JPH05141830A - Oa機器の冷却方法および冷却装置 - Google Patents

Oa機器の冷却方法および冷却装置

Info

Publication number
JPH05141830A
JPH05141830A JP7261591A JP7261591A JPH05141830A JP H05141830 A JPH05141830 A JP H05141830A JP 7261591 A JP7261591 A JP 7261591A JP 7261591 A JP7261591 A JP 7261591A JP H05141830 A JPH05141830 A JP H05141830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
equipment
air
cooling device
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7261591A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Adachi
昌弘 足立
Minoru Uemura
実 植村
Iwao Sawada
磐雄 沢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Sasakura Engineering Co Ltd
Asahi Kogyosha Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
Sasakura Engineering Co Ltd
Asahi Kogyosha Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd, Sasakura Engineering Co Ltd, Asahi Kogyosha Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
Priority to JP7261591A priority Critical patent/JPH05141830A/ja
Publication of JPH05141830A publication Critical patent/JPH05141830A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (目的) 本発明はOA機器のみを効率よく冷却する冷
却方法及び冷却装置の提供を目的とする。 (構成)本発明の冷却方法及び装置は事務所内空気の露
点より若干高い温度であるため結露を生じることなく有
効にOA機器を冷却することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィスに設置される
OA機器を効率良く冷却および/または該OA機器から
発生する熱を吸収する適切な方法と、その方法に用いら
れる冷却装置とに関するもである。
【0002】
【従来の技術】近年オフィスにおいてパソコン等のいわ
ゆるOA機器が急速に普及したことにより、そこから発
生する熱のため空調の能力が追いつかず室温が上昇する
という問題が生じている。特にOA機器まわりは騒音が
発生することもあって、背の低い間仕切りいわゆるロー
パーティションで囲いをする場合が多いため、OA機器
付近には熱がこもりやすく、OA機器の設置場所付近だ
け室温が異常に上昇するという問題が生じている。従来
においては、これらのOA機器のみを効率よく冷却およ
び/または該OA機器から発生する熱のみを効率よく吸
収する方法は無く、オフィス全体の空調能力を強化する
しかなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】オフィス全体の空調能
力を強化した場合、OA機器の設置場所付近は冷却が充
分となり改善されるが、OA機器から離れた場所は冷房
がききすぎるという問題が発生する。本発明は以上の従
来の課題を解決するものであって、オフィス全体の空調
能力を強化することなく、これらのOA機器のみを効率
よく冷却および/または該OA機器から発生する熱のみ
を効率よく吸収する方法とその方法に用いる冷却装置と
を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、内部に強制的に空気を取り入れて排気
する機構によって冷却する部分と、自然な空気の流れと
熱放射によって冷却する部分とを有するOA機器の裏面
および/または側面の配置され、少なくとも該OA機器
に対向しない面にフィンを有し、略全表面が、前記強制
