51上に
かかるスプリング54による上方への力は移植マガジン
100を上方へ押すことができない。何故なら、これは
前述したようにタブ112の作用により拘束されるから
である。すなわち、移植マガジン100は後に動物へ移
植を行うためハウジング12の中間部18内に拘束され
る。移植マガジン100が後の移植の際、中間部18内
で回転すると、タブ112は移植サイクルの最初の4半
部および最後の4半部の際に前述したように表面46お
よび42によって拘束される。移植サイクルの残部にお
いて、移植マガジン100は針後退ロッド36によって
拘束される。タブ112が移植サイクルのほぼ半分にお
いてスプリング板44中の溝部47に達すると、移植マ
ガジン100の表面105の部分は針後退ロッド35の
下方に保たれて、移植マガジン100の上方への放出を
防止する。次いで、移植マガジン100が回転し続ける
と、タブ112は再び表面42および46により拘束さ
れる位置まで変位する。移植マガジン100について移
植サイクルが完了した後、タブ112を表面42および
46との係合から外し、表面105は針後退ロッド36
の頂部近辺に位置して、エゼクタ受け台51におけるス
プリング54により生ずる上方への力がエゼクタ受け台
51を上方へ押圧すると共に、ハウジング12の中間部
18から移植マガジン100を押出す。かくして、移植
マガジン100は移植サイクルの完了の後ハウジング1
2から自動的に放出され、この時点で移植マガジン10
0は空になる。次いで、移植マガジン100は、これを
針後退ロッド36との係合から外すため滑動させるよう
上方へ引張ることにより容易に取り出され、新たな充分
充填された移植マガジン100を再び針後退ロッド36
の上に再挿入することができ、また、時計方向へ回転さ
せて次の移植過程のため表面42および46の下方にタ
ブ12を位置決めすることができる。エゼクタ受け台5
1が上昇位置にある場合の他の利点としては、移植装置
のその後のコッキングが不可能になることである。何故
なら、移植ロッド38はコッキング操作の際エゼクタ受
け台51の端部に衝突するからである。かくして、誤っ
た移植の可能性が避けられる。本実施例において移植マ
ガジン100中に開放溝を設けることは、移植ペレット
の放出の際、隣接する溝の間の材料の撓みを可能にし最
少の力により移植ペレットを移植マガジン100から放
出することを可能にするという格別の利点を有する。こ
れに対し、移植ペレットを収容するために、慣用の閉鎖
チャンバを用いると、閉鎖チャンバの寸法を増大させる
ためには相当の力が必要とされる。何故なら、チャンバ
を完全に包囲する材料のフープ応力(hoop str
ess)を相当に増大させねばならないからである。必
要とされる力が放出の際、チャンバ壁部と相互作用する
移植ペレットにより供給されるならば、関与する大きな
力のため脆いペレットは容易に破壊もしくは破砕される
であろう。開放溝を用いれば、この開放溝を拡大するに
は相当小さい力ですみ、この力はペレットと溝を規定す
る壁部との相互作用により与えることができ、しかも移
植ペレットを破壊もしくは破砕することがない。或い
は、ペレットの放出の際、開放溝を拡開するための他の
手段を設けることもできる。たとえば、拡大端部のよう
な手段を、移植ロッド38上に設けて、底部チャンバ1
03とスロット104とにより画成される溝の壁部に接
触させることができ、かつ移植ロッド38がこれら溝中
に押込まれる際、溝の寸法を増大させることができる。
さらに開放溝は、移植マガジン100内のペレットの肉
眼検査のための手段を設けてペレット収容ステーション
102が充分なペレット装填物を収容しているかどうか
決定しうるという利点を有する。また本実施例における
移植マガジン100の特徴は、第9図に見られるような
エゼクタ受け台51の底部における点検スロット93と
第8図に見られるようなハウジング12の中間部18の
底部における点検スロット94とを介して、移植マガジ
ン110が移植装置10内に装填される際、移植ロッド
38に整列するペレット収容ステーション102を肉眼
検査することを可能にする。この肉眼検査の特徴は、1
つもしくはそれ以上のペレットが装填されていないペレ
ット収容ステーション102を有する部分使用された移
植マガジンを移植装置10に使用して装填ペレット収容
ステーション102を移植ロッド38と確実に整列させ
る際に特に有利である。参考例の移植装置による移植操
作の際、移植装置が経過する順序は、第2図および第1
1A図から第11F図を参照して最もよく見ることがで
