JPH05142258A - 波形解析装置 - Google Patents
波形解析装置Info
- Publication number
- JPH05142258A JPH05142258A JP30440691A JP30440691A JPH05142258A JP H05142258 A JPH05142258 A JP H05142258A JP 30440691 A JP30440691 A JP 30440691A JP 30440691 A JP30440691 A JP 30440691A JP H05142258 A JPH05142258 A JP H05142258A
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- Japan
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- level
- jitter
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディジタル方式では不可能であったジッタ補
正の可能な波形解析装置の提供を目的とする。 【構成】 ディバイダ11の出力アナログ信号は、メイ
ントリガアンプ12で増幅され、アッパレベルシフタ1
3およびロアレベルシフタ14においてレベルシフトさ
れてシュミットトリガ15,16によってパルス状に整
形され、プログラマブルトリガロジック回路17を通し
トリガ出力される。同時にトリガ出力はジッタ補正回路
18に送られ、サンプリングクロックとトリガ信号間の
ジッタ量を測定し、CPU19に補正データを送る構成
を有する。
正の可能な波形解析装置の提供を目的とする。 【構成】 ディバイダ11の出力アナログ信号は、メイ
ントリガアンプ12で増幅され、アッパレベルシフタ1
3およびロアレベルシフタ14においてレベルシフトさ
れてシュミットトリガ15,16によってパルス状に整
形され、プログラマブルトリガロジック回路17を通し
トリガ出力される。同時にトリガ出力はジッタ補正回路
18に送られ、サンプリングクロックとトリガ信号間の
ジッタ量を測定し、CPU19に補正データを送る構成
を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジッタ補正機能を有する
波形解析装置に関する。
波形解析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2レベルトリガ機能を備えたディ
ジタルオシロスコープ等の波形解析装置は、A/D変換
した後のデータに対しトリガレベルを設定し、トリガパ
ルスを得るというディジタルコンパレート方式を採用し
ている。
ジタルオシロスコープ等の波形解析装置は、A/D変換
した後のデータに対しトリガレベルを設定し、トリガパ
ルスを得るというディジタルコンパレート方式を採用し
ている。
【0003】図3は、従来の構成を示している。図3に
おいて、31は入力信号を増幅するアンプであり、増幅
された信号はA/Dコンバータ32によってディジタル
化される。ディジタル化されたデータはメモリ33に蓄
えられるが、同時にアッパレベルコンパレータ34およ
びロアレベルコンパレータ35に入力される。コンパレ
ータ34,35はCPU36からトリガレベルをディジ
タルデータとして与えられる。各々のコンパレータ出力
は、プログラマブルトリガロジック37に入力され、設
定条件に応じたトリガ出力が作られ、CPU36に送ら
れる。図4は、2レベルトリガを用いてトリガ出力を得
る例である。設定条件は、「アッパレベルを一度横切っ
た後にロアレベルを超えたものをトリガとする」という
設定である。41はA/D変換後のディジタルデータを
アナログに書き直したもので、波形42,43はそれぞ
れアッパレベルおよびロアレベルコンパレータの出力で
ある。プログラマブルトリガロジックで波形42の立ち
上がりでトリガ受けつけ状態にし、波形43の立ち上が
りをトリガ出力とするという設定にすると波形44に示
すトリガ出力が得られる。
おいて、31は入力信号を増幅するアンプであり、増幅
された信号はA/Dコンバータ32によってディジタル
化される。ディジタル化されたデータはメモリ33に蓄
えられるが、同時にアッパレベルコンパレータ34およ
びロアレベルコンパレータ35に入力される。コンパレ
ータ34,35はCPU36からトリガレベルをディジ
タルデータとして与えられる。各々のコンパレータ出力
は、プログラマブルトリガロジック37に入力され、設
定条件に応じたトリガ出力が作られ、CPU36に送ら
れる。図4は、2レベルトリガを用いてトリガ出力を得
る例である。設定条件は、「アッパレベルを一度横切っ
た後にロアレベルを超えたものをトリガとする」という
設定である。41はA/D変換後のディジタルデータを
アナログに書き直したもので、波形42,43はそれぞ
れアッパレベルおよびロアレベルコンパレータの出力で
ある。プログラマブルトリガロジックで波形42の立ち
上がりでトリガ受けつけ状態にし、波形43の立ち上が
りをトリガ出力とするという設定にすると波形44に示
すトリガ出力が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
