JPH05140960A - 止水板 - Google Patents

止水板

Info

Publication number
JPH05140960A
JPH05140960A JP3014589A JP1458991A JPH05140960A JP H05140960 A JPH05140960 A JP H05140960A JP 3014589 A JP3014589 A JP 3014589A JP 1458991 A JP1458991 A JP 1458991A JP H05140960 A JPH05140960 A JP H05140960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stop plate
asphalt
water stop
rubber material
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3014589A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2641805B2 (ja
Inventor
Tetsuo Tomota
哲郎 友田
Shigeo Kitaoka
茂雄 北岡
Etsuo Tatara
悦雄 多々良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shizuoka Rekisei Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Shizuoka Rekisei Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shizuoka Rekisei Kogyo Co Ltd filed Critical Shizuoka Rekisei Kogyo Co Ltd
Priority to JP3014589A priority Critical patent/JP2641805B2/ja
Publication of JPH05140960A publication Critical patent/JPH05140960A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2641805B2 publication Critical patent/JP2641805B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的]コンクリートとコンクリートとの間の施行継目
の防水等に使用される止水板の接着強度及びコストの低
減化を図る。 [構成]止水板1の材質は、アスファルトに、ゴム質の
材料、又は、ゴム質の材料及びプラスチック材料、又
は、ゴム質の材料及び繊維、又は、プラスチック材料及
び繊維、又は、プラスチック材料及び有機物繊維を含ん
でなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、止水板に係り、特に止
水板の材質に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の止水板においては、材質的には、
ブチル系のものが多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ブチル系の止水板にお
いては、表1に示すように、被着体例えば、コンクリー
トとの接着強度の点で充分満足できるものではなく、
又、価格的にもコスト高となるという問題点があった。
【0004】本発明は、前記した従来の問題点を解決す
るためになされたもので、被着体との接着強度を向上し
且つコストの低減化を図った止水板を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の止水板においては、アスファルトに、ゴム
質の材料を含んでなるものである。
【0006】又、本発明の止水板においては、アスファ
ルトに、ゴム質の材料及びプラスチック材料を含んでな
るものである。
【0007】又、本発明の止水板においては、アスファ
ルトに、ゴム質の材料及び繊維を含んでなるものであ
る。
【0008】又、本発明の止水板においては、アスファ
ルトに、プラスチック材料及び繊維を含んでなるもので
ある。
【0009】又、本発明の止水板においては、アスファ
ルトに、プラスチック材料及び有機物繊維を含んでなる
ものである。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明する
と、図1において、1は、止水板で、止水板1は、被着
体例えば、コンクリート2とコンクリート2との施行継
目3の防水等に使用されるものである。
【0011】止水板1の材質は、以下のようになってい
る(表1〜表3参照)。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】
【表3】
【0015】なお、軟化点(℃)・針入度(1/10mm) の
実験方法は、アスファルトの一般的な試験(JIS規
格)方法により行ない、又、マシン油、芳香族系オリゴ
マーは、材質の軟らかさ調整等のために入れている。
【0016】アスファルトにゴム質の材料(例えば、熱
可塑性ゴム)を配合してなる止水板1(実施例1及び実
施例2)は、従来のブチル板に比較して、接着強度(kg
/cm2)は、向上する[従来のブチル板の接着強度は、1.
