JPH05142086A - ケーブルシース貫通孔検出方法 - Google Patents
ケーブルシース貫通孔検出方法Info
- Publication number
- JPH05142086A JPH05142086A JP30775191A JP30775191A JPH05142086A JP H05142086 A JPH05142086 A JP H05142086A JP 30775191 A JP30775191 A JP 30775191A JP 30775191 A JP30775191 A JP 30775191A JP H05142086 A JPH05142086 A JP H05142086A
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- JP
- Japan
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- hole
- cable
- sheath
- pipe
- vacuum pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】シース貫通孔の有無を管路内の乾湿にかかわら
ず確実に検出することを可能とする。 【構成】コア４上に空隙部５を介して設けられたシース
６を有するケーブル７の貫通孔を検出するのに、管路口
防水装置１、１ａを外して管路２内にフロンガスを充填
した後、空隙部５に連通して気密に取付けたパイプ８、
パイプ８に取付けたコネクタ９、コネクタ９に接続した
真空ポンプ１０、ポンプ１０に接続したリークデイテク
タ１１のパイプ８を通して真空ポンプ１０でケーブル７
内の真空を引き、排出ガス中のフロンガスの有無をリー
クデイテクタ１１で検出し、ケーブル７の貫通孔を検出
するようにしたことを特徴とする。 【効果】管路内の乾湿に関係なく、確実にシース貫通孔
の有無が検出できるようになる。
ず確実に検出することを可能とする。 【構成】コア４上に空隙部５を介して設けられたシース
６を有するケーブル７の貫通孔を検出するのに、管路口
防水装置１、１ａを外して管路２内にフロンガスを充填
した後、空隙部５に連通して気密に取付けたパイプ８、
パイプ８に取付けたコネクタ９、コネクタ９に接続した
真空ポンプ１０、ポンプ１０に接続したリークデイテク
タ１１のパイプ８を通して真空ポンプ１０でケーブル７
内の真空を引き、排出ガス中のフロンガスの有無をリー
クデイテクタ１１で検出し、ケーブル７の貫通孔を検出
するようにしたことを特徴とする。 【効果】管路内の乾湿に関係なく、確実にシース貫通孔
の有無が検出できるようになる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブルシース貫通孔
検出方法に関するものである。
検出方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】シース貫通孔を検出する従来方法は、管
路布設等で目視不可の場合、遮蔽層〜大地間の絶縁抵抗
測定が一般的である。
路布設等で目視不可の場合、遮蔽層〜大地間の絶縁抵抗
測定が一般的である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は貫通孔
付近の管路内が乾燥していると、絶縁抵抗が低下しない
ので検出が困難である。
付近の管路内が乾燥していると、絶縁抵抗が低下しない
ので検出が困難である。
【０００４】本発明は以上の点に鑑みなされたものであ
り、シース貫通孔の有無を管路内の乾湿にかかわらず確
実に検出することを可能としたケーブルシース貫通孔検
出方法を提供することを目的とするものである。
り、シース貫通孔の有無を管路内の乾湿にかかわらず確
実に検出することを可能としたケーブルシース貫通孔検
出方法を提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、管路口防水
装置を外して管路内にフロンガスを充填し、充填後は管
路口防水装置を取付け、空隙部に連通して気密に取付け
られたパイプ、このパイプに取付けられたコネクタ、こ
のコネクタに接続された真空ポンプ、この真空ポンプに
接続されたリークデイテクタのパイプを通して真空ポン
プでケーブル内の真空を引き、排出ガス中のフロンガス
の有無をリークデイテクタで検出し、ケーブルの貫通孔
を検出することにより、達成される。
装置を外して管路内にフロンガスを充填し、充填後は管
路口防水装置を取付け、空隙部に連通して気密に取付け
られたパイプ、このパイプに取付けられたコネクタ、こ
のコネクタに接続された真空ポンプ、この真空ポンプに
接続されたリークデイテクタのパイプを通して真空ポン
プでケーブル内の真空を引き、排出ガス中のフロンガス
の有無をリークデイテクタで検出し、ケーブルの貫通孔
を検出することにより、達成される。
【０００６】
【作用】上記手段を設けたので、管路内の乾湿に関係な
く確実にシース貫通孔の有無が検出できるようになる。
く確実にシース貫通孔の有無が検出できるようになる。
【０００７】
【実施例】次に本発明を実施例により具体的に説明す
る。
る。
【０００８】〔実施例１〕図１には本発明の一実施例が
示されている。その両端に管路口防水装置１、１ａを有
する管路２内に接続部３を持って布設され、かつコア４
上に空隙部５を介して設けられたシース６を有するＣＶ
ケーブル７の貫通孔を検出するケーブルシース貫通孔検
出方法において、本実施例では管路口防水装置１、１ａ
を外して管路２内にフロンガスを充填し、充填後は管路
口防水装置１、１ａを取付け、空隙部５に連通して気密
に取付けられたパイプ８、このパイプ８に取付けられた
コネクタ９、このコネクタ９に接続された真空ポンプ１
