JPH05142464A - 測距装置 - Google Patents
測距装置Info
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- JPH05142464A JPH05142464A JP33286991A JP33286991A JPH05142464A JP H05142464 A JPH05142464 A JP H05142464A JP 33286991 A JP33286991 A JP 33286991A JP 33286991 A JP33286991 A JP 33286991A JP H05142464 A JPH05142464 A JP H05142464A
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- sensors
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大規模な処理回路を必要せずに広範囲の測距
を、比較的短時間且つ高精度に行う。 【構成】 少なくとも3つの受光素子のうちの2つの受
光素子の出力レベルの差を求め、この結果に基づいて演
算手段119〜123へ入力させる受光素子出力を選択
する選択手段2〜6を設けている。
を、比較的短時間且つ高精度に行う。 【構成】 少なくとも3つの受光素子のうちの2つの受
光素子の出力レベルの差を求め、この結果に基づいて演
算手段119〜123へ入力させる受光素子出力を選択
する選択手段2〜6を設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ等に配置される
測距装置に関し、特に異なった距離範囲に位置する測距
対象からの投射光の反射光をそれぞれ受光する少なくと
も3つの受光素子を備えた測距装置の改良に関するもの
である。
測距装置に関し、特に異なった距離範囲に位置する測距
対象からの投射光の反射光をそれぞれ受光する少なくと
も3つの受光素子を備えた測距装置の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種の装置において、測距用のセンサ
の数が少ないと、測距範囲が狭くなると云う欠点を有し
ていた。
の数が少ないと、測距範囲が狭くなると云う欠点を有し
ていた。
【0003】例えば、図10は1個の発光素子にて測距
対象物へ発光され、該測距対象物にて反射された反射ビ
−ムを対を成す2個のセンサにて受光して測距を行う装
置を想定したものであり、この図において、101は画
面中央の測距点の遠距離(F)側センサ、102は画面
中央の測距点の近距離(N)側センサ、103は画面右
側の測距点の遠距離側センサ、104は画面右側の測距
点の近距離側センサである。
対象物へ発光され、該測距対象物にて反射された反射ビ
−ムを対を成す2個のセンサにて受光して測距を行う装
置を想定したものであり、この図において、101は画
面中央の測距点の遠距離(F)側センサ、102は画面
中央の測距点の近距離(N)側センサ、103は画面右
側の測距点の遠距離側センサ、104は画面右側の測距
点の近距離側センサである。
【0004】この構成の装置においては、遠距離側でセ
ンサ101の105近くに入射する反射ビ−ムが106
近くまで移動する間は両センサ101,120の出力に
変化がある為に測距することは可能であるが、それより
近い107近くまでの反射ビ−ムの移動は検出できな
い。これは、近距離になる程反射ビ−ムがボケて大きな
像になる事、更には107近くにおいてはセンサ102
にその反射ビ−ムの大部分が入射するようになる事によ
り、殆ど出力が変化しなくなることによる。
ンサ101の105近くに入射する反射ビ−ムが106
近くまで移動する間は両センサ101,120の出力に
変化がある為に測距することは可能であるが、それより
近い107近くまでの反射ビ−ムの移動は検出できな
い。これは、近距離になる程反射ビ−ムがボケて大きな
像になる事、更には107近くにおいてはセンサ102
にその反射ビ−ムの大部分が入射するようになる事によ
り、殆ど出力が変化しなくなることによる。
【0005】図11は前記センサ101,102、或
は、103,104からの信号を処理する処理回路系を
示す図である。
は、103,104からの信号を処理する処理回路系を
示す図である。
【0006】この図において、発振器110からのクロ
ックパルスに同期して変調器111は変調出力を出し、
切換スイッチ112の中央(C)と右(R)の切換えを
行い、赤外発光ダイオ−ド111或は112を変調発光
させる。
ックパルスに同期して変調器111は変調出力を出し、
切換スイッチ112の中央(C)と右(R)の切換えを
