JPH0514304A - ジツタ抑圧回路 - Google Patents

ジツタ抑圧回路

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JPH0514304A
JPH0514304A JP3167852A JP16785291A JPH0514304A JP H0514304 A JPH0514304 A JP H0514304A JP 3167852 A JP3167852 A JP 3167852A JP 16785291 A JP16785291 A JP 16785291A JP H0514304 A JPH0514304 A JP H0514304A
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JP
Japan
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clock
bit
threshold level
signal
phase
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JP3167852A
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English (en)
Inventor
Takahiro Furukawa
隆弘 古川
Takenao Takemura
健直 竹村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】同期伝送網における終端装置から非同期伝送網
にデータを送出する際のジッタ抑圧回路に関し、急激な
ポインタアクションの発生に対しても、充分ジッタを抑
圧することのできるジッタ抑圧回路を実現することを目
的とする。 【構成】書き込みクロック発生部10と、バッファメモ
リ20と、受信クロックからオーバヘッドバイト位置の
みマスクし、ビットスタッフを行って前記バッファメモ
リ20の読み出しクロックを発生する読み出しクロック
発生部30と、書き込みクロック発生部10の発生する
書き込みクロックと読み出しクロック発生部30の発生
する読み出しクロックの位相差を検出し、該位相差に応
じて周期を徐々に変化させたビットスタッフ信号を発生
する位相/ビット変換部40と、平滑化部50を備え構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同期伝送網における終端
装置から非同期伝送網にデータを送出する際のジッタ抑
圧回路に関する。
【0002】図4は同期伝送網を説明する図である。図
中の(A)は Synchronous OpticalNetwork(以下SO
NETと称する)の構成例であり、図中の101、10
2は終端装置であり、103は分岐/挿入装置、104
はクロック源である。同期伝送網では非同期伝送網から
のデータをクロック源104の発生するクロックにより
伝送して、再び非同期伝送網に送出するものである。
【0003】図の送信側の終端装置101では非同期伝
送網データをSONETのフレームフォーマットに適合
した形でマッピング (Synchronize)して、 Synchronous
Payload Envelope (以下データSPEと称する)の形
式に変換し、ポインタの初期値を付加して分岐/挿入装
置103に送出する。
【0004】図5はバイトスタッフを説明する図であ
る。図はSONETで使用されるフレームフォーマット
の例を示す。ここでは、1行が90バイトのサブフレー
ムより構成されており、サブフレーム9行で1マルチフ
レーム(これをSTS−1フレームと称する)を構成し
ている。サブフレームの各行の先頭3バイトがオーバヘ
ッドバイト(図中OHBと示す)として割り当てられて
おり、さらに図に示すオーバヘッドバイト内のH1〜H
3がポインタとして割り当てられている。
【0005】このポインタは、データSPEを作成した
終端装置101と、分岐/挿入装置103の間で位相変
動があっても誤りなくデータの送受ができるようにする
ものであり、この位相変動はデータSPEがSTS−1
フレーム間を自由に動くことにより吸収することができ
る。
【0006】すなわち、ポインタはSTS−1フレーム
内のデータSPEの先頭位置を示しており、分岐/挿入
装置103のタイミングで作成されたSTS−1フレー
ムと終端装置101のタイミングで作成されたデータS
PEとの相対位相が変動したときは±1バイトづつずつ
変化する。
【0007】図6はポインタアクションを説明する図で
あり、ポインタ値が+1された場合をポジティブスタッ
フと称し、その瞬間の1フレームだけ、5図(B)およ
び6図に示す如く、H3バイトの次の1バイトだけデー
タSPEがスキップされ、データSPEはそれ以降1バ
イトだけ後にずれる。
【0008】ポインタ値が−1された場合をネガティブ