93であるのに対して、実施例1及び実施例2のそれは、
2.46,3.20である。(表1参照) ]。
【0017】又、アスファルトにゴム質の材料(例え
ば、熱可塑性ゴム、天然ゴム)及びプラスチック材料
(例えば、エチレンー酢酸ヒ゛ニル 共重合樹脂)を含んで
なる止水板(実施例3乃至実施例7)1は、コンクリー
トとの接着強度(kg/cm2)も向上し(4.11〜5.55 )且
つ剥れ状態(凝集破壊)も良好である(従来のブチル板
の接着強度は、1.93であるのに対して、実施例1及び実
施例2のそれは、4.11〜5.55 ・・表1及び表2参照)
【0018】特に、実施例7のものは、実施例1乃至実
施例6に比し、軟化点の温度が高くなり、温水槽の止水
板に適している。又、軟化点の温度を上げるためには、
実施例8乃至実施例10に示すように、繊維を入れると良
い。
【0019】実施例8乃至実施例10のものは、破壊まで
の伸びが低下するが、実施例11に示すように、繊維を有
機質のものにすると軟化点及び破壊までの伸びが共に向
上する。
【0020】なお、表3中のナフテン系低粘度オイル は、商品
名「サンセン4240」であり、クロロフ゜レンコ゛ムは、商品名「ネ
オプレンラテックス736 」であり、ロックウ-ルは、150 μ日
東紡績(株)製 商品名「ミクロファイバーNIX」で
ある。
【0021】又、表3中の繊維を含む実施例8乃至実施
例11のロックウ-ルの60, ホ゜リエステル樹脂 2mmの10の数値は、繊
維を除いたものを100 重量部としたときの重量部を示し
たものである[例えば、実施例8においては、ストレートアスフ
ァルト 62重量部、マシン 油20重量部、商品名 オリコ゛テック1300
5 重量部、商品名 オリコ゛テック1030 3重量部、エチレンー 酢
酸ヒ゛ニル 共重合樹脂 10重量部、(ストレートアスファルト 〜エチレ
ンー 酢酸ヒ゛ニル 共重合樹脂の合計100 重量部に対してロックウ
-ル 60重量部である。)]。
【0022】又、実施例8乃至実施例11の止水板1の剥
れ状態は、凝集破壊で良好である。
【0023】なお、上述の接着強度(kg/cm2)及び剥れ
状態は、2個の円筒形状の被着体(モルタル)の間に止
水板1を接着させ、室温で1週間程度養成した後、引っ
張り速度50mm/min 室温20℃で引っ張り接着力を測定
し、1cm2 当たりに換算した。又、このとき同時にその
剥れ状態を観察した。
【0024】剥れ状態においては、止水板としては、凝
集破壊が望ましい。止水板として、水密性を保つ必要が
あるからである。
【0025】なお、実施例1乃至実施例11に挙げたもの
は、接着試験の結果、止水板(試料)の凝集破壊となる
か、止水板(試料)が伸びた後の止水板(試料)と被着
体(モルタル)との界面で剥れる界面剥離となる。
【0026】従って、本発明の止水板をコンクリート
(被着体)に実際に用いた場合、止水板をコンクリート
(被着体)に密着成形でき、しかも伸びも十分に有する
ので、コンクリート(被着体)とコンクリート(被着
体)との間が動いたとしても、コンクリート(被着体)
の間に間隙が生じることが防止され止水性を保つことが
できる。
【0027】又、特に、地下コンクリート構築物の施行
継目に、実施例1乃至実施例11記載の止水板1を使用す
ると、止水板1は、アスファルトを多く含むため、土中
においても安定である。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0029】本発明の止水板は、アスファルトに、ゴム
質の材料を含むため、従来のブチル系の止水板に比較
し、被着体との接着強度(kg/cm2)が向上し、被着体と
被着体との間が動いたとしても、被着体の間に間隙が生
じることが防止され、止水性を保つことができ、しかも
安価なアスファルトを使用できコストの低減化を図った
止水板を得ることができる。
【0030】又、本発明の止水板は、アスファルトに、
ゴム質の材料及び繊維を含んでなるため、従来のブチル
系の止水板に比較し、被着体との接着強度(kg/cm2)が
向上し、被着体と被着体との間が動いたとしても、被着
体の間に間隙が生じることが防止され、止水性を保つこ
とができ、しかも安価なアスファルトを使用できコスト
の低減化を図ると共に軟化点の高い止水板を得ることが
できる。
【0031】又、本発明の止水板は、アスファルトに、
プラスチック材料及び繊維を含んでなるため、従来のブ
チル系の止水板に比較し、被着体との接着強度(kg/c
m2)が向上し、被着体と被着体との間が動いたとして
も、被着体の間に間隙が生じることが防止され、止水性
を保つことができ、しかも安価なアスファルトを使用で
きコストの低減化を図ると共に軟化点の高い止水板を得
ることができる。
【0032】又、本発明の止水板は、アスファルトに、
プラスチック材料及び有機物繊維を含んでなるため、従
来のブチル系の止水板に比較し、被着体との接着強度
(kg/cm2)が向上し、被着体と被着体との間が動いたと
しても、被着体の間に間隙が生じることが防止され、止
水性を保つことができ、しかも安価なアスファルトを使
用できコストの低減化を図ると共に軟化点が高く且つ破
壊までの伸びが向上した止水板を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す止水板の使用形態を概
略的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 止水板 2 コンクリート 3 施行継目