行い、赤外発光ダイオ−ド111或は112を変調発光
させる。
【0007】この変調光の測距対象物からの反射ビ−ム
は基線長だけ離れて配置される前述のセンサ101,1
02、或は、103,104にて受光され、この受光出
力が信号ライン115,116及び切換スイッチ11
7,118を介して前記発振器110によって駆動され
る復調器(同期検波器)119,120により復調さ
れ、次段の積分器121,122によって積分され、さ
らに演算増幅器123にて処理されて測距情報として出
力される。
は基線長だけ離れて配置される前述のセンサ101,1
02、或は、103,104にて受光され、この受光出
力が信号ライン115,116及び切換スイッチ11
7,118を介して前記発振器110によって駆動され
る復調器(同期検波器)119,120により復調さ
れ、次段の積分器121,122によって積分され、さ
らに演算増幅器123にて処理されて測距情報として出
力される。
【0008】ところが、図10のようにセンサ数が少な
いと測距範囲が狭い為、その範囲外へセンサを切換えて
再度測距しなくてはならない。すなわち、例えばセンサ
101,102による測距を行い、次いでセンサ10
3,104による測距を行い、これらの測距結果を評価
して測距情報を得る必要があった。換言すると、二度測
距を行うことで初めて測距情報を得る事が可能となる。
いと測距範囲が狭い為、その範囲外へセンサを切換えて
再度測距しなくてはならない。すなわち、例えばセンサ
101,102による測距を行い、次いでセンサ10
3,104による測距を行い、これらの測距結果を評価
して測距情報を得る必要があった。換言すると、二度測
距を行うことで初めて測距情報を得る事が可能となる。
【0009】なお、少ないセンサ数で測距範囲を広げる
ことを可能とする構成のものもあるが、以下のような欠
点があり、適切な装置ではなかった。
ことを可能とする構成のものもあるが、以下のような欠
点があり、適切な装置ではなかった。
【0010】即ち、図12に示すように、対を成すセン
サ108,109の形状を台形状にし、反射ビ−ムの移
動に対し中間領域を広げ、測距範囲を広くしたものであ
る。しかし、この様な形状にすることにより、反射ビ−
ムの移動に対しての出力変化量が少なくなってしまい、
S/Nの悪い信号となって正確な測距情報を得ることが
できなかった。
サ108,109の形状を台形状にし、反射ビ−ムの移
動に対し中間領域を広げ、測距範囲を広くしたものであ
る。しかし、この様な形状にすることにより、反射ビ−
ムの移動に対しての出力変化量が少なくなってしまい、
S/Nの悪い信号となって正確な測距情報を得ることが
できなかった。
【0011】以上の事から、近年、多くのセンサ(セン
サ群)を用い、一度の測距により所望の測距情報を得る
事を可能とする測距装置(特公平3−2245号)、更
にはセンサ群の出力レベルによるセンサ内内挿演算など
により、一度の測距により所望の測距情報を得る事を可
能とする測距装置が提案されている。
サ群)を用い、一度の測距により所望の測距情報を得る
事を可能とする測距装置(特公平3−2245号)、更
にはセンサ群の出力レベルによるセンサ内内挿演算など
により、一度の測距により所望の測距情報を得る事を可
能とする測距装置が提案されている。
【0012】この種の装置の要部構成の一例を示したの
が図13である。
が図13である。
【0013】図13において、124,125,126
はセンサであり、これら3個のセンサを用いてそれら単
独、及び隣接センサ出力を増幅器127〜131で増幅
し、この出力を比較する事で、3個のセンサに渡る広い
範囲の測距を可能にしたものである。しかし、増幅器の
数が多い。
はセンサであり、これら3個のセンサを用いてそれら単
独、及び隣接センサ出力を増幅器127〜131で増幅
し、この出力を比較する事で、3個のセンサに渡る広い
範囲の測距を可能にしたものである。しかし、増幅器の
数が多い。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような装置においては、多くの増幅器を必要とする他、
複数のセンサのどの出力に基づいて測距演算を行うかに
ついて、即ちセンサ選択を決定するにあたり、複雑な処
理を要したり、又は全てについて演算処理を行い、その
総合結果に基づいて測距情報を得る必要があった。
ような装置においては、多くの増幅器を必要とする他、
複数のセンサのどの出力に基づいて測距演算を行うかに
ついて、即ちセンサ選択を決定するにあたり、複雑な処
理を要したり、又は全てについて演算処理を行い、その
総合結果に基づいて測距情報を得る必要があった。
【0015】この為に、大きな処理回路を必要とした