きる。第2図および第11A図に示されるような、移植
装置10の配置はそのコックされた安全位置にある。移
植装置10と関連する安全機構を作動させる前に、移植
装置10からのペレットの不慮の排出を防止する。安全
機構は実質的にハンドグリップ20内に装着された安全
板80により与えられ、この安全板80は後述するよう
にトリガ22と協働して、操作員が動物の移植物の実際
の投与を開始する準備ができるまで、トリガ22の後方
移動を防止する。第11A図を特に参照して、安全機構
はグリップ20内に形成された上部隔壁83と下部隔壁
84との間においてグリップ20内に保持された安全板
80からなっている。安全板80は、ほぼ平板状の形状
を有し、その上部に形成された停止部材安全キャッチ8
5と安全板80の上表面に形成されたトリガキャッチ8
6とを備える。安全板80は下部隔壁84に設けたスロ
ット90内において上方移動および下方移動しうるよう
滑動自在に保持される(第11B図に最もよく見られ
る)。安全ボタンもしくはパネル82をグリップ20の
下端部内に装着し安全板80と係合するよう操作するこ
とができる。トリガキャッチ86は停止面を形成し、こ
の停止面は安全機構が作動している際、トリガリブ87
と係合する。トリガリブ87はスロット92を有してお
り、後の段階において安全板80の幅を収容してトリガ
22の後の後方移動を行なうことができる。スプリング
89を下部隔壁84と安全板80の底部に設けた部材の
表面との間に設けて安全板80を下方の安全位置にバイ
アスさせる。安全機構が作動している際、安全キャッチ
85は上部隔壁83内に形成されたスロット91の内部
に拘束され、安全板80が後方へ移動しえないよう停止
面を与える。同様に、トリガキッチ86はトリガ22上
に形成されたリブ87の端部と係合してトリガ22の後
方移動を防止する。安全機構の解除を、特に第11B図
に示す。この配置において、安全ボタン82は安全板8
0に対し上方へ移動しており、これによりスプリング8
9を圧縮すると共に安全板80を下部隔壁84のスロッ
ト90中へ上方に移動させ、かくして安全キャッチ85
は上部隔壁83中に形成されたスロット91中を上方へ
移動する。同時に安全板80上の拡大表面により設けら
れた安全解除キャッチ88はスロット90および下部隔
壁84の上方へ移動し、下部隔壁84の上部表面と係合
し、かくして安全板80の後の下方移動を防止すると共
に、トリガキャッチ86はトリガ22上に形成されたリ
ブ87との係合から外れて上方へ移動する。僅かな空隙
部がトリガキャッチ86とリブ87との間に生じる。し
たがって、トリガ22はグリップ20に対して後方へ圧
縮され、移植装置を作動させることができる。この運動
の際、トリガ22上のリブ87に設けられたスロット9
2は安全板80を滑動自在に収容する。ポスト98を覆
って装着されかつトリガ22上に形成されしかもグリッ
プ20の背部表面間に接続されたスプリング97の力に
抗して、トリガ22の後方移動が生じる。さらに、スプ
リング97は、移植操作が完了した後、トリガ22をそ
の初期位置まで復帰させるように作用する。移植装置1
0がそのコックされたまたは放出できる配置にある際、
ブリッジ部材24はハウジング12の前部14内におい
てその最前端部に隣接して位置し、針支持体32は針3
3を伸長した位置において支持し、この位置において針
33を動物の皮膚下へ刺入することができる。移植装置
10の操作順序におけるこの段階において、ペレットは
既に移植マガジン100からブリッジ部材24の下方孔
部28中へ移動しており、移植ロッド38の端部は下方
孔部28内において下方孔部28の後端部に位置する。
さらに、第11C図から最もよく判るようにスプリング
70はスプリング板44と針後退ロッド36上のハブ8
6との間に圧縮される。歯止め部71は圧縮状態にあっ
て、ハブ68と接触し、針支持体32と針33とをその
伸長位置に保持する。トリガ22が後方へ移動すると、
トリガ22の内部表面上の歯車ラック78はスプール歯
車76と噛合してこの歯車を第11C図見られるように
時計方向へ回転させる。これと一致して、移植ロッド3
8の底部表面上のラック歯車39と係合している大型ス
プール歯車74は、移植ロッド38をブリッジ部材24
中へ貫通移動させて移植ペレットを針33の内方孔部の
中へ供給する。操作順序のこの段階において、移植ロッ
ド38の後端部に設けられたウィング部材114は歯止
め部71の後側部に隣接位置するようになる。ウイング
114には一対の前縁部115を設け、これらの前縁部