スタッフと称し、その瞬間の1フレームだけ、5図
(C)および6図に示す如く、H3バイトの位置にもデ
ータSPEが割り付けられ、データSPEはそれ以降1
バイトだけ前進する。
【0009】以下、ポジティブスタッフ、ネガティブス
タッフをバイトスタッフと総称する。このバイトスタッ
フはSONETの規格では4フレーム未満の間は行えな
いようになっている。
【0010】図4(A)において、受信側の終端装置1
02で、データSPEのみを取り出す場合、ポジティブ
スタッフはH3バイト位置の次のバイトのクロックが歯
抜けとなるように指示するものであり、ネガティブスタ
ッフはH3バイト位置にクロックを挿入するように指示
するものである。これをマルチフレーム全体としてみる
と図5の(B)、(C)の如くなる。
【0011】このようにして分岐/挿入装置103で
は、終端装置101からのフレームを解いてポインタ処
理を行い、自分のフレームにポインタをよみかえてデー
タSPEを出力する。
【0012】このとき、図4(B)に示すようにクロッ
ク源104からの終端装置101へのクロック周波数f
と分岐/挿入装置103へのクロック周波数f′との偏
差f−f′が存在すると、分岐/挿入装置103でのポ
インタアクションは図4(C)に示すようにその偏差に
応じて行われ、偏差が大きくなるほどポインタアクショ
ンの密度が高くなる。ここでポインタアクションは上側
がポジティブアクション、下側がネガティブアクション
をしめす。
【0013】このようにして、ポインタアクションが行
われたフレームを受信した終端装置102では、図5
(A)に示すようなオーバヘッドバイトのクロック歯抜
けがジッタとして出力されないように、この歯抜け部分
を位相同期発振器(以下PLL発振器と称する)により
平滑化し、ジッタを抑圧した形で再び非同期伝送網に出
力する。
【0014】このように、終端装置102で、分岐/装
置装置103からのデータからデータSPEのみを取り
出す際、図5の(A)に示すようなオーバヘッドバイト
の周期的なクロックの歯抜けはその周波数が高い(72
kHz)ので、通常のPLL回路によりジッタ抑圧が可
能であり、充分低いジッタに抑えることができる。
【0015】
【従来の技術】図7は従来例を説明するブロック図を示
す。図中の10は受信クロックからオーバヘッドバイト
の位置のクロックをマスクし、且つ受信データの中のバ
イトスタッフ信号により、ポジティブスタッフまたはネ
ガティブスタッフを行い、受信データ中の主信号のみに
対応するクロックを発生する書き込みクロック発生部で
あり、20は書き込みクロック発生部10から出力され
るクロックにより、主信号のみを蓄積するバッファメモ
リであり、30は受信クロックからオーバヘッドバイト
位置のクロックをマスクし、且つビットスタッフ信号に
よりビットスタッフを行ってバッファメモリ20の読み
出しクロックを発生する読み出しクロック発生部であ
り、60はバイトスタッフ信号を受けてバイトスタッフ
のクロック(歯抜けまたは挿入クロック)を例えば10
〜500フレームに1回1ビットずつ発生するように平
滑化するためのビットスタッフ信号を発生するバイト/
ビット変換部、50は読み出しクロック発生部30の出
力するクロックを書き込みクロックとして、バッファメ
モリ20から読み出されたデータを書き込むと共に、該
オーバヘッドバイト位置のクロック歯抜けの平滑化を行
い非同期伝送網に出力するデータを発生する平滑化部で
ある。
【0016】図8は従来例を説明する回路図を示す。図
7で説明した書き込みクロック発生部10として、フレ
ーム同期回路11、フレームタイミング発生回路12、
ポインタ処理回路13、論理積回路(以下AND回路と
称する)14〜16、18、論理和回路(以下OR回路
と称する)17より構成し、読み出しクロック発生部3
0として、AND回路31〜33、35、OR回路34
より構成し、平滑化部50はジッタバッファ51、アナ
ログPLL回路52より構成している。
【0017】上述の構成において、まずフレーム同期回
路11は同期伝送網のデータの中のフレーム同期信号の
位置を連続クロックに基づいて検出し、フレームタイミ
ング発生回路12に入力する。
【0018】フレームタイミング発生回路12ではオー
バヘッドバイトの各行3バイトをマスクしてクロックを
停止するための信号をAND回路16の一方の端子に入
力し、バイトスタッフに関係するバイトH1、H2の位
置を示す信号をポインタ処理回路13に伝え、ネガティ
ブスタッフの対象としてクロックが挿入されているバイ
トH3の位置を示す信号をAND回路15の一方の入力
端子に入力し、ポジティブスタッフの対象としてクロッ
クが歯抜けとなるバイトH3の次の位置を示す信号をA
ND回路14に入力する。
【0019】ポインタ処理回路13では、H1、H2バ
イトの信号、同期伝送網のデータおよび連続クロックを
入力として、H1、H2バイト中のポインタ値の変化に
基づきポジティブスタッフ信号(図中PSと示す)また