り、測距情報を得るのに時間がかかると云う問題点があ
った。
り、測距情報を得るのに時間がかかると云う問題点があ
った。
【0016】本発明の目的は、上記の点に鑑み、大規模
な処理回路を必要せずに広範囲の測距を、比較的短時間
に且つ高精度に行うことのできる測距装置を提供するこ
とである。
な処理回路を必要せずに広範囲の測距を、比較的短時間
に且つ高精度に行うことのできる測距装置を提供するこ
とである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも3
つの受光素子のうちの2つの受光素子の出力レベルの大
小判別を行い、この結果に基づいて演算手段へ入力させ
る受光素子出力を選択する選択手段を設けている。
つの受光素子のうちの2つの受光素子の出力レベルの大
小判別を行い、この結果に基づいて演算手段へ入力させ
る受光素子出力を選択する選択手段を設けている。
【0018】
【作用】いずれか2つの受光素子の出力レベルの大小判
別を行い、この結果によって測距演算用の受光素子出力
を選択するようにしている。例えば、遠距離側、中距
離、近距離側の受光素子を備え、そのうちの中距離と近
距離側の受光素子の出力レベルの大小判別を行い、この
結果、中距離用の受光素子の出力レベルの方が大きけれ
ば、測距対象は遠距離側に位置すると判別して、遠距離
側の受光素子と中距離用の受光素子を測距用として選択
し、これらの受光素子出力を演算手段に導くようにして
いる。
別を行い、この結果によって測距演算用の受光素子出力
を選択するようにしている。例えば、遠距離側、中距
離、近距離側の受光素子を備え、そのうちの中距離と近
距離側の受光素子の出力レベルの大小判別を行い、この
結果、中距離用の受光素子の出力レベルの方が大きけれ
ば、測距対象は遠距離側に位置すると判別して、遠距離
側の受光素子と中距離用の受光素子を測距用として選択
し、これらの受光素子出力を演算手段に導くようにして
いる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0020】図1は本発明の第1の実施例を示す回路図
であり、図11と同じ部分は同一符合を付してある。
であり、図11と同じ部分は同一符合を付してある。
【0021】図11の従来例と異なる部分は、図11の
処理回路に加え、切換スイッチ1,3、復調増幅器2,
4、該復調増幅器2,4から入力される出力信号の差信
号、つまりは大小判別の対象信号となる信号を出力する
演算増幅器5、及び、該演算増幅器5からの信号により
切換スイッチ117,118の切換え等を行うスイッチ
切換回路6を具備したところである。
処理回路に加え、切換スイッチ1,3、復調増幅器2,
4、該復調増幅器2,4から入力される出力信号の差信
号、つまりは大小判別の対象信号となる信号を出力する
演算増幅器5、及び、該演算増幅器5からの信号により
切換スイッチ117,118の切換え等を行うスイッチ
切換回路6を具備したところである。
【0022】図2は本発明の第1の実施例装置に配置さ
れるセンサ群を示す図であり、7は遠距離(F)側セン
サ、8は中距離(M)センサ、9は近距離(N)側セン
サである。
れるセンサ群を示す図であり、7は遠距離(F)側セン
サ、8は中距離(M)センサ、9は近距離(N)側セン
サである。
【0023】上記構成において、先ず、遠距離側センサ
7と近距離側センサ9の出力を選択する様に切換スイッ
チ1,3を選び、そしてこの差出力を得、「F<N」で
あると判別した場合は、スイッチ切換回路6は切換スイ
ッチ117,118をセンサ7,8の出力を選択するべ
く切換えて遠距離側の測距演算を行わせ、また、「F≧
N」であると判別した場合は、切換スイッチ117,1
18をセンサ8,9の出力を選択するべく切換えて近距
離側の測距演算を行わせ、そのスイッチ切換信号と測距
出力により、広範囲の測距を可能にしている。
7と近距離側センサ9の出力を選択する様に切換スイッ
チ1,3を選び、そしてこの差出力を得、「F<N」で
あると判別した場合は、スイッチ切換回路6は切換スイ
ッチ117,118をセンサ7,8の出力を選択するべ
く切換えて遠距離側の測距演算を行わせ、また、「F≧
N」であると判別した場合は、切換スイッチ117,1
18をセンサ8,9の出力を選択するべく切換えて近距
離側の測距演算を行わせ、そのスイッチ切換信号と測距
出力により、広範囲の測距を可能にしている。
【0024】図3は本発明の第2の実施例装置に配置さ
れるセンサ群を示す図で、10aは遠距離側センサ、1
1aは中距離センサ、12aは近距離側センサであり、
処理回路系は図1に示す処理回路系と同様である。ま
た、この実施例では、前述の測距点(センサ10a〜1
2a)とは異なる測距点を有する多点測距装置を想定し