空気冷却OA機器の排気温度および前記放射冷却OA機
器の表面温度のいずれよりも低くかつ事務所内空気の露
点よりも若干高い温度に保たれた板状物によって該OA
機器を冷却するOA機器の冷却方法
【0005】板状の容器と、該容器内に収容された作動
液と、容器内部の上方端部に容器壁と間隔を保って装着
された冷却管と、該冷却管の下方の容器内面に設けられ
たウイックと、前記容器の外面の少なくとも片面に配設
されたフィンとからなる冷却装置
【0006】冷却管は熱を良く伝える材料で作られてお
り、該冷却管の板状容器壁の貫通部分から外部にでた部
分が断熱材で被覆されており、さらに、該冷却管末端に
熱が伝わりにくい材料で作られた管が接続されており、
前記の断熱材による被覆が該接続部を越えて熱が伝わり
にくい材料で作られた管の一部に達している前述の冷却
装置
【0007】下部に、前記強制空気冷却OA機器の排気
を冷却装置背面(OA機器と対向しない面)に導入する
ためのフードを有する前述の冷却装置を提案するもので
ある。
【0008】市販されいるパソコンの大半は、ディスプ
レイユニットとコンピューター本体とからなっており、
その冷却方法は、ディスプレイユニットは自然放冷し、
コンピューター本体は前面または側面から空気を取り入
れて背面または側面に排出する強制空冷する構造となっ
ている。したがって、パソコン等の事務機器の熱を吸
収、除去するためには、ディスプレイユニットから放射
される熱を吸収するとともに、コンピューター本体から
排出された温かい排気を冷却する必要が有る。
【0009】本発明の冷却方法は上記のようなパソコン
等のOA機器を効果的に冷却する構成となっている。す
なわち、パソコン等のOA機器の背面または側面に冷却
装置を配置し、冷却装置の略全表面を上方に装着された
冷却管に冷水を供給することによって前記強制空気冷却
OA機器の排気温度および前記放射冷却OA機器の表面
温度のいずれよりも低くかつ事務所内空気の露点よりも
若干高い温度に冷却する一方、冷えた冷却装置の前面で
は主に熱放射によってディスプレイユニットを冷却し、
冷却装置の背面では主にコンピューター本体から排出さ
れた温かい排気を冷却するのである。
【0010】ここで、冷却装置の背面はパソコン等のO
A機器に相対していないので熱放射による冷却効果は期
待できないが、空気流ならばいわゆる対流熱伝達によっ
て冷却することができ、さらにフィンを設けることによ
ってより効果的に冷却できるのでフィンを設けている。
しかし、冷却装置の前面は主に熱放射によって冷却する
ため、フィンの効果はほとんど無いことからフィンは設
けられていない。
【0011】このように、本発明の冷却装置は、パソコ
ン等のOA機器を小さな冷却装置でその表も裏も用いて
効果的に冷却する構成となっているのである。なお、空
気流が冷却装置の前面にも部分的に通ることを考慮し
て、冷却装置の前面にもフィンを設ければ冷却効果が向
上することはいうまでもない。
【0012】さて、本発明の冷却装置はその略全表面を
冷却対象物、すなわち強制空気冷却OA機器の排気温度
および前記放射冷却OA機器の表面温度のいずれよりも
低くかつ事務所内空気の露点よりも若干高い温度に保こ
とによって結露等の問題を生じることなくOA機器を効
率よく冷却するのであるが、それを実現するために、冷
却装置は板状の容器に構成されており、該容器内には作
動液が収容され、容器内部の上方端部に容器壁と間隔を
保って冷却管を装着し、該冷却管の下方の容器内面には
ウイックが設けられている。
【0013】本発明の冷却装置は冷却管内部に、通常事
務所内を循環している7乃至12℃の冷水を導入するこ
とによって、冷却装置内部の作動液の蒸気を凝縮させ、
該凝縮液を冷却装置内面のウイックをつたって流下せし
め、そこで冷却対象物からの熱によって該凝縮液を再度
蒸発させるというものである。したがって、冷却装置の
表面温度は冷却装置内部の作動液の温度と同等となる
が、その冷却装置内部の作動液の温度は、冷却対象物の
温度に応じて、前記冷水の温度と前記冷却対象物の温度
との中間的な温度となる。
【0014】該冷却対象物の温度は30℃前後なので作
動液の温度は18℃前後となり、事務所内の通常の露点
である15℃より若干つ高めの温度となるわけである。
ここで、冷却装置の表面温度の微調整は、設計上は冷却
装置各部の冷却に関与する表面積の選定によって行うこ
とができ、また、装置の作動上は前記冷水の温度の調節
や、水量の調節によって行うことができることは言うま
でもない。
【0015】冷却装置の表面温度が事務所内空気の露点
よりも高いことは事務所内での使用上重要なことである
が、冷却装置全体としてこれを確実にするために、容器