115は内方へ傾斜して歯止め部71の後の拡開と針後
退ロッド36の解放とを容易にする。移植ロッド38が
トリガ22の後方移動の作用下で前進移動し続けると、
ウイング114は歯止め部71の間を通過して歯止部7
1を拡開させ、針後退ロッド36上のハブ68から離れ
る。針後退ロッド36が後退する直前の配置を第11D
図に示す。この段階において、トリガ22は最後端の位
置にありかつ移植ロッド38をその最先端の位置まで押
圧しており、ここで歯止め部71は針後退ロッド36の
ハブ68から離脱しており、かつペレットは針33の孔
部内に配置されている。この瞬間において、針後退ロッ
ド36およびスプリング70にかかる拘束力は除去さ
れ、スプリング70は針後退ロッド36を後方向へ自由
に推進させる。針後退ロッド36は針後退ロッド36が
接続されているブリッジ部材24の内部で軸線方向に移
動しえないので針後退ロッド36の後方移動はブリッジ
部材24および針支持体32とこれに接続された針33
を後方向へ同時に移動させる。しかしながら、移植ロッ
ド38は静止状態に留まり、針33が後方へ移動すると
針33は移植ロッド38を介して動物から抜取られ、ペ
レットは第11E図に最も明瞭に示されるように皮膚下
に埋め込まれた状態に留まる。トリガ22がその最後端
の位置まで移動すると、スロット92の端部が安全板8
0の先端部と接触して安全解除キャッチ88を下方隔壁
84から離脱させる。次いで、安全板80は、リブ87
がもはやトリガキャッチ86と接触していない時、スロ
ット90中を自由に下方へ落下する。ブリッジ部材24
と針33とがスプリング70の作用下で後退している
際、ブリッジ部材24は移植マガジン100に隣るハウ
ジング12の中間部18に隣接した位置を占める。この
配置において、移植ロッド38の端部は、ハウジング1
2の端部まで引抜かれている針33の端部に隣接した位
置に到来する。針後退ロッド36がその最後端の位置ま
で移動されかつペレットが移植ロッド38の近傍で針3
3の後退の際に動物中へ移植された後、操作員によるト
リガ22の解除は、スプリング97がトリガ22をその
最先端の位置まで強制移動させると共に移植ロッド38
を第11F図に示すように後退位置まで歯車74,76
および78の作用下で復帰させることを可能にする。こ
の位置において、移植ロッド38の端部は移植マガジン
100を貫通し、かつブリッジ部材24内に形成された
下方孔部28の後端部に位置する。さらに、安全板80
は安全作動配置まで落下し、ここでトリガキャッチ86
は再びトリガ22の内部に形成されたリブ87と係合
し、安全キャッチ85は上部隔壁83と接触する。かく
して、トリガ22の後方移動は、安全ボタン82が作動
され、かつ移植装置の操作順序が再び行なわれるまで防
止される。次の移植のための移植装置10を準備するコ
ッキング順序を参考例として説明する。このコッキング
順序を特に第12A図から第12D図に示す。ほぼ矩形
のトラック122がハウジング12の後端部16の外表
面に形成される。グリップ55の内面に固定されている
と共にトラック122内を移動するように構成されたピ
ン126はトラック122内に拘束されている。案内チ
ューブ56の外表面には周辺スロット124と周辺スロ
ット124に接続された案内スロット128とが形成さ
れ、案内スロット128はスロット124から案内チュ
ーブ56の前端部まで延在する。第12A図から最もよ
く判かるように、スロット124は移植ロッド38上の
ウイング114の上表面に形成された案内リブ116を
収容すべく構成される。グリップ55を反時計方向へ回
転させることにより、グリップ55に取付けられた案内
チューブ56も反時計方向に回転し、スロットは第12
B図に示されるような位置まで回転する。この位置にお
いて、案内リブ116がピックアップされ、案内リブ1
16は、移植ロッド38を後方に移動させるべくスロッ
ト124内に保持される。同時に、ピン126はトラッ
ク122の前方の垂直延在部分においてその第12B図
に示されるような位置まで回転している。グリップ55
と案内チューブ56とのこの回転は、クラッチ部材64
および65の係合が生じないような方向である。したが
って、第12A図に示される位置から第12B図に示さ
れる位置への移動は、六角形端部66によりクラッチチ
ューブ62へ固定された針後退ロッド36を回転させ
ず、或いは針後退ロッド36へ固定された移植マガジン
100を回転させない。第12A図および第12B図に
示した位置において、移植ロッド38は移植マガジン1