０、この真空ポンプ１０に接続されたリークデイテクタ
１１のパイプ８を通して真空ポンプ１０でケーブル７内
の真空を引き、排出ガス中のフロンガスの有無をリーク
デイテクタ１１で検出し、ケーブル７の貫通孔を検出す
るようにした。このようにすることにより、管路２内の
乾湿に関係なく確実にシース貫通孔の有無が検出できる
ようになって、シース貫通孔の有無を管路２内の乾湿に
かかわらず確実に検出することを可能としたケーブルシ
ース貫通孔検出方法を得ることができる。
示されている。その両端に管路口防水装置１、１ａを有
する管路２内に接続部３を持って布設され、かつコア４
上に空隙部５を介して設けられたシース６を有するＣＶ
ケーブル７の貫通孔を検出するケーブルシース貫通孔検
出方法において、本実施例では管路口防水装置１、１ａ
を外して管路２内にフロンガスを充填し、充填後は管路
口防水装置１、１ａを取付け、空隙部５に連通して気密
に取付けられたパイプ８、このパイプ８に取付けられた
コネクタ９、このコネクタ９に接続された真空ポンプ１
０、この真空ポンプ１０に接続されたリークデイテクタ
１１のパイプ８を通して真空ポンプ１０でケーブル７内
の真空を引き、排出ガス中のフロンガスの有無をリーク
デイテクタ１１で検出し、ケーブル７の貫通孔を検出す
るようにした。このようにすることにより、管路２内の
乾湿に関係なく確実にシース貫通孔の有無が検出できる
ようになって、シース貫通孔の有無を管路２内の乾湿に
かかわらず確実に検出することを可能としたケーブルシ
ース貫通孔検出方法を得ることができる。
【０００９】すなわち人孔１２、１２ａ内のケーブル７
のシース６に貫通孔をあけ、ここにコネクタ９の付いた
パイプ８を接続する。パイプ８とシース６との間は気密
が保持できるように軟らかな粘着テープ１３を巻く（同
図（ｂ）参照）。
のシース６に貫通孔をあけ、ここにコネクタ９の付いた
パイプ８を接続する。パイプ８とシース６との間は気密
が保持できるように軟らかな粘着テープ１３を巻く（同
図（ｂ）参照）。
【００１０】次いで人孔１２、１２ａの管路口防水装置
１、１ａを外し、人孔１２ａ側からフロンガスを送り込
み、人孔１２側で管路２内ガスを吸入し、人孔１２ａ側
でフロンガスの検出を確認したら、管路防水装置１、１
ａを元に戻す（同図（ｂ）参照）。なお同図（ｂ）にお
いて１４は粘着テープである。
１、１ａを外し、人孔１２ａ側からフロンガスを送り込
み、人孔１２側で管路２内ガスを吸入し、人孔１２ａ側
でフロンガスの検出を確認したら、管路防水装置１、１
ａを元に戻す（同図（ｂ）参照）。なお同図（ｂ）にお
いて１４は粘着テープである。
【００１１】このようにして管路２内にフロンガスを充
填したら、コネクタ９に真空ポンプ１０およびリークデ
イテクタ１１を接続し、真空引きしながらフロンガスの
検出を行う。フロンガスが検出されれば管路２内にシー
ス６の貫通孔があることになる（同図（ｃ）参照）。
填したら、コネクタ９に真空ポンプ１０およびリークデ
イテクタ１１を接続し、真空引きしながらフロンガスの
検出を行う。フロンガスが検出されれば管路２内にシー
ス６の貫通孔があることになる（同図（ｃ）参照）。
【００１２】このように本実施例によれば、リークデイ
テクタを使用してリークを検出することにより、従来の
圧力変化による検出に比べはるかに高感度となる。
テクタを使用してリークを検出することにより、従来の
圧力変化による検出に比べはるかに高感度となる。
【００１３】なおシースの貫通孔を検出するにはこれの
みに限るものではなく、次に述べるようにしてもよい。
コネクタからフロンガスを吸入し、一定圧力に保ってケ
ーブルのシース内にフロンガスを供給する。次いでいず
れかの人孔のいずれかの管路口防水装置を外し、管路内
にリークデイテクタの吸入口を挿入して管路内ガス中の
フロンの有無を検出する。フロンガスが検出されれば管
路内にシース貫通孔があることになる。
みに限るものではなく、次に述べるようにしてもよい。
コネクタからフロンガスを吸入し、一定圧力に保ってケ
ーブルのシース内にフロンガスを供給する。次いでいず
れかの人孔のいずれかの管路口防水装置を外し、管路内
にリークデイテクタの吸入口を挿入して管路内ガス中の
フロンの有無を検出する。フロンガスが検出されれば管
路内にシース貫通孔があることになる。
【００１４】
【発明の効果】上述のように本発明は、管路口防水装置
を外して管路内にフロンガスを充填し、充填後は管路口
防水装置を取付け、空隙部に連通して気密に取付けられ
たパイプ、このパイプに取付けられたコネクタ、このコ
ネクタに接続された真空ポンプ、この真空ポンプに接続
されたリークデイテクタのパイプを通して真空ポンプで
ケーブル内の真空を引き、排出ガス中のフロンガスの有
無をリークデイテクタで検出し、ケーブルの貫通孔を検
出したので、管路内の乾湿に関係なく確実にシース貫通
孔の有無が検出できるようになって、シース貫通孔の有
無を管路内の乾湿にかかわらず確実に検出することを可
能としたケーブルシース貫通孔検出方法を得ることがで
きる。
を外して管路内にフロンガスを充填し、充填後は管路口
防水装置を取付け、空隙部に連通して気密に取付けられ
たパイプ、このパイプに取付けられたコネクタ、このコ
ネクタに接続された真空ポンプ、この真空ポンプに接続
されたリークデイテクタのパイプを通して真空ポンプで
ケーブル内の真空を引き、排出ガス中のフロンガスの有
無をリークデイテクタで検出し、ケーブルの貫通孔を検
出したので、管路内の乾湿に関係なく確実にシース貫通
孔の有無が検出できるようになって、シース貫通孔の有
無を管路内の乾湿にかかわらず確実に検出することを可
能としたケーブルシース貫通孔検出方法を得ることがで
きる。
【図１】本発明のケーブルシース貫通孔検出方法の一実
施例を示すもので、（ａ）はケーブルの布設状態を示す