ており、10bはその異なる測距点における遠距離側セ
ンサ、11bは中距離センサ、12bは近距離(N)側
センサである。
れるセンサ群を示す図で、10aは遠距離側センサ、1
1aは中距離センサ、12aは近距離側センサであり、
処理回路系は図1に示す処理回路系と同様である。ま
た、この実施例では、前述の測距点(センサ10a〜1
2a)とは異なる測距点を有する多点測距装置を想定し
ており、10bはその異なる測距点における遠距離側セ
ンサ、11bは中距離センサ、12bは近距離(N)側
センサである。
【0025】この実施例においては、近距離側の測距範
囲を広げる為に、より近距離側へセンサを延長した例を
示すものである。
囲を広げる為に、より近距離側へセンサを延長した例を
示すものである。
【0026】図4は本発明の第3の実施例装置に配置さ
れるセンサ群を示す図で、10aは遠距離側センサ、1
3aは中距離センサ、14aは近距離側遠点(NF)セ
ンサ、15aは近距離側近点(NN)センサであり、処
理回路系は第2の実施例と同様、図1に示す処理回路系
と同様である。また、この実施例では、3点の測距を可
能とする多点測距装置を想定しており、10b,10c
(不図示)はそれぞれ異なる測距点における遠距離側セ
ンサ、13b,13c(不図示)は中距離センサ、14
b,14cは近距離側遠点センサ、15b,15cは近
距離側近点センサである。
れるセンサ群を示す図で、10aは遠距離側センサ、1
3aは中距離センサ、14aは近距離側遠点(NF)セ
ンサ、15aは近距離側近点(NN)センサであり、処
理回路系は第2の実施例と同様、図1に示す処理回路系
と同様である。また、この実施例では、3点の測距を可
能とする多点測距装置を想定しており、10b,10c
(不図示)はそれぞれ異なる測距点における遠距離側セ
ンサ、13b,13c(不図示)は中距離センサ、14
b,14cは近距離側遠点センサ、15b,15cは近
距離側近点センサである。
【0027】この実施例においては、より近距離側を正
確にする為にセンサ数を4個にした例を示すものであ
り、この様な構成にした場合、図1に示すスイッチ切換
回路6は、13aと14aのセンサ出力の差を求め、こ
の結果に基づいて、10aと13a、又は、14aと1
5aのセンサによる測距に切換えることになる。
確にする為にセンサ数を4個にした例を示すものであ
り、この様な構成にした場合、図1に示すスイッチ切換
回路6は、13aと14aのセンサ出力の差を求め、こ
の結果に基づいて、10aと13a、又は、14aと1
5aのセンサによる測距に切換えることになる。
【0028】図5は本発明の第4の実施例装置に配置さ
れるセンサ群を示す図で、第3の実施例と同様、10a
は遠距離側センサ、13aは中距離センサ、14aは近
距離側遠点センサ、15aは近距離側近点センサであ
り、処理回路系は第2,3の実施例と同様、図1に示す
処理回路系と同様である。また、この実施例において
も、3点の測距を可能とする多点測距装置を想定してお
り、10b,10c(不図示)はそれぞれ異なる測距点
における遠距離側センサ、13b,13c(不図示)は
中距離センサ、14b,14cは近距離側遠点センサ、
15b,15cは近距離側近点センサである。
れるセンサ群を示す図で、第3の実施例と同様、10a
は遠距離側センサ、13aは中距離センサ、14aは近
距離側遠点センサ、15aは近距離側近点センサであ
り、処理回路系は第2,3の実施例と同様、図1に示す
処理回路系と同様である。また、この実施例において
も、3点の測距を可能とする多点測距装置を想定してお
り、10b,10c(不図示)はそれぞれ異なる測距点
における遠距離側センサ、13b,13c(不図示)は
中距離センサ、14b,14cは近距離側遠点センサ、
15b,15cは近距離側近点センサである。
【0029】この実施例においては、第3の実施例より
更にセンサの近距離側を延長し、隣接の測距点(隣接視
野)用のセンサと一部兼用した例を示すものであり、セ
ンサ13aと14aの差出力を求め、この結果に基づい
て、10aと13aのセンサによる測距、又は、センサ
14aとセンサ(15a+10b)による測距に切換え
ることになる。
更にセンサの近距離側を延長し、隣接の測距点(隣接視
野)用のセンサと一部兼用した例を示すものであり、セ
ンサ13aと14aの差出力を求め、この結果に基づい
て、10aと13aのセンサによる測距、又は、センサ
14aとセンサ(15a+10b)による測距に切換え
ることになる。
【0030】この様に、必要に応じて隣接のセンサを加
算結線して広い測距を可能にしたり、遠距離側測距時に
は分離した小さなセンサを用いる事で、センサの大きさ
によるノイズを低減出来る。
算結線して広い測距を可能にしたり、遠距離側測距時に