00のペレットの放出によりペレットが装填されていな
いペレット収容ステーション102を貫通延在し、ペレ
ット収容ステーション102の端部はブリッジ部材24
に隣接して配置され、これは移植操作が完了した後の場
合に相当する。しかしながら、グリップ55がハウジン
グ12の後部16上を後方へ移動すると、案内リブ11
6はスロット124によりピックアップされ、かつ移植
ロッド38は移植マガジン100のペレットが装填され
ていないチャンバから後方へ引き抜かれてその端部が移
植マガジン100から外されかつスプリング板44に隣
接する位置に達する。グリップ55に接続された案内チ
ューブ55の後方移動はさらに歯止め部71をスプリン
グ70および針後退ロッド36のハブ68を越えて第1
2C図に示すような位置まで後方へ移動させる。この位
置において、歯止め部71は再びスプリング73の作用
により圧縮され、タブ72は針後退ロッド36の後部の
上に装置される。クラッチチューブ62はグリップ55
および案内チューブ56の反時計方向の回転により回転
されていないが、グリップ55および案内チューブ56
の後方移動はクラッチチューブ62を針後退ロッド36
の後端部66の部分を越えて引抜くことがない。しかし
ながら、針後退ロッド36の後端部66は、六角形状の
端部66およびクラッチチューブ62の内表面に形成さ
れた相補形状の表面により、クラッチチューブ62に固
定されたまま留まる。第12C図に示された位置におい
て、案内ピン126はハウジング12内に設けられたト
ラック122の長手方向の下方トラック部分を横断して
いる。第12C図から判るように、移植ロッド38の端
部は、移植マガジン100の端部に直接隣接しており、
ペレットが装填されていないペレット収容ステーション
の後側端部に隣接している。装填ペレット位置102を
移植ロッド38と整列させる位置までの移動は、グリッ
プ55とこれに取付けられた案内チューブ56とを時計
方向に第12D図に示した位置まで回転させることによ
り達成される。この位置において、案内ピン126はト
ラック122の後方の垂直延在部分を横断する。グリッ
プ55と案内チューブ56との時計方向の運動はスロッ
ト124をウイング114に形成された案内リブ116
との係合からはずれる位置まで移動させる。同時に、グ
リップ55と案内チューブ56との時計方向の回転はク
ラッチ部材64および65を相互作用させ、かつ係合さ
せて、上述の時計方向運動がクラッチチューブ62をさ
らに時計方向へ運動させるようにする。クラッチチュー
ブ62は針後退ロッド36の六角端部66およびクラッ
チチューブ62の相補形状の表面により針後退ロッド3
6に固定されているので、針後退ロッド36はさらに時
計方向へ回転する。移植マガジン100は移植マガジン
100に形成されたスロット110により針後退ロッド
36上に支持されていると共に針後退ロッド36と係合
しているので、移植マガジン100はさらに針後退ロッ
ド36と共に回転してペレット収容ステーション102
を移植ロッド38に整列する位置まで動かす。かくし
て、コッキング操作の間に、移植マガジン100はステ
ーション102内に収容されたペレットを動物中へ移植
するための、次の移植位置へ自動的に位置決めされる。
ハウジング12の後部16に沿ったコッキンググリップ
55の前進移動は、案内チューブ56をも前方へ強制移
動させる。この移動は移植マガジン100中に移植ロッ
ド38を前方へ移動させ、ペレットがランプ状表面10
8との相互作用によりチャンバ103およびスロット1
04を強制的に拡開し、ペレット収容ステーション10
2内のペレットをブリッジ部材24中へ供給し、ブリッ
ジ部材24は移植マガジン100の前端部に直接隣接す
る位置に配置される。移植ロッド38のこの移動は、案
内リブ116と案内チューブ56の外表面に形成された
スロット128の端部との係合によりもたらされる。同
時に、グリップ55と案内チューブ56との前進移動
は、歯止め部71を針後退ロッド36に沿ってハブ68
に隣接する位置まで押進させる。この位置において、歯
止め部71のタブ72はハブ68の後表面に係合し、針
後退ロッド36を前進移動させ始め、かつハブ68とス
プリング板44との間に拘束されたスプリング70を圧
縮し始める。針後退ロッド36はブリッジ部材24内で
軸線方向へ移動しえないので、ハブ68に対する歯止め
部71の作用によりもたらされる針後退ロッド36の前
進移動は、さらにハウジング12の前部14においてブ
リッジ部材24をも前進移動させ、かつ第11A図に示