はネガティブスタッフ信号(図中NSと示す)を発生
し、それぞれAND回路14、15の他方の入力端子に
与えている。
【0020】これにより、AND回路14からはポジテ
ィブスタッフの位置のみが「1」となった信号が出力さ
れ、OR回路17を経由してAND回路18に入力され
る。また、AND回路15からはネガティブスタッフの
位置のみが「1」となった信号が出力される。
【0021】したがって、AND回路15の出力が反転
されてAND回路16に入力されることにより、ネガテ
ィブスタッフ位置では、オーバヘッドバイトH1〜H3
のクロックを歯抜けにするところであっても、クロック
を挿入するための信号がAND回路16から出力され、
OR回路17をとおってAND回路18に反転して送ら
れる。
【0022】このようにして、AND回路18からは、
オーバヘッドバイトおよびスタッフ処理がなされた部分
が歯抜けとなったクロックがバッファメモリ20に入力
され、データSPEのみがバッファメモリ20に書き込
まれる。
【0023】一方、バイト/ビット変換部60はポイン
タ処理回路13からのポジティブスタッフ信号またはネ
ガティブスタッフ信号を受けて、1ビット抜きまたは1
ビット挿入のビットスタッフ信号を発生し、1ビット抜
きの場合はAND回路31と各先頭の3バイトのクロッ
クマスク信号をうけるAND回路33の出力信号とを入
力とするOR回路34と、OR回路34の出力を反転し
たAND回路35とでバイト−ビット変換部60で変換
されたビットスタッフ信号位置で図9に示すサブフレー
ム中の#25ビット目に対するクロックの1ビット抜き
が指定される。
【0024】また、1ビット挿入については、AND回
路32とAND回路33とOR回路34とAND回路3
5とで、図9に示すサブフレーム中の#24ビット目に
対するクロックの1ビット挿入が指定され、バッファメ
モリ20の読み出しクロックおよびジッタバッファ51
の書き込みクロックとして与えられる。
【0025】図9はビットスタッフ位置を説明する図で
あり、#24ビット目、#25ビット目がスタッフの対
象ビットであり、フレームタイミング発生回路12から
の信号により指定される。
【0026】ビットスタッフの指定がないときには先頭
の3バイトのクロックマスク信号はそのまま出力される
ことになる。なお、1ビット抜き/1ビット挿入のタイ
ミングはビット−バイト変換部60で所要のビット数を
等間隔に分割したタイミングに最も近いサブフレームで
発生されるので、そのときのサブフレームの#24、#
25ビット目がビットスタッフされることになる。
【0027】このようにして、バイトスタッフにしたが
いバッファメモリ20に書き込まれた同期伝送網データ
はビットスタッフに変換され平滑化された形で読み出さ
れ、ポインタアクションに起因するジッタも抑圧されて
ジッタバッファ51に書き込まれる。
【0028】そして、このジッタバッファ51ではバッ
ファメモリ20で平滑化なされなかったオーバヘッドバ
イトについてアナログPLL回路52で平滑化してい
る。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】図4で説明した構成に
おいて、従来例のジッタ抑圧回路では、分岐/挿入装置
103からのデータからデータSPEだけを取り出すと
き、オーバヘッドバイトの周期的なクロックの歯抜け
は、従来技術によるPLL回路のジッタ抑圧特性により
平滑化し、低いジッタ量に抑えることができる。
【0030】しかし、バイト−ビット変換部60はポイ
ンタアクションの頻度に比例して、ビットスタッフ信号
を出力するので、急激なポインタアクションが連続する
とジッタを発生させてしまうことがある。
【0031】このビットスタッフ信号の発生周期は初期
周期を40mS以上を必要とし、周期の変更も連続クロ
ック速度の1ppm以内の偏差内で変更しなければなら
ないことが実験結果より判明している。
【0032】本発明は同期伝送網において、急激なポイ
ンタアクションの発生に対しても、充分ジッタを抑圧す
ることのできるジッタ抑圧回路を実現しようとする。
【0033】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を説
明するブロック図である。図中の10は受信データおよ
び受信クロックからオーバヘッド信号に対応する位置の
クロックをマスクし、受信データの中のバイトスタッフ
信号により、ポジティブスタッフ/ネガティブスタッフ
を行い、受信データ中の主信号のみに対応するクロック
を発生する書き込みクロック発生部であり、20は書き
込みクロック発生部10から出力されるクロックによ
り、主信号を蓄積するバッファメモリであり、30は受
信クロックからオーバヘッドバイト位置のみマスクし、
ビットスタッフを行ってバッファメモリ20の読み出し
クロックを発生する読み出しクロック発生部である。