は分離した小さなセンサを用いる事で、センサの大きさ
によるノイズを低減出来る。
【0031】図6は本発明の第5の実施例装置に配置さ
れるセンサ群を示す図で、第3,4の実施例と同様、1
0aは遠距離側センサ、13aは中距離センサ、14a
は近距離側遠点センサ、15aは近距離側近点センサで
あり、処理回路系は第2〜4の実施例と同様、図1に示
す処理回路系と同様である。また、この実施例において
も、3点の測距を可能とする多点測距装置を想定してお
り、10b,10c(不図示)はそれぞれ異なる測距点
における遠距離側センサ、13b,13c(不図示)は
中距離センサ、14b,14cは近距離側遠点センサ、
15b,15cは近距離側近点センサである。
れるセンサ群を示す図で、第3,4の実施例と同様、1
0aは遠距離側センサ、13aは中距離センサ、14a
は近距離側遠点センサ、15aは近距離側近点センサで
あり、処理回路系は第2〜4の実施例と同様、図1に示
す処理回路系と同様である。また、この実施例において
も、3点の測距を可能とする多点測距装置を想定してお
り、10b,10c(不図示)はそれぞれ異なる測距点
における遠距離側センサ、13b,13c(不図示)は
中距離センサ、14b,14cは近距離側遠点センサ、
15b,15cは近距離側近点センサである。
【0032】この実施例は、図5に示した第4の実施例
のセンサよりも隣接視野を近づけて構成した例を示すも
のであり、この実施例においても、センサ13aと14
aの差出力を求め、この結果に基づいて、10aと13
aのセンサによる測距、又は、センサ14aとセンサ
(15a+10b)による測距に切換えることになる。
のセンサよりも隣接視野を近づけて構成した例を示すも
のであり、この実施例においても、センサ13aと14
aの差出力を求め、この結果に基づいて、10aと13
aのセンサによる測距、又は、センサ14aとセンサ
(15a+10b)による測距に切換えることになる。
【0033】図7は本発明の第6の実施例装置に配置さ
れるセンサ群を示す図で、第3〜5の実施例と同様、1
0aは遠距離側センサ、13aは中距離センサ、14a
は近距離側遠点センサ、15aは近距離側近点センサで
あり、処理回路系は第2〜5の実施例と同様、図1に示
す処理回路系と同様である。また、この実施例において
も、3点の測距を可能とする多点測距装置を想定してお
り、10b,10c(不図示)はそれぞれ異なる測距点
における遠距離側センサ、13b,13c(不図示)は
中距離センサ、14b,14cは近距離側遠点センサ、
15b,15cは近距離側近点センサである。
れるセンサ群を示す図で、第3〜5の実施例と同様、1
0aは遠距離側センサ、13aは中距離センサ、14a
は近距離側遠点センサ、15aは近距離側近点センサで
あり、処理回路系は第2〜5の実施例と同様、図1に示
す処理回路系と同様である。また、この実施例において
も、3点の測距を可能とする多点測距装置を想定してお
り、10b,10c(不図示)はそれぞれ異なる測距点
における遠距離側センサ、13b,13c(不図示)は
中距離センサ、14b,14cは近距離側遠点センサ、
15b,15cは近距離側近点センサである。
【0034】この実施例は、図6に示した第5の実施例
のセンサの変形例を示すものであり、遠距離側センサを
隣接視野の至近側センサと共用した例である。よって、
この実施例においても、センサ13aと14aの差出力
を求め、この結果に基づいて、10aと13aのセンサ
による測距、又は、センサ14aとセンサ(15a+1
0b)による測距に切換えることになる。
のセンサの変形例を示すものであり、遠距離側センサを
隣接視野の至近側センサと共用した例である。よって、
この実施例においても、センサ13aと14aの差出力
を求め、この結果に基づいて、10aと13aのセンサ
による測距、又は、センサ14aとセンサ(15a+1
0b)による測距に切換えることになる。
【0035】図8は本発明の第7の実施例装置に配置さ
れるセンサ群を示す図で、第3〜6の実施例と同様、1
0aは遠距離側センサ、13aは中距離センサ、14a
は近距離側遠点センサであり、そして隣接センサである
10bが近距離側近点センサとして兼用するようにして
ある。処理回路系は第2〜6の実施例と同様、図1に示
す処理回路系と同様である。また、この実施例において
も、多点測距装置を想定しており、10b,10c(不
図示)はそれぞれ異なる測距点における遠距離側セン
サ、13b,13c(不図示)は中距離センサ、14
b,14cは近距離側遠点センサである。
れるセンサ群を示す図で、第3〜6の実施例と同様、1
0aは遠距離側センサ、13aは中距離センサ、14a
は近距離側遠点センサであり、そして隣接センサである