説明図、（ｂ）はシースにコネクタを有するパイプを取
付けた状態を示す説明図、（ｃ）はコネクタに真空ポン
プ、リークデイテクタを取付けた状態を示す説明図であ
る。
施例を示すもので、（ａ）はケーブルの布設状態を示す
説明図、（ｂ）はシースにコネクタを有するパイプを取
付けた状態を示す説明図、（ｃ）はコネクタに真空ポン
プ、リークデイテクタを取付けた状態を示す説明図であ
る。
１、１ａ 管路口防水装置 ２ 管路 ３ 接続部 ４ コア ５ 空隙部 ６ シース ７ ケーブル ８ パイプ ９ コネクタ １０ 真空ポンプ １１ リークデイテクタ
Claims (1)
- 【請求項１】その両端に管路口防水装置を有する管路内
に接続部を持って布設され、かつコア上に空隙部を介し
て設けられたシースを有するＣＶケーブルの貫通孔を検
出するケーブルシース貫通孔検出方法において、前記管
路口防水装置を外して前記管路内にフロンガスを充填
し、充填後は前記管路口防水装置を取付け、前記空隙部
に連通して気密に取付けられたパイプ、このパイプに取
付けられたコネクタ、このコネクタに接続された真空ポ
ンプ、この真空ポンプに接続されたリークデイテクタの
前記パイプを通して真空ポンプでケーブル内の真空を引
き、排出ガス中のフロンガスの有無を前記リークデイテ
クタで検出し、ケーブルの貫通孔を検出するようにした
ことを特徴とするケーブルシース貫通孔検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30775191A JPH05142086A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | ケーブルシース貫通孔検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30775191A JPH05142086A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | ケーブルシース貫通孔検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05142086A true JPH05142086A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=17972835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30775191A Pending JPH05142086A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | ケーブルシース貫通孔検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05142086A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101107305B1 (ko) * | 2009-12-22 | 2012-01-20 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 케이블 수밀성 시험장치 |
| WO2017004002A1 (en) * | 2015-06-30 | 2017-01-05 | Saint-Gobain Performance Plastics Corporation | Leak detection system |
| US12013313B2 (en) | 2017-11-27 | 2024-06-18 | Saint-Gobain Performance Plastics Corporation | Leak detection system and method of making and using the same |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP30775191A patent/JPH05142086A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101107305B1 (ko) * | 2009-12-22 | 2012-01-20 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 케이블 수밀성 시험장치 |
| WO2017004002A1 (en) * | 2015-06-30 | 2017-01-05 | Saint-Gobain Performance Plastics Corporation | Leak detection system |
| US10365178B2 (en) | 2015-06-30 | 2019-07-30 | Saint-Gobain Performance Plastics Corporation | Leak detection system |
| US10871417B2 (en) | 2015-06-30 | 2020-12-22 | Saint-Gobain Performance Plastics Corporation | Leak detection system with electronics component |
| US12013313B2 (en) | 2017-11-27 | 2024-06-18 | Saint-Gobain Performance Plastics Corporation | Leak detection system and method of making and using the same |
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