内部に設置された冷却管はその取り付け部分を除いて容
器壁とは間隔を保つようにしてあり、さらに、該冷却管
の板状容器壁の貫通部分から外部にでた部分は断熱材で
被覆するよう構成されている。また、冷却管への冷水の
配管を容易とするため、樹脂等の熱が伝わりにくい材料
で作られた管を該冷却管末端に接続し、前記の断熱材に
よる冷却管の被覆が該接続部を越えて熱が伝わりにくい
材料で作られた管の一部にまで達するよう構成すること
もできる。
【0016】このように構成すれば、樹脂等の熱が伝わ
りにくい材料で作られた管で配管すれば、断熱等の工事
をおこなうことなく簡単に冷却装置への配管ができるこ
ととなる。
【0017】本発明の冷却装置は、該冷却装置の少なく
ともOA機器に対向しない面にはフィンを設けており、
その部分に前記の強制空気冷却OA機器の排気を導入す
る構成となっているが、冷却装置下部にフードを設ける
ことによってこれを一層確実にすることができる。
【0018】
【実施例】図1は本発明の冷却方法の実施状況の一例を
示したものである。OA機器の代表例としてパソコンを
示しているが、そのパソコンは、ディスプレイユニット
(11)とコンピューター本体(12)とからなってお
り、ディスプレイユニット(11)は表面からの熱放射
で自然冷却されており、コンピューター本体(12)は
前面から空気を吸い込み背面から温かくなった空気を排
出している。パソコンの背面には壁面(7)がありそこ
に本発明の冷却装置が取り付けられている。ここで、
(8)は冷却装置の壁取り付け用の部材である。
【0019】図2は、本発明の冷却装置を背面側より斜
めに見た所を示す。(1b)は板状容器の背面壁であ
り、(6)は前記背面壁に設けられたフィン、(10)
は板状容器の周囲に設けられた枠体、(13)は冷水の
配管接続端をそれぞれ示す。
【0020】図3は、本発明の冷却装置の断面図であ
り、その内部構造を示すものである。本図中、(1)で
示す壁材および(2)に示す縁部材にて本冷却装置の板
状容器が構成されている。
【0021】壁材(1)は銅、アルミ、鉄などの熱を良
く通す材料で作られている。該板状容器には、容器内上
部に容器壁とは間隔を保って冷却管(3)が取り付けら
れており、その下部には該板状容器の両壁面を覆いかつ
上端でつながった形状をしたウイック(4)が取り付け
りられている。なお、この板状容器には通常ヒートパイ
プに封入されているのと同様の作動液(5)が封入され
ている。また、この板状容器には背面側に(6)で示さ
れるフィンが多数設けられており、さらに、容器の周囲
は枠(10)で囲われている。
【0022】図4は、図2の右端部分を表側と裏側に切
断した断面図で、冷却管および配管の構成を示すもので
ある。本図中、(13)は図2に示した配管接続端(1
3)が連続して枠(10)の内部に延びている様子を示
している。この配管(13)は熱の伝わりにくい材料で
作られている。さらに、この配管(13)は図に示すよ
うに枠(10)の内部で冷却管(3)と接続されている
が、冷却管(3)の板状容器壁の貫通部分から外部に出
た部分は断熱材(14)で保冷されており、該断熱材は
配管(13)との接続部を越えて配管(13)側に達し
ている。
【0023】もとより、少し取り付け配管施工時に不便
にはなるが、単純に、配管の材料を冷却管(3)と同様
に金属などの熱を伝えやすいものとし、冷却管(3)の
板状容器から出た部分から配管(13)の端部まですべ
てを断熱材で保冷してもよく、また、冷却管(3)の端
部に直接外部からの配管を接続する構成としてもよい。
【0024】以上、図1乃至図4に示した実施の一例に
おける作用を以下に説明する。本発明の冷却装置の配管
(13)の接続端には事務所内を流れている冷水系統が
接続され、約12℃の冷水が供給される。
【0025】該冷水は冷却管(3)内をながれ、板状容
器内に充満している作動液の蒸気を冷却管(3)外面に
凝縮させる。凝縮液は落下して、ウイック(4)の上端
のつながり部分に至り、そこからウイック(4)に沿っ
て板状容器の両壁内面を伝い落ちる。その間に前記凝縮
液は外部から板状容器の壁を介して伝えられる熱によっ
て蒸発し蒸気となって再度上部の冷却間(3)に至り、
同じ作動を繰り返す。
【0026】一方、本発明の冷却装置の外部では、ディ
スプレイ(11)より放射された熱は、該冷却装置の前
面で受けて内部の作動液を蒸発させることにより吸収、
除去され、コンピューター本体(12)から排出された
温かい排気は冷却装置の背面に導入され背面を下から上
へと流れる間に冷却装置により冷却される。すなわち、
該排気の熱は、フィンの効果を利用しつつ冷却装置の背