10bが近距離側近点センサとして兼用するようにして
ある。処理回路系は第2〜6の実施例と同様、図1に示
す処理回路系と同様である。また、この実施例において
も、多点測距装置を想定しており、10b,10c(不
図示)はそれぞれ異なる測距点における遠距離側セン
サ、13b,13c(不図示)は中距離センサ、14
b,14cは近距離側遠点センサである。
【0036】この実施例は、隣接のセンサを更に近づけ
て構成した例を示すものであり、この場合は、センサ1
3aと14aの差出力、或は、センサ13aと10bの
差出力を求め、この結果に基づいて、遠距離側は10a
と13aのセンサによる測距、近距離側は13aと(1
4a+10b)のセンサによる測距に切換える。図で分
かる様に10bは隣接の10aに相当するセンサであ
る。
て構成した例を示すものであり、この場合は、センサ1
3aと14aの差出力、或は、センサ13aと10bの
差出力を求め、この結果に基づいて、遠距離側は10a
と13aのセンサによる測距、近距離側は13aと(1
4a+10b)のセンサによる測距に切換える。図で分
かる様に10bは隣接の10aに相当するセンサであ
る。
【0037】図9は本発明の第8の実施例装置に配置さ
れるセンサ群を示す図で、10aは遠距離側センサ、1
3aは中距離センサ、16aは近距離側遠点センサであ
り、そして隣接センサである10bが近距離側近点セン
サとして兼用するようにしてある。処理回路系は第2〜
7の実施例と同様、図1に示す処理回路系と同様であ
る。また、この実施例においても、多点測距装置を想定
しており、10b,10c(不図示)はそれぞれ異なる
測距点における遠距離側センサ、13b,13c(不図
示)は中距離センサ、14b,14cは近距離側遠点セ
ンサである。
れるセンサ群を示す図で、10aは遠距離側センサ、1
3aは中距離センサ、16aは近距離側遠点センサであ
り、そして隣接センサである10bが近距離側近点セン
サとして兼用するようにしてある。処理回路系は第2〜
7の実施例と同様、図1に示す処理回路系と同様であ
る。また、この実施例においても、多点測距装置を想定
しており、10b,10c(不図示)はそれぞれ異なる
測距点における遠距離側センサ、13b,13c(不図
示)は中距離センサ、14b,14cは近距離側遠点セ
ンサである。
【0038】この実施例は、センサ形状を単純にした例
を示すものであり、センサ13aと16aの差を求め、
この結果に基づいて、遠距離側では10aと13aのセ
ンサによる測距、近距離側は(10a+13a)と(1
6a+13b)のセンサによる測距に切換える。
を示すものであり、センサ13aと16aの差を求め、
この結果に基づいて、遠距離側では10aと13aのセ
ンサによる測距、近距離側は(10a+13a)と(1
6a+13b)のセンサによる測距に切換える。
【0039】以上の各実施例によれば、1つの測距点を
成すセンサ群の一部センサの出力を概略比較する事で、
測距演算するセンサ群を切換える事で、広い距離範囲に
渡って、高精度で測距する事が可能となる。しかも、そ
の切換においてセンササイズを変化させる(加算する)
事で、高精度の遠距離測距と、大きなボケ像が移動する
近距離測距に適する装置を提供可能となる。
成すセンサ群の一部センサの出力を概略比較する事で、
測距演算するセンサ群を切換える事で、広い距離範囲に
渡って、高精度で測距する事が可能となる。しかも、そ
の切換においてセンササイズを変化させる(加算する)
事で、高精度の遠距離測距と、大きなボケ像が移動する
近距離測距に適する装置を提供可能となる。
【0040】また、隣接視野(隣接センサ)の一部を兼
用する組合せにおいては、総センサ数をあまり増やさず
に広視野測距が可能となり、又視野数を増やしてもセン
サ数を余り増やさずに対応出来る。
用する組合せにおいては、総センサ数をあまり増やさず
に広視野測距が可能となり、又視野数を増やしてもセン
サ数を余り増やさずに対応出来る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
少なくとも3つの受光素子のうちの2つの受光素子の出
力レベルの差出力を求め、この結果に基づいて演算手段
へ入力させる受光素子出力を選択する選択手段を設け、
該選択手段により、いずれか2つの受光素子の出力レベ
ルの大小判別を行い、この結果によって測距演算用の受
光素子出力を選択するようにしている。よって、大規模
な処理回路を必要せずに広範囲の測距を、比較的短時間
に且つ高精度に行うことができる。
少なくとも3つの受光素子のうちの2つの受光素子の出
力レベルの差出力を求め、この結果に基づいて演算手段
へ入力させる受光素子出力を選択する選択手段を設け、