したような配置を占める。この配置において、針支持体
32に支持された針33は再びハウジング12の前面部
から外方へ突出した状態となる。グリップ55がその最
先端の位置まで移動すると、この位置でピン126はト
ラック122の長手方向上部を横断し、移植装置は第1
1A図に示したような配置を占める。便利にはトラック
122に1組のラチェット歯(図示せず)を設け、これ
は針後退ロッド36のハブ68に対し押圧されているス
プリング70の作用の下でグリップ55の後方移動を防
止する。しかしながら、ラチェット機構は、歯止め部7
1が拡開し、かつハブ68から離脱される際、スプリン
グ70の作用下で実際の移植操作の間針後退ロッド36
の後方移動を防止しない。何故なら、針後退ロッド36
はクラッチチューブ62内で軸線方向へ自由に移動する
からである。かくして、クラッチチューブ62内の針後
退ロッド36の後方運動は、トラック122内に形成さ
れたラチェット歯の作用に抗してグリップ55に対し何
らの運動をも付与しない。本参考例の移植装置において
は、位置決め手段を移植ロッド38と大型スプール歯車
74とに設けて、移植ロッド38が適当な位置となり、
針33が移植ロッド38の近傍から後退したとき、移植
ロッド38が動物内へのペレットの積極的移植を行なう
よう針33から外方へ突出するのを確保する。この位置
決め手段は移植ロッド38上の大型歯車歯130により
与えられ、この歯は大型スプール歯車74に形成された
対応する凹部131に係合する。移植装置を製作する
際、移植ロッド38はスプール歯車74と整列されて歯
車歯130が凹部131内に位置するようにする。移植
ロッド38がブリッジ部材24中を強制移動されかつ針
33中へ押入され、次に針33が後退したとき、移植ロ
ッド38の先端が後退した針33の先端に直接隣接して
位置決めされるように、歯車歯130は移植ロッド38
の先端に対して適切に位置決めされる。さらに、移植ロ
ッド38上の歯車歯130は移植マガジン100中のス
ロット104と協働して案内かつ安定化手段を与え、ペ
レットの破壊もしくは破砕を伴わずにペレット収容ステ
ーション102からのペレットの適正な排出を行なわせ
る。歯車歯130がスロット104を通過すると、歯車
歯130は、移植ロッド38が移植マガジン100中を
移動しかつ移植マガジン100から後方へ引抜かれる
際、安定化機構を与える。それにより、移植ロッド38
が移植マガジン100内で歪むのを防止する。移植ロッ
ド38は、移植マガジン100から引き抜かれる際、こ
の移植マガジン100内に拘束される傾向がない。した
がって、移植マガジン100はその対応するスロット1
04におけるエゼクタ受け台51上のノブ52の作用に
より安定化されるだけでなく、移植すべき粒状ペレット
充填物を収容するスロット104を移植ロッド38が通
過する際歯車歯130の作用によっても安定化される。
本発明をその特定実施例により説明したが、本発明の真
の理念および範囲を逸脱することなく構成の種々の変更
をなしうること及び等価の置換がなしうることが当業者
には理解されよう。これらの変更は全て本発明の範囲内
に含まれる。
【発明の効果】以上の構成から、本発明による移植マガ
ジンは、ペレット収容ステーションを規定する壁部が曲
り得る材料から形成され、またペレット収容ステーショ
ンは、断面が増加され得る開放溝として構成されている
ため、ペレットを移植する際、ペレットの破壊又は破砕
を防止し得ると共に移植マガジンの取扱いを簡便且つ容
易にし得る。
ジンは、ペレット収容ステーションを規定する壁部が曲
り得る材料から形成され、またペレット収容ステーショ
ンは、断面が増加され得る開放溝として構成されている
ため、ペレットを移植する際、ペレットの破壊又は破砕
を防止し得ると共に移植マガジンの取扱いを簡便且つ容
易にし得る。
【図1】本発明の移植マガジンと共に用いられる移植装
置の傾斜図である。
置の傾斜図である。
【図2】第1図に示す移植装置の断面図である。
【図3】第2図に示す移植装置の3−3線断面図であ
る。
る。
【図4】第2図に示す移植装置の4−4線断面図であ
る。
る。
【図5】本発明の移植マガジンの側面図である。
【図6】第5図に示される移植マガジンの端面図であ
る。
る。
【図7】第5図に示される移植マガジンの溝の一端部の
詳細図である。
詳細図である。
【図8】第1図に示す移植装置内に支持された移植マガ
ジンの部分断面側面図である。
ジンの部分断面側面図である。
【図9】第8図に示される移植マガジンの9−9線断面
図である。
図である。
【図10】スプリング板の端面図である。
【図11A〜図11F】本発明の移植マガジンと共に用
いられる移植装置の幾つかの内部構造を示す図面であ
る。
いられる移植装置の幾つかの内部構造を示す図面であ
る。
【図12A〜図12D】本発明の移植マガジンと共に用
いられる移植装置のコック機構を示す図面である。
いられる移植装置のコック機構を示す図面である。
10 移植装置
12 ハウジング
14 前部
15 後部
18 中間部
20 ハンドグリップ
21 ハンドル
22 トリガ
32 針支持体
33 針
55 コッキンググリップ
82 安全ボタン
100 移植マガジン
102 ペレット含有ステーション
103 底部チャンバ
104 スロット
110 スロット
112 タブ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ステイーヴン・バイアード・アルバート
アメリカ合衆国、カリフオルニア・94061、
レツドウツド・シテイ、ウエスト・セルビ
イ・レイン・1623
(72)発明者 ジエラード・アラン・フアーバーシヨウ
アメリカ合衆国、カリフオルニア・94040、
マウント・ヴイユー、ノース・レングスト
ーフ・アヴエニユー・ナンバー・149・111
Claims (6)
- 【請求項1】 移植物を放出し得る少なくとも一つの移
植物収容ステーションを有する移植マガジンであって、
前記移植物の放出中に、断面が増加され得る開放溝を前
記移植マガジン内に形成すべく、前記移植物収容ステー
ションは、曲り得る材料からなると共に前記移植マガジ
ンの外表面に不連続的に存在する側壁によって規定され
ている移植マガジン。 - 【請求項2】 それぞれの溝には、移植物の放出中に前
記移植物との接触によって前記溝の膨脹を助長すべく、
溝の内部から溝の口部に向って相互に収束する内部傾斜
面が設けられている特許請求の範囲第1項に記載の移植
マガジン。 - 【請求項3】 ほぼ円柱状の本体を備えており、前記本
体は、当該本体の周囲に長手方向に伸長する開放溝の複
数を有しており、隣接する溝は、溝の壁部の屈曲を容易
にして移植物の放出中に溝の膨脹を可能にする長手方向
の調圧空洞によって分離されている特許請求の範囲第1
項又は第2項に記載の移植マガジン。 - 【請求項4】 前記本体は、当該本体の端面から軸方向
外側に向って伸長する少なくとも1つのタブを有してい
る特許請求の範囲第3項に記載の移植マガジン。 - 【請求項5】 前記本体には、当該本体の外面に開口す
るように半径方向に伸長する中央取付けスロットが設け
られている特許請求の範囲第3項又は第4項に記載の移
植マガジン。 - 【請求項6】 前記移植マガジンから動物にペレット又
は同効物を移植するための装置と組み合わされるように
構成されている特許請求の範囲第1項から第5項のいず
れか一項に記載の移植マガジン。
Applications Claiming Priority (2)
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JPH0642895B2 JPH0642895B2 (ja) | 1994-06-08 |
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Family Applications (2)
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---|---|---|---|
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JP57169452A Granted JPS5867249A (ja) | 1981-09-29 | 1982-09-28 | 動物にペレット等を移植する装置 |
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JP (2) | JPS5867249A (ja) |
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CS (1) | CS275829B6 (ja) |
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DK (2) | DK160858C (ja) |
ES (1) | ES8306318A1 (ja) |
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