式では、トリガパルスをサンプリングした後のデータか
ら得ているため、入力信号とサンプリンクパルス間のず
れであるジッタ量を測定できない。そのためトリガ点を
基準にデータを並びかえる技術であるランダムサンプリ
ングができないという問題があった。
式では、トリガパルスをサンプリングした後のデータか
ら得ているため、入力信号とサンプリンクパルス間のず
れであるジッタ量を測定できない。そのためトリガ点を
基準にデータを並びかえる技術であるランダムサンプリ
ングができないという問題があった。
【0005】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、2レベルトリガの利点であるトリガ機能に
加えランダムサンプリング機能を備えた波形解析装置を
提供することを目的とする。
ものであり、2レベルトリガの利点であるトリガ機能に
加えランダムサンプリング機能を備えた波形解析装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、A/D変換前のアナログ信号からアッパ
およびロアの2レベルトリガ出力を得るようにレベルシ
フタおよびシュミットトリガを設け、入力信号とサンプ
リングパルス間のジッタ補正を可能とする構成を有す
る。
成するために、A/D変換前のアナログ信号からアッパ
およびロアの2レベルトリガ出力を得るようにレベルシ
フタおよびシュミットトリガを設け、入力信号とサンプ
リングパルス間のジッタ補正を可能とする構成を有す
る。
【0007】
【作用】したがって本発明によれば、2レベルトリガ方
式を採用しながらジッタ補正も可能となる。
式を採用しながらジッタ補正も可能となる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例の構成を示すブロック
図である。図1において11は入力信号をA/D変換器
192側とトリガアンプ12側にそれぞれ供給するため
のディバイダであり、メイントリガアンプ12に信号を
送る。13,14はそれぞれアッパレベル,ロアレベル
に応じ信号をシフトさせるレベルシフタであり、15,
16はそれぞれアッパ,ロア用のシュミットトリガであ
る。17は、パルス状に整形された信号を設定条件に応
じて組み合わせ、トリガ出力を得るためのトリガロジッ
ク回路である。18はトリガロジック回路17で作られ
るトリガ出力とサンプリングクロック間の時間差(ジッ
タ量)を測定するジッタ補正回路で、測定結果はCPU
19に送られ、CPU19によって管理され、表示用メ
モリのアドレスコントロールが行なわれる。191はD
/A変換器で、CPU19からのコントロールデータを
アナログ信号に変換し、レベルシフタ13,14に供給
する。
図である。図1において11は入力信号をA/D変換器
192側とトリガアンプ12側にそれぞれ供給するため
のディバイダであり、メイントリガアンプ12に信号を
送る。13,14はそれぞれアッパレベル,ロアレベル
に応じ信号をシフトさせるレベルシフタであり、15,
16はそれぞれアッパ,ロア用のシュミットトリガであ
る。17は、パルス状に整形された信号を設定条件に応
じて組み合わせ、トリガ出力を得るためのトリガロジッ
ク回路である。18はトリガロジック回路17で作られ
るトリガ出力とサンプリングクロック間の時間差(ジッ
タ量)を測定するジッタ補正回路で、測定結果はCPU
19に送られ、CPU19によって管理され、表示用メ
モリのアドレスコントロールが行なわれる。191はD
/A変換器で、CPU19からのコントロールデータを
アナログ信号に変換し、レベルシフタ13,14に供給
する。
【0009】アッパおよびロアレベルシフタ13,14
には同一信号が入力される。レベルコントロール信号が
レベルシフタ13,14の入力差動アンプ段に入力され
ると、レベルシフタ13,14の出力信号のDCレベル
が変化する。シュミットトリガ15,16のスレッショ
ルドレベルは固定であるから、シュミットトリガ15,
16からはアッパおよびロアのレベルコントロール信号
のレベルに応じたパルスが出力される。その様子を図2
に示す。図2において、波形21はレベルシフタ13,
14に入力される信号で、図示のレベルにアッパ,ロア
レベルが設定されている。波形22,23はレベルシフ
タ13,14を通った後の信号で、それぞれDCレベル
が変化している。波形24,25はシュミットトリガ回
路15,16の出力を示し、アッパ,ロア側で出力パル
スが異なってくる。このパルスがプログラマブルトリガ
ロジック回路17を通り波形26のトリガ出力となる。
図2では、図4と同じ条件でのトリガ出力を示してい
る。波形27はA/Dコンバータ192のサンプリング
パルスを示す。28は波形27のサンプリングパルスと
波形26のトリガ信号間のジッタ量であり、このジッタ
量はジッタ補正回路18において測定され、CPU19
によって管理される。
には同一信号が入力される。レベルコントロール信号が
レベルシフタ13,14の入力差動アンプ段に入力され
ると、レベルシフタ13,14の出力信号のDCレベル
が変化する。シュミットトリガ15,16のスレッショ
ルドレベルは固定であるから、シュミットトリガ15,
16からはアッパおよびロアのレベルコントロール信号