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アスファルトに、ゴム質の材料を含んでな
    ることを特徴とする止水板。
  2. 【請求項2】アスファルトに、ゴム質の材料及びプラス
    チック材料を含んでなることを特徴とする止水板。
  3. 【請求項3】アスファルトに、ゴム質の材料及び繊維を
    含んでなることを特徴とする止水板。
  4. 【請求項4】アスファルトに、プラスチック材料及び繊
    維を含んでなることを特徴とする止水板。
  5. 【請求項5】アスファルトに、プラスチック材料及び有
    機物繊維を含んでなることを特徴とする止水板。
JP3014589A 1991-02-05 1991-02-05 止水板 Expired - Lifetime JP2641805B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3014589A JP2641805B2 (ja) 1991-02-05 1991-02-05 止水板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3014589A JP2641805B2 (ja) 1991-02-05 1991-02-05 止水板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05140960A true JPH05140960A (ja) 1993-06-08
JP2641805B2 JP2641805B2 (ja) 1997-08-20

Family

ID=11865357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3014589A Expired - Lifetime JP2641805B2 (ja) 1991-02-05 1991-02-05 止水板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2641805B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110761334A (zh) * 2019-09-27 2020-02-07 中国二十冶集团有限公司 止水钢板

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5173085A (ja) * 1974-12-12 1976-06-24 Toyo Tire & Rubber Co
JPS5625525A (en) * 1979-08-06 1981-03-11 Nisshin Kogyo Kk Waterproofing work of underground structure and asphalt composite board
JPS5715737A (en) * 1980-06-30 1982-01-27 Abe Kogyo Kk Waterproofing execution
JPS5927220U (ja) * 1982-08-12 1984-02-20 中嶋 善明 止水材
JPS59129122A (ja) * 1983-01-14 1984-07-25 Daiwa Kobunshi Kogyo Kk 防水シ−トの製造法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5173085A (ja) * 1974-12-12 1976-06-24 Toyo Tire & Rubber Co
JPS5625525A (en) * 1979-08-06 1981-03-11 Nisshin Kogyo Kk Waterproofing work of underground structure and asphalt composite board
JPS5715737A (en) * 1980-06-30 1982-01-27 Abe Kogyo Kk Waterproofing execution
JPS5927220U (ja) * 1982-08-12 1984-02-20 中嶋 善明 止水材
JPS59129122A (ja) * 1983-01-14 1984-07-25 Daiwa Kobunshi Kogyo Kk 防水シ−トの製造法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110761334A (zh) * 2019-09-27 2020-02-07 中国二十冶集团有限公司 止水钢板

Also Published As

Publication number Publication date
JP2641805B2 (ja) 1997-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
BR9712551A (pt) Mistura, construção de amortecimento de vibrações de camada forçada, compósito de amortecimento de vibrações, construção bidirecional de amortecimento de vibrações de camada forçada, artigo adesivo sensìvel à pressão revestido, artigo revestido de liberação, e, processos para produzir uma mistura e para produzir uma fita adesiva sensìvel à pressão
JPH027826B2 (ja)
KR102006272B1 (ko) 부틸 자착식 방수방근시트 및 이를 이용한 방수방근공법
KR100777387B1 (ko) 자착식 방수 시트, 이를 이용한 방수 공법 및 방수 구조
KR101805764B1 (ko) 도로 균열부의 보수 및 방수 시공용 자착식 테이프 및 이의 제조 방법
KR102060969B1 (ko) Pvc 시트를 이용한 복합 절연 방수공법
JPS643915B2 (ja)
US20190366685A1 (en) Pressure-sensitive adhesive and products
JPH05140960A (ja) 止水板
JP6864139B1 (ja) ブチルゴム系粘着剤組成物、粘着テープ、屋根用防水シート及び接合体
KR20220103307A (ko) 도막방수용 이지코트 및 이를 이용한 복합방수공법
KR200435848Y1 (ko) 이소프렌 이소부틸렌 고무를 이용한 콘크리트 구조물용 방수 시트 및 이를 포함하는 적층구조물
CN106827741A (zh) 一种复合防水卷材及其制备方法
JPH0219358B2 (ja)
KR20010090026A (ko) 폴리에스터 개량 방수 시트 및 이를 이용한 방수공법
CN1111233C (zh) 土工膜及复合土工膜在防渗施工中接边粘结方法
KR101994773B1 (ko) 콘크리트 구조물의 크랙에 의한 누수를 방지하기 위한 슁글을 포함하는 방수층
CN213227893U (zh) 一种水泥基渗透结晶型防水卷材
KR100783985B1 (ko) 터널 방수 방법
JPH01263155A (ja) 滑動層を有するアスフアルト系防水シート
JP2001132179A (ja) 改質アスファルト防水材料およびそれを用いた積層防水施工法
JP2001299181A (ja) シロアリ侵入防止剤およびシロアリ侵入防止方法
CN215512607U (zh) 表面热压复合丙纶短纤针刺非织造布的sbs防水卷材
CN1111239C (zh) 一种建筑防水施工方法
CN216040757U (zh) 一种皮肤式的铁路框涵防水构造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 14