面から内部に至り、内部の作動液を蒸発させることによ
り吸収、除去される。
【0027】ここで、冷却装置の壁面の温度は冷水温度
と冷却対象物の温度すなわちコンピューター本体(1
2)から排出される排気の温度およびディスプレイ(1
1)の表面温度との中間的な温度となるが、該壁面温度
は、構造的には冷却管(3)の本数を増減させることに
より上下させることができ、作動上は冷水の温度を変化
させたり、冷水の量を増減することによって調節するこ
とができるのである。
【0028】図3において、ウイック(4)として網状
のものを用いそれを前面から背面に渡した形状の例を示
したが、本発明の冷却装置に用いられるウイックならび
に凝縮液の冷却装置壁面への連絡手段はこの形状に限ら
れるものでは無く、例えば図6aのように表面および裏
面に設置されたウイックがそれぞれ別の冷却管からの凝
縮液を受けるように配置される場合、図6bや図6cの
ようにウイックは表裏にそれぞれ独立して設けられてい
て別にウイックへ凝縮液を導入する手段が配設される場
合等各種の形態とすることができ、またウイックそのも
のとしても網状、織物状、不織布状、溝状成形各種の形
態とすることができる。
【0029】また、図6cや図6dの示すように壁面で
蒸発した蒸気を冷却管へスムーズに導くためにウイック
や凝縮液連絡手段に穴(16)をあけることも可能であ
る。また、図3において、冷却管(3)は壁面および縁
部材とは間隔をおいて配置してあるが、この間隔には構
造上熱を通しにくい材料を挟むこともできることはいう
までもない。
【0030】図5は冷却装置下部にフード(15)を設
けた場合の一例を示している。本発明の冷却装置は、該
冷却装置の少なくともOA機器に対向しない面にはフィ
ンを設けており、その部分に前記の強制空気冷却OA機
器の排気を導入する構成となっているが、本図のように
冷却装置下部にフードを設けることによってこれを一層
確実にすることができる。
【0031】通例のOA機器のまわりはローパーティシ
ョンで囲われていることが多いが、本発明の冷却装置が
そのローパーティションと間隔をおいて立てて配置され
る場合にはローパーティションと本発明の冷却装置との
間の空間に排気を誘導するフードだけあれば、ローパー
ティションと本発明の冷却装置との間に入った排気は両
端のフィンの高さを高くしたり、冷却装置の壁取り付け
用の部材(8)を利用したりすることによって散らすこ
となく冷却装置の背面を流すことができるが、特にロー
パーティションなどが設置されてない場合には図5のよ
うに冷却装置の背面側にも通路を設けるようにし、なお
かつフードを含めて冷却装置が自立するように構成する
と便利である。
【0032】
【発明の効果】(1) 本発明の冷却方法は、熱の発生
源であるOA機器のみを効率よく冷却および/または該
OA機器から発生する熱のみを効率よく吸収するので、
該OA機器から発生する熱の対策としてオフィス全体の
空調能力を強化する必要が無く、したがつて、OA機器
から離れた場所は冷房がききすぎるという問題は生じる
ことが無い。 (2) 本発明の冷却方法は、OA機器の裏面および/
または側面に配置され、少なくとも該OA機器に対向し
ない面にフィンを有し、略全表面が事務所内室温より充
分低くかつ事務所内空気の露点よりも若干高い温度に保
たれた板状物によって、OA機器を冷却および/または
該OA機器から発生する熱を吸収するので、OA機器の
うち内部に強制的に空気を取り入れて排気する機構によ
って冷却する部分については、その排気を該板状物の少
なくとも裏面に誘導してフィンを用いて効率よく該排気
を冷却し、一方OA機器の中の自然な空気の流れと熱放
射によって冷却する部分については該板状物の表面と対
向させて放射熱を吸収させて冷却するので、OA機器か
ら発生する熱全体を効果的に冷却することができる。 (3) 本発明の冷却方法は、OA機器の裏面および/
または側面に配置され、少なくとも該OA機器に対向し
ない面にフィンを有し、略全表面が事務所内室温より充
分低くかつ事務所内空気の露点よりも若干高い温度に保
たれた板状物によって、OA機器を冷却および/または
該OA機器から発生する熱を吸収するので、OA機器の
うち内部に強制的に空気を取り入れて排気する機構によ
って冷却する部分については、その排気を該板状物の少
なくとも裏面に誘導してフィンを用いて効率よく該排気
を冷却し、一方OA機器の中の自然な空気の流れと熱放
射によって冷却する部分については該板状物の表面と対
向させて放射熱を吸収させて冷却するので、冷却用の板
状物の全体を有効に作用させることができて冷却装置を
小型にすることができ、冷却装置のためのスペースが小
さくて良い。 (4) 本発明の冷却装置は、板状の容器と、前記容器
内に収容された作動液と、容器内部の上方端部に容器壁
と間隔を保って装着された冷却管と、該冷却管の下方の
容器内面に設けられたウイックとによって構成したの
で、容器表面の温度は容器内部の作動液と該作動液の蒸
気の温度に近い温度、すなわち冷却管内の冷却水の温度
とオフィス内室温との間の温度となるので、低温の冷却
水によって結露するという問題を生じず、オフィス内で
の使用に好適である。 (5) 本発明の冷却装置は、金属製の冷却管の、板状
容器壁の貫通部分から外部にでた部分が断熱材で被覆さ
れているので、冷却管の結露をも防止することができ、
さらに、冷却管末端に熱が伝わりにくい材料で作られた
管が接続され、断熱材による被覆が該接続部を越えて熱
が伝わりにくい材料で作られた管の一部にまで達してい
るので、配管接続部を含め冷却装置全体として結露する
ことがない。 (6) 本発明の冷却装置は、下部に前記強制空気冷却
OA機器の排気を冷却装置背面(OA機器と対向しない
面)に導入するためのフードを有しているので、該強制
空気冷却OA機器の排気を散らすことなく冷却部に導入
することができ、より確実にOA機器からの熱を吸収、
除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却方法及び冷却装置の使用状態の側
面図
【図2】本発明の冷却装置を背面から見た斜視図
【図3】本発明の冷却装置の断面側面図
【図4】本発明の冷却装置の右端部を表裏に切断した断
面図
【図5】本発明の冷却装置にフードを付加した斜視図
【図6a】本発明の他の冷却装置の断面側面図
【図6b】本発明の他の冷却装置の断面側面図
【図6c】本発明の他の冷却装置の断面側面図
【図6d】本発明の他の冷却装置の断面側面図
【符号の説明】
1 冷却装置 1a 正面壁 1b 背面壁 2 縁部材 3 冷却管 4 ウイック 5 作動液 6 フィン 7 壁面 8 壁取り付け用の部材 10 枠体 11 ディスプレイ 12 コンピューター本体 13 配管 14 断熱材 15 フード 16 穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 足立 昌弘 大阪市西淀川区御幣島6丁目7番5号 株 式会社笹倉機械製作所内 (72)発明者 植村 実 大阪市西淀川区御幣島6丁目7番5号 株 式会社笹倉機械製作所内 (72)発明者 沢田 磐雄 大阪市西淀川区御幣島6丁目7番5号 株 式会社笹倉機械製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に強制的に空気を取り入れて排気する
    機構によって冷却する部分と、自然な空気の流れと熱放
    射によって冷却する部分とを有するOA機器の裏面およ
    び/または側面に配置され、少なくとも該OA機器に対
    向しない面にフィンを有し、略全表面が、前記強制空気
    冷却OA機器の排気温度および前記放射冷却OA機器の
    表面温度のいずれよりも低くかつ事務所内空気の露点よ
    りも若干高い温度に保たれた板状物によって該OA機器
    を冷却するOA機器の冷却方法
  2. 【請求項2】板状の容器と、該容器内に収容された作動
    液と、容器内部の上方端部に容器壁と間隔を保って装着
    された冷却管と、該冷却管の下方の容器内面に設けられ
    たウイックと、該冷却管外面で生成する凝縮液をウイッ
    クへ導く手段と、前記容器の外面の少なくとも片面に配
    設されたフィンとからなる冷却装置
  3. 【請求項3】冷却管は熱を良く伝える材料で作られてお
    り、該冷却管の板状容器壁の貫通部分から外部にでた部
    分が断熱材で被覆されており、さらに、該冷却管末端に
    熱が伝わりにくい材料で作られた管が接続されており、
    前記の断熱材による被覆が該接続部を越えて熱が伝わり
    にくい材料で作られた管の一部に達している特許請求の
    範囲請求項2記載の冷却装置
  4. 【請求項4】下部に、前記強制空気冷却OA機器の排気
    を冷却装置背面(OA機器と対向しない面)に導入すめ
    ためのフードを有する特許請求の範囲請求項2記載の冷
    却装置