のレベルに応じたパルスが出力される。その様子を図2
に示す。図2において、波形21はレベルシフタ13,
14に入力される信号で、図示のレベルにアッパ,ロア
レベルが設定されている。波形22,23はレベルシフ
タ13,14を通った後の信号で、それぞれDCレベル
が変化している。波形24,25はシュミットトリガ回
路15,16の出力を示し、アッパ,ロア側で出力パル
スが異なってくる。このパルスがプログラマブルトリガ
ロジック回路17を通り波形26のトリガ出力となる。
図2では、図4と同じ条件でのトリガ出力を示してい
る。波形27はA/Dコンバータ192のサンプリング
パルスを示す。28は波形27のサンプリングパルスと
波形26のトリガ信号間のジッタ量であり、このジッタ
量はジッタ補正回路18において測定され、CPU19
によって管理される。
【0010】このように、上記実施例によれば、トリガ
出力はA/D変換器192のサンプリングパルスと非同
期のまま取り出すことができるため、ジッタ補正を行な
うことができるという利点を有する。
出力はA/D変換器192のサンプリングパルスと非同
期のまま取り出すことができるため、ジッタ補正を行な
うことができるという利点を有する。
【0011】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなよう
に、2レベルトリガの利点を有しながら、ジッタ補正を
行なうことも可能とし高帯域化に不可欠なランダムサン
プリング方式を実現しうる波形解析装置を提供すること
ができる。
に、2レベルトリガの利点を有しながら、ジッタ補正を
行なうことも可能とし高帯域化に不可欠なランダムサン
プリング方式を実現しうる波形解析装置を提供すること
ができる。
【図1】本発明の実施例における波形解析装置のブロッ
ク図
ク図
【図2】本発明の2レベルトリガ動作図
【図3】従来の波形解析装置のブロック図
【図4】従来の2レベルトリガ動作図
11 ディバイダ 12 メイントリガアンプ 13 アッパレベルシフタ 14 ロアレベルシフタ 15,16 シュミットトリガ 17 プログラマブルトリガロジック回路 18 ジッタ補正回路 19 CPU
Claims (1)
- 【請求項1】 入力信号をA/D変換器とトリガ回路に
供給するディバイダと、所定のゲインに増幅するメイン
トリガ増幅器と、2レベルトリガ用のレベルシフタと、
アッパ、ロア用のシュミットトリガ回路と、トリガパル
スを発生するためのロジック回路と、サンプリングクロ
ックとトリガパルス間のジッタ量を測定するジッタ補正
回路と、ジッタ量を管理しメモリアドレスを制御し得る
CPUを備えた波形解析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30440691A JP2671669B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 波形解析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30440691A JP2671669B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 波形解析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05142258A true JPH05142258A (ja) | 1993-06-08 |
JP2671669B2 JP2671669B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=17932629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30440691A Expired - Fee Related JP2671669B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 波形解析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2671669B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100434478B1 (ko) * | 1997-06-23 | 2004-07-30 | 삼성전자주식회사 | 펄스성 신호의 지터 측정장치 및 방법 |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP30440691A patent/JP2671669B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100434478B1 (ko) * | 1997-06-23 | 2004-07-30 | 삼성전자주식회사 | 펄스성 신호의 지터 측정장치 및 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2671669B2 (ja) | 1997-10-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |