JPH05141932A - 表面形状測定装置 - Google Patents

表面形状測定装置

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JPH05141932A
JPH05141932A JP30148191A JP30148191A JPH05141932A JP H05141932 A JPH05141932 A JP H05141932A JP 30148191 A JP30148191 A JP 30148191A JP 30148191 A JP30148191 A JP 30148191A JP H05141932 A JPH05141932 A JP H05141932A
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JP
Japan
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light
measured
difference
interference fringes
interference
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Pending
Application number
JP30148191A
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English (en)
Inventor
Yoshitomi Sameda
芳富 鮫田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部光による測定精度の低下を防止するこ
と。 【構成】 光強度に応じた電気量に変換する複数の光電
変換素子21を干渉縞の1/2ピッチ毎に配設して成る
受光手段2と、隣接する該光電変換素子21から得られ
る電気量の差の電気量を演算出力する差演算手段3を設
け、この差演算手段3の出力信号の位相により被測定物
5の表面の凹凸を検出するようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体の表面形状を計測
する表面形状測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】物体の表面形状を計測する方法として、
本発明者は、図3(a)に示す移動干渉縞光切断法によ
る装置を提案している。この装置は、干渉投光器1から
移動干渉縞Cを生じる2光波B1,B2を被測定物5に
照射し、2光波B1,B2の差の周期(ヘテロダイン周
期)で干渉縞の1縞分を移動させる。2光波は被測定物
5の平面の垂線に対し角度θを持って照射され、受光器
2は垂線方向から被測定物5の表面を観測する。従っ
て、受光器2には、図3(b)に示すように、被測定物
5の表面形状に応じて湾曲した移動干渉縞が観測され
る。この観測画像中の一点の位置に着目したとき、その
点の光強度の変化はヘテロダイン周期の正弦波となり、
画像中の各点の光強度の変化から位相測定器4で位相を
検出することにより被測定物5の表面の凹凸を検出する
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来装置
では、ヘテロダイン周波数に近い外光ノイズや、光パル
スが受光器に入射した場合にその影響を受け、位相測定
精度が悪化するという問題がある。本発明は、上記問題
を解消しようとしてなされたもので、外光ノイズの影響
を受け難い表面形状測定装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、図1に示すように、2光波B1,B2に
より移動干渉縞を生じる干渉光を被測定物5に照射する
干渉光発生手段1と、被測定物5上の移動干渉縞を照射
角度と異る角度から観測し、被測定物5の各点における
光強度変化の位相から被測定物5の表面の凹凸を測定す
る装置において、光強度に応じた電気量に変換する複数
の光電変換素子21を干渉縞の1/2ピッチ毎に配設し
て成る受光手段2と、隣接する光電変換素子21から得
られる電気量の差の電気量を演算出力する差演算手段3
を設け、この差演算手段3の出力により被測定物5の表
面の凹凸を検出するように構成する。
【0005】
【作用】干渉光発生手段1から照射された干渉光は被測
定物5の表面に移動干渉縞Cとなって表れる。この移動
干渉縞はレンズLを介して受光手段2に入力され光電変
換素子21上に結像する。この場合、被測定物5の表面
の干渉縞の間隔の1/2の間隔の位置A点とB点におけ
る反射光が隣接する光電変換素子21に入射され、その
光強度は180°の位相差を持って変化する。これが電
気量DA ,DB として検出され、差演算手段3により差
分(DA−DB )が出力される。これによって、外部か
ら侵入する光ノイズはDA ,DB に同相分として検出さ
れるので相殺され、その影響をなくすことができる。
【0006】
【実施例】本発明による表面形状測定装置の実施例を図
1に示す。図1において、被測定物5の表面に2光波B
1,B2を照射する干渉投光器1と、受光点の光強度の
位相を検出する位相測定器4は従来と同様のものであ
る。受光手段2は複数の光検出画素21で構成され、各
光検出画素21に入射した光強度に応じて電気信号に変
換する。差演算手段3は隣接する光検出画素21により
検出された光強度DAとDB の差を演算して出力するも
のである。
【0007】図1の構成において、受光手段2の光軸は
Z軸(被測定物5の表面の垂線軸)と平行とする。これ
によっても、一般性は失われない。光波B1は、角周波
数ω1 でz軸に対してθ1 傾けて投光する。また、光波
B2は、角周波数ω2 でz軸に対してθ2 傾けて投光す
る。 Δω=ω2 −ω1 <<ω1 であるので、B1,B2の波長は共にλで表す。光波B
1とB2の電界は、 EB1(x,y,z,t)=exp i{ω1 t+φ1 (x,y,z)} (1) EB2(x,y,z,t)=exp i{ω2 t+φ2 (x,y,z)} ただし、 となる。光波B1とB2による干渉縞の光強度は I(x,y,z,t)=|EB1+EB22 =|EB12 +|EB12 +2cos {Δωt +(φ2 −φ1 )}
(2) である。即ち、x,y,z点における光強度の位相は、 ψ=φ−φ1 =k1 y+k2 z ただし k1 =2π(sin θ2 −sin θ1 )/λ k2 =2π(cos θ2 −cos θ1 )/λ で与えられる。受光手段2には、光軸がZ軸と平行なの
で、被測定物5の表面の座標x,y点の高さに応じて位
相の変化した光強度の反射光が入力される。
【0008】被測定物上の干渉縞の間隔dは、式(3) よ
りz=0として、 k1 y=2πn より、 d=2π/k1 =λ/(sin θ2 −sin θ1 ) (4) である。そこで、光検出画素21は、干渉縞の間隔d/2
ピッチで観測するように構成する。いま、A点の座標を (x,y,z) B点の座標を (x,y+d/2,z+Δz) A点およびB点に入射する外光ノイズを EN とすれば、A点の光強度IA およびB点の光強度I
B は、式(2) ,(3) より、 IA =|EB12 +|EB12 +2cos (Δωt +φA )+|EN 2 B =|EB12 +|EB12 +2cos (Δωt +φB )+|EN 2 (5) ただし φA =k1 y+k2 z φB =k1 (y+d/2)+k2 (z+Δz) =φA +π+k2 Δz となる。そこで、A点およびB点より検出される光強度
の差は、 IA −IB =2{cos (Δωt +φA )−cos (Δωt +φB )} =4cos (Δωt +φA +k2 Δz/2)cos (k2 Δz/2) (6) となる。ここで、式(6) から外光ノイズEN の項が消え
ているのがわかる。
【0009】検出される位相は、 φA +k2 Δz/2 で、測定される表面の凹凸値はA点とB点の平均値とな
る。また、干渉縞の間隔より被測定物の凹凸が十分小さ
いので Δz<<1 より、 となって、式(5) と式(6) を較べると、振幅は2倍とな
り、電気ノイズなどに対しても有利である。
【0010】なお、受光手段2および差演算手段3の詳
細構成を図2に示す。このように受光手段2は複数のフ
ォトダイオード、等の光検出画素21で構成し、差演算
手段3は複数の差演算器31で隣接する光検出画素21
の出力DA とDB の差を出力するように構成する。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、移動干渉縞光切断法を
用いた形状計測において、外光ノイズが存在するとき
に、差演算を行なうことでノイズの影響を除去し、高精
度の測定を行うことのできる表面形状測定装置を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表面形状測定装置の構成図
【図2】本発明の要部(受光手段と差演算手段)の構成
【図3】従来装置の構成図
【符号の説明】
1…干渉投光器、 2…受光手段 3…差演算手段、 4…位相測定器 5…被測定物、 21…光検出画素、31…差演算
器、 B1, B2…光波、C…移動干渉縞、 L
…レンズ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2光波により移動干渉縞を生じる干渉光
    を被測定物に照射する干渉光発生手段と、該被測定物上
    の移動干渉縞を照射角度と異る角度から観測し、該被測
    定物の各点における光強度変化の位相から該被測定物の
    表面の凹凸を測定する装置において、 光強度に応じた電気量に変換する複数の光電変換素子を
    干渉縞の1/2ピッチ毎に配設して成る受光手段と、隣
    接する該光電変換素子から得られる電気量の差の電気量
    を演算出力する差演算手段を設け、この差演算手段の出
    力により該被測定物の表面の凹凸を検出することを特徴
    とする表面形状測定装置。
JP30148191A 1991-11-18 1991-11-18 表面形状測定装置 Pending JPH05141932A (ja)

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JP30148191A JPH05141932A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 表面形状測定装置

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JPH05141932A true JPH05141932A (ja) 1993-06-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117289156A (zh) * 2023-11-23 2023-12-26 珠海格力电器股份有限公司 遥控器的电池电量提示方法、装置、控制器及遥控器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117289156A (zh) * 2023-11-23 2023-12-26 珠海格力电器股份有限公司 遥控器的电池电量提示方法、装置、控制器及遥控器
CN117289156B (zh) * 2023-11-23 2024-04-26 珠海格力电器股份有限公司 遥控器的电池电量提示方法、装置、控制器及遥控器

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