JP7261591A 1991-01-16 1991-01-16 Oa機器の冷却方法および冷却装置 Pending JPH05141830A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7261591A JPH05141830A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 Oa機器の冷却方法および冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7261591A JPH05141830A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 Oa機器の冷却方法および冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05141830A true JPH05141830A (ja) 1993-06-08

Family

ID=13494470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7261591A Pending JPH05141830A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 Oa機器の冷却方法および冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05141830A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016035663A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 国立大学法人 東京大学 冷却システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0236779B2 (ja) * 1981-07-20 1990-08-20 Nippon Jidosha Buhin Sogo Kenkyusho Kk
JPH0254065B2 (ja) * 1982-06-30 1990-11-20 Nippon Nosan Kogyo Kk

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0236779B2 (ja) * 1981-07-20 1990-08-20 Nippon Jidosha Buhin Sogo Kenkyusho Kk
JPH0254065B2 (ja) * 1982-06-30 1990-11-20 Nippon Nosan Kogyo Kk

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016035663A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 国立大学法人 東京大学 冷却システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6138093B2 (ja) サーバ冷却システム及びその冷却方法
EP0771138A1 (en) Cooling device for electric components in a casing of a travelling structure
KR20180096080A (ko) 제습기
JPH05141830A (ja) Oa機器の冷却方法および冷却装置
JP3887857B2 (ja) 沸騰冷却装置及びそれを用いた筐体冷却装置
CN100373100C (zh) 空调器的室外单元
JP6130125B2 (ja) 冷房用パネル、及びそのパネルを備える冷房システム
CN215345579U (zh) 一种相变散热器以及电子器件
JP3539151B2 (ja) 冷却装置
JP2001358488A (ja) 設備用冷却装置
JP3893651B2 (ja) 沸騰冷却装置及びそれを用いた筐体冷却装置
JPH06129787A (ja) 放熱用壁構造
JPS6111591A (ja) ヒ−トパイプ熱交換器
CN218993562U (zh) 便携式空调
JP2887188B2 (ja) 冷蔵庫の放熱装置
CN113966927B (zh) 散热装置及酒柜
JPH10160314A (ja) 吸収式冷蔵庫
CN213514175U (zh) 一种空调室外机的降噪装置
JP2000105087A (ja) 冷却装置
CN113970210B (zh) 制冷组件及酒柜
JPH0741262U (ja) 屋外用筐体の冷却構造
JP3331039B2 (ja) 気体乾燥装置
JPH0626771A (ja) 板状ヒートパイプを組込んだ間仕切パネル
JPH0734300Y2 (ja) 蓄熱器用反応器
JPH06249465A (ja) 空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970325