該選択手段により、いずれか2つの受光素子の出力レベ
ルの大小判別を行い、この結果によって測距演算用の受
光素子出力を選択するようにしている。よって、大規模
な処理回路を必要せずに広範囲の測距を、比較的短時間
に且つ高精度に行うことができる。
【図1】本発明の各実施例に共通する測距装置の概略構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例装置に配置されるセンサ
群を示す図である。
群を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例装置に配置されるセンサ
群を示す図である。
群を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施例装置に配置されるセンサ
群を示す図である。
群を示す図である。
【図5】本発明の第4の実施例装置に配置されるセンサ
群を示す図である。
群を示す図である。
【図6】本発明の第5の実施例装置に配置されるセンサ
群を示す図である。
群を示す図である。
【図7】本発明の第6の実施例装置に配置されるセンサ
群を示す図である。
群を示す図である。
【図8】本発明の第7の実施例装置に配置されるセンサ
群を示す図である。
群を示す図である。
【図9】本発明の第8の実施例装置に配置されるセンサ
群を示す図である。
群を示す図である。
【図10】従来の測距装置に配置されるセンサ群の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図11】従来の測距装置の電気的構成の一例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図12】従来の測距装置に配置されるセンサ群の他の
例を示す図である。
例を示す図である。
【図13】従来の測距装置の電気的構成の他の例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
1 切換スイッチ 2 増幅器 3 参照電源 4 抵抗 5 演算増幅器 6 スイッチ切換回路 7〜9 センサ 10a〜10c センサ 11a,11b センサ 12a,12b センサ 13a〜13c センサ 14a〜14c センサ 15a〜15c センサ 113,114 赤外発光ダイオ−ド 117,118 切換スイッチ 119,120 復調器 121,122 積分器 123 演算増幅器
Claims (1)
- 【請求項1】 測距対象へ向けて光を投射する投光手段
と、異なった距離範囲に位置する測距対象からの前記投
射光の反射光をそれぞれ受光する少なくとも3つの受光
素子と、入力される受光素子よりの出力により測距情報
を算出する演算手段とを備えた測距装置において、前記
少なくとも3つの受光素子のうちの2つの受光素子の出
力レベルの大小判別を行い、この結果に基づいて前記演
算手段へ入力させる受光素子出力を選択する選択手段を
設けたことを特徴とする測距装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33286991A JPH05142464A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 測距装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33286991A JPH05142464A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 測距装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05142464A true JPH05142464A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=18259714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33286991A Pending JPH05142464A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 測距装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05142464A (ja) |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP33286991A patent/JPH05142464A/ja active Pending
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