【0034】また、40は書き込みクロック発生部10
の発生する書き込みクロックと読み出しクロック発生部
30の発生する読み出しクロックの位相差を検出し、該
位相差に応じたビットスタッフ信号を発生する位相/ビ
ット変換部であり、50は読み出しクロック発生部30
の出力するクロックを書き込みクロックとして、バッフ
ァメモリ20から読み出されたデータを書き込むと共
に、該オーバヘッドバイト位置のクロック歯抜けの平滑
化を行い非同期伝送網に出力するデータを発生する平滑
化部である。
【0035】
【作用】書き込みクロック発生部10によりオーバヘッ
ド信号に対応する位置のクロックをマスクし、受信デー
タの中のバイトスタッフ信号により、ポジティブスタッ
フ/ネガティブスタッフを行い、受信データ中の主信号
のみに対応する書き込みクロックを発生し、読み出しク
ロック発生部30により受信クロックからオーバヘッド
バイト位置のみマスクし、ビットスタッフを行ってバッ
ファメモリ20の読み出しクロックを発生する。
【0036】位相/ビット変換部40は書き込みクロッ
クのタイミングと読み出しクロックのタイミングとの位
相差を検出し、位相差が前以って定めている閾値を超え
た場合には閾値に応じたビットスタッフ信号を発生する
とともに閾値を増減して、ビットスタッフ信号を除々に
可変して発生することにより、急激なポインタアクショ
ンに対してもジッタを抑圧することが可能となる。
【0037】
【実施例】図2は本発明の実施例の位相/ビット変換部
を説明するブロック図である。図中の20はバッファメ
モリ、41は位相比較部、42はインバータ(以下IN
Vと称する)、40Aはポジティブスタッフ制御部、4
0Bはネガティブスタッフ制御部であり、ポジティブス
タッフ制御部40Aとネガティブスタッフ制御部40B
は同一構成をとっている。
【0038】ポジティブスタッフ制御部40A、ネガテ
ィブスタッフ制御部40Bは計数部43A、43B、閾
値判定部44A、44B、閾値演算部45A、45B、
分配部46A、46Bから構成されており、ネガティブ
スタッフ制御部40Bの入力端子には、極性を反転する
ためのINV42が接続されている。
【0039】図2において、ポジティブスタッフ制御部
40A、ネガティブスタッフ制御部40Bの動作は同じ
であるので、代表してポジティブスタッフ制御部40A
で動作の説明を行う。
【0040】位相比較部41は、例えば、書き込みタイ
ミングで「1」、読み出しタイミングで「0」となる信
号(ポインタアクションのない場合は「1」と「0」の
数が等しくなるような信号)を出力し、位相のずれの度
合いを計数部43Aで計数する。
【0041】この計数部43Aの出力する計数値を1ビ
ットずれを予測した閾値と閾値判定部44Aで比較し、
閾値を超えたか否かを判定する。閾値判定部44Aが閾
値を超えたと判定した場合には分配部46Aよりビット
スタッフ信号を発生することにより、バッファメモリ2
0の位相差が1ビット吸収されるとともに、閾値演算部
45Aにより、位相ずれが1ビットずつ増減することを
予測した閾値に変更する。
【0042】例えば、閾値を超えた場合には、1ビット
ずれを予測した最初の閾値を、閾値演算部45Aにより
2ビットずれの予測値に変更する。このように、閾値を
順次増しながら且つビットスタッフ周期を除々に早くし
ながら位相差を吸収してゆくと、予測閾値と位相差が逆
転する状態の位相となり、この時点から予測閾値を順次
減少させ、ビットスタッフ周期が順次遅くなるようにす
る。
【0043】したがって、ポインタアクションの急激な
発生にたいしてもゆっくりとした変化でビットスタッフ
信号を発生させることができる。図3は本発明の実施例
の位相/ビット変換部を説明する回路図である。
【0044】図において、バッファメモリ20の書き込
みクロックのタイミングと読み出しクロックのタイミン
グの位相を比較している位相比較部41からの出力をU
/Dカウンタ43aに入力し位相差を計数する。この計
数値をラッチ回路43bでラッチして、コンパレータ4
4aに入力し、演算回路45aにより設定された閾値と
比較し、その結果によりU/Dカウンタ44bの値を1
ずつ増減する。ただしU/Dカウンタ44bのカウント
値は「0」以下にはならないものとする。
【0045】このU/Dカウンタ44bのカウント値を
nとすると、このnを演算カウンタ45aに入力し、新
しい閾値を演算しコンパレータ44aに入力する。ま
た、同じnをもとにして、分周回路46aで連続クロッ
クからn÷256の分周を行い、さらに分周回路46b
で8192分周しビットスタッフ信号として出力する。
256分周、8192分周は使用周波数51・8Mbp
sにおいて、ビットスタッフ信号の初期周期を40mS
に設定するための分周比である。
【0046】
【発明の効果】本発明によればバッファメモリへの書き
込みクロックと読み出しクロックのポインタアクション
で発生する位相ずれを検出し、位相差に応じて周期を徐
々に変化させたビットスタッフ信号を発生することによ
り、急激なポインタアクションによるジッタの発生を抑
圧することができる。またバッファメモリに何らかの要
因で位相ずれが生じても自動的に位相回復することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を説明するブロック図
【図2】 本発明の実施例の位相/ビット変換部を説明
するブロック図
【図3】 本発明の実施例の位相/ビット変換部を説明
する回路図
【図4】 同期伝送網を説明する図
【図5】 バイトスタッフを説明する図
【図6】 ポインタアクションを説明する図
【図7】 従来例を説明するブロック図
【図8】 従来例を説明する回路図
【図9】 ビットスタッフ位置を説明する図
【符号の説明】
10 書き込みクロック発生部 11 フレーム同期回路 12 フレーム
タイミング発生回路 13 ポインタ処理回路 14〜16、18、31〜33、35 AND回路 17、34 OR回路 20 バッファメモリ 30 読み出しクロック発生部 40 位相/ビット変換部 40A ポジティブスタッフ制御部 40B ネガテ
ィブスタッフ制御部 41 位相比較部 42 INV 43A、43B 計数部 43a、44b
U/Dカウンタ 43b ラッチ回路 44A、44B
閾値判定部 44a コンパレータ 45A、45B
閾値演算部 45a 演算回路 46A、46B
分配部 46a、46b 分周回路 50 平滑化部 51 ジッタバッファ 52 アナログ
PLL回路 60 バイト/ビット変換部 101、102 終端装置 103 分岐/挿入装置 104 クロック源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期伝送網におけるクロックのジッタ抑
    圧回路であって、受信データおよび受信クロックからオ
    ーバヘッド信号に対応する位置のクロックをマスクし、
    受信データ中のバイトスタッフ信号により、ポジティブ
    スタッフ/ネガティブスタッフを行い、受信データ中の
    主信号のみに対応するクロックを発生する書き込みクロ
    ック発生部(10)と、 前記書き込みクロック発生部(10)から出力されるク
    ロックにより、主信号を蓄積するバッファメモリ(2
    0)と、 受信クロックからオーバヘッドバイト位置のみマスク
    し、ビットスタッフを行って前記バッファメモリ(2
    0)の読み出しクロックを発生する読み出しクロック発
    生部(30)と、 前記書き込みクロック発生部(10)の発生する書き込
    みクロックと前記読み出しクロック発生部(30)の発
    生する読み出しクロックの位相差を検出し、該位相差に
    応じて周期を徐々に変化させたビットスタッフ信号を発
    生する位相/ビット変換部(40)と、 前記読み出しクロック発生部(30)の出力するクロッ
    クを書き込みクロックとして、前記バッファメモリ(2
    0)から読み出されたデータを書き込むと共に、該オー
    バヘッドバイト位置のクロック歯抜けの平滑化を行い非
    同期伝送網に出力するデータを発生する平滑化部(5
    0)を備えたことを特徴とするジッタ抑圧回路。
  2. 【請求項2】 前記位相/ビット変換部(40)は、閾
    値判定部(44A、44B)と閾値演算部(45A、4
    5B)を備え、書き込みクロックと読み出しクロックの
    位相差を前記閾値判定部(44A、44B)で検出し、
    閾値に応じたビットスタッフ信号を発生すると同時に、
    前記閾値演算部(45A、45B)で閾値を位相ずれの
    予測値に増減した値を新しい閾値とすることを特徴とす
    る請求項1記載のジッタ抑圧回路。
JP3167852A 1991-07-09 1991-07-09 ジツタ抑圧回路 Withdrawn JPH0514304A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8135285B2 (en) 2005-12-22 2012-03-13 Ntt Electronics Corporation Optical transmission system and method

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8135285B2 (en) 2005-12-22 2012-03-13 Ntt Electronics Corporation Optical transmission system and method

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JPH08331086A (ja) フレーム変換回路

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